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トップページモバマス > モバマスP「クラリスの目を見てみたい」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 00:24:16.05 ID:fpTvrTew0

P「スカウトしてからアイツの目が開いてる所を俺は見たことが無い」

P「それとなく聞いてみたりすると何故かはぐらかされる」

P「………いったいアイツの目はどうなってるんだ」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 00:28:46.08 ID:fpTvrTew0

P「この疑問に終止符を打つために今日は協力者がいる」

P「一人では無理でもきっと二人なら大丈夫」

P「それじゃよろしく頼むぞ>>10

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13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 00:45:22.07 ID:fpTvrTew0


かな子「よろしくお願いしますっ」
mmrknk31

P「頼りにしてるぞ」

かな子「は、はい!でもプロデューサーさん、何故私何ですか?」

かな子「私もクラリスさんの目は気になりますけど何か特別出来る事があるなんて…」

P「それはだな>>16なんだよ」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 00:57:03.55 ID:Hp2HHCUmO

本当に目が閉じたままなのか調べる


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:02:36.95 ID:fpTvrTew0

P「本当に目が閉じたままなのか調べるためだ」

かな子「えっと、それが私とどう関係が?」

P「かな子、お前はおいしい物を食べたときどんな風になる?」

かな子「どんな風って…難しいですね、でも幸せな気持ちになります」

P「そうだ、そういう時って目はどうなってるか解るか?」

かな子「…っ、はい、目を閉じたり大きく開いたりし動かしています!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:07:15.65 ID:fpTvrTew0

P「そう!お前を呼んだ理由はこれだ!」

ペラッ
『お菓子でクラリスを感動させて表情を崩そう』

P「ふふふ…完璧だろう?お前のお菓子なら絶対リアクションを取るはずだ」

かな子「あ、あのプロデューサーさん」

P「ん?どうした何か問題でもあったか?」

かな子「お菓子を今から作るにしても食材がありません」

P「」

かな子「それにここには道具も無いですから材料があっても作れません…」

P「…………………」

どうしよう>>25


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:13:31.68 ID:sqhAIRze0

かなこの家へ


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:16:48.33 ID:fpTvrTew0

P「かなこの家へ行こう」

かな子「ふえっ!?」

P「ああ勿論、材料とかは途中で買ってくから指示してくれな」

かな子「いやそうじゃないです!」

P「…?なんだちゃんと俺も作るの手伝うぞ、それともガス代とか光熱費か?しっかりしてるんだな」

かな子「だから違いますってば!」

P「なんだってばよ…」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:22:03.79 ID:fpTvrTew0

かな子「その…いきなり家に来るなんて…」

P「だってお前の家じゃないと作れないし」

かな子「今日は親も家にいるんですよ!」

P「そうか、この際だから挨拶するのもいいかもな、大切な娘さんを預かってるんだし」

かな子「う、ううう…///プロデューサーさんの馬鹿!馬鹿!」

P「本当になんだってばよ」


>>31
コンマ奇数ならかな子家、偶数なら失敗


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:23:30.10 ID:tNFpXm0R0

l


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:30:41.61 ID:fpTvrTew0

P「俺もお前のお菓子も食べたいs」

かな子「もうプロデューサーさんなんか知りませんっ!」
タタタタタタ  ガチャン!

P「…うーん、かな子がよく解らない」


ガチャ
>>36
誰か入ってくる


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:32:50.50 ID:9hGxvCZ60

奈緒


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:39:03.49 ID:fpTvrTew0


奈緒「…………」
kmyno25

P「奈緒か、おはよう」

奈緒「なあ、今事務所にいるのはプロデューサーだけか?」

P「ん?そうだけどどうしたんだ…っ!」

ズイッ
奈緒「かな子に何したんだ?」

P「な、奈緒…近いから離れ」

奈緒「いいから答えろ、あんな真っ赤な顔してて何も無かった訳無いよな?」

P「(ふぇぇ)」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 01:57:46.36 ID:fpTvrTew0

わかった…


奈緒「まさかプロデューサー、へ、変な真似したんじゃないだろうな!(やけに嬉しそうな顔してたし)」

P「いやいや何もしてない!ただアイツの家に行かせてくれって頼んだだけだ!」

奈緒「あ、ああん!?なな何だよそれ!」

P「ここじゃお菓子作れないからかな子の家で作ろうって話になって」

奈緒「んなっ…」

P「親がいるから駄目だって言うから、せっかくだし挨拶もしようかと言ったら怒られて」

奈緒「」

P「本当俺も訳がわからないよn」

奈緒「プロデューサーの馬鹿ああああああああああ!!」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 02:06:50.73 ID:fpTvrTew0

P「奈緒まで出て行ってしまった」

P「どうしてこうなったんだろうか」

俺はただクラリスの目が見たかっただけなのに
いやそれともクラリスの目を見ると言う事はそれだけの大事なんだろうか
もしかしたら俺は欲を張りすぎたのかもしれない
ほら、こうして目の前にあるクラリスの顔は目を閉じていてもこんなに綺麗で

P「………ク、クラリス?」

クラリス「はい、プロデューサー様、お気づきになりましたか?」
cla23

P「…一体いつから」

クラリス「さて、いつからでしょう」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 02:13:38.93 ID:fpTvrTew0


クラリス「プロデューサー様が心あらずといった顔でいるのが珍しくて、つい悪戯心が」

P「はあ…情けないな」

クラリス「…何かあったのですね?私でよければお相手になりますよ」

P「いや、でも」

クラリス「誰かに話すだけで楽になれる事もあります」

クラリス「神父様のようにはいかないかもしれませんが」

クラリス「それでも私はプロデューサー様のお役に立ちたいのです」

P「…ありがとう」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 02:22:59.98 ID:fpTvrTew0


それから俺は今日あった事を話した
クラリスは黙ってただただ話を聞いてくれた
…のだが、何故か表情は段々険しくなっていった

P「………………」

クラリス「………………」

P「あ、あの…クラリスさん」

クラリス「…プロデューサー様」

P「あ、ありがとう話を聞いてくれて!じゃあ俺は営業に」

クラリス「ていっ」

P「あいた」

クラリス「…ふう、ここまで鈍感でしたか」

P「ど、鈍感って…」

クラリス「とても拍子抜けな心地です、相応の覚悟はしていましたのに」

P「?」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 02:31:44.04 ID:fpTvrTew0

P「?」

クラリス「安心して下さい、今日の事は全てささいなすれ違いです」

P「すれ違い…?」

クラリス「後でお二人には私から話しておきましょう、すぐに誤解はとけます」

P「そ、そうか!助かるよ」

クラリス「ですが何故誤解が起きたのかは私の口からはいえません」

P「えー」

クラリス「ご自分でお気づきになって下さい、そうじゃないと意味がありません」

クラリス「…けれど安心しました、何か重大な事件かと思っていましたから」

P「俺はかなり不安だったんだが」

クラリス「それはプロデューサー様が悪いのですよ、全くもう」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 02:41:46.53 ID:fpTvrTew0



P「うーむ…そんなに変な事しただろうか」

クラリス「そこがプロデューサー様の良い所でもあり悪い所ですね」

P「自分じゃさっぱり解らん」

クラリス「ふふっ、しかしプロデューサー様はそれでこそプロデューサー様なのですよ」


後日
かな子も奈緒も普段通りに接してくれた
クラリスが何を言ってくれたかは解らないが二人とも本当に怒ってはいないようだ


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/06(木) 02:48:24.60 ID:fpTvrTew0

結局クラリスの目の事はうやむやになってしまったが
あの日俺の事を心配し悩みを解決してくれただけでも良かったと思う


P「…けどそれはそれとしてやっぱり気になる」

クラリス「プロデューサー様もくじけないひとですね」

P「ああ、で、結局その目ってどうなってるんだ?」

クラリス「プロデューサー様、歌はいかがでしょう」

P「いや歌はいいから」

クラリス「…私の歌は聴きたくありませんか?」

P「超聞きたいです」

クラリス「はい…では、失礼します」

P「(まあいいか)」

クラリス「~♪~♪」




おわり
こんな時間に読んでくれた人ありがとう


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