1: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:38:34 ID:xYB
アイドルマスターです。水瀬伊織さんのお話です。
アイドルマスターシンデレラガールズです。西園寺琴歌さんのお話です。
アイドルマスターシンデレラガールズです。西園寺琴歌さんのお話です。
2: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:38:58 ID:xYB
社交界 パーティー
伊織(はぁ……。まったくこういうパーティーももう飽き飽きよね)
伊織(それでも水瀬家の一員として出席しないわけにはいかないし)
伊織「ホント……。つまんないわね……」
伊織(そういえば新曲の振り入れ、明日からよね。曲は頭に入ってるけど)
伊織「ちょっとくらい抜け出してもいいわよね」
伊織(はぁ……。まったくこういうパーティーももう飽き飽きよね)
伊織(それでも水瀬家の一員として出席しないわけにはいかないし)
伊織「ホント……。つまんないわね……」
伊織(そういえば新曲の振り入れ、明日からよね。曲は頭に入ってるけど)
伊織「ちょっとくらい抜け出してもいいわよね」
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3: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:39:19 ID:xYB
◆
伊織「ふぅ。さすが私の家ほどじゃないけど豪邸ね。庭も隅々まで手入れが行き届いてるわね」
伊織(ここらへんならちょっと歌ってもバレないわよね)
伊織「んんっ! オホンっ! あーあー!」
伊織「~~♪」
伊織(ここはもっと楽しく軽やかに。伊織ちゃんの魅力がファンのみんなに伝わるようにしなきゃ)
伊織「~~♪」
伊織(ちょっと切なさを込めて。みんなを感動させてやるって気持ちで)
伊織「ふぅ。こんなもんかしら」
伊織(我ながらうまくいったわね♪)
伊織「にひひ♪」
伊織「ふぅ。さすが私の家ほどじゃないけど豪邸ね。庭も隅々まで手入れが行き届いてるわね」
伊織(ここらへんならちょっと歌ってもバレないわよね)
伊織「んんっ! オホンっ! あーあー!」
伊織「~~♪」
伊織(ここはもっと楽しく軽やかに。伊織ちゃんの魅力がファンのみんなに伝わるようにしなきゃ)
伊織「~~♪」
伊織(ちょっと切なさを込めて。みんなを感動させてやるって気持ちで)
伊織「ふぅ。こんなもんかしら」
伊織(我ながらうまくいったわね♪)
伊織「にひひ♪」
4: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:39:45 ID:xYB
??「素敵ですわ!」
伊織「!? だ、誰よ!」
琴歌「私ですわ。水瀬様」
伊織(……えーっと、この人……)
伊織「急に声をおかけになられるなんて驚きましたわ、西園寺様」
伊織(西園寺家の……確か、琴歌だったかしら)
琴歌「タイミングを見失っていましたの。驚かせてしまってごめんなさい」
伊織「いいんですよ。お気になさらないでください」
琴歌「それよりも!」
伊織「な、なんでしょうか?」
伊織(なんかやけにグイグイくる娘ね……。あ、近くで見るとどこか美也に似てるわね)
琴歌「さすがは水瀬様ですわ! とっても素敵な歌でした!」
伊織「あ、ありがとうございます。西園寺様に聴かせるにはお聞き苦しかったかと思いますわ」
伊織「!? だ、誰よ!」
琴歌「私ですわ。水瀬様」
伊織(……えーっと、この人……)
伊織「急に声をおかけになられるなんて驚きましたわ、西園寺様」
伊織(西園寺家の……確か、琴歌だったかしら)
琴歌「タイミングを見失っていましたの。驚かせてしまってごめんなさい」
伊織「いいんですよ。お気になさらないでください」
琴歌「それよりも!」
伊織「な、なんでしょうか?」
伊織(なんかやけにグイグイくる娘ね……。あ、近くで見るとどこか美也に似てるわね)
琴歌「さすがは水瀬様ですわ! とっても素敵な歌でした!」
伊織「あ、ありがとうございます。西園寺様に聴かせるにはお聞き苦しかったかと思いますわ」
5: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:40:21 ID:xYB
琴歌「とんでもないです! さすがはトップアイドル水瀬伊織様です!」
伊織「あら、私がアイドルをやっている事を知っておられるのですか?」
琴歌「もちろんですわ! 私もまだ水瀬様ほどではないですがアイドルとして活動しておりますの♪」
伊織「……へ?」
琴歌「トップアイドルとして活躍するためには私も先ほどの水瀬様のように、いえ、それ以上に頑張らなくてはなりません!」
琴歌「そうと決まればさっそくレッスンの予定をプロデューサー様に組んでもらわなくては!」
伊織「は? え? ちょっ!?」
琴歌「それでは水瀬様、またお会いできる事を期待しておりますわ。では、ご機嫌よう♪」
伊織「ま、待ちなさい! 待ちなさいってば!」
伊織「……行っちゃった」
伊織「もうっ! なんなのよ、あの娘!」
伊織「あら、私がアイドルをやっている事を知っておられるのですか?」
琴歌「もちろんですわ! 私もまだ水瀬様ほどではないですがアイドルとして活動しておりますの♪」
伊織「……へ?」
琴歌「トップアイドルとして活躍するためには私も先ほどの水瀬様のように、いえ、それ以上に頑張らなくてはなりません!」
琴歌「そうと決まればさっそくレッスンの予定をプロデューサー様に組んでもらわなくては!」
伊織「は? え? ちょっ!?」
琴歌「それでは水瀬様、またお会いできる事を期待しておりますわ。では、ご機嫌よう♪」
伊織「ま、待ちなさい! 待ちなさいってば!」
伊織「……行っちゃった」
伊織「もうっ! なんなのよ、あの娘!」
6: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:41:35 ID:xYB
◆
後日 テレビ局
伊織(まさか本当に西園寺の娘がアイドルやっていたなんて……。この伊織ちゃんが知らなかったなんて……!)
765P「伊織、そんなムスッとした顔でテレビには出ないでくれよ」
伊織「わかってるわよ! うるさいわね!」
765P「まったく。何をそんなにカリカリしてるんだ?」
伊織「してないわよ!」
765P「してるじゃないか……」
765P「ほら、楽屋に着いたぞ。俺はディレクターさんとかに挨拶行ってくるから待っててくれ」
伊織「挨拶なら私も行くわよ」
765P「いや、伊織は楽屋に居て欲しいんだ」
伊織「なんでよ。伊織ちゃんの挨拶は要らないってわけ?」
765P「違う違う。今日、共演する別事務所のアイドルが挨拶したいからって事前に連絡もらってるんだ」
伊織「あら、そうなの。この伊織ちゃんに挨拶したいなんて良い心がけね。にひひっ♪」
765P「そうそう。そういうわけだから待っててくれよ。挨拶は伊織の分までちゃんと俺がやっておくから」
伊織「えぇ、わかったわ。頼むわね、プロデューサー」
765P「おう。じゃあ行ってくるよ」
後日 テレビ局
伊織(まさか本当に西園寺の娘がアイドルやっていたなんて……。この伊織ちゃんが知らなかったなんて……!)
765P「伊織、そんなムスッとした顔でテレビには出ないでくれよ」
伊織「わかってるわよ! うるさいわね!」
765P「まったく。何をそんなにカリカリしてるんだ?」
伊織「してないわよ!」
765P「してるじゃないか……」
765P「ほら、楽屋に着いたぞ。俺はディレクターさんとかに挨拶行ってくるから待っててくれ」
伊織「挨拶なら私も行くわよ」
765P「いや、伊織は楽屋に居て欲しいんだ」
伊織「なんでよ。伊織ちゃんの挨拶は要らないってわけ?」
765P「違う違う。今日、共演する別事務所のアイドルが挨拶したいからって事前に連絡もらってるんだ」
伊織「あら、そうなの。この伊織ちゃんに挨拶したいなんて良い心がけね。にひひっ♪」
765P「そうそう。そういうわけだから待っててくれよ。挨拶は伊織の分までちゃんと俺がやっておくから」
伊織「えぇ、わかったわ。頼むわね、プロデューサー」
765P「おう。じゃあ行ってくるよ」
7: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:42:04 ID:xYB
伊織「ふぅ……」
伊織(じゃあその共演するアイドルの子が来るまでは私もここで待機してなくちゃいけないわね)
伊織「オレンジジュースは……。あら、ちゃんと用意してあるのね♪」
765P「あ、そうだ伊織」
伊織「きゃあぁぁぁ! なななな、なにノックもなしに開けてるのよ! 私が着替え中だったらどうすんのよ!」
765P「う……。それはすまん……」
伊織「はぁ……。まぁいいわ。で、何よ?」
765P「なんか共演するアイドルの事務所の方が差し入れをしたいから、楽屋においてるあものにはとりあえず手を付けないでくれって伝言を受けてたんだよ」
伊織「差し入れ? ふふん。ますます良い心がけね」
765P「気の利く事務所さんだからな、CGプロさんは」
765P「と、噂をすればかな。はーい! どうぞー!」
伊織(じゃあその共演するアイドルの子が来るまでは私もここで待機してなくちゃいけないわね)
伊織「オレンジジュースは……。あら、ちゃんと用意してあるのね♪」
765P「あ、そうだ伊織」
伊織「きゃあぁぁぁ! なななな、なにノックもなしに開けてるのよ! 私が着替え中だったらどうすんのよ!」
765P「う……。それはすまん……」
伊織「はぁ……。まぁいいわ。で、何よ?」
765P「なんか共演するアイドルの事務所の方が差し入れをしたいから、楽屋においてるあものにはとりあえず手を付けないでくれって伝言を受けてたんだよ」
伊織「差し入れ? ふふん。ますます良い心がけね」
765P「気の利く事務所さんだからな、CGプロさんは」
765P「と、噂をすればかな。はーい! どうぞー!」
8: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:42:29 ID:xYB
デレP「失礼します。本日はよろしくお願いします」
琴歌「よろしくお願いします!」
伊織「あ……あぁー! あんた! 西園寺琴歌!!!」
琴歌「お久しぶりですわ、水瀬様♪」
765P「お、なんだ。知り合いか」
モバP「そうなのか、琴歌」
琴歌「はい♪ 水瀬家とは西園寺家として親しくさせてもらっていますの」
765P「ふむ。ではあとは若い者同士でってことで」
モバP「そうですね。俺達はスタッフさんに挨拶に行きましょうか」
765P「そうですね、CGプロさん。またご一緒できて恐縮です」
モバP「いやいや……。こちらこそ765さんとご一緒できて光栄ですよ」
765P、モバP「「あははははははは!」」
伊織「ま、待ちなさいよ! ちょっと!!!」
伊織「行っちゃった……。なんであいつらはあんなに親し気なのよ……」
琴歌「よろしくお願いします!」
伊織「あ……あぁー! あんた! 西園寺琴歌!!!」
琴歌「お久しぶりですわ、水瀬様♪」
765P「お、なんだ。知り合いか」
モバP「そうなのか、琴歌」
琴歌「はい♪ 水瀬家とは西園寺家として親しくさせてもらっていますの」
765P「ふむ。ではあとは若い者同士でってことで」
モバP「そうですね。俺達はスタッフさんに挨拶に行きましょうか」
765P「そうですね、CGプロさん。またご一緒できて恐縮です」
モバP「いやいや……。こちらこそ765さんとご一緒できて光栄ですよ」
765P、モバP「「あははははははは!」」
伊織「ま、待ちなさいよ! ちょっと!!!」
伊織「行っちゃった……。なんであいつらはあんなに親し気なのよ……」
9: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:43:36 ID:xYB
琴歌「水瀬様! 今日はよろしくお願いしますわ♪」
伊織「げっ……。そうだった……」
伊織「んんっ! おほんっ……!」
伊織「はい。西園寺様。私こそよろしくお願いします」
琴歌「あの……、水瀬様……?」
伊織「なんでしょうか、西園寺様」
琴歌「普通にしていただいて大丈夫ですわ」
伊織「はい?」
琴歌「今日の私は西園寺家の娘としてではなく、CGプロのアイドル『西園寺琴歌』として水瀬様とご一緒いたします」
琴歌「だから社交界でお顔を合わせる時のようでなく、アイドルとして接していただきたいのです」
伊織「……ふーん。そう」
琴歌「はい。……ダメでしょうか?」
伊織「一つだけ条件があるわ」
琴歌「なんでしょうか、水瀬様!」
伊織「その『水瀬様』ってやつ止めてちょうだい」
伊織「今の私はスーパーアイドル『水瀬伊織』ちゃんであって、『水瀬家の令嬢』ではないわ」
琴歌「みな……、い、伊織様……とお呼びすれば……?」
伊織「様もいいわよ。普通に伊織でいいわ。私も琴歌って呼んでいいわよね?」
琴歌「はい♪ 伊織さん!」
伊織「ま、今日はよろしくね、琴歌!」
伊織「げっ……。そうだった……」
伊織「んんっ! おほんっ……!」
伊織「はい。西園寺様。私こそよろしくお願いします」
琴歌「あの……、水瀬様……?」
伊織「なんでしょうか、西園寺様」
琴歌「普通にしていただいて大丈夫ですわ」
伊織「はい?」
琴歌「今日の私は西園寺家の娘としてではなく、CGプロのアイドル『西園寺琴歌』として水瀬様とご一緒いたします」
琴歌「だから社交界でお顔を合わせる時のようでなく、アイドルとして接していただきたいのです」
伊織「……ふーん。そう」
琴歌「はい。……ダメでしょうか?」
伊織「一つだけ条件があるわ」
琴歌「なんでしょうか、水瀬様!」
伊織「その『水瀬様』ってやつ止めてちょうだい」
伊織「今の私はスーパーアイドル『水瀬伊織』ちゃんであって、『水瀬家の令嬢』ではないわ」
琴歌「みな……、い、伊織様……とお呼びすれば……?」
伊織「様もいいわよ。普通に伊織でいいわ。私も琴歌って呼んでいいわよね?」
琴歌「はい♪ 伊織さん!」
伊織「ま、今日はよろしくね、琴歌!」
10: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:44:18 ID:xYB
琴歌「はい! あ、そう言えば差し入れなんですが……」
伊織(西園寺家の差し入れ……。となるとどこかの有名パティシエのスイーツとかかしら)
琴歌「伊織さん! こちらをご存知ですか!? う○い棒です!」
伊織「まさかのや○きん!?」
琴歌「まぁ! さすがは伊織さん。ご存知でしたのね! こちらのう○い棒、味がさまざまでとても楽しいお菓子ですわ♪」
伊織「し、知ってるけど……。まさかあんたの口からそんな庶民的な駄菓子の名前が出てくるなんて……」
琴歌「私も事務所で最近教えていただいたんですの♪ 知っていますか!? 伊織さん! このう○い棒はとってもお安くて子供が食べ親しんでいるんですの!」
伊織「え? なに? 今日のあんたはや〇きんの回し者なの!?」
琴歌「そんな回し者だなんて……。ただ私はこのう〇い棒を初めて食べてとっても感動いたしました。ですので伊織さんにも味わってもらおうかと……」
伊織「あー……そう。ありがとね、じゃあひとついただくわ♪」
伊織(本当は事務所でも劇場でも散々食べてるんだけど……)
琴歌「はい♪」
伊織「この笑顔を見たら言えないわよね……」
琴歌「? どうされましたか?」
伊織「なんでもないわ。それより、はい。オレンジジュース。う〇い棒食べると喉が渇くでしょ?」
琴歌「まぁ! ありがとうございます、伊織さん!」
伊織(西園寺家の差し入れ……。となるとどこかの有名パティシエのスイーツとかかしら)
琴歌「伊織さん! こちらをご存知ですか!? う○い棒です!」
伊織「まさかのや○きん!?」
琴歌「まぁ! さすがは伊織さん。ご存知でしたのね! こちらのう○い棒、味がさまざまでとても楽しいお菓子ですわ♪」
伊織「し、知ってるけど……。まさかあんたの口からそんな庶民的な駄菓子の名前が出てくるなんて……」
琴歌「私も事務所で最近教えていただいたんですの♪ 知っていますか!? 伊織さん! このう○い棒はとってもお安くて子供が食べ親しんでいるんですの!」
伊織「え? なに? 今日のあんたはや〇きんの回し者なの!?」
琴歌「そんな回し者だなんて……。ただ私はこのう〇い棒を初めて食べてとっても感動いたしました。ですので伊織さんにも味わってもらおうかと……」
伊織「あー……そう。ありがとね、じゃあひとついただくわ♪」
伊織(本当は事務所でも劇場でも散々食べてるんだけど……)
琴歌「はい♪」
伊織「この笑顔を見たら言えないわよね……」
琴歌「? どうされましたか?」
伊織「なんでもないわ。それより、はい。オレンジジュース。う〇い棒食べると喉が渇くでしょ?」
琴歌「まぁ! ありがとうございます、伊織さん!」
11: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:44:46 ID:xYB
琴歌「ではさっそく……」
伊織、琴歌「「いただきます」」
伊織(うん。この安っぽくてジャンキーな味付け。これがクセになるのよね)
琴歌「うふふっ。美味しいですわね!」
伊織「えぇ、そうね」
伊織「う〇い棒は味付けが濃いから、オレンジジュースを一緒に飲むとより美味しく感じるわよ」
琴歌「!」
琴歌「まぁ! 本当ですわ! オレンジジュースの甘酸っぱさと爽やかさがより引き立って……!」
伊織「ねぇ、琴歌」
琴歌「はい?」
伊織「あんた、これ事務所で教えてもらったって言ってたわよね」
琴歌「はい!」
伊織(なるほど。こんなに目をキラキラさせてれば食べさせたくもなるわよね)
伊織「にひひっ♪ 良い事務所ね」
琴歌「はいっ♪」
伊織、琴歌「「いただきます」」
伊織(うん。この安っぽくてジャンキーな味付け。これがクセになるのよね)
琴歌「うふふっ。美味しいですわね!」
伊織「えぇ、そうね」
伊織「う〇い棒は味付けが濃いから、オレンジジュースを一緒に飲むとより美味しく感じるわよ」
琴歌「!」
琴歌「まぁ! 本当ですわ! オレンジジュースの甘酸っぱさと爽やかさがより引き立って……!」
伊織「ねぇ、琴歌」
琴歌「はい?」
伊織「あんた、これ事務所で教えてもらったって言ってたわよね」
琴歌「はい!」
伊織(なるほど。こんなに目をキラキラさせてれば食べさせたくもなるわよね)
伊織「にひひっ♪ 良い事務所ね」
琴歌「はいっ♪」
12: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:45:24 ID:xYB
琴歌「私、CGプロに所属させて頂いてからと言う物、家で教えられてきた以上の多くを学びましたわ」
琴歌「こういった駄菓子もそうですし、伊織さんは中華まんをご存知ですか? 冬に食べる中華まんはそれはそれは美味しいのですわ」
伊織「わかるわ。私もやよいと一緒にコンビニで肉まん買って食べるの好きよ」
琴歌「ですわよね! ピザまんのあのチーズがとっても美味しくて……♪」
伊織「って! 教わってるの食べ物ばかりじゃない!」
琴歌「はい! この世の中には私の知らない美味しいものがまだまだたくさんあるのですわ! このう〇い棒もたくさんの味があって。まだ私が見た事のないものに溢れているのですわ!」
伊織「まったく……。西園寺のご当主が聞いたら卒倒しそうね」
琴歌「そうでしょうか?」
伊織「ま、お嬢様ばかりじゃ肩が凝っちゃうしね。それくらいで良いと思うわ」
琴歌「??」
琴歌「こういった駄菓子もそうですし、伊織さんは中華まんをご存知ですか? 冬に食べる中華まんはそれはそれは美味しいのですわ」
伊織「わかるわ。私もやよいと一緒にコンビニで肉まん買って食べるの好きよ」
琴歌「ですわよね! ピザまんのあのチーズがとっても美味しくて……♪」
伊織「って! 教わってるの食べ物ばかりじゃない!」
琴歌「はい! この世の中には私の知らない美味しいものがまだまだたくさんあるのですわ! このう〇い棒もたくさんの味があって。まだ私が見た事のないものに溢れているのですわ!」
伊織「まったく……。西園寺のご当主が聞いたら卒倒しそうね」
琴歌「そうでしょうか?」
伊織「ま、お嬢様ばかりじゃ肩が凝っちゃうしね。それくらいで良いと思うわ」
琴歌「??」
13: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:45:49 ID:xYB
伊織「あ、そうだ。う〇い棒を最近知ったって事は駄菓子屋には行ったことはある?」
琴歌「駄菓子屋……?」
伊織「えぇ。こういうう〇い棒みたいな子供のお小遣いで買えるお菓子をたくさん取り扱っているお店よ」
琴歌「まぁ! そんな宝物ようなお店があるのですね!」
伊織「ふーん、その反応って事は行った事ないのね」
琴歌「ま、まさか……! 伊織さんは言った事があるのですか!?」
伊織「当然じゃない! この伊織ちゃんもオススメしてるんだから!」
琴歌「う、羨ましいですわ~!」
伊織「ふふん! じゃあ、今日の仕事終わったら連れて行ってあげましょうか」
琴歌「いいんですの!?」
伊織「仕方ないわね~! この伊織ちゃんが案内してあげるわよ!」
伊織「だから、楽しみにしてなさいよね!」
琴歌「駄菓子屋……?」
伊織「えぇ。こういうう〇い棒みたいな子供のお小遣いで買えるお菓子をたくさん取り扱っているお店よ」
琴歌「まぁ! そんな宝物ようなお店があるのですね!」
伊織「ふーん、その反応って事は行った事ないのね」
琴歌「ま、まさか……! 伊織さんは言った事があるのですか!?」
伊織「当然じゃない! この伊織ちゃんもオススメしてるんだから!」
琴歌「う、羨ましいですわ~!」
伊織「ふふん! じゃあ、今日の仕事終わったら連れて行ってあげましょうか」
琴歌「いいんですの!?」
伊織「仕方ないわね~! この伊織ちゃんが案内してあげるわよ!」
伊織「だから、楽しみにしてなさいよね!」
14: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:46:39 ID:xYB
◆
楽屋外
765P「すっかり仲良しですね」
モバP「ですね」
モバP「すごく盛り上がってるから俺ら入るタイミング逃しちゃいましたね」
765P「ですねぇ」
765P「ところで、伊織が西園寺さんを誘ってましたが今日のスケジュールは大丈夫ですか?」
モバP「あはは……。実は琴歌、この仕事の後はレッスンの予定だったんですが……緊急でもないですし、また後日にズラしますよ」
モバP「あんなに楽しそうですし、水瀬さんとの駄菓子屋を優先させてもらいますね」
765P「伊織が急に申し訳ないです」
モバP「いえいえ。琴歌が楽しそうなんで大丈夫ですよ」
モバP「それより、また今度飲みに行きましょうよ、765さん」
765P「いいですね! じゃあ俺らも予定合わせなきゃですね」
モバP「この日とかどうですか?」
765P「どれどれ……」
楽屋外
765P「すっかり仲良しですね」
モバP「ですね」
モバP「すごく盛り上がってるから俺ら入るタイミング逃しちゃいましたね」
765P「ですねぇ」
765P「ところで、伊織が西園寺さんを誘ってましたが今日のスケジュールは大丈夫ですか?」
モバP「あはは……。実は琴歌、この仕事の後はレッスンの予定だったんですが……緊急でもないですし、また後日にズラしますよ」
モバP「あんなに楽しそうですし、水瀬さんとの駄菓子屋を優先させてもらいますね」
765P「伊織が急に申し訳ないです」
モバP「いえいえ。琴歌が楽しそうなんで大丈夫ですよ」
モバP「それより、また今度飲みに行きましょうよ、765さん」
765P「いいですね! じゃあ俺らも予定合わせなきゃですね」
モバP「この日とかどうですか?」
765P「どれどれ……」
15: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:47:35 ID:xYB
◆
後日 765プロ
亜美「あー! またいおりんが駄菓子買ってきてるー!」
真美「わーい! ベビー〇ターは真美のものだー!」
亜美「真美ズルーい! じゃあ亜美はキャベ〇太郎もーらい!」
伊織「ちょっとあんたたち! 誰が食べて良いって言ったのよ!」
亜美「え~、いいでしょ、いおり~ん?」
真美「おねがぁ~い、いおり~ん」
伊織「あーもう! 両サイドからくっつくんじゃないわよ!」
亜美「じゃあこれはもう食べて良いって事だよね!」
真美「うんうん! お、さすがはよっち〇んイカ。この味がたまらないねぇ」
亜美「ミ〇コーラはこうやってザーッと流し込むのが美味しいんだよ!」
伊織「あんたたちね……。まぁいいわ。ちゃんとみんなの分残しておきなさいよ」
亜美、真美「「はーい!」」
真美「それにしてもいおりん、最近駄菓子を良く買ってくるね」
亜美「どしたの? そんなにハマったの?」
伊織「違うわよ。そうね……」
伊織「友達の駄菓子屋通いに付き合ってるだけよ♪」
End
後日 765プロ
亜美「あー! またいおりんが駄菓子買ってきてるー!」
真美「わーい! ベビー〇ターは真美のものだー!」
亜美「真美ズルーい! じゃあ亜美はキャベ〇太郎もーらい!」
伊織「ちょっとあんたたち! 誰が食べて良いって言ったのよ!」
亜美「え~、いいでしょ、いおり~ん?」
真美「おねがぁ~い、いおり~ん」
伊織「あーもう! 両サイドからくっつくんじゃないわよ!」
亜美「じゃあこれはもう食べて良いって事だよね!」
真美「うんうん! お、さすがはよっち〇んイカ。この味がたまらないねぇ」
亜美「ミ〇コーラはこうやってザーッと流し込むのが美味しいんだよ!」
伊織「あんたたちね……。まぁいいわ。ちゃんとみんなの分残しておきなさいよ」
亜美、真美「「はーい!」」
真美「それにしてもいおりん、最近駄菓子を良く買ってくるね」
亜美「どしたの? そんなにハマったの?」
伊織「違うわよ。そうね……」
伊織「友達の駄菓子屋通いに付き合ってるだけよ♪」
End
16: 名無しさん@おーぷん 20/04/26(日)22:50:27 ID:xYB
はい。以上です。
と言うわけでですね。
ただいまアイドルマスターシンデレラガールズでは第9回シンデレラガール総選挙と第2回ボイスアイドルオーディションが行われています。
シンデレラガール総選挙では私の担当アイドルである「佐藤心」並びに「神谷奈緒」をなにとぞよろしくお願いします。
ボイスアイドルオーディションはまだまだ声の付いていない魅力的なアイドル達がたくさんいます。是非、ティンと来たアイドルに一票をお願いします。
西園寺琴歌ちゃん、オススメですよ!
それではお読み頂ければ幸いです。
と言うわけでですね。
ただいまアイドルマスターシンデレラガールズでは第9回シンデレラガール総選挙と第2回ボイスアイドルオーディションが行われています。
シンデレラガール総選挙では私の担当アイドルである「佐藤心」並びに「神谷奈緒」をなにとぞよろしくお願いします。
ボイスアイドルオーディションはまだまだ声の付いていない魅力的なアイドル達がたくさんいます。是非、ティンと来たアイドルに一票をお願いします。
西園寺琴歌ちゃん、オススメですよ!
それではお読み頂ければ幸いです。
転載元:水瀬伊織「お嬢様の」西園寺琴歌「お茶会ですわ!」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1587908314/
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1587908314/
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