1: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/13(月)23:56:18 ID:Win
ミリP(以下P表記)「ああっ! 劇場のみんなで今度な!」
海美「すごーい! ねえねえ私なんの役!? なんの役~っ!?」ドムッ
P「分かるだろ? 主役だ!」ニヤリ
海美「しゅ、主役―っ!?」ドムッ
海美(そ、そっかー・・・! 私美女役かー! これは女子力上がっちゃうんじゃないかなー!)ドムッ
海美「うう~っ! 嬉しいよ~っ! プロデューサー!」ドムッ
P「喜んでもらえて俺も嬉しいぞ!」
P「・・・ところで何してるの?」
海美「うどんを粉から作ってるの! 9月14日はもがみんの誕生日だから!」ドムッ
海美「これがっ! 私のっ! 女子力っ!」ドムッ
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2: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)05:39:20 ID:dN1
海美「・・・あれ!? アドリブって!?」ドムッ
海美「美女と野獣って言ったら世界中のみんなが知ってるくらいポピュラーなお話だと思うんだけどそれをアドリブ!?」ドムッ
P「そう、役だけ決めたらあとは自由だ。もしかしたら主役の座を奪ってくる子もいるかもな」ククク
海美「ええ~っ!? そ、そしたら私、主役降板!?」ドムッ
P「舞台を成功させる。主役の座も守る」
P「両方ともしなくちゃあいけないのがトップアイドルの辛いところだな」
海美「うう~っ! が、頑張るよ~っ!」ドムッ
P「その意気だ海美!」
「「おお~っ!」」
P(よし、このくだりは後で映像特典として舞台のBlu-rayにつけよう)
・・・
3: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)05:40:00 ID:dN1
ブー…
パチパチパチパチー
海美(後の野獣)「騙された!」
海美(後の野獣)「だ~ま~さ~れ~た~っ!」ジタバタジタバタ
コンコン コンコン
海美「ふうっ、スッキリ!」ピカー
海美「は~い、どなた~?」ガチャッ
松田亜利沙「ごめんくださ~い」
4: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)05:40:53 ID:dN1
亜利沙「こんな夜更けにすみません、アイドルちゃんを見ていたらついうっかりありさのお家までは帰れない時間になってしまって・・・」
海美「そ、そうなんだ・・・」
亜利沙「一晩と泊めてもらえないかな~っと・・・あっ、もちろんお礼はしますっ! こちらをっ!」スッ
海美「? 風花さんの写真? え、えっ!? き、きわどい!!!」
亜利沙「特別にプロデューサーさんに譲ってもらった本当ならありさだけで楽しむ世に出ない一品ですよぉ~!」
海美(こ、この人・・・あぶない人だっ!」ホギャー
亜利沙「ムフフ♪ たしかにこのスタイルはあぶないかもですね~・・・じゅるり」
5: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)05:51:24 ID:dN1
海美「だ、ダメっ! 泊めないよ! ぜったい泊めないからねっ!?」
亜利沙「なっ!? これほどのブツじゃ足りないとっ!?」
海美「ち~が~う~!」
亜利沙「そんな強欲な人はこうですっ!」
亜利沙「イクシアダー・ツサムロディーア!」ビビビビビ
海美「うわー!」バリバリバリ
8: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:13:00 ID:dN1
海美「な・・・」
海美「な~ん~じゃ~こ~りゃ~!?」モッフモフ
海美「んん~・・・! 取れない~・・・!」グイー
亜利沙「そういう呪いをかけさせてもらいました。大丈夫、可愛いですよ~」カシャシャシャッ
海美「戻してよ~!」
亜利沙「その呪いはありさでも解くことはできません」
亜利沙「その呪いを解く方法はただ一つ! その写真が色あせる前に、ありさのようにアイドルちゃんへの真実の愛に目覚めることっ!」
海美「私に変態になれとっ!?」
亜利沙「ありがとうございますっ!」
海美「誉めてないよっ!」
9: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:14:11 ID:dN1
亜利沙「まあその姿もありさ的には全然ありなので、しばらくそのままでも~」カシャシャシャッ
海美「困るよ~! お外出られないって~!」
亜利沙「大丈夫大丈夫みなさん可愛いって言いますから♪ むしろそうなりたいって羨ましがられること間違いなしですっ」
海美「そんなわけないでしょ! そんな人がいるなら連れてきてよ!」
海美「も~! いいから出てって~!」ガシッ グルグル ポーイ
亜利沙「あ~れ~」ピューン
10: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:16:41 ID:dN1
海美「・・・はあ」
我那覇響「はいさーい! 頼まれてた時計の修理に来た、ぞ・・・」ガチャッ
海美「あっ」
響「う、うぎゃー!? 見てはいけないものを見てしまったぞー!?」ダッ
海美「ま、待って! 待って~!」ダッ
ズダダダダダダー・・・
・・・
12: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:34:54 ID:dN1
大神環くふふ、ひびきが帰ってきたら~何して遊ぼうかな~♪」
ワンワン
環「あっ、いぬみ~! どうしたんだ~? ひびきは一緒じゃないの?」ワシワシ
いぬ美「わんわん!」
環「なにかあったのかな~? よしいぬみ! ひびきのところまでたまきを連れてって!」
いぬ美「わん!」
ガチャッ
タッタッタッ…
14: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:46:11 ID:dN1
・・・
亜利沙「あいたたた・・・まあ我々の業界ではご褒美ですけど・・・」サスサス
亜利沙「これからどうしますかね~・・・はっ」ピコーン
亜利沙「・・・いやーこまりましたねー」
亜利沙「本当は気が進まないのですがー海美ちゃんに怒られてしまいますしー・・・」
亜利沙「海美ちゃんと同じ姿になれたら嬉しいって証明するために・・・」
亜利沙「かわいいケモミミアイドルちゃんを・・・増やさないとですね~・・・」フフフ
・・・
15: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:48:56 ID:dN1
・・・
響「うぎゃー! 助けてほしいさー!」シュタタタター
海美「ま~て~!」シュタタタター
環「あっ! ひびき!」
海美「ああっ、見失った!?」キョロキョロ
環「? おにごっこじゃなくてかくれんぼ? ねーねーたまきもやりたーい!」トテトテ
海美「うわっ!? また見られた!?」
環「ひびきー! どこだー♪」ガサゴソ
海美「えっ? この姿を見て何もなし・・・?」
16: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:49:48 ID:dN1
環「ひびきー♪」ガサゴソ
響(! た、環・・・!? 近くにいるのか・・・?)
響(ひー・・・! お願いだから見つけないでほしいぞー・・・!)
環「あっ! ひびきみーつけたっ♪ うみみー! こっちー♪」
響「!? しーっ! しーっ!」
海美「捕ったあああ!!!」ガシィ
響「うぎゃー!?」ジタバタ
17: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:52:04 ID:dN1
海美「あ、あのね響、これには訳があって・・・!」
響「うわー!? 海美がそんな写真持ってるなんて自分絶対誰にも言わないから助けてー!」ジタバタ
海美「いやそっちもなんだけどこの格好のことなんだけど―」
響「? なにかおかしいのか・・・!? 自分も着ぐるみぐらい着たことあるぞ、アイドルだからな・・・!」
環「たまきもいろいろ着せてもらったことあるよー!」
海美「・・・それもそうだ」パッ
響「うぎゃっ」ポテッ
18: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:53:07 ID:dN1
響「きゅ、急に落とさないでほしいぞ・・・」
海美「あ、ご、ごめんね・・・!?」
響「海美はなにか事情があって今そんな恰好なのか?」
海美「実は、かくかくしかじか・・・」
・・・
19: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:54:09 ID:dN1
響「亜利沙も困った奴だぞ・・・」
環「たまきも服が脱げなくなるのはやだなー・・・」
環「でも、うみみアイドルのお仕事は好きでしょ?」
海美「もちろんっ! 私はそもそも歌って踊るアイドルになりたかったんだからっ!」
響「それなら、歌って踊ればなんくるないさー!」
海美「! その手があったっ!」
環「歌うの!? たまきも歌うー!」
海美「うん! 一緒に歌おうっ!」
20: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:56:54 ID:dN1
『ココロ☆エクササイズ』
~♪
海美「落ち込んで~る~ひーまがーあるなら~♪」
環「カっラダっきーたえましょ~お~♪」
海美「思いー切って~こ~え出―していこ~お~♪」
響「ハートエクっサっサーイズ♪」
・・・
21: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)06:57:36 ID:dN1
・・・
亜利沙「脅されて仕方なくー!」ビビビビビ
馬場このみ「ちゅー!?」バリバリバリ
亜利沙「ああ~もう可愛いですね~!」パシャパシャッ
23: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)07:04:49 ID:dN1
亜利沙「こうするしかないんですー!」ビビビビビ
徳川まつり「ほ?」
亜利沙「いいですね~! 本当にいいですね~!パシャパシャッ
25: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)07:12:49 ID:dN1
亜利沙「ありさの意思じゃないんですー!」ビビビビビ
菊地真「きゃっぴぴぴぴぴぴーんっ!」
亜利沙「・・・・・・逆にありですね~!」パシャパシャッ
27: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)07:23:01 ID:dN1
亜利沙「無理やりさせられているんですー!」
宮尾美也「にゃ~♪」
亜利沙「こういうのですよこういうの!!!」パシャパシャッ
29: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)07:49:29 ID:dN1
亜利沙「さあどんどん増やしていきましょ~!」
・・・
海美「ススメ! ススメ! GO AHEAD!」~♪
パアァ
響「おお! 海美の恰好が変わってくぞ!」パチパチパチ
環「のろいがとけたんだ~!」パチパチパチ
海美「よ、良かったよ~!」
30: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)07:57:27 ID:dN1
海美「二人のおかげだよ~!」
環「よかったねうみみ! これでめだたしめでたしだ~!」
響「そうだなぁ・・・ん? なんか村の方が騒がしいような・・・」
・・・
亜利沙「全て海美ちゃんの指示なんですー!」ビビビビビ
海美「こらーっ!」ドドドドド…!
亜利沙「げえっ!? 海美ちゃん!?」
31: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)08:01:34 ID:dN1
海美「私のせいにしてなにやっちゃってんの!?」
亜利沙「くっ・・・! 呪いを解いてしまったようですねぇ・・・可愛かったのに」
亜利沙「見ての通り、ありさはここを可愛い可愛いアイドルちゃんでどうぶつの森にするんですよ!」
響「やり方が完全に悪党だぞ・・・このお話のヴィランって悪い魔法使いじゃないんだけど・・・」
亜利沙「琴葉さんならあっちの方で悪役とはかくあるべきかを恵美ちゃんとお話してたのでそっとしておきました」
響「そ、そうなのか・・・」
海美「誰であろうと、もう好きにはさせないよ!」
亜利沙「ふっ・・・先ほどは後れをとりましたが、野生の力を失った今もありさに勝てるとは思わないことです!」
海美「いくぞ!」
33: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)08:13:15 ID:dN1
亜利沙「ごめんなさいでした~・・・!」ボロッ…
海美「さあ、みんなを元に戻して!」プンスカ
亜利沙「だっ、だからこの呪いはありさでも・・・!」アセアセ
美也「戻れないんですか~?」
真「ボ、ボクは別にこのままでも・・・」
響「大丈夫! 歌って踊ればなんくるないさー!」
環「みんなでやろー! なに歌う~!?」
このみ「みんなで歌うなら『Thank you!』?」
まつり「姫は『M@STERPIECE』も歌ってみたいのです♪」
海美「じゃあどっちも!」
~♪
『Thank you!』
『M@STERPIECE』
34: ◆h8PchLJM6BH7 2017/11/14(火)08:14:06 ID:dN1
『きらめく出会いをありがとう』~♪
亜利沙「ああ~最高でしゅ~!」パシャパシャッ
海美「ほらほら亜利沙もっ!」
『STAGE』
『歌いたいから』
『LIVE』
『踊りたいから』
『新しい幕を開けよう』
『NEVER END IDOL!!』
海美「みんないくよー!」
ワー パチパチパチパチ‐
お・わ・り
転載元:【ミリマス】高坂海美「えっ!? アドリブで美女と野獣の劇やるのっ!?」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1510584978/
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1510584978/
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