1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:13:26.89 ID:IplrB7vKO
――765プロ事務所
小鳥「はい?どうしました?」チラッ
P「鍋が食べたい」
小鳥「お鍋…ですか?」
P「うん」
小鳥「じゃあ、今夜の夕食はお鍋にしましょうか」
P「やった!」
小鳥「ふふっ。プロデューサーさんったら、子どもみたい」クスクス
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3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:16:33.94 ID:IplrB7vKO
小鳥「でも、何でいきなりお鍋なんです?」
P「昨日、テレビでやってたじゃん?冬の鍋特集」
小鳥「あー、確かにプロデューサーさん、じっと見てましたねぇ」
P「うん。小鳥の作った鍋が食べたい」
小鳥「ふふっ。おだてても、何も出ませんよ?」クスクス
P「ははっ。そんなこと考えてないって」
小鳥「ふふっ。貴方の事ですから、分かりませんよ?」クスクス
P「ひどい」
4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:20:35.21 ID:IplrB7vKO
P「んっと…」チラッ
P「もうそろそろ定時だ。小鳥、帰ろう!」
小鳥「プロデューサーさん?」ジトー
P「な、なんだ?」
小鳥「ちょっと浮かれすぎです」
小鳥「ちゃんと、定時になったら、ですよ?」
P「いや、だってあと10分だし…」
小鳥「めっ!」ペチッ
P「…ごめんなさい」
小鳥「ふふっ。素直なプロデューサーさんは好きですよ?」ナデナデ
P「恥ずかしい」
アイドルたち「(´;ω;`)」
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:24:01.93 ID:IplrB7vKO
P「ん~!終わったぁ!」
小鳥「ふふっ。お疲れさまです」クスクス
P「小鳥もお疲れさま」ナデナデ
小鳥「もぅ…///」テレテレ
小鳥「皆、見てますよ?」チラッ
アイドルたち「(´;ω;`)」
P「ははっ。仕方ないさ、同じ職場で働いてるんだし」
小鳥「ばか」クスッ
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:26:47.34 ID:IplrB7vKO
――765プロ事務所前
小鳥「う~、寒い」
P「小鳥、小鳥」チョイチョイ
小鳥「?」キョトン
P「いいから、こっちゃこい」チョイチョイ
小鳥「?」トテテ
P「んっ」キュッ
小鳥「あっ…」キュッ
小鳥「ふふっ。あったかい…」
P「じゃあ、買い物行こうか」
小鳥「はぃ♪」
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:29:28.46 ID:IplrB7vKO
――スーパー
小鳥「じゃあプロデューサーさん?私は買い物してきますね」
P「手伝うことある?」
小鳥「ふふっ。そうなったら呼びますね?」
P「ん、わかった。じゃあ俺はスーパーの中ぶらぶらしてる」
小鳥「分かりました。迷子にならないでくださいね?」クスクス
P「俺は小さな子どもじゃないぞ?」
小鳥「さぁ、どうだか」クスッ
P「むぅ…」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:33:47.45 ID:IplrB7vKO
小鳥「さてと、お鍋かぁ…何がいいかしら」
小鳥「今の時期は牡蛎がいいかしら」
小鳥「…ん~」
小鳥「うん。牡蛎にしよっと」
小鳥「そうと決まれば…」キョロキョロ
「小鳥~」
小鳥「?」チラッ
P「なぁなぁ、小鳥」
小鳥「もう!お店の中でおっきな声出しちゃダメですよ?」
小鳥「めっ」ペチッ
P「ん、ごめん」
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:37:12.70 ID:IplrB7vKO
小鳥「ほんと、プロデューサーさんはギャップが激しいんですから」クスクス
P「ギャップ?」
小鳥「ふふっ。分からなければ分からないでいいんです」クスクス
小鳥(お仕事してる時のプロデューサーさんは…ふふっ…///)
小鳥「それで、どうしました?何か欲しいものでもありました?」
P「アイス買っていい?」
小鳥「ん~、食べたいんですか?」
P「うん。久しぶりに」
小鳥「ふふっ。いいですよ。私の分もお願いしますね?」
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:39:44.60 ID:IplrB7vKO
P「何味がいい?あ、イチゴは俺のね」
小鳥「はいはい」クスクス
小鳥「じゃあ、バニラをお願いします」
P「了解!じゃあ行ってくる」スタスタスタ
小鳥「ふふっ。ほんと、子どもみたい」クスッ
小鳥「っとと。私も買い物、買い物っと」
―――
――
―
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:42:44.05 ID:IplrB7vKO
――二人の家
P「ただいまー」
小鳥「ただいまー」
――ガチャッ
P「…」
小鳥「?」
小鳥「どうしました?」
P「あれ、やってないなって」
小鳥「あぁ、確かに!ふふっ。やりたいんですか?」クスクス
P「ま、まぁ…一緒に住んでるんだし?」
小鳥「ふふっ」
P「///」
小鳥「おかえりなさい」ナデナデ
P「…」
P「ただいま」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:45:31.20 ID:IplrB7vKO
小鳥「さてと、じゃあ私はご飯の用意しちゃいますね?プロdんっ…」チュッ
小鳥「プロデューサーさん?」
P「名前」
小鳥「えっ?」
P「今は、二人きりだからさ。名前で、呼んでほしいな」
小鳥「…ふふっ」
小鳥「Pさん」
24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:47:27.57 ID:IplrB7vKO
P「じゃあ俺は、風呂にでも入ってくるよ」
小鳥「分かりました。じゃあ私はご飯の用意しちゃいますね」
P「楽しみにしてる」
小鳥「ふふっ。分かりました」
―――
――
―
小鳥「お鍋なんて、久しぶり…」
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:49:40.74 ID:IplrB7vKO
小鳥「うん。こうやって、誰かの為にご飯を作れるって…」
小鳥「やっぱり幸せ」
小鳥「…すき」
小鳥「…」
小鳥「ふふっ。私も、浮かれちゃってるかな?」
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:52:47.14 ID:IplrB7vKO
―――
――
―
P「ことりー、はやくはやく」
小鳥「はいはい。Pさん?お皿、並べ終わりました?」
P「もちろん!」
小鳥「はい。じゃあ熱いですからね?やけどしないように気を付けてくださいよ?」
P「お~、牡蛎かぁ。さすが小鳥。俺の好みを分かっていらっしゃる」
小鳥「ほんと、口ばっか」クスクス
P「本当なんだけどなぁ…」
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:56:06.54 ID:IplrB7vKO
小鳥「はい、じゃあ食べましょうか」
P「いただきます!」
小鳥「はい、めしあがれ」クスッ
P「はふっ、はふはふ。あちぃっ!」
小鳥「ほら、言わんこっちゃない…」
P「熱い…」
小鳥「もー!慌てて食べるからですよ?」
小鳥「ふー、ふー」
P「小鳥?」
小鳥「はい、Pさん?あ~ん」
P「いや、さすがに…」
小鳥「あら?いらないんですか?またやけどしちゃうかもですよ?」
P「…あ~ん」
小鳥「♪」
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:59:01.40 ID:IplrB7vKO
―――
――
―
P「ごちそうさま様でした!」
小鳥「はい。お粗末さまでした」クスクス
P「あぁ…美味かった…」
小鳥「たまにはお鍋もいいですね。私も食べ過ぎちゃいました…」
P「…」ギュッ
小鳥「Pさん?」
P「はぁ…落ち着く…」
小鳥「ふふっ。いきなり抱き着いてくるなんて、珍しいですね」ナデナデ
P「まぁ、たまには?」
小鳥「ふふっ」ナデナデ
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:03:36.80 ID:hqLyKnq40
小鳥さんってマジで素敵な女性ピヨ
のまけ聞くとピヨちゃんの妄想が捗る
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:04:14.37 ID:IplrB7vKO
―――
――
―
と、まぁこんな毎日を私たちは過ごしています。
「小鳥!いま動いたぞ!」
…ふふっ。どうやら、今度はもっと騒がしくなる様です。
おわり
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:05:13.58 ID:IplrB7vKO
はい。ここまでありがとうございました
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] :2012/12/12(水) 01:06:03.85 ID:wVTJTQtWP
久々に見た乙
引用元:P「なぁなぁ、小鳥」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355238806/
コメント
コメント一覧
まさに正妻…、破壊力がヤバイなあ。
そそろめ目を覚ますべきだと思うな
やはり擬音はほどほどが吉
もう少ししっかりしてくれw