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トップページ四条貴音 > P「なあ、貴音」貴音「はい」

2: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:46:23.81 ID:iFqjA6YCO


貴音「何でしょうか」
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P「まあ、とりあえず聞いて」

貴音「聞いておりますよ。心配なさらず…」

P「だったらさ、分かると思うんだ」

貴音「?」

P「まあ、ほら。今な、夜の9時だよ」

貴音「ええ。とても綺麗な星空ですね…」

P「いや、星空は良いんだ。この際」

貴音「…皆、元気にしてるでしょうか…」

P「そんな事より、今もっと目を向けることがあるぞ」

貴音「この星空以外に、何を語ることが有りましょうか…」

P「まあ、とりあえず聞いて」

貴音「?」

P「それ、俺の」

貴音「何と…」
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3: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:46:56.53 ID:iFqjA6YCO

貴音「ぷろでゅうさぁのらーめんでしたか」

P「そうだよ」

貴音「しかし、机に置いてあったもので」

P「今から食べようと思ってたんだ」

貴音「しかし、何故この時間にぷろでゅうさぁが…?」

P「残業。終わったからここでそれ食べるの」

貴音「…成る程…」

P「そう。出来れば食べたい」

貴音「…今宵は、静かですね…」

P「この時間は大概静かだよ」

貴音「…この月夜を眺めながら啜るらぁめんは、格別でしょうね」

P「返せ」


4: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:48:38.34 ID:iFqjA6YCO

貴音「私、39ぷろじぇくとの打ち上げにて、らぁめんの舞を披露させて頂きました」

P「見た見た」

貴音「宜しければ、もう一度ご覧になりますか?」

P「いや、もう良いよ」

貴音「さらに極めた舞を、あなた様に」

P「いやいらないいらない。とにかくそれから手を離せ。蓋に指をかけるな」

貴音「…それは、出来ません」

P「え?」

貴音「蓋を開けねば、らぁめんを食すことが出来ません」

P「返せっつってんだよ」


5: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:49:16.23 ID:iFqjA6YCO

貴音「ぷろでゅうさぁ。一つ質問があるのです」

P「何だ?」

貴音「あなた様は、かやくを後に入れますか?先に入れますか?」

P「袋に書いてある通りに…入れる」

貴音「たまには逆らってみるのも乙なものですよ。ふふ」

P「…」

貴音「…」

P「…」

貴音「これはどちらでしょうね?」

P「開けさせてたまるか」


6: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:49:48.12 ID:iFqjA6YCO

貴音「思えば私、今日はあまり満足に食事を取っておりません」

P「頑張ってたもんな。後輩の面倒見てて」

貴音「…彼女達の笑顔を見ていると、自然と此方の気も安らぐものですね」

P「まあそうだな。これからが勝負だけど」

貴音「それは…まだまだ、ということですか?」

P「アイドルになれたって、有名になれるわけじゃないからな」

貴音「しかし、それを何とかしてしまうのがぷろでゅうさぁ。あなた様です」

P「…ありがとな」

貴音「ふふ。…ですが、心配です」

P「?」

貴音「あなた様一人で、39人のあいどる達を…」

P「そこはほら、前にも言った通りにな?お前達にも手伝って欲しいな、と」

貴音「成る程…」

P「そうそう。期待してんだから」

貴音「ふふ。そう、ですか…」

P「そうそう」

貴音「つまりこの鉄人はそんな私への思し召しと」ググググググ

P「俺から俺への思し召しだ」ググググググ


7: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:50:30.61 ID:iFqjA6YCO

貴音「しかしぷろでゅうさぁ。このかっぷらーめんにはあるものがありません」

P「何?」

貴音「名前です」

P「え?名前?」

貴音「あなた様のものだという証明が無いのです」

P「いや、わざわざ書かないだろ。ここでカップラーメン買ってきて食うのって俺か貴音くらいだぞ」

貴音「…成る程」

P「それなのに一々名前書かないだろう?」

貴音「つまり名前を書けば私の物に」

P「お前それ絶対後輩の前でやるなよ」


8: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:50:58.16 ID:iFqjA6YCO

P「っていうかね、他にもあるじゃん。ほら、日清」

貴音「ええ」

P「あっちで良いじゃん。アレ貴音の買い溜めだろ?」

貴音「ええ」

P「じゃあアレでも良いじゃん」

貴音「こちらでも良いのです」

P「アレ食え」

貴音「でしたら交換しましょう。日清と鉄人を」

P「イヤだと言ったら?」

貴音「困ります」

P「困ってろ」


9: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:51:55.27 ID:iFqjA6YCO

貴音「しかし、もう私の胃袋は鉄人を求めています」

P「俺の胃袋はもっと前から求めてるよ」

貴音「あなた様にも非はあります」

P「何処だよ」

貴音「腹を空かせた私の前にこのような物を置いてしまったのですから」

P「お前が自ら来たんだろうが」

貴音「日清麺職人…」

P「…」

貴音「…鉄人陳健一…」

P「…」

貴音「どこか似ていますね」

P「日清食え」


10: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:52:43.42 ID:iFqjA6YCO

貴音「妥協案があります」

P「無いよ」

貴音「半分に分ける…それではどうですか?」

P「一個まるまる食いたいんだって」

貴音「でしたら日清も半分に分けましょう」

P「…」

貴音「いわゆるうぃんうぃんな関係。というものです」

P「…はぁ。分かったよ…」

貴音「貰って良いのですね!」

P「半分だけだからな」

貴音「ええ」

P「とりあえず。とりあえず、だ」

貴音「はい」

P「手を離せ。話はそれからだ」


11: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:53:10.60 ID:iFqjA6YCO

貴音「待ってください」

P「何だ」

貴音「お湯を入れなければ」

P「ああ。分かってる。だがそのお湯は俺が入れる」

貴音「何と。そのような重労働、疲れきっているあなた様には…」

P「鉄人からお前を引き剥がす方が重労働だよ」

貴音「安心して下さい。お湯を入れるだけです。決して持って逃げたりなどしません」

P「さっきまで奪い取ろうとしてただろうが」

貴音「この芯から溢れ出る情熱…それは時として私の意思とは関係無くこの身体を動かします」

P「全部お前だよ」


12: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:54:00.27 ID:iFqjA6YCO

P「…はぁ。カップ麺の値段にしちゃ高いなって思ったから買ったのに…」ドボボボボボボ

貴音「ふふ。楽しみです」

P「半分だけだからな」

貴音「ええ」

P「…」

貴音「…この待つ、という行為も、また乙なものです」

P「まあ、そうだな。待ったぶん美味く感じるんだろうし…ってか美味くないとそれこそ困る」

貴音「…少し、39ぷろじぇくとのあいどる達の話でも、しますか」

P「…ん」

貴音「…紬…」

P「…ああ、貸衣装屋で出会った時…もう、この子は間違いない!って思ったな」

貴音「紬には、是非四条に伝わる作法を学ばせてあげたいものです」

P「確かにな。あの子は礼儀正しいけど、じゃあ貴音みたいに一挙一動が「雅」ってまではまだまだだからなあ」

貴音「まあ…そんなことを仰られては…照れてしまいます」

P「はは。本当の事だから」


13: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:54:56.44 ID:iFqjA6YCO

P「…あ、もう時間だ。じゃあ分けるか」パキ

貴音「…」パキ

P「えーと、皿、皿…」

貴音「…茜…」

P「茜かー…」

貴音「いつしか、茜を模した被り物があまりにも愛らしく…被ってしまいました」チュルチュル

P「あの時はびっくりしたなー…まさか茜着ぐるみの頭だけ被って出てきたんだもんなー」

貴音「…あの茜ぬいぐるみ。一つ譲って頂きたいものです」チュルチュル

P「そうかー…それでさ、貴音」

貴音「如何されました?」ピタ

P「何か、麺啜ってる音が聴こえたんだけd」

貴音「静香」

P「静香なー…あの子は出会った時から何かこう…切羽詰まってるというか…空回りするくらい全力というか…」

貴音「ふむ…」チュルチュル


14: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:55:26.20 ID:iFqjA6YCO

P「何度か聞いてるんだ。早くトップにならないとって…」

貴音「ふむ…」チュルチュル

P「どうしてか、まだ良く聞いてないんだけど…こういうのってもっと時間をかけて聞くべきかな」

貴音「ええ…」チュルチュル

P「でさ、貴音」

貴音「…」ズゾッ

P「…」

貴音「…」

P「…量減っt」

貴音「まつり」

P「あー…まつりか…」

貴音「ええ」

P「面接に来てさ、いきなり姫ですって。何か、そういう設定でやってるのかなって思ってさ。いや今でも思ってるけど」

貴音「ええ」

P「まあでも…何だかこう…まだまだ掴み所の無い…不思議な感じはあるよな」

貴音「え?ええ」

P「あ。お茶お茶…」ガタ

貴音「…」チュルチュル


15: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:56:10.41 ID:iFqjA6YCO

P「最近夜は寒いからなー…あったかいので良いかー…」ピ

貴音「…」チュルチュル

P「貴音は冷たいのかあったかいのどっちが良い?」

貴音「ふんっ?」ズゾッ

P「ん?冷たいのかあったかいの…」

貴音「…温かいもので」モグモグ

P「あれ?」

貴音「え?」

P「…鉄人、無くn」

貴音「ひなた」

P「ひなたはな…社長に北海道まで呼ばれてなー…」

貴音「ええ」

P「笑顔がホントに可愛いらしくてな。流石社長だと思ったよ。うん」

貴音「ええ」

P「で、それよりも鉄人が」

貴音「恵美」

P「恵美ね。あいつはさ、読モやってた経験があるからな」

貴音「ええ」

P「だけど近寄り難いとか、そういうのほとんど無くてな。初対面なのにどんどん近づいてきてたし」

貴音「ええ」

P「…うん。やっぱり無くなっ」

貴音「朋花」

P「朋花かー…」




…。

このみ「…アレ何してんの?」
bbknm15

莉緒「…さあ…?」
mmsro12


16: ◆GWARj2QOL2 2017/09/28(木) 19:56:52.98 ID:iFqjA6YCO

終わります


転載元:P「なあ、貴音」貴音「はい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506595557/
SS速報VIPのSS紹介です。

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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2017年09月28日 23:06
    • 貴音可愛い
    • 2 名無し春香さん
    • 2017年09月29日 13:57
    • じゃあ俺の麺も啜ってもらおうか(ボロンッ
    • 3 名無し春香さん
    • 2017年09月29日 22:06
    • 絶対日清の方も食われるだろこれ
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