1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 20:43:19.64 ID:SELaddHk0
メアリー・コクラン「ダーリン! 今日のお仕事もカンペキにこなしたワ!」
榊原里美「ほぇぇ……またNGを出してしまいましたぁ……」
松尾千鶴「だから言ったでしょ、私にあんな衣装似合わないって」
P「とりあえずダーリンって呼ぶのやめようか?」
メアリー「嫌よ! メアリーのダーリンはPだけなんだから!」
千鶴「不潔ですね……私の話はスルーなのかしら……ハッ、聞こえた?」
里美「ごめんなさいです~、次回挽回しますからぁ~」
P「全部聞こえてるぞ、捌けないだけだ」
千鶴「聞こえてたの……そういうことだから」
里美「ほわぁ、千鶴ちゃんが怖いですぅ~」
メアリー「怖いのはいつものことヨ!」
P「酷いこと言うなよ、千鶴の衣装は似合っててかわかったじゃないか」
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4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 20:55:06.61 ID:SELaddHk0
メアリー「水泳大会の時も思ったの」
里美「ほえ?」
メアリー「どーやったらそんな風に育つのヨ!」
里美「ふわぁ、何もしてないですぅ~」
メアリー「何もしてないでそんなに育ったっていうの!?」
里美「トレーニングとかも一切してませんよ~?」
メアリー「おかしいワ……メアリーはこんなに努力しているというのに」
里美「メアリーちゃんはこれからですよぉ」
メアリー「参考までに聞くワ、そこが大きくなり始めたのはいつくらい?」
里美「そうね~」
メアリー「ジュニアハイスクールからならメアリーもこれからネ!」
里美「う~んと、9歳くらいだった気がします~」
メアリー「夢も希望もないワ!!」
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:00:00.29 ID:SELaddHk0
里美「千鶴ちゃん、何をしているのですかぁ?」
千鶴「……学校での宿題です」
里美「おねぇさんが解いてあげます~」
千鶴「……別に……頼んでないし……」
里美「これは~……」
千鶴「そこはもう解いてあります」
里美「え~と、これはぁ~」
千鶴「そこは範囲ではありません」
里美「わかりましたぁ!」
千鶴「……何が?」
里美「千鶴ちゃん、今丁度宿題が終わったのですねぇ?」
千鶴「……はい」
里美「それじゃあ、お茶にしましょう~」
千鶴「……本当は残ってるけど……仕方ないから家でやろう……」
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:06:42.13 ID:SELaddHk0
千鶴「……」
さらさら
メアリー「チヅル! すごいワ!」
千鶴「……」
メアリー「格好いい漢字だワ! 読めないけどステキね!」
千鶴「……」
メアリー「何て書いてあるのかしら? 教えて!」
千鶴「メアリー……」
メアリー「メアリーと書いてあるの!? 嬉しいワ!」
千鶴「……いや、そうじゃな……」
メアリー「これ、ダーリンにみせてくるわね!」
千鶴「あ……」
メアリー「ダーリン! これメアリーの名前なの!」
五 月 蝿 い
P「……」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:15:17.21 ID:SELaddHk0
メアリー「なんとしてもダーリンを振り向かせるわ!」
里美「ほぇ? 振り向かせるのですかぁ?」
メアリー「そうヨ! ゆくゆくはダーリンを独り占め……ウッフフ」
里美「私も頑張ってみますぅ」
メアリー「だめヨ! 今回はメアリーが振り向かせるの!」
里美「ほわぁ……それなら次回まで我慢しますぅ」
メアリー「シカバネは拾って頂戴ね!」
里美「メアリーちゃん……」
メアリー「ダーリン!」
P「どうした?」
メアリー「Will you marry me?」
P「自分の年齢考えような」
メアリー「oh...」
里美「メアリーちゃあああああんん!!」
メアリー「メアリーが斃れても……サトミがいるワ……」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:19:58.58 ID:SELaddHk0
里美「メアリーちゃん……安らかに……」
P「どうしてそうなった」
千鶴「文字通り玉砕ね……」
里美「ではぁ、次は私ですぅ」
P「お前にアレ言われたらOKしそうなんだけど」
里美「ほわぁ……」
千鶴「……固まった……」
P「よし、伊達にこの濃い面子をまとめてるわけじゃないからな」
千鶴「……プロデューサーも、恋人とか欲しいのかな……」
P「……」
千鶴「メアリーと里美どっちを取るのかしら……」
P「どっちも取らないよ」
千鶴「どちらでもない……まさか私……? ハッ……聞こえてた?」
P「ばっちりと」
千鶴「……そういうわけではないので」
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:28:06.69 ID:SELaddHk0
千鶴「……二人とも可愛い衣装が似合う……」
メアリー「そうよ! メアリーはキュートな衣装が似合うってダーリンが教えてくれたワ!」
千鶴「プロデューサーが……?」
メアリー「チヅルも聞いてみたらいいんじゃない?」
千鶴「私は……似合う衣装が無いし……無いし……」
メアリー「ずーっとここで悩んでてもダメよ! ダーリンの所へ行くわよ!」
千鶴「私のダーリンじゃないし……」
P「それで?」
メアリー「チヅルにはどんな衣装が似合うかしら」
P「割と何でも似合うと思うけどな……色白で化粧栄えもしそうだ」
千鶴「そんな餌じゃ釣られないし……」
P「じゃあ事務所にある衣装着せてみるか」
メアリー「いいわね! そうしましょ!」
千鶴「可愛くなれるならなんでもいいし……」
メアリー「チヅル! 聞こえてるわよ!」
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:34:51.70 ID:SELaddHk0
メアリー「……眠いワ……」
里美「……陽気ですねぇ~……」
メアリー「やめて……その波長は余計眠くなるわ……」
里美「ほわぁ……どうしましょう~」
メアリー「……ダーリンが来るまで起きてるのよメアリー……」
里美「……Pさんが来るまで私も起きてますぅ……」
メアリー「……サトミの胸マクラがやわらかすぎるのが悪いのよ……」
里美「そんなぁ……それじゃあどけてください~」
メアリー「動く気力も残ってないワ……」
里美「ほぇぇ……どうしましょう……」
メアリー「もう……限界よ……」
里美「私もですぅ……」
P「只今戻りましたー」
メアリー「ダーリン!」
里美「おにいちゃん!」
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:40:16.72 ID:SELaddHk0
里美「千鶴ちゃんと一緒にお留守番ですぅ」
千鶴「メアリーは……?」
里美「Pさんと営業ですよぉ?」
千鶴「……どうして私じゃないのかしら……」
里美「……?」
千鶴「私のほうが絶対に頼りになるのに……ハッ……口に出てた?」
里美「~♪」
にこにこ
千鶴「えと……一緒にお出かけしたかったわけじゃないし……」
里美「ふんふふ~ん♪」
にこにこ
千鶴「……寂しいわけじゃないし……ないし……」
里美「かわいいですねぇ~」
千鶴「……かわいくないし……」
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:49:14.21 ID:SELaddHk0
千鶴「……」
メアリー「千鶴! 勉強を教えて欲しいの!」
千鶴「……Zzzz……」
メアリー「寝たふりなのはばれてるワ!」
千鶴「……何?」
メアリー「勉強を教えて欲しいのだわ!」
千鶴「いいけど……」
メアリー「これよ!」
千鶴「国語……」
メアリー「作者のキモチをリカイしろと言われてもわからないワ、その前に漢字が読めないの」
千鶴「……まず漢字の勉強を……」
メアリー「これをリカイしないとダーリンへのラブレターが書けないワ!」
千鶴「どうでもよくなってきた……」
メアリー「ならチヅルも書きましょ!」
千鶴「好きな人いないし……プロデューサーは好きな人じゃないし……」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 21:57:22.05 ID:SELaddHk0
メアリー「ダーリンはムネの大きい人と小さい人どちらが好きなのかしら」
里美「どっちなんでしょうねぇ~」
メアリー「試しにミズギでノーサツしてくるワ!」
里美「がんばってねぇ~」
メアリー「着替えてくるワ!」
メアリー「ダーリン! メアリーのセクシーミズギはどう!?」
P「なんでこんなところで水着になってんだ、似合ってるけど」
メアリー「そういうことじゃないのよダーリン……」
里美「Pさ~ん!」
P「里美!? うおおお……二つのジバクくんが自在に……」
メアリー「どうしてサトミまで着替えるノ!?」
里美「せっかくなのでぇ……ほわぁ、紐がほどけちゃいましたぁ!」
メアリー「ダーリン! 見てはだめよ!」
どすっ☆
P「へぁぁぁ……目がぁぁぁ! 目がぁぁぁ!」
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 22:07:51.82 ID:SELaddHk0
里美「すいませぇん……もう大丈夫ですよぉ」
P「いたたた……何も目を直接触ることはないだろう」
メアリー「ごめんなさいダーリン……でもあれを見たらダーリンは色々死んでしまうの」
P「あー……大分よくなってきた」
メアリー「ダイジョウブ? 責任を取ってメアリーが一生面倒を見てあげるワ」
里美「メアリーちゃん、それはだめですよぉ~? 私が面倒をみます~」
メアリー「譲れないわ! ダーリンは私のものよ!」
P「くだらない言い争いしないの! ……で、何で千鶴まで水着なわけ?」
千鶴「別に……私も似合ってるか知りたいとかじゃないし……」
メアリー「フン! メアリーが一番なの!」
千鶴「誰が一番水着を似合ってるか知りたいわけじゃないし……ハッ……聞こえた?」
P「千鶴も似合ってるよ」
里美「ほわぁ……またほどけそうです~、お兄ちゃん、結んでくださ……やっぱりだめです~!」
千鶴「似合ってるのは嬉しいけど……恥ずかしいし……恥ずかしいし……」
おわり
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 22:07:56.95 ID:/cFA7weg0
・ワ・<呼んだです?
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 22:09:22.17 ID:4Kv6z05C0
呼んでねーです
30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 22:13:15.19 ID:ApVFl3ah0
おつおつ
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 22:13:32.88 ID:SELaddHk0
モバマスSSもっと増えろ
SSのタイトルが思いつかないからいっそ2人称で固めようかなーって
明日誕生日を迎えるあの子のSSも書くと思うよ
それじゃあまたね
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/30(金) 22:13:33.18 ID:edJv5Jp6O
おっつおっつ☆
珍しい取り合わせで面白かった。千鶴かわいい
引用元:モバマスP「ダーリンおにいちゃん貴方」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354275799/
コメント
コメント一覧
三人で会話しながら話していく文は文章の書き方が上手い証拠だな
とても面白いです
それともクリスマスSR勢かな
何にせよ期待