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トップページシャニマス > 【シャニマス安価】あさひ「冬優子ちゃん冬優子ちゃん」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 00:07:16.07 ID:L9ttBGEGO

冬優子「なによ」

あさひ「↓1やらないっすか?」

冬優子「は?」

あさひ「↓1っす」



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 00:10:13.63 ID:25bsr6BWo

虫取り

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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 00:31:48.25 ID:L9ttBGEGO

冬優子「なんでふゆがそんなことしなきゃいけないのよ。大体今の時期って虫いるの?」

あさひ「もう春っすよ! アリとかダンゴムシとか探せばいると思うっす!」

冬優子「一人でやればいいじゃない」

あさひ「ははーん……冬優子ちゃん、怖いんすね? 虫を取るのが怖いから行きたくないと見たっす!」

冬優子「それもあるしあんたと虫取りに行ったらヤバイことされそうだし、そもそも今ふゆは調べ物をしてる最中だから絶対に無理」

あさひ「むぅーつまんないっすー」

冬優子「そういうことだから、もし誰かと一緒に行きたいなら愛依でも誘いなさい」

あさひ「……あれ? これって」

冬優子(げっ! スマホの画面見られた!?)

あさひ「わたし、このグッズ持ってるっすよ!」

冬優子「えっ?」

あさひ「この前結華ちゃんが持ってたの気になってたら『欲しがってた友達がいらないみたいだから、もしよかったらあげる』って言われたからもらったっす!」

冬優子「……」

あさひ「へー、これって限定のやつなんだ。地方に行かないとゲットできないやつ」

冬優子「あさひ、もしよければ虫取り付き合うわ」

あさひ「!」

あさひ「ホントっすか!? でも虫が怖いしわたしと虫取りに行ったらヤバイことされそうだし、調べ物してるから無理だって」

冬優子「たった今大丈夫になったの。その代わり条件がある」

あさひ「条件?」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 00:41:59.83 ID:L9ttBGEGO


◇◇◇

あさひ「ここなんかどうっすか? そんなに大きくない公園だけど探せばいそうっすよ!」

冬優子「いいんじゃない」

冬優子(グッズ欲しさに話に乗っちゃったけど大丈夫よね。もし捕まえた虫を見せつけてきたりなんかしたら……)

あさひ「冬優子ちゃん、手を出してほしいっす!」

冬優子「は? なんでよ」

あさひ「いいからいいから!」

冬優子「?」スッ

あさひ「ふふふ、早速見つけたっすよ。はいこれ」ポトッ


ダンゴムシ「コンニチハ」モゾモゾ

冬優子「」


◇◇◇

あさひ「なんでそんなに怒ってるんすか……」

冬優子「いきなり手のひらに虫乗っけてきたら怒るに決まってんでしょ!!」

あさひ「やっぱり虫嫌いなんすね」

冬優子「むしろ怖くないのあんた」

あさひ「可愛いじゃないっすか! そうだ、この子の名前は冬y」

冬優子「ふゆの名前をつけるの禁止!!」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 00:56:35.02 ID:L9ttBGEGO


あさひ「冬優子ちゃん冬優子ちゃん、こっち来てほしいっす!」

冬優子「虫を渡してきたりしないなら行ってあげてもいいわ」

あさひ「もうしないっすよ! 一緒にあの虫捕まえてほしいっす!」

冬優子「ったく……どの虫?」

あさひ「はい網持って! あれっすよ、あれ!」

冬優子「どれよ」

あさひ「しっ! 大きな声を出したら逃げちゃうかもしれないっす……!」

冬優子「どこにもいないじゃない……」

あさひ「木の色と似てるから分かんないだけっすよ。わたしもよく見えないんすけど……どんな虫っすかね?」

冬優子「どの木にいるか教えなさい」

あさひ「あっ」

冬優子「え?」

あさひ「逃げちゃった……向こうに飛んで行ったっす……」

冬優子(結局よく分かんなかったわ。遠くで何か動いたような気はしたけど、もしかして20メートルくらい離れてるあの木だったんじゃ……)

あさひ「!!」

あさひ「冬優子ちゃん冬優子ちゃん……! すぐ近くにいたっす……!」

冬優子「えっ、ど、どこ?」

あさひ「冬優子ちゃんに近い木っす……!」

冬優子(近い木って……ああ、この木……)

あさひ「あれ? この虫って」


あさひ「ゴキブリっすか?」

ゴキブリ「ヤッホー」カサカサ

冬優子「」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 01:10:12.15 ID:L9ttBGEGO

ゴキブリ「ナカヨクシヨウヨー」ブーン

あさひ「わあっ! こっちに飛んできたっす!」

冬優子「ぎゃあああああああ!?」ブンブンブンキャッチ

あさひ「おお! 冬優子ちゃんナイス網捌き! 捕まえたっすよ!」

冬優子「いやあああああああ!?」ブンブンブン

あさひ「冬優子ちゃん落ち着いて! もう捕まえたっすから!」

冬優子「無理無理無理!! リリースしたい!!」ブンブンブン

あさひ「すればいいじゃないっすか。網をブンブンするのやめて…」

冬優子「やめたら網から出てこっち向かってくるでしょ!!」ブンブンブン

あさひ「ああ、もしかして網を強く振ることでゴキブリを空気で押さえつけてるんすか?」

冬優子「そうよ!! 長くは持たないわ、何か良いアイディアはない!?」ブンブンブン

あさひ「アイディアも何も、別に向かって来ないと思うんすけどねぇ」

冬優子「あんた分かってないわね!! こいつらはそういう生き物なのよ!!」ブンブンブン

あさひ「あれ? 冬優子ちゃん、ゴキブリいないっすよ?」

冬優子「えっ」

あさひ「心配しなくても勝手に逃げたみたいっす」

冬優子「い、いやぁ! どこ行ったの!? もしかしてふゆの服に……!」ゾゾゾ

あさひ「ぐるって回ってみてくださいっす」

冬優子「大丈夫よね? いないでしょ?」クルクル

あさひ「いないっす」

冬優子「よ、よかった……」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 01:18:08.74 ID:L9ttBGEGO

冬優子「ううん、よくないわ。今すぐここから出るわよ!」

あさひ「えーまだ虫捕りしたいっす」

冬優子「公園はダメ! 奴らが近くにいつかもしれないから……ん?」


ゴキブリ「コワカッター」カサカサ

あさひ「なんすか? ……あっ! わたしの服の上にいたみたいっす」

冬優子「」


◇◇◇

冬優子「はぁ……はぁ……」

冬優子(すっごく疲れた……)

冬優子「ねえあさひ、虫捕りっていつ終わる予定なの」

あさひ「……」

冬優子「あさひ?」

あさひ「あれ何だろう」

タタタタタッ

冬優子「ちょ、あさひ!?」

冬優子(急にどうし……って、そういうことね)

マジシャン「ワン・ツー・スリー!」

パチパチパチ

あさひ「……」ジー

冬優子(助かった。もうあんな目に遭わなくて済むわ)


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 01:19:51.08 ID:L9ttBGEGO


(翌日)

あさひ「冬優子ちゃん冬優子ちゃん」

冬優子「なに」

あさひ「↓1しないっすか?」

冬優子「え?」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 01:22:33.23 ID:jVDjYUde0

TRPG


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 23:04:06.12 ID:MFR1JxpiO

あさひ「TRPGっす!」

冬優子「あんたからその言葉が出てくるとは思わなかった」

あさひ「冬優子ちゃん今暇じゃないっすか。一緒にやりたいっす!」

冬優子「確かに暇だけど決めつけられると腹立つわね。なんで急にTRPGなのよ」

あさひ「アンティーカの人たちがやってるの見かけて、面白そうだったからわたしもやってみたくなって!」

あさひ「結華ちゃんからルールブックを貸してもらったんすよ!」

冬優子「ふーん……ふゆはやめとくわ」

あさひ「なんでっすか? 暇してるのに」

冬優子「なんで暇=付き合えるって式が成り立ってるのよ! あと暇暇言うな!」

あさひ「……分かったっす……」シュン

冬優子(うっ)

あさひ「誰か他の人を探してみるっす……といっても、みんな営業に行っちゃっていないっすけど……」

冬優子(な、なによ! なんか悪いことしたみたいじゃない!)

あさひ「やりたかったな、TRPG」

冬優子「……分かった」

あさひ「え?」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 23:21:56.41 ID:MFR1JxpiO

冬優子「分かった! 付き合うわよ! ただしちょっとだけよ」

あさひ「冬優子ちゃん……! 大好きっすー!」ギュッ

冬優子「抱きつくなっ! っていうかTRPGって2人だと物足りなくない?」

あさひ「そうなんすか?」

冬優子「アンティーカみたいに5人もいれば良い感じになると思うわ」

あさひ「分かったっす! 事務所を探し回って誰か見つけてくるっす!」

冬優子「ちょっとあさひ! 仕事してる人の邪魔はしないように……ってもういない! 足はっや!」

◇◇◇

あさひ「見つけてきたっす!」

愛依「マジビビったー! 事務所に入った途端に腕引っ張るんだもん!」

P「一体何なんだ……」

冬優子「あさひ、言ったわよね? 仕事してる人の邪魔はするなって」

あさひ「愛依ちゃんもプロデューサーさんも仕事してなかったっすよ?」

愛依「うん、うち暇ー♪ 事務所には忘れ物とりに来ただけだし」

P「俺もちょうど区切りがついたところだよ」

あさひ「ほら!」

冬優子「……まあそれならいいけど」

P「ところで訳も分からず連れてこられたけど、これから何かするのか?」

あさひ「TRPGっす」

愛依「へーTRPGかー」

冬優子「愛依、知ってるの?」

愛依「学校で休み時間にやってる男子いるし! ちょっとだけ参加させてもらったら結構面白くてさー!」

P「俺はやったことないなぁ。どういうゲームかは知ってるけど」


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 23:48:10.28 ID:MFR1JxpiO

あさひ「愛依ちゃん、プロデューサーさん、一緒にやってほしいっす! TRPG!」

愛依「断るわけないじゃん! みんなでやるの超楽しそう!」

P「俺もいいけど、やり方よく分からないからネットで調べてもいいか?」

あさひ「ここにルールブックあるっすよ!」

P「じゃあこれを読みつつネットでも学ぼう」

冬優子(本当にやるんだ。結構時間かかるけど大丈夫? まあその時は途中で中断すればいいわね)

冬優子(そういえばどのシナリオをやるのか聞いてなかったわね。有名なのはクトゥルフとか……)

P「ん? これって手作りなのか?」

あさひ「そうみたいっす。結華ちゃんがアンティーカのみんなと遊ぶため色々考えたうちの一つらしいっす」

P「すごいな結華……」

冬優子(手作り?)

◇◇◇

P「ええっと、じゃあ俺がKP(キーパー)として進行していくよ」

あさひ「いえーい!」

冬優子「ちゃんとできるの?」

P「大丈夫……だと思う」

愛依「ねえねえ始めようよ! まずキャラクターを作んなきゃね!」

冬優子「キャラ作るだけでもかなりかかるわよ」

P「いや、ルールブックを見るとそうでもなさそうだ。このゲームは『ヒーロー争奪戦恋物語』っていうタイトルで、同じ高校のカッコイイ先輩を振り向かせて付き合うのが目的らしい」

冬優子「なにそれ……」

愛依「そんなのもあるんだ!」

あさひ「付き合うのが目的……どうやればいいんだろう」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/24(火) 00:14:13.62 ID:t2aV4z2zO

P「アピールするんだよ。楽しく会話や、好きな食べ物を手作りで渡したり、時には大胆なアピールで攻めてみる」

あさひ「大胆なアピールってなんすか?」

P「胸を押しつけたり、わざと転んだふりして抱き抱えてもらったりする。上手くいけば好感度が急上昇する」

冬優子「はあ?」

P「か、書いてあるんだよここに! 俺の意思じゃないから!」

愛依「そのアピールってのはどのタイミングでやんの?」

P「朝、昼、放課後の3ターンを繰り返していくだけだよ」

愛依「なるほど」

P「ちなみにどうやれば付き合えるのかというと、アピールし続けて好感度をアップさせていって10になれば告白ができる」

P「15になれば向こうから告白してくる。つまり勝ちが確定する」

愛依「んー……?」

冬優子「やっていくうちに何となく分かるわよ。キャラにはステータスあるんでしょ?」

P「うん、3つある。勉強、運動神経、家事能力の3つ。これは最初から決まってるものがカードになってるから自分で設定しなくていい」

冬優子「どういうこと?」

P「ほら、ここに4つのカードがあるだろ。3つのステータスのバランスがいいものと、それぞれに特化したものの合計4枚」

P「この中から選んでくれ。どれでもいいよ」

あさひ「わたしはこれっ!」

愛依「じゃあうちはこれ~♪」

冬優子「あっちょっ! よく見ずに決めたわね!?」

あさひ「よく見なきゃいけないんすか?」

愛依「ひょっとしてどれが不利とかある系?」

P「有利でもあるし不利でもある。まあ平等ってことだな」

あさひ「わたしは不利でも全然いいっすけど」

冬優子「自信満々ね」


21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/24(火) 23:40:39.74 ID:R9jlLuAyO

冬優子「いいわ、じゃあふゆはこれにする」

P「決まったな。バランスのカードが残って、それぞれ特化したものを選んだか」

あさひ「わたしは運動神経っす!」

冬優子「ふゆは勉強」

愛依「うちが家事能力かぁ」

あさひ「これでもう始められるっすか!?」

P「いや、もうちょっとだ。名前と身長に体重とスリーサイズ、そして性格、あと…」

愛依「めっちゃ多い!」

冬優子「スリーサイズってそんなことまで?」

P「胸があるとアピールに使えるだろ。まあ先輩の好みが小さな胸だったら意味ないけど」

冬優子「最低ねあんた」

P「だからここに書いてあるんだって!」

愛依「好みなんて設定されてるんだね」

P「らしいな。これは今みんなが引いたようなカードでランダムに決まるんだ。メガネ好きやポニテ好きなど色んな項目があるからアピールに役立ててくれ」

愛依「オッケー! 早速教えてよ!」

P「それはできない。ゲームを進めていくうちに情報収集して覚えるしかない」

冬優子「へー、結構凝ってるわね」

あさひ「プロデューサーさん、もう全部決めたっすよ!」

P「早いな!」

あさひ「面倒だから全部わたしのプロフィールにしたっす」

冬優子「それじゃ意味ないでしょ。好きに想像したキャラを作って動かすのが醍醐味の一つなのに」

あさひ「ダメなんすか?」

P「んー、まあ特に作りたいキャラが無いならいいんじゃないか?」


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 00:03:23.49 ID:txGe2hA3O

あさひ「じゃあこれでいいっす!」

愛依「んじゃうちも!」

冬優子「愛依まで!?」

P「あとは冬優子だな。待ってるから好きに作ってくれ」

冬優子「……ふゆも自分と同じでいい」

P「いいのか?」

冬優子(ふゆだけ丁寧に作るのはなんか嫌だし、時間かけるとあさひがうるさそうだしね)

冬優子「次に進んで」

P「了解。これでキャラメイクは終わりだからいつでも始められるよ」

あさひ「やったー!」

冬優子「これだけでいいの?」

P「ああ、シンプルなルールだからな。プロローグ読むぞ」

愛依「うん!」

あさひ「早く早く!」

P「暖かな陽射しがあなたを照らす。春風が吹き桜の花びらが舞い踊る通学路を歩き、新学期に胸を躍らせる」

P「ふと後ろから声をかけられる。『頭に桜の花が乗ってるぞ』。横に並んだのは憧れの先輩だった。大きな手が髪に触れて優しく花びらをとってくれた」

P「素敵な笑顔を見たあなたたちの心は高鳴り、春の陽気のようにぽかぽかと暖かくなっていく」

あさひ・冬優子・愛依「……」


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 00:13:08.43 ID:txGe2hA3O

P「憧れの人の背中が遠ざかっていく。『あの人の隣に並んでずっと歩いていたい』。花びらが降り注ぐ中、あなたは密かに決意を固めたのだった」

P「以上でプロローグは終わり。ここから順番に行動していくぞ」

あさひ「ちょっと待って欲しいっす」

P「ん?」

あさひ「その先輩、複数の女の子にそんなことしてるんすか? 女の子好きなんすね」

愛依「あー、言われてみれば。うちら3人がプレイヤーでこのプロローグを聞いてるってことは、そういうことだよね」

冬優子「細かいことはどうでもいいでしょ」

冬優子(ふゆも思ったけど)

P「まあまあ、冬優子の言うように細かいところはスルーしてくれ。順番はあさひ、冬優子、愛依のサイクルでいいか?」

愛依「オッケー」

あさひ「はいっす!」

冬優子「それで進めて」

P「よし。みんなは今年の春から2年生で憧れの先輩は3年生だ。朝のHR前、みんなは別々のクラスで自分の椅子に座っている」

愛依「違う学年なんだ」

P「そうだ。さああさひ、まずはどうする?」

あさひ「?」

P「先輩と付き合うための行動を決めてくれ。何でもいい」

あさひ「そうなんすね。告白しに行くっす!」

冬優子「は!?」

あさひ「まずは自分の気持ちを伝えるっす! わたしは先輩のことが大好きだってことを言うっすよ!」

愛依「あさひちゃん大胆ー……」

冬優子「何の情報も無しに突っ込むって……! ま、まあふゆがとやかく口出しすることじゃないけど」


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 00:53:40.14 ID:txGe2hA3O

P「分かった。あさひは先輩のいる教室へと向かった。しかしその教室の前には多くの女子生徒がいてとても入れそうになかった」

冬優子「マンガとかでありそうな展開ね」

愛依「先輩人気だもんねー」

あさひ「うーん、どうすればいいんすかねぇ」

P「よく見ると隙間があるぞ。ここで運動神経のダイス判定だ」

冬優子「運動神経のダイス判定!? まさか突っ込む気!?」

P「どうするあさひ、挑戦するか?」

あさひ「もちろんっす! 先輩にたどり着かなきゃ告白できないっす!」

P「あさひは運動神経がいいからな。突破できるかもしれない。7以下が出れば成功だぞ」

あさひ「待っててくださいっす先輩!」コロコロ

愛依「あ」

P「9だから失敗だな。あさひは女子生徒の壁に跳ね返されてしまった」

あさひ「うー悔しいっすー!」

P「仕方なくあさひは教室へと戻った。次は冬優子の番だ」

冬優子「情報収集するわ。先輩の好みについて」

P「冬優子は先輩の好みについて情報を得るため、校内一の情報通である結華に話を聞くことにした」

冬優子「結華って……ひょっとして」

P「『三峰に何の用かな?』。そう言う結華に冬優子は先輩の情報を求める」

愛依「ええ! なんで結華ちゃんが出てくんの!?」

P「本人了承済みで登場しているんだ。まあ製作者だからな」

冬優子「それで情報は素直に渡してくれるの?」

P「さすが鋭い。『先輩の情報ねぇ、教えてもいいけど条件があるよ』。結華は冬優子にある条件を提示する」

P「『三峰にジャンケンで勝ったらいいよ!』」

冬優子「ジャンケン!?」

P「さあ冬優子、勝負するか?」

冬優子「す、するけど……ダイス判定とかじゃないのね」


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 01:07:24.43 ID:txGe2hA3O

あさひ「冬優子ちゃん、もし情報をゲットしたら教えてくださいっす!」

冬優子「嫌よ、自分で勝ち取りなさい! っていうか、まだ教えてもらえるか分かんないし」

P「結華はいないからKPの俺と勝負だ。最初はグーでいくぞ」

愛依「がんばれ冬優子ちゃん!」

冬優子「なんでライバルを応援してんのよ……最初はグー!」

P「ジャンケンポン!」

冬優子「よしっ!」

P「冬優子の勝ちだな。『あちゃー負けちゃった、しょうがないなぁ……耳貸して』。結華はこっそり先輩の情報を教えた」

P「ということで、これを見てくれ。あさひと愛依には見えないようにな」

冬優子「そのカードに書かれてるのね」

P「ああ、情報が一つだけな」

冬優子「全部じゃないの?」

P「結華は口が固いんだ。一回につき一つの情報だ」

あさひ「どんな情報か気になるっすー」

冬優子「……」

『先輩は太ももフェチ』

冬優子(何よこれ)

P「覚えたか?」

冬優子「お、覚えたけど……」

冬優子(これを見せられてどうしろっていうのよ! 太ももを見せればいいの? でもシチュエーションが思い浮かばないわ)

P「冬優子は終わりだから次は愛依だな」

愛依「うちの番ね。あさひちゃんみたいに告白しに行くのは勇気出ないなー」

冬優子「あさひじゃないと高確率で壁に跳ね返されそうだしね」


28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 00:30:02.80 ID:ZAFz0oUJO

愛依「んー……決めた! うちも情報を手に入れよう!」

P「結華の出番だな。『おっと、もうひとり来たね。先輩の情報がほしいって? ジャンケンで勝ったら教えてあげる』」

愛依「よーし! 絶対勝つ!」

P「いくぞ! 最初はグー、ジャンケンポン!」

愛依「やったー!」

あさひ「冬優子ちゃんも愛依ちゃんも強いっすね!」

P「ということで愛依にも情報を教えるぞ。このカードを持っててくれ」

愛依「貴重だかんね。バレないように気をつけなきゃ」

『先輩はポニテ好き』

愛依「へーそうなんだ!」

あさひ「何がっすか? 何がそうなんすか?」

愛依「ヒミツー♪」

あさひ「むー! 冬優子ちゃんも愛依ちゃんもズルいっすー!」

冬優子「次はあんたも教えてもらえば?」

P「これで三人とも終わったな。朝が終わって昼休みに飛ぶぞ」

愛依「昼休みも同じカンジで進むの?」

P「ああ、自由に行動を決めてくれ」

あさひ「迷うっす……先輩に告白するか、情報をもらうか」

冬優子「なんでその二択しかないのよ……」


29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 00:53:45.26 ID:ZAFz0oUJO


(30分経過)

冬優子「ねえ、先輩のふゆに対する好感度って何だっけ?」

P「先輩からふゆの好感度は……デフォルトの3から4足して、7だな」

愛依「ヤバ! 早くしないと先輩とられちゃうし!」

P「ちなみに愛依も4足して7。あさひは5足して8だ」

あさひ「もうちょっとで告白できるっすね」

冬優子「すでに告白したでしょ。そしたらなぜか好感度がアップして……」

P「先輩に一目置かれたからな」

冬優子「今更だけど好感度10にならなきゃ告白できないんじゃなかったの?」

P「俺もそう思ったけど『もし好感度が10に満たない時に告白をした場合』について書かれてるから、大丈夫だったみたいだな」

冬優子「だったらちゃんと説明しなさいよ」

P「まあ一種の抜け道みたいなもんだよ。えーっと、次は誰だっけ」

愛依「うち!」

P「そうだ愛依だったな。愛依は先輩とデート中だから、映画館から出てどこに行くか決めてくれ」

愛依「やっぱカフェっしょ! 映画の感想を話したり楽しくお喋りしたいな」

P「いいのか? あさひと冬優子が偶然を装って乱入してくるかもしれないぞ。2人の跡をつけてるからな」

冬優子「今のって助言じゃないの? KPは進行だけしてればいいの!」

P「あ、悪い」

あさひ「愛依ちゃん、隙を見せたら襲いかかるっすよ!」

冬優子「肉食動物かあんたは」

愛依「あははっ、怖いなー♪ でも2人には負けないよ? 先輩は今、うちがひとりじめしてるんだし♪」

冬優子「自信満々ね。横取りされないよう、せいぜい頑張りなさい!」


30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 01:03:45.87 ID:ZAFz0oUJO


◇◇◇

P「『ぜひよろしくお願いします』。先輩はそう言って愛依を抱きしめたのだった」

愛依「やった! ってことはうちの勝ち!?」

P「うん、勝ちだよ」

あさひ「悔しいっすーーー!」

冬優子「あさひに同意よ……や、やるじゃない愛依」

愛依「えへへ♪」

P「ふぅ……しかし盛り上がったな。進行してる俺も楽しかったよ」

愛依「ねえ、また今度TRPGやらない? 今度は他のみんなも集まってさ! プロデューサーも参加すんの!」

P「そうだな。俺もプレイヤーとして参加してみたくなったし」

あさひ「絶対やるっす!! 負けたままじゃ悔しいっす!!」

冬優子「相変わらずの負けず嫌いね」

あさひ「冬優子ちゃんは悔しくないんすか?」

冬優子「悔しいに決まってるでしょ! ゲームとはいえリベンジするわよ!」

あさひ「はいっす!」

愛依「うちも負けないよー!」


31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 01:11:46.71 ID:vkQ4jIjiO


(翌日)

冬優子(昨日あんなこと言ったけど、あいつとストレイライト以外のメンバーと一緒にやるなら素は見せられないわ)

冬優子(まあキャラになりきれば誤魔化せ……って、楽しむ気満々ねふゆ。何をひとりでウキウキと……)

あさひ「冬優子ちゃん!」

冬優子「!!」

冬優子「あ、あさひ! いきなり目の前に出て来たらビックリするでしょ!」

あさひ「いきなりじゃないっすよ、ずっとここにいたっす」

冬優子「え」

あさひ「何を考えてたんすか?」

冬優子「何でもないわよ。それよりふゆに何か用……」

冬優子(もしかしてまた何か要求してくるんじゃないでしょうね)

あさひ「用があるから話しかけたっす! ↓1やりたいっす!」

冬優子「↓1?」


32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 01:14:21.31 ID:onYlGZOYo

スカッシュ


33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 01:28:27.22 ID:vkQ4jIjiO

あさひ「スカッシュっす! レモンスカッシュじゃないっすよ」

冬優子「知ってるわよっ! あれでしょ? テニスの壁当てをラケットで拾えなくなるまでやるみたいなスポーツでしょ?」

あさひ「スカッシュを馬鹿にしないでほしいっす」

冬優子「えっ」

あさひ「そんな説明スカッシュやってる人に失礼だと思うっす」

冬優子「……ご、ごめん……」

あさひ「まあ大体そんな感じのスポーツっすけど」

冬優子「はああ!? 自分から馬鹿にするなって言っておいて……!!」

あさひ「とにかくスカッシュやりたいっす!」

冬優子「やればいいじゃない! 大体なんであんたはいつもふゆを誘うの!?」

あさひ「冬優子ちゃんと一緒にやりたいからに決まってるじゃないっすか」

冬優子「へ?」

あさひ「?」

冬優子(単純にふゆとやりたいだけ? なんで? 理由は?)

あさひ「ほら冬優子ちゃん、スカッシュに使う道具は揃えてるっす! 専門の場所にレッツゴーっすよ!」

冬優子「ま、待って!! 色々と待ちなさい!! どうやって道具と場所を……」

あさひ「プロデューサーさんが道具を持ってて、場所はこの近くにあるみたいなんす!」

冬優子(偶然にもほどがある!)


36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/27(金) 00:23:16.59 ID:WADifTh8O


◇◇◇

あさひ「準備はいいっすか?」

冬優子「心の準備は全然できてない。スカッシュに誘われた時からずっと」

あさひ「11ポイント先取したほうが勝ちっすよ! それっ!」

冬優子「ったく、考える暇も与えないわねっ!」

あさひ「やるっすね! はっ!」

冬優子「ふっ」

あさひ「よっ」

冬優子「えいっ」

あさひ「おっと」

冬優子「!」

あさひ「1ポイントもらったっす」

冬優子「……」

◇◇◇

あさひ「それっ」

冬優子「っ!」

あさひ「んっ」

冬優子「くっ」

あさひ「とうっ」

冬優子「あ」

あさひ「2ポイント目っす!」

冬優子「……」


38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/27(金) 00:34:33.66 ID:WADifTh8O

あさひ「冬優子ちゃん、まだやる気出ないんすか?」

冬優子「出してる」

あさひ「え?」

冬優子「出してるわよ。ほら、早く次やるわよ」

◇◇◇

冬優子「この!」

あさひ「わっ!」

冬優子「はっ!」

あさひ「たあっ!」

冬優子(くっ、しぶといわね……!)

冬優子「これなら!」

あさひ「ちょん」

冬優子「!!」

あさひ「フェイント決まったっす! ちょんって前に落としたの見たっすか? ちょんって!」

冬優子(くぅぅぅぅぅ……!!)

冬優子「まだ3ポイント取っただけでしょ! 次よ次!」

◇◇◇

あさひ「甘いっす!」

冬優子(ほんっとに、飛びついて返したり体の後ろで打ったりフェイントかけたり、厄介な動きするわね!)

あさひ「決めるっ!」

冬優子「こっちのセリフよ!」

あさひ「!?」

冬優子「よし!!」

あさひ「冬優子ちゃん、今の動きすごいっす!」

冬優子「ふんっ、ふゆが本気を出せばこんなもんよ」


39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/27(金) 00:49:45.46 ID:WADifTh8O

あさひ「すごかったっす、気持ち悪かったっす!」

冬優子「なっ、気持ち悪い!? 華麗な動きだったでしょ!!」

あさひ「わたしも負けてられない! もっともっとやりたいっす!」

冬優子「当然よ! 決着がつくまでやるわよ!」

◇◇◇

あさひ「はっ」

冬優子「ぐっ!」

あさひ「ふっ」

冬優子「あっ……」

冬優子(て、手も足も出なかった……なんか急に強くなってない? ただでさえ強かったけど、もっと……)

あさひ「……」

冬優子(げっ! 集中してる!)

あさひ「冬優子ちゃん、まだ決着ついてないっすよ」

冬優子「分かってるわよ……」

冬優子(歌やダンスでは負けるつもりないけど、単純なスポーツだと勝てる気が……)

冬優子(ううん、ふゆもアイドルのレッスンで鍛えられてるし、追いつけるはず!)

◇◇◇

冬優子「……」

冬優子(結局取れたのは2ポイントだけか)

あさひ「……あれ? もう終わりなんすね」

冬優子「ぐっ……! ま、まだ終わってない! もう1ゲームやるわよ!」

あさひ「いいっすよ。ちょっと休憩したらまた…」

???「あれ?」

あさひ・冬優子「?」

↓1 偶然やって来たアイドル二名


40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/27(金) 01:14:36.28 ID:J/dalUCKo

摩美々


42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/27(金) 01:24:52.58 ID:+n4CpHPk0

乙です
安価なら幽谷霧子


44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 00:42:38.71 ID:UEaeX/IEO

摩美々「あさひと冬優子だー」

霧子「こんにちは……」

あさひ「摩美々ちゃんと霧子ちゃん! なんでここにいるんすか?」

霧子「恋鐘ちゃんの提案で、アンティーカでスカッシュをやることになって……」

摩美々「ここで待ち合わせしてるってわけ」

冬優子(どんな偶然よ、本当)

霧子「2人もスカッシュやってたの……?」

あさひ「はいっす! ちょうど今、冬優子ちゃんに勝ったところっす!」

冬優子「あさひちゃんすっごく強いんですよ♪」

摩美々「あー……見てはいないケド、なんとなく分かるかもー」

霧子「強そうだね、あさひちゃん……」

あさひ「そうだ! アンティーカの人たちを待ってる間、わたしと対戦してみないっすか!?」

摩美々「えぇ……だる……」

あさひ「そんなこと言わずに!」

冬優子「ま、待ってあさひちゃん。いきなりそんなお願いしたら二人が困っちゃうよ」

冬優子「それにあさひちゃんは、まだふゆと対戦してる途中でしょ?」

霧子「そうだったんだ……」

あさひ「うーん、確かにもう一回対戦しようと思ったんすけど……その前に違う人とやりたいっす!」

あさひ「摩美々ちゃんも霧子ちゃんも、これからスカッシュやるんすよね? いい準備運動になるっすよ!」

摩美々「あさひとやるとハードすぎて準備運動じゃ済まないだろうしぃ」

冬優子(分かってるわね)

霧子「じ、じゃああさひちゃん……わたしと対戦しよう……」

あさひ「本当っすか!」

摩美々「え」


45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 00:58:16.14 ID:UEaeX/IEO

霧子「ルールも覚えてきたし、お手柔らかにお願いします……♪」

あさひ「よろしくっすー!」

摩美々「……待った」

あさひ「?」

摩美々「やっぱり私も、かるーく体を動かしておきたいしー。私とあさひ、霧子と冬優子でやるっていうのはどうー?」

冬優子(容赦ないあさひとやるには、ほわっとし過ぎてるしねこの子)

霧子「わたしはそれでもいいけど……」

あさひ「わたしもっす! 摩美々ちゃんとのスカッシュ、腕が鳴るっす!」

あさひ「そうと決まれば早速コートにゴーっすよ!」

摩美々「ちょ、ちょっと……服引っ張らないでよー」

タタタタ…

霧子「……」

冬優子「……」

霧子「えっと……よろしくお願いします……」

冬優子「よ、よろしくお願いします♡」

冬優子(こっちはこっちで大丈夫かしら)

◇◇◇

あさひ「ほっ」

摩美々「っ」

あさひ「ていっ」

摩美々「……」

あさひ「決めるっす!」

冬優子(す、すごい、あさひについて行ってる。でもここからよ。集中し出したら圧倒されて…)

霧子「あの」

冬優子「!」


48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 01:44:31.99 ID:UEaeX/IEO

霧子「こっちも、始めませんか……?」

冬優子「そうですね」

冬優子(あさひほどじゃないと思うけど、この子もアイドルとしてレッスンを重ねてきたんだから、なかなかやると予想するわ)

冬優子(だから遠慮せず全力で勝ちに行く!)

冬優子「霧子ちゃんからどうぞ」

霧子「いいんですか……?」

冬優子「はい♡」

霧子「それじゃあ……それっ」

冬優子「えいっ」

霧子「わっ」

冬優子「はあっ」

霧子「っと」

冬優子(やっぱり! 可愛い掛け声出してるけどやり手よ!)

霧子「んっ」

冬優子「まだまだっ」

霧子「っ!」

冬優子「えへへ♪ 1ポイントゲット♪」

霧子「す、すごい……わたし、全然追いつけなかった……」

冬優子「そんなことないですよ! ふゆが取れないようなところに返してきて、負けた! って思っちゃいました」

霧子「でも拾われちゃったから……冬優子ちゃん、とっても強いです……」

冬優子(なんていい子なの。爪の垢を煎じてあさひに飲ませてやりたいくらい)

冬優子(オマケに天使みたいな笑顔だし……)


49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 02:02:46.56 ID:UEaeX/IEO

あさひ「これで5ポイント目っす! さあ、次っすよ次!」

摩美々「ま、待って……ペース早すぎ……」

あさひ「それっ」

摩美々「っ……!」

冬優子「……」

霧子「……あさひちゃん、気になりますか……?」

冬優子「えっ」

霧子「ずっと見てるから……」

冬優子「あ、えっと……あさひちゃん元気一杯だから、摩美々ちゃんを振り回しちゃわないかなって思って」

霧子「ふふっ……」

冬優子「?」

霧子「冬優子ちゃん……あさひちゃんのこと、大好きなんですね」

冬優子「へ?」

冬優子「な、ななっ……!」

霧子「ふふふ……」

冬優子「そんッ、なことないですよ? あさひちゃんは好きっていうより、ライバルだって思ってますから!」

霧子「ライバル……! 素敵な関係……♪」

冬優子「あははは、はは……」

冬優子(頑張ったわふゆ!! 平静を装って返事ができた!! っていうか急になに言い出すのよ、ビックリしたじゃない!)

冬優子(今言ったみたいに、あさひはふゆのライバルだから……好きとかそういうんじゃないし)

あさひ「あー! やられたっすー!」

摩美々「ふふー、反撃開始ー」

あさひ「悔しいっすー!」

冬優子(……まあ強いて言うなら、あいつの高みを目指す姿勢は結構好きかもしれないけど)


50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 02:16:54.59 ID:UEaeX/IEO

冬優子(え? ちょっと待って、何考えてんのよ! 強いても何もそんなこと思ってないって!)ブンブン

霧子(冬優子ちゃん、顔真っ赤……)

◇◇◇

あさひ「楽しかったっすーーー!!」

冬優子「大声出しすぎ。人の迷惑になるでしょ」

あさひ「だって、すっごくワクワクしたんすよ! 他のアンティーカの人たちとも対戦して燃えたっす!」

冬優子「あんたのスタミナどうなってんの?」

あさひ「ちゃんと減ってるっすよ。ヘトヘトで歩くのもやっとっす! 冬優子ちゃん、おんぶしてくれないっすか?」

冬優子「しないわよっ! ふゆだって今すぐ眠れるくらい疲れてるんだから!」

冬優子「……そういえば、あんたに聞きたいことがあるんだけど」

あさひ「スカッシュにハマったんすか? 道具を売ってる良いお店教えるっすよ!」

冬優子「違う!! 疲れてるんだから無駄な力使わせないで!」

冬優子「あんたここ数日、やたらとふゆを誘って色んなことさせたでしょ。何で?」

あさひ「そんなことっすか。冬優子ちゃん、ずっと怖い顔してたから」

冬優子「は?」

あさひ「怖い顔っす。アイドルのお仕事で休む暇も無くて、遊ぶ時間もあまり無かったっす」

あさひ「そのせいで今にも怒りそうな顔してたっす」

冬優子「そ、そんなはずないわ! ちゃんと鏡の前で笑顔を作れてたのに! プロデューサーにも愛依にも、あんたにもバレないように…」

あさひ「ほら、やっぱり無理してたっす。みんな気づいてたっすよ」

冬優子「……」


51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 02:44:56.19 ID:UEaeX/IEO

あさひ「だから、少しでも怖くない顔になってもらうために誘ったっす! 虫捕りにTRPGにスカッシュ、全部楽しかったっすよね?」

冬優子「……」

あさひ「ひょっとして、つまらなかったっすか?」

冬優子(そういうことだったのね。つまりあさひは、ふゆに気を使ったんだ)

あさひ「もし迷惑になってたら…」

冬優子「らしくないこと考えなくていいわよ」

あさひ「えっ」

冬優子「そうね、せっかくの空き時間に引っ張り回されて大変だったわ。体を休めてる途中だったのに暇暇言われて」

あさひ「……」

冬優子「ま、振り返れば意外と楽しかったかもね」

あさひ「!」

冬優子「公園でGに追いかけられるのは二度と御免だけど」

あさひ「あの時の冬優子ちゃん、すごい動きしてたっすね! 千手観音みたいに手が増えたっす!」

冬優子「そのくらい必死だったの! あんたも今に分かるわ」

あさひ「こうやってたっすよ! 手をブンブン振って!」ブンブン

冬優子「真似すんな!」

あさひ「えへへ」

冬優子「ったく」

冬優子(嬉しそうにはしゃいじゃって……これじゃどっちが息抜きしたか分からないわ)

あさひ「冬優子ちゃん冬優子ちゃん! 次も面白そうなこと考えてるんすよ! 聞きたいっすか?」

冬優子「まだ連れ回す気? 言っとくけど今日のスカッシュみたいにガッツリ体力つかう系も遠慮して…」

あさひ「今度はスーパー銭湯に行ってみたいっす!」

冬優子「……いいじゃない。そこなら大賛成よ」

あさひ「愛依ちゃんと3人で行くっすよ! 今から楽しみっす!」

冬優子「あいつに予定を調整できないか、頼んでみないとね」


52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 02:52:12.17 ID:UEaeX/IEO


(数週間後)

冬優子(ふぅ……昨日のスーパー銭湯、気持ちよかった。久しぶりに本当の意味で体を休めることができたかも)

冬優子(あさひがいちいちはしゃいだのを止めるのは大変だったけど、個人的にまた行ってみたい)

???「冬優子ちゃん冬優子ちゃん」

冬優子「!」

冬優子(またあさひ……! じゃなくてこの声は)

愛依「やっほー♪」

冬優子(愛依ね、よかった)

冬優子「何か用?」

愛依「あー、うん……実はさぁ」

愛依「冬優子ちゃんとやりたことがあるんだけど、時間ある?」

冬優子「やりたいこと?」


おわり


53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/28(土) 02:54:28.65 ID:UEaeX/IEO

最後まで読んでいただきありがとうございました
キャラの性格や喋り方など、おかしなところがありましたらすみません

ストレイライトがTRPGをやっているのが楽しかったので、安価じゃないssで書くかもしれないです


転載元:【シャニマス安価】あさひ「冬優子ちゃん冬優子ちゃん」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1584889636/

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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2020年03月28日 13:04
    • 冬優子は基本虫嫌いだけどあさひが勝手に捕ってきたくせに途中で飽きてロクに世話しないから代わりに渋々世話してる内に自然と愛着湧いて死んだ時に結構へこむタイプ
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