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トップページモバマス > [デレマスss]REVENGE!~7話 My strength is......~

143: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:39:00 ID:kjI

~~7話 My strength is......~~


144: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:39:38 ID:kjI

--Mプロ会議室
芳乃P「ようこそ我がMプロダクションへ」

P「よろしくお願いします」

芳乃「わたくし依田は芳乃と申しましてー。ゆにっと会議、始めて行きましょー」
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朋「あたしは藤居朋。よろしくね!」
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歌鈴「ど、道明寺歌鈴でしゅっ!」
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芳乃P「まずはこのユニットのリーダーですが、こちらとしては最年長の藤居さんにお願いしたいです」

朋「えっ、あたし!? 知名度で言ったら芳乃ちゃんの方がずっと上だし、あたしがリーダーになったら芳乃ちゃんのファンはがっかりしちゃうんじゃないかな?」

芳乃「年長者を敬うのは当然のことでしてー。ふぁんの皆にも理解してもらえることでしょー。それに朋さんはりーだーに相応しい器のゆえー」

歌鈴「朋さんはいつも事務所でほたるちゃんとかのお話相手になってますからね! 私もお仕事でドジしたときも何回も助けてもらいました!」

朋「そうなのかな......? ただのおせっかいだと思ってたけど......」

芳乃P「意識しなくても周りの状況を見て行動できるというのはリーダーに必須のスキルです。是非お願いさせて頂きたい」

P「中々ない機会だし、やってみたらいいんじゃないか? きっといい経験になる。Mプロさんもこう言ってくださっていることだしさ」

朋「そこまで言うならやってみようかな!」

芳乃P「では、ミス・ラッキー・テリングのリーダーは藤居さんということで登録しておきます。他の事務方の仕事は全て引き受けさせて頂きます」

P「ありがとうございます。ではその代わりに、レッスンはこちらの主導で行ってもよろしいでしょうか?」

芳乃P「もちろんです。よろしくお願いします」

P「依田さんのこの後の予定はありますか? 藤居と道明寺はレッスンを予定しているのですが、よろしければ一緒にどうでしょうか?」

芳乃「それは良き案でしてー。いべんとまでは忙しいゆえー、少しの時間でも無駄にはできませぬー」

朋「じゃあ慶ちゃんにも連絡入れておくね!」



シリーズスレ
[デレマスss]REVENGE!
[デレマスss]REVENGE!~2話 Make up your mind~
[デレマスss]REVENGE!~3話 What is happiness?~
[デレマスss]REVENGE!~4話 Original Intension~
[デレマスss]REVENGE!〜5話 Do your best!〜
[デレマスss]REVENGE!~6話 Unrelenting effort~

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145: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:40:21 ID:kjI

--スピカプロダクションレッスン室
慶「ミス・ラッキー・テリングのレッスンは私が主導するってことなので、いつもよりはハードにいきますよ! 芳乃ちゃんはお仕事が忙しくて合同レッスンはあまりできないようですからね!」
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朋「望むところね! 完璧にこなしてやるわよ!」


146: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:40:44 ID:kjI

--1時間後
慶「はい、今日のところはおしまいです! しっかりとクールダウンしておいて下さいねっ」

朋「はあ、はあ、最初に言ってた通り、いつもとは段違いに厳しかったわね......」

歌鈴「そうですね......何回も転んじゃいましたし......あっ、芳乃ちゃん大丈夫ですか? 途中ぶつかっちゃいましたけど......」

芳乃「大丈夫でしてー。ただ本番までには全員がもう少し上手くならなければいけないかとー。今のままではふぁんに喜んでもらうには程遠いでしょうー」

朋「もちろん! 合同レッスンは少ないけど、お互い個人レッスンしてレベルを上げていくわよ!」


147: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:41:10 ID:kjI

歌鈴「芳乃ちゃん、あんなに厳しいレッスンでも全然疲れてませんでしたね......」

朋「あれが本物のアイドルなのね......。あたしたちも負けてられないわ」

歌鈴「私は転ばないようにしないと......。どうしたらいいんでしょうか」

朋「慶ちゃんなら何か分かるかもしれないわね。次会った時に対策考えてもらいましょ?」

慶「朋ちゃん、呼びましたか?」

朋「うわっ、まだ残ってたのね」

慶「久美子さんにちょっとだけ引き止められちゃったんです。最近は前以上にモチベーション高くてものすごいレベルアップしてるんですよ! ところで、私に何か用でもあるんですか?」

歌鈴「あの、私がレッスンしててすぐに転んじゃうのって、どうしたら改善できるんでしょうか......」

朋「あたしが見るに歌鈴ちゃんは転びさえしなければすごいパフォーマンスをしてると思うんだけど......」

慶「うーん、歌鈴ちゃんが転んじゃうのはメンタルの部分が大きい気がするので自信をつければ大丈夫だと思うんですけど......そんなこと言われても難しいですよね......。じゃあ体幹トレーニングなんてどうですか?」

朋「あのテレビでよくやってるインナーマッスルを鍛えるってやつ?」

慶「そうですね。体幹鍛えると身体の軸がしっかりしてブレなくなるので転びにくくなるかもしれません。それに、トレーニングの成果が身体に出てくると自信にもつながりますし、やってみる価値はあると思いますよ!」

歌鈴「どんなことやればいいんでしょうか......」

慶「じゃあ明日までに歌鈴ちゃん向けのトレーニングメニュー考えておきますね!」

朋「あっ、それあたしのもお願いしてもいい? 歌鈴ちゃんが頑張るならあたしも何かやりたいし!」

慶「分かりました。じゃあ明日レッスン室空いてるのでそこで実際にやってみましょうか」


148: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:41:39 ID:kjI

--翌日、レッスンルーム
慶「とりあえずはこれくらいですね。まだ初日なので軽めですけど、余裕出来てきたらまた教えて下さい!」

朋「これで......軽めなの......?」

歌鈴「でも、これだけキツいってことはきっと効果があるってことですよね......頑張らないと......」

P「お、やってるな。慶ちゃんに聞いたぞ。アイドルが筋トレ、意外かもしれんが結構効果はあるらしいからな。デレプロの体育会系アイドルは大体やってたし、世の中には『筋肉は全てを解決してくれる』なんてことを言うアイドルもいるらしい」

歌鈴「一体誰ですかその人......」

P「さあな、俺も噂で聞いただけだからなんとも言えん。そんなことより、もうすぐアイドルコラボレーションの第3弾ユニット発表始まるぞ。早く着替えた方がいい。もうみんな集まってるよ」

朋「ちょっと今動けないから少し休んでから行くわ......」

歌鈴「わ、私も朋さんと一緒に行きます......」

P「分かった、風邪引かないようにしとけよ」


149: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:42:10 ID:kjI

--スピカプロダクション
梨沙「あっ、プロデューサー! 遅かったじゃない! もう発表終わっちゃったわよ!」
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P「えっ、嘘だろ!? 誰が呼ばれてたんだ?」

ちひろ「梨沙ちゃんがBプロの結城晴ちゃんとデュオユニット、忍ちゃんが、Sプロの桃井あずきちゃん、喜多見柚ちゃん、Aプロの綾瀬穂乃果ちゃんと4人ユニットを組むことになりました」
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P「なるほど、だから梨沙が元気なんだな」

忍「アタシ以外の3人はみんな結構大きな事務所だよね。レッスンに置いていかれないかなあ」
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聖來「忍ちゃんなら大丈夫じゃないかな。最近どんどん上達してるし、大きい事務所ってことはトレーナーも充実してるだろうし」
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泰葉「Sプロはトップクラスの優秀なトレーナーを揃えてることで業界内でも有名なので、タダで良いレッスンを受けられるチャンスかもしれないですね」
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ほたる「綾瀬さんは以前現場で見かけたことありますけど、とても真面目でスタッフさんからの評判はかなり良い方だったと思います」

ちひろ「結城さんと梨沙ちゃんは......相性は良いかもしれませんね」

P「......良いでしょうね、とても」

梨沙「なによその微妙な反応?」

P「ま、顔合わせてみれば分かるよ」


150: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:42:34 ID:kjI

--数週間後、レッスンルーム
歌鈴「今日のメニューも終了しましたっ!」

朋「あたしも終わったわ!」

慶「今日は早いですね! もしかしたら少しずつ筋力付いてきて、今のメニューだと物足りなくなってきたのかもしれませんね」

歌鈴「確かに始めた頃よりは大分楽にはなってきましたね!」

朋「慶ちゃんの言った通り、ここまで差が実感出来ると自信つくわね!」

慶「それなら明日レベルアップしたメニュー持ってくるので次からはそれをやっていきましょう!」


151: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:42:57 ID:kjI

--レッスン後
歌鈴「あれ、朋さん帰らないんですか?」

朋「明日はオフだし、もうちょっと居残りしようかなと思って。あ、歌鈴ちゃんは気にしないで帰っていいわよ。明日朝早いでしょ?」

歌鈴「そうなんです......。明日は朝からテレビ収録が入ってて......。なのでお先に失礼しますっ!」

朋「レギュラー持ちは大変ね......。あたしもそうなれるように頑張らなきゃ!」

朋「......あれ? レッスンルームの電気がついてる。誰かいるのかしら?」

朋「失礼しまーす......って、久美子さん?」

久美子「あら、朋ちゃん。忘れ物?」
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朋「いや、この後ちょっと自主レッスンしようかと思って......久美子さんも?」

久美子「ええ。ここ最近は毎日ね」

朋「全然知らなかったわね......。最近頑張ってるっていうのは聞いてたけど」

久美子「大きな声で言いふらすようなことじゃないからね。そうだ、せっかくだし良かったら一緒にレッスンしていかない?」

朋「いいの? 邪魔しちゃったかと思ったんだけど......」

久美子「いいわよ。年長者同士で頑張りましょう?」


152: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:46:16 ID:kjI

--1時間後、自主レッスン後
久美子「それにしても自主レッスンなんて、何かあったの? いつもはしてなかったわよね?」

朋「アイドルコラボレーション、歌鈴ちゃんと芳乃ちゃんと組むことになったでしょ? この前レッスンした時に全くついていけなかったのよ。芳乃ちゃんがすごいのはもちろんだけど、歌鈴ちゃんも転ぶ以外は大体出来てたし。あたしだけ何も出来なかったの。リーダーなのに」

久美子「それで筋トレ始めてたのね。みんなの話題になってるわよ。何かスポ根めいたこと始めてるってね」

朋「それが実際効果ありそうなのよ。それで歌鈴ちゃんが転ばなくなったら足手まといはあたしだけになるでしょ? そう思うとレッスンしないでいられなかったの」

久美子「私もそんな感じよ。サンノスで一人だけうまく出来なかったから一人でこんなことしてたの。似た者同士ね」

朋「......それはどうかしらね。久美子さんって、あたしがどうやってここに入ることになったか知ってる?」

久美子「確かスカウトだったわよね? 歌鈴ちゃんがロケしてる時に現場に居合わせたとか聞いたけど」

朋「そうなんだけど、他にスカウトで入ってきたみんなと違って、あたしは才能を見込まれてスカウトされた訳じゃないのよ。その場の勢いで押し切って無理やりスカウトさせたっていうか......」

朋「だから素質のない分もっと前から自主レッスンしてこなきゃいけなかったの。最初から意識高かった久美子さんとは違うわ」

久美子「違くないわ。私は朋ちゃんには他の誰にも無い良さがあると思うし、プロデューサーはそれを分かってるからスカウトしたはずよ。何も考えないで勢いで才能無しをスカウトするなんて馬鹿馬鹿しいことするような人じゃないわよ、プロデューサーは」

朋「じゃあ久美子さんはあたしの素質って何だと思う?」

久美子「それは自分で見つけるものよ。そのための自主レッスンでしょ?」

朋「それもそうね。本番までに見つかるかしら......?」

久美子「でも、一つヒントをあげると、自分の長所って、自分では当たり前過ぎて中々気付かないもの、ってこと」

朋「そういうものなのかしら。なんだかかえって難しくなってきたかも......」

久美子「ねえ、良かったらこれからも一緒に居残りしない? 朋ちゃんの長所探し、私も手伝うわよ」

朋「本当? 久美子さんが手伝ってくれるなら百人力だわ!」


153: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:46:41 ID:kjI

P「おーい、久美子、そろそろ上がれよ......って朋もいたのか。珍しいな」

久美子「今日から朋ちゃんも一緒することになったの」

P「そうか、モチベーションが高いのは良いことだな。でも無理はするなよ?」

朋「それくらい分かってるわよ。体調管理はアイドルの基本でしょ?」

P「分かってないで何時間もレッスンしてた人もいるみたいだけどな」

久美子「あれは......もう過ぎたことなんだから良いじゃない! 反省はしてるわよ!」

朋「久美子さんって意外と無茶なところもあるのね」

P「おっ、知らなかったのか? 他にも前にはな......」

久美子「さ! 風邪引く前に早く着替えましょう! プロデューサーは早く出てって!」


154: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:46:58 ID:kjI

--青木家
慶「うーん、このメニューだとちょっとバランスが悪いかな? でも全部大事だし、かといって足りないところを増やしたら歌鈴ちゃんも朋ちゃんも全部消化できないかもしれないし......」

麗「筋トレのメニューか? 頑張っているようだな」

慶「あっ、麗お姉ちゃん、良いところに! このメニュー、ちょっとバランス悪いと思うんだけどどうしたらいいかな?」

麗「私に手直ししてくれと言っているのか? 自分の持ったアイドルのレッスンメニューは全て自分で考えなさい」

慶「じゃあせめてアドバイスだけでも......」

麗「それもダメだ。慶はデレプロではないプロダクションの人間だ。それを手伝う訳にはいかない」

慶「でも、姉妹なんだしちょっとくらいだったらいいんじゃない?」

麗「何のためにスピカプロダクションに移籍させたと思っているんだ? 責任を持って自分の力でアイドルを育ててやりなさい」

慶「そんなに頑なにならなくても......」

麗「聖や明に頼んでも同じことを言ってくるだろう。無駄なことに時間使わないで自力でどうにかしてみなさい」


155: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:47:17 ID:kjI

--翌日、レッスン室
歌鈴「はあ、はあ、もう立てないです......」

朋「これは、かなり難易度上がったわね......。でもこれくらいならなんとかなるかも!」

慶「何言ってるんですか? まだメニューは半分しか消化してないですよ! あと半分頑張りましょう!」

朋「でもこんな状態でやっても意味ないんじゃない? あたしもだけど、歌鈴ちゃんはもうクタクタよ?」

慶「どれも大事なトレーニングなので......。時間を開けてでも一通りこなせるようにならないと!」

歌鈴「わ、私はちょっと休憩すれば大丈夫です! 朋さんが大丈夫ならやりましょう?」

朋「あたしはまだ多少はいけるけど......。無理はしないでね?」

慶「じゃあ、10分休憩してから再開しましょう!」


156: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:47:34 ID:kjI

--1週間後、スピカプロダクション
歌鈴「おはようございます......」

P「おっ、おはよう。......体調悪そうだけど、今日の仕事大丈夫か?」

歌鈴「今日は藍子ちゃんも一緒ですし、多分大丈夫だと思いますけど......」

P「多分じゃ困るな。とりあえず体温測って藍子が来るまで横になってていいよ」


157: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:47:48 ID:kjI

P「で、体温測ったら38度超えてた訳だ。こんな状態で仕事に向かわせるなんて出来ないよ」

歌鈴「でも、スタッフさんに迷惑かかりますし、Pさんにも......」

P「スタッフさんには後で謝りに行くからそんなのは気にしないでいい。ちひろさんが一緒に来れば大きな問題にはならないだろうしな。あの人は色々と顔が広いし」

歌鈴「藍子ちゃんのスケジュールも空いちゃうんですよね?」

P「もう藍子には連絡して朋と一緒にレッスン受けることにしてもらったからそっちも心配ない」

P「なあ歌鈴、ちゃんと休んでるのか? こんな高熱、中々出ないぞ?」

歌鈴「最近はあんまり......」

P「......最初に言ったよな、キツくなってきたら教えてくれ、日程は調整するからって」

歌鈴「ごめんなさい......」

P「とりあえず今日は帰りなさい。送っていくから。神主さんにも話はつけておくよ」

歌鈴「ありがとうございます......」


161: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:53:38 ID:kjI

--レッスンルーム
慶「そろそろいい時間ですし、終わりにしましょうか」

朋、藍子「ありがとうございました!」

慶「歌鈴ちゃん、大丈夫ですかね......」

朋「もしかしたら寝てるかもしれないけど、お見舞い行ってみる?」

藍子「いいですね。1人だと心細いでしょうし」

慶「それ、私も行っていいですか?」

藍子「もちろんです。一緒に行きましょう?」


162: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:54:24 ID:kjI

--神社
朋「ごめんくださーい、歌鈴ちゃんの友達でお見舞いに来たんですけど......」

神主「いらっしゃい。今起きたとこだったから丁度良かった。こちらの部屋にいますよ」

藍子「ありがとうございます」
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朋「歌鈴ちゃん? 入るわよ?」

歌鈴「あ、朋さん......藍子ちゃんに慶さんも......」

慶「大丈夫ですか? プロデューサーさんから突然連絡きてびっくりしたんですよ?」

歌鈴「朝に比べれば多少は楽になりましたけど......」

藍子「Pさんに聞きましたよ。最近休んでなかったって、一体何してたんですか?」

歌鈴「お仕事と、神社のお手伝いと、自主レッスンに、朋さんとやってるトレーニングです......」

朋「それは......ちょっとオーバーワーク過ぎたんじゃない?」

歌鈴「でも、芳乃ちゃんに追いつくためにはこれくらいのことはしないと......。神社のお手伝いをしてるのは自分の都合ですし......」

藍子「歌鈴ちゃん、お仕事に穴を開けるっていうのはタレントが一番やっちゃいけないんです。他の共演者やスタッフさんにも迷惑がかかりますからね」

藍子「そうなるくらいだったら、レッスンをセーブするとかして休んでも大丈夫なんですよ。すぐに依田さんに追いつかなきゃいけないわけじゃないんですし」

歌鈴「そうですよね......。今日は藍子ちゃんもお仕事が1個無くなっちゃったんですもんね......」

藍子「私のことはいいんです。それに、みんなも心配するんですよ? スピカプロダクションのみんな、他の人はお仕事やレッスンで来れませんでしたけど、とっても様子を知りたがってました」


163: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:55:21 ID:kjI

朋「藍子ちゃん、歌鈴ちゃんももう分かってるみたいだしさ、そこら辺にしといてあげよ?」

藍子「そうですね。怒ってばかりじゃ仕方ないですし」

朋「でも、突然体調悪くなった、なんてことはないわよね。いつくらいからだったの?」

歌鈴「1週間くらい前でしょうか......」

藍子「1週間前って言うと......」

慶「......私のせいです。1週間前に私が無理なトレーニングメニューを作ったから......!」

朋「......確かにその通りかもしれないわね」

歌鈴「でも慶さんは私たちのことを思ってあのメニューを......」

朋「でも明らかにあたし達にとってはレベルが高過ぎたわ。それが分かっててメニューを変えなかった慶ちゃんにも非はあるんじゃないかしら?」

藍子「朋さん、ちょっと言い方が......」

朋「......だから、今度は3人でメニュー作るわよ。無理なくできる範囲に絞って少しずつやっていけばいいのよ。そもそもあたし達のトレーニングなのに慶ちゃん一人に作らせるなんて無責任だったわ」

慶「朋ちゃん......」

朋「間違っても責任取って辞めるとか言わないでよ。スピカプロダクションでまともなトレーニングの知識があるのなんて慶ちゃんしかいないんだから、居なくなられたらこっちが困るわ。慶ちゃんが思ってる以上にあたし達は慶ちゃんを頼りにしてるんだから」

慶「ありがとうございます......」

藍子「さあ、話も済んだところですし、そろそろ帰りませんか? あんまり長居しても迷惑ですし」

朋「そうね。突然お邪魔してごめんね」

歌鈴「そんな、来てくれて嬉しかったですよ......」


164: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:55:45 ID:kjI

--1ヶ月後、アイドルコラボレーション本番
歌鈴「結局合同レッスンは最初の1回だけでしたけど、大丈夫でしょうか......」

朋「きっと大丈夫よ。あれだけ頑張ったんだから。リハーサルもバッチリだったしね」

芳乃「お二人とも素晴らしかったのでしてー。もちろんわたくしもー。あれなら本番でも問題無いでしょー」

P「よし、前のユニットが始まったぞ。スタンバイしとけ」

朋「ねえ、P、ちょっといい?」

P「どうした、何か問題でもあったか?」

朋「そういうのじゃなくて、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

P「何だ? あんまり時間ないから手短にな」

朋「あんたって、あたしの何が良くてスカウトしてくれたのかなって。ほら、あの時は無理矢理スカウトさせたみたいだったし。ずっと考えてたんだけど、その答え合わせがしたくて」

P「まあ、端的に言えば決断力だな。それから周りを見て行動できること。これは他のみんなには無い朋の良さだと思ってるよ」

朋「......それってアイドル関係あるの?」

P「そりゃああるよ。ライブバトルでは一瞬の判断の遅れで勝敗が決まることもあるし、周りが見れるってことは仲間のカバーができるってことだからな」

P「だから、変にぐたぐた考えないで、いつも通りやるのが朋にとって一番いいんじゃないかな。それにほら、この雑誌の今日の星座占い、かに座は普段通りを意識すると吉、だってさ」

朋「......その雑誌の占い、あんまり当たらないので有名なのよ」

P「えっ、そうだったのか!? でもほら、有名な人が担当してるって書いてあるし、もしかしたら当たるかも!」

朋「別に変な気使わなくてもいいわよ。あたしの見つけた答えは正解だったみたいだし、それに当たらない占いなんかよりもあんたの方がよっぽど信頼してるから」

朋「じゃ、行ってくるわね!」


165: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:56:10 ID:kjI

--数分後
三人「ありがとうございました!」

歌鈴「Pさん! 一回も噛まずにコケずに出来ましゅた~!」バタ-ン!!

P「ははっ、本番終わるまでよく耐えたな! ステージちゃんと見てたから分かってるよ!」

P「朋も前よりずっと良くなったぞ! リーダーとしてみんなのカバーもしてたし、自分も目立ってた。いつも周りが見えてる朋だから出来たことだよ」

朋「あたしにかかればこんなものよ!」

芳乃「お二人とも見事だったのでしてー。此度のライブの成功はー、各々の努力の結果でしょー」

芳乃(れっすんは1度だけだったのにここまでの完成度になるとはー。やはりお二人の素質は間違いの無いようでしてー。らいぶばとるふぇすてぃばるでは戦いたくないものですー)


166: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)20:57:07 ID:kjI

~~7話 My strength is......完~~


167: 名無しさん@おーぷん 19/10/03(木)21:01:07 ID:kjI

ありがとうございました。
ついにふじとものSSRが実装されましたね。書けば出るなんて嘘でした。
それから、ちょっと前にシャニマスにハマってしまったので、夏葉に特別出演してもらいました。放クラ最高。
そんなこんなで、早いものでスレ立てしてから1年経ってしまいました。まだまだ完結には時間がかかりますが、絶対に完結させるので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


転載元:[デレマスss]REVENGE!
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1538297576/

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