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トップページシャニマス > 甜花「なーちゃんに……い、いちごパスタを作りたいな」甘奈「っ!!??」

1: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 15:36:21.41 ID:Xf6YimFDO

――283プロ

――クリスマスライブも迫り、皆レッスンに励んでます

――そんな中、休憩タイムとなりみんなくつろぎ始めました

「疲れたー……甜花、もう歩けない……」

「まだまだいけるっすよ」

「これぐらいで疲れているのは筋肉が弛んでいる証拠ね。さぁプロテインよ!」

「何でだよ!!」

「まぁまぁ。夏葉ちゃんも樹里ちゃんも……」

――賑やかな会話の中

バタン

咲耶「お待たせ。よかったらプリンが人数分あるんだが、どうかな?」

ワーキャー

――やはり女の子。甘いモノには目がありません

「ほわっ、濃厚でおいしいよ!」

「チョコもおいしいけど、このカスタードが何とも」

「本当においしいですね。ふゆ、何度でも食べたくなっちゃいます」

「おおっ、あの(甘いモノが苦手な)冬優子ちゃんが食べたいだなんて、どんだけうまいんだか!」

「意味深な……行間ですね」



2: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 15:44:39.25 ID:Xf6YimFDO

「うーっ!咲耶!いい加減にこのプリンの出所を教えるたい!」

「うわー、げきおこだなんて、せいりちゅー?」

「摩美々ちゃん!」

「こがたんはともかく、さくやんの秘密主義にも困ったよ」

咲耶「ふふっ、人の隠れ家的なお店をそう簡単に教えるわけにはいかないのでな」

「ぶー、いじわるー」





甘奈「ね、ねぇ、甜花ちゃん。このプリンの味って……」

甜花「し、しーっ……だよ、なーちゃん」

咲耶「おや?さすがは双子……って所かな。多分正解さ」

甘奈「ふーん。前に食べた時はゆっくり味わえなかったからね」

甜花「う、うん。なーちゃんも甜花も……」

咲耶「へぇ……ということは、二人にも何かあったということか」

甜花「う、うん……」



甘奈「それは……」



二人「去年のクリスマス……私たちの誕生日の日のことでした」


3: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 15:46:28.04 ID:Xf6YimFDO

少し早いけど、大崎姉妹誕生日SSです。

こちら以前書いたモノの焼き直しになりますので、既に読了されている方は申し訳ありません



こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします

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4: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 15:53:32.55 ID:Xf6YimFDO

――1年前、12月某日

甜花(あ、もうすぐ甜花達の誕生日……)

(こ、今年こそは、なーちゃんに手作りのケーキを作りたいな……)

(な……)



「くぅくぅ……」





ガバッ

「寝ちゃダメっ!」


5: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 16:00:26.63 ID:Xf6YimFDO

甜花(えっと……同じ事務所なら……たしか、チョコアイドルってのがいたし、もしかしたら知ってるかも……)

(で、でも甜花から声をかけるなんて……)





(だ、ダメだよ。なーちゃんの為だもん。甜花、いっせーしゃげきのつつさきにだよ)

【注、一世一代の間違いです】


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 16:16:37.56 ID:Xf6YimFDO

――次の日、事務所

甜花(……で、どうやって話し掛けよう……)

(あ、あんまり話したことないし……)

(こ、困ったな……助けて、なーちゃん、千雪さん……)





「そ、そうだ!」ピコーン


7: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 16:52:47.51 ID:Xf6YimFDO


智代子「フンフーン~今日のおやつは、クリスマス限定いちごチョコポッキ○~」ルンルン

「……ん?あんなところに、いもさくくんが?そしてその横にカルミン!?」

「さらに、5/8チップスに、そして宝石箱まで!?」

「こ、これって、日頃ね行いがいいからかな?……じゃ、じゃあ」ゴクリ

「よしっ…いただきまーす!」

パチン

「え。パチンって……」



バサッ

「はわわわっ、暗いよ~動けないよ~助けて~」ジタバタ





甜花「許して……甜花、なーちゃんの為なら、鬼にも悪魔にもなれるから……」


8: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 20:04:07.99 ID:Xf6YimFDO


――とりあえず事情は話しました

智代子「うーん……私でも、クッキーやパウンドケーキぐらいならできるけど、クリスマス用のショートケーキまでは作れないからなぁ」

甜花「がーん……甜花、人選を間違えた……ごめんなさい」ペコリ

智代子「あ、あ、大丈夫だよ。きっとケーキ作りが得意な人が……えっと、アルストロメリアの千雪さんとかはどうかな?」

甜花「千雪さん…………ダメ。知っていても、多分、なーちゃんにバレちゃう」

智代子「うーん……うちの事務所以外なら、いるけどね……スイーツファイブの十時愛梨さんとか、三村かな子ちゃんとか」



甜花「え?」

智代子「ん?」

甜花「い、今……何て?」

智代子「えっと……スイーツファイブの」

甜花「じゃなくて……その……人の名前」

智代子「十時愛梨さんとか」

甜花「そ、そっちじゃなくて……」

智代子「三村かな子ちゃん?」

甜花「それだーっ!」

智代子「???」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:08:33.86 ID:Xf6YimFDO


甜花「かな子さんなら……前に、勉強を教えて貰ったからし、知ってる人だから……」

智代子「そうなんだ。じゃあ、早速連絡を」

甜花「あ」



智代子「もしかして……」イヤナヨカン

甜花「あ、杏さんしか連絡先を知らない……」ガーン



智代子「んー」



「杏って、双葉杏ちゃんだよね?」

甜花「う、うん……ごめん。なーちゃんに作ることが……」

智代子「大丈夫だって。まず、杏ちゃんに連絡を取ってみようか」

甜花「??……う、うん」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:15:09.81 ID:Xf6YimFDO


『んー、かな子ちゃんならその時期は忙しいからなぁ』

甜花「がーん……甜花、諦めるしかないの……」

『ね、ねぇ、杏ちゃん。か、かな子ちゃんがダメでも愛梨ちゃんや志保さんなら……』

甜花(だ、誰だろう……でも、優しそうな声だなぁ)

『んー……甜花』

甜花「ひゃ、ひゃいっ!!」

『どうして、そこまで手作りにこだわるの?……話を聞くかぎり、いいお店でも充分喜んでくれそうなんだけどさぁ』

甜花「えっと……それは……」

『話難いならいいよ。別に杏だって根掘り葉掘り聞きたいわけじゃないから……』

甜花「あ、あのっ!」

――その声は甜花が発した、今までで一番大きな声だったのだろう

――皆が注目し、一途に話を聞いている


11: ◆Vysj.4B9aySt 2019/12/22(日) 20:26:20.23 ID:Xf6YimFDO


甜花「甜花……なーちゃんがアイドルに誘ってくれなかったら、こんな風にみんなとおしゃべりなんか到底できなかった」

「だって、それまでの甜花は、甜花の回りだけが自分の世界だったから……」

「だから、なーちゃんにこれからもよろしく……っていうか、甜花だって頑張っているって見せたくて……その、あの……」

「か、形にしたくて、それで誕生日に……その……」

(これ以上は言葉が出てこない……そう思った時だった)



『……いいよ。それでいいよ。ちゃんと自分の言葉で言えたね』

甜花「にへ……す、少し恥ずかしいな」

『……ま、ちょいと杏も本気を出すか。智絵里ちゃん、きらり呼んで来て……あと菜々さんも』

『うん……わかったよ』

『じゃあ、決まったらまたこっちから連絡するから、しばらく待っててね』

甜花「う、うん……あ、ありがとう」

『あーあ、杏も大変面倒な【親友】ができちゃったもんなぁ』ボソッ

甜花「え……何か言ったのかな?」

『なーんにも。じゃあね』

智代子「……よかったね」

甜花「……う、うんっ!」

――こうして、計画はスタートしたのでした。まる


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:31:19.39 ID:Xf6YimFDO

…………
……



甜花「そ、それで日にちとか決めて、ラビットハウスで本番はやるって話になったんだ……」

「それまで、実際に何個か作って……し、失敗ばかりだったけど」

咲耶「そうか……いい話だね」

「甘奈の方はどうだったんだい?」

甘奈「んー、誕生日の日まで何かバタバタしていたから、甜花ちゃんがそんなこと考えているなんて知らなかったからなぁ」

「だから、当日も……」


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:33:55.28 ID:Xf6YimFDO

ジリリリリ

甘奈「む……ふあぁぁぁ……」

「……おはよ」

甜花「くーっ、くーっ」スヤスヤ

――学校も今は冬休み。お仕事もクリスマスということで休みなので、夜遅くまでゲームをしていたみたい

甘奈「ふふっ、よく寝てるね」

シャーツ

――カーテンを開け外からの光りを入れる

甘奈「あー……さすがにホワイトクリスマスは望めないなぁ」

――空は今日も快晴。そんな今日は……



カタコト

ジャジャーッ

――一人で朝ご飯の用意をしちゃう

――誕生日の今日はちょっと奮発して、カリカリのベーコンとオムレツに、アスパラとグラッセした人参だ

甘奈「むー、でも食べ過ぎるとカロリー消費とか気になるかな?」

――ま、念に一度の誕生日だ。これぐらいはバチは当たらないよね

ゴソゴソ

――あ、甜花ちゃんが起きたみたい

甜花「ふにゅ……」

甘奈「あ、甜花ちゃん、お早う!今日もいい天気だね」

甜花「あ、なーちゃん……おはよ……くー、くー」コテン

甘奈「寝ちゃダメーっ!」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:36:44.05 ID:Xf6YimFDO

カチャカチャ

甜花「ごちそーさま」

甘奈「はい、お粗末様。じゃあ、食器片付けるけど、甜花ちゃんは今日何かやることってある?」

――多分一日中ゲームかネットをするだけだろうし、今日は一緒にショッピングにでも……

甜花「あ……甜花、今日お友達に呼ばれてて……」

甘奈「がーんっ」

甜花「な、なーちゃんっ?!」

甘奈「あ……ううんっ、なんでもないの!……そっかお友達に……」

甜花「にへ……にへへ。すっごく楽しみ……」

ズキッ

――あー、まただ。甜花ちゃんがお友達の話をする度に……

――でもダメだよね……甜花ちゃんには甜花ちゃんの

甜花「でね、なーちゃんには内緒にしないとって……あわわわ、今のなし!なんでもないから!」

――え?





――何……

――聞き間違いじゃないよね

――甜花ちゃんが私を……


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:40:37.09 ID:Xf6YimFDO

………………
…………
……

甜花「そ、それじゃあ……い、いってくるね」

甘奈「気をつけてね。あ、夕飯までには……」

甜花「あ……もしかすると、お夕飯もいらないかも」

甘奈「……そう…なの」

甜花「あ、あ、あ、その、あのね、なーちゃんが悪いわけじゃなくて……」

甘奈「うん、大丈夫だよ。気にしないでゆっくりしてきてね」





バタン

甘奈「いっちゃった……」

ズキッ

ズキッ

――なんか、さっきから心が疼いてる

――ただの離れ離れだったらアイドルになってから色々あったから、今日だって大丈夫だと思った

――でも今まで、ずっと一緒に誕生日を迎えて来てそれが急に……その……うまく言葉にできないけど、疎外されたような、寂しいような、遠くにいっちゃったような……

――嫉妬しているような……

――私、どうしちゃんだろう……



甘奈「……よしっ!」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:44:08.59 ID:Xf6YimFDO

コソコソ

甜花「♪~」

コソコソ

――どうやら甜花ちゃんは気がついてないみたいだね

コソコソ

甜花「お、お待たせ~」

智代子「大丈夫だよ!こっちも今来たばっかりだから」



――あれは……同じ事務所の園田智代子ちゃん?

――そっか……同じ事務所の子なら少し安心かn

「お待たせーっ!」

――え?

――誰あの子?

「はぁはぁ、ココアさんが準備に手間取るからですよ」

「ごめんね、チノちゃん」

「私より、お二人に……」

「ごめんね、智代子ちゃんに甜花ちゃん」

甜花「だ、大丈夫……だよ」

智代子「なんのこれしき」

「じゃあ、いこっか」

テクテク



――……えっと、待って。今、同じ制服を着た高校生ぐらいの子と小学生ぐらいの子が、甜花ちゃんと?

――まさか、甜花ちゃんをいかがわしいお店で働かせるつもりなの!?

――そんな……そんなことなんて



――許さん!


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:47:20.38 ID:Xf6YimFDO

カランカラン

「ただいまーっ」

甜花「お、お邪魔します……」

――どこかの喫茶店みたいなお店へ入ったみたいね……えっと、結構賑わってるみたいだけど

コソコソ

「おい!」

――えっと……甜花ちゃんは

「不審者め。撃たれたくなければ、両手を上げてゆっくり立ち上がるんだ」ジャキ

――ジャキ?何、まさか……

「ここでいったい何をしている?」←銃を向けたまま

甘奈「ひぇぇぇぇーっ!?」

「言え。言わないようなら……」

甘奈「い、い、い、命だけは……」ガクガクブルブル←腰が抜けた

――嘘……私、殺されちゃうの……やだよ、甜花ちゃんを残して……

ガチャ

「あっれー?リゼ、何してんだ?」

「ココアちゃんが呼んでたよ~」

「あぁ、実は……」

甘奈「た……助けて……」ヘナヘナ


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:54:17.21 ID:Xf6YimFDO

ガチャ

志保「リゼちゃん、そろそろ……あれ、そこにいるのは甜花ちゃんと同じ283プロの……大崎甘奈ちゃん?」

――え?……たしか346プロのアイドルの……何でこんな……

菜々「あぁ、妹さんが今、手伝ってもらってるから心配で様子を見に来たんじゃないんですか?」ニュッ

志保「そういうことか……あ、リゼちゃん。というわけだから知り合いさんだよ」

――そう言われると、リゼと言われた人は銃を下げた

リゼ「なんだ。肉親なら肉親と言えばいいものを……」

マヤ「リゼは急きすぎだよ」

メグ「慌てんぼうさんだね~」

アハハー



甘奈「えっと……?」

――安心感もあったが、頭がぐちゃぐちゃで、もう何が何だかさっぱりだった


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 20:57:14.42 ID:Xf6YimFDO

…………
……

甜花「……で、クリスマスケーキを作りたくて……その……」シドロモドロ

智代子「相談したらラビットハウスの応援にって言うから、こっちで手伝う約束をしたわけと」シドロモドロ

甘奈「あは……あははは」

――何だぁ……よかったぁ。甜花ちゃんが無事で

志保「それよりごめんね。妹さんだったんだね。てっきり……」

甘奈「あぁ、それはいいんですよ」

「……でもそういうことなら。甘奈にも手伝わさせて」

ココア「わわわっ、いいのかな?」

甘奈「もちろんだよっ!」

「なんてったって、今日は私と甜花ちゃんの大事な日だしねっ!」


20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:14:32.24 ID:Xf6YimFDO


…………
……

咲耶「そうか、それは災難だったな」

甘奈「銃を突き付けられるなんて、あの時だけだよ」

甜花「ごめんね、なーちゃん……甜花が内緒にしなければ」

甘奈「そんな!甜花ちゃんは、ちぃーっとも気にする必要はないからねっ」

咲耶「ははっ、たくましいな……それでやはり喫茶店の仕事は大変だっただろう」

甘奈「大変大変……でも、すっごく楽しかったなぁ」

甜花「……甜花はしばらくお金を見るのも嫌だった……」

咲耶「ははははっ」


21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:25:59.64 ID:Xf6YimFDO

………………
…………
……

ココア「ふぅ……やっと終わったぁ」

チノ「今年もすごくお客さんが入りましたからね」

リゼ「まぁ、今年は……」チラッ

「さらにアイドルが増えたってのもあるからな」

甜花「甜花……もうダメ」クテー

智代子「私も……」クター

甘奈「二人ともーっ!」

志保「……やっぱり若い子の方がいいのかなぁ」

菜々「ナナは17歳です!」キャハッ

チノ「……これ以上問答をやっても仕方がありません。私達のパーティーの準備をしましょう」

マヤ「さんせーっ!!」



菜々「ちょっと!ナナは17歳ですよーっ!」

志保「あー、はいはい」


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:32:40.68 ID:Xf6YimFDO

コト

リゼ「どんどん並べるぞ」

コトッ

甜花「な、なーちゃん。これ、甜花も手伝ったの」

甘奈「うわぁ……おっきなクリスマスケーキ!」

甜花「す、すごいよね……」

智代子「さすがはスイーツファイブとの共同作業……」ジュルリ

志保「さっきまで、かな子ちゃんと愛梨ちゃんも手伝ってくれたからねっ」

菜々「じゃあ、グラスは行き渡りましたか?」

甘奈「ちょっと待って、こっちにある小さいホールケーキは?」

チノ「あ、それは……」



ココア「二人の誕生日ケーキだよ」

リゼ「ちゃんとろうそくも17本立ってるだろ?」

甜花「これ……全部甜花が作った……」

――え?これ、全部甜花ちゃんが?

志保「意外と手先は器用だよね」

智代子「私もお菓子は作るけど、びっくりだよ」







甘奈「あ……」ポロッ



――嘘……

――今まで、誕生日なんてクリスマスと一緒にしか祝ってもらえなくて



――それが……



――今。目の前に

――甜花ちゃんの手で

ポロッ

ポロポロ

――ダメ、嬉しいのに涙が止まらないよ……


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:36:09.92 ID:Xf6YimFDO


甜花「わわっ、なーちゃん大丈夫?どこか痛いの?」アタフタ

甘奈「違うよ……大丈夫だよ、甜花ちゃん。嬉しくて……こんなに……嬉しくて」グスッ

「ついさっき、会ったばかりの私にも……」

甜花「なーちゃん……」

「違うよ」



ココア「それは違うんだよ」

そら「ここでは、会ったその場ででぃあまいふれんずだよ!」

菜々「あ、いたんですか、そらちゃん」

そら「……そらちん、どんとくらい」グッスン

智代子「ほらほら、涙なんか流していたら、せっかくの誕生日が台なしだからね!」

そら「それじゃ、みんなはぴはぴばーすでーをしんきんぐなう!」

「せーの」

『♪はっぴーばーすでーつーゆー、はっぴーばーすでーつーゆー』

そら「はっぴーばーすでーでぃあまいふれんど!」

『はっぴーばーすでーつーゆー』







加奈「今、そばつゆの話題が」ニュッ

ネネ「まってちがう」


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:41:11.33 ID:Xf6YimFDO

…………
……

咲耶「そうか……いい誕生日になったんだね」



甘奈「で、そこで食べたプリンの味がこれだったんだよ」

甜花「な、なんでも、うさぎ亭のシュークリームのカスタードを参考にしてるって……言ってたよ」

咲耶「うさぎ亭か……いつも並んでいるから一度食べてみたいとは思うんだが」

甜花「な、なら……」

甘奈「今度、みんなで一緒に行こうか!」

咲耶「ふふっ、せっかくの美少女からの誘いだ。断るわけにはいかないな」

甜花「にへへ……」


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:46:00.05 ID:Xf6YimFDO


咲耶「……そうすると今年はどうするんだ?」

甘奈「え?誕生日?」

甜花「そ、そういえば考えて……ない」

咲耶「ライブは24日だけだから、25日は空いているだろう」

甘奈「う、うん」

咲耶「よかったら、私も参加できないだろうか。もちろん、手伝いという意味もあるが」

甜花「それって……う、うん。き、聞いてみる…」

甘奈「善は急げだよ、甜花ちゃん」

甜花「う、うん……えーと、えーと」





咲耶(……今年のクリスマスは、忘れられそうにないことが起きそうだな)



おわり


26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:52:24.09 ID:Xf6YimFDO


おまけ

甜花「そういえば、346にいった時、お祝いの時はいちごパスタを作った方がいいと言われたのが……」

甘奈「」イヤナヨカン

咲耶「そ、それは、誰にかね?」

甜花「な、名前は知らないけど、頭にリボンをつけたストレートの小学生ぐらいの子……だった」

咲耶「いいかい、甜花君」ズイ

甜花「わわわ……ち、近いよ」ドキドキ

甘奈「それだけは無視していいからね!」

甜花「う、うん……なーちゃんが言うなら……甜花、忘れるよ」



咲耶(いちごパスタの作り方だなんて。うっかり、摩美々に知られたらどうなるやら……)



おしまい


27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 21:53:45.34 ID:Xf6YimFDO

……そういえばごちうさとのコラボって言うの忘れておりました。

大変申し訳ありません。天井まで聖を引いてきます



それでは皆様には焼きシューを


転載元:甜花「なーちゃんに……い、いちごパスタを作りたいな」甘奈「っ!!??」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1576996581/

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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2020年05月26日 00:34
    • 甜花ちゃん、「一斉射撃の銃先に」は日本陸軍軍歌の歌詞だよ
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