1: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:11:28 ID:JHO
―――ファミレス
加蓮「んむんむ」モグモグ…

泰葉「ふふ、今日はいっぱい食べるね」

加蓮「んむ! ……んっ、だって久しぶりのポテトだもんむんむ」
泰葉「あんまり食べるとまた戻っちゃうよ? せっかくPさんに水着姿見せるために体絞ったのに」
加蓮「だいじょぶだいじょぶ~、プラマイゼロだからっ」
李衣菜「ジュースのおかわりお待たせ~……ってもー、加蓮たらほんとずっと食べてるね。あはは」トコトコ

加蓮「んむ♪」モグ
シリーズスレ
だりやすかれん
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2: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:12:43 ID:JHO
李衣菜「それで? Pさんと2人きりの海水浴デート楽しかった?」
加蓮「えー? んーまぁ、それはもちろん……楽しかったんだけど~♪♪」テレテレ
泰葉「幸せオーラが凄まじい……」
加蓮「だってだって~、日焼け止め塗ってもらったり見つめ合っちゃったりしてさ~うふふふ♪♪ あっ、それにそれに~♪」
李衣菜「あーもういい、もういいよ!」
泰葉「分かったから! 楽しいデートだったのは分かりました!」
加蓮「えー? んーまぁ、それはもちろん……楽しかったんだけど~♪♪」テレテレ
泰葉「幸せオーラが凄まじい……」
加蓮「だってだって~、日焼け止め塗ってもらったり見つめ合っちゃったりしてさ~うふふふ♪♪ あっ、それにそれに~♪」
李衣菜「あーもういい、もういいよ!」
泰葉「分かったから! 楽しいデートだったのは分かりました!」
3: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:14:08 ID:JHO
加蓮「なによ~、たまには惚気させてよね? 李衣菜だってこないだ遊園地デートしてたんだし、泰葉は舞台公演の稽古にずっと付きっきりで見てもらってたし?」
李衣菜「うぐ……」
泰葉「む、むぅ……」
加蓮「ま、2人も休みだったのにさ、私とPさんの2人きりにしてくれたのは嬉しかったよ。ありがと♪」
泰葉「うん……それは、ね。加蓮の誕生日も近かったから」
加蓮「えへへ、ちょっと早い誕生日プレゼントだったよ♪」
李衣菜「うぐ……」
泰葉「む、むぅ……」
加蓮「ま、2人も休みだったのにさ、私とPさんの2人きりにしてくれたのは嬉しかったよ。ありがと♪」
泰葉「うん……それは、ね。加蓮の誕生日も近かったから」
加蓮「えへへ、ちょっと早い誕生日プレゼントだったよ♪」
4: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:15:41 ID:JHO
李衣菜「そうそう、誕生日プレゼントと言えばだよ。今日は私たちからもプレゼントがあるんだ♪」
加蓮「えっ、ほんとっ? レッスン前に集まろうってそういうことだったんだ?」
泰葉「ふふ、実はそうだったの。李衣菜と一緒に選んだんだよ」
加蓮「やった♪ なんだろなんだろっ。あ、どーぞどーぞポテトでも食べて、はいっあーん♪」
李衣菜「え、うわぁむぐむぐっ」
泰葉「い、今ご機嫌取りしても中身は変わらないよ……」モグモグ
加蓮「えっ、ほんとっ? レッスン前に集まろうってそういうことだったんだ?」
泰葉「ふふ、実はそうだったの。李衣菜と一緒に選んだんだよ」
加蓮「やった♪ なんだろなんだろっ。あ、どーぞどーぞポテトでも食べて、はいっあーん♪」
李衣菜「え、うわぁむぐむぐっ」
泰葉「い、今ご機嫌取りしても中身は変わらないよ……」モグモグ
5: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:17:07 ID:JHO
李衣菜「えーと……じゃあ1つ目のプレゼントね」ゴソゴソ…
加蓮「1つ目! まさかの複数! はい、あーーん♪」
李衣菜「ぅもご、も、もういいって……い、インターネットで見つけたんだけどね、好きな文字を入れてオリジナルのTシャツ作れるサービスがあるんだけど」
加蓮「好きな文字を? へぇ~……あーん♪」
泰葉「ぁむぅ、むぐ……それでね、加蓮に似合う文字を入れて作ってみたの。丁度レッスンで使えるかなって」
加蓮「私に似合う……どんなの? 楽しみ! ダブルあーん!」
「「もぐっ……いい加減にして!」」
加蓮「あは♪」
加蓮「1つ目! まさかの複数! はい、あーーん♪」
李衣菜「ぅもご、も、もういいって……い、インターネットで見つけたんだけどね、好きな文字を入れてオリジナルのTシャツ作れるサービスがあるんだけど」
加蓮「好きな文字を? へぇ~……あーん♪」
泰葉「ぁむぅ、むぐ……それでね、加蓮に似合う文字を入れて作ってみたの。丁度レッスンで使えるかなって」
加蓮「私に似合う……どんなの? 楽しみ! ダブルあーん!」
「「もぐっ……いい加減にして!」」
加蓮「あは♪」
6: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:19:02 ID:JHO
加蓮「よし、座して待つよっ。わくわく♪」
李衣菜「こほん……んっと、今の加蓮には到底合わないんだけど、レッスン中は真面目でクールだから……はい、泰葉反対側持って」
泰葉「うん。張り詰めた空気をイメージして……そう、この2文字!」バッ
『冷奴』バーン
加蓮「おおっ……!」ガタッ
加蓮「お?」ピタッ
加蓮「……ん?」ジッ…
加蓮「お醤油とかつお節が良く合う白い直方体だよね?」
李衣菜「こほん……んっと、今の加蓮には到底合わないんだけど、レッスン中は真面目でクールだから……はい、泰葉反対側持って」
泰葉「うん。張り詰めた空気をイメージして……そう、この2文字!」バッ
『冷奴』バーン
加蓮「おおっ……!」ガタッ
加蓮「お?」ピタッ
加蓮「……ん?」ジッ…
加蓮「お醤油とかつお節が良く合う白い直方体だよね?」
7: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:20:19 ID:JHO
李衣菜「?」キョ
泰葉「??」トン
加蓮「え、ウソ。ウソだよね? まさかシンプルイズベストな豆腐料理知らないとかないでしょ?」
李衣菜「……クッ」プル…
加蓮「し、白地に大きく『冷奴』とか……え、なに? あまりに前衛的、す、過ぎないっ?」プルプル…
泰葉「…………ンフッ」プルプルプル…
「「「…………んふふふぁはははははははははっ♪♪♪」」」
泰葉「??」トン
加蓮「え、ウソ。ウソだよね? まさかシンプルイズベストな豆腐料理知らないとかないでしょ?」
李衣菜「……クッ」プル…
加蓮「し、白地に大きく『冷奴』とか……え、なに? あまりに前衛的、す、過ぎないっ?」プルプル…
泰葉「…………ンフッ」プルプルプル…
「「「…………んふふふぁはははははははははっ♪♪♪」」」
8: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:21:46 ID:JHO
李衣菜「に、似合うよ? 絶対似合うって『冷奴』……だって加蓮、クールな奴だから……っく、ぅふ、ふふふ……!」
加蓮「ぁはっ、ま、マジ? 似合う? 似合っちゃうかぁ『冷奴』……!」
泰葉「も、もうね、似合うの、加蓮だけだよ……世界中でたった1人だと、おも、思うよ……っ! くふ、あはは……!」
加蓮「やめ、やめてぇ……! お腹、お腹痛いっ……! 笑い過ぎてお腹攣るってぇ……っ!!」
李衣菜「やば、やばぃひっ……ダメ、ファミレスで出すんじゃなかったぁぁ……!!」ピクピク…!
加蓮「ぁはっ、ま、マジ? 似合う? 似合っちゃうかぁ『冷奴』……!」
泰葉「も、もうね、似合うの、加蓮だけだよ……世界中でたった1人だと、おも、思うよ……っ! くふ、あはは……!」
加蓮「やめ、やめてぇ……! お腹、お腹痛いっ……! 笑い過ぎてお腹攣るってぇ……っ!!」
李衣菜「やば、やばぃひっ……ダメ、ファミレスで出すんじゃなかったぁぁ……!!」ピクピク…!
9: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:23:24 ID:JHO
李衣菜「――は、はい。落ち着いた?」
泰葉「う、うん。なんだか思った以上に喜んでくれて良かった……はふぅ」
加蓮「もー……。アンタたちが最っ高にバカだってことがよーーーー……っく分かったよ……大好きだけど!」
李衣菜「思いついたときは『私たち天才かな?』ってなったよね」
泰葉「全能感ってああいうことを言うんだね。2人でパソコンの前で笑い転げちゃった」
李衣菜「そう、まさに加蓮がPさんとデートしてるときにね!」
加蓮「ほんと何やってんのよ……ふふっ、アンタたちも楽しんでて安心したっ。ちゃんと今日のレッスンで着てあげる♪」
泰葉「う、うん。なんだか思った以上に喜んでくれて良かった……はふぅ」
加蓮「もー……。アンタたちが最っ高にバカだってことがよーーーー……っく分かったよ……大好きだけど!」
李衣菜「思いついたときは『私たち天才かな?』ってなったよね」
泰葉「全能感ってああいうことを言うんだね。2人でパソコンの前で笑い転げちゃった」
李衣菜「そう、まさに加蓮がPさんとデートしてるときにね!」
加蓮「ほんと何やってんのよ……ふふっ、アンタたちも楽しんでて安心したっ。ちゃんと今日のレッスンで着てあげる♪」
10: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:24:54 ID:JHO
泰葉「あ。もう1つプレゼントあるのすっかり忘れてた」ゴソゴソ…
加蓮「あぁ、そういえば。……次はなにやっこ?」
李衣菜「ち、違う違う。さっきのは完全にネタで、もう1個が本命っていうか」
加蓮「私的には『冷奴』Tシャツも十分本命なんだけどな~」
李衣菜「まぁ見てよ、絶対気にいるから♪ ね、泰葉?」
泰葉「ふふふっ、うん。……はい、加蓮。私たちからの本命の誕生日プレゼント――オーデコロンだよ♪」
加蓮「あぁ、そういえば。……次はなにやっこ?」
李衣菜「ち、違う違う。さっきのは完全にネタで、もう1個が本命っていうか」
加蓮「私的には『冷奴』Tシャツも十分本命なんだけどな~」
李衣菜「まぁ見てよ、絶対気にいるから♪ ね、泰葉?」
泰葉「ふふふっ、うん。……はい、加蓮。私たちからの本命の誕生日プレゼント――オーデコロンだよ♪」
11: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:26:17 ID:JHO
加蓮「わぁ……! キラキラしてて綺麗なデザイン……素敵! 何の香りがするの?」
李衣菜「へへ、バニラの香りだよ。これから秋になってくから甘い匂いがいいと思ってさ」
泰葉「加蓮は涼しくなるにつれてぺたぺたくっついてくるようになるからね。私たちもどうせなら良い香りがいいから♪」
加蓮「む、私の生態を良く理解してるね2人とも。ご褒美に今年はいーっぱいスキンシップしてあげよう♪」
李衣菜「スリスリして静電気パチってなるまでがセットのやつだ」
泰葉「甘い香りで中和しないとね?」
加蓮「えへへ……すーっごく嬉しい♪ 小瓶自体も可愛いし、使い切っても一生の宝物にするねっ♪」ギュ
李衣菜「へへ、バニラの香りだよ。これから秋になってくから甘い匂いがいいと思ってさ」
泰葉「加蓮は涼しくなるにつれてぺたぺたくっついてくるようになるからね。私たちもどうせなら良い香りがいいから♪」
加蓮「む、私の生態を良く理解してるね2人とも。ご褒美に今年はいーっぱいスキンシップしてあげよう♪」
李衣菜「スリスリして静電気パチってなるまでがセットのやつだ」
泰葉「甘い香りで中和しないとね?」
加蓮「えへへ……すーっごく嬉しい♪ 小瓶自体も可愛いし、使い切っても一生の宝物にするねっ♪」ギュ
12: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:28:13 ID:JHO
加蓮「ふふっ、ここで使ったら迷惑だし……レッスン前に使ってみようかな?」
泰葉「そうだね、アルコール分が強めだから汗の匂いも抑えられるはず」
李衣菜「あっ、だからコロンだったんだ……」
泰葉「……李衣菜? 知ってたと思ったのに」ジト
李衣菜「あ、あははー……。知ってたけどそこまで頭回んなかったぁ……てへへ」
泰葉「もう……♪」クス
加蓮「あはっ♪ 李衣菜が鈍感で、泰葉が気配り上手で……たーのしいなぁ♪」
加蓮「いつもありがとう、2人とも♪♪」ニパッ
泰葉「そうだね、アルコール分が強めだから汗の匂いも抑えられるはず」
李衣菜「あっ、だからコロンだったんだ……」
泰葉「……李衣菜? 知ってたと思ったのに」ジト
李衣菜「あ、あははー……。知ってたけどそこまで頭回んなかったぁ……てへへ」
泰葉「もう……♪」クス
加蓮「あはっ♪ 李衣菜が鈍感で、泰葉が気配り上手で……たーのしいなぁ♪」
加蓮「いつもありがとう、2人とも♪♪」ニパッ
13: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:29:34 ID:JHO
―――
――
―
―――レッスンルーム
加蓮「――よしっ、柔軟終わりっ。李衣菜、泰葉、今日は新曲の振り付け完璧に体に叩き込もうねっ」クルッ
李衣菜「……んぁははははははは!!」
泰葉「くっ、んふふふあははは……♪」
加蓮「……んー、さっきはノリで言ったけど、やっぱりレッスン真面目に受けるには厳しいよね『冷奴』。替えてこよっか?」
泰葉「そ、そうだね……、うん。支障が出るのはまずいよね」
14: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:31:17 ID:JHO
加蓮「だよねぇ。これは部屋着にしよっかな……ちょっと着替えてくる~」トテトテ
李衣菜「あ、ま、待って加蓮。1枚だけ、その格好でキリッとポーズ決めてみて?」
加蓮「……おっけ♪ どやっ」シュタッ
李衣菜「いい顔っ。……撮れた♪」
加蓮「それじゃ待ってて~♪」トテテー
がちゃ ぱたんっ
李衣菜「見て、これ。これはバズるよ~♪」
泰葉「……くふっ♪ あとで動画でしっかりレッスンしてるところも撮ろうね。真面目にやってるところも見せないと!」
李衣菜「へへ、うん。リスク管理も完璧だね泰葉っ」
李衣菜「あ、ま、待って加蓮。1枚だけ、その格好でキリッとポーズ決めてみて?」
加蓮「……おっけ♪ どやっ」シュタッ
李衣菜「いい顔っ。……撮れた♪」
加蓮「それじゃ待ってて~♪」トテテー
がちゃ ぱたんっ
李衣菜「見て、これ。これはバズるよ~♪」
泰葉「……くふっ♪ あとで動画でしっかりレッスンしてるところも撮ろうね。真面目にやってるところも見せないと!」
李衣菜「へへ、うん。リスク管理も完璧だね泰葉っ」
15: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:32:21 ID:JHO
加蓮「――お待たせ~。始めよっか……あれ?」
ルキトレ「……っ! ……っ、っ……!!」ビクンビクン
加蓮「って、まだ慶さん起きないの?」
李衣菜「うーん……まだダメだねー。よっぽど『冷奴』Tシャツがツボっちゃったみたい」
泰葉「あれはもう兵器だね……なんてモノを作っちゃったんだろう、私たち」
加蓮「そんな禁忌に触れちゃったみたいな……」
李衣菜「慶さーん、起きて~っ!」ユサユサ
ルキトレ「……っ! ……っ、っ……!!」ビクンビクン
加蓮「って、まだ慶さん起きないの?」
李衣菜「うーん……まだダメだねー。よっぽど『冷奴』Tシャツがツボっちゃったみたい」
泰葉「あれはもう兵器だね……なんてモノを作っちゃったんだろう、私たち」
加蓮「そんな禁忌に触れちゃったみたいな……」
李衣菜「慶さーん、起きて~っ!」ユサユサ
16: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:34:02 ID:JHO
ルキトレ「ふっく、ひぐぅ……くひぃっ」
李衣菜「ダメっぽい……もう私たちだけで始める?」
加蓮「……あ、そうだ」ティン
泰葉「加蓮?」
加蓮「こういうときこそ素敵な香りで回復だよっ。ね、貰ったコロンここで吹いてみていい?」
李衣菜「おおっ、ナイスアイデア!」
泰葉「そ、そんなにうまく行くかな……?」
加蓮「ものは試し、ってね。えいっ」シュッ
ルキトレ「……んっ。ほわぁっ、良い香り……♪」ムクリ
泰葉「行っちゃった」
李衣菜「ダメっぽい……もう私たちだけで始める?」
加蓮「……あ、そうだ」ティン
泰葉「加蓮?」
加蓮「こういうときこそ素敵な香りで回復だよっ。ね、貰ったコロンここで吹いてみていい?」
李衣菜「おおっ、ナイスアイデア!」
泰葉「そ、そんなにうまく行くかな……?」
加蓮「ものは試し、ってね。えいっ」シュッ
ルキトレ「……んっ。ほわぁっ、良い香り……♪」ムクリ
泰葉「行っちゃった」
17: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:35:35 ID:JHO
ルキトレ「はれ? 私……?」
加蓮「やった、大成功♪」
李衣菜「ふわぁ、バニラの香り……ぅぅーん、甘くて癒やされるぅ……」トロン…
泰葉「り、李衣菜っ。これじゃいつまで経ってもレッスン始められないよっ」
李衣菜「はっ!?」
加蓮「すご、思った以上に良い効き目。ある意味『冷奴』より強力かも?」
ルキトレ「『冷奴』……? う、うぅん……何か忘れてしまったような気がします……」
加蓮「あ、わ、忘れたままでいいよ慶さんっ!」
加蓮「やった、大成功♪」
李衣菜「ふわぁ、バニラの香り……ぅぅーん、甘くて癒やされるぅ……」トロン…
泰葉「り、李衣菜っ。これじゃいつまで経ってもレッスン始められないよっ」
李衣菜「はっ!?」
加蓮「すご、思った以上に良い効き目。ある意味『冷奴』より強力かも?」
ルキトレ「『冷奴』……? う、うぅん……何か忘れてしまったような気がします……」
加蓮「あ、わ、忘れたままでいいよ慶さんっ!」
18: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:37:05 ID:JHO
ルキトレ「――では改めまして、レッスンを始めましょう!」
「「「はいっ!」」」
―――
李衣菜「ワン、ツー、スリー、フォー!」キュッ キュキュッ
泰葉「ファイブ、シックス、セブン、エイッ!」タンッ タタンッ
加蓮(やっぱり、っ、流石!)キュッ タンッ
加蓮(どんなに、一緒にバカやってても! 『アイドル』になったら……真っ直ぐっ!)タンッ!
加蓮(――負っけて、られないんだからっ!)ニッ
加蓮「――もう一本! お願いしますっ!!」
「「お願いしますっ!!」」
「「「はいっ!」」」
―――
李衣菜「ワン、ツー、スリー、フォー!」キュッ キュキュッ
泰葉「ファイブ、シックス、セブン、エイッ!」タンッ タタンッ
加蓮(やっぱり、っ、流石!)キュッ タンッ
加蓮(どんなに、一緒にバカやってても! 『アイドル』になったら……真っ直ぐっ!)タンッ!
加蓮(――負っけて、られないんだからっ!)ニッ
加蓮「――もう一本! お願いしますっ!!」
「「お願いしますっ!!」」
19: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:39:02 ID:JHO
―――
――
―
―――次の日、事務所
P「……さて。昨日SNSに投稿された『謎の『冷奴』Tシャツを着て軽やかにポーズを決めている加蓮』の写真についてだけども」
加蓮「あははは、伸び過ぎちゃったね♪」ケラケラ
P「伸び過ぎちゃったね、じゃなくて! その後の真面目なレッスン風景も伸びてはいるけど、流石に拡散され過ぎだぞ!?」
加蓮「そ、そう言われてもぉ。ほら、『冷奴で草』とか『かっこいいwww』とか、早速同じヒヤティー作った人もいるし」
P「ヒヤティーって略すな! ったくもう……あまり情報が拡がっても大変なんだからな? 俺とちひろさんでなんとかするけどさ」
ちひろ「お任せください、私が情報を操作してみせますので」キリッ
20: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:40:54 ID:JHO
加蓮「えへへ、お願いしまーす♪」
P「最初は炎上したかと思ったよ……ビックリした」
加蓮「ごめんなさーい。この良い香りで許して?」
P「怒ってはないけど……ほんとに良い香りだな」
加蓮「うんっ♪ もう一度使おっと」シュ
ほわん
P「あー……リラックスできるなぁ、この香り」
加蓮「でしょー。……良いオンナ度、上がった?」
P「ん、上がった上がった」ポフポフ
加蓮「むぅ、子供扱い~」プクー
ちひろ「うふふ♪」
P「最初は炎上したかと思ったよ……ビックリした」
加蓮「ごめんなさーい。この良い香りで許して?」
P「怒ってはないけど……ほんとに良い香りだな」
加蓮「うんっ♪ もう一度使おっと」シュ
ほわん
P「あー……リラックスできるなぁ、この香り」
加蓮「でしょー。……良いオンナ度、上がった?」
P「ん、上がった上がった」ポフポフ
加蓮「むぅ、子供扱い~」プクー
ちひろ「うふふ♪」
21: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:42:16 ID:JHO
李衣菜「くんくん」ヒョコッ
泰葉「くんくんくん」ヒョコッ
加蓮「あ、甘い香りに誘われてアイドルがやってきた」
泰葉「目標発見!」テテテ
李衣菜「突入!」テテーッ
むぎゅむぎゅっ
加蓮「きゃーっ♪ もー、私よりアンタたちの方がぺたぺたくっついてくるじゃーん♪」ギューッ
「「えへへー♪」」
やんややんや きゃっきゃきゃっきゃ
泰葉「くんくんくん」ヒョコッ
加蓮「あ、甘い香りに誘われてアイドルがやってきた」
泰葉「目標発見!」テテテ
李衣菜「突入!」テテーッ
むぎゅむぎゅっ
加蓮「きゃーっ♪ もー、私よりアンタたちの方がぺたぺたくっついてくるじゃーん♪」ギューッ
「「えへへー♪」」
やんややんや きゃっきゃきゃっきゃ
22: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:43:33 ID:JHO
ちひろ「仕事の能率がアガりますね!!」カタカタカタカタカターッ!
P「それは香りでですか? それともあの子たちが幸せそうだからですか? 俺は後者です」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
李衣菜「おしくらーっ♪」
泰葉「まんじゅーっ♪」
加蓮「ちょっと、まだ暑いってばぁ! あははっ♪ あーやばいっ、楽しいっ! 大好き~っ♪」ムギューッ
おわり
P「それは香りでですか? それともあの子たちが幸せそうだからですか? 俺は後者です」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
李衣菜「おしくらーっ♪」
泰葉「まんじゅーっ♪」
加蓮「ちょっと、まだ暑いってばぁ! あははっ♪ あーやばいっ、楽しいっ! 大好き~っ♪」ムギューッ
おわり
23: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:44:52 ID:JHO
というお話だったのさ
お誕生日おめでとう加蓮~
今年は全員おたおめSS当日に投下できたよやったね
お誕生日おめでとう加蓮~
今年は全員おたおめSS当日に投下できたよやったね
24: ◆5F5enKB7wjS6 19/09/05(木)00:47:11 ID:JHO
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