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トップページゆきまこ > 真「雪歩と成長出来た日」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 00:55:16.667 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「雪歩のわからずや!」

雪歩「で、でも…」

真「雪歩のそういうところ、本当に嫌い!」



4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 00:56:11.971 ID:SZB+LBCT0EVE.net

亜美「あれれ?いつもは仲良しな2人が珍しいね」

真美「本当だ、めっちゃ喧嘩してるね」

真「黙ってないで何とか言いなよ!イライラするなぁ!」バンッ



関連スレ
雪歩「私が成長出来た日」


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6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 00:57:30.609 ID:SZB+LBCT0EVE.net

雪歩「や、やめてよぉ…」

真美「ちょっとまこちん、ゆきぴょん怖がってるよ?」

真「ふん!雪歩なんかもう知らない!そうやっていつまでもウジウジしてたらいいんだよ!」プイッ


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 00:58:12.401 ID:SZB+LBCT0EVE.net

雪歩「そ、そんな…酷いですぅ!」

亜美「あぁ!?ゆきぴょん、泣かないで?ね?」

真美「うあうあー!まこちーん!何があったのさぁ!」


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 00:59:01.022 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「ふん!僕はもう知らないよ!じゃあね!」

バタンッ

真美「行っちゃった…」


12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:00:27.916 ID:SZB+LBCT0EVE.net

春香「ふんふふんふふーん♪今日も元気にお仕事ですよ、お仕事♪事務所までもう少し…」

やよい「うわぁぁぁぁぁあん!春香さーん!!」ダッ

春香「や、やよい!?どうしたの?こんな所で…」


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:02:35.525 ID:SZB+LBCT0EVE.net

やよい「うぅぅ…ま、真さんが…」

春香「真が?」

やよい「怖いですぅぅぅ!」

春香「へ?真は怖くなんか…」

真 ゴゴゴゴゴゴゴ

春香「…」


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:04:25.948 ID:SZB+LBCT0EVE.net

春香「…何あれ?背後に阿修羅みたいな顔が見える…」

やよい「うぅぅ…春香さぁん…なんとかならないですか?」

春香「む、無茶言わないでよ…あんな状態の人間に話かけられるなんて、よっぽどの無神経かバカだよ…」


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:08:22.514 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「お?真じゃないか、どうしたんだ?そんな怖い顔して?」

春香「ひ、響ちゃん!?」

やよい「春香さん…響さんのことそんな風に…」

春香「ち、違うよ!?何にでも例外はあるんだよ!?」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:10:58.942 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「…何だ、響か…ごめん、悪いんだけど、今人と話す気分じゃないんだ…」ゴゴゴゴゴゴゴ

響「ふぅん、でもそう言う時こそ人と話すべきだと思うぞ?」


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:11:33.865 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「響に何がわかるのさ!何にも知らないくせに!」

響「…だからだぞ、何にも知らないから教えてほしいんじゃないか」

真「響…」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:12:26.365 ID:ihoQVbWb0EVE.net

よう言った!それでこそ響や!


24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:12:29.600 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「教えてくれよ、真、そこに隠れてる春香とやよいも心配してるぞ?」

春香「真…」

やよい「真さん…」

真「春香…やよい…はははは…こんなだから、雪歩とも喧嘩しちゃうんだよね…」


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:15:24.215 ID:SZB+LBCT0EVE.net

やよい「え?真さん、雪歩さんと喧嘩したんですか!?」

響「仲良し2人が珍しいぞ」

真「うん…雪歩があまりにも頑固だから…ついカッとなって…」


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:18:35.205 ID:SZB+LBCT0EVE.net

春香「でも雪歩って変なところで頑固だし、真は真で結構短気だからね…」

響「よくよく考えてみたらなんで仲良しなんだろうな…」

真「ははは…このまま雪歩に嫌われて…嫌われ…て…」


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:21:28.842 ID:SZB+LBCT0EVE.net

春香「ま、真?」

真「うぅぅ…嫌だぁ…雪歩に…嫌われたら…僕…僕…」

やよい「はわわ!?大丈夫ですよ!真さん!」

真「で、でもぉ…」


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:21:59.107 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「普段雪歩の方が目立つから目立ってないけど、真も大概雪歩大好きだよね…」

春香「そんなになるなら喧嘩しなかったら良かったのに…」

真「しちゃったものはしょうがないだろ!」


34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:24:37.598 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「なんだ、わかってるじゃないか」

真「へ?」

響「そうだぞ、喧嘩しちゃったものはしょうがないんだから仲直りするためにどうするかを考えるべきだぞ」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:25:27.931 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「でも…絶対許してくれないよ…せっかく今日は雪歩の誕生日だったのに…」

響「ならちょうどいいじゃないか、雪歩にプレゼント渡す時に謝ればいいんだよ、ほら、一緒にプレゼント探しに行くぞ!」グイグイ

真「うわぁ!?響、待ってよぉ!?」

春香「あらら…」

やよい「行っちゃいました…」


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:27:54.770 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「ほら、真、雪歩の好きなもの買いに行くぞ!雪歩は何が好きなんだ?」

真「…雪歩みたいに…僕と違って可愛い女の子の趣味なんてわかんないよ…」


37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:30:41.406 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「…これは重症だぞ…じゃあもう自分のセンスで行くからね!」

真「そうしてよ…」

響「プレゼントだったら…服とかがいいかなぁ…よし!まずはジーンズファクトリーにでも…」


39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:33:13.806 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「そんなわけないだろ!?雪歩にはもっとこう…白くて…ふわふわで…可愛くて…そういうのが!」

響「なんだ、やっぱりよくわかってるんじゃないか」

真「あっ…」


40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:37:19.053 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「じゃあそれ買いに行こうよ、この間できたショッピングモールとかいいんじゃない?」

真「うん…響」

響「ん?」

真「…ありがとう」

響「ふふふ、なんくるないさー!ほら、行くよ」

真「うん…えへへ」


41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:38:37.067 ID:SZB+LBCT0EVE.net

ショッピングモール

真「いいよ!いいよ響!可愛い!やっぱり響にはフリフリな服が似合うからいいよなぁ…」

響「ま、真…自分、こんなフリフリの服恥ずかしいぞ…」


42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:40:29.298 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「え~?こんなに似合ってるのに?」

響「もう!だいたい今日来た目的はそれじゃないでしょ!」

真「はっ!?そうだった!」

響「しっかりしてよね!」


43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:42:02.019 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「はっ!?そうだった!」

響「しっかりしてよね!」

真「ご、ごめんよ…響…響が可愛いからつい…」

響「うぎゃー!照れるからやめてそういうこと言うのやめてよ!」


44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:42:20.403 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「はっ!?そうだった!」

響「しっかりしてよね!」

真「ご、ごめんよ…響…響が可愛いからつい…」

響「うぎゃー!照れるからそういうこと言うのやめてよ!」


45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:42:50.661 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「え?でも雪歩とはいっつもこんな感じだよ?」

響「とんだバカップルだぞ…」

真「でも、これもこれも雪歩には似合いそうにないなぁ…」

響「自分の今までの時間を返してほしいぞ…」


46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:43:31.142 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「ちょっとあっちの方も見てくるね!」ダッ

響「あ、ちょっ!?待ってよぉ!真~!ふふふ…でもいつもの真に戻ってきたぞ…」


48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:44:07.186 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「えっと…あ、この辺のワンピースなんか雪歩に…いやでも時期的には…」

雪歩「はぁぁぁぁぁぁあん!?四条さんそれいいですぅ!かっこいいぃぃぃ!可愛いですぅぅぅぅ!」

真「え?」


51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:46:44.560 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「ゆ、雪歩…と、貴音さん…?だよね…遠いからよく見えなかったけど…」

雪歩「あ!あっちの服もいいかも!四条さん!こっちですぅ!」グイグイ


真「ゆ、雪歩!?あっ…行っちゃった…」


54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:49:32.882 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「でも…そうだよね…そりゃ雪歩も…僕みたいにすぐに怒るようなやつより…貴音さんみたいに…落ち着いた人の方が…」

真「僕より…貴音さんの方が…うぅぅ…」

響「おお~い、真~、ちょっと待って…って何で泣いてるんだ!?」


55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:50:18.805 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「う、うわぁぁぁぁぁあん!響ぃぃぃぃぃぃ!」ダキッ

響「ちょっ!?本当にどうしたの!?」

真「響ぃぃぃ…響ぃぃぃ…」ギュウッ


56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:51:48.155 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「ほら、落ち着いて、何があったのか言って?ね?」ナデナデ

真「雪歩が…ひっぐ…貴音さんと…」

響「貴音と?」


57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:52:36.552 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「一緒に…えっぐ…楽しそうに…してて…」

響「別に普通じゃないか?」

真「嫌だぁぁぁぁあ!雪歩に嫌われたぁ!雪歩は僕みたいな男か女かわからないようなやつより貴音さんみたいに女性らしい人の方が好きなんだぁ!うわぁぁぁぁぁあん!」

響「中々めんどくさいぞ…」


58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:55:31.320 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「嫌だよぉ…雪歩ぉ…雪歩ぉ…」グスグス

響「なあ、真。真は雪歩のこと好きなんだろ?じゃあ自分のこと嫌いか?」

真「ひっぐ…ううん…どっちも大好きだよ?」


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:56:03.661 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「だろ?じゃあ雪歩が貴音のことが好きでも真のことを嫌いになる理由なんてないぞ」

真「ひっぐ…そうかなぁ…?」


60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 01:58:18.611 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「そうだぞ、それに真はちゃんと女の子だぞ?自分が保証するさー!でも、さっきから抱き締めたまんまってのは恥ずかしい…」

真「うわぁぁぁぁぁあん!響ぃぃぃ!大好きだよぉぉぉお!」ギュウ

響「ぬひゃあ!?抱き締めたまんま叫ばないでよぉ!?」


64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:00:13.305 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「え?響は僕のこと嫌いなの?」

響「うぅぅ…大好きだよ!はい!これでいい?」

真「うん…僕も大好きだよ…へへへ…」

響「さぁ、もう行こ?ね?」

真「うん、そうするよ」


65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:08:29.301 ID:SZB+LBCT0EVE.net

数分後

響「それに決めたの?」

真「うん、これが1番雪歩のイメージにぴったりだよ!」


66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:09:15.568 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「よーし、それじゃあ雪歩を探しに…」

真「響…」

響「ん?」


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:09:41.128 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「ここからは…僕1人でやりたいんだ…」

響「へ?なんでだ?自分、協力するぞ?」


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:10:15.331 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「うん、そういってくれるのは嬉しいよ…でもね、これは僕が…いや、僕と雪歩が2人だけで解決しないと、また同じようなことを繰り返すだけになると思うんだ…」

響「…」


69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:10:53.930 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「あ、その…響が迷惑とかじゃなくてね?むしろいっぱい助けてもらっておいて今更こんなこと失礼かもしれないけど…でも…えっと…あぁぁ!?なんで僕はこんな時まで上手く説明できないんだよぉ!」

響「…ぷっ」

真「へ?」


70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:11:24.479 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「あははは、心配しなくても大丈夫!自分にはちゃんと伝わったぞ!」

真「ほ、ほんとに!?」

響「うん、その目をしてたらもう自分がいなくても大丈夫!自分、真のことくらい目を見たらわかるさー!友達だからな!」

真「響…ありがとう!」


71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:11:51.616 ID:SZB+LBCT0EVE.net

響「ほら、さっさと行かないと、雪歩の誕生日が終わっちゃうぞ!」

真「うん!」ダッ

響「…じゃあ、自分も行くかな」


73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:15:59.272 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「はぁ…はぁ…雪歩!」

雪歩「はぁ…はぁ…真ちゃん!」

真「や、やっと…はぁ…はぁ…」

雪歩「み、みつけ…はぁ…た…はぁ…」


74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:17:07.960 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「あの…雪歩…」

雪歩「真ちゃん…」

真「ごめん!」
雪歩「ごめんなさい!」

真雪歩「「…え?」」


75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:17:43.153 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「雪歩?僕に愛想を尽かして貴音さんと仲良くしてたんじゃ…」

雪歩「ま、真ちゃんこそ…私のことが嫌いになったから響ちゃんと…」


76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:18:56.637 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「僕が雪歩のことを嫌いになるわけないじゃないか!」

雪歩「わ、私だって…真ちゃんのこと大好きだもん!」


77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:19:42.810 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「僕の方が大好きだよ!」

雪歩「なら私は大大大好きですぅ!」

真「それなら僕は大大大大大好きだもんね!」

雪歩「なら私は…」

春香「心配だから探しに来たけど…」

やよい「いつまで続くんでしょうか…」


78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:20:48.649 ID:SZB+LBCT0EVE.net

その後

亜美「それで?仲直りできたの?」

真「うん、もちろん!ねー?雪歩ー♪」

雪歩「ねー?真ちゃーん♪」


80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:23:09.851 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真美「全く…人さわがせなバカップルだよ…」

雪歩「ま、まだ付き合ってないですぅ!」
真「誰がバカだ!」

亜美「…2人とも条件反射で怒るのやめなよ…微妙に食い違ってるぽいし」


81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:24:18.896 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真美「大体なんで喧嘩してたのさ?」

雪歩「そ、それは…」

真「雪歩が僕にクリスマスプレゼントをくれようとしたんだけどさ…」

亜美「ふんふん」


82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:25:20.607 ID:SZB+LBCT0EVE.net

雪歩「そう、真ちゃんに似合いそうな可愛い服があったから真ちゃんにプレゼントしようと思って…」

真美「ゆきぴょんは友達思いですなぁ~」


83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:25:59.150 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「そうなんだけど…雪歩が『真ちゃん、この服着てみて』って雪歩が言うから…」

雪歩「真ちゃん、私がまた真ちゃんにかっこいい服を着せようとしてると思ったらしくて…『僕は雪歩の着せ替え人形じゃないよ!』って怒っちゃって…」

亜美「あ~、ゆきぴょんの誕生日だったしね…」

真「結局僕が勘違いしたのが悪いんだけどね…」


84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:27:53.027 ID:SZB+LBCT0EVE.net

雪歩「ま、真ちゃんは悪くないよ!私が普段から真ちゃんが嫌がることをしなかったら…」

真「雪歩…」

雪歩「真ちゃん…」


85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:28:59.842 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真美「もー!すぐ2人っきりの世界に入らないでよー!」

雪歩「はっ!?私また…恥ずかしいですぅ…」

真「えへへ…照れちゃうなぁ…あ、そうだ!バタバタしてて雪歩の誕生日プレゼント渡してなかった!はい、これ!」

亜美「いいなー!ゆきぴょん!」

真美「ほらほら、彼氏からのプレゼント開けてみてよぉ!」


87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:29:30.633 ID:SZB+LBCT0EVE.net

雪歩「だから違うってばぁ…真ちゃん、開けてもいい?」

真「もちろん!きっと雪歩に似合うと思うよ!」

雪歩「ふふふ、ありがと…ってあれ?」パカッ


88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:31:08.063 ID:SZB+LBCT0EVE.net

亜美「うわー、真っ白のポンチョだー!」

真美「めっちゃ可愛いじゃん!何が『あれ?』なのゆきぴょん?」


89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:32:12.670 ID:SZB+LBCT0EVE.net

亜美「あ!あれっしょ?まこちんチョイスなのにフリフリじゃないからびっくりしてるんでしょ?」

真「自分が好きなものと雪歩に似合うものは別だろ?雪歩は元がいいんだからフリフリで飾る必要はないし、むしろ邪魔だからね」

亜美「へー、案外考えてるんだね」

真「だからどういう意味だよ!?」


90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:33:26.833 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真美「でもゆきぴょん、それにしてもびっくりしすぎっしょー?そんなにまこちんのファッションセンス疑ってたの?」

雪歩「ち、違うよぉ!あ、あのね?これは私が真ちゃんにクリスマスプレゼントとして用意してた服なんだけど…」パカッ


91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:33:59.209 ID:SZB+LBCT0EVE.net

亜美「ん?うあうあー!?同じ服だー!?」

真「な、なんで…?こんなに可愛い服を…」

雪歩「私言ったでしょ?『真ちゃんに似合いそうな可愛い服があった』って…」


92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:35:35.467 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「でも…こういうのは僕みたいな男っぽいやつには…」

雪歩「そんなことないよ!真ちゃんはすっごく可愛い女の子だもん!誰が否定したって…例え真ちゃんが否定したって絶対、それだけは譲らないもん!」

真「雪歩…へへへ…本当に…変なところで頑固なんだから…」ポロッ


93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:36:09.585 ID:SZB+LBCT0EVE.net

亜美「あー!ゆきぴょんがまこちん泣かせたー!」

雪歩「え!?だ、だって、これは…」

真美「いーけないんだー、いーけないんだー!にーいちゃんに言ってやろー!」

雪歩「うぅぅ…そんなぁ…」


94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:37:28.949 ID:SZB+LBCT0EVE.net

真「こ、こら!亜美、真美!ダメだろ!雪歩が困ってるじゃないか!」

亜美「うあうあー!まこちんが怒ったー!」

真美「もう、2人とも全然変わってないよぉ!そんなんじゃまた喧嘩しちゃうんじゃないの?」


95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:37:59.297 ID:SZB+LBCT0EVE.net

雪歩「た、確かに…」

真「それはそうかもしれない…けど!」

雪歩「何回喧嘩したって、その度に仲直りできるって…今回、ちゃんとわかったから…」

真「だから、それがわかったってことは…成長できたってことなのさ!」


96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/24(木) 02:39:06.220 ID:SZB+LBCT0EVE.net

亜美「うーん、そういうもんかなぁ?」

真「そういうもんだよ、どれだけ成長しても…」

雪歩「どれだけ変わっても…」

真「僕たちは…」
雪歩「私たちは…」

真雪歩「「ずーっと、友達だもんね!」」

終わり



転載元:真「雪歩と成長出来た日」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1450886116/
SS速報VIPのSS紹介です。

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