1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:29:35.29 ID:6kK4Zp8Lo
P「なぁ、今ちょっと良いか?」
響「…うん?」
響「…自分?」
P「そうそう」
響「……」
響「良いけど…」
P「ん?どうした?」
P「歯切れが悪いけど…忙しかったか?」
響「そういうわけじゃなくて…」
響「うー…なんて言えばいいのかなー…」
響「プロデューサー、なんかいつもと違う感じがするというか…」
響「モヤモヤってするっ!」
P「……」
P「(俺もその気持ちわかるぞ、響)」
P「(お前の名前を呼ばずに会話してる自分にモヤモヤする)」
響「…うん?」
響「…自分?」
P「そうそう」
響「……」
響「良いけど…」
P「ん?どうした?」
P「歯切れが悪いけど…忙しかったか?」
響「そういうわけじゃなくて…」
響「うー…なんて言えばいいのかなー…」
響「プロデューサー、なんかいつもと違う感じがするというか…」
響「モヤモヤってするっ!」
P「……」
P「(俺もその気持ちわかるぞ、響)」
P「(お前の名前を呼ばずに会話してる自分にモヤモヤする)」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:30:53.94 ID:6kK4Zp8Lo
響「なんというか…やだっ!」
P「やだって酷いな…」
響「う、ご、ごめん…」
響「うー……」
響「だってぇ…」
P「…俺、お前に何かしたか?」
響「してない…と思う…」
響「なんなんだろう、これ…」
響「なぁ…プロデューサー…?」
P「うん?」
響「じ、自分…どこかおかしくなっちゃったのかな…!?」
響「プロデューサーに呼ばれてから、ずっとよくわかんないモヤモヤが消えないんだよ…」
響「こんなの…どうしたらいいかわかんない…」
P「……」
P「(やばい…今にも響が泣きそうだ…)」
P「やだって酷いな…」
響「う、ご、ごめん…」
響「うー……」
響「だってぇ…」
P「…俺、お前に何かしたか?」
響「してない…と思う…」
響「なんなんだろう、これ…」
響「なぁ…プロデューサー…?」
P「うん?」
響「じ、自分…どこかおかしくなっちゃったのかな…!?」
響「プロデューサーに呼ばれてから、ずっとよくわかんないモヤモヤが消えないんだよ…」
響「こんなの…どうしたらいいかわかんない…」
P「……」
P「(やばい…今にも響が泣きそうだ…)」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:31:50.99 ID:6kK4Zp8Lo
響「うぅ…」
P「……」
P「…なぁ、響?」
響「…なぁに?」
響「……」
響「…あれっ?」
P「ん?」
響「なんか今、モヤモヤが無くなったような…」
P「お前の勘違いだったんじゃないのか?」
響「むっ!そんなこと…!」
響「……」
響「…あ、またモヤっときた」
P「響」
響「お、スッキリ!」
P「コロコロ変わるなお前」
響「モヤっ…」
P「(面白い)」
P「……」
P「…なぁ、響?」
響「…なぁに?」
響「……」
響「…あれっ?」
P「ん?」
響「なんか今、モヤモヤが無くなったような…」
P「お前の勘違いだったんじゃないのか?」
響「むっ!そんなこと…!」
響「……」
響「…あ、またモヤっときた」
P「響」
響「お、スッキリ!」
P「コロコロ変わるなお前」
響「モヤっ…」
P「(面白い)」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:32:48.31 ID:6kK4Zp8Lo
響「…あっ」
P「お、今度はどうした?」
響「ところでプロデューサーは自分になんの用だったの?」
P「あぁ、大したことではないんだ」
P「ちょっと響の声が聞きたくなっただけでな」
響「それだけ?」
P「それだけ」
響「……」
響「…えっへへー♪」
響「しょうがないから寂しんぼのプロデューサーの相手を自分がしてあげるっ!」
響「なんせ自分は完璧だからなっ!」
P「ところでお前、モヤモヤ治ったのか?」
響「またモヤってきたぞ…」
P「(お詫びにあとで頭でも撫でてやろう)」
P「お、今度はどうした?」
響「ところでプロデューサーは自分になんの用だったの?」
P「あぁ、大したことではないんだ」
P「ちょっと響の声が聞きたくなっただけでな」
響「それだけ?」
P「それだけ」
響「……」
響「…えっへへー♪」
響「しょうがないから寂しんぼのプロデューサーの相手を自分がしてあげるっ!」
響「なんせ自分は完璧だからなっ!」
P「ところでお前、モヤモヤ治ったのか?」
響「またモヤってきたぞ…」
P「(お詫びにあとで頭でも撫でてやろう)」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:33:59.05 ID:6kK4Zp8Lo
別の日
ガチャ…
伊織「お疲れさま」
P「おう、お疲れ」
伊織「あれ?アンタだけなの?小鳥すらいないじゃない」
P「音無さんだったら仮眠室で寝てるぞ」
P「寝不足なんだってさ」
伊織「…寝不足な理由はどうせしょーもない理由でしょうね」
P「ははっ、違いないな」
P「まぁ、座ってろよ」
P「今、飲み物でも入れてくるから」
伊織「あら、気が利くじゃないの」
伊織「この伊織ちゃんが一度だけ認めただけはあるじゃないっ♪」
P「お、今日はやけに素直な…」
P「…一度だけ?」
伊織「にひひっ♪細かいことは気にしないの♪」
P「全くお前は…」
伊織「……」
伊織「…えっと」
ガチャ…
伊織「お疲れさま」
P「おう、お疲れ」
伊織「あれ?アンタだけなの?小鳥すらいないじゃない」
P「音無さんだったら仮眠室で寝てるぞ」
P「寝不足なんだってさ」
伊織「…寝不足な理由はどうせしょーもない理由でしょうね」
P「ははっ、違いないな」
P「まぁ、座ってろよ」
P「今、飲み物でも入れてくるから」
伊織「あら、気が利くじゃないの」
伊織「この伊織ちゃんが一度だけ認めただけはあるじゃないっ♪」
P「お、今日はやけに素直な…」
P「…一度だけ?」
伊織「にひひっ♪細かいことは気にしないの♪」
P「全くお前は…」
伊織「……」
伊織「…えっと」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:34:45.72 ID:6kK4Zp8Lo
P「ん?オレンジジュースでいいんだよな?」
P「それとも他に何か飲みたいものでもあったか?」
伊織「べ、別に飲み物はなんでもいいの…」
伊織「その…」
P「…?」
P「どうした?珍しく歯切れが悪いな?」
伊織「……」
P「…言いづらいことなら無理に言わなくていいぞ」
P「とは言っても、俺はプロデューサーとか関係無しにお前の問題に向き合ってやりたいんだが…」
伊織「プロデューサー…」
P「…って、すまん」
P「こんなこと言ったら逆にプレッシャーになっちゃうよな…」
伊織「そ、そんなことないわよっ!」
伊織「むしろ…ありがとう…」
P「…素直過ぎて偽物に見えてきた」
伊織「はったおすわよ?」
P「それとも他に何か飲みたいものでもあったか?」
伊織「べ、別に飲み物はなんでもいいの…」
伊織「その…」
P「…?」
P「どうした?珍しく歯切れが悪いな?」
伊織「……」
P「…言いづらいことなら無理に言わなくていいぞ」
P「とは言っても、俺はプロデューサーとか関係無しにお前の問題に向き合ってやりたいんだが…」
伊織「プロデューサー…」
P「…って、すまん」
P「こんなこと言ったら逆にプレッシャーになっちゃうよな…」
伊織「そ、そんなことないわよっ!」
伊織「むしろ…ありがとう…」
P「…素直過ぎて偽物に見えてきた」
伊織「はったおすわよ?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:35:44.81 ID:6kK4Zp8Lo
伊織「全く…アンタって人は…」
P「すまんすまん」
P「とりあえず、まずはなにか飲むか?」
伊織「そうしようかしら…」
伊織「いやでも…」
P「……」
P「…伊織?」
伊織「……」
P「……」
P「(あれ?)」
伊織「…私から言ったら負けだと思ってるんだけど?」
P「…なにが?」
伊織「なにが?じゃないわよっ!!」
P「!?」
P「すまんすまん」
P「とりあえず、まずはなにか飲むか?」
伊織「そうしようかしら…」
伊織「いやでも…」
P「……」
P「…伊織?」
伊織「……」
P「……」
P「(あれ?)」
伊織「…私から言ったら負けだと思ってるんだけど?」
P「…なにが?」
伊織「なにが?じゃないわよっ!!」
P「!?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:36:50.45 ID:6kK4Zp8Lo
伊織「今、私の中にあるこのモヤモヤ…」
伊織「アンタにはわかってるでしょ!?」
P「い、伊織…少し落ち着けって…」
伊織「違うっ!」
P「!?」
ガチャ…
美希「…あれ?ハニーとでこちゃんだけなの?」
伊織「でこちゃん言うなっ!!」
美希「!?」
P「そんな怒鳴って言ってやるなって…」
P「美希がかわいそうだろ?」
伊織「だってぇ…!!」
伊織「せっかく…せっかくアンタと二人きりなのに…!!」
P「……」
P「…!!」
伊織「アンタにはわかってるでしょ!?」
P「い、伊織…少し落ち着けって…」
伊織「違うっ!」
P「!?」
ガチャ…
美希「…あれ?ハニーとでこちゃんだけなの?」
伊織「でこちゃん言うなっ!!」
美希「!?」
P「そんな怒鳴って言ってやるなって…」
P「美希がかわいそうだろ?」
伊織「だってぇ…!!」
伊織「せっかく…せっかくアンタと二人きりなのに…!!」
P「……」
P「…!!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:37:52.38 ID:6kK4Zp8Lo
P「そっか…そうだよな…」
P「こうやって二人で話すのって久々だもんな…」
伊織「…そうよ」
伊織「私が…どれだけ…」
美希「……」
美希「…はっ!?」
美希「なんかハニーとでこちゃんが良い雰囲気!」
美希「でこちゃんの大声にビックリしてる場合じゃなかったのっ!」
美希「ダメなの!ミキというものがありながら…!!」
P「ごめんな」
伊織「……」
伊織「やっとわかったみたいね…」
伊織「本当にアンタはもう…」
美希「浮気は…!!」
P「こうやって二人で話すのって久々だもんな…」
伊織「…そうよ」
伊織「私が…どれだけ…」
美希「……」
美希「…はっ!?」
美希「なんかハニーとでこちゃんが良い雰囲気!」
美希「でこちゃんの大声にビックリしてる場合じゃなかったのっ!」
美希「ダメなの!ミキというものがありながら…!!」
P「ごめんな」
伊織「……」
伊織「やっとわかったみたいね…」
伊織「本当にアンタはもう…」
美希「浮気は…!!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:39:06.59 ID:6kK4Zp8Lo
P「いおりん」
伊織「いおりん言わないの♪」
P「こっちかぁ」
伊織「当たり前じゃないの」
美希「あ、これ勝てない世界線なの」
響「つまりどういうことなんだ?」
伊織「いおりん言わないの♪」
P「こっちかぁ」
伊織「当たり前じゃないの」
美希「あ、これ勝てない世界線なの」
響「つまりどういうことなんだ?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/11(火) 04:39:43.23 ID:6kK4Zp8Lo
おわり
久々に言わせたかった
ただそれだけなの
久々に言わせたかった
ただそれだけなの
関連スレ
P「いおりん」伊織「いおりん言わないの」
P「疲れた時でも」伊織「いおりん言わないの」
転載元:P「相手の名前を呼ばずに会話をしてみるとどうなるか」
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いおりんいおりん
何も知らないと違和感凄そう