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トップページ我那覇響 > 響「え?好きな人から好きって言ってもらえないと苦しくなる病気?」



1 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 16:44:21.06 ID:OzjNz7tZO


「XX公園を発祥地に、珍しい病気が流行しており……」


「人から人へと伝染していき、非常に危険性の高い………」


響「へー、そんな病気が流行ってるんだ」


響「こんなにニュースで大騒ぎしてるんだから、気を付けなくちゃね」


響「でも自分、今は健康だし大丈夫だよね!」







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2 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 16:48:05.36 ID:OzjNz7tZO


響「それに、この病気って好きな人がいる前提じゃないか!」


響「好きな人なんて、自分……」


ハム蔵「ジュッ」


響「な、何でプロデューサーの名前が出てくるんだ!ハム蔵!」///


響「もう……あ!もうこんな時間!」スクッ


響「じゃあみんな、行ってくるね!」ガチャッ


響「あっ、暇だったらテレビ観てていいからね!いぬ美!」


いぬ美「バウッ」



バタンッ


いぬ美「……………」ピッ


「なお、この病気は動物が多い環境にいる人ほどかかりやすく……」


「ペットをお持ちの方は、注意して………」



いぬ美「………………」




3 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 16:50:09.63 ID:OzjNz7tZO


事務所



ガチャッ


響「はいさーい!」


P「おっ、響か。おはよう」


響「あ、プロデューサー!はいさーい!」


P「いやぁ〜、今日は寒いなぁ……」


響「プロデューサー、だらしがないぞ!」


響「寒さなんて、吹っ飛ばす勢いでいかなくっちゃ!」


P「ははは……響は喜んで庭を駆け回るタイプだな」




4 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 16:52:26.73 ID:OzjNz7tZO


響「寒いんだったら、自分があったかい『さんぴん茶』を買って来てあげる!」


響「待っててね!」タタタ


P「あぁ、響!そんな、俺は大丈……」


バタンッ



P「……行っちゃったか」


P「全く……行動が早いやつめ」




5 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 16:56:00.17 ID:OzjNz7tZO


響「えっと……たしか、ここにあるはず……」


響「あった!自動販売機!」


響「えーと、あったかいさんぴん茶は……」


響「あったかいのは……」


響「……………///」


響「………あったかい……ぞ///」


響「………………///」


響「あ、あれ?何か、体が熱くなってる……?///」


響「……な、何か、胸が……チクチクする……///」


響「何だろう……何か……苦しい……ぞ……///」


響「ハァ……ハァ……///」


響「プロ……デュー……サー……///」




6 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 16:59:54.86 ID:OzjNz7tZO


ガチャッ


P「ん?響か?さんぴん茶は……」


響「プロデュー……サー……///」


響「ハァ……ハァ……///」


P「ひっ、響!!?」


P「どうしたんだ!?顔、真っ赤だぞ!?」


響「ハァ……ハァ……苦しい、ぞ……///」


P「苦しいのか!?熱か!?」




7 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:03:18.50 ID:OzjNz7tZO


P「とにかく、ソファに座っといてくれ!」


響「う、うん……///」ストンッ


P「何てこった……どうしよう……」


P「救急車を呼ぶべきか……?」


P「いや、直接連れて行った方が……うーん……」


響「……………///」ぼーっ



響「……プロデューサー……///」


P「あーでもない、こーでも…………え?」


P「ど、どうした?なんだ?何かして欲しいのか?」


響「……こっち、来て///」


P「え?」




8 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:06:27.44 ID:OzjNz7tZO


P「あ。あぁ……いいけど」スタスタ


P「ほら、来たぞ」


響「……隣に、座って欲しいぞ///」


P「えぇ?隣に?」


P「……まぁ、いいけど」ストンッ


P「なんなんだ?何をして欲しいんだ、響?」


響「………んっ///」スッ



P「わっ!」


P「きゅ、急に肩によりかかって来るなよ……ビックリするじゃないか」


響「ん……ゴメン……///」スリスリ




9 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:12:02.77 ID:OzjNz7tZO


P「……えっと、どうしたんだ?響?」


P「今度は頬を肩にすり寄せて来て……」


響「……なんか、わかんないけど……///」スリスリ


響「こうしてたら、凄く落ち着くんだ……///」スリスリ


P「えっ?そうなのか?」


響「うん……でも、まだちょっと苦しい……ハァ……ハァ……///」


P「え、えぇぇ……ど、どうすればいいんだ?」


P「俺に出来ることなら、何だってするぞ!」


響「…………ほ、本当?///」




13 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:19:51.63 ID:OzjNz7tZO


P「あぁ!何でも言ってくれ!」


P「食べたい物だって用意するし、代えの服だって買って来るぞ!」


響「じゃ、じゃあ……///」


響「……好きって、言って、欲しい……///」


P「…………え?」


響「自分の事、好きって……///」


P「な、何でだ?そんな必要ないんじゃ……」


響「わかんないけど……言って欲しいんだぞ……///」


響「そしたら、苦しくなくなりそうだから……///」


P「そ、そうなのか?」




15 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:31:52.80 ID:OzjNz7tZO


響「うん……だから……早くぅ……///」ハァハァ…


P「………わ、わかった」


P「………好き、だ」


響「もっと、ハッキリ言って欲しい……///」


P「………好きだ」


響「もっと!もっと言ってぇ!///」


P「ひ、響が好きだ!!」


響「ギュッて!ギュッって抱きながら言って欲しいぞ!///」


P「響!!好きだ!!愛してる!!」ギュッ


響「プロデューサー……///」ギュッ


P「響!!」ギュウゥゥゥ……


響「自分も……自分もプロデューサーの事……///」


響(……………)


響(ん?…………あれ?)


響(さっきまで、あんなに苦しかったのに……)


響(……もう、なんともないぞ!)




16 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:37:29.69 ID:OzjNz7tZO


響「やったぁ!治っ……」


P「響!!響ぃ!!」ギュウゥゥゥ……


響「………………」


響「………………」


響「……っ!!!??///」


響「わ、わあぁぁぁああ!?///」どんがら


P「!?」


P「きゅ、急に離れるなよ……ビックリしたじゃないか……」


響「い、今、自分、プロデューサーと……///」


響「…………………」


響「…………へ、変態プロデューサー!!!///」タタタ…


P「ええぇ!?お前がしろって……」


バタンッ









P「………出て行った…」


P「なんだったんだ……いったい」




17 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:42:36.19 ID:OzjNz7tZO


次の日


ガチャッ


響「………お、おはよう……」


P「……あ、あぁ、響。おは……」


響「っ!!」


響「…………///」タタタッ…



バタンッ



P「………………」


P「出て行ったか……」


小鳥「……響ちゃん、今様子おかしかったですよね?」


小鳥「どうしたのかしら……?」


P「えぇ……ちょっと、色々ありまして……」


小鳥「…………?」




18 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:47:29.68 ID:OzjNz7tZO


玄関前


響「………………」


響「うぅぅ……恥ずかしくて、プロデューサーの顔見れないぞ……///」


響「あの後、特に異常が無かったのはいいけど……」


響「治った時自分、プロデューサーと……」


響「……………」


響「うんぎゃー!!思い出しただけで、恥ずかしいぞ!!///」


響「ううぅ……///」


雪歩「あれ、響ちゃん?」


響「……あ、雪歩!」


雪歩「どうしたの?玄関前で体育座りして?」


響「ちょっと、ね……」


雪歩「……?」


雪歩「あっ、そういえば、響ちゃんが前に言ってたさんぴん茶ってどこに売ってるの?」


響「え?あぁ、それならXX公園にある自動販売機にあるぞ」


雪歩「XX公園だね?ちょっと買ってくるね」スタスタ


響「うん、いってらっしゃーい!」




19 ◆p3yuNM37DY:2014/10/02(木) 17:52:12.98 ID:OzjNz7tZO


XX公園


雪歩「えっと……さんぴん茶……さんぴん茶……」


雪歩「あ、あった!」


雪歩「じゃあ、お金を入れて……」


雪歩「入れ………」


雪歩「………」


雪歩「あ、あれ?///」


雪歩「な、なんか、体が熱く……///」


雪歩「ハァ……ハァ……///」


雪歩「プロデュー………サー………///」













20VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/10/02(木) 17:54:53.14 ID:2fmSQ+Hfo


はい続けて



転載元:響「え?好きな人から好きって言ってもらえないと苦しくなる病気?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412235861/

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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2014年10月02日 18:43
    • 俺も響に好きって言ってもらいたくて胸が苦しいんだけどこれ病気だったのか…
    • 2
    • 2014年10月02日 19:30
    • あなたのはただの心筋梗塞ですからねー
      はやく救急車呼びましょうねー
    • 3
    • 2014年10月02日 21:02
    • ナンテオソロシイビョウキナンダー
      コノアトドウナルンダロウナー
      キニナルナー
    • 4 名無し春香さん
    • 2014年10月02日 22:32
    • ???「手術料は五千万ですぜ。あんたに払えるかね?」
    • 5 名無し春香さん
    • 2014年10月03日 00:27
    • 修羅場とフライデーのコンボ待ったなし!
    • 6
    • 2014年10月03日 01:04
    • え?雪歩に好きって言ってもらえないと苦しくなる病気?
    • 7 名無し貴音Pさん
    • 2014年10月03日 02:37
    • ああ、最近だるいのは、貴音に好きって言ってもらえないとなる症状だったか
      ひらめいた!
    • 8
    • 2014年10月04日 02:28
    • おれも真に好きっていってもらえないから風邪気味なのか
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