スポンサーリンク


トップページモバマス > 【モバマス】肇「恋のサイキッカー喜多見柚」

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 20:51:41.54 ID:gzlfI0Pe0


 ―――事務所

肇「……」ペラ
fjwrhjm23

肇(…最近、柚ちゃんのことばかり考えてしまう)

肇(お仕事のとき、レッスンのとき、事務所で誰かと話してるとき)

肇(今みたいに、本を読んでいるときにも)

肇(気づいたときには、頭が柚ちゃんのことでいっぱいになって…胸が苦しくなる)

肇(今何してるんだろう、会いたいな、声が聞きたいな…なんて)

肇(はっ…私、また)

肇(…これじゃ、まるで…)

肇(私が)

肇(柚ちゃんのことを好き、みたいな)

肇(…いやいや、そんなはずは)

肇(でも…)

肇(…いやいや、女の子同士だし)

肇(あぁもう、本に集中できない)パタン

肇(なんでだろう…本当に、好き、なのかな)

肇(友達として、ではなく?)

肇(…わからない)

 ―――同時刻、事務所ドア前

スポンサーリンク



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 20:53:23.71 ID:gzlfI0Pe0


<好き、なのかな>

柚(さあ事務所に着いたぞ、と思いきや)
ktmyz28

<…わからない>

柚(なんか肇チャンの心の声が全部聞こえてくるんだけど)

柚(え、何?アタシ、サイキックに目覚めちゃったの?)

柚(それとも肇チャンが目覚めてるの?)

柚(いや、このままだと肇チャンは違う意味で目覚めそうなんだけど)

柚(そうじゃなくってっ…気まずい)

柚(アタシ、どんな顔して入ればいいの?)

柚(変顔?変顔なの?変顔大作戦なの?)

柚(いやいやいや落ち着けアタシ、普通に入ればいいじゃん)

柚(私が聞こえてるってこと、肇チャンは気づいてないはずだし)

柚(何がなんだかよくわからないけど、とにかく入っちゃおう)

柚(うん、なんとかなるなる)ガチャ

柚「おはようございまーす!」

肇「…あ、柚ちゃん、おはようございます」

柚(いつも通りクールな外見、しかし)

肇(えっえっ、柚ちゃん?うそ、なんでそんな、急に)アタフタ

柚(可愛いかよ)


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 20:54:20.19 ID:gzlfI0Pe0


肇(さっきまで柚ちゃんのこと考えてたから、は、恥ずかしい…)カァァァ

柚(顔が赤い!しかし、アタシはツッコまなーい)

柚(普通なら『熱でもあるの?』なんて手を当てて、そのままおでことおでこをくっつけあって、ばっきゅーん)

柚(しかーし!アタシは何を隠そう、赤くなっている原因そのものである、らしい)

柚(あれ?でも、もし肇チャンの心の声が聞こえてなかったら、アタシ普通にそれやってたな)

柚(…ていうか、なんで肇チャンはアタシなんか)

肇(あぁ…柚ちゃんといるだけで、なんだか心が明るく…)

柚(……ふむ)

肇(可愛らしいルックスと声、明るくて元気で、自由奔放で、みんなに優しくて…)

柚(……)

肇(うまく言葉にできないけど、やっぱりこの気持ちは…)チラッ

柚(……)

肇(いや、まさか、私が柚ちゃんに恋なんて)

柚(いや、恋してるよこれ、恋が咲く季節だよこれ)

柚(こんなに褒められたことないよ、しかもその上で『言葉にできない』って、オフコースだよ)

柚(これ、どーすんの?)

肇(…はっ、そういえば今日はまだ、挨拶しかしてない)

肇「柚ちゃんは、今日はお仕事ですか?」

柚「ううん、なんとなーく来てみた。肇チャンは?」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 20:56:30.81 ID:gzlfI0Pe0


肇「私は、もう少ししたらレッスンです」

肇(大丈夫、会話は普通にできる)

肇(何かあったかな、えっと…あ)

肇「そういえば、巴ちゃんが一度、実家に帰られるそうですよ」

柚「そーなの?」

肇「お父様に呼ばれたそうで、すぐ戻ってくるみたいですが」

柚「巴チャンも大変だねー」

肇「そうですね…」

肇(…あっ、会話が終わった)

肇(このままでは、変な間ができてしまう)

肇(えっと、どうしよう…何か)オロオロ

柚(こんなに焦る肇チャンも珍しい)

柚(というかそれ、好きな人の前でやりがちな定番のパターンだよねぇ…)ウンウン

柚(…まあ、アタシ今日は特にやることないし…しばらく誰か来るまでは、大丈夫そうかな)

柚「お土産、買ってきてくれるかなー?」

肇(!)

肇「ふふっ、もう、柚ちゃんはそういうことばかりなんですから」

肇(柚ちゃんの方から話を…!)パァァァ

柚(そんな喜ぶ?)


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 20:57:51.48 ID:gzlfI0Pe0


柚「だって巴チャンが持ってくるお土産、いつも美味しいんだもーん」

肇「ふふっ…そうですね、私も以前もらったお饅頭、通販でお取り寄せしちゃいました」

柚「あはっ、肇チャンも変わらないじゃん」

肇「おじいちゃんにも送ってみたら、好評でした」

柚「行ったことない所のお土産あげたの?」

柚(…あれ、結構フツーだ)

柚(やっぱりアタシの幻聴なのかな…?)

肇(あぁ…幸せ…いっそこのまま死んでも…)

柚(いや、聞こえるなぁ…肇チャンの想いが重い)

柚(誰かのイタズラ?にしては凄いことやってるし)

柚(こんなの本当にユッコチャンくらいじゃん)

柚(なんでだろ、アタシなんかしたっけ?)

裕子(してませんよ!)

柚(そーだよね、うん……うん!?)

柚(…まあ、聞こえてるだけならそこまで支障なさそうだし、治るまで待つかー)

柚(それまで気をそらしつつ、キワドい話はしないようにしてー…)

柚「そーいえば肇チャン、その本は?」

肇「これですか、最近文香さんにおすすめしてもらったものです」

柚「おっ、どんなやつー?」

肇「恋愛小説ですね」

柚(ぐはっ)


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 20:59:20.43 ID:gzlfI0Pe0


柚(クリティカル…!)

肇「私達と同じ年代の、高校生の女の子が主人公で、同級生に恋をするんです。だけど、相手の男の子にはある秘密があって…という感じですね」

柚「お、おお、面白そうだねー」

肇「はい、主人公の女の子は陶芸が好きで、相手の男の子はバドミントン部の副部長なんですけど」

柚(文香サンなんという爆弾を)

肇「なかなか面白いですよ、読みますか?」

柚「い、今はちょっと、やめとこっカナー」

柚(今そんなの読んだら耐えられる自信がない)

肇「そうですか…柚ちゃんは、本とかは読みますか?」

柚「アタシはあんまり…マンガなら読むけど」

肇「そうなんですね…好きなジャンルとか、ありますか?」

柚(いや、これくらいならまあ…大丈夫だよね)

柚「んー、恋愛モノも結構好きだよ」

肇「なるほど…私はあまり恋愛モノを読まないので、なんというか…その、感情移入が難しくて」

柚「読んでたらなんかさ、キュンキュンしてこない?『私…やっぱりこの人のことが好きなんだ』とかそういうのでさー」

肇「恋心を自覚するシーンですね、『もしかして、これが…?』のような」

柚(…ん?)

肇(…ん?)


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:00:26.70 ID:gzlfI0Pe0


肇(もしかして、これが…)

柚(あかん)

肇(私…やっぱり柚ちゃんに恋を…?)カァァァ

柚(ほら見ろー!ちょっと油断したらこれだよー!)

柚(なんて気まずいんだ…話題を変えよう)

柚「あ、そういえばアタシ、今度舞台のお仕事決まったんだー♪」

肇「おめでとうございます、どんな舞台なんですか?」

柚「んとねー、田舎に住む女子高生と、都会に住む男子高校生が入れ替わっちゃって」

柚(ん?)

肇「あれ、それって…」

柚「入れ替わってたときの記憶はあんまりなくて、だけど二人はわずかな記憶を頼りにお互いを…」

柚(まずい、バリバリの恋愛ものだった、軌道修正しないと)

肇「探しに行く、ですよね?」

柚「いや、お互いを憎しみ合って、最高裁にまでもつれ込むドロドロの展開」

肇「そんな話なんですか」

柚「どっちかというと、逆転裁判みたいな感じかなー」

柚(あっぶなー、なんとかごまかせた)

肇「でも、それを聞いて思い出したんですけど、良かったですよね『君の名は。』」

柚(ごまかせてなかった!)

肇「私、あのシーンが好きなんです」

柚「みんなで同じラーメン注文するシーンでしょ?わかるー」

肇「?違いますが」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:01:57.99 ID:gzlfI0Pe0


柚(これはもう、どこに地雷があるかわからないよ)

柚(できればこの場から早く移動したいんだけど…)

柚(なんとなく来たって言っちゃった以上、不自然だしなー)

柚(…どうしよ)

柚「あー、ちょっと、トイレいってくるねー」

肇「?はい」

柚(ここは、一旦撤退!)タッタッ

ガチャ

柚(…さて、トイレだけど)

<…やっぱり、これが恋なのか…よくわからない>

柚(ばっちり聞こえる)

<…恋愛の経験もないし>

柚(距離とかの問題じゃないのかな?いや、その前にまずこの状況をどうにかすべき)ウーン

<…柚ちゃんなら、わかるのかな?>

柚(誰か来てくれるのが一番いいけど…穂乃香チャンとか電話で呼び出せないだろうか)ウーン

<だけど、どうやって聞けば>

柚(とりあえずみんなにLINEを送って…)

柚(…ん?)

<……そうだ、この方法なら>

柚(…………肇チャンが何か良からぬことを思いついてるね???)

柚(あー!アタシのバカ!こんなことならそばにいた方が良かったじゃーん!)


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:03:55.31 ID:gzlfI0Pe0


穂乃香『すみません、今日はバレエのお稽古があって…』

柚「ううん!だいじょーぶ、大した用じゃないから」

穂乃香『でしたらまた今度、教えてくださいね』

柚「うん!レッスンお疲れさま!それじゃねー」

ポチ ツーツー

柚(…穂乃香チャン、散る)

柚(うーん…他のみんなもLINEしたけど、ダメそうだし)

柚(どうしよ、もう詰んでるのでは?)

柚(あーもう!神様仏様、茄子様芳乃様、くわばらくわばら…)

柚(誰か…誰か来てくれ!)

柚(誰か…!!)

コンコン

??「すみませーん」

柚「!!っ、はい!」

柚(来た!)

柚「はい、今でまーす!」

ガチャ

掃除のおばちゃん「ごめんねぇ、ここ今から掃除するから、出てもらえるかい?」

柚「はっ、はい、すみません、アハハハ」ススス

柚(チクショーーーー!!)


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:04:54.21 ID:gzlfI0Pe0


<…柚ちゃんがトイレから戻ってこない…大丈夫かな?>

柚(……戻ろ、さすがに時間も経ってるし、不自然だし)

ガチャ

柚「ただいまー、いやぁ、どこも掃除中で探すの大変だったよー!」

肇「そ、そうですか…」

柚「うん、ほんとにもー…」

柚(さて、と)

肇「…柚ちゃん、少し相談があるのですが、いいですか?」

柚「ちょっ、ちょっと待ってね!」

肇「…柚ちゃん?」

柚「いやぁ、その…っ」

柚(……っ)

柚「…やっぱり大丈夫っ、どうしたの?」

肇「…私の友人の話なのですが」

柚(はい、友達じゃないパターンの定番のやつ、頂きました)

柚「うん」



肇「最近、ある人のことをずっと考えてしまうそうなんです」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:05:38.47 ID:gzlfI0Pe0


柚「…それで?」

肇「私の友人は、その『ある人』のことを、友達だと思っていたそうなんですが…」

肇「何をしていても、その人のことが頭から離れなくて」

柚「…うん」

肇「その人に会いたい、話したい、声が聞きたい」

肇「だんだん顔が熱くなって…胸が苦しくなって」

柚「…うん」

肇「…友達同士でも、こういう感情を持つことって、あるのでしょうか?」

柚「……」

肇「それとも、これは…」



肇「恋、なのでしょうか?」



肇「…柚ちゃんは、どう思いますか」


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:06:41.97 ID:gzlfI0Pe0


柚(…話を聞いている間、アタシはただ、肇チャンの顔が赤くなっていくのを)

柚(肇チャンの頭の中が、アタシでいっぱいになっていくのを見てるだけだった)

柚(…いやいや、そう、そうだよっ)

柚(これは、肇チャンの友達の話だから)

柚(アタシは何も見てないし、知らないっ)

柚(…だけど、肇チャンはそれだけ悩んでる)

柚(アタシは…)

柚(…………アタシは)

柚「…あのね、肇チャン」

肇「…なんですか?」

柚「それって、肇チャン本人の話だったりする?」

肇「!?ち、ちちち違いますよ、そんな」アタフタ

柚(わかりやすい)

肇「あくまで私の友達の話、ですから」

柚「…そうだよね、ごめんね?ヘンなこと聞いちゃって」

肇「…いえ、大丈夫ですよ」

柚「…アタシは、あくまでアタシは、だけど…」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:07:55.85 ID:gzlfI0Pe0


柚「それは、恋なんじゃないかな、って」

肇「……!」

柚(アタシは、悩んでる友達を見捨てるなんて、できないっ!)

柚「アタシもね?経験とか…は、ないんだけど…」

柚「ほらっ、友達同士から恋人になるとか…よくあるハナシ、だし?」

肇「……」

柚「なんというか、うまく説明できないけど」

柚「なんで?って考えてみても、理由がわからない、とか」

柚「一緒にいるだけで、どうしようもないくらい幸せな気持ちになる、とか」

柚「逆に、その人のことを考えて、消えちゃいそうなくらいに切なくなる、とか」

肇「……」

柚「…ぜんぶ、好きだから…だと、思う」

柚「うまく言えないけど、どうしようもなくその人のことが好き…」

柚「…なんでしょ?」

肇「…そうですね」

柚「それは、やっぱり恋だよ」

肇「……」


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:08:46.27 ID:gzlfI0Pe0


肇「でも、女の子同士なんです」

柚「ホァッ!?」

柚(そこまで言っちゃうかー!)

肇「すみません、驚かせてしまって」

柚「いや…うん、ダイジョーブ」

肇「…女の子同士だとしても、それは恋でしょうか?」

柚「…うーん」

柚(…どうしよう?)

柚(ここで肯定したら、どうなっちゃうんだろう)

柚(……ここで否定したら、諦めてくれるのかな)

柚(アタシは正直、今のトコロだけど…)

柚(肇チャンの想いには、応えられない)

柚(……)

肇「……」ドキドキ

柚(……だけど)

柚(……っ……だけど!)

肇「…すみません、やっぱりさっきのは」

柚「好きなら、カンケーないよ」

肇「!」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:09:31.67 ID:gzlfI0Pe0


柚(…どんなものだとしても、肇チャンの大切な気持ちだから)

柚(アタシは、それを否定したくなんてない)

肇「そう…でしょうか?」

柚「うん」

柚(…偽善、かもしれない)

柚(だけど、そういう風に肇チャンを傷つけるのはイヤだし)

柚(そんなことしたらアタシも、モヤモヤした気持ちになる)

柚「性別とか、そんなんじゃないっ」

柚「その人のことを、大切に思う気持ちがあって」

柚「その人のことが好きで、どうしようもなくなっちゃったら」

柚「…それはもう、恋なんだよっ」

肇「…そう、なんですか」

柚「うん…アタシは、そう思う」

肇「……そうですか」

柚(…どうかな)

肇「……」

柚(…どう、かな?)

肇「…ありがとうございます、柚ちゃん…なんだか、スッキリしました」

柚「…へへっ、いーってことよ」

柚(……ふぅ)


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:11:17.41 ID:gzlfI0Pe0


肇「ふふっ、柚ちゃんに相談できて良かったです」

柚「そう?いやー、アタシもまさか、肇チャンから相談されるなんてねっ」

肇「そう、ですか?」

柚「うん、肇チャン、一人でなんでもできちゃいそうだし?」

肇「ふふ、そんなことありませんよ」

柚「その友達…上手くいくといいね」

肇「…あっ!そうですね、そう…友達、ですね、はい」

柚(忘れてたな)

柚(…あれ?いつの間に、聞こえなくなってる)

肇「…あ、いつの間にか、レッスンの時間でした」

柚「そう?じゃ、レッスン頑張ってね!」

肇「はい、ありがとうございました、柚ちゃん」

柚「いいのいいのー、それじゃねーっ」

肇「はい、失礼しますね」

バタン

柚(はー、なんだったんだろ)

柚(いつの間に、聞こえなくなってたな)

柚(まあ、一件落着…なのかな?)

柚(…はぁ、なんか疲れたし、ちょっとソファーで横になろっと)ドサッ

柚(肇チャンの気持ちを知ってしまったわけだけど、これからどうしよ…)zzZ...


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:12:50.24 ID:gzlfI0Pe0


巴「柚、おい柚、そろそろ起きんか」
mrkmtme10

柚「うーん、もう食べられな……はっ!」

巴「全く、もうすぐレッスンの時間じゃけえ、行くぞ」

柚「あれ?巴ちゃん?実家に帰ったんじゃ…?」

巴「あ?何を寝ぼけとるんじゃ、ほれ、シャキッとせえ」

柚「あれ、アタシいつの間に机で……え?」

柚(もしかして、夢?夢オチ…っていうやつ?)

柚「……はぁ~~ぁ」

巴「なんじゃ、そんなため息なんかついて」

柚「いや、なんでもない…よし、さあ!今日も楽しいレッスンだー♪」

巴「はあ…?」

ガチャ

肇「お疲れ様です」

巴「おう、肇か、お疲れさん」

肇「巴ちゃん、お疲れさま…あれ、柚ちゃん?」

巴「ん?…なんでソファーの裏に隠れとるんじゃ」

柚「お、おお、お疲れさまー肇チャン…」

柚(むっ、ムリだって!あんな夢見た後に、まともに顔見れるわけないじゃん!)

肇「柚ちゃん?どうかしたんですか?」スタスタ

柚(ああああ近づいてくる!ヤバい!)


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/08/09(木) 21:13:42.40 ID:gzlfI0Pe0


柚「ななななな、なんでもないよ!うん、なんでもない!」

巴「いや、なんか怪しいな、ほれ、こっち来てみい」

柚(そんなこと言ってないで助けてくれー!)

肇「柚ちゃん…顔が赤いですね。もしかして、熱でもあるんですか?」

柚(ああ…もう、もう目の前に)

柚「そ、そそそんなことな」

ピトッ

柚「あ゛っ」

肇「…熱はなさそうですが」

柚(おでことおでこを…アレして…アレで…)

柚(…まさか、まさかこれが)フラッ

ドサッ

肇「えっ、ちょっと、柚ちゃん!?」

巴「おい、なんじゃ!?柚、しっかりせえ!」



柚(これが、恋ってやつか…)


転載元:【モバマス】肇「恋のサイキッカー喜多見柚」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1533815358/
SS速報VIPの紹介です

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
米や※または#の後に数字を入力するとコメント欄へのアンカーが表示できるかも。