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トップページPa > 日野茜「あの頃の私らはきっと全力でアイドルでした!!!」

1: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:07:08.81 ID:bqXPoqxe0

超短編。
スキマスイッチ 全力少年
http://youtu.be/IvDTkTKi5pA





2: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:09:03.93 ID:bqXPoqxe0

10年後のお話です

輿水幸子の場合

幸子「はぁ、カワイイカワイイなんて自称していた頃もありましたね……。アイドルとしてCDを出して総選挙4位に入り込むまでは良かったんですが、それ以上に進むことは出来ず今は細々と活動を続けているなんて。10年前の私が見たらどう思うんでしょう……」
ksmzsck34

幸子「親からの仕送りに頼るのも良くないと断っていましたが、そろそろ限界が来そうです。今週も3食素麺生活ですね」

幸子「どこで道を間違えちゃったんでしょうか……」

茜「トラーーーーーッイ!!」
hnakn28

幸子「うわぁ! な、何ですか!? って日野さん?」

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3: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:10:00.80 ID:bqXPoqxe0

茜「お久しぶりです!! 元気してますか!?」

幸子「あのー。いきなり窓をぶち破って入ってきてそれはどうなんですか?」

茜「大丈夫です!! 弁償しておきます!」

幸子「いや。そうですけど、そういう問題じゃないですよね」

茜「そんなことよりも!!」

幸子「そんなことで流された!?」

茜「幸子さん! 何まごまごしているんですか!? 幸子さんはこんなところで終わる人じゃないはずです!」

幸子「いきなり何を言うかと思えば……。私は、10年前の何でもできると思っていたボクとは違うんです。若い子たちに出番を奪われ、今すぐにでもあの人は今に出てきそうなぐらい、落ちぶれて」


4: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:13:23.94 ID:bqXPoqxe0

茜「違いまーーーーす!! 幸子さん! 全力だったあの頃を思い返してください!」

幸子「全力?」

茜「はい! 全力でカワイイアイドルだったはずです!」

幸子「全力だった頃……ですか」

幸子(あの頃はなんでも出来るって、根拠もない自信に満ち溢れていましたっけ)

茜「さぁ、聞こえて来ましたよ!!! 全力少年が!!」

幸子「えっ?」


5: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:16:42.28 ID:bqXPoqxe0





ライバルたちをぶっちぎって 腹への拳をかわして
空から舞い降りる カワイイ天使思い出せ
あの頃のボクらはきっと 全力でアイドルだった
セカイ1カワイイのは誰だ?




6: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:17:55.14 ID:bqXPoqxe0

幸子(そう、ですよね。私……、いやボクはまだ終わっちゃいない!)

茜「そうです! まだ、終わっちゃいないんです! それじゃあ行きますよ……レッツ」

幸子「トラーーーーーイ!!!!」

幸子(なんででしょう。不思議と、気持ちが軽くなりました。きっと、まだやれる。そんな気がしてきたんです)

幸子(だって……)

幸子「世界で一番カワイイんですからね!」


7: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:19:52.80 ID:bqXPoqxe0

ヘレンの場合

ヘレン「世界レベルなんて言っていたけど、どれだけ小さな世界だったのかしらね……。世界は広かった、私の世界なんて(笑)がついちゃうようなちんけなものよ」
hrn25

ヘレン「海の向こうの場末のバーで踊る毎日……。自信満々だったあの頃の私は、どこに行ったのかしら……」

茜「ボンバーーーーー!!」

ヘレン「!? う、海を泳いできた!?」

茜「ウォーミングアップ、終了です!」


8: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:21:16.30 ID:bqXPoqxe0

茜「ヘレンさん! 一緒に泳いで日本に帰りましょう!!」

ヘレン「無理があるわよ! ってもしかして、日本から泳いできた?」

茜「もちろんです! ドーバー海峡横断部部員ですから!」

ヘレン「どんな部活よそれ」

茜「部員は私しかいません! 入部しませんか?」

ヘレン「遠慮しておくわ。そもそも、どうしてここに来たのよ?」

茜「はい! しなびたレーダーが反応していたから、泳いできちゃいました!」

ヘレン「しなびた、ね。今の私にはお似合いの言葉ね。世界は広い、それを知るためだけにどれだけの遠回りをして……」


9: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:24:21.88 ID:bqXPoqxe0

茜「そんなことありません! 地球儀なんて小さいじゃないですか!! それに大きくてもいいじゃないですか! それだけ、素晴らしいものに出会えるんですから!!」

ヘレン「えっ?」

茜「思い出してください! 全力で世界レベルだった頃を!」

ヘレン(世界レベル……。例え笑われようとも、そこには確たる自信が有った)

ヘレン(そうか……。世界は大きいんじゃない、そう見えていただけ。そう! 私は…。)

茜「聞こえて来ました! 全力少年が!!」


10: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:26:16.85 ID:bqXPoqxe0




ライブバトルを受けて立って 確かな自信で歌い踊って
幾重に響き渡る ワールドワイドなダンサブル
あの頃の私はきっと 全力で世界レベルだった
セカイを開くのは




ヘレン「そう……私!」


11: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:27:49.44 ID:bqXPoqxe0

ヘレン(まったく、何くよくよしていたんだか。私はヘレン……、世界レベルの……探究者!!)

ヘレン「いいえ、世界レベルじゃない。宇宙レベル! まずはあの月まで私のたぐいまれない美貌を見せつけるとしましょうか」

茜「その意気です! さっそくロケットを作りましょう! ペットボトル有りませんか?」

ヘレン「そうね。ペットボトルロケットで月に行ってあげましょう。前人未到こそ、私なのよ」


12: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:29:33.52 ID:bqXPoqxe0

姫川友紀の場合

友紀「やったー! 常勝キャッツ日本シリーズ3連覇! ビールが上手い……、ダメだ。空しくなってきた」
hmkwyk33

友紀(キャッツのオーナーであるニャベツネがいなくなった後、キャッツは身売り騒動に巻き込まれて一気に弱体化……。かつての強豪チームが嘘のように勝てなくなり、7年連続最下位。その上球団消滅の噂も立ち始めた……)

友紀「あたしの青春、どうなっちゃうんだろ」

友紀(オリンピックから野球がなくなり、WBCでも敗退したこともあり、野球の人気は低下。国民的スポーツの座はスポーツチャンバラに奪われて……)

友紀「もう一度優勝するところ、見たかったなぁ……」

茜「プレイボーーーール!!」

友紀「にゃっ!?」


13: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:31:36.71 ID:bqXPoqxe0

茜「友紀さん! プレイボールですよ! 試合、始まります!! ほら、一緒に見ましょう!」

友紀「茜ちゃんどこから出てきたの!?」

茜「どこからでも良いじゃないですか! 試合、見ましょう!」

友紀「相手の先発は……、ライアンか。わざわざ負け試合を見るのも」

茜「がんばれー! 負けるなー!!」

友紀「結局あたしって強いチームだったから応援していただけだったのかな?」

茜「あぁ!! バレンティンがホームランを打った! まだまだこれからですよ!!」


14: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:34:21.44 ID:bqXPoqxe0

9回裏 3?0 2アウト満塁

茜「一発出れば逆転ですよ!」

友紀「いつものことだよ。追いつかない程度に反撃」

アナ『ここで代打カメイがバッターボックスに入ります』

茜「逆転ですよー!! ほら、友紀さんも! 昔みたいに全力で応援しましょうよ!」

友紀(全力、か。あの頃のあたしって……)

友紀「純粋に野球が好きだった……。勝っても負けても、そこにはいつもドラマがあったから……!!」

茜「さぁ! 応援歌歌いましょう!!」


15: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:37:32.80 ID:bqXPoqxe0




ラッパでチャンテかき鳴らして 最後の期待声に乗せて
奇跡を呼び起こす 描いた夢への放物線(ホームラン)
あの頃のあたしはきっと 全力で応援してた
セ界を制するはどこだ?




16: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/18(水) 16:39:24.07 ID:bqXPoqxe0

友紀「打てえええええええ!!! カメイィィィィィ!!!」

アナ『打ったああああああ! カメイ、逆転サヨナラ満塁ホームラン! 彼らはまだ、諦めていない!!!』

友紀「っしゃああああ!」

茜「友紀さんの応援、届きましたね!!!」

友紀(そうだよね。選手たちはまだ諦めていない。なのに、ファンが諦めてどうする!)

友紀「よしっ、キャッツを買収するっ! そしてもう一度、夢の日本一へと走り出すっ!!」

茜「姫川キャッツですね!!!」


23: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:34:26.16 ID:oyTWQYKt0

冴島清美の場合

清美「なになに、未成年飲酒なう……。燃やすか」
sejmkym26

清美(超☆風紀委員を自称していたあの頃から10年。信念だけは曲がらない、そう思っていたのに時と共に崩れていって)

清美(今の私は鬼女板に張り付いて未成年飲酒やらアイスケースに入ってみたやらネット上で馬鹿なことをする若者たちを炎上させる日々)

清美(未婚者なのに超☆鬼女になってしまうなんて)

清美「……虚しい」

清美(清く正しく美しいアイドル……、それが今じゃ、匿名を良いことに相手を攻撃して。こんな姿、昔の自分に見せられない……)

茜「やっはろーーーーー!!!」

清美「わぁ!? パソコンの中から日野さんが!?」


24: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:37:00.19 ID:oyTWQYKt0

茜「ふぅ、ネットサーフィンは疲れますね!!」

清美「いやいやいや! 物理的にネットサーフィンしてきたわけ!?」

茜「全力を出せばできますよ! ほら、今あなたのPCから……、はスタミナが足りませんね。ザンネンです」

清美「スタミナが満タンでも出来ません。普通は」

茜「私は出来ましたよ?」

清美「へっ、出来ないんですか? みたいな顔されても。何ですか、新手のホラーですか?」


25: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:40:40.47 ID:oyTWQYKt0

清美「で、一体何しに来たんですか。パソコンの中から」

茜「陣中見舞いです!!」

清美「斬新な陣中見舞いですね。私忙しくないんですけどね、別に」

茜「忙しくなりますよ! 清美さん 超☆全力でやり直していきましょう! まだ間に合います!」

清美「何かと思えば……、今更戻ったところで超○○だとか、風紀委員だとか、禁書の世界へ帰れって言われるだけです。思えば日野さんとあのキャラ、何となく声が似ているような」

茜「超気のせいです!! さぁ、思い出してください! 超☆全力で風紀を取り締まっていたあの頃を! PCから現実に、エネルギーを注いでくさい!!」


26: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:41:45.79 ID:oyTWQYKt0

清美「あの頃……」

清美(風紀委員なんてないのに、超☆風紀委員を名乗っていたあの頃。超☆アイドルとして清く正しく美しい芸能界を本気で目指していたあの頃……)

清美(ホント、どうしてこうなったんだろう。私がいるべき場所は、こんな掲示板なんかじゃないのに!)

清美「私は……!!」

茜「聞こえてきましたよ! 超☆全力少年が!!」


27: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:44:15.61 ID:oyTWQYKt0




腕章つけて喝飛ばして メガネをかけてチェックして
止め処ない血と汗で 社会のルール守れ
あの頃の私はきっと 全力で超☆アイドルだった
フウキを正すのは誰だ?




28: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:45:17.93 ID:oyTWQYKt0

清美(ふふっ、こんなことをしていても、何も変わらない。分かっていたことじゃない)

茜「これ、忘れちゃダメですよ!!」

清美「汚れているけど……、まだこの腕章には誇りが有ります! 私はもう、誰に笑われようとも我が道を進むまで!!」

清美「超☆風紀委員改め超☆アイドル改め、超☆政治家目指して頑張って行きます! 冴島清美に清き一票を!!」

茜「清き一票をーーーーー!!!」


29: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 00:55:34.56 ID:oyTWQYKt0

もし忙しさにかまけて、笑えなくなっているそんな時、彼女は私たちの前に現れるかも知れません。

スキマスイッチの全力少年をバックに、今日もどこかで全力だったあの頃を思い出させているのでしょう。

茜「全力でトラーーーーーイッ!!」

お終い


34: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:01:44.82 ID:oyTWQYKt0

神谷奈緒の場合

奈緒「はぁ……、何やってんだろあたし」
kmyno31

奈緒(プロデューサーさんに良いように乗せられてアイドルになって、凛と加蓮と一緒にユニット組んで、最高の形で終われたのに)

奈緒「結局何も言えずに終わっちゃったなぁ……」

奈緒(アレは多分初恋だったんだろうな。凛と加蓮もそう。みんな、何しているんだろう。もしかしたらその内、結婚式の案内が来たりして……。凛かな、加蓮かな。意外に和久井さんだったりして)

奈緒「あっ、ポストに手紙が来ている……」

茜「ニルヴァーーーーーナ!!!」

奈緒「のわっ! ポストの中から茜が!?」


35: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:04:30.77 ID:oyTWQYKt0

茜「直送されてきました!!」

奈緒「いやいやいや! 質量保存の法則とかどうなってんだよ! ええ!?」

茜「難しいことを言われても分かりませーん!! とにかく気合です!! アニマル浜口です!!!」

奈緒「ポストの中からドラちゃんでも出てくるんじゃないのか……?」

茜「もちろんあなたのポストにもやって来るかも! その時は奈緒さんも一緒に行きましょう!」

奈緒「死ぬだろ!?」

茜「本気になればなんでも出来るって松岡さんも言っていました!!」

奈緒「修造でも無理があるって」


36: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:06:39.21 ID:oyTWQYKt0

奈緒「で、懐かしい顔に会えたのは嬉しいんだけど……、何しに来たの?」

茜「いえ、萎びたレーダーが反応していたもので!」

奈緒(あっ、これアレだ。7つの玉集めるアレだ。つーかあちこち反応し過ぎだろ。世の中萎びたい放題じゃんか。……仕方ないのかな)

奈緒「もしかして、あたしが反応したとか?」

茜「その通りです! 今の奈緒さんは萎びています! ビンビンに萎びています!! 心なしか眉毛も萎びて」

奈緒「余計なお世話だよ! 一応気にしてんだから……」


37: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:08:00.53 ID:oyTWQYKt0

茜「ふむふむ……、これは結婚式の招待状ですね!」

奈緒「!? だ、誰と誰の? プロデューサーさん、とか?」

茜「いやっ、全く知らない人です!!」

奈緒「何だ……、高校の時の友達の結婚式か」

茜「安心しました?」

奈緒「! あ、安心だなんて……。第一? プロデューサーさんが凛と結婚しようが奈緒と結婚しようがはたまた和久井さんと結婚しようが知ったことないし?」

茜「ホントですか?」

奈緒「ホントだって! そりゃ……、彼の隣にいるのがあたしだったらって思うこともあるけどさ。でも遅いだろ、今更なんか……」


38: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:11:47.14 ID:oyTWQYKt0

茜「思い立ったが吉日!! 今日以降は全て凶日ですよ!!」

奈緒「思い立ったが吉日、か」

茜「全力で素直になりましょう! あの頃のツンツンしていた奈緒さんと、今の萎びた奈緒さんの気持ちはまだ、同じはずですよ!!!」

奈緒(素直、か……。あたしの一番苦手なことだ。だけどもし、あの頃キチンと自分の気持ちに正直になれていたら……)

奈緒「……萎びてなんかなかったんだろうな」

茜「大丈夫ですよ!! 私たちは紛れもなく全力で乙女なんですから!! 天国に行くその時まで、恋をしていましょう!!」

奈緒(大切なものが全て埋もれちまう前に、あたしに出来ることをするんだ!)

茜「聞こえます! イキイキとした奈緒さんの素直な気持ちが!! 全力少年が聞こえます!!」


39: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:13:59.33 ID:oyTWQYKt0




羞恥の心取っ払って 可愛い服に着飾って
止め処ないこの想いを 今すぐ素直に伝えろ
あの頃のあたしはきっと 全力で恋してたんだ
怯えてたらなんも生まれない



40: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 02:14:28.10 ID:oyTWQYKt0

奈緒「あのさ。まだ、間に合うと思う?」

茜「分かりません!!!」

奈緒「だよな。自分で何とかしなくちゃいけねーしな」

奈緒「もし遅かったとしても……このまま恥ずかしがって隠しているよりも、当たって砕けた方があたしの性分に合ってるぜ」

茜「ぶつかってなんぼですよ!! むむっ! 萎びたレーダーが反応しています!!! よーーーし! 行くぞーーーーー!!!」

奈緒「……よしっ! も、もしもし? プロデューサーさん? 久しぶりだね……。あのさっ! 今度、一緒にご飯でも食べに行かない? いい店、知ってんだ!」


44: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 03:18:44.22 ID:oyTWQYKt0

若林智香の場合

智香「うーん、上手くいかないなぁ」
wkbystmk33

智香(がんばっている人を応援するのが好き、それがアタシだったのにな。27歳になってもそれは変わっていないし、今でもチアは続けている。膝は少し上がらなくなったケド)

智香「意識の違い、なのかなぁ……」

智香(社会人チアクラブで続けているけど、チームのみんなのやる気をあんまり感じなかったり。チアって団結力が一番重要なのに、みんなテンでバラバラで。指導していても、イマイチ覇気を感じない)

智香(そんな応援に効果は無くて、応援している野球チームも元気がない。これじゃあ何の為応援しているか、分からないや)

智香「やっぱり、アタシって押しつけがましいのかな?」

智香(単純に誰かを応援していた頃が、凄く懐かしい……。みんな、どうしているかな? 頑張っているか)

茜「アリーーーーヤキングゲイナーーーーーー!!!」

智香「なぁ!? 茜ちゃんが超高層ビルの最上階から飛び込んできた!?」


45: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 03:19:21.05 ID:oyTWQYKt0

茜「いたっ! 着地にちょっと失敗してしまいました!!!」

智香「だ、大丈夫!? 今物凄い音したけど……」

茜「大丈夫です! こんな傷は、蚊に刺された程度です!」

智香「え、えー……」

茜「それよりも! 智香さん、私はショックです!! あの元気いっぱいでどんな時でも私たちを盛り上げてくれた智香さんが、そんな萎びた顔をしているなんて!!!」

智香「茜ちゃんは元気だね。アタシは少し、疲れちゃったかな……」

茜「お茶飲みますか? 元気になりますよ!」

智香「そう言う体力的な元気じゃなくて、精神的なものかなっ★ 自分の思うようにいかないことって、すっごく歯がゆいよね」


46: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 03:21:07.47 ID:oyTWQYKt0

茜「歯痒いです……歯痒いですとも!! 智香さんの気持ちが、落ち込んでいることが歯痒いです!!」

智香「えっ?」

茜「智香さん! チアリーディングは好きですか?」

智香「それは……」

智香(練習は厳しいし、時には仲間たちとケンカしたこともあった……。だけど、アタシの応援で誰かが元気になれるなら、誰かが勇気を貰えるなら……。がんばることが出来たなら……)

智香「うんっ、好きだよ☆」

智香(なんだ簡単なことじゃん。あの子たちに好きになってもらえるようにする。そんなシンプルなこと、何で忘れていたんだろう。年取ったせいかな?)


47: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 03:23:01.85 ID:oyTWQYKt0

智香「もし昔のアタシがここにいたら、きっと応援しているんだと思うな。疲れて萎びた私を、元気付けるため、勇気付けるために」

茜「はい!!! 智香さんの応援は、みんなを元気にするんですよ!!! 私だって、何度も元気づけられました! だから今度は、私が元気づけてあげます!!!」

茜「フレーフレー! 智香さーーーーん!! 頑張れ頑張れ智香さーーーーん!!!」

智香(そう言えば……、こうやって誰かに応援してもらえるなんて、いつ以来だろう。茜ちゃんの応援、不思議と勇気が湧いてきちゃう☆)

茜「聞こえてきませんか!? 全力の応援が!!」


48: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 03:23:57.37 ID:oyTWQYKt0




左手上げて喉からして 弾ける汗を光らせて
幾度と繰り返した 託した勝利への応援歌
あの頃のアタシはきっと 全力でチアしていた
エールを送るのは



智香「アタシっ!」


49: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 03:25:13.47 ID:oyTWQYKt0

智香「フレーフレーアタシ! 負けるな負けるなアタシ!!」

茜「頑張ってくださーーーーい!!!」

智香「ふぅっ☆ 久しぶりかも、こんなに笑顔になれたのは。体も気持ちも軽くなったからかな」

茜「私が保証します! 智香さんの応援は、宇宙一です!!! っ! また萎びたレーダーが反応しました! それでは、サヨナラです!!! ダーーーーッシュ!!」

智香「バイバーイ! よーしっ! まずはアンチエイジングして応援しちゃうよんっ☆」


58: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 11:27:11.54 ID:CqTcUaCg0

吉岡沙紀の場合

沙紀「ダメだぁ、インスピレーションが沸かないっす」
ysoksk26

沙紀(昔は感性の赴くまま感情をペンキに託せていたのに。何っすかね、ここんところ色々あったからか上手く描けなくなったっす)

沙紀「はぁ、とりあえず描いては見たっすけど。なんで選りに選って茜なんっすかね」

沙紀「子供の頃は描いた絵が動き出すかもなんて思ってたのに、大人になるって嬉しいことじゃないっす」

茜「上がってーーー! 昇ってーーーー! 空を貫いてーーーー!!!」

沙紀「うわぁ! 描いた絵が動き出して茜ちゃんが出て来たっす!!!」


59: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 11:29:30.59 ID:CqTcUaCg0

茜「ボンバーーーーー! ゲージュツはボンバーです!! さぁ、有りっ丈の感性を爆発させましょう!!!」

沙紀「な、何っすかコレ……」

沙紀(キュビスム※で描かれた茜ちゃんがいきなり動き出した……、シュールな光景っすね)

キュビスム:ピカソみたいな絵

茜「おりゃーーーーー!!!!」

沙紀「!! す、凄いっす! 目にも止まらぬ速さで、アッキーの絵を描いているっす!」


60: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 11:31:35.28 ID:CqTcUaCg0

茜「ぜぇ、ぜぇ……。絵を描くのも疲れますね!!」

アッキー『くぅん』

沙紀「喋ったーーーー!?」

茜「でも……すっごーく楽しいです!! 沙紀さん! 次は貴方の番ですよーーー!!!」

沙紀「な、何なんっすか……、描いた絵が動く喋るって。夢、見ているんっすかね……。痛っ、これリアルっすか」

茜「まだまだ行きますよー! 基本はまる! まーるっ!!! まる! 描いてまる!」

沙紀(決して上手いとは言えないっすけど……、不思議と見ていて素敵な気持ちになる絵っすね)


61: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 11:33:20.53 ID:CqTcUaCg0

茜「出来ましたーーーー! 『私たちはどこから来たのか、私たちは何者か、私たちはどこへ行くのか、んなもん知るかーーーーー!!!』です!!!」

沙紀「あはは……、こんな絵を描けたならゴーギャンも自殺しようとしなかったんっすかね」

沙紀(最初はただ楽しいから絵を描いていた。技術が付くにつれてもっと難しい絵を描こうとして……、なんだ。始まりのこの気持ちを忘れていたんすかね)

沙紀「なんとなくっすけど、今なら自分の感性に身を任せて絵を描ける。そんな気がするっす」

茜「さぁ、筆を持ってください!!! 沙紀さんの全力アートは、これからですよ!!」

沙紀「……インスピレーションが来たっ!!」


62: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 11:34:25.16 ID:CqTcUaCg0




身に着けた常識(もの)ぶっ壊して 虹色ペンキ塗りたくって
止め処ない赤と青で 乾いた感性潤せ
あの頃のアタシはきっと 全力で絵描きだった
セカイを描くのは



沙紀「アタシっす!」


63: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 11:38:54.63 ID:CqTcUaCg0

沙紀(気持ちひとつで視界は澄み渡っていく――。こんなことを忘れてしまうなんて、アタシもまだまだっすね)

沙紀「これで……どうだー!」

茜「! 凄いです!! 何がすごいか分かりませんけど、とにかく凄いです!!」

沙紀「へへっ! ざっとこんなもんっす!」

沙紀(このアートよりも上手に描けたアートは沢山あるっす。だけど、この絵ほど自分の感性全てをぶつけれた絵は他にないっす!)

沙紀「インスピレーションが沸いて来たっす!! 皇居……は流石にアウトだからその辺で芸術を輝かせて見せてやるっすよ!」


64: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:22:00.67 ID:CqTcUaCg0

小関麗奈の場合

悪役「わははははは!! この遊園地の子供たちを浪人生にしてやろうか!!!」

麗奈「大変! このままじゃ、ショーが滅茶苦茶になっちゃう!! みんなー! 大声で正義の味方ナンジョルノを呼ぼう!!」
kskrin37

麗奈(あぁ気に食わない気に食わない! なんでこのアタシがヒーローショーの司会のお姉さんなのよ!! いや、やられるのが確定している悪役も嫌だけど!!)

麗奈「声が小さいよー! もう一度、ナンジョルノを呼ぼー!!」

麗奈(世界をいずれ支配するレイナ様が許されたのは、周囲から中二病と見られていたから。高校に入学するころにはわがままな人間は白い目で見られるだけで、周囲に迎合して……)

麗奈(悪の組織だなんて職業は人生ゲームの中ぐらいしかない……。南条はヒーロー物の主役になって、アタシはそのヒーローに救われる非力な司会者。どーしてこうなった……)


65: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:23:19.92 ID:CqTcUaCg0

麗奈「せーのっ、助けて! ナンジョルノーーー!」

ヒーロー「ただいまさ」

茜「花がーーー!! 花が咲いたよーーーーー!!!」

麗奈「どっひゃー! 背景の壁をぶち破って日野が出て来たー!?」

茜「とう! 全力アイドル参上です!! 萎びきった麗奈さんに喝を入れるため遥々やって……」

スタッフ「はいはい、公演の邪魔になるからちょっとどいてようねー」

茜「あっ、ちょっと! 待ってくださーーーい!!」

麗奈「……はっ! みんなの声援で、ナンジョルノがやって来たよー!! 頑張れナンジョルノー! 正義のキックでデーモン夕暮れをやっつけちゃえ!!」


66: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:25:34.56 ID:CqTcUaCg0

麗奈「……で、何しに来たのよ。ヒーローショーを邪魔しに来たわけ?」

茜「それは麗奈さんのお仕事じゃないですか!!」

麗奈「あのねぇ……。確かに昔のアタシなら、間違いなくステージをぶち壊してたわよ? ウルトラレイナ様砲片手に大暴れしていたところでしょうね」

茜「そのネーミングセンス、あまり好きじゃないです」

麗奈「マジトーンにならないでよ!! こっちだって若気の至りとはいえ、色々やりすぎたなぁって思ってるし? そもそも世界をレイナサマのものに! だなんて、無理な話よ。今のアタシはヒーローショーの司会のお姉さんなんだから」

茜「良いじゃないですか! 思いっきり、ぶち壊しちゃっても!!」

麗奈「はぁ……、どっちが年上何だか。次の公演もあるから、帰ってくれる? スタッフにはアタシからも謝っとくから」


67: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:26:29.19 ID:CqTcUaCg0

茜「あっ、忘れ物ですよ!!」

麗奈「んなっ!! な、なんでアンタがこの服持ってるのよ!」

茜「徹夜して作ってきました!! 麗奈さんにはそんな白い服よりも、こっちの方がお似合いですよ!」

麗奈「そんな歳でもない……」

麗奈(この服、そういや自分で作ったんだっけか。あの頃は本気で世界を自分のものに出来るって思ってたのに。ホント馬鹿だったわ)

麗奈(でも今になって、そのバカが少し恋しくなって来た)

麗奈「ねぇ……、もしアタシが世界を征服したのなら……。アンタならどうする?」


68: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:30:33.10 ID:CqTcUaCg0

茜「もちろん……、殴り込みに行きますよ!!!」

麗奈(殴り込みに、か……)

スタッフ「麗奈さーん、本番始まりますよー!」

麗奈(何逃げの姿勢に入ってんのよアタシは。理解されない? 当然じゃない! レイナサマの野望は常人には理解できないのよ!!!)

麗奈「日野。感謝しておいてあげる。やっぱりアタシには、正義のお姉さんよりもこちらの方が向いてるみたいね」

茜「ええ、そうですとも!!!」

麗奈「世界征服出来たときには、南極ぐらいならアンタに上げてやってもいいわよ?」

茜「感じます……! 全力のレイナサマが!!!」


70: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:33:32.59 ID:CqTcUaCg0




バズーカ持ってぶっ放して 相手の靴に画鋲入れて
止め処ないイタズラして 萎びた野望取り戻せ
あの頃のアタシはきっと 全力でレイナサマだった
セカイを統べるのは



麗奈「アタシ以外に誰がいるのよ!!」


71: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 13:35:20.76 ID:CqTcUaCg0

麗奈「みんなー! こんにちわーーー!」

子供たち「こんにちわー!!」

麗奈「ムカつくぐらいいい返事ねー。今日はみんなのヒーローナンジョルノが……来ると思ったかーこの愚民どもがぁ!!! そんなに世の中甘くないわよ!!」

子供たち「!?」

麗奈「ガキんちょども! よーく聞きなさい! たった今このステージはレイナ様がジャックしたわ!! 良い子はみんなレイナサマに平伏しなさーい!! アーッハッハッハ……ゲホッ、ゲホッ」

茜「あのジェットコースターと競争してきます!!!」


74: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 15:57:41.09 ID:CqTcUaCg0

荒木比奈の場合

トリッシュ・ヒナ先生の次回作にご期待ください!!

比奈「ダメだ、手が動かないッス」
arkhn28

比奈(アイドル活動を終えた私はその経歴と趣味である漫画描きを買われ、週刊誌で漫画を描くようになったッス。最初こそは自分でもそれなりに書けていたッスけど、次第にアンケ順位は後ろの方へ)

比奈(毎週ビクビクしながら打ち切りレースを演じていたッスが、この度晴れて打ち切られちゃったッス)

比奈「当然バトル物へのテコ入れを命じられたッスが……。私が書いてるのって、ちょっとエッチなどたばた学園ラブコメッスよ? これでバトル物に移行だなんて、無茶言うなって話ッス。タカヤの反省活かせて無いんッスか?」

比奈「いや、自分でもどちらかと言えばマガG寄りな作風なのは分かってるッス。やっぱりヒロインたちの名前を事務所のみんなから取ったのが不味かったッスかね」

比奈(次がラストチャンスッスよね……。分かってはいるッス。だけどアイデアは枯渇して、ババア達とクッキーを焼き続ける毎日……。正直不毛ッス)


75: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 15:59:39.44 ID:CqTcUaCg0

比奈「ん? 珍しいッスね。ジャンPがグラビアを載せているなんて……」

茜「W螺煌斬!!!! よっしゃああああッッ!!!」

比奈「ひぃ! グラビアの写真から日野さんがタカヤ最終回みたく飛び出してきたッス!?」

茜「説明台詞ありがとうございます!!!」

比奈「あ、あのー。どういうことスか? 漫画の中から飛び出してくるなんて……。この上条セレクトメガネ、3D仕様でしたっけ?」

茜「可愛く撮って貰いました!!!」

比奈「いや、まぁ……今の日野さんはとても27歳には見えないッスけど……。可愛く撮って貰えて写真から出てこれるのなら、今頃グラビア誌はミリオンヒットっすよ」


76: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 16:00:14.20 ID:CqTcUaCg0

茜「比奈さん、打ち切りは残念でした。ですが!! 気持ちを新たに新しい世界を描いていきましょう!! さぁ、ペンを持って!!」

比奈「応援してくれるッスか? 生憎ッスけど、今の私は漫画家じゃなくて元アイドルのクッキー焼きッスよ?」

茜「あっ、このクッキー美味しいです!!!」

比奈「PCに手を突っ込んでクッキーを食べている!? 日野さんって何者なんッスか? 新手のスタンドか何か?」

茜「全力で生きていれば、不可能はないです!!!」

比奈「アホな話なのに何でこんなに説得力が有るんッスかね」


77: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 16:03:29.16 ID:CqTcUaCg0

茜「だから全力です! 全力で漫画を描けば、読者のみんなも喜んでくれます!! 私だってアンケートを2000通出します!」

比奈「ははは……、それだけ来たら生き残れそうッスけどね。読者にイマイチ受けなかった、それだけッス」

茜「大丈夫ですよ!!! 比奈さんの漫画が面白くないはずないじゃないですか!! 私、全巻持ってますよ! ありす100%!」

比奈「それは……、すっごく嬉しいッス」

茜「終わっちゃったのは寂しいですけど、次の漫画に期待しているんです!!!さぁ、クッキーをクリックするのをやめて、夢にあふれた漫画を描きましょう!」

比奈(漫画家デビューが決まった時は凄く嬉しかった。だけど不安だったッス。こんなイレギュラーな経歴な私が、漫画を描いて良いのかって)

比奈「でも……、世界中に一人でも私の漫画を待ってくれる人がいるなら……、描かないのは甘えッス!!! 私は! 冨樫じゃないッス!!!」

茜「聞こえます! 全力でペンが吼えています!!!」


78: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 16:06:15.75 ID:CqTcUaCg0




アンケの結果突き抜けて ノルマン現象振り切って
止め処ない黒インクで まっさらな原稿彩れ
あの頃の私はきっと 全力でワナビだった
マンガを描くのは



比奈「私ッス!!」


79: 以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/19(木) 16:09:06.57 ID:CqTcUaCg0

比奈「で、出来た……。アイドル時代の経験を活かして描いた……納得の新連載が!!」

茜「おめでとうございまーーーす!!!!」

比奈「日野さんのおかげッス! ありがとう! 早速電話しないと! あっ、編集の服部さんッスか!? 荒木ッス! 新作出来たッス!!!」

比奈「タイトルですか? それは……」

茜「?」

比奈「熱血乙女Aッス! えっ、どういう漫画かって? それは……、読んでみてのお楽しみッス!!」





転載元:日野茜「あの頃の私らはきっと全力でアイドルでした!!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379488028/



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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2021年03月27日 18:30
    • 閉塞する世の中に広めたいな
    • 2 名無し春香さん
    • 2021年03月28日 22:40
    • 元気の出るss
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