みく「ってことは、りあむチャンの出身地って回転焼きって言う地方なのにゃ？」

りあむ「その……うっ……ぼくは……やさしい世界生まれなんだよ！」



菜々「バト○フィーバーJですか？」

みく「菜々チャン、それ何なのにゃ？」

麗奈「えっと……40年近く前の特撮みたいね。光辺り詳しいかも」ﾈｯﾄｹﾝｻｸ


ほたる「ってことは……」

悠貴「菜々さんは……」


聖「40代……以上？」




菜々「あ～～お父さんがよく見ていたって言って、歌ってくれたのを覚えていただけですよ！」

由愛「な、菜々さん落ち着いて」ﾄﾞｳﾄﾞｳ

むつみ「でも40年前ですか……世界にはまだまだ未知の地域があった頃ですよね」

「冒険……探検……わくわくします！」

由愛「わわわっ、むつみちゃんのスイッチが入っちゃいました」ｱﾜｱﾜ

麗奈「でも、ベトナムでは戦争をやってた頃でしょ？あんまし世界征服するには向かない時代よね」

聖「戦いはいけない……もっと平和で……」



りあむ「何か回転焼きの話がすっごい方に行っちゃったね」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

みく「そうさせるのも菜々チャンの三段落ちの魅力にゃ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

「あ、これってオレオだにゃ？」

菜々「うぅ～どうせ菜々はウサミン星からの受信が日課ですよーだ」ｲｼﾞｲｼﾞ ﾊﾟｸﾊﾟｸ

みく「いじけながらも食べている菜々チャンはかわいいにゃ」ｶｼｬｶｼｬ

りあむ「菜々さんはかわいいから、インスタ映えするんだよね」ｶｼｬｶｼｬ

菜々「んもぅ……人が食べている所なんか撮っても面白くなんかないですよ」ﾎﾟｰｽﾞｷﾒｯ



由愛「その割にはサービスがいいんですね」

くるみ「くっ、くるみもがんばりましゅう……」

由愛「でも……やさしい世界か……どんな世界だろう」

聖「人が人に優しく……世界も人に優しく……そんな協和が取れた……世界？」

ほたる「とっても素敵ですね」

悠貴「私たちも、もっと素敵になれるんでしょうか……」



みく「ごらん、りあむチャン。子供達が夢見始めちゃってるにゃ」

りあむ「うぅ……ただ、ぼくは……」

みく「とりあえず、出身地についての嘘つきさんはいけないにゃ」

りあむ「うぅ……許して」



菜々「何故でしょう……さっきからみくちゃんのセリフが、ナナの胃と精神にズキズキきます」ｳｩ

麗奈「アンタも大変ね……ま、頑張りなさいよ」ﾖｼﾖｼ

菜々「はい……」

由愛「そういえば、巴ちゃんは？」

くるみ「あ、それなら……」

葵「ありすちゃんに食べさせるって、いちご入りの車輪餅を持って行ったちゃ」



みく「え゛……いちご入りにゃ？」

菜々「それって……大丈夫なんですか？」

ほたる「えっと……いちごの酸味と……」

悠貴「カスタードの甘さが口いっぱいに広がる大判焼きでしたっ！」

みく「それなら一安心に……りあむチャン？」



りあむ「……ｲﾁｺﾞﾊﾟｽﾀｺﾜｲ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

菜々「そ、そういえば、一度口にしたとか……」

みく「メディーック！！」

――りあむは搬送されました

みく「ひとまず安心にゃあ……」

悠貴「で、でもりあむさんの出身地は結局、わからず仕舞いでしたね……」

みく「まぁ、ウサミン星と一緒で、夢は夢に留めて置いた方がいいにゃ」

菜々「うぐっ！」ｸﾞｻｯ

ﾊﾞﾀﾝ

くるみ「ふぇぇぇ！？」

菜々「みくちゃん……ナナに何の恨みが……」ｶﾞｸﾘ

聖「大変……息をして……ない……」

葵「菜々さん、しっかりすっちゃ！！」

みく「みくのせいかにゃ、メディーック！！」





――本日の教訓。わかっていても人の痛いところを突くのは止めましょう

おわり

いつもの菜々さんオチでした

わちゃわちゃしてすまんです

では、読んでくださった方にいちごパスタを