1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:03:51.97 ID:pBUw/YGy0
真「やたらべたべたしてくるようになった」
まこちー「ヤ~♪」スリスリ
真「かわいい……」ギュゥッ
まこちー「ヤ~っ」キャッキャッ
P「なるほど。これはうらやまけしからんな」
小鳥「わ、私も……」クルッ
ぴよぴよ「……ぴ」
小鳥「ぴよぴよちゃ~ん!」
ぴよぴよ「ぴー……」フヨフヨ
小鳥「逃げないで~っ」
P「くそ……俺もべたべたされたい!」
あふぅ「ナノッ!」ピョン
P「お? どうした」
あふぅ「ナノナノッ」
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5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:07:46.66 ID:pBUw/YGy0
あふぅ「ナノ……」ギュッ
P「お前……」
あふぅ「ナノ……?」ギュゥゥ
P「あふぅがくっついてくるなんて珍しいな。発情期じゃないのに」
あふぅ「ナ……」
P「かわいいな。どれ、抱っこしてやろ――」スッ
あふぅ「ナノナノッ」ゲシゲシ
P「アーウチッ! 脛を蹴るなんて卑怯だぞ!」
あふぅ「ナーノナノナノ」ケラケラ
P「こいつ……」
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:16:12.04 ID:pBUw/YGy0
あふぅ「ナノナノ~」ダダダッ
P「鬼ごっこでもしようってのかいいだろう!」
P「うぉおおお」
律子「はーいストップ」ガシッ
あふぅ「ナノッ!?」
律子「事務所で暴れるなって何回言えばわかるのかしらこの子は……」
あふぅ「ナノ!」ジタバタ
P「おう律子、よく捕まえてくれた。あふぅをこっちへ」
律子「嫌ですよ。どうせまた面倒起こすだけなんですからね」
P「違う! 俺はただあふぅを抱っこしたいだけなんだ!」
あふぅ「ナノッ!」ジタバタ
律子「ダメです。プロデューサーとこのいたずらっ子が一緒だと何が起きるかわかりませんから」
P「そんな殺生な」
律子「はいはい。いいから真をスタジオまで送ってってください」
P「……」
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:21:37.45 ID:pBUw/YGy0
P「……真、そろそろ仕事の時間だ」
真「え? あ、もうそんな時間ですか」
まこちー「ヤ~」スリスリ
P「おう。今日はちょっと遠いからな。早目に出ようかと思って」
真「分かりました」
まこちー「ヤー?」
真「というわけだからまこちー。ごめんね」スッ
まこちー「ヤー……?」
真「うっ……そんな目で見ないでよ……仕事には連れていけないから、ね?」
まこちー「ま……まきょ……」
真「ううううわあぁやっぱり無理!! まこちー!」ダキッ
まこちー「まきょ~」
真「へへっ。ごめんねまこちー」ナデナデ
まこちー「ヤー……」スリスリ
P「えっと、どうしよこれ」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:30:10.38 ID:pBUw/YGy0
P「なあ律子……あれどうしよ」
律子「はぁ? はぁ……」チラッ
真「まーこちー♪」スリスリ
まこちー「ヤ~♪」スリスリ
律子「……」
律子「仕方ないわね。まこちーも一緒に連れて行くしかないでしょう」
P「今日はあっさりだな」
律子「仕方ないじゃない。それに今日は撮影じゃないし大丈夫でしょ」
P「そう、うまくいくかねぇ」
律子「はーい。そうと決まったらさっさと行った行ったー」
P「はいはい」
P「真、今日は仕方ない。まこちーも一緒に行くぞ」
真「はーい! ということだからまこちー!」ギュッ
まこちー「へへっ!」
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:34:52.06 ID:pBUw/YGy0
――車内
P「はぁ……」
真「まこち~っ」
まこちー「ヤ~っ」
P「くそっお前らいちゃつくな鬱陶しい!」
真「え」
まこちー「まきょ」
P「嘘ですごめんなさい」
真「もうなんなんですかー」
まこちー「ヤー!」
P「ごめんって……」
P「(ゆきぽでも連れてくれば良かったかな……)」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:45:08.51 ID:pBUw/YGy0
P「……悲しいかな後ろでひたすらいちゃいちゃしてるのを聞いてなければいけないなんて」
――――――――
――――――
――――
――
P「さ、着いたぞ」
真「はい」
まこちー「ヤー」
真「大丈夫置いてったりしないよ」ナデナデ
まこちー「ヤー!」
P「……」
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 01:55:13.13 ID:pBUw/YGy0
――スタジオ内
真「おはよーございます! 今日もよろしくお願いします!」
記者「おはようございます菊地さん。今日も元気そうで……すね?」
まこちー「ヤ~♪」スリスリ
記者「あ、あのそれは……」
真「まこちーです!」
記者「まこちー……? あ、あぁ萩原さんのラジオで出てるあの子ですね!」
真「はい! なんか最近ボクから離れてくれなくて……」
まこちー「ヤーっ」
記者「ふふっ、仲がいいんですね」
真「ええ! でも、すいませんおろした方がいいですよねぇ……」
記者「いえいえ、まあインタビューだしそのままでも大丈夫ですよ」
記者「可愛いですし、ついでだしまこちーちゃんの記事も書いちゃいましょうか!」
真「えぇ!? はい! 是非!」
記者「ふふっ、じゃあ早速始めますね」
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:01:38.18 ID:pBUw/YGy0
記者「――」
真「――」
P「(お、意外と大人しくしてるなまこちーの奴)」
P「(まあずっと真が頭を撫でてるからだな)」
P「やっぱり俺もべたべたされたいなぁ!」
モゾモゾ
P「あん?」
ゾワゾワ
P「なんだ、衣装鞄が動いて……」
ガバァッ
??「かっかー!!」
P「おわっ!?」
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:08:20.60 ID:pBUw/YGy0
真「――」キャッキャッ
記者「――」ウフフ
P「おーい前が見えないぞなんだどうなってるんだ」
もにゅもにゅ
P「……」
ぐにゅーーーースポンッ
P「……なんで皆顔面にくっつくんだ」
はるかさん「ヴぁ~い?」
P「……まあこの際なんでもいいか。くっついてくれるならオールオッケー!」
はるかさん「はるかっかー」
P「ということではるかさんの頭をひたすら撫でてみよう」
P「……」ナデナデ
はるかさん「かっかー」
P「お前もこうしてみると可愛いな」ナデナデ
はるかさん「ヴぁ~い」
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:16:13.18 ID:pBUw/YGy0
P「よしよーし」ナデナデ
はるかさん「かっかー……」
P「どうした。お腹空いたのか?」ナデナデ
はるかさん「ヴぁ~い」
P「おにぎりならあるんだが……」
はるかさん「かっかー!」
P「そうか食べるか! よしよし」ガサゴソ
P「じゃじゃーん! そこのコンビニで買って来た塩おにぎりー」
はるかさん「かっかーっ」パクッ
P「おおい! それまだ開封してないぞ」
はるかさん「ヴぁーい」もにゅもにゅ
P「……」
P「ほほう。もぐもぐしてるはるかさん、可愛いな」ヨシヨシ
21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:22:42.36 ID:pBUw/YGy0
P「可愛いな」ナデナデ
はるかさん「ヴぁーい」
P「流石に買って来たおにぎり全部食われるとは思ってなかったぞ」ヨシヨシ
はるかさん「ヴぁーい……?」
P「あふぅの分、また買ってこないと」
はるかさん「ヴぁい……」
P「どした?」ナデナデ
はるかさん「……かっかー」
P「ん?」
はるかさん「ヴぁーい……」コックリ
P「眠いのか? いいぞ俺の膝ならいつでも貸してやる」
はるかさん「ヴぁい……」
P「よしよし」
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:27:48.36 ID:pBUw/YGy0
真「プロデューサー終わりましたよー」
まこちー「ヤー」
真「まこちーの記事にも期待しててくださいって!」
真「プロデューサー?」キョロキョロ
真「うーん、どうしたんだろ」
まこちー「ヤー……」グルリ
まこちー「ヤー!」
真「どうしたの?」
まこちー「ヤーヤー」
真「あっち? ……あ」
P「Zzz」
はるかさん「Zzz」
真「寝ちゃってる……はるかさんと一緒に……はるかさん?」
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:36:42.15 ID:pBUw/YGy0
真「プロデューサー。起きてくださいプロデューサー」ユサユサ
P「んー……あと5時間だけ……Zzz」
まこちー「ヤー……」
真「プロデューサー! 早く帰りましょう!!」ユッサユサ
P「んー、ん……はっ! あれここどこだ」
真「やっと起きた。ここは某スタジオの端っこの方ですよ」
P「おうそうかそうだったな。すまん、はるかさんに釣られて寝てしまった」
真「ええまあそれはいいんですけど。それより」
はるかさん「Zzz……?」
真「なんではるかさんがいるんです?」
P「……えぇと……あれなんでだ?」
はるかさん「ヴぁーい……」
P「んー……」ジーッ
はるかさん「かっかー」
P「えぇっと……確か……」
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:46:00.63 ID:pBUw/YGy0
真「へぇ……事務所から持ってきた衣装鞄の中にねぇ……」
P「そう。まあ多分暗いところを探してるうちに潜り込んじまったんだろう」ナデナデ
はるかさん「かっかー」
P「それはそうと、仕事の方はどうだったんだ?」
真「よくぞ聞いてくれました!」
真「まこちーが記者さんに気に入られたみたいですぐにでも記事にするって言ってたんで
来週から大忙しになること間違いなしですよ!」
真「主にまこちーが」
P「そうか! 良かったな、まこちー!」
まこちー「へへっ」
P「で? 真、お前の記事はどうだったんだ」
真「はい? ボクの記事? あ」
P「あ、ってなんだよ」
真「つい記者さんとまこちーの可愛さで花を咲かせてしまって……その」
P「つまり、真のことはほとんど聞かれてないってことか?」
真「はい!」
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 02:51:01.70 ID:pBUw/YGy0
P「はい! ってお前なあ……」
真「まあ、過ぎたことを振り返っても仕方ありませんよ! プロデューサー!」
まこちー「ヤー!」
はるかさん「かっかー!」
P「いやいや、ちょっと待て」
真「じゃあ早く帰りましょう!!」
まこちー「ヤー」
はるかさん「かっかー!」
P「いやいやいやって」
真「まこちーの記事、どうなってるか楽しみだなぁ!!」
まこちー「ヤー!」
ワイワイキャッキャ
P「いやそれでいいのか……」
はるかさん「ヴぁーい!!」
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:01:59.71 ID:pBUw/YGy0
――数週間後
P「よーしよしよしじっとしてろよー」
あふぅ「ナ……」
P「今だ!」ダッ
あふぅ「ナノッ」ヒラリ
P「うごっ」ドンガラガッシャーン
あふぅ「ナノナノー」ニヤリ
P「くぅっ……すばしっこい奴め。だが負けん!!」
律子「はいはいはい。遊んでないで仕事仕事ー」ガシッ
あふぅ「ナノナノッ」ジタバタ
P「ちぇっ、せっかくあふぅと鬼ごっこしてたのにさ」
律子「文句がおありのようですが、そんな暇があるなら事務仕事手伝ってください」
P「いやだと言ったら?」
律子「一生ダーリンと呼んであげませ――」
P「喜んで手伝わせていただきます!」
ガチャッ!
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:09:19.66 ID:pBUw/YGy0
真「プロデューサー!!」
真「プロデューサープロデューサープロデューサー!!」
P「どどどどうした真、そんな血相変えて」
真「みみ見てくださいよこれええ!!」
P「? なんだそれ」
真「ファンレターですよ! これがボク宛、こっちがまこちー宛!」
P「おう……」
真「まこちーの方が多いんですよ!!」
P「そ、そうか」
真「しかもボクのファンレターは女の子からばかりで内容も今日もカッコイイです!とかいつまでも王子様でいてください! とかなのに!」
真「まこちー宛のは老若男女からかわいい!! まこちーちゃんかわいい!! きゃーーかわいいいいーー!」
真「ボクもうアイドルとしての自信が……」
P「といいつつまこちーは引っ付いたままじゃないか」
真「そりゃまこちーは可愛いですもん」
P「なんだそりゃ……」
33 : 駄目だ終わりが見えない:2013/03/04(月) 03:20:07.25 ID:pBUw/YGy0
真「ということでプロデューサー。どうにかしてください」
P「と、言われてもだな」
真「ボクはまこちーより可愛くないんですか!?」
P「それは待て。そもそもお前とまこちーじゃ可愛いのベクトルが違うだろ」
P「というより真は王子様で売ってるんだからさ……そこは割り切ろうよ……」
P「基本的にマスコット的キャラに人気が行くのは仕方ないだろうし……」
P「……そうだ」
真「?」
P「もおういっそ真&まこちーで売り出せばいいんじゃね」
真「えっ」
P「ユニット名は、ずばり『まこまこちー』だ」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:21:12.11 ID:GptP3pyA0
まっこまっこちーん☆
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:28:54.51 ID:pBUw/YGy0
スパーン!
P「いってぇ」
スパパーン
真「いっ!?」
真「痛いよ! いきなり何するのさ律子!!」
律子「くだらないこと考えてる暇があったらさっさとレッスンに行ってきなさい!」
P「俺は割と本気だったんだけど……」
律子「プロデューサーもです! いっつもいっつもくだらないことばっかり」
P「でも俺が考えたのって割と成功してない?」
律子「気のせいです」
P「……そんなはず」
律子「気のせいです!!」
真「分かったよ……レッスン行ってくるよ! まこちーに負けてられないもんね!」
まこちー「ヤー!」
P「よし、その意気だな! そして腕を上げたころにまた『まこまこちー』計画を……」
律子「……プロデューサー? 張り倒されたいんですか?」
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:38:54.82 ID:pBUw/YGy0
P「遠慮します」
律子「よろしい」
真「よーし! そうと決まればいざ!」
まこちー「ヤー!」
真「行ってきますプロデューサー!」
まこちー「ヤーー!」
P「おう行ってらっしゃーい」
律子「はぁ、結局何がしたかったのかしら真は」
P「まあなんでもいいじゃん? 真がやる気を取り戻したなら万事オッケーよ」
律子「そうね。じゃあプロデューサーはこれにハンコを押して行ってくれますか」
ドンッ
P「……え? なにこれなにこの量」
律子「あふぅの壊したパソコン代、あふぅの壊したデスク代、いおの壊した事務所の修繕費、その他諸々必要経費の受領書よ」
P「そうか……こんなに……壊したのかあいつら……」
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:46:20.97 ID:pBUw/YGy0
律子「ちなみに、プロデューサーと遊んで壊した分も入ってますから」
P「え」
律子「もちろん、その分はきっちり給料から天引きにしますのでそれもハンコ貰いますねー」
P「ちょ、ちょっとまて律子! また天引きされるのか俺! 割と生きていくのに精一杯なのに!?」
律子「そうね……じゃあもしこの書類全部今日中に押し終えられればダーリンって呼んであげてもいいわよ」
P「任せろ!」ダダダダダダダッ
律子「はぁ……普段からこのやる気を見せてくれればいんだけどねぇ……」
38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:48:28.75 ID:iOAAsR090
Pのサイフはそのうち律っちゃんのサイフになる
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:52:38.23 ID:pBUw/YGy0
律子「さ、私はちょっと休憩に行ってくるかな……ちっちゃーん」
ちっちゃん「……めっ!」
小鳥「ぴよぴよ~♪」スリスリ
ぴよぴよ「ぴ、ぴー!!」ジタバタ
ちっちゃん「めっ! めっ……!!」グイグイ
小鳥「止めないでちっちゃん! 私も真ちゃんみたいに引っ付いてもらいたいの!!」
ちっちゃん「めっ……めっ!」グイグイ
ぴよぴよ「ぴーーー!! ぴー……!」ジタバタ
律子「……」
律子「見なかったことにしましょ」
この日、このダメ事務員による妨害工作により全く捗らない事務作業に事務所の明かりが消えることはなかったという。
あふぅ「あふぅ……Zzz」
おわれ
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/04(月) 03:53:13.91 ID:fp4T6hZG0
おつ
引用元:真「まこちーをひたすら撫でまわして可愛がってたら」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1362326631/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1362326631/
コメント
コメント一覧
はるかさんを頭に乗せて仕事したい
律子がPにエナドリとかスタドリとか売り出しても驚かない。
雪歩に食いつくのは懐いてるんだろうなきっと
捕食対象なのかもだがw