3: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:17:04 ID:XDF
~7年前 とあるお屋敷~
少女「納得がいきませんわっ!どうして一人で買い物に行くことすら、認められないのですの!?」
執事長「お、お嬢様、落ち着いてください!貴方は櫻井財閥の一人娘…その身に何かあれば、大変なことになるのですよ!買い物なら、後日、お付きの者を付けて行かれればよろしいではありませんか」
少女「わたくし、もうコドモじゃありません!!買い物くらい…ひとりで行けますっ」
執事長「なりません!…さぁっ、自室にお戻りください。1時から、勉学担当の教師がお見えになりますので…」
少女「……わかりましたわ」スタスタ
執事長「ほっ、ようやく納得していただけましたか…全く…お嬢様の気まぐれには困ったものです」ヤレヤレ
少女「納得がいきませんわっ!どうして一人で買い物に行くことすら、認められないのですの!?」
執事長「お、お嬢様、落ち着いてください!貴方は櫻井財閥の一人娘…その身に何かあれば、大変なことになるのですよ!買い物なら、後日、お付きの者を付けて行かれればよろしいではありませんか」
少女「わたくし、もうコドモじゃありません!!買い物くらい…ひとりで行けますっ」
執事長「なりません!…さぁっ、自室にお戻りください。1時から、勉学担当の教師がお見えになりますので…」
少女「……わかりましたわ」スタスタ
執事長「ほっ、ようやく納得していただけましたか…全く…お嬢様の気まぐれには困ったものです」ヤレヤレ
関連スレ
モバP「未来のお嫁さん?」響子「はい!」
モバP「懐かしのお隣さん」美穂「お、お兄さん!?」
モバP「僕は魔法使い」卯月「私がシンデレラ?」
モバP「癒しの休日」ゆかり「ふふっ…♪」
モバP「白詰草に想いを込めて」智絵里「見捨てないで…!」
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4: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:18:01 ID:XDF
少女「………執事長…なんでも貴方の思い通りになるとは思わないことです…」ボソッ
少女(わたくしには…今日、行かなければならない理由があるのですわっ!!)
5: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:18:59 ID:XDF
部下「執事長!!お嬢様が失踪されましたっ!!!」バタンっ!
執事長「な、なにぃぃっ!!!」ガタッ
6: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:20:14 ID:XDF
~346プロ 第3芸能課~
同僚P「ないないないないないっ!!!1週間かけて仕上げた報告書がないっ!!!」バタバタ
梨沙「だからあれほど言ったじゃないっ!デスクの上は毎日しっかり整理整頓するべきだって!!!」ガサゴソ
晴「おい、プロデューサー…そんなの後で探せばいいだろ?早く遊びにいこうぜ~もう待ちくたびれちまったよ」
同僚P「す、すまん…一緒にサッカーする約束だったもんな。オレもずっと楽しみにしていたから…もうすこ~しだけ、待っててくれよな」バタバタ
晴「ま、まあっ!ちゃんと約束守ってくれるなら、べ、別にいいけどよっ///」
同僚P「ないないないないないっ!!!1週間かけて仕上げた報告書がないっ!!!」バタバタ
梨沙「だからあれほど言ったじゃないっ!デスクの上は毎日しっかり整理整頓するべきだって!!!」ガサゴソ
晴「おい、プロデューサー…そんなの後で探せばいいだろ?早く遊びにいこうぜ~もう待ちくたびれちまったよ」
同僚P「す、すまん…一緒にサッカーする約束だったもんな。オレもずっと楽しみにしていたから…もうすこ~しだけ、待っててくれよな」バタバタ
晴「ま、まあっ!ちゃんと約束守ってくれるなら、べ、別にいいけどよっ///」
7: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:21:39 ID:XDF
梨沙「…は?晴、プロデューサーは今日、アタシのショッピングに付き合う予定なのよ?なんで、アンタとコイツが一緒に遊ぶことになってるのよ」ピタッ
晴「…は?」
梨沙「………」
晴「………」
同僚P「どこいっちまったんだ~オレの報告書~!」
梨沙 晴「「プロデューサーっっっ!!!」」
同僚P「ギャッ!!な、なんだお前ら!いきなり大声出すなよ!」キーン
梨沙「ちょっとアンタ!今日は1日アタシの荷物持ちになる約束でしょっ!!何考えているのよっ!!!」
同僚P「え?たしか後日お父さんと行く予定だったんじゃ…別に無理してオレと今日行く必要なんてないだろ」
梨沙「パ、パパはアンタと違って暇人じゃないのっ!アンタはアタシについて来てればいいのよっ!!」
晴「…まっ、プロデューサーはぁ?オレと遊ぶの、楽しみにしてたみたいだしぃ?今日の所は諦めることだな」フフン
梨沙「」イラッ
晴「…は?」
梨沙「………」
晴「………」
同僚P「どこいっちまったんだ~オレの報告書~!」
梨沙 晴「「プロデューサーっっっ!!!」」
同僚P「ギャッ!!な、なんだお前ら!いきなり大声出すなよ!」キーン
梨沙「ちょっとアンタ!今日は1日アタシの荷物持ちになる約束でしょっ!!何考えているのよっ!!!」
同僚P「え?たしか後日お父さんと行く予定だったんじゃ…別に無理してオレと今日行く必要なんてないだろ」
梨沙「パ、パパはアンタと違って暇人じゃないのっ!アンタはアタシについて来てればいいのよっ!!」
晴「…まっ、プロデューサーはぁ?オレと遊ぶの、楽しみにしてたみたいだしぃ?今日の所は諦めることだな」フフン
梨沙「」イラッ
8: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:22:36 ID:XDF
梨沙「……冗談じゃないわよ…なんのために、気合い入れてお洒落してきたと思ってるのよ…」ボソッ
同僚P「ん?なんか言ったか?」
梨沙「うっさい!バカ!」ゲシッ
同僚P「あいたっ!な、なにしやがる!」
梨沙「クズ!たらし!二股男!」
同僚P「ひ、ひでぇ…小春ぅ~梨沙のヤツが虐めてくるよ~」ウエ~ン
小春「よしよし~プロデューサーさんのことは、小春が慰めてあげますからね~」ナデナデ
同僚P「ううっ、小春すき」
同僚P「ん?なんか言ったか?」
梨沙「うっさい!バカ!」ゲシッ
同僚P「あいたっ!な、なにしやがる!」
梨沙「クズ!たらし!二股男!」
同僚P「ひ、ひでぇ…小春ぅ~梨沙のヤツが虐めてくるよ~」ウエ~ン
小春「よしよし~プロデューサーさんのことは、小春が慰めてあげますからね~」ナデナデ
同僚P「ううっ、小春すき」
9: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:24:00 ID:XDF
小春「」チラッ
梨沙「な、なによ…」タジッ
小春「…ふふっ」
梨沙「!こ、小春…アンタ…!」
同僚P「小春~」
梨沙「バッ、バッカじゃないのっ!このヘンタイ!ロ○コン!」
同僚P「はぁ!?オレはロ○コンじゃねえっ!」クワッ
晴(ヘンタイは否定しないのか…)
梨沙「うっさい!童○!」
同僚P「どどどど童○ちゃうわ!」
小春「えっ……違うん…ですか…?」
同僚P「ぐっ……う、嘘です!すべて嘘ですっ!見栄張ってすいませんっ!!」
小春「……よかったぁ………やっぱり、プロデューサーさんには小春がいなくちゃダメですね~」ナデナデ
同僚P「こ、小春ぅ~すき!」
梨沙「~~~っ!」ワナワナ
晴「…………プロデューサーのバカ」ボソッ
梨沙「な、なによ…」タジッ
小春「…ふふっ」
梨沙「!こ、小春…アンタ…!」
同僚P「小春~」
梨沙「バッ、バッカじゃないのっ!このヘンタイ!ロ○コン!」
同僚P「はぁ!?オレはロ○コンじゃねえっ!」クワッ
晴(ヘンタイは否定しないのか…)
梨沙「うっさい!童○!」
同僚P「どどどど童○ちゃうわ!」
小春「えっ……違うん…ですか…?」
同僚P「ぐっ……う、嘘です!すべて嘘ですっ!見栄張ってすいませんっ!!」
小春「……よかったぁ………やっぱり、プロデューサーさんには小春がいなくちゃダメですね~」ナデナデ
同僚P「こ、小春ぅ~すき!」
梨沙「~~~っ!」ワナワナ
晴「…………プロデューサーのバカ」ボソッ
10: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:24:59 ID:XDF
P「…お向かいさんは大変そうだなぁ」
千枝「プロデューサーさんっ!千枝、今日もレッスン、頑張りましたっ。だ、だから…そのぉ…」もじもじ
P「おおっ~!そうかそうか!千枝は立派だな~よしよし」ナデナデ
千枝「えへへ…♪プロデューサーさん…///」
薫「せんせぇ!かおるもかおるもー!」ワクワク
P「ああっ!薫もちゃ~んとレッスン頑張ってて、偉いぞ~」ナデナデ
薫「えへー、ありがとうございまー!」
11: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:25:47 ID:XDF
千枝と薫をプロデュースし始めて数ヶ月、第3芸能課にも所属プロデューサーやアイドルが増えてきた。
同僚Pさんなんか、俺よりも後に入社したのにも関わらず、3人ものアイドルをプロデュースしていた。
同僚Pさんなんか、俺よりも後に入社したのにも関わらず、3人ものアイドルをプロデュースしていた。
12: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:26:59 ID:XDF
P(千枝や薫は立派にアイドルやれているし、俺自身、最近はプロデュース業にも慣れてきた……そろそろ担当アイドルを増やすべきかもな)
13: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:28:22 ID:XDF
~街中~
P「とは言うものの、そう簡単には見つからないよな~トップアイドルの卵…」
俺はスカウトのため、街へと出ていた。
街中を歩けば、かわいいと思える女の子自体はそこそこ見かける…だが…
P「な~んか、ティンと来ないんだよな…」
こうして探し回っていると、千枝と薫、二人に出会えたことがいかに幸運だったかがよく分かる。
P「う~ん、今日はここまでにするか……ん?」
P「とは言うものの、そう簡単には見つからないよな~トップアイドルの卵…」
俺はスカウトのため、街へと出ていた。
街中を歩けば、かわいいと思える女の子自体はそこそこ見かける…だが…
P「な~んか、ティンと来ないんだよな…」
こうして探し回っていると、千枝と薫、二人に出会えたことがいかに幸運だったかがよく分かる。
P「う~ん、今日はここまでにするか……ん?」
14: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:30:22 ID:XDF
事務所に戻ろうと思い、進む方角を変えたところ、街の案内掲示板の前でウロウロしている女の子を見つけた。迷子だろうか?
しばらく見つめていると、女の子が俺の視線に気が付いたようで、こちらに振り向き、話しかけてきた。
少女「アナタ…。わたくしを見る目つきが普通の人のソレと違いましてよ。いったいナニを考えていらしたの?教えてくださる?」
P「い、いや、もしかして道に迷っているのかなぁ~と思って…良かったら道案内でもしようか?」
少女「け、結構ですっ、わたくし、もうオトナですので!行き先くらい…自分で調べられますっ」フンッ!
P「そ、そっか」
助けを必要としていない子に親切の押し売りをするのは良くない…ここは大人しく去ることにしよう
少女「ま、まぁ?どうしてもアナタが、わたくしの道案内をしたいとおっしゃるのなら?別に構いませんけど…?」チラッ
P「邪魔して悪かったね…それじゃ」スタスタ
少女「ちょっ、お待ちになってっ!?」ギュッ
P「うわっ!な、何!?急に引っ張ったりして…?」
少女「わ、わたくしが道案内を許可すると、言っておりますのよ!それを無視なさるなんて…あんまりでありませんこと!?」アセアセ
P「え?いや、だって自分で調べられるって…」
少女「~~~~っ」プルプル
P「わ、わかったわかった!道案内してあげるから…そんな泣かないで…はい、ハンカチ」スッ
少女「な、泣いてなど…おりませんわっ…」グスッ
しばらく見つめていると、女の子が俺の視線に気が付いたようで、こちらに振り向き、話しかけてきた。
少女「アナタ…。わたくしを見る目つきが普通の人のソレと違いましてよ。いったいナニを考えていらしたの?教えてくださる?」
P「い、いや、もしかして道に迷っているのかなぁ~と思って…良かったら道案内でもしようか?」
少女「け、結構ですっ、わたくし、もうオトナですので!行き先くらい…自分で調べられますっ」フンッ!
P「そ、そっか」
助けを必要としていない子に親切の押し売りをするのは良くない…ここは大人しく去ることにしよう
少女「ま、まぁ?どうしてもアナタが、わたくしの道案内をしたいとおっしゃるのなら?別に構いませんけど…?」チラッ
P「邪魔して悪かったね…それじゃ」スタスタ
少女「ちょっ、お待ちになってっ!?」ギュッ
P「うわっ!な、何!?急に引っ張ったりして…?」
少女「わ、わたくしが道案内を許可すると、言っておりますのよ!それを無視なさるなんて…あんまりでありませんこと!?」アセアセ
P「え?いや、だって自分で調べられるって…」
少女「~~~~っ」プルプル
P「わ、わかったわかった!道案内してあげるから…そんな泣かないで…はい、ハンカチ」スッ
少女「な、泣いてなど…おりませんわっ…」グスッ
15: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:31:28 ID:XDF
こうして、俺は少女の道案内を任されることになった。名前は桃華ちゃん…というらしい。
彼女の話によると、どうやら母親の誕生日プレゼントを買うために、綺麗な花を売っていることで有名な、とある花屋に向かっていたそうだ。
だが、途中で道に迷ってしまい、困っていたとか。
彼女の話によると、どうやら母親の誕生日プレゼントを買うために、綺麗な花を売っていることで有名な、とある花屋に向かっていたそうだ。
だが、途中で道に迷ってしまい、困っていたとか。
16: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:32:13 ID:XDF
P「まったく…それなら、最初から素直に言えばよかったのに」
桃華「だ、だって…恥ずかしいではありませんか…家の者に、一人で買いにいけると啖呵を切ったにも関わらず、結局は人を頼ってしまうだなんて…」シュン
P(…この子…)
P「…そんなことないよ」
桃華「え…?」
P「だって、桃華ちゃんは、お母さんのことを想って、ここまで来たんだろ?今まで、したこともなかった電車の乗り換えまでして」
桃華「え、ええ」
P「誰だって、初めてのことをやると決める時は、勇気がいるものさ。桃華ちゃんは、その壁を自分の力で乗り越えたんだ…なにも恥ずかしくなんてないよ」
桃華「そ、そうでしょうか…」カアァ
P「ああっ!俺が保証する!」ニッ
桃華「!」ドキッ
桃華(す、素敵な笑顔をなさる殿方ですのね…)ドキドキ
P「え~と、たしか花屋…だったよな、桃華ちゃん?」
桃華「…桃華」
P「へ?」
桃華「ちゃんづけは必要ありません。桃華、とお呼びください。そのほうが…わたくしも嬉しいですわ」ニコッ
P「!そっか、うん。わかったよ。桃華」ティン!
桃華「///」
桃華「だ、だって…恥ずかしいではありませんか…家の者に、一人で買いにいけると啖呵を切ったにも関わらず、結局は人を頼ってしまうだなんて…」シュン
P(…この子…)
P「…そんなことないよ」
桃華「え…?」
P「だって、桃華ちゃんは、お母さんのことを想って、ここまで来たんだろ?今まで、したこともなかった電車の乗り換えまでして」
桃華「え、ええ」
P「誰だって、初めてのことをやると決める時は、勇気がいるものさ。桃華ちゃんは、その壁を自分の力で乗り越えたんだ…なにも恥ずかしくなんてないよ」
桃華「そ、そうでしょうか…」カアァ
P「ああっ!俺が保証する!」ニッ
桃華「!」ドキッ
桃華(す、素敵な笑顔をなさる殿方ですのね…)ドキドキ
P「え~と、たしか花屋…だったよな、桃華ちゃん?」
桃華「…桃華」
P「へ?」
桃華「ちゃんづけは必要ありません。桃華、とお呼びください。そのほうが…わたくしも嬉しいですわ」ニコッ
P「!そっか、うん。わかったよ。桃華」ティン!
桃華「///」
17: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:33:01 ID:XDF
桃華「まぁ、Pちゃまはアイドルのプロデューサーをなさっているのですね」
P「ああ、346プロダクションって所なんだけど…知ってるか?」ハイ メイシ
桃華「ああ…美城さんの…勿論知っておりますわ。美城さんには、よくお世話になったとお父様が言っておりましたので」コレハゴテイネイニドウモ
P「そ、そうか…」
P(お父様…?なんとなく育ちのいい子だな~って思っていたけど…もしかして、かなりいい所のお嬢様なんじゃ…こりゃあ、スカウト難しそうだぞ…!)
桃華「Pちゃま?聞いておりまして?」
P「え?あっ、悪い!少し考え事してた」
桃華「もうっ、Pちゃまったら、レディの話は最後までしっかりと聞くものですわよ?」プリプリ
P「ハハハ…ゴメンナサイ…で、なんだって?」
桃華「ですから…アイドルというのは、どういった方がなられるのですか?」
18: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:34:00 ID:XDF
P「アイドルか?そうだな……可愛かったり、綺麗だったりするのは勿論のことだけど、それだけじゃアイドルにはなれないと思う」
P「ファンの皆に笑顔を届けたい、自分の可愛さを全世界に知らしめたい……何かしらの強い意志も持った子こそ、アイドルに相応しい…俺はそう思っているよ。ま、新人プロデューサーの戯言だけどな」
桃華「なるほど…Pちゃまも、アイドルのプロデュースをしていらっしゃるの?」
P「もちろん!佐々木千枝、龍崎薫って子達なんだけどな?二人ともすっごく可愛いんだ!きっと、将来はトップアイドルだな!」
桃華「そうですの…」
桃華(Pちゃまったら、まるで夢見るコドモみたいに目をキラキラさせて……アイドル…)
桃華「あ、あの、Pちゃま?」
P「ん?」
桃華「も、もし…わたくしがアイドルになりたいと言ったら、Pちゃまは・・・」
P「ファンの皆に笑顔を届けたい、自分の可愛さを全世界に知らしめたい……何かしらの強い意志も持った子こそ、アイドルに相応しい…俺はそう思っているよ。ま、新人プロデューサーの戯言だけどな」
桃華「なるほど…Pちゃまも、アイドルのプロデュースをしていらっしゃるの?」
P「もちろん!佐々木千枝、龍崎薫って子達なんだけどな?二人ともすっごく可愛いんだ!きっと、将来はトップアイドルだな!」
桃華「そうですの…」
桃華(Pちゃまったら、まるで夢見るコドモみたいに目をキラキラさせて……アイドル…)
桃華「あ、あの、Pちゃま?」
P「ん?」
桃華「も、もし…わたくしがアイドルになりたいと言ったら、Pちゃまは・・・」
19: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:35:14 ID:XDF
「見つけたぞ!!」
桃華「!」ビクッ
P「え?」
声が聞こえた方へ顔を向ける、そこにはサングラスをかけた怪しい黒服の男達が立っていた。
黒服1「こちら1、目標をエリアBにて発見」ピー
P「誰なんだ、アンタらいったい?」
黒服2「答える必要はない」
P「桃華…知り合いか?」
桃華「……っ」ギュッ
P「――」
桃華…?
桃華「!」ビクッ
P「え?」
声が聞こえた方へ顔を向ける、そこにはサングラスをかけた怪しい黒服の男達が立っていた。
黒服1「こちら1、目標をエリアBにて発見」ピー
P「誰なんだ、アンタらいったい?」
黒服2「答える必要はない」
P「桃華…知り合いか?」
桃華「……っ」ギュッ
P「――」
桃華…?
20: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:37:03 ID:XDF
黒服1「了解。直ちに目標を確保する」ピー
P「待て」ザッ
桃華「P…ちゃま…?」
黒服1「…貴様は目標には含まれていない。速やかにそこをどけ」
P「それはできない。この子と約束したからな、無事に送り届けるって」
桃華「P、Pちゃま…///」ギュッ
相手は2人…か、俺一人ならなんとでもなりそうだが、後ろには桃華が…どうしたもんか…
黒服2「…なら仕方がない、力づくで排除させてもらう」ガチャッ
P「げっ!」
P(こいつ等…!なんてモノ持ち歩いているんだ…!)
黒服1「最終警告だ。速やかにそこをどけ」
P「……嫌だといったら?」
黒服2「無論、力づくで」グッ
P「――っ」
ならっ…!
P「待て」ザッ
桃華「P…ちゃま…?」
黒服1「…貴様は目標には含まれていない。速やかにそこをどけ」
P「それはできない。この子と約束したからな、無事に送り届けるって」
桃華「P、Pちゃま…///」ギュッ
相手は2人…か、俺一人ならなんとでもなりそうだが、後ろには桃華が…どうしたもんか…
黒服2「…なら仕方がない、力づくで排除させてもらう」ガチャッ
P「げっ!」
P(こいつ等…!なんてモノ持ち歩いているんだ…!)
黒服1「最終警告だ。速やかにそこをどけ」
P「……嫌だといったら?」
黒服2「無論、力づくで」グッ
P「――っ」
ならっ…!
21: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:38:03 ID:XDF
P「あぁーーー!あんな所にウサミン星人が!?」ビシッ
黒服2「えっ!?マジで!?どこどこ!?」キョロキョロ
P「いくぞっ…!」ガバッ ダッ
桃華「きゃっ…!P、Pちゃま…!?」
桃華(殿方にお姫様抱っこされるなんて…ハ、ハジメテですわ///)
黒服1「バカ野郎っ!!こんな所にウサミンがいるわけ――」
黒服2「えっ!?マジで!?どこどこ!?」キョロキョロ
P「いくぞっ…!」ガバッ ダッ
桃華「きゃっ…!P、Pちゃま…!?」
桃華(殿方にお姫様抱っこされるなんて…ハ、ハジメテですわ///)
黒服1「バカ野郎っ!!こんな所にウサミンがいるわけ――」
22: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:39:03 ID:XDF
菜々「…………」←ジャージ姿
黒服1「…………」
黒服2「…………」
菜々「…………」ダラダラダラダラ ←ジャージ姿
黒服1「…………」
黒服2「…………」
菜々「…………キャ、キャハッ☆」←ジャージ姿
黒服1「うわあああああああああああああああっ!本物だああああああああああ」
黒服2「ウサミン!ウサミン!はいっ!はいっ!はいっ!」
菜々「」←ジャージ姿
黒服1「…………」
黒服2「…………」
菜々「…………」ダラダラダラダラ ←ジャージ姿
黒服1「…………」
黒服2「…………」
菜々「…………キャ、キャハッ☆」←ジャージ姿
黒服1「うわあああああああああああああああっ!本物だああああああああああ」
黒服2「ウサミン!ウサミン!はいっ!はいっ!はいっ!」
菜々「」←ジャージ姿
23: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:40:34 ID:XDF
黒服1「な、なぜウサミンがここに…?ハッ!そうか……俺達は今、ウサミン星にいるんだ…!ハハッ、や、やったぞ!遂にたどり着いたんだ!俺達は今、ウサミン星の大地に立っているぅぅぅ!」
黒服2「バンザ~イ!!!ウサミンバンザ~イ!!!」
菜々「ちょっ!?ま、まっt・・・」アセアセ ←ジャージ姿
「あれ、ウサミンじゃね?」
「ホントだっ!?本物のウサミンだ!」
「ママ―!すごいっ、ウサミンだよ~」
「まぁっ!本当ね!」
「ハァハァ…ジャ、ジャージ姿もステキっす…!」
黒服2「バンザ~イ!!!ウサミンバンザ~イ!!!」
菜々「ちょっ!?ま、まっt・・・」アセアセ ←ジャージ姿
「あれ、ウサミンじゃね?」
「ホントだっ!?本物のウサミンだ!」
「ママ―!すごいっ、ウサミンだよ~」
「まぁっ!本当ね!」
「ハァハァ…ジャ、ジャージ姿もステキっす…!」
24: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:41:06 ID:XDF
ワーワー ワーワー
「菜々さん…だからあれほどジャージで外出するのはよせって言ったのに…」
「な、菜々ちゃん…」
「パイセン……さ、さすがにこれは…はぁともフォローできないわ…」
菜々「ひ~ん」←ジャージ姿
「菜々さん…だからあれほどジャージで外出するのはよせって言ったのに…」
「な、菜々ちゃん…」
「パイセン……さ、さすがにこれは…はぁともフォローできないわ…」
菜々「ひ~ん」←ジャージ姿
25: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:42:26 ID:XDF
「こっちへ行ったぞっ!」バタバタ
「逃がすな!追え!!」バタバタ
「待てー!!」バタバタ
「止まれー!!!」バタバタ
「うわっ!さっきより増えてる!?」タッタッタ
「Pちゃま…必死な表情も素敵ですわ///」
第1P「何だか騒がしいな…なにかあったのかな?」キョロキョロ
美穂「もうっ、お兄さん!余所見しちゃダメですよ!もっとちゃんと見てくださいっ」プクーッ
第1P「ご、ごめん!え~と、ピンク色のリボンと黄色のリボン、どっちが似合うか…だよね」
美穂「はいっ、どっちも可愛いから迷っちゃって…お兄さんはどっちが好きですか?」
第1P「う~ん、どっちも似合うと思うけど…しいていうならピンクかな」
美穂「ピンク…ですか?」
26: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:43:22 ID:XDF
第1P「うん。美穂はcute属性だし…やっぱりピンクが一番美穂に似合っていて、可愛いよ」
美穂「そうですか…ふふっ、ならコレにしますっ!」
第1P「そっか、でも本当にいいのか?せっかくのご褒美なんだから、もっと高価なものでも…」
美穂「コレがいいんです!お兄さんが可愛いって…言ってくれたから…」
第1P「美穂…」
美穂「そうですか…ふふっ、ならコレにしますっ!」
第1P「そっか、でも本当にいいのか?せっかくのご褒美なんだから、もっと高価なものでも…」
美穂「コレがいいんです!お兄さんが可愛いって…言ってくれたから…」
第1P「美穂…」
27: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:45:14 ID:XDF
美穂「その…休日に二人きりでお出かけしたいなんて、ワガママ言っちゃってごめんなさい」
第1P「全然大丈夫だって!みんなでいるのもいいけど、美穂と二人っきりっていうのも、なんだか昔を思い出して楽しいからさ」
美穂「お兄さん……お兄さんがこの前、響子ちゃんとデートしたって聞いて…私、羨ましかったんです」ぎゅっ
第1P「デ、デート!?ただ一緒に出掛けただけだぞ?」アセアセ
美穂「お兄さんにとってはそうかもしれませんけど…女の子にとっては、大切な人と一緒にいるだけでドキドキするものなんですよ…?」
第1P「全然大丈夫だって!みんなでいるのもいいけど、美穂と二人っきりっていうのも、なんだか昔を思い出して楽しいからさ」
美穂「お兄さん……お兄さんがこの前、響子ちゃんとデートしたって聞いて…私、羨ましかったんです」ぎゅっ
第1P「デ、デート!?ただ一緒に出掛けただけだぞ?」アセアセ
美穂「お兄さんにとってはそうかもしれませんけど…女の子にとっては、大切な人と一緒にいるだけでドキドキするものなんですよ…?」
28: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:46:03 ID:XDF
第1P「え…?それって…」
美穂「――っ///な、なんだかあついですねー!!私、飲み物買ってきますっ!」ダッ
第1P「あっ、美穂ちゃ…」
第1P「……カバン、置き忘れてるよ…」
美穂「――っ///な、なんだかあついですねー!!私、飲み物買ってきますっ!」ダッ
第1P「あっ、美穂ちゃ…」
第1P「……カバン、置き忘れてるよ…」
29: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:47:41 ID:XDF
~櫻井のお屋敷~
執事長「おいっ!1、2!状況はどうなってる!?…はぁ!?ウサミン!?
貴様ら、職務中になにをしt えっ、ホントにウサミン?き、ききき、貴様ら!ズルいぞ!
あっ、おいっ、もしもし!?…クソッ!通信が切れたっ!ええいっ、私はエリアBへと向かい、現場で直接指揮を執る!
部下、ここは任せたぞっ」
部下「は!?何をおっしゃっているのですか!?」
執事長「今行くぞ~ウサミ~ン!!」ダッ
部下「お、お待ちくだ……えぇ…どうすりゃいいんだ…」ピー
『こちら3!すいません!目標を完全にロストしました!』
執事長「おいっ!1、2!状況はどうなってる!?…はぁ!?ウサミン!?
貴様ら、職務中になにをしt えっ、ホントにウサミン?き、ききき、貴様ら!ズルいぞ!
あっ、おいっ、もしもし!?…クソッ!通信が切れたっ!ええいっ、私はエリアBへと向かい、現場で直接指揮を執る!
部下、ここは任せたぞっ」
部下「は!?何をおっしゃっているのですか!?」
執事長「今行くぞ~ウサミ~ン!!」ダッ
部下「お、お待ちくだ……えぇ…どうすりゃいいんだ…」ピー
『こちら3!すいません!目標を完全にロストしました!』
30: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:48:47 ID:XDF
部下「くっ、執事長代理だ!引き続き捜査に当たってくれ!」
『了解!』ピー
部下「マズいぞ…こんなことがバレたら、どんなことになるやら…」ゾクッ
下っ端「いかがなされますか?」
部下「と、とりあえず、逃亡犯の身元の割り出しを急げ!何としてでも、お嬢様を身の安全を確保するんだ!」
下っ端「了解」
部下「無事でいてくださいよ…桃華お嬢様」
『了解!』ピー
部下「マズいぞ…こんなことがバレたら、どんなことになるやら…」ゾクッ
下っ端「いかがなされますか?」
部下「と、とりあえず、逃亡犯の身元の割り出しを急げ!何としてでも、お嬢様を身の安全を確保するんだ!」
下っ端「了解」
部下「無事でいてくださいよ…桃華お嬢様」
31: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:50:14 ID:XDF
???「……へ~、なんだか面白いことになってるわね…♪」コソッ
???(まさか、あの桃華が男の子と一緒に逃亡中だなんて…)
???「私、年甲斐もなくワクワクしてきちゃったわ♪」
32: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:51:42 ID:XDF
~外~
???「え~と……おっ、ラッキー♪」キョロキョロ
黒服3「標的はそう遠くへは行っていないはずだ…目標がロストしたエリアA付近を洗い流していけば…! ???「えいっ」ポカッ あうっ」バタン
???「安心せい、峰打ちじゃ…な~んてね♪一度やってみたかったのよ、コレ!」ヒョイ
???「あ゛―あ゛―、おほんっ」カチッ
???「こちら3、全捜索部隊に通達、目標をエリアCで発見。逃亡犯はエリアDに向っている模様。至急、エリアDへと向かえ」ピー
『了解!』ピー
???「…これで少しは時間稼ぎになるでしょ」
???「さてと!どんな子かなぁ~」スタスタ
???「え~と……おっ、ラッキー♪」キョロキョロ
黒服3「標的はそう遠くへは行っていないはずだ…目標がロストしたエリアA付近を洗い流していけば…! ???「えいっ」ポカッ あうっ」バタン
???「安心せい、峰打ちじゃ…な~んてね♪一度やってみたかったのよ、コレ!」ヒョイ
???「あ゛―あ゛―、おほんっ」カチッ
???「こちら3、全捜索部隊に通達、目標をエリアCで発見。逃亡犯はエリアDに向っている模様。至急、エリアDへと向かえ」ピー
『了解!』ピー
???「…これで少しは時間稼ぎになるでしょ」
???「さてと!どんな子かなぁ~」スタスタ
33: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:52:46 ID:XDF
~とある路地~
P「ハァハァ…な、なんとか撒いたか…」ゼーハー ゼーハー
咄嗟についた嘘だったが、うまくひっかかってくれた。
何か騒ぎが起きていたみたいだったけど…その後、追ってきた別の黒服達からも逃げきれたし、まっ、結果オーライだな!
P「ハァハァ…な、なんとか撒いたか…」ゼーハー ゼーハー
咄嗟についた嘘だったが、うまくひっかかってくれた。
何か騒ぎが起きていたみたいだったけど…その後、追ってきた別の黒服達からも逃げきれたし、まっ、結果オーライだな!
34: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:54:29 ID:XDF
桃華「Pちゃま…大丈夫ですの…?」
P「ん?大丈夫大丈夫!体力には自信があるんだ。伊達にプロデューサーやってないって」
桃華「そうではありません!彼らを敵に回すということは、この国の一大組織と敵対することと同義ですのよ…?」
P「へ?そんなにヤバいやつらなの?」
桃華「彼らのバックには“あの人”がついています…警察もきっと役に立ちませんわ」
P「マジか…桃華の家は大丈夫なのか?」
桃華「は、はい…わたくしがお屋敷に戻れば全てが丸く収まると思いますわ…だから、これ以上Pちゃまにご迷惑を掛けるわけには…」
P「…まったく」クシャ
桃華「きゃっ、Pちゃま!乙女の髪の毛を急に触るのはマナー違反ですわよっ」
P「あのなぁ、桃華はまだ子供なんだから遠慮するなって、困った時くらい大人しく頼っていいんだ」
桃華「で、でも…」
P「乗りかかった船だからな、こうなりゃとことんまで付き合うよ…最後までな」
桃華「Pちゃま…」
P「もし、桃華を無事家まで送り届けることができたなら…その時は、俺の想いを聴いて欲しい」
桃華「想い…?」
P「ああ…多分、運命だったんだろうなぁ…桃華と出会ったのは」
まさか、道案内するだけだったのが、こんなことになるなんてな。
でも、後悔はしていない。だって…
P「ん?大丈夫大丈夫!体力には自信があるんだ。伊達にプロデューサーやってないって」
桃華「そうではありません!彼らを敵に回すということは、この国の一大組織と敵対することと同義ですのよ…?」
P「へ?そんなにヤバいやつらなの?」
桃華「彼らのバックには“あの人”がついています…警察もきっと役に立ちませんわ」
P「マジか…桃華の家は大丈夫なのか?」
桃華「は、はい…わたくしがお屋敷に戻れば全てが丸く収まると思いますわ…だから、これ以上Pちゃまにご迷惑を掛けるわけには…」
P「…まったく」クシャ
桃華「きゃっ、Pちゃま!乙女の髪の毛を急に触るのはマナー違反ですわよっ」
P「あのなぁ、桃華はまだ子供なんだから遠慮するなって、困った時くらい大人しく頼っていいんだ」
桃華「で、でも…」
P「乗りかかった船だからな、こうなりゃとことんまで付き合うよ…最後までな」
桃華「Pちゃま…」
P「もし、桃華を無事家まで送り届けることができたなら…その時は、俺の想いを聴いて欲しい」
桃華「想い…?」
P「ああ…多分、運命だったんだろうなぁ…桃華と出会ったのは」
まさか、道案内するだけだったのが、こんなことになるなんてな。
でも、後悔はしていない。だって…
35: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:55:25 ID:XDF
P「君が、欲しくなった」
桃華「え…?」ドキン
彼女は、間違いなくトップアイドルとして輝ける…
それを邪魔する運命が、この先待ち受けているのなら…!
桃華「え…?」ドキン
彼女は、間違いなくトップアイドルとして輝ける…
それを邪魔する運命が、この先待ち受けているのなら…!
36: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:56:05 ID:XDF
P「俺は運命と戦う。そして勝ってみせる…!」
37: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:57:07 ID:XDF
桃華(Pちゃま…そこまでしてわたくしのことを…)ドキドキ
P「さてっ、休憩終了!当初の目的を果たしに行くかっ!」スクッ
桃華「へ?」
P「おいおい…忘れちゃったのか?お母さんのプレゼント、買いにいくんだろ?」
桃華「あ、ああ!そ、そうでしたわね!」アセアセ
P「全く…しっかりしてくれよ~」ハハハ
桃華「……ねぇ、Pちゃま」
P「ん?」
P「さてっ、休憩終了!当初の目的を果たしに行くかっ!」スクッ
桃華「へ?」
P「おいおい…忘れちゃったのか?お母さんのプレゼント、買いにいくんだろ?」
桃華「あ、ああ!そ、そうでしたわね!」アセアセ
P「全く…しっかりしてくれよ~」ハハハ
桃華「……ねぇ、Pちゃま」
P「ん?」
38: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:58:10 ID:XDF
桃華「わたくしを……本当に、最後まで…守ってくれますか…?」
P「そんなの…当たり前だろ?だって、俺は・・・」
桃華「アナタは…?」
P「そんなの…当たり前だろ?だって、俺は・・・」
桃華「アナタは…?」
39: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)22:59:02 ID:XDF
“プロデューサー”だから
40: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:00:20 ID:XDF
~花屋前~
P「さ、着いたよ。ここで合ってるよな?」
無事、目的地にたどり着いた俺と桃華。
スマホのバッテリーが切れていて、マップが使えなかったので、記憶だけを頼りにここまで来たが…
意外となんとかなったな。
桃華「はいっ、本当にありがとうございます!Pちゃま!」
P「俺は外で待ってるからさ、桃華はプレゼント、買っておいで」
桃華「ええ、わかりましたわ」ガラガラ ピシャ
「いらっしゃいませ。ゆっくり見ていくといいよ」
P「さ、着いたよ。ここで合ってるよな?」
無事、目的地にたどり着いた俺と桃華。
スマホのバッテリーが切れていて、マップが使えなかったので、記憶だけを頼りにここまで来たが…
意外となんとかなったな。
桃華「はいっ、本当にありがとうございます!Pちゃま!」
P「俺は外で待ってるからさ、桃華はプレゼント、買っておいで」
桃華「ええ、わかりましたわ」ガラガラ ピシャ
「いらっしゃいませ。ゆっくり見ていくといいよ」
41: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:01:10 ID:XDF
P「ふぅ~、ようやく半分…といったところか」
新たな追手が来ると思い、警戒してここまで来たが…意外というか何というか、そういった影は現れなかった。
P(諦めたわけではないだろうしな…)
そもそも、“彼ら”は一体何者なんだ?桃華にはまだ詳しく教えて貰っていないし…
P「ま、いっか。何者であろうと、俺がやることは変わらない」
桃華を無事家まで送り届け、アイドルとしてスカウトする。“彼ら”への対処は…後で考えればいいか。
P「う~ん、問題は桃華の家族だよなぁ…」
なかなかの家柄の出身であろう桃華、家族がアイドルに対し、理解ある人達ならいいが、そうでなければ説得は困難を極めるだろう。
P「まっ、何とでもなるか!」
今は目先のことだけを考えよう…そう思った時だった。
新たな追手が来ると思い、警戒してここまで来たが…意外というか何というか、そういった影は現れなかった。
P(諦めたわけではないだろうしな…)
そもそも、“彼ら”は一体何者なんだ?桃華にはまだ詳しく教えて貰っていないし…
P「ま、いっか。何者であろうと、俺がやることは変わらない」
桃華を無事家まで送り届け、アイドルとしてスカウトする。“彼ら”への対処は…後で考えればいいか。
P「う~ん、問題は桃華の家族だよなぁ…」
なかなかの家柄の出身であろう桃華、家族がアイドルに対し、理解ある人達ならいいが、そうでなければ説得は困難を極めるだろう。
P「まっ、何とでもなるか!」
今は目先のことだけを考えよう…そう思った時だった。
42: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:02:11 ID:XDF
???「すみませ~ん、少しいいですか~?」
P「はい?」
話掛けられ、声のする方へと顔を向ける。そこには…
P(うわっ!すっごい美人!)
女性「あの~、駅までの道順を教えて欲しいんですけど~♪」ニコニコ
P「駅までの道順ですか?え~と、たしかこの道をまっすぐ行って、それから・・・」
女性「……♪」ニコニコ
P「あ、あの~聞いてます?」
女性「ええっ、もちろん!聞いてますよ~」
P「はぁ…それでですね、二つ目の信号がある曲がり角を・・・」
P「はい?」
話掛けられ、声のする方へと顔を向ける。そこには…
P(うわっ!すっごい美人!)
女性「あの~、駅までの道順を教えて欲しいんですけど~♪」ニコニコ
P「駅までの道順ですか?え~と、たしかこの道をまっすぐ行って、それから・・・」
女性「……♪」ニコニコ
P「あ、あの~聞いてます?」
女性「ええっ、もちろん!聞いてますよ~」
P「はぁ…それでですね、二つ目の信号がある曲がり角を・・・」
43: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:03:12 ID:XDF
P「と、いうわけです」
女性「うんうん!分かりやすい説明だったわ。ありがとうっ!」ニコニコ
P「は、はい。それはなによりです」
女性「それにしても、今日はいい天気よね~」ニコニコ
P「そうですね。暖かくて、過ごしやすい散歩日和だと思いますよ」
女性「……」ニコニコ
P「……あの、どうかなされましたか?」
女性「デート、楽しんでる?」
P「ウェ!?な、何を言っているんですか!?」
女性「さっきまで一緒にいた最高にかわいい女の子、彼女さんでしょ?」
P「違いますよ!俺はただ、あの子が道に迷っていたから、道案内をしていただけです!」
女性「そうなの?」
P「そりゃあ桃華はすごく可愛いですし、いますぐにでもアイドルにスカウトしたいくらいですけど…今はあの子がしたかったことを優先させたいんです」
女性「ふ~ん?」
P「桃華…さっきまで一緒にいた子なんですけどね、お母さんの誕生日プレゼントを買うために、一人で街まで出てきたらしいんです。とても家族思いな、優しい子ですよ」
女性「…なるほど…それで……嬉しいなぁ…」ボソッ
P「?」
女性「お話してくれてありがとう!君、いい子ね!今後、長い付き合いになるだろうし…もしかしたら、お義母さんって呼ばれることになるかもしれないわねっ♪」
P「は、はぁ?あなたは一体…?」
44: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:04:29 ID:XDF
「ありがとうございました。また来るといいよ」
桃華「Pちゃま!只今戻りましたわ!」ガラガラ ピシャ
P「おっ、桃華。おかえり。お目当ての品は買えたか?」
桃華「はいっ、バッチリですわ!きっとお母さまも喜んでくれます!」ニコニコ
P「そっか、それなら良かった。すみません、連れが戻って来たので俺は…ってあれ?」
桃華「?どうかなされましたか?」
P「いや、さっきまで綺麗な女の人と話していたんだが…どこ行ったんだろ?」
桃華「むー…Pちゃま!今は、わ・た・く・しの事だけをみていてくださいまし!」プンプン
P「駅までの道順を聞かれていただけだって…」
桃華「だとしてもですわっ!Pちゃまは、わ、わたくしだけの、ナイトなのですから…///」
桃華「Pちゃま!只今戻りましたわ!」ガラガラ ピシャ
P「おっ、桃華。おかえり。お目当ての品は買えたか?」
桃華「はいっ、バッチリですわ!きっとお母さまも喜んでくれます!」ニコニコ
P「そっか、それなら良かった。すみません、連れが戻って来たので俺は…ってあれ?」
桃華「?どうかなされましたか?」
P「いや、さっきまで綺麗な女の人と話していたんだが…どこ行ったんだろ?」
桃華「むー…Pちゃま!今は、わ・た・く・しの事だけをみていてくださいまし!」プンプン
P「駅までの道順を聞かれていただけだって…」
桃華「だとしてもですわっ!Pちゃまは、わ、わたくしだけの、ナイトなのですから…///」
45: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:05:29 ID:XDF
女性「ふふっ、なかなか素敵そうな男の子だったわね…♪」スッ
『逃亡犯の身元が判明した、本名:P 現在346プロダクション 第3芸能課にプロデューサーとして所属している模様 桃華お嬢様を連れている理由は不明 引き続き捜索に当たれ!』
女性「櫻井の情報班もダメダメね~男の子が女の子を連れ歩く理由なんて一つしかないじゃない」ポイッ
女性(さて、娘のため、人肌脱ぎますか!)
女性「ピッポッパッ…っと」プルルルル
女性「あっ、もしもし?突然のことで悪いんだけど、アナタに会って欲しい子がいるの…えっ、誰かって?ふふっ、愛しい娘のお婿さん候補よ♪」
46: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:06:13 ID:XDF
~駅~
P「え~と、たしかこの駅で降りるんだったよな?」
桃華「ええ、改札口を出て数分も歩けばわたくしのお屋敷ですわ」
P「よし、それなら早く行こう。だいぶ時間がかかってしまったからな」
桃華「は、はいっ」
P(遂にここまで来たか…絶対にスカウト、成功させてみせる…!)
桃華(つ、遂に来てしまいましたわ…Pちゃまは、わたくしにどのような想いを届けてくれるでしょうか…///)ドキドキ
P「え~と、たしかこの駅で降りるんだったよな?」
桃華「ええ、改札口を出て数分も歩けばわたくしのお屋敷ですわ」
P「よし、それなら早く行こう。だいぶ時間がかかってしまったからな」
桃華「は、はいっ」
P(遂にここまで来たか…絶対にスカウト、成功させてみせる…!)
桃華(つ、遂に来てしまいましたわ…Pちゃまは、わたくしにどのような想いを届けてくれるでしょうか…///)ドキドキ
47: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:06:59 ID:XDF
改札口を出ると、そこには広い庭園が広がっていた。
P「え?駅から出て、すぐに私有地?」
辺りを見渡しても人影がひとつもなく、不気味なほど静まり返っていた。
駅の看板を見ると…
P(櫻井駅…?そんな名前の駅あったっけ?)
P「なぁ桃華、本当にここであっているn」
48: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:07:56 ID:XDF
「まさか、標的が自らやってくるとはな」
P「え」
すぐ隣から声が聞こえ、顔を向けると。
P「がっ…!」バタン
何者かの手によって、地面に引き倒されていた。
「まさに飛んで火に入る夏の虫、というヤツだな」
P(嘘だろ…!?全く気配を感じなかったぞ!?)
「なぜここにいる、とでも言いたげな顔をしているな」
P「!?」
「ここら一帯は、我々所有の地だ。視覚を騙す方法など、いくらでもある」パチン
男が指を鳴らす、すると黒服の男達が次々と現れてきた。
P「こ、こいつ等…!」
「どんな手を使ったが知らないが、捜査を撹乱させたその手腕だけは褒めてやる」
P「――はっ、桃華!?」
視線だけを動かし、後ろを見る。そこには…
桃華「Pちゃま…!」
別の黒服達に取り押さえられる桃華がいた。
P「――くっ、その子を放せ!!!」
「それは聞けない相談だ。彼女は我々の最優先目標だからな」
P(ちっ、油断した…まさか、こんなところで事を起こすなんて…!)
P「え」
すぐ隣から声が聞こえ、顔を向けると。
P「がっ…!」バタン
何者かの手によって、地面に引き倒されていた。
「まさに飛んで火に入る夏の虫、というヤツだな」
P(嘘だろ…!?全く気配を感じなかったぞ!?)
「なぜここにいる、とでも言いたげな顔をしているな」
P「!?」
「ここら一帯は、我々所有の地だ。視覚を騙す方法など、いくらでもある」パチン
男が指を鳴らす、すると黒服の男達が次々と現れてきた。
P「こ、こいつ等…!」
「どんな手を使ったが知らないが、捜査を撹乱させたその手腕だけは褒めてやる」
P「――はっ、桃華!?」
視線だけを動かし、後ろを見る。そこには…
桃華「Pちゃま…!」
別の黒服達に取り押さえられる桃華がいた。
P「――くっ、その子を放せ!!!」
「それは聞けない相談だ。彼女は我々の最優先目標だからな」
P(ちっ、油断した…まさか、こんなところで事を起こすなんて…!)
49: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:08:23 ID:XDF
桃華「こ、こらっ!放しなさい!わたくし、まだPちゃまから想いを聴いておりませんのよっ!!」バタバタバタ
部下「も、桃華お嬢様…!落ち着いてください!既に事情は伺っております!我々も彼に危害を加えるつもりはありませんから…!」
桃華「嘘おっしゃい!Pちゃまを…わたくしの大切なひとを、あのような目に合わせて…!絶対にゆるしませんわっ!!!」バタバタバタ
部下「そ、それは申し訳なく思っていますが…!これは、奥様からの指示なんです…!もうしばらく、もうしばらくお待ちくださいっ!」
桃華「はーなーしーなーさーい!!!」バタバタバタ
部下「ああもうっ、失礼しますっ」バッ
桃華「ムー!ムー!」フガフガ
50: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:09:22 ID:XDF
P(桃華、あんなに暴れて…!なんとかして助け出さないと…!)グッ
両腕両足は使えない…なら…!
P「――っ!」ブン
「ガッ、お、お前…!」
相手の顎に向けて、思いっきり頭突きをかまし、拘束から逃れる。
黒服「執事長!?貴様…!」ガチャ
執事長「ま、待て!撃つな!」
黒服「で、ですが!」
執事長「“奥様”からの指示だ!対象には傷一つ付けるなと!」
黒服「……えっ!?」
51: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:10:22 ID:XDF
P「桃華ぁぁぁぁぁぁっ!」ダッ
桃華「Pひゃま!」フガフガ
P「その子から手を離せぇぇっ!!!」グッ
部下「ひ、ひえええ」ダッ
P「桃華!大丈夫か!?怪我は!?」ダキッ
桃華「Pちゃま///きっと助けてくれると信じておりましたわ!」
P「良かった……お前…!」キッ
部下「ひ、ひえーっ」
「そこまでだ」
P「…っ!?」ビクッ
身を震わすほど、威厳のある声が響き、身体が止まる。
声をした方へ振り向くと…
桃華「Pひゃま!」フガフガ
P「その子から手を離せぇぇっ!!!」グッ
部下「ひ、ひえええ」ダッ
P「桃華!大丈夫か!?怪我は!?」ダキッ
桃華「Pちゃま///きっと助けてくれると信じておりましたわ!」
P「良かった……お前…!」キッ
部下「ひ、ひえーっ」
「そこまでだ」
P「…っ!?」ビクッ
身を震わすほど、威厳のある声が響き、身体が止まる。
声をした方へ振り向くと…
52: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:11:21 ID:XDF
執事長「旦那様!」
部下「た、助かったぁ~」へなへな
桃華「えっ…!」
男「貴様か、あの人が私に会わせたいと言っていた男は」
P「アンタは…」
男「私か?ふむ、そうだな…ここにいる男達の親玉…みたいなものか」
P「お前が…元凶…!桃華を……小さな女の子を、寄ってたかって追い回して…!一体何が目的だ!」
男「その子は我々にとって、非常に価値のある存在だ…悪いことは言わない、こちらに引き渡せ、P」
P「!俺の名前を…」
男「貴様の身元は既に調べがついている…346プロダクション 第3芸能課所属にしており、現在二人のアイドルをプロデュース中…成程、中々に優秀な人材のようだ」
男「だがそこまでだ、一概の社員でしかない貴様程度の男では…な」
P「……」
桃華「Pちゃま…」
部下「た、助かったぁ~」へなへな
桃華「えっ…!」
男「貴様か、あの人が私に会わせたいと言っていた男は」
P「アンタは…」
男「私か?ふむ、そうだな…ここにいる男達の親玉…みたいなものか」
P「お前が…元凶…!桃華を……小さな女の子を、寄ってたかって追い回して…!一体何が目的だ!」
男「その子は我々にとって、非常に価値のある存在だ…悪いことは言わない、こちらに引き渡せ、P」
P「!俺の名前を…」
男「貴様の身元は既に調べがついている…346プロダクション 第3芸能課所属にしており、現在二人のアイドルをプロデュース中…成程、中々に優秀な人材のようだ」
男「だがそこまでだ、一概の社員でしかない貴様程度の男では…な」
P「……」
桃華「Pちゃま…」
53: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:12:02 ID:XDF
P「……たしかに、アンタの言う通りかもな…プロデューサーといっても、所詮はだだの一般人、アンタ達みたいな大きな存在には太刀打ちできないかもしれない…」
男「なら…」
P「でも、それが何だって言うんだ。俺は、この子を…桃華を!守り抜くって誓った、約束したんだっ!!最後までな」ギュッ
男「なら…」
P「でも、それが何だって言うんだ。俺は、この子を…桃華を!守り抜くって誓った、約束したんだっ!!最後までな」ギュッ
54: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:13:04 ID:XDF
~回想~
アシスタント「Pさん、プロデューサーにとって一番大切なことって、何かわかる?」
P「ええっと…仕事が早い…とか?」
アシスタント「いいえ、そりゃあ仕事ができるのに越したことはないけど、もっと大事なことがあるわ」
P「それは?」
アシスタント「自分の担当アイドルを愛し、守り続けることよ」
P「アイドルを愛し、守る……」
アシスタント「そっ、芸能界はね、決して綺麗なだけの所じゃない。光あるところには、必ず闇も存在する…悪意というなの闇がね」
P「…闇」
アシスタント「プロデューサーの役目は、自分の担当アイドル達を誰よりも愛し、光り輝く舞台へと導くことなの。その為にも、私達裏方がアイドル達を守ってあげないとね」
55: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:14:11 ID:XDF
P「これが俺の仕事だ!夢を失い…空っぽだった…無力な存在だった俺が…!あいつらに何もしてやれなかった俺が…!唯一掴むことができた…今やらなくては、いけない仕事だ!!」
家族のためだけに東京へ来た俺が、初めて自分の意思で、本気でやりたいと思えた仕事なんだ…プロデューサーは!
56: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:15:13 ID:XDF
P「俺の身体を動かすのは、義務とか使命じゃない。千枝を、薫を……そして桃華を、だれよりも輝かせたいという想い…。アイドルを愛しているから俺は頑張れるんだ!」
桃華「Pちゃま…!」
P「桃華…少し早いが、今、ここで君に伝えたいことがある」
桃華「!」
P「桃華、君の・・・」
桃華「わたくしの・・・?」
桃華「Pちゃま…!」
P「桃華…少し早いが、今、ここで君に伝えたいことがある」
桃華「!」
P「桃華、君の・・・」
桃華「わたくしの・・・?」
57: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:15:33 ID:XDF
P「君の、“全て”を俺にくれ」
58: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:16:31 ID:XDF
桃華「――っ」ドクン
P「君を、世界で一番、綺麗な薔薇にしてみせる」
桃華「……P…ちゃま…」ドクン ドクン ドクン
P「君を、世界で一番、綺麗な薔薇にしてみせる」
桃華「……P…ちゃま…」ドクン ドクン ドクン
59: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:17:03 ID:XDF
P「俺の想い、受け取って…くれるか?」
桃華「……はい」
P「!」
桃華「わたくしの……カラダとココロ…その“全て”を、アナタに委ねます」
P「……桃華」
桃華「ええ」
P「ありがとう」
桃華「はいっ!」
桃華「……はい」
P「!」
桃華「わたくしの……カラダとココロ…その“全て”を、アナタに委ねます」
P「……桃華」
桃華「ええ」
P「ありがとう」
桃華「はいっ!」
60: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:17:59 ID:XDF
P「…だから、お前に桃華を渡すことはできない。絶対にな!」キッ
男「………そうか」
男「桃華」
桃華「はい」
男「やるからには頂点を目指し、幸せを掴め。それが、櫻井家当主として…いや、父親として送る最後の願いだ」
桃華「ありがとうございます!お父さま!」
P「………………おとうさま?」
男「………そうか」
男「桃華」
桃華「はい」
男「やるからには頂点を目指し、幸せを掴め。それが、櫻井家当主として…いや、父親として送る最後の願いだ」
桃華「ありがとうございます!お父さま!」
P「………………おとうさま?」
61: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:19:02 ID:XDF
桃華父「Pくん、娘を…よろしく頼む」ペコリ
P「……えっ、ちょ、ちょっと待って、ま、まさか…」ダラダラダラ
「そこからは私が説明するわっ!」
桃華「お母さま!」
桃華父「君の言う通りだったよ、彼になら…任せられそうだ」
桃華母「でしょー?だから言ったじゃない!Pくんなら絶対に大丈夫だって!」
P「あ、貴方は…!」
桃華母「どうもっ、桃華の母親をしています櫻井――といいます♪そして、こちらは夫の…」
桃華父「櫻井――だ。桃華の父親をやっている」
P「さ、櫻井って…あの櫻井ですか…?」ダラダラダラ
桃華父「恐らく、君が想像している通りだろう。いや、まさか真正面から喧嘩を売ってくるとは思わなかった。君、なかなか度胸あるね」
P「…………えっ?」
桃華母「一人の女の子を手に入れる為、財閥一つを敵に回すなんて…なかなかできることじゃないわ~」
P「…………えっ?」
え?
P「……えっ、ちょ、ちょっと待って、ま、まさか…」ダラダラダラ
「そこからは私が説明するわっ!」
桃華「お母さま!」
桃華父「君の言う通りだったよ、彼になら…任せられそうだ」
桃華母「でしょー?だから言ったじゃない!Pくんなら絶対に大丈夫だって!」
P「あ、貴方は…!」
桃華母「どうもっ、桃華の母親をしています櫻井――といいます♪そして、こちらは夫の…」
桃華父「櫻井――だ。桃華の父親をやっている」
P「さ、櫻井って…あの櫻井ですか…?」ダラダラダラ
桃華父「恐らく、君が想像している通りだろう。いや、まさか真正面から喧嘩を売ってくるとは思わなかった。君、なかなか度胸あるね」
P「…………えっ?」
桃華母「一人の女の子を手に入れる為、財閥一つを敵に回すなんて…なかなかできることじゃないわ~」
P「…………えっ?」
え?
62: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:20:15 ID:XDF
この後、桃華の両親や黒服さん達に頭を下げまくった。
勘違いしていたとはいえ、たくさん迷惑をかけてしまった…
でもそんな俺を笑って許してくれた。櫻井の人達には頭が上がらないな…
そんなこんなで、無事桃華をアイドルにスカウトできた俺。
後日、桃華を担当アイドルの皆に紹介していた。
勘違いしていたとはいえ、たくさん迷惑をかけてしまった…
でもそんな俺を笑って許してくれた。櫻井の人達には頭が上がらないな…
そんなこんなで、無事桃華をアイドルにスカウトできた俺。
後日、桃華を担当アイドルの皆に紹介していた。
63: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:21:18 ID:XDF
~346プロ 第3芸能課~
P「え~、今日から新しく第3芸能課の仲間になる櫻井桃華ちゃんだ。みんな、仲良くしてあげてくれ」
桃華「櫻井桃華ですわ。プロデューサーちゃまのもとで、アイドルを始めることになりましたの」
薫「わぁ~!本物のおじょうさまだー!りゅうざきかおるですっ、これからよろしくおねがいしまーっ!」
千枝「佐々木千枝です。桃華ちゃん、よろしくね」
桃華「薫さん…千枝さん…ええ、こちらこそ、よろしくお願いしますわ」
P(よしよし、うまくやっていけそうだな)
P「え~、今日から新しく第3芸能課の仲間になる櫻井桃華ちゃんだ。みんな、仲良くしてあげてくれ」
桃華「櫻井桃華ですわ。プロデューサーちゃまのもとで、アイドルを始めることになりましたの」
薫「わぁ~!本物のおじょうさまだー!りゅうざきかおるですっ、これからよろしくおねがいしまーっ!」
千枝「佐々木千枝です。桃華ちゃん、よろしくね」
桃華「薫さん…千枝さん…ええ、こちらこそ、よろしくお願いしますわ」
P(よしよし、うまくやっていけそうだな)
64: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:22:00 ID:XDF
桃華「アナタ方のことはプロデューサーちゃまから聞いておりますわ、お二人とも、アイドルとして非常に魅力的とのこと…」
千枝「プ、プロデューサーさんが!?え、えへへ…///」
薫「そっかー、えへへー!」
桃華「……ですが、わたくしも負けるつもりはありません。アイドルとして…なにより、プロデューサーちゃまの“妻”として、誰よりも輝いてみせますわ」
千枝「プ、プロデューサーさんが!?え、えへへ…///」
薫「そっかー、えへへー!」
桃華「……ですが、わたくしも負けるつもりはありません。アイドルとして…なにより、プロデューサーちゃまの“妻”として、誰よりも輝いてみせますわ」
65: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:23:03 ID:XDF
P「ブフッ!!」
千枝「……妻?」ピクッ
薫「?」
桃華「ええ、わたくし、プロデューサーちゃまとは将来を誓い合った仲ですの♪」スリスリ
P「何言ってんのこの子!?」ガビーン
桃華「プロデューサーちゃまったら…わたくしの“全て”が欲しいだなんて…///」ポッ
P「あ、あれはそういう意味じゃ…」
千枝「プロデューサーさん」
P「ち、千枝」ビクッ
千枝「……妻?」ピクッ
薫「?」
桃華「ええ、わたくし、プロデューサーちゃまとは将来を誓い合った仲ですの♪」スリスリ
P「何言ってんのこの子!?」ガビーン
桃華「プロデューサーちゃまったら…わたくしの“全て”が欲しいだなんて…///」ポッ
P「あ、あれはそういう意味じゃ…」
千枝「プロデューサーさん」
P「ち、千枝」ビクッ
66: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:23:55 ID:XDF
千枝「どういうことですか」ハイライトオフ
P「い、いや…その…な?プロデューサーとして、桃華を全力でプロデュースするって意味であって、別に他意は…」ダラダラダラ
千枝「……だそうですけど?」チラッ
桃華「………Pちゃま♪少ししゃがんでいただいてもよろしいですか?」
P「あ、ああ…」
P「い、いや…その…な?プロデューサーとして、桃華を全力でプロデュースするって意味であって、別に他意は…」ダラダラダラ
千枝「……だそうですけど?」チラッ
桃華「………Pちゃま♪少ししゃがんでいただいてもよろしいですか?」
P「あ、ああ…」
67: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:25:05 ID:XDF
桃華「ふふっ、Pちゃま…んっ」チュッ?
千枝「!?」
薫「うぇっ!?」
P「」
千枝「!?」
薫「うぇっ!?」
P「」
68: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:26:33 ID:XDF
桃華「……ふぅ、Pちゃま?わたくしはまだ“純潔”な白の薔薇……何色にでもなれますの。だから…わたくしを、アナタ好みの美しい色に……染め上げてくださいませ」
P「あ、ああ……」ポー
桃華「ふふふ…言質取りましたわ…?」
千枝「…………………………へぇ」
薫「わ、わぁ~///」どきどき
桃華「末永く、よろしくお願いしますね?わたくしのプロデューサーちゃま♪」
P「あ、ああ……」ポー
桃華「ふふふ…言質取りましたわ…?」
千枝「…………………………へぇ」
薫「わ、わぁ~///」どきどき
桃華「末永く、よろしくお願いしますね?わたくしのプロデューサーちゃま♪」
69: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:27:08 ID:XDF
P「なんてこともあったな~」
仕事合間の空き時間、つい先日撮り終えた桃華の新MVを観ながら、初めて出会った頃のことを思い出していた。
桃華が346プロのアイドルになって、7年。色々なことがあった。時には困難な壁にぶつかることもあったが、その度に一緒に乗り越えてきた。その甲斐もあってか、今ではもうすっかり大人気アイドルだ。
70: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:28:05 ID:XDF
P「……本当に綺麗になったな」
数年の歳月の間、心身共に大きく成長した担当アイドル達。
それぞれが異なる魅力を開花させていった。
そこに優劣はないが、こと気品…高貴さにいたっては、桃華は他の追随を許さないだろう。
だからこそ…
P「最近の桃華は心臓に悪い…よなぁ」
ただでさえ実年齢以上に大人びた所があったんだ、それが歳を重ねて色気まで手にしたら…
とんでもない美人になった。
数年の歳月の間、心身共に大きく成長した担当アイドル達。
それぞれが異なる魅力を開花させていった。
そこに優劣はないが、こと気品…高貴さにいたっては、桃華は他の追随を許さないだろう。
だからこそ…
P「最近の桃華は心臓に悪い…よなぁ」
ただでさえ実年齢以上に大人びた所があったんだ、それが歳を重ねて色気まで手にしたら…
とんでもない美人になった。
71: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:31:49 ID:XDF
P「桃華……」
桃華「はい♪プロデューサー様」
P「ウェ!?も、桃華!?いつからそこに!?」ビクッ
桃華「ふふふ…プロデューサー様がわたくしのMVを観て、本当に綺麗になった…と言ってくださった辺りからですわ」クスクス
P「そ、そうか」ドキドキ
桃華「全く…プロデューサー様は無防備過ぎます。これでは、いつなんどき悪い女性に騙されるか…心配で仕方がありませんわ」
P「え?俺が?」
桃華「プロデューサーとしてのキャリアは十分、整ったお顔をしているのにも飽き足らず、内面も魅力的…鴨がネギを背負って歩いているようなものですわ」
P「ハハハ…ありがと。お世辞でも嬉しいよ。桃華みたいな魅力的な女性に褒められたら、自信が湧いてくるな!」
桃華「…そういうところですのよ」ボソッ
桃華「はい♪プロデューサー様」
P「ウェ!?も、桃華!?いつからそこに!?」ビクッ
桃華「ふふふ…プロデューサー様がわたくしのMVを観て、本当に綺麗になった…と言ってくださった辺りからですわ」クスクス
P「そ、そうか」ドキドキ
桃華「全く…プロデューサー様は無防備過ぎます。これでは、いつなんどき悪い女性に騙されるか…心配で仕方がありませんわ」
P「え?俺が?」
桃華「プロデューサーとしてのキャリアは十分、整ったお顔をしているのにも飽き足らず、内面も魅力的…鴨がネギを背負って歩いているようなものですわ」
P「ハハハ…ありがと。お世辞でも嬉しいよ。桃華みたいな魅力的な女性に褒められたら、自信が湧いてくるな!」
桃華「…そういうところですのよ」ボソッ
72: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:33:56 ID:XDF
桃華(女性相手に下心なしでサラッとそういうことを言えるから…どれだけの女性を勘違いさせてきたのやら…本当、罪な殿方ですこと……でも、そんな貴方のことが…)
桃華「それで…今のわたくしが歌った“ラヴィアンローズ”…いかがですか?」
P「ああ、本当に素敵だと思う。12歳の頃もすごく可愛かったけど、今はそれに加えて気品というか…“オトナ”の色気が出てきたというか…見ているだけでドキドキしてくるよ。桃華のことしか、考えられなくなりそうだ」タハハ
桃華「…………P…様…」
あれ?なんか空気が変わった…?
桃華「それで…今のわたくしが歌った“ラヴィアンローズ”…いかがですか?」
P「ああ、本当に素敵だと思う。12歳の頃もすごく可愛かったけど、今はそれに加えて気品というか…“オトナ”の色気が出てきたというか…見ているだけでドキドキしてくるよ。桃華のことしか、考えられなくなりそうだ」タハハ
桃華「…………P…様…」
あれ?なんか空気が変わった…?
73: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:34:33 ID:XDF
桃華「P様……わたくし、もう立派な、オトナのレディですのよ…?」ぎゅっ
P「も、桃華?手が…」
桃華「わたくし、欲しいと思ったものは、必ず手に入れる主義ですの。トップアイドルの座、櫻井家の一人娘としての矜持、そして……P様、貴方の心…」
P「……っ」ふいっ
桃華「目をそらさないで」スッ
P「!」
P(綺麗な瞳…吸い込まれそうだ…)
P「も、桃華?手が…」
桃華「わたくし、欲しいと思ったものは、必ず手に入れる主義ですの。トップアイドルの座、櫻井家の一人娘としての矜持、そして……P様、貴方の心…」
P「……っ」ふいっ
桃華「目をそらさないで」スッ
P「!」
P(綺麗な瞳…吸い込まれそうだ…)
75: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:38:54 ID:XDF
桃華「P様…ずっと…ずっと…お慕いしておりました」
P「桃…華…」
桃華「貴方の“全て”を…わたくしに…ください」
唇と唇が近づく、桃華の一途な想いに俺は…
P「桃…華…」
桃華「貴方の“全て”を…わたくしに…ください」
唇と唇が近づく、桃華の一途な想いに俺は…
76: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:39:55 ID:XDF
「「そこまでです!!!」」バターン!
P「」ビクッ
桃華「……邪魔が入りましたか」ボソッ
「私の目の黒いうちは、勝手なことは許しませんよっ」フンス!
千枝「そうですよ!プロデューサーさんは……私と幸せになるんですから!」
桃華「ふふふ…やはり、貴方達とは白黒ハッキリさせないといけないようですわね…!どちらが、P様の妻に相応しいか!」
バチバチバチ
P「」ビクッ
桃華「……邪魔が入りましたか」ボソッ
「私の目の黒いうちは、勝手なことは許しませんよっ」フンス!
千枝「そうですよ!プロデューサーさんは……私と幸せになるんですから!」
桃華「ふふふ…やはり、貴方達とは白黒ハッキリさせないといけないようですわね…!どちらが、P様の妻に相応しいか!」
バチバチバチ
77: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:40:31 ID:XDF
P「あわわわわ……」オロオロ
P(お、俺…どうすれば…ん?)ツンツン
「……こっち……来て……」コソコソ ガチャ
P「?あ、ああ」そろ~り パタン
P(お、俺…どうすれば…ん?)ツンツン
「……こっち……来て……」コソコソ ガチャ
P「?あ、ああ」そろ~り パタン
78: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:41:45 ID:XDF
「ふふふ……P……連れてきたよ……薫」グッ
薫「やったね…!雪美ちゃん…!」グッ
P「え、え~と?」
薫「えへへ、私達、同盟を結んだの!」
雪美「……名付けて……P幸せにし隊……」ブイッ
P「P幸せにし隊?」
薫「えへへ…先生はこっちだよ~」グイグイ
雪美「行こう……争いのない……世界へ……」グイグイ
P「ちょっ、二人とも!?ひ、引っ張らないでくれ…!どこに連れていくつもりだ…?」
79: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:43:10 ID:XDF
「……いい所」ぎゅっ
薫「……あはっ…」ぎゅっ
P「えぇ……?」
薫「……あはっ…」ぎゅっ
P「えぇ……?」
80: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:43:58 ID:XDF
千枝「あれ?プロデューサーさんは…?」キョロキョロ
「へ?………いない!いつの間に…!?」
桃華「やられましたわっ…!!!追いかけますわよ!」ダッ
千枝「うんっ!」ダッ
「あっ…!ちょ、ちょっと!置いてかないでください~っ」ダッ
終わり
81: ◆UpHOrkEMJ2 2018/10/26(金)23:45:58 ID:XDF
以上で終わりです。
次はダディャーナザァーン!を書きたいです。
またみかけたときはよろしくお願いします。
次はダディャーナザァーン!を書きたいです。
またみかけたときはよろしくお願いします。
転載元:モバP「ラヴィアンローズのお嬢様」桃華「ですわっ」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1540559542/
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1540559542/
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