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トップページモバマス > 【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」中編

361: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:41:21.82 ID:m49LdaCw0

P「ハァ、ハァ」

P「どうやら巻けたようだな....」ゼェゼェ

千夜「まさか、自分の肌だけではなく触った物の摩擦係数も操ることが出来るとは....」

P「こんなことは初めてなんだ、能力が覚醒したのかもしれない」

千夜「....突然能力を使いだすなんて、世界観を間違えているのではありませんか」

P(能力者)「お前に言われたくねえよ!」

千夜(変形ロボット)「?」

前スレ
【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」前編

362: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:42:23.21 ID:m49LdaCw0

P「だがこの能力、副作用がかなり大きくてな....」

P「連続しては使えないんだ....」

千夜「副作用....?」

P「....あぁ」

P「今の俺の肌を見てくれ」

千夜「....!」


363: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:42:54.63 ID:m49LdaCw0

千夜「また荒れてきていますね」

P「そう、肌荒れ体質の俺が能力を使ってしまうと」

P「解除した時、普段の肌荒れを超えたスーパー肌荒れになってしまう....」

千夜「....」

千夜「特に問題ないので使ってしまえばよいのでは」

P「今はまだ1回目だからこの程度で済んでるが」

P「1日の中で何度も繰り返しているとどんどん酷くなる」

千夜「?」


364: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:43:20.91 ID:m49LdaCw0

P「最後には肌が真っ黄色になり、頭の形まで変形してしまうくらいのワースト肌荒れになってしまうんだ」

P「これを医学用語でPヘッド状態と言うんだが」

P「こうなってしまったら最後、二度と元には戻らない....」

P「自分以外の物に干渉するのは負担が大きいみたいで、普段より肌荒れの速度がかなり速いみたいだ....」

千夜「はあ」


365: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:43:48.36 ID:m49LdaCw0

千夜「それが何か問題ですか?」

P「お前、このイケイケの面が永久に失われちまうんだぞ!?」

千夜「さて、この後はどうしますか」

千夜「敵を巻いたとはいえ同じ所に留まり続けるのは危険です」

P「ちょーい」

どうする? >>366


366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/27(水) 21:45:00.79 ID:8xFM+2+P0

乗り物を調達する

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367: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:51:46.26 ID:m49LdaCw0

P「そうだな....」

P「敵が迫っていることを考えると、ここから離れるのはマストだろう」

P「同時に七海の居場所も探さなきゃならない」

P「そう考えると、長距離移動用に足が欲しいな」

千夜「乗り物ですか....」

P「大胆に動けば監視システムに捕捉されるんだろうが」

P「このままじゃ徒歩か走りでしか移動できない今のままじゃ、どのみちジリ貧だし」

P「使い勝手のいい乗り物を手に入れたいところだな....」


368: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:52:14.73 ID:m49LdaCw0

千夜「そういえば....」

P「ん?」

千夜「先ほどの探索中に条件に合致する乗り物を見ました」

P「でかした!」

P「そこに連れていってくれ!」

千夜「はい」

千夜ちゃんの見つけた乗り物 >>369


369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/27(水) 21:52:29.47 ID:lgv5CHeXo

ドラゴン


370: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 21:57:18.30 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「....」ガオー

P「....」

千夜「こちらです」

P「千夜の中のちょうどいいってなんなん」

千夜「先ほどの条件に合致していますよ」

P「大胆に動くのはマズいって言っただろ!?」

P「そもそも、その理由で変形千夜で空を飛ぶのもダメって言ってるのに」

P「ドラゴンなんて乗ったら益々目立つだろ!」

P「ツッコミどころ多すぎてドラゴンの存在自体にツッコむ余裕がねえよ!」

ドラゴン「それでは、レーダーで感知ができないくらいの高度を飛ぶというのはいかがでしょうか」

P「千夜より話が分かるドラゴンだった....」

千夜「おいお前」


371: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 22:10:44.88 ID:m49LdaCw0

P「いやあ、急上昇して目的地の上空まで移動」

P「到着したら急降下なら確かに相手には感知されないかもしれません」

P「ただ人間の俺には耐えられないような気がするんですよ」

ドラゴン「なるほど、確かに私のようなドラゴンやこの女性のような機械ならば問題はないですが」

ドラゴン「人間、しかも敏感肌となると厳しいかもしれません」

P「敏感肌とか関係なく人間には無理です....」


372: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 22:11:31.66 ID:m49LdaCw0

P「ところで」

ドラゴン「はい」

P「なぜか話を進めてしまっていたんですが」

P「あなたは一体....?」

ドラゴン「私は....」

ドラゴン「ドラゴンです」

P「見ればわかります」

千夜「プロフィールを聞いているんです」

ドラゴン「ああ、そうでしたか」

ドラゴン「失礼しました」

ドラゴンの名前 >>373
ドラゴンの体長 >>375
ドラゴンの特徴 >>377
ドラゴンは飛べる? >>379


373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/27(水) 22:11:48.23 ID:8xFM+2+P0

ヒロミ


374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/27(水) 22:14:30.92 ID:Wfea29onO

3


375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/27(水) 22:19:17.15 ID:d1dDAi0/0

目付きが悪い


379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/27(水) 22:28:18.44 ID:2OKgJQIDO

地中に潜れる


380: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 22:56:50.54 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「私はヒロミというものです」

P「なんかDQNのなれ果て芸能人みたいな名前ですね」

ドラゴン「殺しますよ」

P「!?」

ドラゴン「私は人間とは仲良く共存していきたいのです」

ドラゴン「命が惜しくばあの人間と私を」

ドラゴン「名前だけで結びつけるのはやめなさい」

千夜「初対面の方に対して最大限の侮辱ですよ」

P「すみません....」

P「....」

P「....もしかしてよく言われるんですか」

ドラゴン「殺し

P「すみませんでした!!!」ドゲザ


381: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 22:57:32.66 ID:m49LdaCw0

P「ドラゴンってファンタジーでしか知らなかったんですけど」

P「めちゃくちゃ大きいってわけじゃないんですねぇ」

P「3メートルくらいですか?」

ドラゴン「今はそうですね」

P「今は?」

P「昔はもう少し小さかったとか?」

ドラゴン「いえいえ、そうではなく」


382: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 22:58:26.95 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「いいえ、私は数字を順番に言っていき」

ドラゴン「3の付く数字と3の倍数で止めれば」

ドラゴン「自分の体長をその大きさにできるんです」

ドラゴン「999mまでですがね」アハハ

P「....」

P「あのもう1度説明してもらっても?」

ドラゴン「実演してみましょうか」


383: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 22:59:10.92 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「今は3メートルです」7

ドラゴン「....」スゥ

ドラゴン「1,2,3,4,5」

ドラゴン「6」ググーン

ドラゴン「数字を言うのを止めたところの体長になります」

ドラゴン「これで倍の6mになりました」

P「すげー」

ドラゴン「これが私の能力『NABEATSU OF THE WORLD』です」

P「(日本のテレビ番組好きなのかな)」


384: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:01:26.47 ID:m49LdaCw0

P「わートゲトゲ!」

P「ドラゴンっぽくてかっこいいですね~」

P「触っていいですか?」

ドラゴン「ええ、どうぞ」

P「ありがとうございます~」サワサワ

P「おお~、ドラゴンの鼓動を感じる~」

ドラゴン「彼らも喜んでいるでしょう」ニコニコ

P「彼ら?」


385: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:02:43.74 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「このトゲの1本1本は、首が退化したものなんですよ」

P「首が退化?」

ドラゴン「ええ、ドラゴンというのは生まれた時」

ドラゴン「1つの身体に8つの首があるんです」

ドラゴン「当然脳もそれぞれにありますから、最初の頃は大変なんですよ」

ドラゴン「兄弟と言えばいいんでしょうか」

ドラゴン「すぐ隣にも、そのまた隣にも常に兄弟がいる環境」

ドラゴン「本当に騒がしいんですよねぇ、懐かしいなぁ」

P「へー」


386: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:03:32.89 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「そして、誕生日を迎えるごとに」

ドラゴン「最も生存能力がないと親に判断された首が引きちぎられます」

P「」

ドラゴン「人間界で言うところの『間引き』でしょうか」

ドラゴン「これを毎年行っていき」

ドラゴン「最後に残ったのが私です」ニッコリ

P「えぇ....」ドンビキ


388: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:05:18.15 ID:m49LdaCw0


ドラゴン「時が経つと、引きちぎられた首の根元の部分が」

ドラゴン「最後に残った1本のそばで寄り添うようにトゲトゲになるんです」

ドラゴン「ほら、数えてみると7本ありますよ」

P「(ドラゴンやばい、志希くらいの倫理観しかない)」

ドラゴン「彼らの墓標みたいなものですから、もっと触ってあげてください」ニコニコ

P「(アカン)」ガクガク


389: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:05:47.24 ID:m49LdaCw0

P「俺ずっと疑問だったんですけど」

P「ドラゴンってどうやって飛んでいるんですか?」

P「立派な羽はお持ちですけど、身体の大きさを見るに」

P「その羽だけではとても飛ぶことなんてできないような....」

ドラゴン「さあ....」


390: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:07:19.45 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「ファンタジーに出てくるドラゴンは羽以外を使っているんじゃないでしょうか?」

ドラゴン「彼らは魔法を使えますしそれとか」

千夜「もしかすると、身体の密度が非常に小さいのかもしれません」

千夜「それならばあの羽でも十分飛ぶことができます」

P「いやいやドラゴンさん、俺はあなたに聞いてるんですよ~」

P「飛べる理由は企業秘密ってやつですか?」

ドラゴン「私は飛べないのでわかりません」

P「飛べないならなんで空を飛ぶ前提の移動方法を提案したんだよ!!!」

ドラゴン「ドラゴンファンの期待を裏切ってはならないと思いまして」

P「存在してるだけでも十分期待に応えてるわ!!!」


391: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/27(水) 23:07:52.82 ID:m49LdaCw0

ドラゴン「代わりに地中に潜れます」

P「土に潜れるドラゴンはもう字面がモグラなんですよ....」

ドラゴン「『土』『竜』....」

ドラゴン「『土竜』....」

ドラゴン「なるほど、言葉遊びですか」

千夜「呑気ですねお前は」

P「俺悪いか?」


396: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 21:39:35.93 ID:5XdNLX5N0

P「ドラゴンさんってずっとこの辺にいるんですか?」

ドラゴン「はい、もう何年も青森を見てきました」

P「....」

P「失礼ですが、なぜ青森に留まっているんですか?」

ドラゴン「....」

P「気を悪くされたならすみません」

P「ただ、あえて誰もいない青森の町に留まる理由があるのかなと」

ドラゴン「....」

ドラゴンが青森にいる理由 >>397


397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/30(土) 21:40:14.22 ID:mN8Xqcl70

村上組青森支部の人に捕まったから


398: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 21:57:27.51 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「....青森の裏社会を牛耳る存在をご存知ですか」

P「え?いやぁそういうことには疎くて」

ドラゴン「村上組青森支部、というようです」

P「(知ってる名前だった)」

ドラゴン「元は広島のようですが、近年は青森でも力をつけているようで」

ドラゴン「実は私も、彼らに捕まっているのです....」

P「捕まっている....?」


399: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 21:57:59.50 ID:5XdNLX5N0

千夜「しかし、あなたのような力があるならすぐにでも倒すことが出来るのではありませんか?」

ドラゴン「ええ、私単体ならそうでしょう」

P「....人質ですか」

ドラゴン「....妻と子です」

P「....惨い」

千夜「....許せません」


400: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 21:58:34.09 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「ですが彼らもいつからか、思考を放棄させられているようでして」

ドラゴン「他の人々と同じように生業を捨て、国の指示に従って日々動いています」

P「!」

P「やっぱり青森の人間は全員ナノマシンの手に落ちているんですね」

ドラゴン「はい、村上組という悪も」

ドラゴン「さらなる巨悪の前にはなすすべもありませんでした」

ドラゴン「今日も招集がかかったのか、町の皆さんと揃ってフラフラと移動して行ったようです」

P「移動....?」


401: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 21:59:38.21 ID:5XdNLX5N0

千夜「この町の異常な静けさは過疎が理由だと思っていましたが」

千夜「通常の姿ではなかったのですね」

P「このレベルで人がいない町は過疎を超えてるだろ」

P「滅亡だよ滅亡」

千夜「どのみち近い未来にはそうなるのでは」

P「それは青森だけじゃなく日本の地方全体の問題だから....」


402: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:00:19.86 ID:5XdNLX5N0

P「それならドラゴンさんは逃げればいいんじゃ....」

P「あっ、奥さんと子供さんか....」

ドラゴン「はい、妻と子供も一緒に連れていかれてしまいました」

ドラゴン「私はりんごを食べていないのでナノマシンに操られてはいませんが」

ドラゴン「妻と子供は既に、意識が....うぅっ....」ウルッ

P「....」

P「町の人たちが今どこにいるかはご存知ですか?」

青森国の中枢都市 >>403


403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/30(土) 22:02:03.81 ID:4A/I87BCo

大鰐町


404: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:36:11.49 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「おそらく、今回もまた青森の住人達は」

ドラゴン「青森国の中枢、大鰐町に集められているはずです」

P「青森国の中枢....」

千夜「大鰐町....」

P「....」


405: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:36:40.91 ID:5XdNLX5N0

P「....ってどこですか?」

千夜「お前....」アキレ

P「いやだってさ!」

P「青森県の市町村なんて青森市と弘前市と八戸市くらいしか知らないだろ!?」

ドラゴン「八甲田雪中行軍遭難事件で有名な八甲田山のある十和田市もありますよ」

P「もうちょっとマシな紹介の仕方あるでしょ!?」


406: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:37:10.58 ID:5XdNLX5N0

千夜「まったく、青森に来るというのに呆れた人です」

P「不勉強ですまん....」

千夜「私の脳は半分ほどが機械に置き換わっているので」

千夜「こちらへ来る前に青森大百科をダウンロードし、オフラインでも閲覧できるようにしてきたというのに」

P「それはお前しかできないだろ」

P「ほぼカンニングのくせによく俺のこと罵倒できたな」


407: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:37:54.57 ID:5XdNLX5N0

千夜「いいですか、感謝を忘れず心して聞きなさい、大鰐町とは」

千夜「前回の国勢調査からの人口増減は11.86%減の9,676人であり、増減率は青森県下40市町村中33位」

千夜「という町です」

P「過疎化が進んでいるだけという情報!?」

ドラゴン「バブル景気時代に建設された温泉レジャー施設を運営する第三セクターが」

ドラゴン「バブル崩壊とともに多額の債務を生み出したことで」

ドラゴン「一時は財政破綻寸前まで陥りました」

P「ろくなニュースがない」


408: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:38:25.31 ID:5XdNLX5N0

P「なんで青森国はそんな辺鄙なところに中枢を置いたんだ....?」

千夜「連中からして見れば、既存の都市規模など関係ないのでしょう」

P「まあ住民はみんな洗脳してるわけだし」

P「必要な時は今日みたいに無理やり集めればいいだけだしな」

ドラゴン「大鰐町は青森の南端かつほぼ中心ですから」

ドラゴン「立地面で惹かれるものがあったのかもしれませんね」

P「なるほど....」


409: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:38:54.76 ID:5XdNLX5N0

P「とにかく、これで行き先が決まったな」

千夜「ええ」

ドラゴン「行き先?」

P「はい」

P「俺達は今、青森国に囚われている女の子を探しているんです」

ドラゴン「ほう、そういうことでしたか」


411: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:39:26.22 ID:5XdNLX5N0

P「青森国の中枢があって、そこに住民も集められている」

P「七海の居場所はそこしか考えられない」

千夜「....突入ですか」

P「ゆくゆくはな」

P「だがもう少し情報が欲しい」

P「せめて今の大鰐町がどうなってるのかは知っておきたいところだな」


412: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:40:26.28 ID:5XdNLX5N0

P「ということでドラゴンさん」

ドラゴン「はい?」

P「どうか、大鰐町まで地中を通って連れていってはくれませんか」

P「さすがに奴らも地中までは見張っていないでしょうし」

P「これが最良なんです....!」

ドラゴン「....」

P「どうか、七海のためにお願いします!!!」ドゲザ

ドラゴン「....」


413: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:41:00.83 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「....もちろん、ご協力しましょう」

ドラゴン「きっと妻と子供もそこにいるはずですからね」ニコッ

P「ドラゴンさん....!」

ドラゴン「その代わり、突入の際は別行動とさせてもらいます」

ドラゴン「私は家族を探さなければなりませんので」

P「ありがとうございます!それで何の問題もありません!」


414: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:41:56.10 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「....しかし」

ドラゴン「あなたの身体は、地中を高速で進む衝撃に耐えられるでしょうか?」

P「あっ....」

P「....」


415: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:42:35.76 ID:5XdNLX5N0

P「千夜どうにかできない?」

P「例えば千夜をパワードスーツみたいにして身に纏うとか....」

P「って無理だよなそんなこと」アハハ

千夜「....そんなこと」

千夜「私が義体化されていなければ実現不可能でしたよ」ウィーン

P「へぇっ!?」

ガシャ ガシャ ガシャ

カシュン

カシャシャシャシャシャシャシャ

チュイーン


417: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:43:35.98 ID:5XdNLX5N0

P(千夜を纏った姿)「す、すげえ....」

P(千夜を纏った姿)「トニー・スタークになった気分だ....」

千夜『これなら大抵の衝撃には耐えられるでしょう』

P(千夜を纏った姿)「あっやば、千夜の声が耳元で聞こえる」

P(千夜を纏った姿)「違うわ、俺が千夜の中に入ってるんだ....」

P(千夜を纏った姿)「....なんか」


420: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:47:02.12 ID:5XdNLX5N0

P(千夜を纏った姿)「興奮してきたな」ムラムラ

P(千夜を纏った姿)「皮モノも意外と....」

千夜『地中で放り出すぞお前』

P(千夜を纏った姿)「ごめんね」

千夜『....ただ、電力はお前の胸のアーク・リアクターから(勝手に)貰っていますから』

千夜『節電にはなります』

P(千夜を纏った姿)「千夜と俺が繋がってる....?」

千夜『このまま収縮して肉体を粉々にしましょうか』

P「てへ」


421: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:47:44.86 ID:5XdNLX5N0

P(千夜を纏った姿)「ドラゴンさん、これから俺のことは」

千夜イアンマン「千夜イアンマンと呼んでください」ニッ

ドラゴン「はぁ」

千夜『やめてください』

P(千夜を纏った姿)「はい....」


422: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:48:57.64 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「では私のトゲトゲに捕まってください」

P(千夜を纏った姿)「はーい」

ドラゴン「お、そこは3番目に間引かれた『センチメンタルジャーニー』の首の根元が退化したトゲですね」

P(千夜を纏った姿)「紹介しないでいいですから....」ドンビキ

千夜『珍妙な名前ですね』

ドラゴン「それでは、行きますよ!」ガッ

ドラゴン「掘削開始!!!」ガガガガガガガッ

P(千夜を纏った姿)「っ....!!!」


425: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:56:11.95 ID:5XdNLX5N0

~地中~

ガガガガガガガガガガガガガガッ

P(千夜を纏った姿)「ドラゴンさーん」

ドラゴン「なんでしょう?」

P(千夜を纏った姿)「大鰐町に入ってもいきなり突入するのは危険ですし」

P(千夜を纏った姿)「とりあえず町の郊外や山の中なんかの目立たないところに出てもらってもいいですか?」

P(千夜を纏った姿)「そこから敵をやり過ごしつつ情報収集をするつもりなので」

ドラゴン「ああ、無理です」

P(千夜を纏った姿)「....?」


426: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 22:57:48.43 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「地中にいると地上のことはわかりませんから」

ドラゴン「方角と距離感からわかる大体の位置関係で大鰐町辺りを目指しています」

ドラゴン「そこから特定の場所を選んで出るのは無理です」

P(千夜を纏った姿)「え~....」

千夜『ということはつまり』

ドラゴン「もうすぐ大鰐町のどこかに出ます!」

P(千夜を纏った姿)「どこかってどこですか~!!!」

出た場所 >>427


427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/30(土) 22:58:54.13 ID:BvyYSsXKO

洗脳されたニュージェネの眼前


430: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:14:11.48 ID:5XdNLX5N0

パカッ

ドラゴン「到着しました」

P(千夜を纏った姿)「こ、ここは....?」

千夜『随分開けた場所ですね』

P(千夜を纏った姿)「周りには....戦闘機?」

千夜『あれはブルーインパルスです』

P(千夜を纏った姿)「ブルーインパルス....?」


431: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:15:47.99 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「ああ、失礼しました」

ドラゴン「少し方向がずれてしまったようです」

P(千夜を纏った姿)「というと?」

ドラゴン「間違って宮城県の航空自衛隊松島基地に出てしまいました」

P(千夜を纏った姿)「」

千夜「おや、大勢の人がこちらへ来ています」

ドラゴン「どうしたんでしょうか?」

P(千夜を纏った姿)「自衛隊の滑走路に大穴開けたからだろうが!!!」

ドラゴン「なるほど、撤退しましょう」


432: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:17:36.36 ID:5XdNLX5N0

ガガガガガガガガガガガガッ

ドラゴン「いやー失礼しました」アハハ

P(千夜を纏った姿)「あははじゃないっすよ....」

P(千夜を纏った姿)「やってることただのテ口リストじゃないですか....」

千夜『青森国だけでなく、日本国からも追われる身になった可能性がありますね』

P(千夜を纏った姿)「四面楚歌だよ....」


433: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:32:55.28 ID:5XdNLX5N0

~あじゃらの森キャンプ場~

スポンッ

P(千夜を纏った姿)「今度はどこだ....?」

千夜『静かな芝生の広場....』

ドラゴン「ここはあじゃらの森キャンプ場ですね」

P(千夜を纏った姿)「あじゃらの森キャンプ場?」

ドラゴン「大鰐町にあるキャンプ場です」

P(千夜を纏った姿)「今度は無事大鰐町に到着したんですね....」


434: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:33:23.93 ID:5XdNLX5N0

チュイーン

カシャシャシャシャシャシャシャ

カシュン

ガシャ ガシャ ガシャ

Pありがとうございました....」

P「(テ口リストにはなったけど)」

ドラゴン「いえいえ、ここでお別れになりますがお互い頑張りましょう」

P「え?一緒に探索しないんですか?」


435: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:34:14.85 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「私は最小でも3mですから目立ってしまいます」

ドラゴン「しばらくはこのキャンプ場で待機をして」

ドラゴン「あなた達の突入の喧騒が聞こえたら、私も突撃します」

ドラゴン「それならばお互いがお互いの陽動にもなりますし、作戦も遂行しやすいのではないですか?」

P「な、なるほど....」

千夜「確かに、そちらの方が理にかなっています」


436: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:34:43.63 ID:5XdNLX5N0

P「でも、ここから突入の喧騒なんて聞こえますか?」

ドラゴン「私は耳が良いので問題ないかと」

ドラゴン「....それに」

P「?」

ドラゴン「青森国の中枢もここからよく見えますから」スッ

P「!?」

千夜「なるほど....」ジー


437: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:35:46.23 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「あの山、阿闍羅山の山頂に建てられている宮殿が」

ドラゴン「アオモリン」

ドラゴン「青森国の中枢が置かれています」

P「名前がダサすぎる」

千夜「寂れた地方自治体がブームにあやかろうとして作ったゆるキャラ失敗作のような名前ですね」

ドラゴン「宮殿の前にはふじの広場があります」

千夜「青森りんごの品種別生産数No.1がふじだからでしょうか」

P「ロシアに謝れロシアに」


438: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:47:58.75 ID:5XdNLX5N0

P「しかし」

P「キャンプ場といっても人は皆無だなあ」

ドラゴン「青森の人間は皆、あの阿闍羅山に集められているのでしょう」

ドラゴン「キャンプ場の利用者などいるはずもありません」

ガサッ ガサッ ガサッ

千夜「....」チラ

P「....」コクリ


439: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:48:32.71 ID:5XdNLX5N0

千夜「敵....?」

P「....それにしては数が少なすぎる」

ドラゴン「動物という可能性も....」

P「あっちの方から聞こえたな....」

P「千夜、万が一に備えていつでも手をつなげるようにしててくれ」

千夜「はい」

ドラゴン「おやおや....」ニコニコ

P「そそそそういうんじゃねえから!」


440: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:49:03.02 ID:5XdNLX5N0

P「....」コソ

P「....」コソ

チラッ

卯月「....」ガッガッガッ

凛「....」ガッガッガッ

未央「....」ガッガッガッ

P「!?」

千夜「これは....」


441: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:49:30.16 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「お知合いですか」

P「知り合いもなにも、うちの事務所のアイドル達ですよ....」

P「おい卯月!凛!未央!」

卯月「....」ガッガッガッ

凛「....」ガッガッガッ

未央「....」ガッガッガッ

P「反応はなしか....」

千夜「おそらく、この3人も既に....」

P「そうだろうな....」


442: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:49:58.99 ID:5XdNLX5N0

千夜「しかし、なぜこんなところで壁に頭突きをし続けているのでしょうか....」

P「さぁ....」

ドラゴン「....もしや」

ドラゴン「この方々も洗脳されているということは、青森の住人と同じように招集がかかって移動していたはず」

ドラゴン「....しかし」

ドラゴン「見てください、ここの壁は袋小路になっています」

P「それが何か?」


443: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:51:32.28 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「おそらく、中枢からの指示による移動中」

ドラゴン「この角に引っかかってしまったのでは」

P「出来の悪いゲームのNPCかよ....」

P「てかそれじゃあ、青森中に人が引っかかってることになりません?」

ドラゴン「その可能性もあります」

千夜「....早く青森の皆さんを解放しなければ」

P「....ああ、被害は広がる一方だ」


444: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:52:25.89 ID:5XdNLX5N0

千夜「仮にドラゴンさんの説を採用するならば」

千夜「洗脳といっても大したものではなさそうですね」

P「だな、事務所でクーデターを起こさせたナノマシンとは違うのかもしれない」

千夜「青森の住人全員を洗脳するために量産されたものは」

千夜「ただ自意識を奪い空の操り人形にするだけの粗悪品....」

P「壁に向かって歩き続けてる3人を見る限り、そうかもしれないな....」


445: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/30(土) 23:53:21.08 ID:5XdNLX5N0

ドラゴン「それで、どうしますか?」

P「....予定変更だ」

千夜「....」

P「探索の前にこの3人を使って」

P「ナノマシンの攻略法を探そう」

千夜「....」コクリ

ドラゴン「面白くなってきました」ニコ


449: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 21:29:51.58 ID:3wsvolyB0

P「ちひろさんからの手紙によると」

P「ナノマシンは極小、経口摂取で脳までたどり着き」

P「そこに留まって影響を及ぼすらしい....」

千夜「つまりそれを破壊するか取り出すか」

ドラゴン「機能を停止させる、ですか」

P「ただナノマシン自体の研究は今行い始めたところで」

P「対処法は確立していないらしい」

千夜「脳に影響を及ぼしている以上」

千夜「我々が軽率に触れるのは危険のような気もしますが....」

P「....」

P「....確かに」


450: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 21:30:19.70 ID:3wsvolyB0

P「....じゃあ外からちょちょっとちょっかい出すだけにしよう」

ドラゴン「ちょっかいとは....」

P「いやもしかしたらですよ」

P「一見普通のことでもナノマシンには効果があったりするかもしれないじゃないですか」

ドラゴン「このような一大勢力がそんな穴を作るでしょうか....」

P「やってみなくちゃわからない!」

P「わからなかったらやってみよう!」


451: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 21:30:47.68 ID:3wsvolyB0

P「じゃあ3人それぞれがちょっかいプランを持ち寄って」

P「卯月・凛・未央のナノマシンを無効化し、洗脳から解放したら勝ちで」

P「それから、こいつらを傷つけたり痛めつけるようなことはなし」

ドラゴン「勝負なんですか!?」

千夜「望むところです」

ドラゴン「そして乗るんですか....」

P「シンキングタイムは5分~」

P「よーい、スタート!」

Pのちょっかいプラン >>452
千夜のちょっかいプラン >>453
ドラゴンのちょっかいプラン >>454


452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 21:31:12.82 ID:RJGDxEBV0

時子直伝の調教を行う


453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 21:36:21.57 ID:2lOG9NzCo

ちくびドリルすなー!せんのかーい!


454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 21:41:55.85 ID:SlAJysKiO

(^ω^)ペロペロ


455: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:02:19.66 ID:3wsvolyB0

P「言い出しっぺの俺から」

P「俺のプランは」

P「『時子直伝の調教を行う』」

千夜・ドラゴン「「?」」

P「ドラゴンさんに説明しておくと、時子というのはうちの事務所にいるブタ大好きアイドルです」

P「ここでのブタは動物のブタではなく、女王様に調教された人間のことを指します」

ドラゴン「そのような方がアイドルをされているのですか....?」

P「えぇ....案外需要があるみたいで....」

ドラゴン「なんとも業が深いですね」


456: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:02:46.28 ID:3wsvolyB0

P「俺は思うんです」

P「性善説、人の本性は善である」

P「性悪説、人の本性は悪である」

P「だったら性ブタ説があってもよいのではないかと」

千夜「よくありません」

ドラゴン「話につながりが見えませんが」


457: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:03:14.89 ID:3wsvolyB0

P「人は皆、心の奥の底に1匹のブタを飼っています」

P「ならば洗脳された3人に、ブタのプロである時子直伝の調教を施せば」

P「人間性を取り戻すのではないか!」

千夜「もう手遅れのようです」

ドラゴン「早く済ませて先に進みましょう」

P「2人とも冷たい....」

時子直伝の調教内容 >>458


458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 22:09:11.19 ID:SlAJysKiO

相手の鼻をくいっと持ち上げてブーブーって羞恥心を煽る


459: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:15:34.84 ID:3wsvolyB0

卯月「....」ガッガッガッ

P「....」

P「....」クイッ

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「ぶーぶー」

千夜・ドラゴン「「!?」」

千夜「お、お前は何を考えているのですか」

P「....」


460: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:16:11.89 ID:3wsvolyB0

P「....調教とは」

P「羞恥心を抱かせることから始まる」

ドラゴン「なんと....」

P「俺も卯月も、人類皆平等」

P「だからこそ、相手に一方的な羞恥心を持たせれば」

P「そこで既に上下関係が生まれる....!」

千夜「そんな効果があるのですか....?」

P「いや、時子がこれをやってたから勝手に理屈付けしてみた」

千夜「....」


461: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:16:42.68 ID:3wsvolyB0

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「ぶーぶー」

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「ぶーぶー」

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「卯月、戻ってこい....!」

卯月の反応 >>462


462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 22:17:49.72 ID:2lOG9NzCo

ぶーぶー❤


463: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:24:58.20 ID:3wsvolyB0

卯月「....」ピタ

千夜「!!!」

ドラゴン「....まさか」

P「卯月っ!」

卯月「....」

卯月「....」ヌギヌギ

3人「「「!!?!?!?!?!?!?!???」」」

卯月「....」ヌギヌギ

卯月「....」

卯月「ぶーぶー❤」ブーブー

3人「「「!!?!?!!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!???」」」


464: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:26:27.84 ID:3wsvolyB0

ドラゴン「突然歩みを止めた後服を脱ぎ出して全裸になり....」

ドラゴン「四つん這いになって『ぶーぶー❤』....?」

千夜「お前、これは....」

P「....ああ」

P「成功だ」ブイッ

千夜「失敗です」

P「だよな」


465: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:34:02.68 ID:3wsvolyB0

P「おそらく低レベルな洗脳の影響で、脳が一時的に暗示にかかりやすくなっていたのかもしれない」

P「だから俺の調教によって卯月の心は」

P「ブタ、即ち調教された人間ではなく」

P「本物の豚になってしまったんだ!」

卯月「ぶーぶー❤ぶーぶー❤」トテトテ

卯月「ぶーぶー❤」スリスリ

千夜「....どうするのですか、この状況を」

ドラゴン「真冬の青森で全裸では凍死してしまいます」

P「....とりあえずそこのケビンを借りよう」

P「暖房をガンガン効かせておけば大丈夫だろう」


466: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:35:22.37 ID:3wsvolyB0

~ケビン~

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

【ごはん】

卯月「ぶーぶー❤」ムシャムシャ

卯月「ぶーぶー❤」ムシャムシャ

卯月「ぶーぶー❤」ケプ

卯月「ぶー....ぶー....」ウト

卯月「zzz....」スヤァ


467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 22:39:02.55 ID:UDprnQjUO

かわいいね


468: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:39:33.65 ID:3wsvolyB0

P「卯月の解放は失敗に終わったが」

P「ナノマシンに対する有益な情報も得られた」

ドラゴン「住民の低度な洗脳は上書きが可能」

ドラゴン「今後の役に立つかもしれません」

千夜「そのようなことは必要ありませんよ」

P「なんで?」

千夜「私のプランで皆さんを解放するからです」

P「ほう....」

ドラゴン「見せていただきましょうか、そのプランとやらを」


469: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 22:41:32.52 ID:3wsvolyB0

千夜「私が行うのは」

千夜「『乳首ドリルすんのかいせんのかい』です」

P「....なんて?」

千夜「『ドリルすんのかいせんのかい』です」

P「....」


470: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:04:11.40 ID:3wsvolyB0

ドラゴン「すみません、私は人間の文化に疎いのですが」

P「(日本のテレビ番組好きそうなのに)」

ドラゴン「おっしゃっている『乳首ドリルすんのかいせんのかい』とはどのようなものなのですか?」

千夜「説明しましょう」

千夜「『乳首ドリルすんのかいせんのかい』とは」

千夜「吉本新喜劇という喜劇で披露される一連のやり取りです」

ドラゴン「喜劇....?」

千夜「言葉で説明するのは難しいので、実際見てもらった方が早いでしょう」

ドラゴン「はぁ」

千夜「お前、いきますよ」

P「俺!?」


471: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:05:12.29 ID:3wsvolyB0

千夜「お前、生まれてきたことを謝りなさい」

P「謝らへんって言うとるやろ!小娘は引っ込んどけ!」

千夜「謝りなさい」

P「謝らへん!」

千夜「謝りなさい」

P「謝らへん!」

千夜「そうですか、これだけいってもわかりませんか....」

P「わからへんのう」

千夜「言っても分からない人には、痛い目にあってもらいます」

P「なんで俺が謝らなあかんねんな!」

千夜「謝れと」スッ

千夜「言っているでしょう!」パシーン

P「ワーオイ!」

千夜「....」ヌガセヌガセ

P「待て待て待て待て!」

千夜「....」ヌガセヌガセ

千夜「....」ヌガアセヌガセ

P「下はいいやろ!」

千夜「....」


472: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:06:04.19 ID:3wsvolyB0

千夜「....」パシーンパシーンパシーン

P「ワーオイ!ワーオイ!ワーオイ!」

千夜「....」ピタ

P「オイ!」

P「来うへんかい!」

P「来んのか思ったらこっち来うへんのかい!

P「来んのか思たらこっち来うへんのかい!」

P「来んのか思たらこっち、来うへんのかいっ!」

千夜「....」

P「何か喋れやお前も!」

千夜「謝れ!」パシッパシッ

P「つま先やめろ、マジで!つま先やめろ言うとんねん!」

千夜「....」パシッパシッ

P「アゴやめろ、お前!アゴやめろコラ、お前は!」

千夜「....」パシッパシッパシッ

P「ワキやめろ!ワキやめろ!ワキやめろ!」

P「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!」

千夜「....?」

P「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!!」

千夜「....??」モウイッカイ

P「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!!!」

千夜「....???」モウイッカイ

P「毛細血管が

P「何で聞こえへんねん! この距離やぞ!?」

千夜「『毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワキ』という部分がちょっと聞き取りにくいんですよ」

P「そう言うたんや、お前!!最初から最後まで全部聞こえとるやないかい!!おかしいんちゃうか!?」


473: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:06:30.95 ID:3wsvolyB0

千夜「....」ギュン

P「乳首ドリルすな!」

千夜「....」ギュン

P「乳首ドリルすな!」

千夜「....」ギュンギュンギュンギュン

P「乳首ドリルすな!ドリルすな!すな!すな!」

千夜「....」パシッパシッパシッ

P「つま先、アゴ、ワキやめろ!」

千夜「....」ピタ

P「ドリルせんのか~い!」

P「すんのかいと思たらせんのかい!」

P「すんのかいと思たらせんのかい!」

P「すんのかいと思たらせんのかい!」

千夜「....」ギュン

P「すんのか~い!!!」

千夜「....」ギュウン

P「す~んのかい」

千夜「....」ギュウン

P「す~んのかい」

千夜「....」ギュウン

P「す~んのかい」

千夜「....」ギュウウウウウウウウン

P「す~ん~の~か~い」

千夜「....」パシッパシッパシッスッ

P「つま先、アゴ、ワキやめろ!ドリル、ドリル、ドリルせんのかい!」

千夜「....」スッスッスッ

千夜「....」ギュン

P「ドリル、ドリル、ドリルせんのすんのかい!オイ!すんのか~い!」


474: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:06:59.33 ID:3wsvolyB0

千夜「これが」

千夜「『乳首ドリルすんのかいせんのかい』です」

ドラゴン「なんとも言い表しようのない光景ですね」

P「ドラゴンさん困惑してるじゃんか」

千夜「これで、凛さんを解放します」

P「できるかぁ!」


475: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:14:44.82 ID:3wsvolyB0

P「というか、これって掛け合いがないと成立しないだろ」

P「無言の凛相手じゃどうしようもないんじゃないか?」

千夜「....」

千夜「....やむをえません」

千夜「今回は掛け合いはなしで」

千夜「凛さんの乳頭を薪でドリルするだけにします」

P「それはただのセクハラじゃないか....?」

千夜「私は凛さんを救いたい、その一心です」

P「その一心でそれやってるならお前は既に壊れてるよ」

ドラゴン「まあまあ、先ほどもまったく効果のなさそうな行動で興味深い知見を得られましたし」

ドラゴン「少しだけ試してみるのもよいのではないですか?」

P「それを言われると....」


476: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:15:10.78 ID:3wsvolyB0

千夜「それではドリルします」

P「どんなワードだよ」

千夜「....」

千夜「....」ギュン

凛「....」

千夜「....」ギュン

凛「....」

千夜「....」ギュンギュンギュン

凛の反応 >>477


477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 23:16:21.52 ID:RJGDxEBV0

正気に戻ってツッコむ


479: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:23:13.02 ID:3wsvolyB0

凛「....」

P「ダメか....」

凛「....スナ」

千夜「!」

P「凛っ!?」

ドラゴン「は、反応が!?」

P「(ここで反応って言うと乳首が反応してるみたいだな)」

千夜「....っ」


480: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:23:49.49 ID:3wsvolyB0

千夜「....!」ギュンギュンギュン

凛「....チ....スナ」ピク

P「千夜!」

千夜「わかっています!」

千夜「....凛さん!」ギュンギュンギュン

凛「....チク....ルスナ」ピクピク

ドラゴン「あと少しです!」

P「千夜!」

P「そこだああああああああああ!!!」

千夜「わかっています!」


481: ◆bL5b7ovQmQ 2021/01/31(日) 23:24:30.38 ID:3wsvolyB0

千夜「....」ピタ

P「止めた!!!」

ドラゴン「どうか....!」

凛「....」

凛「!」カッ

凛「ドリルせんのかい!!!」

千夜「凛さん....!」

P「凛っ!」

ドラゴン「意識が....!」

凛「あれ、ここは....」ハッ


485: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:23:34.65 ID:ZIl1JwSD0

P「という感じでな....」

凛「そんなことがあったんだ....」

P「....それでさ」

P「なんでニュージェネは揃って青森なんかにいたんだ?」

P「今日は3人まとめてオフだったのは知ってるけど」

P「それが尚更解せない」

ドラゴン「なぜですか?」

P「仕事ならまだしも、プライベートで青森に来る理由がないからですよ」

千夜「確かに」

凛「それは....」

ニュージェネが青森にいた理由 >>486


486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 20:28:53.11 ID:D5DKLT530

黒服に巴ちゃんのパーティに招待するって言われて・・・


488: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:38:37.40 ID:ZIl1JwSD0

凛「実は、何日か前に巴のところの黒服に声をかけられたんだ」

凛「『青森でお嬢のパーティをするから来てほしい』」

凛「『往復の交通手段や宿泊先も手配するから旅行のついでにどうか』」

凛「って」

千夜「そのことを巴さんには?」

凛「聞こうと思ったんだけど、なぜか誘われてから一度も電話が繋がらなくて....」

ドラゴン「怪しいですね」


489: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:39:07.48 ID:ZIl1JwSD0

凛「今聞けばそう思うだろうけど」

凛「あの時の私たちは、青森がこんなことになってるって知らなかったから」

凛「久しぶりの3人まとまったオフだったし、渡りに船だったんだよ」

P「スケジュールを把握して、誘い込んだのかもしれないな....」


490: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:39:39.04 ID:ZIl1JwSD0

P「しかし、旅行がてら青森って何するつもりだったんだよ」

千夜「もっとよいところがあるのではないですか」

凛「....」

凛「三内丸山遺跡とかあるし」

P「女子高生3人が行くところか....?」

凛「....3人で遊べれば行く先なんて関係ないから」

P「あら^~」ニヤニヤ


491: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:40:09.08 ID:ZIl1JwSD0

凛「それじゃあ私も聞きたいことがあるんだけど」

P「なんでも聞いてくれ」

千夜「我々にわかることなら答えられる限り答えます」

凛「この謎の生物は何?」

ドラゴン「....」

P・千夜「「....」」

P・千夜「「ドラゴン」」

ドラゴン「ドラゴンです」

凛「それは見ればわかるよ」


492: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:40:46.09 ID:ZIl1JwSD0

凛「私が聞きたいのは、なんで一緒にいるのかってこと」

P「全て話すと長くなるから簡単に説明すると」

P「俺達もドラゴンさんも、倒すべき敵は同じなんだ」

P「だから協力してるんだよ」

凛「ふーん」

凛「まあそういうことなら」


493: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:41:50.47 ID:ZIl1JwSD0

未央「....」ガッガッガッ

凛「私もさっきまでこうなってたんだ....」

P「ああ、人を好き勝手に弄んで....」

P「青森国は絶対に許せない」

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

卯月「ぶーぶー❤」スリスリ

凛「卯月にもこんなに酷いことして....!」ブッツン

P「....だな!」

P「マジで許せんわ!」

P「(未央が終わったら後でしれっと卯月も解放しとこ....)」

千夜「....」シラー


494: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:42:24.89 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「さて、それでは私の出番ですな」

P「さっきのやり方で成功したならそのままやればいいんじゃないですか?」

ドラゴン「いえ、今はなるべく多くの情報を集めるべきです」

P「むぅ....」

ドラゴン「失敗したらその時に先ほどの手段に移ればよいのですよ」

千夜「卯月さんのようになる可能性はないのですか?」

ドラゴン「....ありません!」

P「根拠は?」

ドラゴン「ありません!」

千夜「はぁ....」ヤレヤレ


495: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:43:19.14 ID:ZIl1JwSD0

凛「で、ドラゴンのプランって?」

ドラゴン「ええ、私は」

ドラゴン「(^ω^)ペロペロ」

ドラゴン「です」

P・千夜・凛「「「....」」」


496: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:43:44.80 ID:ZIl1JwSD0

凛「ねえ、本当にこの爬虫類大丈夫なの」

P「たぶん....」

千夜「我々人間の及ばない考えがあるのかもしれません」

凛「....」

未央「....」ガッガッガッ

ドラゴン「いかせていただきます!」

P・千夜・凛「「「っ....!」」」ゴクリ


497: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:44:19.29 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「....」

ドラゴン「(^ω^)ペロペロ」ペロペロ

未央「....」ビチャア

P「これもうただの捕食だろ....」

凛「だね」

千夜「....」

未央の反応 >>498


498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 20:46:34.41 ID:gDDllfdJo

うええ…ねとねとだよぉ…ネバネバしてるぅ…


499: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:14:02.49 ID:ZIl1JwSD0

未央「うええ....ねとねとだよぉ....ネバネバしてるぅ....」

P・千夜・凛「!!!」

P「未央!意識が

ドウルゥロォリ

未央(溶けた)「あれ?しぶりん....とプロデューサー?」

P「未央お前身体が溶けてるぞ!?」

未央(溶けた)「ん~?うわ、本当だ」


500: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:14:28.86 ID:ZIl1JwSD0

未央(溶けた)「....」

未央(溶けた)「別に痛くないから大丈夫っぽい」アハハ

P「大丈夫なわけあるか!」

P「おいドラゴン!どうなってんだこれ!!!」

ドラゴン「私に言われても....」

千夜「お前が舐めたからこうなったのでしょう」

ドラゴン「私の唾液にそのように強力な溶解効果はありませんよ!」

凛「どうするのこれ!?」


501: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:14:58.47 ID:ZIl1JwSD0

千夜「....もしや」

P「知っているのか千夜!?」

千夜「未央さんはなんらかの理由で正気を取り戻しました」

凛「ドラゴンの口臭があまりにも強烈だったからかな」

ドラゴン「え」

P「舌触りが耐えられないくらい不快だった可能性もあるな」

ドラゴン「ちょっと」


502: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:15:24.34 ID:ZIl1JwSD0

千夜「正気を取り戻してすぐ発した言葉」

千夜「『うええ....ねとねとだよぉ....ネバネバしてるぅ....』」

P「それがなんだって言うんだ」

千夜「忘れたのですか」

千夜「ナノマシンの影響下にある人間は」

千夜「低レベルな洗脳の影響で、脳が一時的に暗示にかかりやすくなっている可能性がある」

ドラゴン「....なるほど」


503: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:15:53.76 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「自ら発した言葉が自己暗示となって身体に影響してしまい、こんな姿になったと」

凛「何言ってるの!?」

凛「人間がこんなネバネバトロトロになるわけないじゃん!」

P「でもな凛、俺らはさっきから有り得ない事象を散々見てきたんだよ」

P「例えば....」


504: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:16:30.41 ID:ZIl1JwSD0

ガシャ ガシャ ガシャ

カシュン

カシャシャシャシャシャシャシャ

チュイーン

千夜イアンマン「これとか」

凛「」


505: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:17:00.96 ID:ZIl1JwSD0

凛「....もうそういうことにしとくよ」

凛「今いくら考えても答えは出ないだろうし」

P「賢明な判断だ」

凛「で、これ」

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

未央(溶けた)「しぶり~ん、私に包まれてみる?」

凛「どうするの」

P「....」


506: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:17:52.28 ID:ZIl1JwSD0

P「暗示の上書きをすれば元に戻るんじゃないか?」

千夜「ナノマシンからの完全な解放とは言い難いですが」

千夜「対策が確立されるまでの繋ぎとしては十分でしょう」

ドラゴン「先ほどまでとは違い日常生活は遅れますからね」

凛「....つまり」

凛「今暗示をかければその通りになるんだ」

P「ああ、だからそれぞれの人間性を取り戻す暗示さえかければ安心!」


507: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:18:29.99 ID:ZIl1JwSD0

千夜「それでは、ここは凛さんに任せて我々は行きましょうか」

P「ドラゴンさん、突入まででいいんでこの3人をよろしくお願いします」

ドラゴン「任されました」グッ

P「じゃ、またアオモリンで会いましょ~」

P「ありがとうございました~」

千夜「失礼します」ペコ


508: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:19:09.12 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「さて、それでは暗示でお二方を元に戻しましょうか」

凛「....」

凛「そういえば、ドラゴンは私たちのこと知らないんだっけ」

ドラゴン「ええ、人間界のことには疎くて....申し訳ありません」

凛「ううん、ちょっと確認したかっただけだから」

ドラゴン「確認?」

凛「私はこの2人のことよく知ってるんだ」

凛「だから」


514: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:42:16.05 ID:ZIl1JwSD0


凛「私がどんな暗示をかけても」

凛「口を出さないでね」ジー

ドラゴン「え?もちろんそのつもりですが....」

未央(溶けた)「ちょ、ちょっと、しぶりん....?」

未央(溶けた)「私たちを元に戻してくれるんだよね....?」

凛「....」


515: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:42:50.04 ID:ZIl1JwSD0


凛「大丈夫、最後は元に戻してあげるから」ニッコリ

未央(溶けた)「やばい!ヤる気だ!!!」ビクビク

未央(溶けた)「しまむー!ここから早く逃げよう!」

卯月「ぶーぶー❤」

未央(溶けた)「ダメだあああああああああああ!!!!!!!!」


513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 21:28:47.26 ID:jdB1cCAoO

無防備の卯月が助かってて草


516: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:43:21.28 ID:ZIl1JwSD0

凛「....卯月」

凛「元に戻って」ボソッ

未央(溶けた)「な、な~んだ....」

未央(溶けた)「しぶりんが脅かすからてっきり襲われるのかと思ったよ~」

卯月「ぶーぶ....凛ちゃん?」

凛「卯月、おかえり」ニコッ


517: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:44:16.92 ID:ZIl1JwSD0

卯月「私なにして....は、裸!?」

卯月「み、見ないでくださいっ////」モジモジ

凛「....大丈夫、恥ずかしがることなんてない」

凛「卯月の身体はいつ見ても綺麗だよ」フフッ

卯月「もう....凛ちゃん....////」

未央(溶けた)「んん?」


518: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:45:23.16 ID:ZIl1JwSD0

凛「次は未央」

凛「元に戻って」

未央「!!!」

未央「しぶりん!未央ちゃんは信じてたよ~!」

未央「ちょっとひやひやしたけど元に戻れてよかった!」

凛「....そして」

凛「私のことを大好きになって」ニッコリ

未央「んなっ!?」


519: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:46:25.30 ID:ZIl1JwSD0

凛「....」ジー

未央「っ....////」ドキッ

未央「違う違う!こんなのはただの気のせいなんだから!」

未央「ここでトキメいちゃったらしぶりんの思い通りだよ!」

凛「....未央」フー

未央「んっ....////」ジュワ

凛「ベッド、行こっか」スッ

未央「はぁ~い!」ギュッ

凛「安心して」

凛「2人とも、一緒に可愛がってあげるから」

卯月・未央「////////////////////////」ジュンジュワー


520: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:47:08.18 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「....あの」

凛「ドラゴンは外してて」

ドラゴン「....はい」

ドラゴン「....」

ドラゴン「(Pさんと千夜さん、早く突入してくれませんかねぇ)」


521: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:47:39.42 ID:ZIl1JwSD0

これ以上はRの方でないと書けないので割愛します


522: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:52:59.60 ID:ZIl1JwSD0

~大鰐町市街~

P「....」スタスタ

千夜「....」スタスタ

P「....静かだな」

千夜「はい」

千夜「人がいないことは大間と変わりませんが」

千夜「あの気色悪い自立型監視システムも見当たりませんね」

P「だなぁ」


523: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:53:30.82 ID:ZIl1JwSD0

P「きっとこの町にいたやつは、人が大勢集められてる阿闍羅山の方に総動員されてるのかもしれないな」

P「いくらナノマシンで管理しているといってもあのガバガバ操作じゃ当てにならないし」

千夜「この辺でも人間が引っかかっているようです」

P「ほんと、早く決着つけないとなぁ」

千夜「....む」

千夜「あれはなんでしょう」

大鰐町市街で千夜ちゃんが見つけたもの >>524


524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 21:54:35.36 ID:D5DKLT530

七海のフグ調理ショー会場


526: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:05:09.04 ID:ZIl1JwSD0

【七海のフグ調理ショー】

P「....」

千夜「....今は看板だけのようですが」

P「会場は撤収済みで看板だけ残してあるみたいだな」

P「ただ、ここで七海に関連する何らかの催しが行われていたことに間違いはなさそうだ」

千夜「これが本当であれば」

千夜「七海さんは週刊誌の記者が嗅ぎつけた事件以外でも」

千夜「フグを無免許で捌いていたことになります」

P「....そうなるな」


527: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:06:12.61 ID:ZIl1JwSD0

P「そもそも、ライラにフグを振る舞ったことは事実みたいだから」

P「他でやっていてもおかしくはない」

P「問題はこれがいつなのか、という話だ」

千夜「いつ、ですか」

P「看板が置きっぱなしということは、そこまで前の話でもないだろう」

P「色褪せているわけでもないから、長い間置きっぱなしというわけでもなさそうだ」


528: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:06:50.01 ID:ZIl1JwSD0

P「だが、七海が青森を訪れたのは」

P「この半年間で今回だけなんだ」

千夜「....」

P「七海は数日前から、ロケのために青森に行っていたが」

P「その時点で既に青森の人間は洗脳下にあったはず」

P「だったらなぜ、こんなイベントを企画したんだ?」

千夜「確かに....」


529: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:07:58.55 ID:ZIl1JwSD0

P「あのガバガバ洗脳状態の人間の前で七海にフグを捌かせる....」

P「俺にはその意味が見いだせないな」

P「青森国が無意味なことをさせたのか」

P「それとも本当は別の意味があるのか」

千夜「....」

千夜「....どちらにしても、この看板だけで結論が出ることはありません」

P「....そうだな、他の手掛かりがあるかもしれない」

P「探索を続けよう」

大鰐町市街でPが見つけたもの >>530


530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:09:07.06 ID:gDDllfdJo

レジスタンスの痕跡


531: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:16:41.09 ID:ZIl1JwSD0

P「....」スタスタ

P「....千夜」

千夜「なんでしょう」

P「....これを見てくれ」スッ

千夜「....地面に何かが点々と落ちていますね」

P「千夜スキャンで落ちているものを鑑定してくれないか?」

千夜「いいでしょう」

何が落ちていた? >>532


532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:18:21.19 ID:D5DKLT530

レイナサマのイタズラグッズの数々


533: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:22:41.81 ID:ZIl1JwSD0

千夜「....わかりました」

P「なんだ」

千夜「これは、イタズラグッズです」

P「あ、やっぱり?」

千夜「スキャンするまでもなくそうでしょう」

P「いや一応ね?」


534: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:23:56.89 ID:ZIl1JwSD0

P「それでな」

P「辿っていくと、この路地の奥の方まで続いているんだ」

P「さらに追いかけると」

P「このマンホールで途切れている」

千夜「....」

千夜「....明らかに怪しい」

P「ああ、怪しすぎる」


535: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:24:32.02 ID:ZIl1JwSD0

P「この落とし方は偶然ではないだろう」

千夜「これを見た者に何らかのメッセージを送っている」

千夜「もしくは」

千夜「この中に誘導している」

P「....だろうな」

P「さてどうしようか」

千夜「....」

どうする? >>536


536: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:25:23.47 ID:Yl0uMkdjO

入る


537: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:31:00.26 ID:ZIl1JwSD0

P「入るしかねぇよなぁ!」

千夜「当然です」

P「ただ、敵の罠だった場合待ちかまえられてる可能性もあるよな」

千夜「ええ」

P「じゃ、こっちから仕掛けるか」

千夜「望むところです」


538: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:31:53.93 ID:ZIl1JwSD0

ガシャ ガシャ ガシャ

カシュン

カシャシャシャシャシャシャシャ

チュイーン

千夜イアンマン「マンホールの蓋を外してっと」

千夜イアンマン「狭っ!これ突き抜けられるか?」

千夜『のんびりと降りていても危険ですし、無理やり突入した方が幾分マシでは』

千夜イアンマン「確かに」

千夜イアンマン「よっしゃ行くか」

千夜イアンマン「押し通おおおおおおおおおおおおおおおる!!!!!!!!!!」

バシューン!!!!


539: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:32:38.43 ID:ZIl1JwSD0

ガシャーン

千夜イアンマン「開けた場所に出たな....」

チュイーン

カシャシャシャシャシャシャシャ

カシュン

ガシャ ガシャ ガシャ

P「ふう....」チラ

マンホールの底に広がっていた光景 >>540


540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:35:00.30 ID:aplH77uLO

七海が指揮するレジスタンスのアジト


541: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:47:38.08 ID:ZIl1JwSD0

??「随分と遅かったですねぇ」

P「お、お前....」

P「なぜここに....!」

下衆極三「まったく、あれだけ私がお膳立てをしたというのに」

下衆「どれだけ時間をかけているんですかぁ?」ニヤニヤ

P「答えろ!なぜお前が

??「本当れすよ~」ハァ

P・千夜「「!!!」」


542: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:48:37.06 ID:ZIl1JwSD0

七海「待ちくたびれてエラ呼吸になるところれした~♪」パクパク

P「な、七海!!!」ダッ

P「お前!心配したんだぞ!!!」ギューッ

七海「プロデューサーさん、痛いれすよ~」ジタバタ

七海「あ、今は痛くないんれした」アハハ

千夜「....」

千夜「....その身体」

七海「....」ニコ


543: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:49:38.45 ID:ZIl1JwSD0

七海「....やっぱり」

七海「急造のボディは違和感がありますか?」

P「え....」

七海「これでも七海たち、頑張って逃げようとしたんれすよ?」

下衆「....しかし」

下衆「七海さんの脳のデータを救出するのが精いっぱいで」

P「どういうことだ!」

七海「今ここにいるのは、七海の人格のコピーれす」

七海「....身体は」

七海「奴らの手に落ちました」


548: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:49:00.46 ID:6cnjaIU40

P「....わけがわからん」

千夜「....説明してもらえますか」

七海(仮)「....七海も、まさか青森がこんなことになってるなんて」

七海(仮)「知らなかったんれす....」

千夜「一方的な独立を宣言してからの青森は」

千夜「内部の情報を徹底的に秘匿してきましたからね」

七海(仮)「七海は....」

七海(仮)「今回のマグ口漁ロケをとっても楽しみにしてたんれす!」

P「そこ?」


549: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:49:45.66 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「ロケの何日も前から予習をたくさんして!」

P「マグ口漁に密着するあの番組だろ....」

七海(仮)「それなのに、漁師さんのところについたと思ったら」

七海(仮)「いきなり鍵のかかっていない部屋に案内されて、そこに閉じ込められました....」

P「....?」

P「鍵のかかってない部屋じゃ閉じ込められたって言わないだろ」

七海(仮)「....捕まってすぐ、口の中にニンニクを詰め込まれたんれす」

千夜「なるほど」

P「どういう意味だ?」


550: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:50:30.66 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「七海はアイドルれす、ニンニクを食べてしまった最後」

七海(仮)「しばらく外には出られません....」

千夜「乙女心を利用した卑劣な拘束方法です....!」

P「どちらかといえば人道的じゃ....」

七海(仮)「口はニンニク、手足はイカ、目は長芋で拘束されて」

七海(仮)「ここ、大鰐町まで連れてこられました....」

千夜「全て青森の特産品です」

P「ここで特産品を使う意味ある?」


551: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:51:05.86 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「その道中で、レジスタンスのみんなが助けに来てくれました」

下衆「....でも結局、七海さん本人を取り戻すことは叶わず」

下衆「本当に申し訳ありません」ペコ

七海(仮)「これで十分れす」ニコ

P「....」


552: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:52:02.14 ID:6cnjaIU40

P「....七海」

P「これだけはお前の口から聞かせてくれ」

七海(仮)「....なんれすか」

P「改めて聞くが、お前は青森国側の人間じゃないんだよな」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....当たり前れす!」

七海(仮)「もしそうなら、プロデューサーたちを誘い込んだ瞬間に殺してますよ~」

P「確かに....」ゾッ


553: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:52:30.03 ID:6cnjaIU40

P「いやさ」

P「ここに来る途中に、お前の銅像や」

P「お前の名を冠した施設なんかをたくさん見た」

P「あれはなんなんだ?」

七海(仮)「....七海もよくわかりません」

七海(仮)「下衆さんやレジスタンスの人たちに聞いたら」

七海(仮)「七海は、独立後の青森では国民的大スターみたいれす」

千夜「番組表が七海さん一色に染まっていました」

七海(仮)「七海だってあんなにチャンネルを占拠できるならやってみたいれすよ~」


554: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:54:10.63 ID:6cnjaIU40

P「てことはやっぱり、七海は青森国の象徴として祭り上げられてたのか?」

下衆「どうやらそのようですねぇ」

下衆「最新鋭のCG技術と合成音声を使用して」

下衆「番組を成立させていたようですよ」

P「....その技術うちに売ってくれないかな」

千夜「おい」


555: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:54:44.51 ID:6cnjaIU40

下衆「....」チラ

七海(仮)「....」コクリ

下衆「....施設に関しては」

下衆「七海さんの親御さんが関わっているようです」

七海(仮)「....」

P「親御さんが!?」


556: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:55:15.35 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「....父さまと母さまとは、まだ連絡が取れていないので」

七海(仮)「きっともう....」

P「そういうことか....」

千夜「利用できるものはなんでも利用する....」

千夜「下衆の極みです....!」ググッ


557: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:57:17.36 ID:6cnjaIU40

P「下衆といえば」

P「あの下衆さん、でいいんですよね?」

下衆「はい、週刊下世話の記者をしております下衆極三と申します」

下衆「先日は失礼しました」

P「七海のことは多少わかりましたが、あなたのことは一切分からないんですよ」

P「さっきから七海を助けただとか、レジスタンスだとか色々出て来てますけど」

P「一体何者なんですか、あなたは」

下衆「....」


558: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:58:46.67 ID:6cnjaIU40

下衆「....お伝えした通り、私の職業はゴシップ誌の記者です」

下衆「副業ですがねぇ」ニヤリ

P「副業....」

下衆「三流ゴシップ誌の記者って案外動きやすい立場なんですよ」

下衆「一般人相手には、記者を名乗ってやりたい放題」

下衆「逆に芸能人や政界は、三流記者なんて相手にしません」

下衆「評判は最悪ですが、攻守を兼ね備えたいい職業です」

P「....それが本業に役立つと」

下衆「....えぇ」


559: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:59:41.28 ID:6cnjaIU40

下衆「....隠しておいても仕方ありませんねぇ」

下衆「私、某国の特殊工作員をやっております」

P・千夜「「!!!」」

P「と、特殊工作員!?」

下衆「さすがに自ら詳しくお伝えするわけにはいきませんが」

下衆「アルファベット3文字の組織、とだけ」ニヤニヤ

P「3文字の組織....?」


560: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:06:47.75 ID:6cnjaIU40

P「3文字の組織の特殊工作員....」

P「要するにスパイってことですよね?」

P「一番最初に浮かぶのはアメリカのCIAだよなあ」

千夜「CIAの中の、IMFかもしれません」

P「国際通貨基金?」

千夜「いえ、ミッション:インポッシブルに出てくるCIA内の部隊です」

P「創作物じゃねえか」


561: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:07:17.16 ID:6cnjaIU40

千夜「ふむ、それではMIBはどうでしょう」

P「MIB?」

千夜「ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズです」

P「創作物じゃねえか」

P「そもそもあれ元々はアメリカの都市伝説だし」


562: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:07:59.25 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「じゃあ七海はキングスマンにします!」

P「創作物じゃねえか!」

P「アルファベット3文字とか関係なくなっちゃったよ!」

下衆「あの、そろそろ次に進んでもいいですか」

P・千夜・七海(仮)「「「すみません」」」


563: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:08:50.95 ID:6cnjaIU40

P「しかし本当なんですか?」

P「あなたの言ってること、俄かには信じがたいんですけど」

下衆「逆に、工作員が派遣される条件しかありませんよ」

下衆「この青森社会主義共和国には」

P「....そうかもしれません」


564: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:09:57.66 ID:6cnjaIU40

下衆「日本という国が成立してから150年近くが経過したというのに」

下衆「何の前兆もなく、47都道県中の1県だけが突然の独立宣言」

下衆「しかもそれが住人投票で可決されたと言うんですから驚きですよねぇ」

下衆「日本国が対応を検討する中で、あまりにも早く順調な武装化」

下衆「日本政府も何度か交渉の場を設けたようですが」

下衆「結局、今は黙認の立場を取っている」

下衆「日本人から見てもおかしなことでしょうが」

下衆「情報を一切知らされない国際社会からすればそれは」

下衆「ただの脅威でしかありませんよ」

千夜「....」


565: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:10:34.66 ID:6cnjaIU40

P「....正直、最初の頃は俺たち一般人も騒いでいましたよ」

P「ただ、政府と青森国側の交渉が進んでいくうちに、報道は激減して」

P「次第に関心を持たなくなりました」

P「....今その話を聞くと、持たなくなったのではなく」

P「持たなくなるように調整されていたのかもしれませんが」

下衆「おそらくそうなのでしょう」

下衆「メディアとはそういうものです」

下衆「私も三流とはいえ記者の端くれですから、よくわかっています」


566: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:11:42.88 ID:6cnjaIU40

千夜「大都市が独立をしたのなら、まだ話題になったのかもしれませんが」

千夜「青森は本州の端の片田舎です」

千夜「日常的にかかわる人もそう多くはありません」

P「それで、この青森国の正体はわかっているんですか」

下衆「....いえ」

下衆「それは未だに謎のままです」

下衆「このナノマシンの出所を辿れば自ずと辿り着くのでしょうが」

P「それも難しい、か....」

他に聞きたいことは? >>567


567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/02(火) 22:12:11.46 ID:+uoOrQAK0

村上組はどうしちゃったんですか?


569: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:33:28.58 ID:6cnjaIU40

P「で、あなたたちはどうするつもりなんですか?」

下衆「我々ですか」

P「俺と千夜は2人で突入するつもりなんですけど」

下衆「2人で!?」

七海(仮)「プロデューサー、それはいくらなんでも無茶れす!」

P「そうかなあ、俺は手をつないでいれば摩擦係数を操れるし」

P「千夜は巨大ロボットになれるし」

P「ドラゴンもいるし」

P「案外行けるんじゃないかと思ってるんだけど」

下衆「(ドラゴン?)」


570: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:33:58.67 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「自信があるのはいいことれす」

七海(仮)「でも、絶対にミスをしない」

七海(仮)「青森国に負けない覚悟はありますか?」

P「そ、それは....」

下衆「よく考えてください」

下衆「今回は七海さんを助けるだけではありません」

下衆「100万人以上の青森県民の命がかかっています」

下衆「そしてこれが、最後のチャンスかもしれません....!」

P「最後!?」


571: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:34:24.59 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「一度失敗すると、相手は対策を取ります」

七海(仮)「学習するんれす」

P「....」

下衆「これだけのことを隠し通してきたやつらです」

下衆「今後、青森だけで終わるとも限りませんよ」

P「....そうかもしれない」

下衆「もう少し情報を整理して、作戦を練りましょう」

P「....そうですね、すみません」


576: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 20:56:17.41 ID:CUrSjami0

~かくかくしかじか~

下衆「なるほど、そちらの戦力は能力者のプロデューサーさん」

下衆「15m級のロボットやアーマーに変形できる千夜さん」

下衆「ドラゴンのヒロミさんと....」メモメモ

下衆「先ほどの言葉の通りだったんですね....」ゾッ

P「だからそう言ってたじゃないですか」

下衆「作戦が固まり次第、ドラゴンさんの方に使者を送って作戦を伝えましょう」

下衆「最大999mまで大きくなれる彼は最高戦力といってもよいので」

下衆「音が聞こえてから、などという曖昧な情報伝達では不安が残ります」

P「了解です」


577: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 20:56:59.14 ID:CUrSjami0

P「こっちとしちゃあこのくらいですかね」

七海(仮)「プロデューサーが手をつなぐ相手は誰でもいいんれすか?」

P「俺がトキメク相手なら誰でも問題ない」

七海(仮)「じゃあ....七海でもいいんれすか?」

七海(仮)「今は仮の身体れすけど....」

P「....」

P「全然興奮できるからイケる!全く問題ない!」

七海(仮)「うわぁ」

千夜「....それで」

千夜「そちらの戦力はいかがなのですか」

下衆「こちらも、持てる戦力は全て投入するつもりです」

レジスタンスの人数(コンマ2桁) >>578
レジスタンスの持つ戦力(人間以外) >>579


578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:04:59.60 ID:WEePvF0oo

はい


579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:05:44.85 ID:AbetiZpg0

ティラノサウルス


581: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:35:59.28 ID:CUrSjami0

下衆「まず、レジスタンスの人数は私を含めて60人です」

下衆「全員がこの地下施設で待機しています」

P「60人!なかなかの数ですね」

千夜「何を言っているんですか」

千夜「敵の人数を考えたら僅かな数でしかありません」

下衆「おっしゃる通りです....」

P「それもそうか....」


582: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:36:31.30 ID:CUrSjami0

下衆「あとは....」

下衆「あなた、彼を連れてきてください」

モブレジスタンス「はいっ!」

P「彼?」

ドスン

ドスン

P「!?」

千夜「これは....」


583: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:37:14.97 ID:CUrSjami0

七海(仮)「ティラノサウルスくんれす!」

ティラノサウルス「こけこっこ~」ガオー

P「めちゃくちゃデカいニワトリ....?」

下衆「彼は私の所属する組織がとある大企業と協力して」

下衆「琥珀に閉じ込められた蚊の腹部に残されていた」

下衆「恐竜の血液から復活させた」

下衆「ティラノサウルス・レックスです!」

P「いやどう見てもニワトリだよな?」

千夜「美味しそうです」


584: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:38:26.84 ID:CUrSjami0

七海(仮)「ほら、ごはんれすよ~」スッ

ティラノサウルス「こけっ!こけっ!」ガツガツ

P「ほら、穀物食べてるじゃないですか」

下衆「失礼ですね、これは穀物だけではなく煮干しも含まれています!」

P「ティラノサウルスの食生活とは似ても似つかないんですが....」


585: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:38:58.03 ID:CUrSjami0

ティラノサウルス「....」

ティラノサウルス「....」プリッ

ボトッ

七海(仮)「今日の晩御飯を生んでくれました~」

P「ニワトリやん」

千夜「どのような味がするのでしょうか....」ジュルリ


586: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:39:24.55 ID:CUrSjami0

千夜「最近の研究では、ティラノサウルスとニワトリは遺伝子的に近いという結果が出ています」

下衆「その通りです」

下衆「つまりニワトリとほんの少しだけ似てしまうのは必然」

P「少しだけなんてレベルじゃないですよこれ」

下衆「うるさいですね!」

下衆「ティラノサウルスだろうが大きいニワトリだろうが」

下衆「質量は正義!大きければ強いんですよ!」バンバン

P「えぇ....」


587: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:40:35.81 ID:CUrSjami0

七海(仮)「あとはこれれす!」

【超合金アーマードサバオリくん】

P「これは....サバオリくん....?」

七海(仮)「超合金アーマードサバオリくんれす!」

P「....」

P「見た目はギラギラ光ってる金属製のサバオリくんだな」

七海(仮)「そうれす!」

七海(仮)「ただ重いだけのサバオリくんれす!」

P「それは何に使うんだ?」

七海(仮)「観賞用れす!」

P「さいですか....」


588: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:44:51.72 ID:CUrSjami0

P「レジスタンスは総勢60人という話でしたが」

P「その人たちの構成や装備はどうなっているんですか?」

下衆「皆さん青森国の住人の生き残りなんですが」

下衆「彼・彼女たちはみな、りんごを食べなかった方々なんです」

千夜「青森の人間がりんごを食べないわけがないでしょう」

下衆「ええ、基本的に青森の人間はりんごが主食」

下衆「かつてほとんどの日本人が米を食べていたように」

下衆「ほとんどの青森人の主食はりんごです」


589: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:46:08.04 ID:CUrSjami0

七海(仮)「青森人の主食はりんご」

七海(仮)「飲物はスタミナ源たれ、常識れす」

下衆「しかし、やむを得ない理由でりんごを食べられない方々もいまして」

下衆「それが今回は功を奏したという形です」

P「りんごを食べられない....?」


590: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:46:55.05 ID:CUrSjami0

下衆「私以外のレジスタンスは全員が後期高齢者となっています」

七海(仮)「みんな歯がないからりんごを食べられなかったんれす~」

P「あっ(察し)」

下衆「また、レジスタンスの方々の意見を尊重して」

下衆「装備は全員竹やりです」

千夜「戦力としては数えない方がよさそうですね」

P「だな」


591: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:47:38.16 ID:CUrSjami0

P「まあこちら側の戦力は把握できました」

P「....肝心なのは敵側の戦力です」

下衆「....えぇ」

P「俺たちは青森の現状を知ったのがつい最近なので、ほとんど情報を知らないんですが」

P「下衆さんの組織はある程度わかってるんですかね?」

下衆「当然です」

下衆「青森国の戦力は....」

青森国の戦力① >>592
青森国の戦力② >>593
青森国の戦力③ >>594


592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:49:06.11 ID:WAJAT/VEO

メイウェザー


593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:50:21.55 ID:JUeq/HddO

洗脳された村上組員


594: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:50:26.53 ID:EtGykaKIo

トリケラトプス(ニワトリ)


595: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:50:26.56 ID:WEePvF0oo

ねぷた戦車


596: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:52:10.69 ID:ZWMaE6ZLo

ゾロ目に嫌な予感しかしないのは俺だけか?


597: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:56:32.65 ID:CUrSjami0

>>596
面白い発想なので採用させていただきます


598: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:06:51.45 ID:CUrSjami0

下衆「敵の戦力と布陣ですが」

下衆「彼らの中枢がここ、アオモリン」

下衆「阿闍羅山の山頂に築かれた巨大な宮殿が本丸です」

下衆「今はそこを取り囲むように、洗脳された青森の住人が100万人以上集められています」

下衆「彼らは思考を奪われているだけなので敵とは言えませんが....」

P「ええ、俺もさっき洗脳中の人間と接してきました」

P「無害無抵抗の人間とはいえ、宮殿の周りにこれだけの人数を集められると」

P「かなり戦いにくい....」

千夜「彼らの扱いは、戦闘の前にハッキリ決めておかなければなりませんね」

七海(仮)「....」


599: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:07:59.90 ID:CUrSjami0

下衆「現在はこのくらいですが、戦闘が始まると本格的に武装した兵士たちが出てくるでしょう」

下衆「青森国中枢における主戦力は、洗脳された旧村上組青森支部の構成員たちです」

千夜「村上組青森支部といえば」

千夜「勇猛で敏捷、山岳戦では圧倒的な力を誇るグルカ兵」

千夜「クルド語で『死に立ち向かうもの』の名を冠する、クルド人軍事組織ペシュメルガ」

千夜「この2つの組織出身者のみで構成されている」

千夜「日本最強と名高い指定暴力団ですね」

P「なんで平和な日本なのにとんでもない連中がいるんだよ!」

P「日本要素皆無じゃねえか!」


600: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:25:31.98 ID:CUrSjami0

下衆「彼らは全員で50数人と僅かな数ですが」

下衆「一般人を操っているナノマシンとはわけが違うんです」

P「うちの事務所の連中も、自意識を保ったまま青森国への忠誠を誓っていましたが」

P「やっぱりナノマシンには種類があるんですね?」

下衆「ご名答」

下衆「ですから、旧村上組青森支部構成員は」

下衆「自らの保有する戦闘スキルをいかんなく発揮しつつ」

下衆「青森国に忠誠を誓った決死隊、必死隊として死を恐れずに立ち向かってくるでしょう....」

P「俺ら生きて帰れるかなあ....」


601: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:26:07.24 ID:CUrSjami0

下衆「他の脅威としては」

下衆「やはりトリケラトプス軍とねぷた戦車隊ですか....」

P「向こうにもいるんですか!?」

下衆「ええ、青森国側も恐竜を復活させているようです」

下衆「トリケラトプスもおよそ50体、見た目はうちのティラノサウルスと酷似しています」

P「じゃあ大丈夫か」

千夜「ですね」

七海(仮)「仲間が増えますよ、よかったれすね~」ナデナデ

ティラノサウルス「こけ!」コケ!


602: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:27:05.95 ID:CUrSjami0

下衆「ねぷた戦車はその名の通り、青森で有名なねぷた(ねぶた)を戦車に転用したものです」

P「戦車に?」

下衆「ええ、転用されたものは青森内の様々な場所から集められています」

下衆「青森ねぶた祭は人形型で横に大きく」

下衆「弘前ねぷたまつりは扇型が主」

下衆「立佞武多祭は縦にかなり大きくなっています」

下衆「また掛け声もそれぞれの地域によって違い」

下衆「青森はラッセラー、弘前はヤーヤドー、立佞武多はヤッテマレ」

下衆「このように地域ごとの特色を見比べてみると、より楽しめるでしょう」

P「観光案内かな?」

千夜「これは目が離せませんね」

七海(仮)「一緒に見に行きましょう!生のねぷたは圧巻れすよ~!」

P「ここが戦場であることを忘れてしまうほどのほほえましさ....」


603: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:29:34.61 ID:CUrSjami0

下衆「トリケラトプス軍、ねぷた戦車隊とも数は50強」

下衆「強大です....」

P「....」

P「....あれ?でもねぷたって紙ですよね?」

下衆「そうですが?」

P「じゃあ千夜かドラゴンブレスでどうにかなるかも」

下衆「あっ、確かに....」

P「ま、希望的観測でしかありませんけど」


604: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:35:03.17 ID:CUrSjami0

下衆「それで、戦闘開始の日時ですが....」

P「その前に」

P「さっき言っていた、戦闘場所にいる大量の一般人をどうするか」

P「これを決めないと先へは進めませんよ」

下衆「....」

下衆「....彼らは不幸です」

下衆「意識を奪われ、強制的に危険な場所に集められるなんて」

下衆「青森国のやっていることは許せません」


605: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:36:37.75 ID:CUrSjami0

下衆「....しかし」

下衆「今はそれに対処している暇はない」

下衆「これが私の見解です」

P「見捨てろと、そう言うんですか」

下衆「今我々が失敗すれば、彼らの数より遥かに多い犠牲が出かねません」

下衆「ならば失敗の原因になりうる可能性は摘んでおきたい」

下衆「そう思ってはいけませんか?」

P「っ....」


606: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:37:25.22 ID:CUrSjami0

下衆「こちら側も敵側も、それぞれの戦力を踏まえると」

下衆「歩兵レベルより大規模な戦闘になる可能性が高い」

下衆「そんな中で人間1人1人を気にすることなんて可能なんでしょうか」

P「....でも」

P「そうだ!七海の親御さんだってあの中にいるかもしれないんですよ!?」

下衆「....」チラ

七海(仮)「....」

七海の意見 >>607


608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 22:44:17.22 ID:AbetiZpg0

皆助けて、青森を日本に返すのれす


610: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:52:00.48 ID:CUrSjami0

七海(仮)「....七海の願いは1つだけれす」

七海(仮)「青森を、日本に帰すこと」

下衆「そうです、だから我々が失敗するわけには

七海(仮)「違います」

七海(仮)「下衆さんの言うとおりにしたら、青森は帰ってきません」

下衆「何を言っているんですか!?」

下衆「青森国から青森を奪還すれば、自動的に日本に帰ってくるんですよ!!!」

七海(仮)「....青森は」


611: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:52:59.51 ID:CUrSjami0

七海(仮)「山や海だけじゃありません」

七海(仮)「青森に住む人たち」

七海(仮)「みんな助けて、青森を日本に返すのれす」

下衆「....な、何を言っているんです」

下衆「そんなに甘いことを言っていたら我々は負けますよ!」

七海(仮)「....でも」

七海(仮)「っ....!」

千夜「私も七海さんに賛成します」スッ

下衆「なっ....」グッ


612: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:56:52.51 ID:CUrSjami0

下衆「....」

下衆「....わかっています、わかっていますよ」

下衆「それが最良だということくらい」

下衆「私だってできるならそうしたい」

下衆「....でも、それではあまりにも現実味がなさすぎる」

下衆「....もしも、その理想論を叶えるというなら」

下衆「我々の戦力で遂行可能かつ」

下衆「具体的な作戦を提示していただきたい!」

P「....」

作戦内容を挙げてください、レス番は問いません
(現実的でなかったり、作戦が挙がらなかった場合は私が考えます)


613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 23:05:48.21 ID:Fp00btYmO

全青森国民が見る七海のお魚さん講座を七海(仮)がジャックして乳首ドリルすんのかいせんのかいで全員の目を覚ます


614: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 23:09:03.99 ID:rdoEC64q0

本部を強襲、戦闘部隊をおびき出して本部が手薄になったところを千夜内蔵大音量スピーカーで洗脳する


615: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:18:45.79 ID:CUrSjami0

>>613「いいでしょうか」

下衆「どうぞ」

>>613「全青森国民が見る『七海のお魚さん講座』」

>>613「これを七海さんが電波ジャックします」

>>613「そして」

>>613「乳首ドリルすんのかいせんのかいで全員の目を覚ます」

>>613「これはどうでしょう!」

下衆「むぅ....」


616: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:20:10.19 ID:CUrSjami0

下衆「乳首ドリルすんのかいせんのかいについては先ほど報告を受けましたが」

下衆「それは映像と音声による呼びかけだけで効果があるのですか?」

千夜「....私が行ったときは」

千夜「棒状のもので乳頭への刺激を与えながらの乳首ドリルすんのかいせんのかいでした」

下衆「....となると、メインの作戦とするには不安です」

下衆「また、映像さえ流すことが出来れば洗脳下にある方々でもそれを見るかもしれませんが」

下衆「住民はみな、山中にあるアオモリン周辺に集められています」

下衆「全員に映像を見せるには、巨大なモニターを用意しなければならないでしょうね」

>>613「そう、ですか....」

下衆「しかし、これで人々の避難の可能性に繋がるならば大きいでしょう」

下衆「戦闘開始前の事前作戦として検討します」

>>613「ありがとうございます!」


617: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:26:45.52 ID:CUrSjami0

>>614「あの、私もいいでしょうか」

下衆「はい、どうぞ」

>>614「まずアオモリンを強襲し、戦闘部隊をおびき出します」

>>614「そして本丸が手薄になったところを」

>>614「千夜さん内蔵の大音量スピーカーで洗脳を上書きする」

>>614「これはいかかでしょうか!」

下衆「むぅ....」


618: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:27:30.49 ID:CUrSjami0

下衆「千夜さん、あなたは大音量スピーカーを内蔵しているんですか?」

千夜「はい、なぜこの方がご存じなのかは知りませんがその通りです」

下衆「なるほど....」

下衆「ではこのような作戦は可能ですか?」

千夜「問題ありません」

下衆「ありがとうございます」


619: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:28:07.61 ID:CUrSjami0

下衆「現在、洗脳の上書きと音量の因果関係は解明されていませんが」

下衆「先ほどの作戦の補強として有効でしょう」

下衆「乳首すんのかいせんのかいからあぶれた人間を」

下衆「少しでも多く拾い上げることが出来るなら御の字です」

>>614「!!!」

>>614「ありがとうございます....!」ペコ


620: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:28:44.86 ID:CUrSjami0

P「となると最後は俺の出番ですね」

下衆「え?」

下衆「もう>>613さんと>>614さんの作戦だけで十分ですよ」

P「読者に負ける主人公がどこにいますか!!!」

下衆「はぁ?」


622: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:42:17.81 ID:CUrSjami0

P「当然、2人の作戦を遂行した上で」

P「さらに多くの住人や戦力を無効化したいんです」

P「限りなく0に近づくように」

下衆「できるんですか、そんなことが」

P「....俺の能力、物体の摩擦係数を操る力を使います」

下衆「....まさか!」

P「阿闍羅山の摩擦をなくす!」

千夜・七海(仮)・下衆「「「!!!」」」


623: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:43:21.20 ID:CUrSjami0

下衆「そんなことをしたら山はどうなるんですか!?」

P「俺の能力はあくまで物体の表面だけに干渉します」

P「山の木々や草花は、どれも土に根を張っているので問題ないかと」

P「建物も基礎工事をしているでしょうし、ただ表面に置いてあるだけじゃありませんからね」

下衆「なるほど....」

下衆「山中や山頂にいる人間や置いてある武器だけを」

下衆「一気に山の麓まで流してしまうと....」

P「その間に事を済ませてしまいましょう」


624: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:43:47.80 ID:CUrSjami0

下衆「....それならば

千夜「待ちなさい」

下衆「今度は何ですか!?」

千夜「お前、能力には制限があると言っていましたね」

下衆「制限!?」

P「....」


625: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:44:18.62 ID:CUrSjami0

千夜「使い過ぎると、頭がアルファベットのPの形に変形し」

千夜「皮膚の色が鮮やかな黄色に変色してしまうと」

P「....」

千夜「そんなものは人間ではありません、ただの化け物です」

P「....大丈夫、阿闍羅山への使用だけならまだ持つ」

千夜「戦闘中に使わない保証があるのですか」

P「....」


626: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:45:07.81 ID:CUrSjami0

千夜「....お前はきっと、残り回数のことなど全く気にせず」

千夜「戦闘中も使ってしまうでしょう」

P「....」

千夜「下衆さんの言った通り、>>613さんと>>614さんの作戦だけでも十分なはずです」

千夜「ならば来るべき時のために温存しておくべきではありませんか」

P「....」


627: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:45:57.47 ID:CUrSjami0

P「....さっきは変形変色してもどうでもいいって感じだったのに」

P「優しいこと言ってくれるじゃないか」

千夜「....私はお前がどうなろうがかまいませんが」

千夜「お嬢さまが悲しまれるかと思いましたので」

P「....ふっ」

P「それはどうかな」

千夜「....?」


628: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:46:55.83 ID:CUrSjami0

P「ちとせも、みんなも」

P「俺が異形の姿になったってわかってくれるさ」

P「それこそ」

P「『俺がどうなろうとかまわない』」

P「お前だってそうなんだろ、千夜」

千夜「....」

P「....ありがとう」

千夜「....チッ」

七海(仮)「プロデューサー....」ウルッ

下衆「....あなたの覚悟、受け取りました」グッ


629: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:48:48.41 ID:CUrSjami0

ガンガン

ガチャ

モブレジスタンス「大変ですっ!」

下衆「なんです?」

モブレジスタンス「偵察部隊からの情報によると」

モブレジスタンス「明日の正午から」

モブレジスタンス「七海さんの戴冠式を行うようですっ!」

下衆「....マズい」


630: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:55:38.15 ID:CUrSjami0

P「戴冠式か....」

P「今は抜け殻の七海の身体を使って、勝手に女王にするつもりか」

七海(仮)「七海もついに女王様れすか~」

千夜「女王様になりたかったら事務所にいい人材がおりますよ」

P「そのためにわざわざ住民たちを集めたってことなのか?」

下衆「....ええ、きっとそうでしょう」

下衆「彼らの目の前で女王の戴冠式を執り行うことで」

下衆「現在の中途半端な洗脳を強化し」

下衆「青森国に一生忠誠を誓う奴隷を作り上げるつもりなんです!」

P「そりゃマズい」

下衆「ですがもう1つ、我々にとってはあまりにも危機的なことが行われるようです」

P「?」


631: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:56:15.37 ID:CUrSjami0

下衆「....おそらく奴らは」

下衆「戴冠式と同時に、七海さんの身体へ」

下衆「女王の人格を上書きしようと考えています....!!!」

P「なんだと....?」

千夜「それは非常によろしくないですね....」

七海(仮)「....」





転載元:【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1610366641/


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