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トップページシャニマス > 【シャニマス】摩美々「テレフォンNo.1」

1: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:47:17.24 ID:aSMOuX0Vo

~車内~


ブロロロロ……


P「──摩美々。もうそろそろ着くぞ」

摩美々「はぁい……あ、うみー」

P「見えてきたな。今日の撮影場所はあの辺だよ」

摩美々「冬の海ですかぁ。まぁ、静かでいいかもしれないですねー」

P「寒くないようにだけ、気を付けといてくれ」

摩美々「はーい」


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2: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:47:54.46 ID:aSMOuX0Vo


P「……」チラッ

摩美々「? 何探してるんですかー」

P「あぁ、いや。どこかスマホを充電出来るような所はないかと思って」

摩美々「わき見運転はダメですよー、ふふー」

P「そうだな。すまん」ハハ


3: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:48:39.67 ID:aSMOuX0Vo


摩美々「……切れそうなんですか、充電?」

P「会社貸出の仕事用の方が、な──もう結構古い型だし、バッテリー切れるの早いんだよ」

摩美々「ふぅん」

P「……仕方ないか。今から言う番号を摩美々のスマホにも登録しておいてくれ」

摩美々「? あ、はいー」ゴソゴソ

P「いいか? 090-3592──」


4: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:49:13.07 ID:aSMOuX0Vo


摩美々「何の番号ですか、これー?」

P「えっと……俺のスマホの電話番号だ。私用のな」

摩美々「へぇ」

P「万が一だけど仕事用のが切れたら、こっちに連絡してくれ」

摩美々「……」

P「──摩美々? 聞いてるか?」

摩美々「図らずもぉ、プロデューサーの電話番号ゲットですー♪」ニヤァ

P「あ、悪用しないでくれよっ!?」

摩美々「どうですかねぇ、ふふー」


5: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:50:01.69 ID:aSMOuX0Vo

~夕方~


P「お疲れさまでした」

摩美々「お疲れさまでーす」


ガチャッ、バタン


P「しっかりシートベルト締めるんだぞ」

摩美々「はいー」


P「──いやぁ、それにしても。何とか電池も保ったな。偉いぞ、俺のスマホ」ナデナデ

摩美々「まみみ的にはー、イタズラ電話出来なくて残念ですぅ」

P「いや悪用するなって言っただろ……?」

摩美々「えー。『押すなよ、押すなよ』ってやつじゃーないんですかぁ?」クスクス

P「そんな、芸人さんじゃないんだから」フフ


6: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:50:43.83 ID:aSMOuX0Vo


ブロロロロロ……


摩美々「──プロデューサーってぇ、普段何時頃に寝てるんですかー」

P「ん? なんだよ急に?」

摩美々「……別に、意味なんかないですケド」

P「んー、どうだろう。一時頃には寝ることが多いかなあ」

摩美々「ふーん。そうですかぁ」

P「え……それだけ?」

摩美々「それだけですよー、ふふー」モフモフ

P「……?」


ブロロロロロ……


7: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:51:34.32 ID:aSMOuX0Vo

~夜・P宅~


P「ふぅ……摩美々も送り届けた」

P「洗濯も、明日の準備もオッケー。そろそろ寝るかな」


prrrrr……


P「ん、電話?」

P「……知らない番号だ」

P(誰だろう──とりあえず出てみるか)


ピッ


8: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:52:10.30 ID:aSMOuX0Vo


P「はい、もしもし?」

???「もしもーし」

P「あの、どちらさm」

???「こちらさまでーす」

P「……」

???「……」



P「あっ! この声、摩美々かっ!?」

摩美々「はいー。まみみですよぉ、ふふー」


9: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:52:47.56 ID:aSMOuX0Vo


P「あれ。なんで摩美々こっちの番号知って──あ! 教えたんだった!!」

摩美々「ふふふふ……えー、忘れてたんですかぁ?」

P「ほら、結局使わずじまいだったから……完全に油断してた」

摩美々「ふふー。プロデューサーってば、隙だらけですねー」


10: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:53:22.34 ID:aSMOuX0Vo


P「それで、どうしたんだ一体」

摩美々「えー」

P「……え?」

摩美々「どうしたって、何がですかぁ?」

P「何か用事があるんじゃないのか」

摩美々「いいえー、特に用事はないですよぉ」

P「えぇっ、何でかけてきたの!?」

摩美々「ふふー。プロデューサーの番号、悪用してるだけですー♪」

P「ま、摩美々ーーっ!!」



11: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:53:58.96 ID:aSMOuX0Vo

~数日後・夜~


P「ふぅ……今日も忙しかったな」

P「テレビでも見たら、さっさと寝るか」


prrrrrr……


P「あ。」



P「はい、もしもし」

摩美々「もしもーし。まみみでぇす」

P「おー、お疲れ様。どうした?」

摩美々「どうもしてないですよー。悪用してる所でーす」フフー

P「まったくもう」フフフ


12: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:54:35.50 ID:aSMOuX0Vo


P「そういえば今日、灯織とかとご飯行ったんだって?」

摩美々「そうなんですよー。灯織と甘奈と三人でぇ」

P「また珍しい組み合わせだな」

摩美々「たまたまお互い暇だっただけですからねー」

P「楽しかった?」

摩美々「え……まぁ、それなりにー」

P「ふふ、そっか」

摩美々「……もー。なんですかぁ?」

P「ん?」

摩美々「どうしてそんなに、嬉しそうなんですかー」

P「何かさ。摩美々が皆と仲良くしてると、俺も嬉しいよ」

摩美々「…………もー、何なんですかぁ」

P「はははは!」


13: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:55:19.89 ID:aSMOuX0Vo



──
────
──────


P(それからというもの、摩美々は数日おきに電話してくるようになった)


P(学校の話や──)


摩美々『それでぇ。何か知らない後輩から、急に握手求められてー』

P『すげぇ……本当にそういう話あるんだな』

摩美々『何に感激したのか知らないけどー、急にその子泣き出しちゃって……』

P『あははは! 熱烈なファンがいるみたいで良かったじゃないか!』

摩美々『居心地悪くて、困っちゃいますよぉ……全く』フフー


14: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:55:59.77 ID:aSMOuX0Vo


P(ファッションの話──)


P『そういやこの前の撮影で使った服、また買い取ったんだって?』

摩美々『はいー。あのスタイリストさんが持ってくる衣装、結構いい感じなのが多いんですよねー』

P『そうか……あの人の連絡先貰ってるから、またどっかの撮影でお願いしようか』

摩美々『ふふー。それならぁ、ちょっとだけ頑張っても良いですよー』

P『やる気になってくれたみたいで何よりだ』ハハハ


15: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:56:43.57 ID:aSMOuX0Vo


P(摩美々が飼っているペットの話など──)


P『か、カメレオンって脱皮するのか……そりゃそうだよな、爬虫類だもんな』

摩美々『湿度とか温度とかの管理、結構大変なんですよー』

P『おぉ……何だか摩美々が、しっかり者に見える……』

摩美々『えー。まみみは普段から、しっかり者じゃないですかー?』

P『今日のレッスン来るのも時間ギリギリだっただろ!』

摩美々『えー? そうでしたっけー』フフフ


16: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:57:19.43 ID:aSMOuX0Vo


P(気だるげな声色ながら、摩美々は色んなことを話してくれた)

P(切り際には少し名残惜しそうな声すら出して──)


摩美々『えー。もう切るんですかぁ』


P(意外と摩美々は、寂しがり屋だよな)

P(そう感じると、この小さな悪魔も可愛らしく思えた)


──────
────
──


17: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:58:01.79 ID:aSMOuX0Vo

~事務所~


P「~♪」タシタシ

摩美々「おはよーございまぁす……」

P「おぉ。おはよう、摩美々」

摩美々「あれ……プロデューサー。スマホなんて触って、仕事はサボりですかぁ?」

P「いやいや! 違うから」

P「仕事用のスマホさ、新しいやつが支給されたんだよ──今は諸々の設定中」タスタス

摩美々「ふぅん」


18: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:58:39.55 ID:aSMOuX0Vo


P「ふふん、最新機種だぞ!」

摩美々「あー、それ摩美々のと同じやつですー」

P「おっ! そうなんだ」

摩美々「中々便利ですよー。よく使う連絡先ほど、自動でリストの上の方に表示されたりしてぇ」

P「へぇ。あれか、"えーあい"ってやつか?」

摩美々「ふっ……!」

P「……え? 何だよ?」


19: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 01:59:14.65 ID:aSMOuX0Vo


摩美々「何かぁ、言い慣れてない感が凄いですー」プルプル

P「そんなことないだろ!?」

摩美々「……や、やめてくださいよぉ。笑っちゃうじゃないですかー」

P「えーあい、えーあい、えーあい──」

摩美々「ふふ……プロデューサー、お爺ちゃんみたいですよぉ?」

P「なんだよぉ、そんなことないだろー!?」

摩美々「ふふふふ……」


20: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:00:00.61 ID:aSMOuX0Vo


P「まぁでも新しくなって、充電切れる心配なくなったのが一番助かるなぁ」

摩美々「えー。折角のイタズラ電話チャンスがぁ」ブー

P「これを機に、夜中の『イタズラ電話』もやめるか?」

摩美々「そっちはぁ、今後も継続予定でーす♪」

P「ははは。まぁ、良いけどさ」

摩美々「え……」


P「これまであんまり聞けなかった摩美々の色んな話、ああやって聞けて──」

P「最近俺も、楽しくなってきてるんだ」フフフ


21: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:00:35.15 ID:aSMOuX0Vo


摩美々「……///」

摩美々「ぅ……えっと……」

P「?」

摩美々「そ、それじゃあ。これからは、毎日かけちゃいますねー」

P「いや、程々に! 程々にしてくれよな!!」

摩美々「ふふふ……」


22: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:01:25.90 ID:aSMOuX0Vo

~数日後・事務所~


P「──申し訳ありませんでした!」

(天井)社長「全く……お前ともあろう者が、こんなミスをするとはな」

P「はい……すみません」

社長「まぁ過ぎたことは仕方ない、仕事で挽回しろ」

P「……ありがとうございます」

社長「アイドルが待っているだろう。さぁ行け」

P「はい。失礼致します……」


ガチャッ、バタン



23: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:02:20.20 ID:aSMOuX0Vo



P「はぁー……」


P(やってしまった……なんであんなミス……)

P(あー……怒られるよりよっぽど、がっかりされる方がダメージあるなぁ)


P「──いや、ダメだダメだ。切り替えてしっかり今日の仕事こなそう」


ガチャッ


摩美々「おはよーございまぁす」

P「おぉ! おはよう摩美々」

摩美々「……?」

P「今日も頑張ろうな!」

摩美々「あ……はいー。程々に頑張りまーす」

P「ははは……」

摩美々「……??」


24: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:02:53.79 ID:aSMOuX0Vo

~夜・P宅~


ガチャッ


P「はぁ……ただいま」

P(今日はなんだか、いつにも増して疲れたな)


prrrr…… 


P「ん……」


25: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:03:30.37 ID:aSMOuX0Vo


P「もしもし、摩美々か?」

摩美々「はいー。まみみです……イタズラ電話ですー」

P「ははは、もう夕飯は済ませたか?」

摩美々「はいー」

P「そっかそっか」

摩美々「……」

摩美々「……あのー、大丈夫ですか?」

P「ん? 何が」

摩美々「えと……今日なんか……元気なかったみたいだから」

P「!」


26: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:04:05.67 ID:aSMOuX0Vo


P「あ、はは。心配して、電話してくれたのか」

摩美々「や、その……別にそういうのじゃ、ないですケド」

P「すまん。不安にさせたよな」

摩美々「……いいえー、大丈夫です」

P「大したことじゃないんだ。仕事でしょうもないミスしちゃってさ──少し自己嫌悪してただけで」

摩美々「……そうですか」


27: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:04:54.77 ID:aSMOuX0Vo


P「けど……けどさ」

摩美々「はい」

P「ふふっ」

摩美々「……プロデューサー?」

P「うん、摩美々の声聞けたからかな。もう大丈夫だ」

摩美々「っ!」

P「摩美々に負けない位、俺も頑張らなきゃな──ありがとう」

摩美々「……ぁ……その」

摩美々「あ、ありがとうって。何言ってるんですか?」



摩美々「──まみみはぁ。プロデューサーの番号、悪用してるだけですよー」フフ



28: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:05:30.88 ID:aSMOuX0Vo

~夜・P宅~


ガチャッ


P「あ"ー……疲れた」

P(でかいイベント直前だ──仕方ないとはいえ)ノビー

P「今日は早めに寝るかな」チラッ


スマホ「……」


P(摩美々も、イベントに向けて忙しくしてるしな……)

P(最近、電話掛かってこないなぁ)


P「……」


29: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:06:05.49 ID:aSMOuX0Vo




摩美々「……」ゴロゴロ


prrrr……


摩美々「?」

摩美々「……!!!」



30: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:06:46.39 ID:aSMOuX0Vo


P「──あ、もしもし。摩美々か」

摩美々「……プロデューサー?」

P「うん。今、大丈夫だったかな」

摩美々「はいー……何かあったんですかぁ?」

P「いや」

摩美々「……?」

P「最近、あんまり電話してなかっただろ」

摩美々「ですねー。プロデューサーもまみみも、バタバタですからねー」

P「だから……その」

摩美々「?」

P「イタズラ電話、かな?」ハハハ

摩美々「っ!」


31: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:07:19.60 ID:aSMOuX0Vo


P「というか、どうしてるかなって思っただけなんだけどさ」

摩美々「……ふふ」

P「摩美々?」

摩美々「ふふふふふー♪」

P「ま、摩美々っ?」


32: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:07:59.59 ID:aSMOuX0Vo


摩美々「えー。プロデューサー、もしかして寂しかったんですかぁ?」

P「いや、そういう訳じゃ……!」

摩美々「寂しくなければー、わざわざ電話してきませんよねー」フフー

P「いや、だけど……語弊があるというか」

摩美々「プロデューサーもぉ、案外子供っぽい所あるんですねー」

P「ぐぅぅっ!!」

摩美々「ふふ、ふふふふふ♪」


33: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:08:45.74 ID:aSMOuX0Vo


P「し、仕方ないだろ……」

摩美々「えー。何か弁解があるんですかぁ?」フフフ

P「何日かおきにずっと電話してたのが、急になくなったら……」

P「そりゃ、ちょっとは気になるじゃないか」

摩美々「~♪」


P「──あぁ、チクショー。摩美々に格好のからかう材料与えちゃったよ」ハハ

摩美々「やっぱりプロデューサーをからかうのはー、楽しいですー」

P「でも摩美々こそ、やたら上機嫌じゃないか?」

摩美々「えー。そんなことぉ……あるかもですねー」フフー


──────
────
──


34: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:09:40.98 ID:aSMOuX0Vo



摩美々「──はーい。それではぁ、おやすみなさーい」


ピッ


摩美々「ふぅ…………ふふっ」

摩美々「……!」



摩美々(何度もやり取りしたあの人の番号は……)

摩美々(気付けばリストの一番上、"No.01"に表示されていた)



摩美々「……」

摩美々「ふふー……『テレフォンNo.1』」



【終わり】


35: ◆RZFwc/0Dpg 2020/05/02(土) 02:10:39.64 ID:aSMOuX0Vo

ありがとうございましたー
ふくろうずの「テレフォンNo.1」がモチーフになってます、良かったら聞いてみて下さい

摩美々可愛いよ摩美々


転載元:【シャニマス】摩美々「テレフォンNo.1」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1588351637/

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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2020年05月02日 14:01
    • あああああああああああああああああああああああああよかったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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