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トップページモバマス > シンデレラガールズ×ポケモンクロス クロノスライトストーリー第9話Endurance battle of the city of the cliff.

303: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:53:34 ID:GmH

※トノカミ洞窟を抜けて、3つ目のジムがあると言うグレモスシティに到着した加蓮、未央、ネネ。

※新しい街で、早速何やらトラブルかな……?


未央「せーのっ!んぎぎぎぎぎぎ……」
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加蓮「いや……流石に無理があるって」
hjkrn30

未央「だって!さっきのアレ見たでしょ!」

ネネ「確かにちょっとかわいそうでしたけど………」
krhrnn18


シリーズスレ
シンデレラガールズ×ポケモンクロス クロノスライトストーリー
第2話 Why does it rain so much?
第3話Cats are not as sweet as they look.
第4話Find My Way Because I'm Not Alone.
第5話Flame flower roll storm.
第6話Melody played by the wind.
第7話Princess of temptation to dance.
第8話Trial of the Fountain Lord.

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304: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:53:52 ID:GmH

~少し前~

未央「おおー、ここが新しい街かあ…あっ、二人とも、後ろ後ろ!」

ネネ「うわぁ、出口は崖になっていたんですね、トノカミ洞窟……」

加蓮「『ようこそ、切り立つ崖の街、グレモスシティへ』……こんなわかりにくいとこに彫るかなあ、普通」

未央「あ、そっか。普通は洞窟から出て振り向いたとこに字が彫ってあるとか考えないね…」

ネネ「それにしても、崖の上からロープがたくさん……あれ、何のためなんでしょうか」

未央「よく見たら、あちこち掴めそうな石が刺さってるね。気になるなあ」

加蓮「そういう崖……って事はないか。明らかに人の手で石が差し込まれてるし。この石、色塗られてるもん」


305: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:54:14 ID:GmH

イシツブテ「ラッシャイ!」

未央「わ、イシツブテ!お出迎えかな?かなぁ?」

イシツブテ「ラッシャ…」ガシッ

未央「お?」

※石伝いに崖を手で器用に登っていくイシツブテ。

イシツブテ「ラッシャイ」ピョン ヒューン ドスン

イシツブテ「ラッシャイ!」

未央「ほえー、ああいうスポーツ、なのかなあ」

ネネ「えっと……確かガイドブックに……」ペラッ

ネネ「ありました。昔ある地方のイシツブテさんが崖をあんな風に両手で登るのを見た人が、ボルダリングという崖登りのスポーツを考えたらしいです。ここに載ってます、ほら」

加蓮「カロス地方のショウヨウシティジムにはボルダリングがジム内で出来る様にもなっており、ポケモンだけでなくトレーナーも心身を鍛えることができる…か。」


306: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:54:36 ID:GmH

加蓮「この崖をねえ、アタシには無理だな、体力ないし」

ネネ「私もちょっと……随分高いですよね、この崖」

未央「道理でロープがあんなにたくさん…でも、落っこちたりしたら大変な気も……あれ?」

ネネ「未央ちゃん?」

未央「あそこ、石でできたシーソーだよ、ネネちん」

ネネ「あ、本当……ポケモンさんが乗ってますね」

加蓮「もしかしたらここって、ポケモン専用の遊び場なんじゃない?身体が丈夫な岩ポケモンなら、落ちたくらいじゃピンピンしてるでしょ」

未央「……うん、それはいいんだけどさ」

加蓮「何、人が真面目に分析してるのに……ぷっ!」


307: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:54:56 ID:GmH

ネネ「わ、笑っちゃ失礼ですよ加蓮さん」

加蓮「だってあれ…シーソーのつもりなんだよね……?」

※片方に乗るツボツボ「ツボー」(大体20㎏)

※反対側に乗るゴローニャ「ゴロー!」(300㎏)

加蓮「何が楽しいんだろ……ふふ……」

未央「やばい、ツボツボがかれんのつぼに入ってるし」

ネネ「あの2匹、シーソーの遊び方、ちゃんとわかってないのかもしれませんね…」

未央「何ぃ!それは勿体ないよ!だってシーソー、めちゃくちゃ楽しいじゃん!」

ジラーチ【ただ乗って揺れるだけじゃないかあんなの】

未央「ジラちんは黙ってて!」

ジラーチ【はいはい】


308: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:55:23 ID:GmH

大股で歩く未央「よーっし……見てなさいよ……!」ノッシノッシ

加蓮「ちょ、未央アンタ何する気?」

未央「今の私はただの未央ちゃんじゃないよ、超ヘビー級未央ちゃんなのだよ」ノッシノッシ

ネネ「歩き方が変わっただけなんじゃ……」アハハ…

未央「シャラップネネちん!今行くからねツボツボ~!」

~そして現在~

ツボツボ抱えた未央「うーごーけー!」

ツボツボ「ツボー」

ゴローニャ「ゴロー!」ガッツポーズ!


309: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:55:50 ID:GmH

ネネ「ゴローニャさん、これ楽しんでますよね」

加蓮「新手のいじめなんじゃないの、これ」

男性の声「ゴローニャ、もう帰るぞー!」

降りたゴローニャ「ローニャ」ドシン

未央「うひゃあ!」ズデッ

殻にこもるツボツボ「ツボ!」スポッ

ネネ「大丈夫ですか未央ちゃん!」

未央「いやー、びっくりはしたけどね、あはは……ツボツボ、おーい」コンコン

首だけ出したツボツボ「ツボ?」キョロ

未央「よし、重たいのもいなくなったし、かれんとネネちんは向こう、私とこの子はこっちね!」

加蓮「…どうする?」

ネネ「遊んであげましょうよ、折角ですし」

加蓮「だね、乗りかかった船………いや、シーソーってやつか」

~~~~~


310: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:56:15 ID:GmH

ギッタン バッタン

ギッタン バッタン

加蓮「あは、何か……あんま乗ったことないけど、結構楽しいじゃん、シーソー!」

ネネ「ですね、気持ちいいです、きゃあっ♪」

未央「どう、ツボツボ。これが本来のシーソーの遊び方なのだよ?」

ツボツボ「ツボツボー」ワー

未央「ねえ、ツボツボ喜んでるー!」

ネネ「ホントですか?良かったですね加蓮ちゃん!」

加蓮「まさかジム戦の前にこんな事するとは思わなかったけどね…ま、いっか、楽しいし」

ネネ「ですね!」

洋子「おーい、ツボツボー、どこー?」
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ツボツボ「ツボ? ツボー!」

未央「ありゃ、トレーナーさんかな? ちょっと待って下さい、シーソー止めるんで~!」

~~~~~


311: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:56:41 ID:GmH

洋子「あはは、成程、作業員さんのゴローニャ君か。それにこの子じゃ確かに釣り合わないよねー」ヨシヨシ

ツボツボ「ツボツボー」ハイッ

未央「ん、何これ」

ネネ「きのみ……? 中に何か……よいしょ」ツン ペロッ

ネネ「わ、ジュースです、これ」

未央「待てよ……? ツボツボって確かジョウト地方にもいたような……物凄いレアなポケモンだけど」

洋子「うん、向こうじゃあまり見ないみたいだね。この子はね、殻の中にきのみをずっと入れておいて、発酵させてジュースに変えちゃうの」

加蓮「へえ……天然のジューススタンドってわけ」

洋子「滋養強壮、栄養満点でね。ツボツボが人にきのみジュースを振舞うなんて、実際滅多にない事なんだから」

ネネ「これ、ちょっと味が濃い目ですし、薄めても大丈夫ですかね。それなら皆の分すぐに飲めますし」

洋子「うん、全然大丈夫だよ、私もよくやるし♪ ツボツボ、皆喜んでくれて、よかったね♪」ヨシヨシ

ツボツボ「ツボツボー!」


312: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:57:12 ID:GmH

加蓮「ところでお姉さん、えっと」

洋子「あ、自己紹介まだだったね。私、洋子。キミ達は?」

未央「あ、未央です!」

ネネ「ネネって言います」

加蓮「加蓮だよ。あのさ………」

洋子「ん……? …ははぁ」

未央「わわ、何するの洋子さん!」グッグッ

※体をまさぐられる未央。

洋子「うん、よく鍛えられてる。パッと見わかんないけど、引き締まってて、凄くいい感じ!」

未央「は、はあ……」

洋子「って事は……やっぱりこれが目当てなんでしょ」キラン

ネネ「それは…」

未央「ジムバッジ!? えっ、えっと、つまり……」

加蓮「やっぱりそうだったんだ。道理でこんな男臭い街にお姉さんみたいな美人がね……」


313: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:57:31 ID:GmH

未央「男臭いは失礼じゃないかねかれんさんや」

洋子「あはは、よく言われる!けど、ちゃんと女の子の観光客も来るんだよ?ここは洞窟の出口に近いし、行商さんや鉱石掘りのお仕事をする作業員のたまり場みたいなところだから」

洋子「ここだけの話、この街ってパッと見で岩くらいしかないでしょ? 荒れ地って言うか、崖とか山の間に無理やり人が住んだようなトコだからさ」

洋子「だから隣りにあるヒュドールの行商さんが、花の種とかお野菜とか、色々持ってきてくれるんだよ。いつかはこの街も資源が尽きちゃうだろうし、その時はせめて、花でいっぱいの街になってたらいいなあって…私思うんだよね」


314: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:57:56 ID:GmH

ネネ「花でいっぱいの……素敵な夢ですね」

加蓮「案外、そう遠い夢でもないかもよ?アタシ達、ミクモの森で……あ、正確にはこの二人がだけど、道を塞いでたオコリザルをやっつけちゃったんだよね」

ネネ「あ。そっか……ミクモの森の向こう側は…」

未央「ブルーメタウン!花の街じゃん!」

加蓮「ね。そこからも花の苗や土を譲って貰ってさ。それなら死んだ土地もどうにか生き返るんじゃない?」

洋子「わぁ………それがホントなら私、夢に一歩近づいちゃったかも!」

未央「ホントならって、ホントなんだってば、信じてよー、ね、『よこちゃん』!」

ネネ「未央ちゃん、大人の方にまで…」

加蓮「もう今さら止めてもね」

洋子「よこちゃん…か。ふふ、あだ名で呼ばれるのなんてどれくらいぶりかなぁ…」

洋子「観光に来る人はいるけど、仲良い地元の子はやっぱりマギアシティとか、都会に出てっちゃうんだよね。何だか懐かしくなっちゃった」

ツボツボ「ツボ」


315: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:58:13 ID:GmH

洋子「うん。OK、ツボツボ。……さて、それじゃ、早速だけど……この街のジムリーダーは強いよ。毎日ちゃんと鍛えてるからね。……どう、勝負する?」ニヤッ

背中を押す加蓮「ネネ、未央」トンッ

ネネ「……っ」ゴクリ

未央「うん。私達、そのためにここに来たんだ!誰が相手だって、絶対かーつ!」

洋子「よしっ!それじゃ行こっか……」

洋子「グレモスシティジムリーダー、洋子。全力で挑戦者をお相手します!」


~~~~~


316: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:58:35 ID:GmH

~ヒュドールタウン~

オニシズクモ「クモ?」

スワンナ「スワー」バサバサバサ……

村長「おお、スワンナ、戻ったか。……と言う事はやはり、そろそろじゃな」

村長「皆の衆、仕事は一時切り上げじゃ!」パンパン

村人「おお、ではついに」

村人2「肇の仲間……彼女達の戦いが始まるのですね。」

肇「…………村長さん」
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村長「信じる事じゃ、肇。仲間は、信じねばな。」

肇「……はい。皆さん、ヌシ様の泉へ参りましょう!」

村長「ゴルダックの念写で泉に戦いの様子を映し出す!皆急げ、遅れるでないぞ!」

~~~~~~


317: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:58:55 ID:GmH

~グレモスシティジム~

※ジムの造りは四方を岩壁に囲まれただけの簡素なフィールド。天井は無く、岩がフィールドの至るところに隆起している…。

~観客席~

加蓮「椅子も石造り、か。本当に何もかも石とか岩なんだね」

まろ「チル」モグモグ

加蓮「はぁ……お弁当もいいけど、アンタ今のとこあんまり戦績良くないんだからしっかり見て勉強しなよ、まろ」

まろ「チル♪」モグモグ

加蓮「ほんっとにわかってんのかな…」

~~~~~~


318: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:59:16 ID:GmH


紗南『さぁ、3番目のジム挑戦!いよいよジムリーダーも実力がワンランク上がる頃!対する挑戦者は未央選手とネネ選手、どんな戦いを見せてくれるのかー!』
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ワアアアアア……

洋子「さぁて……いっちに、さんし……」グイグイッ

洋子「よし! じゃあ……今日の一戦も、ひとついい汗かくとしますか!出てきて、サニーゴ!」ボウン

サニーゴ「サニサニィ!」フリフリ

紗南『洋子さん、一匹目は南国の海に多く生息するさんごポケモンのサニーゴを選択!タイプはみずといわタイプ、対する挑戦者はー!』


319: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)13:59:43 ID:GmH

未央「ここはやっぱり、だよね」

ネネ「ええ、みずにもいわにも有利なタイプ………くさタイプの私達が!」ボウン

アマちゃん「アーママイ!」

紗南『アママイコの登場~!タイプは草タイプ、いきなりの対面不利、これはジムリーダー、分が悪いのではー!』

洋子「タイプの相性だって覆す!じゃなきゃ、ジムリーダーとは言えないってね!いくよサニーゴ!」

サニーゴ「サニィ!」

紗南『両者ともやる気満々、注目の一戦、今、ゴングです!!』

ネネ「まずは様子見……往復ビンタよ、アマちゃん!」

アマちゃん「ママママイ!」ダッ クルッ……

ベシシシシシッ!

サニーゴ「サニッ!」ベシシシシシッ!

アマちゃん「ママイ…!」ストッ

紗南『あっと、効果は今ひとつ!回転しながらの往復ビンタでしたが、見るからに効果は薄いようです!』


320: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:00:07 ID:GmH


ネネ「となると、やっぱりはっぱカッターよね……相手の動きは今の攻撃が避けられなかったし、遅めのはず……なら」

ネネ「アマちゃん、続けてはっぱカッター!」

アマちゃん「アーマイッ マイッ」シュパパパ

洋子「来たね。遠距離から仕掛けてくるのを待ってたよ」

ネネ「え…!?」

洋子「サニーゴ、『とげキャノン』!!」

サニーゴ「サニッ……サニニニニニニ!」ババババババババ

アマちゃん「アマッ!?」

紗南「凄まじい連射速度だー!はっぱカッターが撃ち落とされてしまった上、なおも攻撃が止まらないー!」

ネネ「かわすの、アマちゃん!」

アマちゃん「アマッ!」タタッ

ババババババババ!


321: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:00:27 ID:GmH

洋子「休まずいって、サニーゴ!とげキャノン!」

サニーゴ「サーニニニニニニニニニ!」ババババババババ!

アマちゃん「マッ マイッ」タタタタ…

ババババババババ!

未央「これじゃ狙いつけてはっぱカッターを撃つことなんて……!」

ネネ「なら、狙いを付けずに撃つまでです!アマちゃん、逃げながらマジカルリーフよ!」

アマちゃん「アーママイ!」バヒュン!

サニーゴ「サニッ!?」ババババババババ…

紗南『絶対命中、変幻自在に軌道を変えて飛び交うマジカルリーフ!これはとげキャノンでは撃ち落とせないー!』

サニーゴ「サニッ……サニィー!」バヒュヒュヒュヒュ!ドゴオオ……!


322: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:00:48 ID:GmH

サニーゴ「サニ…サニ……」キュウ

紗南『クリーンヒットー!!サニーゴ戦闘不能!ネネ選手、お見事な技選択でした!』

アマちゃん「マイマ…」ズキン

ネネ「アマちゃん?」

洋子「避けきったつもりかもだけど、私のサニーゴの特性は『はりきり』!命中精度と引き換えに威力が上がってるから、かすっただけでもかなりキツイはずだよ!」

ネネ「そんな……!」

紗南『特性はりきりでパワーアップしたとげキャノン、これは確かに相当きついぞー!』

ネネ「アマちゃん、戻ってきて! 紗南ちゃん、アマちゃんは戦闘不能です!」

紗南「了解!医療チーム、とげ抜き持ってきて!早く早く!」

清良「とげ抜きとガーゼ!」タタタタ

亜季「イエスマム!まずは負傷者を運び出すであります!」タタタタ


323: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:01:10 ID:GmH

紗南「さぁ、互いに一体ずつ戦力を失ってしまいました!続いての戦いはどうなるー!」

ネネ「トロちゃん、お願い!」ボウン!

トロちゃん「トローピス!」バサッバサッ

洋子「ツボツボ、ゴー!」ボウン!

ツボツボ「ツボー」コロン

未央「お、ツボツボだ!」

加蓮「あの子も戦えるの…? 見た感じ、凄く弱そうだけど…」

ネネ「油断は禁物……今度ははじめから!『はっぱカッター』!」

トロちゃん「ピスッ ピスッ!」ヒュヒュン!

ツボツボ「ツボ」カラコモリ

カキキキキン!

ネネ「え……?」

ツボツボ「ツボー」ピョコン


324: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:01:33 ID:GmH

紗南『殻にこもって完全にガードしたー!今のは技ではなくツボツボそのものの防御力だよ!』

洋子「ツボツボはこう見えて、ポケモンの中でもトップクラスの防御力を持ってるの!そう簡単には倒せると思わないでね!」

ツボツボ「ツボー!」

加蓮「うわぁ、見かけで判断できないなぁポケモンって……!」

未央「はっぱカッターがあれじゃ、ふみつけても弾かれちゃうんじゃ……!」

ネネ「でも、確かさっき、本体の防御力が高いだけで、守りの技ではないと言ってましたよね」

ネネ「もしかして……撃ち続ければ!」

トロちゃん「ピスッ」コクン

洋子「へえ……よく気付いたね、って言いたいけど……守りだけがツボツボじゃないんだよ!『いわおとし』!」


325: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:01:57 ID:GmH

ツボツボ「ツーボ!」ヒュッ……!

トロちゃん「ピウスッ」ゴチーン!

ネネ「トロちゃん、大丈夫!?」

トロちゃん「ピウスッ」

ネネ「……あんまり効いてない?」

トロちゃん「ピス?」

紗南『んー、ツボツボって、高いのは防御力だけなんだよねー…だから持久戦に持ち込まれると面倒っていうか…』アハハ

洋子「そう、持久戦に持ち込むから!長引くから覚悟してよね!『いわおとし』!」

ネネ「『はっぱカッター』!」

ツボツボ「ツボー!」

トロちゃん「ピスッピース!」


326: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:02:10 ID:GmH

ドゴン カキキキキン バキッ カキキキキン ズシン カキキキキン ゴス カキキキキン!

加蓮「うわあ不毛」


327: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:02:32 ID:GmH

まろ「チル…チル…」スカーッ……スカーッ……

紗南『両者とも激しい攻防が……激しい。激しいって何だっけ。とにかく攻防が続いています!!……長い!!!』

トロちゃん「ピスッ……ピスッ……」ハァハァ……

ツボツボ「ツボー」

未央「ま、まさかあのツボツボ、あんなに強いポケモンだったなんて……私もまだまだ勉強不足だなあ……」

ジラーチ【小さいからって油断してるからそんな目に遭うんだよ】

未央「な、なんかジラちん怒ってない…?」

ジラーチ【怒ってない】ムスッ

未央「……んん?」


328: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:02:55 ID:GmH

ネネ「とりあえず、渡したオレンのみで回復を……」

洋子「飛びついて!」

ツボツボ「ツボー」ヒューン

トロちゃん「ピスッ!?」

挨拶するツボツボ「ツボ」ヨッ

未央「よっ、じゃないよ!もう!」

紗南『機動力に欠けるツボツボですが、殻にこもって空中から飛びついてきました!一体何をする気なのかー!』

洋子「きのみを『はたきおとす』攻撃!」

ツボツボ「ツボ」エイッ

トロちゃん「ピスッ!」ガーン

ネネ「あああ…貴重なきのみが……大事な回復手段が……!」

紗南『あーっ、これで回復手段がなくなってしまったー!これはきつい、きつすぎるー!』


329: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:03:20 ID:GmH

洋子「そろそろキメるよ!『むしのていこう』!」

ツボツボ「ツボー!」ギュムー

トロちゃん「ピスウウウ」ギュムー!

未央「ネネちん、トロちゃんやばいよ!」

ネネ「……くっ、やっぱりこの技しか……!何が出るかはわかりませんけど、一か八かです!」

加蓮「ここ、空調もないし……まあ、トライアタックじゃないだろうね…」

ネネ「いきます、しぜんのちから!」

トロちゃん「ピスッ!」ブン

ツボツボ「ツボー」ヒューン

紗南『トロピウスの身体を締め上げて抵抗していたツボツボ、地面に振り落とされました!そしてそしてー!』


330: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:03:46 ID:GmH

トロちゃん「トーローピース!」ズシン!

バキバキバキバキ……

加蓮「地表に、ヒビ!」

未央「地割れ……じゃない、この技は!」

ツボツボ「ツボ?」

ツボツボ「ツボー」カラコモリ

ネネ「また殻に……!」

大地を踏み鳴らすトロちゃん「ピーウス!」ズシン!ズシンズシン!

バキッ……ゴゴゴゴゴ…………

ドカァアアアアアン!!

紗南『だ、大地が爆発した~!この技は、地下のエネルギーに刺激を与えて放出させるじめんタイプの『だいちのちから』です!!』


331: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:04:20 ID:GmH

ツボツボ「…………」カラコモリ

紗南『これは……殻から出てきません!戦闘不能でしょうか!』

ネネ「よし……これであと一体…!」

挨拶するツボツボ「ツボ」ヨッ

未央「えええええ」

加蓮「何でよ!!?」

まろ「チル!?」ビクッ

ツボツボ「ツボー」ハイッ

洋子「滋養強壮、栄養満点……ふふ、もう忘れてた?」

紗南『これはきのみジュース!殻の中にきのみを忍ばせていたツボツボ、体力を回復しました!………って事は?』

未央「またあの持久戦の繰り返し……かな……?」

加蓮「ちょっと……流石にそれは……」

ネネ「トロちゃん……」

トロちゃん「ピス……ピス……」ハァ…ハァ…

ネネ「未央ちゃん、ごめんなさい、これ以上は……!」


332: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:04:42 ID:GmH


未央「ううん、仕方ないよ、こればっかりは……でも!」

未央「私だって、強くなったんだから!いくよ、りゅーすけ!」ボウン

紗南『ここで選手交代、粘りに粘ったツボツボとトロピウス、決着はつかぬまま挑戦者、3体目です!』

未央「りゅーすけ………お願いがあるんだけど」

りゅーすけ「リュ」


333: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:05:03 ID:GmH



未央「むちゃくちゃなのは百も承知でお願いなんだけどさ……」

りゅーすけ「リュ…?」

未央「一発で倒して!!ツボツボ!!長い!!!」

紗南『同感!!!!』

洋子「ちょっと、審判!」

未央「ツボツボが強いのはよーくわかったけど、これ以上はあんまりにも長いんだもん、下手したら次回へ続く!とかになっちゃうよ!」

ジラーチ【まあ、ザッと千年も寝てれば終わるんじゃない?】

未央「人生がね!!!!」


334: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:05:24 ID:GmH

りゅーすけ「リュ」フンス

りゅーすけ「リュリュー」ウネネネ

ツボツボ「ツボ」カラコモリ

りゅーすけ「リュリュー……」スーッ

未央「りゅーすけ?」

ネネ「深呼吸ですかね…?」

トロちゃん「ピス…」

りゅーすけ「リュリュー!」ブワアアアアア!

洋子「なっ!これって……!」

ツボツボ「ツボ」コテン ヘニャン


335: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:05:45 ID:GmH

紗南『ああ……その手が……』

未央「そ、その手がって、今の技だよね? えっと、ドラゴンタイプの技で……防御の硬い相手には……あ」

洋子「『龍の怒り』……どんな装甲も無効化してダメージを与える龍の焔。威力は低いけどね」

紗南『ツボツボの弱点は防御と引き換えにした体力の少なさ!肝心の装甲を無効化してしまえばこの通りです!』

オー…………

紗南『皆、気持ちはわかるけどもう少し元気だしてこ……ひたすら喋ってるあたしの身にもなって……』

オオオオオ……!


336: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:06:08 ID:GmH

洋子「ま、仕方ないか……ゆっくり休んでね」シュウウウ

加蓮「つまり、初めから未央がりゅーすけにアレさせてれば試合が3時間長引いたりする事はなかったと」

ネネ「すみません……私の力不足で……」

加蓮「ネネは悪くないけど、未央は自分のポケモンの技くらい把握しなさいよ」

未央「ド、ドラゴンタイプはね、予想を超えてくるところに魅力があってだね!?」

紗南『はいはい、ともかく今は洋子さんの3体目のポケモンに備えて備えてー!』

加蓮「3体目、か…何が出てくるのやら…」

ネネ「考えてみたら、サンゴ礁って漢方薬の材料でしたっけ」

トロちゃん「ピス?」


337: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:06:30 ID:GmH

ネネ「それに、滋養強壮のきのみジュース……もしかして洋子さんって」ハッ

洋子「気付いたね? 私、健康美には拘りがあるんだよね!」

洋子「というわけだから3体目、この子のお出ましだよ!」ボウン

プテラ「ギャース!!」バサッバサッ……バサッバサッ…

未央「プ、プ、プテラだ!!私の憧れるワタル先生も使ってるポケモン…!!」

りゅーすけ「リュー……」

洋子「プテラはひみつのコハクから復活させた古代のポケモン。コハクは樹脂が固まってできた化石で、宝石としてなら癒やしのパワーがあるし、健康食品の材料としても使われてたりする……まぁ、私の場合、たまたま見つけたコハクがこの子だったってだけなんだけどね」

洋子「持久戦で疲れてるとこ悪いけど、削りに行かせてもらうよ!」


338: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:06:52 ID:GmH

洋子「プテラ、空を飛ぶ!」

プテラ「ギャース!」バサアアア

加蓮「高い!」

ネネ「あれじゃ攻撃が……」

未央「確かに、あそこまで高度があると必中のスピードスターでも射程圏外……けど、黙って見てたらいつ急降下で襲いに来るか……!」

りゅーすけ「リュ」クイクイ

未央「ん、何?」

りゅーすけ「リュー」クルクルリン

未央「お? 何でくるくるして……そっか!」

洋子「そろそろいいかな……油断してるとこ悪いけど、一気に……!」

未央「りゅーすけ、たつまき!」

りゅーすけ「リューリューリューリューリュー……」クルクルクルクル………

ブオッ! ゴオオオオ

洋子「なっ!」


339: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:07:11 ID:GmH

プテラ「ギャオオオオ……」ビュゴオオオ

紗南『確かに、空を飛んでいる相手には威力が倍増する技、たつまきは効果的!攻撃範囲も上空に対して申し分ありません!』

ワアアアアア……

プテラ「ギャウ」ドサッ!

未央「落ちてきた!チャンスだよ、りゅーすけ、さっきのやつ、龍の怒りで……」

プテラ「ギャス」ギロッ

りゅーすけ「リュ!?」ビクッ

洋子「突撃して低空からかみなりのキバ!」

プテラ「ギャウウウ!」ガアアアッ

ガブッ!!


340: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:07:38 ID:GmH

りゅーすけ「リュー!!」ビリビリビリ!

未央「りゅーすけ!!」

加蓮「直撃……!」

距離を取るプテラ「ギャウ」バサッバサッ…バサッバサッ…

りゅーすけ「リュ……リュー」ビリビリ……

未央「く、りゅーすけが麻痺にさせられちゃうなんて……!」

ネネ「これじゃ次に飛ばれたりしてもたつまきは……!」

洋子「そういう事。悪いけど、終わりにするよ!プテラ、飛んで!」

プテラ「ギャウ!」

洋子「今度はスキも与えない……!高高度から一気に、急降下でかみなりのキバ!」

プテラ「ギャアウウウ!」バサッバサッ……ギュン!

ネネ「速いです!未央ちゃん!」

未央「りゅーすけーっ!!」

りゅーすけ「リュ…リュ……」

りゅーすけ「リュー!!」カッ!

~~~~~~


341: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:07:56 ID:GmH

~トノカミ洞窟、ヌシの泉~

肇「あの光は……」

村長「目覚めの時が来たようじゃな……」

肇「え……?」

村長「見ておれ、肇。龍神様がおいでなさるぞ」

肇「龍神……様……」

~~~~~~


342: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:08:24 ID:GmH

りゅーすけ(ハクリュー)「クリューーー!」

未央「りゅーすけが……ハクリューに進化した……!」

ネネ「未央ちゃん!プテラが来ます!」

プテラ「ギャアウウウ!」ギュン

りゅーすけ「リュー……」フワリ…スーッ……

プテラ「ギャウ」スカッ

洋子「進化して、しかも空に逃れるなんて……!プテラに空中戦を挑もうって言うの……!?」

りゅーすけ「リュー……」キイイイイン……!

※りゅーすけの体の水晶が光り輝く……!

ポツリ ポツリ ザアアアア…………

加蓮「あ、雨……!?さっきまで晴れてたはずじゃ……」

紗南『これって……!』

洋子「雨を降らせる技、『あまごい』……? ううん、技を出す暇なんか与えていないはず…」


343: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:08:40 ID:GmH

未央「ハクリューは天候を水晶で操るポケモン……技でも特性でもない……きっとこれは、りゅーすけがハクリューになったから降ってきた……」

未央「空の嬉し涙……!」ザアアアア……

洋子「でも、雨が降ったくらいじゃ、プテラの機動力に変わりはないよ!もう一度空を飛んで!」

プテラ「ギヤアアアアオウ!」

~~~~~~


344: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:08:53 ID:GmH

村長「皆、へそを隠せ!」

肇「え」

村長「龍神様の怒りに触れると、へそを取られて喰われてしまうぞ」

肇「ひゃっ、お、おへそ……!」バッ

~~~~~~


345: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:09:17 ID:GmH

紗南『雨……それに、天候を操るポケモン……』ハッ

紗南『そっか………そういう事かぁ!!』

洋子「え、何、私何かマズっちゃってた…?」タラー…

未央「その高度で、この雨雲の量なら…絶対避けられない! りゅーすけ!」

りゅーすけ「リュー!」ゴロゴロゴロ………

プテラ「ギヤアアアアオウ!」ギュン!

洋子「ま、まさか!プテラ、逃げて……」

未央「どんなに速いプテラでももう逃げられないよ!りゅーすけ、いくよ!『かみなり』!!」

りゅーすけ「リューーーーーー!」ピカアアアアア……

プテラ「ギャ……」カッ!


346: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:09:36 ID:GmH

加蓮「……っ」

ネネ「………!」

紗南『…………おお…』

ドゴオオオオオオオン………!!!

プテラ「ギャウ」ドサッ

洋子「プテラ!」ダッ

プテラ「ギャウ……ギャウウウ……」プスプス…

紗南『勝負あり!!プテラ、戦闘不能につき、勝者、ネネ、未央チーム!!』

ワアアアアア………?


~~~~~~


347: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:09:56 ID:GmH

~数刻後、グレモスシティ岩盤浴~

未央「あーせーがーでーるー」

洋子「ちゃーんと疲れは取っていかないと、この先まだ長いんでしょ?」

ネネ「はい、ここからヒュドールタウンに引き返します」

加蓮「4人目が、待ってるの。アタシ達の仲間のね」

洋子「ふふ、そっか。じゃあ……はい、これ」

未央「わ、ジムバッジ!」

ネネ「疲れてて貰うの忘れてました…」

加蓮「多分紗南も忘れてたね…ま、仕方ないけどさ」

壁に貼り付くツボツボ「ツボー」ノタノタ

加蓮「これからはもっと、相手に通じる戦法や、自分のポケモンの事、自分でも勉強しなきゃいけないのかな」


348: ◆6RLd267PvQ 19/07/12(金)14:10:17 ID:GmH

ネネ「確かに…私達、いきあたりばったりでしたもんね」

未央「勉強かぁ。一流トレーナーへの道は、まだ長く険しいのだ!……って事だねえ」

洋子「まぁまぁ、これで3つ目、順調なんだからさ、急がず焦らずゆっくりいきなって♪」

ツボツボ「ツボ」

未央「あ、あはは……でも…」

ネネ「持久戦は勘弁してください……」

加蓮「はぁ……出発は明日だね、これは……」

※持久戦を耐え抜き、勝利を収めることができた、ネネと未央。

新たなバッジ、琥珀色のアンバーバッジを手に、次に目指すのは肇達が待つ、ヒュドールタウンだ!

続く!


転載元:シンデレラガールズ×ポケモンクロス クロノスライトストーリー
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1562165347/

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