1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 20:11:56.95 ID:MNN5k25SO
ちひろ「プロデューサーの1日介護チケットを
1000モバコインで売り出せば……行ける!行けるわ!」
1000モバコインで売り出せば……行ける!行けるわ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 20:24:08.23 ID:QNW77y2RO
凛「プロデューサー、見舞いに来たよ」
P「お、ありがとう……って仕事はどうした?」
凛「こんなときでも仕事の話?」
P「仕事熱心と言ってくれ」
凛「呆れた、心配しなくても休みだよ」
P「悪い悪い、サラリーマンってそんなもんだよ」
凛「……ね、プロデューサー」
P「どうした?」
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11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 20:35:15.53 ID:QNW77y2RO
凛(お見舞い品が他に……他に誰か来たのかな)
凛「他の誰か……」
P「……誰か?」
凛「ううん…いつまでに治りそう?」
P「最低で1ヶ月位?」
凛「ふーんまぁまぁだね」
P「まぁまぁとはなんだ」
凛「ふふ、思ったより酷くなくて良かったってことだよ」
P「本当にそう思ってる?」
凛「他の誰か……」
P「……誰か?」
凛「ううん…いつまでに治りそう?」
P「最低で1ヶ月位?」
凛「ふーんまぁまぁだね」
P「まぁまぁとはなんだ」
凛「ふふ、思ったより酷くなくて良かったってことだよ」
P「本当にそう思ってる?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 20:48:45.93 ID:QNW77y2RO
凛「本当だよ」キュッ
P「凛?」
凛「ちひろさんから急に連絡入って……」
凛「本当に心配したんだからね」ツー
P「……悪かったな」
凛「なら約束だよ、もう一人でどっか行かないって」ピッ
P「小指……あぁ」
『指切った』
凛「よしよし、P子はいい子だね」
P「おいおい俺を犬と一緒にしないでくれよ」
P「凛?」
凛「ちひろさんから急に連絡入って……」
凛「本当に心配したんだからね」ツー
P「……悪かったな」
凛「なら約束だよ、もう一人でどっか行かないって」ピッ
P「小指……あぁ」
『指切った』
凛「よしよし、P子はいい子だね」
P「おいおい俺を犬と一緒にしないでくれよ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:04:26.94 ID:QNW77y2RO
凛「…そうだこれも食べて」
P「おお病院食には飽きてたんだ、だけどタッパーはいつ返せば…」
凛「ここで食べて」
P「ここで?」
凛「うん」
凛「それで感想聞かせて」ニコッ
P「おお病院食には飽きてたんだ、だけどタッパーはいつ返せば…」
凛「ここで食べて」
P「ここで?」
凛「うん」
凛「それで感想聞かせて」ニコッ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:19:55.67 ID:QNW77y2RO
P「この赤いウインナー好きなんだ」
凛「うわ、プロデューサー子供みたいなの好きだよね」ケラケラ
P「違う違う、弁当に入ってると嬉しいんだ」
凛「違わないよ。そういってタコさんウインナー好きなんでしょ?」
P「……ぐっ」
凛「……でもさ」
凛「気に入ったならまた作ってあげるよ」
P「そうか!」
凛「うわ、プロデューサー子供みたいなの好きだよね」ケラケラ
P「違う違う、弁当に入ってると嬉しいんだ」
凛「違わないよ。そういってタコさんウインナー好きなんでしょ?」
P「……ぐっ」
凛「……でもさ」
凛「気に入ったならまた作ってあげるよ」
P「そうか!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:33:15.76 ID:QNW77y2RO
凛「そろそろ帰るね」
P「今日はありがとう。凛には苦労掛けっぱなしだな、いつ返せるんだろ」
凛「……一括で返せる方法があるよ」
P「へぇ…どんなだ?」
凛「聞きたい?」
P「もちろん」
凛「……教えてあげない」プイッ
P「そりゃひどい」
凛(言えるはずないのに何いっちゃってんだろ、私)
P「今日はありがとう。凛には苦労掛けっぱなしだな、いつ返せるんだろ」
凛「……一括で返せる方法があるよ」
P「へぇ…どんなだ?」
凛「聞きたい?」
P「もちろん」
凛「……教えてあげない」プイッ
P「そりゃひどい」
凛(言えるはずないのに何いっちゃってんだろ、私)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:39:05.08 ID:QNW77y2RO
凛「……そうだこの果物だれから?」
P「自分のだ」
凛「違うってば、誰からの見舞い品?」
P「自分から自分へ、だ」
凛「……はぁ?」
P「いや…ね、恥ずかしい話なんだけど」
――
凛「それで自分の見舞いに誰も来ないと踏んで自分に見舞い品?」
P「見栄を張ったよ」
凛「…ぷっ……あははははっ」
P「自分のだ」
凛「違うってば、誰からの見舞い品?」
P「自分から自分へ、だ」
凛「……はぁ?」
P「いや…ね、恥ずかしい話なんだけど」
――
凛「それで自分の見舞いに誰も来ないと踏んで自分に見舞い品?」
P「見栄を張ったよ」
凛「…ぷっ……あははははっ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:52:08.01 ID:QNW77y2RO
凛「……ふーふー」
P「そんなに笑うことないだろう?」
凛「ふっ……喋らないで」
P「……」
凛「…あのさ、プロデューサーって自分で思ってるより回りの評価悪くないから」
P「……そうならいいんだけどな」
P「そんなに笑うことないだろう?」
凛「ふっ……喋らないで」
P「……」
凛「…あのさ、プロデューサーって自分で思ってるより回りの評価悪くないから」
P「……そうならいいんだけどな」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:54:54.23 ID:QNW77y2RO
凛(…でも、もし悪くてもさ)
凛(私の気持ちだけは変わらないから)
かな子「プロデューサーさんお見舞いに……ってあっ!凛ちゃん!」
P「かな子も来たのか?」
凛(……なんてね)
凛(私の気持ちだけは変わらないから)
かな子「プロデューサーさんお見舞いに……ってあっ!凛ちゃん!」
P「かな子も来たのか?」
凛(……なんてね)
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 21:56:56.74 ID:QNW77y2RO
おわり感謝
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 22:58:45.50 ID:BdlzHxAU0
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:01:05.40 ID:BdlzHxAU0
P「あぁ、痛みもましになったよ。仕事に穴を開けたのは心配だけど…」
響子「プロデューサー、元気よくいきましょう。病は気からですよっ!」
P「うーん、そうかもしれないな」
響子「プロデューサー」
P「どうした?」
響子「良かったら、お花のお水、替えましょうか?」
P「おお、頼めるか?」
響子「はいっ!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:05:41.07 ID:BdlzHxAU0
P「ふと思ったんだが…」
響子「どうしました?」
P「お前たちって、いつも見舞いに一緒に来ないけど、まさか仲悪い…とか?」
響子「ええっ!違いますよっ!」
響子「ちひろさんが…って、あ……そのっ、あははっ、あはははっ」
P「?」
響子(介護チケットは、プロデューサーには内緒だった…)
響子「ちょっと、スケジュールがあわなくって!」
P「なるほど、な…?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:10:27.76 ID:BdlzHxAU0
響子「そんなことよりっ! プロデューサー、お風呂はどうしてるんですか?」
P「2日に1度は看護婦さんが入れてくれるよ。 昨日とか」
響子「今日は入らないんですか?」
P「怪我したのが両腕だからな。 足なら自分で拭くとかできるんだが」
響子「じゃあ、お手伝いしますよっ♪」
P「え?いいよ、別に汗かいてないし」
響子「任せてください! 兄弟が風邪を引いたときは、私が看病してるんですっ!」
P「うーん、そこまで言うのなら…」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:15:56.97 ID:BdlzHxAU0
・・・
響子「じゃあ、脱がせますね」
P「おっ、お願いします!!」
響子「……」
P「……」
響子「背中から拭きますね」
P「は、はい!!」
響子「どうですか?痛くないですか?」
P「い、良い感じです!!」
響子「なんか、こうしてると…」
P「どっ、どうした?」
響子「いえ、なんでもないですっ!」
響子「…そんなに緊張しないでくださいね?」
P「……はい」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:20:21.00 ID:BdlzHxAU0
・・・
響子「こんな感じですかね」
P「ありがとう、気分がスッキリしたよ」
響子「プロデューサーがさっきまで着てたシャツ、お洗濯してまた持ってきましょうか?」
P「いいのか?」
響子「洗濯なら任せてくださいっ!」
P「何から何まで悪いな」
響子「いいですよっ! あっ、そろそろ、面会時間が終わりですね」
P「ん…?もうそんな時間か」
響子「長居しても悪いですし、そろそろ帰りますね」
P「おう。せっかく来てくれたのに、雑用ばっかり頼んで悪かったな」
響子「いえ、 困ったときはいつでも私に頼ってくださいねっ!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:26:56.79 ID:BdlzHxAU0
P「ほんとか?今日も、響子が来てくれて助かったよ」
響子「はいっ! 頼られるって嬉しいですっ!」
響子「……。…あの、プロデューサー」
P「なんだ?」
響子「私、良いお嫁さんになれますかね?」
P「ああ、それは俺が保証するよ」
P「ただ、今はアイドルだからあんまり、そういうことは…」
響子「それは大丈夫ですっ!」
響子(だって、旦那さんは…)
響子「……。 それじゃあ、失礼しますねっ!」
P「おお、またな」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:30:39.14 ID:BdlzHxAU0
・・・
響子「ちひろさん、あのチケットまだ販売してます?」
ちひろ「ごめんなさい、もう他の子たちが買い占めちゃって」
響子「そうですか…。わかりましたっ!」
響子「プロデューサー、しばらく行けなさそうです」
響子「もうちょっとだけ、シャツは預かっておきますね♪」 ギュッ
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/06(土) 23:31:31.38 ID:BdlzHxAU0
オチ無しで、終わり
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