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トップページモバマス > (デレマスSS)『ふたりはデレキュア』7話

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:11:48.99 ID:WAtoBe320


モバマスのプリキュア風SSです。

続きものです。

過去作は最後に書きます。

基本情報

プロデューサー(P)→実は妖精プップであり人間に化けてデレキュアに変身できる子を探していた。

的場梨沙→シンデレラカタンに変身するデビュー前のアイドル

成宮由愛→シンデレライムに変身するデビュー前のアイドル

千川ちひろ→プップの事情を知ってお手伝いをしてくれるアイドル事務所の事務員




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:13:11.72 ID:WAtoBe320


☆オープニング前

由愛「成宮由愛……です」
nrmyym22

由愛「そ、その……梨沙ちゃんと一緒にデレキュアとアイドルを頑張っています」

由愛「きょ、今日は……初挑戦のお仕事……が、頑張ります」

☆某所

??1「今回の子は本当に大丈夫なの?」

??2「大丈夫よ! ……きっと……」

??3「ふわぁ~」

??2「今日、初顔合わせだからよろしくね」

??1「……ま、いいけど。めんどくさくない子だといいなぁ~」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:13:46.80 ID:WAtoBe320


☆オープニング&タイトルコール

由愛「ライムとせいれいのみちびき」

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4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:15:13.96 ID:WAtoBe320


☆事務所の廊下

由愛「あ、あの……プロデューサーさん……」

P「ん?」

由愛「そ、その……今回のお仕事って、どういうの……ですか?」

P「あぁ、この前言ったとおりバックダンサーの仕事……のはず」

由愛「はず?」

P「うん。相手のプロデューサーさんが由愛に是非って言ってきたんだけど、今日はそのテストらしい」

由愛「テ、テスト……ですか?」

P「なんでも、メインのアイドルがいつもバックダンサーに出来る子か決めてるらしいんだ」

由愛「こ、こわいひと……なのかな……」

P「いや、だらだらしている」

由愛「え?」

P「あと、ほわ~っとしてる」

由愛「だらだら……ほわ~?」

P「そう。だから、こわがらないで会ってみよう……ね?」

由愛「は、はい」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:17:52.42 ID:WAtoBe320


☆とあるアイドルの部屋

P「失礼します」

由愛「し、失礼……します」

??1「あ、うわさをすれば来たね」

??3「ふわぁ~」

??2「来たねじゃないよ~。杏ちゃんもこずえちゃんも、ほら挨拶しなきゃ。いらっしゃい」

??1→杏「双葉杏だよ。よろしく~」

??3→こずえ「ゆさこずえ……だよぉ」

??2→あんこずP「二人を担当しているプロデューサーです。よろしくね……えっと、ゆあちゃんだっけ?」

P「由愛(ゆめ)です」

杏「プロデューサー。アイドルの名前間違っちゃダメじゃん。杏たちも間違えるとこだったし」
ftbanz25

あんこずP「うぅぅ……ごめんなさい」

こずえ「ぷろでゅーさー……だめ~」
yskze20

あんこずP「こずえちゃんまで!?」

P「由愛のプロデューサーです。よろしくお願いします」

由愛「え、えっと……成宮由愛です。よろしくお願いします」

杏「とりあえずよろしく~」

こずえ「……」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:19:11.03 ID:WAtoBe320


P「今回はバックダンサーとして指名をいただいたということでよろしいでしょうか?」

杏「それはね~、ちょっと違うかな……ねぇ、由愛ちゃん」

(人差し指を上に向ける)

杏「ここに何色が見える?」

こずえ「こずえのも~」

(杏のまねをする)

由愛「い、色?」

杏「そう……色。これが見えないと杏とこずえと一緒に舞台に上がるのは無理なんだよね」

こずえ「むり~だよ~」

由愛「み、見えない……です」

杏「ほら、プロデューサー。やっぱり杏の思ったとおりじゃん」

あんこずP「う~ん……そうなのかなぁ~。見える子だと思ったんだけどなぁ~」

P「あ、あの、これはどういう?」

杏「簡単なテスト。大丈夫。こっから水に力を込めたり、紙を指に挟むなんでしないから」

P「は、はぁ……」

こずえ「あんず……れっすんのじかん……だよぉ~」

杏「えぇ~やりたくない」

こずえ「れっすん しろ~」

杏「分かったよ~もぅ」

あんこずP「じゃあ、由愛ちゃんも一緒にレッスンしてみない?」

由愛「え?」

杏「まぁ、いいんじゃない……そこで見えるようになるかもしれないし」

こずえ「ふわぁ~」

あんこずP「プロデューサーさんは、私と今後のスケジュール確認を……やっぱりNGになりそうなので……」

P「分かりました。由愛、頑張ってね」

由愛「は、はい」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:19:57.45 ID:WAtoBe320


☆事務所のミライの部屋

(部屋の中を適当に歩き回り独り言を言うバステノ)

バステノ「あの猿の口車に乗ってみたのはいいが……」

バステノ「アイツが行きそうなイベント以外に仕事がない日とは……」

バステノ「そういえば私もここの職員として扱われているのだったな」

バステノ「カフェ……エステ……興味は無いな」

バステノ「レッスン場……ほぅ……面白そうなアイドルがレッスンをする予定ではないか」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:21:22.51 ID:WAtoBe320


☆CM

(モバマス以外の過去作宣伝)

いちか「素敵な素敵なお客様は……黄色なおじさん!?」

あおい「なんなんだアイツ?」

ひまり「それに空を飛んでいる二人組みも!?」

ゆかり「フフ、楽しいことになりそうね♪」


いちか「キラキラ☆せいれいのせんぱい!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506247186/

あきら「楽しいショータイムになりそうだね」

シエル「ウィ♪ せいいっぱいのおもてなしをしないとね♪」




はな「ルールーとえみるにお母さんからお願いがあるんだって!」

ルールー「お願い……」

えみる「なのです?」

はな「うんうん! それから、さあやとほまれはわたしとお仕事なんだって!」

ほまれ「へぇ~」

さあや「楽しみね♪」

はぐたん「おしごお~♪」

ハリー「いつも通り楽しそうなやっちゃな」

はな「まほうとおおぞら!? すてきなパンの思い出」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529840207

はな「まほう? どっかで聞いたような……」

はぐたん「は~ぎゅう~♪」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:22:32.01 ID:WAtoBe320


☆レッスン場

トレーナー「はい!ワン!ツー!スリー!フォー!」

杏「~♪」

こずえ「~♪」

由愛「えっと……えっと……」

トレーナー「由愛ちゃん、まずは一つ一つ丁寧にね!」

由愛「は、はい!」

トレーナー「もう一回!ワン!ツー!スリー!フォー!」

杏「~♪」キラキラ

こずえ「~~♪」キラキラ

由愛「(今、なにか光ってた?)」

トレーナー「由愛ちゃん、遅れちゃったよ!」

由愛「ご、ごめんなさい!」

トレーナー「じゃあ、もう一回!ワン!ツー!スリー!フォー!」


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:23:57.43 ID:WAtoBe320


……

トレーナー「じゃ、一回休憩しましょう。ちょっと席を外しますね」

由愛「はぁ……はぁ……」

杏「おつかれ」

由愛「おつかれ……さまです」

杏「筋はいいと思うよ」

由愛「ありがとうございます」

杏「あと、気付いたんでしょ?」

由愛「え?」

杏「あんずとこずえの秘密」

由愛「え、えっと……手とか、足とか、キラキラしていたような……」

杏「へぇ、ちゃんと見えたんだ」

由愛「え?」

杏「ちなみに何色に見えた?」

由愛「えっと、ピンク色だった気がします」

杏「正解。これはね精霊の力なんだよ」

由愛「せい……れい?」

杏「そう。あの絵本とかに出てくるイタズラ好きな精霊さん」

こずえ「ふかふか~」(宙に浮いてる)

由愛「え? えぇ!?」

杏「こずえ……また浮かされてる。こずえが軽いからたまにやるんだよね~」

由愛「……せいれいさん」

杏「フェアリーの称号を持つアイドルで、さらに一部しか扱えない特別な能力なんだよ」

由愛「フェアリー……」

杏「杏はだらだらするために使ってるから、たまにいたずらされたりしてるよ」

由愛「そ、そうなんですか……」

杏「ちなみにターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね」

こずえ「くるくる~」

杏「あんな風に集まってこずえはもっと高くに……って、そろそろトレーナー戻ってくるから降りなよ~」

こずえ「は~い」

由愛「精霊さんってすごいんですね……」

杏「由愛ちゃんも可愛いし、フェアリーの称号をもらう資質があるのかもね~」

由愛「そ、そんな……」

杏「そんなことあるよ~。それにクールでしょ? 真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね」

由愛「まじめ?」

杏「世界を守るために居るんだって、杏やこずえとは遊んでくれない精霊さん」

由愛「世界を……まもる……」

杏「まぁ、そんな危険なことなんて起こらないと……」

バステノ「いや、起きるさ」

杏「誰?」

由愛「!!」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:25:48.23 ID:WAtoBe320


……

バステノ「私は通りすがりの絶望」

杏「なにそれ?」

こずえ「あんず~ こっち~」

杏「……そう。ちゃんと危ない人なんだね。由愛ちゃん、逃げるよ」

由愛「はい」

バステノ「させるわけが無い! 絶望に溶けろ!消滅の檻!!」

(杏とこずえが消滅の檻に閉じ込められる)

由愛「杏さん! こずえちゃん!」

バステノ「さて、残りはアナタだけですよデレキュアの片方」

由愛「二人を返してください!」

バステノ「実力で取りに来い。……でも、そうだな。このまま鍵の司徒を作れば余裕の勝利になってしまう」

由愛「え?」

バステノ「折角だ、貴様は届きそうで届かない心が折れるような絶望に染めよう」

(球体の物体を取り出す)

バステノ「出でよ!絶望の司徒!!」

司徒「ボウー!!」

バステノ「ここでは狭い。司徒よ動くぞ」

司徒「ボウ!!」(消滅の檻を抱えて外に飛び出す)

由愛「このままじゃ……わ、私だけでも守らなきゃ!」


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:28:42.10 ID:WAtoBe320


……

由愛「マイカラーチェンジ!ライブセット!!」

(変身バンク)

由愛→ライム「しおしお心をスキッとさせます!シンデレライム!」

ライム「ま、待ちなさい!!」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:31:22.99 ID:WAtoBe320


☆外(絶望のフィールドが形成されている)

ライム「二人を返してください!」

バステノ「実力でどうぞ」

司徒「ボウボウ!!」(消滅の檻を置いて殴りかかる)

ライム「えい!!」

ドゴッ(司徒の左ストレートを回転して避けながら裏拳を叩き込む)

司徒「ボウ」

ライム「やっぱり効かないんですね」

バステノ「おお、一発で見破るとは……そう、こいつに仕込まれているのは再生の核。核を壊さぬ限り無敵だ」

ライム「……」

バステノ「さらに核は司徒の体内で自由に動き回る。見つけるのも大変だな」

ライム「それでも二人を助けないと」

バステノ「やってみなさい。そして消滅する二人を眺めて貴様も絶望しなさい」

ライム「そんなことにはさせません!」

司徒「ボウボウボウ!!!!」

ライム「てやーーー!!!!」

(回転して避けながら何度も攻撃していく)

バステノ「う~ん。いい無駄な時間だ。これこそ消滅までの暇つぶしにふさわしい。……そうだ」

(バステノが消滅の鍵を投げて檻の鍵穴に差し込む)

バステノ「さあ、倒せればすぐ助けられるぞ? 倒せればな」

ライム「……」

バステノ「いい顔だ。その少しの希望が裏返るのが楽しみだ!」

司徒「ボウー!!」

ライム「私は……負けません!」

ポワッ(司徒のパンチを受け止めた両手が水色に輝く)

バステノ「うん?」

ライム「水色の……光……手に力がみなぎってくる……」

杏『真面目な水色の精霊が手助けしてくれたりしてね』

杏『ターンっていうかくるくる回ってると精霊たちが集まりやすいんだよね』

ライム「精霊さん……杏さんとこずえちゃんを助ける力を貸して!」

ポワワ……(両手に力を込めると水色の輝きが増す)

ライム「ヤーーーー!!!」

パシュンッ(掌底で司徒が吹っ飛ばされる)

ライム「……もう一度」

キラキラキラ……(その場でターンをして体に水色の輝きが集まる)

ライム「今度は足に……」

キラキラ(足に光が集中していく)

ライム「え? あれ?」

バシューーーーン(上空に飛んでいくライム)

ライム「なんで~~~~~~~~!?」


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:34:22.31 ID:WAtoBe320


☆上空

ライム「と、とまった……って、落ちない?」

キラキラ(足に宿った光が強く輝いている)

ライム「えっと……精霊さんが集まりすぎちゃったの……かな?」

ライム「じゃあ、今度はもう少し少なめで……あ、少し落ち始めた」

ライム「えっとえっと……あの司徒さんは確かどこかに本体があるから……」

キラキラキラ……(手にも精霊の力を集めだす)

ライム「精霊さん……私の技を相手に届けたいの……たくさんあるけど、お願いします」


ライム「ライムスコーーール!!!!」

(上空にエネルギー弾を大量に放つ)

ライム「精霊さんお願いします。私が敵の動きを止めるから! ヤーーーーー!!」

(急降下を始めるライム)


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:35:50.31 ID:WAtoBe320


☆敵と消滅の檻がある場所

バステノ「いきなり上空に消えたな……逃げたのか?」

P「由愛! 大丈夫か!?」

バステノ「おやおや遅い到着だな妖精よ」

P「バステノか……」

バステノ「白いヤツなら逃げたさ。もうすぐ消滅が完了しそうな檻を置いてな」

P「……! そんなことある訳無いだろ!」

バステノ「何故そう言い切れる」

P「今、聞こえてきたからな」

バステノ「聞こえてきた? 何がだ?」

P「勇敢な戦士の声さ」

バステノ「勇敢な戦士?」

ライム「ヤーーーーーーーーー!!!!!!」

ドッゴン!!(上空からのかかと落としで司徒を攻撃し、司徒の足が埋まる)

バステノ「何!?」

ライム「動きは止まった! 今こそ!!」

ライム「ライムスコーール!!」

ズガガガガガガガ……(上空からライムスコールが司徒めがけて当たっていく)

司徒「ボ、ボグゥゥゥ」

(司徒消滅)

ライム「お二人は返していただきますね」

バステノ「……良いでしょう。アナタの実力に免じて開放します」

P「なに!?」

バステノ「私はどっかの猿と違い紳士なのでね。約束は守るさ」

(バステノ退散)

ライム「プロデューサーさん! 早く鍵を!」

P「わ、分かった!」

(消滅の檻から杏とこずえが開放され、壊された箇所なども直る)


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:36:51.78 ID:WAtoBe320


☆由愛たちの部屋

P「ごめん。結局バックダンサーの仕事は無くなってしまったんだ……」

由愛「大丈夫です。今日は杏さんたちからいろいろ学びましたから」

P「そ、そう……なのか?」

由愛「はい。それに……今なら杏さんたちの色が分かるので、いつか一緒にお仕事させてください……ね?」

P「(由愛から仕事したいって?)……分かった。向こうにも連絡しておくよ」

由愛「はい! そ、その……楽しみです♪」



続く


20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:37:40.33 ID:WAtoBe320


次回予告

 的場梨沙よ

強くなったあたし達なら、きっとアイツにリベンジできるわよね?

え? ミライとのライブバトル?

しかもバックダンサーで出演!?

そんなの……負けられないじゃない!!


次回、黒いミライと応援の心

次回も栄養まんてんで希望もまんてん♪


21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:41:23.44 ID:WAtoBe320

あとがき

今回は由愛強化回でした。
変身後のデザインが
シンデレラカタンはキュアブラック
シンデレライムがキュアウィンディを軸にしているので、
それぞれの戦い方を上手く引き出せるようになりたいです。

ちなみに変身後のデザインや黒坂ミライのデザインは現在鋭意作成中です。

そんな感じ


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/29(日) 17:42:25.25 ID:WAtoBe320



転載元:(デレマスSS)『ふたりはデレキュア』7話
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532851908/
SS速報VIPの紹介です

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