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トップページモバマス > 光「卯月との秋」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:04:18.95 ID:Ez8BCoVa0

秋なので光と卯月のSSを書きました。







2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:08:52.43 ID:Ez8BCoVa0


卯月「光ちゃん、秋といえばなんでしょう!」
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光「何だろう・・・運動会とか?騎馬戦とかでアタシかっこよく決めたいな!」
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卯月「なるほど~ 騎馬戦も楽しそうですね。けど、ちひろさんから紹介していただいたお仕事はなんと・・・」

光「なんと?」

卯月「学園祭でのヒーローショーです!」

光「ヒーローショー!?つまり、アタシが、ヒーローに?」

卯月「はい、そして私がヒロインだそうです。助けてくださいね、ヒーローさん♪」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:13:18.05 ID:Ez8BCoVa0

光「(そうか、秋といえば学園祭があったか・・・でもまさかアタシがヒーローになれるなんて。)」

卯月「光ちゃん?どうしました?」

光「いや、なんでもないぞ!ヒーローショー頑張ろうな!」

卯月「はい、島村卯月がんばります!」

光「(どうしよう胸のドキドキがとまらないぞ)」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:28:23.33 ID:Ez8BCoVa0

~学園祭当日~

場所はある私立中高一貫校の体育館。生徒だけでなく、光、卯月のファンや、小さい子たちであふれていた。


卯月「いよいよ本番ですね!私頑張ってヒロインするので光ちゃん、しっかり助けてくださいね?」

光「あぁ、任せておけ!(とはいったもののこの前公演で悪役をやってからアタシのヒーロー像に迷いができてきている・・・どうしよう)」

スタッフ「すいませーん、そろそろ出番です!」

卯月・光「「はーい!!」」

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6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:40:22.54 ID:Ez8BCoVa0

卯月「今日はいい天気だなぁ。凛ちゃんの家のお花屋さんにいってハナコちゃんと遊んで来よ」

怪人??「ん?なんだあの子めっちゃいい笑顔だな。アイドルに勧誘して売り出せば我らの組織の広告塔になるはず!」

卯月「こんにちは!いい天気ですね おじさんもお散歩ですか(ニコッ)」

怪人?? 「あ、いや散歩というか、その・・・チラッチラ」

卯月「どうしました?(ニコッ)」

怪人?? 「あ、あの、貴方可愛いですね!ぜひうちでアイドルやりませんか!私こういうものなんですけど!」

卯月「こ、困りますよ!私すでにアイドルやってて、事務所に怒られちゃうので~失礼します!」

怪人??「・・・せめて名刺だけでも!」

卯月「ごめんなさい~」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:46:37.19 ID:Ez8BCoVa0

怪人?? 「あ、貴方に逃げられるとセンカーワ銀行からの融資が受けられなくなるんだ、せめて話だけでも!」

光 「そこまでだ!女の子がいやがってるだろ!お前みたいな悪はアタシが殲滅するぞ!怪人メーシダケデモ」

怪人メーシダケデモ「くっ、また現れたな!謎のヒーロー・ナンジョウ、しかし今日こそは名刺を渡させてもらう!いけっ!者ども」

部下A・B・C「ラジャー!」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 13:54:40.98 ID:Ez8BCoVa0

~部下たちと光の戦闘シーン(中略)~

光「さぁ残るはお前だけだぞ怪人メーシダケデモ!覚悟しろ」

怪人メーシダケデモ「くっ・・いつもいつも・・・なぜお前は私たちの邪魔をする!」

光「なぜ?そこに困っている人がいるからだ!現に女の子は逃げ出してしまっただろう・・・」

怪人メーシダケデモ「なるほど、しかし私たちもあの子に勧誘ができなかったことで組織の宣伝ができず経営難から脱せないのだぞ?」

光「・・・・たしかに。お前たちにも生活があるのが確かだ!でもな!だからといって女の子にいきなり勧誘を迫るのは考え物じゃないか?」

怪人メーシダケデモ「うっ・・・言われてみれば勧誘が急だった。そこは反省しよう、しかし我々の組織の広告塔はどうしろと?」

光「私がアイドルになろう!」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 14:06:56.75 ID:Ez8BCoVa0

怪人メーシダケデモ「なん・・だと?」

光「ヒーローってのは困っている人を救うのが仕事だ。さっきは困っていた女の子を救った。そして今は困っているお前たちを救う。それだけだ!」

怪人メーシダケデモ「だが、お前は私たちのことを悪だと思っていたのではないのか?」

光「確かに女の子に強引に迫っていたのはある種の悪だが、見方を変えれば悪ではない。お前たちもお前たちの生活のためにがんばっていたのだろう。
やり方が悪かっただけだ。私はかつて悪役をやってきがついた。悪にも悪の言い分があると。悪を頭ごなしに否定はしない・・・それが私のヒーロー美学だ!」

怪人メーシダケデモ「ナンジョウ・・・」

光「さぁこんなアタシだがアイドルになろう、がんばってお前たちの会社を立て直そうじゃないか!」

(沸き起こるナンジョウコール、そしてここで舞台袖から卯月がでてきて、卯月と光で曲を歌う。)

ヒーローショーはこうして無事に成功を遂げた。


~楽屋にて~

卯月「そういえば私出番少なかった気がします・・・」

光「気のせいじゃないか?」

卯月「あと最近のヒーローって複雑なんですね・・・」

光「たしかに適役が完全な悪とも限らなかったりするんだ。でも、ヒーローがやることはひとつ!困ってる人を救うことだからな!そこは変わらないさ!」

卯月「私には少しお話が難しかったけど、光ちゃんがヒーローについて納得できる答えがみつかったみたいでよかったです」












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