杏「あー、あ、あ、こんなもんかな。おはようございます」

未央「そんなもんでーすおはようございまーす」

李衣菜「おはよー。何今起きたの？」

杏「寝て起きてニチアサ見て寝て起きたから1時には起きてたよ」

李衣菜「それドヤれる要素ある？　顔見えないけど」

杏「前ニチアサ見るまで起きてたから……」

李衣菜「ちゃんと寝たほうがいいよ」

杏「おっきくなれないからね」

未央「リーナそういうのやめなよ」

李衣菜「いや今の杏ちゃんも綺麗だと思うけどさ」

杏「通話で口説くのやめてもらっていいですか？」

李衣菜「こいつら面倒くさいな」

未央「へへ……照れるぜ」

李衣菜「いや照れとかじゃなくて恥じて」

杏「でも李衣菜は面倒くさい女好きでしょ？」

李衣菜「いやサボテンみたいな方が好きですね」

未央「嘘だぁリーナ水やりすぎて枯らすタイプでしょ」

杏「やだ……ぐしょぐしょとか李衣菜のえっち……」

李衣菜「今度濡れ衣着せてやるからな」

杏「お分かりいただけただろうか、これが冤罪の実態である」

未央「日本の闇を見た」

李衣菜「完」


　制作・著作
　━━━━━
　　ⓃⒽⓀ　

杏「わざわざチャットの方で送らなくていいから」

未央「リーナ受信料払ってなさそう」

李衣菜「なんでだ、寮は会社が払ってるでしょ」

未央「いや違、実家……」

李衣菜「え？」

杏「あの多田さん」

李衣菜「なんですか」

杏「どんだけ寮泊まってるんですか？」

李衣菜「事務所通してもらって良いですか？」

未央「まさかリーナ、部屋を転々と色んな子と代わる代わる……」

李衣菜「その知り合いでえっちな事妄想する癖やめた方が良いよ」

未央「う、ウチはダメだよ……親とか弟とか居るし……」

杏「しかし、偶然にも家を開けている家族……家には二人きり……」

李衣菜「私をどうしたいの？」

未央「ネタにしたい」

杏「オモチャにしたい」

李衣菜「まことに遺憾の意であります」

杏「全くだ」

未央「悪いやつも居たもんだ」

李衣菜「なに別の人格とかあるの？」

未央「もう一人のボク？」

杏「俺の中の俺」

李衣菜「……とあの子でした」

未央「リーナ……みくにゃんに飽き足らずあの子まで連れ込んで」

李衣菜「ふざけんなと思ったけど今のは私が悪かったので何も言えない。ふざけんな」

未央「漏れてる漏れてる」

杏「未央ちゃんもよく漏らしてるしおあいこでしょ」

未央「漏らしてませんー！　漏ーらーしーてーまーせーんー！」

李衣菜「よく漏らしちゃダメでしょ」

杏「よくじゃなくても漏らさないほうが良いと思うな」

未央「そんなのわかっとるわーい！」

李衣菜「どういうテンション感なの？」

未央「わかっとるわーい！」

李衣菜「なんで2回言ったの」

杏「なんか未央ちゃん無駄に元気だな。外走ってきたら？」

李衣菜「杏ちゃん時々みおちゃんの事はなたれ小僧みたいな扱いするよね」

未央「はー！？　大人の魅力で国家をバタバタと壊滅させる傾国の戦略セクシー美少女兵器白面金毛未央ちゃんだし！！」

杏「よくそれスラスラ言えたね今」

未央「滑舌には自信があるから」

杏「いや言ってて恥ずかしくないのかと思って」

未央「は？」

李衣菜「ほら……みおちゃんはその色香で数々の権力者達を手玉に取ってきたから……」

未央「ふぇっ」

李衣菜「そりゃもういんぐりをもんぐりですよ」

杏「言い寄る男たちを千切っては投げ千切っては投げくんずほぐれつの大乱闘スマッシュブラザーズをね？」

李衣菜「何どういうこと？ むつかしい」

未央「してないもん……」

李衣菜「まぁみおちゃんのセクシーはまた今度みせてもらうとして」

杏「どんだけ見たいの」

李衣菜「今日なんかのっけからテンション高かったけどどうしたの？」

未央「あ、そうそう！　前言ってたゲーム買ったの！　一緒にやろー！」

李衣菜「いいね、やろやろ！」

杏「……ところでインストールとアプデしてる？」

未央「え」

李衣菜「あー」

杏「いや、インストールとアプデ……」

李衣菜「アプデ80ギガぐらいあるよ」

未央「ふえぇ……」

杏「あー李衣菜泣かしたー」

未央「先生に言ってやろー」

李衣菜「みおちゃんいくつ人格あんの？」

未央「第五人格」

李衣菜「うるさい」

杏「もうちょっとやさしくしてあげなよ」

未央「やらしく？」

李衣菜「その知り合いでえっちな事妄想する癖やめた方が良いよ」

杏「その知り合いでえっちな事妄想する癖やめた方が良いよ」

未央「まって私のアイデンティティそこにあると思われてたの？」

杏「皆思ってるよ」

李衣菜「さまよう亡者もそう思います」

杏「万力魔神バイサー・デスもそう思います」

未央「満を持して誰？」

李衣菜「名前だけでも覚えて帰ってくださいね」

未央「ごめんもうわかんないや、なんだっけ、さまよう……もの……？」

杏「絶妙な匙加減の間違え加減だ。よく知ってるね」

未央「子供のときに一度見ましただよ」

杏「よく知ってるね」

李衣菜「燎原の火唱えてやりたい」

未央「そんなに怒らなくても」

杏「むしろ最大限の敬意だよ」

未央「まぁリーナは未央ちゃんの舎弟みたいなとこ有るしね」

李衣菜「っす、一生ついていくっす」

未央「おう、いい心がけだねっ」

李衣菜「今トドメさしたら一生ついていったことになるね」

未央「怖……」

杏「李衣菜がまたパスってる」

李衣菜「え？　またって何？」

未央「サイコパス診断～！！」

杏「いえーい」

李衣菜「おっ何だ何だ、祭りの場所はここか？」

杏「祭りと聞いて我慢できずに駆けつけたリーナW.K.」

未央「第一問！　夫の葬儀に参列した夫の同僚に一目ぼれを

李衣菜「息子の葬儀でまた会えるから！」

未央「第二問！　サンタクロースが男の子に

李衣菜「脚がなかったから！」

杏「お客さんコレ早押しクイズじゃないんですよ」

李衣菜「ロックに常識は通用しないからね」

杏「常識がない……？」

李衣菜「なんでだ。私とか常識が服着て歩いてるようなものだから」

杏「服着る程度の常識は有るわけね」

未央「嬉々として食い気味に人間味の無い回答するリーナこわかったね」

李衣菜「普通にヘコむから普通に感想言うの普通にやめてほしい」

未央「そんな捨て犬みたいな声で悲しまなくても」

杏「というか80ギガって言ってもそんなにかかんないんじゃない？」

未央「いやー、ウチの回線は赤ちゃんですからなー」

杏「逆に速そうだ」

李衣菜「赤子の手をひねる的なね」

未央「リーナがまたパスってる」

李衣菜「いや慣用句をさぁ」

未央「はいはいぐらいの速さみたいなことが言いたかったの」

李衣菜「はいはい」

杏「つまんな……」

李衣菜「そんなエグい声出るんだってくらいの声で罵倒するのやめて欲しいな」

未央「私は結構好きだよ」

李衣菜「それはそれで腹たってきたな」

未央「なーんで！　なぁーんーでー！」

杏「どうどう」

李衣菜「馬かな？」

未央「ﾋﾋｰﾝ……」

李衣菜「受け入れるなよそれを」

未央「ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」

杏「杏が100悪かったから機嫌直して」

李衣菜「ニンジンあげるからゲームやろ？」

杏「そのゲームが出来ないって話をしてたんだよなぁ」

李衣菜「そうだった」

未央「ふえぇ……」

李衣菜「んー……じゃあ何やろっか」

杏「LSDとか」

李衣菜「一人用なんですけど」

未央「杏ちゃんおクスリやるの？」

李衣菜「いつもハピハピキャンディキメてるでしょ」

杏「キメてない」

未央「そっかぁ」

杏「そっかぁじゃない」

未央「でどんなゲームなの？」

李衣菜「ちょっと待って動画貼るね」

ttps://kids.yahoo.co.jp/games/sports/013.html

未央「ちがう絶対それじゃない」

杏「ﾊﾗﾝﾃﾞｲｲ」

李衣菜「いやちが、ホントに間違ったの！　コピーできてなかったのURLが！」

杏「逆にプニキがクリップボードに存在してる状況って何？」

李衣菜「朋ちゃんと勝負してたんだよね」

未央「何？　占い？」

李衣菜「真剣勝負だよ。負けた方がラーメン奢り」

未央「男の子だ」

杏「なんか……何、はなたれ小僧よりは高校生くらいの感じ」

未央「青春じゃん」

杏「楽しかった？」

李衣菜「楽しかった」

杏「じゃあいいや」

未央「……あ」

杏「なしたの」

李衣菜「どうせまたくだらない事思いついたぞ」

未央「みんな……アオハルしてるね」ｷﾘ

杏「何だ今の」

李衣菜「凛ちゃんのモノマネでしょ」

杏「パッと聞き似てないように聞こえてよく聴くと似てないね」

未央「全然ダメじゃん」

杏「全然ダメだよ」

李衣菜「アオハルとかいう凛ちゃん解釈違いだからやめてほしい」

未央「いやでも多分好きじゃない？　アオって入ってるし」

李衣菜「認識が雑すぎるでしょ」

未央「青汁しか飲まないしアオダイショウとかよく拾ってくるよ」

杏「どんだけ偏った思想抱えて人生送ってるの凛ちゃん」

李衣菜「果てしなく生きづらそう」

未央「で結局どういうゲームなの」

李衣菜「ちょっと待って個別で送るね」

未央「あーい見てみるね」

杏「またえっちな動画見てる」

李衣菜「またってことはよく見てるってことかな」

未央「見てないもん！！」

李衣菜「ていうかさらっとえっちな動画送った人にしないでくれる？」

杏「ある意味アイドルと同じで夢を与える仕事説あるよ」

李衣菜「えっ仕事なの」　　

杏「道端に軍手片方落とす仕事と同じで国家公務員だよ」

李衣菜「安定してるんだね」

未央「ええ……」

李衣菜「あ、動画見た？」

未央「こんなのゲームじゃない……」

杏「よく知ってるね」

李衣菜「えー、じゃあ何やる？」

杏「Sad Satanとか」

李衣菜「なんでそんなことしなきゃいけないんですか」

未央「サドサたん？」

杏「満を持して誰」

李衣菜「友達？」

未央「わかんないけどお友達になれたらいいな」

李衣菜「純真かよ」

未央「〽純真無垢に見えるけど～」

杏「〽借りパクしたのエアライド～」

未央「ちゃんと返して」

李衣菜「大変なものを盗んでいきやがって」

杏「死ぬまで借りただけです」

李衣菜「杏ちゃんを亡き者にすれば一瞬で返ってくる……？」

未央「リーナがまたパスってる……なんなのこの人」

杏「私を殺しにいらっしゃーい」

未央「本当に来てえっちなことされたらどうすんの」

李衣菜「おい」

杏「困る」

未央「そりゃそうだ」

李衣菜「逆に喜ばれたらソワソワしちゃうね」

杏「その知り合いにえっちな事妄想させる癖やめた方が良いよ」

未央「そんな鰻屋の匂いでご飯食べてたらお金取られるみたいな怒られ方ある？」

杏「……においを売るビジネスで一山当てられないかな」

李衣菜「やめとけ」

未央「今いらないアイデアロール成功したね」

李衣菜「SANが減る方だ」

杏「一ノ瀬博士に相談してみるか」

李衣菜「バスタブに獣脂満たし裸で浸かれば？」

杏「疑問形だ」

未央「裸恥ずかしいだろからパン粉の衣つけたげるね」

杏「フライかな？」

未央「いいかい、学生さん、トンカツにな、トンカツにいつでもなれるくらいになりなよ」

杏「外はぬるぬる中はぐちょぐちょのカツになってしまう」

未央「料理下手くそ選手権じゃん」

李衣菜「カツ死ね」

杏「違うそうじゃない」

未央「今日なんかリーナ殺意高いね」

杏「おなか減ってるんじゃない？」

未央「杏ちゃん時々リーナの事はなたれ小僧みたいな扱いするよね」

李衣菜「そしてはなたれ小僧に挟まれた杏ちゃんもはなたれ小僧になるのであった」

杏「パンデミックだ……」

李衣菜「あれ、何の話してたんだっけ？　ゲームか。何やる？」

杏「すごい自己完結を見た」

未央「まぁ口に出した時点で思い出すやつあるよね」

杏「ベアプログラミングみたいな感じね」

未央「ホームランダービーやるの？」

杏「違う違う未央ちゃんがよくSiriに話しかけてるやつ」

李衣菜「唯一の友達に話しかけるみおちゃん」

未央「友達いっぱいいるもん！」

杏「ほんとに？」

未央「あの、杏ちゃんとか……」

杏「ちょっと可愛げある。許した」

李衣菜「私は？」

未央「？」

李衣菜「おい」

未央「うそうそ、私達はー？」

李衣菜「ズッ友ー」

未央「ズッ友ー」

杏「アホだなぁ」

李衣菜「そうだよアホだよ」

杏「でなにやる？」

未央「ちょっとまって思案してる」

杏「ポンダー未央だ」

李衣菜「久しぶりに泉ちゃんとこのサーバー行く？」

杏「あー、大掛かりなアプデきた時に新しいの立てたみたいだよ」

李衣菜「あ、そうなの？　そりゃちょうどいいや」

未央「マイクラ？」

李衣菜「マインクラフト」

杏「地雷を作ります」

李衣菜「そっちじゃない」

未央「クレイモアとか作るぞー」

杏「只さん……」

李衣菜「呼んだ？」

未央「歌って踊れる対人地雷だ」

杏「条約違反ですよ」

李衣菜「ｼｭｰ」

未央「自分の家爆破するの？」

李衣菜「たまには野ざらしで寝るのもロックだよね」

未央「うそぉん」

杏「また李衣菜が家なき子になってる」

李衣菜「またって何一回もなった事ないわ」

杏「逆に一回以上なった事あったらびっくりしてしまう」

未央「あ、じゃあ始める前にお手洗い行ってくるね」

李衣菜「漏らす前に行っといで」

未央「わかっとるわーい！」ｶﾞﾗｯ

李衣菜「はなたれ小僧行ったはなたれ小僧」

杏「杏も始める前に食料取ってこよ」

李衣菜「狩りに行くのかな？」

杏「ジビエの時間だー、じゃちょっと行ってくる」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

李衣菜「私もコーヒー淹れてくるかー」ｶﾞﾀｯ

未央「ふははー！　よく来たな明太子共！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

未央「……」

未央「また居ない……」

ｶﾞｻｶﾞｻ ｺﾞﾄｯ

未央「あ、きたきた」

杏「はいはいハロー」

未央「調子はどう？」

杏「ﾊ-ｲ」

未央「この通話ヘーベルハウス居るな」

杏「居ないですよ」

未央「居ないですか。居ないついでにリーナどこ行ったの？」

杏「泥みたいなカフェイン汁淹れてる」

未央「コーヒーに対するバイアスがひどい」

杏「甘くしないと飲めないんだもん」

未央「やだかわいい」

杏「人生は苦いから、コーヒーくらいは甘くていいのさ」

未央「そんな苦しい人生送ってる？」

杏「むしろいろんな味がして面白い人生送ってる」

未央「あーパーティー・ボッツの……」

杏「ろくでもない味しかないんだよなぁ、せめてサーティーワンとかがいい」

ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘ

未央「え？　何この音」

杏「豆から淹れるとか優雅かよー」

未央「この通話貴族も居るな」

杏「せいぜい鳥貴族でしょ」

未央「この通話鳥貴族とヘーベルハウスが居るな」

杏「速報！ ヘーベルハウスが全品298円！ 急いで買え！」

未央「キャンペーンかな？」

杏「更にお持ち帰りで軽減税率適用」

未央「お得だなー」

杏「何の話？」

未央「それ丁度未央ちゃんも聞きたかったんですよ」

ｳｨﾝｳｨﾝｳｨﾝｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ

杏「んっふ」

未央「ふふふ、なんだようるさいな」

杏「ちょっと面白いの腹立つ」

未央「あ、丁度聞きたかったついでに杏ちゃんは何しに離れてたの？」

杏「なんかつまんでやろうと思ったら家に何もなかったの」

未央「あるある」

杏「ほんと何にもなかった。床とか屋根もなかった」

未央「ﾊ-ｲって外してそのままどっか置いてきちゃったかー」

杏「杏がヘーベルハウスに見える気の毒な人もいるな。たべちゃうぞ」

未央「ヘーベルハウスかと思ったらガチャピンだった。何もないからって食べないで」

杏「いやまぁ食材はあるんだけどさ」

未央「そいえばこの前そういう時に気付いたんだけどさ」

杏「うん」

未央「のりたまってめっちゃ美味しいよね」

杏「さてはそのまま食べたな？」

未央「タマタマあったからノリで」

杏「じゃあ今度未央ちゃんのプレボにのりたま入れるように言っておくから」

未央「やめてやめて」

李衣菜「遠慮しなくていいよ」ｺﾄ ｶﾞﾗﾗ

未央「あ、おかえり鳥貴族」

李衣菜「正確には伯爵だよ」

杏「それ鳥じゃないでしょ」

李衣菜「ﾋｬｯﾊｰ!」

未央「キノコちゃんかな？」

杏「輝子ちゃんだいぶ鶏ガラだから……」

未央「いや杏ちゃんに言われたくないと思うよ」

李衣菜「私たちも大概だけど杏ちゃんは本気で風とかに飛ばされそうで」

杏「心配してくれてるの？」

李衣菜「いやウケるなって」

杏「はちゃめちゃ腹立つ」

未央「怒りを露わにする双葉杏氏」

杏「遺憾の意であります」

未央「あ、じゃあ私遺憾のか」

李衣菜「は？」

未央「リーナは？」

李衣菜「えー……じゃあ遺憾のんで」

未央「どうぞどうぞ」

杏「どうぞどうぞ」

李衣菜「いやどうぞどうぞじゃ無いんだって3人居ないと完成しないんだって」

杏「遠慮すんなよ？」

李衣菜「杏ちゃんはなんなんだよ」

未央「まぁほら私たちは起承転結みたいなものだから」

杏「一人多いんですけど」

李衣菜「なんか聞こえてるの？　数数えられないの？」

未央「じゃあ序破離で」

李衣菜「混ざってるよ」

未央「あれ？」

杏「急じゃない？」

未央「Qかぁ」

李衣菜「なにがQだよ」

未央「ところで接続の準備できた？」

李衣菜「もう入ってる」

杏「もう入ってる」

未央「なんで言ってくれないの……？」

杏「いやもう入って待ってるのかなって」

未央「匠に爆破されちゃうじゃん？」

李衣菜「戦いなさいよ」

未央「フフーン！　我が身はカワイイですからねぇ！」

杏「出た出た」

李衣菜「幸子ちゃんの持ちネタパクるのやめなよ。いや幸子ちゃんの持ちネタじゃないわ。杏ちゃんの持ちネタだわ」

杏「杏ちゃんの持ちネタでも無いです」

未央「多分ね一番気に入ってるの私」

杏「もう寝ていい？」

未央「まだだめ」

杏「やった今日は精度の低いモノマネが豊作だ」

李衣菜「杏ちゃんそういうの好きだよね」

杏「モノマネ界の駄菓子大好き」

李衣菜「初めて聞いた言葉がどんどん出てくるな」

杏「日本語であそぼ？」

未央「疑問形だ」

李衣菜「それおもちゃにしていいって意味ではないと思いますよ」

未央「普通の日本語に魔法をかけてオモチャにしちゃおう、シンデレラワードのコーナーです」

李衣菜「こいつ」

杏「ちょっと寝ていい？」

未央「寝たら死ぬよ」

李衣菜「雪山かな？」

杏「冠雪の山です」

李衣菜「Sk-redかな？」

未央「私が殺す」

李衣菜「通報しました」

杏「私を殺しにいらっしゃーい。寝ながら待ってるね」

未央「誰も寝てはならぬ」

杏「急に姫出てきたな」

李衣菜「希望、血潮、トゥーランドット」

杏「それこの前ですよ」

未央「何リーナ今日早押しの人なの？」

李衣菜「越後製菓！」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

未央「えっ何今の音」

李衣菜「サンプラーに入れてある」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾝﾎﾟﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

杏「すこぶるうるさい」

未央「さ、え？　魚醤？」

李衣菜「それナンプラー」

未央「ていうかリーナ通話環境に気合い入れすぎでしょ」

杏「自前でコンプとか挟んでるからね」

李衣菜「言うてお父さんのお下がりとかだからなぁ……ていうか杏ちゃんに言われたくないよ。通話用にC414立てるとか」

未央「なんかすごいの？」

李衣菜「月に二回ぐらい私達でラジオ録るじゃん、あれあれあのマイク」

未央「は？」

杏「家で音源作れたら出なくていいかなぁって」

李衣菜「出不精極まってるなぁ」

杏「でも結局卓の方が違うしスタッフさんも居た方が楽なことに気づいちゃった」

未央「コロッケは作るより買う方がコスパがいいみたいなこと？」

杏「概ね合ってる」

未央「でもきょーちゃんのコロッケ美味しいよ」

杏「でもって何？」

李衣菜 ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

未央「ほらリーナもﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝって言ってる」

李衣菜「この前の台風のときもコロッケせっせと揚げてたよ」

未央「食べた？」

李衣菜「揚げたて食べたいなーって甘えた声出したらくれた」

杏「どういう関係性なの？」

未央「みくにゃんにブチ切れられればいいんだよ」

李衣菜「半分ちょうだいって言うからあげた」

未央「みくにゃん揚げたの……？」

李衣菜「ヤダよもったいない」

未央「もったいな……え？」

杏「じゃあ負けずに杏たちもおいしいコロッケをつくろう！」

未央「メンチカツしか作れないでしょ」

李衣菜「ほら未央ちゃんすっぺらぴっちょんしてないで早く入って」

未央「あ、そうだった」

杏「李衣菜が首長くして待ってるよ」

李衣菜「手足も長くして旅人とか襲ってた」

未央「足長手長……じゃない手長足長だ」

杏「調伏しなきゃ」

李衣菜「早く入ってこないと杏ちゃんがリス位置に屋根作って敵集めてるよ」

未央「はあああちょっとまって何してるの？」

杏「いや、違うんですよ。とりあえず高台に逃げようかなって」

李衣菜「うわなんでベッド3つ並んでんの、寝れないでしょ」

未央「嫌そうな声出さないでよ、アイドルの添い寝やぞ」

李衣菜「内緒にしてたけど私もアイドルなんですよ」

杏「杏も」

未央「そういえばそうだった」

杏「未央ちゃんもう入れそう？」

未央「ちょっとまってねー……」

李衣菜「てかこれ朝になるまでなってから入ったほうが

未央「よし入れた！」


mioooooooooooo がゲームに参加しました


ｼｭｰ

未央「あっ」

李衣菜「良かったんだよなぁ」

杏「爆破オチなんてサイテー」


ﾎﾞﾎﾞﾝ ﾎﾞﾝ


mioooooooooooo は爆発に巻き込まれてしまった
tadatadariina は爆発に巻き込まれてしまった
ataba_funzu は爆発に巻き込まれてしまった

おしまい
だいぶだいぶご無沙汰でございましたね
待ってた方が居たらおまたせおまたせでございます、初めての方も雰囲気で読んでくださいませませ

直近の→亜季「きたえる、忍ぶ、話する」
前回の特番→ロックとスターと特番の乱

読んでくれた人ありがとう、また次があればよろしくおねがいします