1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 16:38:10.68 ID:HzUQepbZ0
ルーキートレーナー 10さい
ルキトレ「ねえ、おかあさん。公園であそんできてもいい?」
「ええ、構わないわよ。怪我しないようにね」
ルキトレ「はぁーい!」
「うふふ、いってらっしゃい」
ルキトレ「いってきまーす!」
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4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 16:44:53.29 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「なにしてあそぼっかな……」
「よいしょ、よいしょ……」
ルキトレ(あれ、誰かいる……?)
「あ、壊れちゃった」
ルキトレ(砂のおしろ作ってるのかな?)
「よし、もう一回」
ルキトレ(……楽しそう)
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 16:48:13.28 ID:HzUQepbZ0
「次は完成させるぞー……ん?」
ルキトレ「……あっ」
ルキトレ(目があっちゃった……)
「……」
ルキトレ「……」
「……やる?」
ルキトレ「え?」
「一緒に、おしろ作らない?」
ルキトレ「あ……うん!」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 16:50:35.86 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「よいしょ、よいしょ……」
「あはは、ふたりだと早いなあ」
ルキトレ「えへへ、そうだね」
「あ、もうこんな時間だ……」
ルキトレ「どうしたの?」
「そろそろ帰らないと」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 16:52:44.89 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「えー、もう?」
「ごめんね。明日も来るよ」
ルキトレ「ほんと?」
「もちろん」
ルキトレ「じゃあ、やくそくね!」
「うん、やくそく」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:01:38.74 ID:HzUQepbZ0
数日後
ルキトレ「あのね、ここはゆっくり固めるんだよ」
「あ、そうすればこわれないんだね」
ルキトレ「ふふーん、どう?」
「すごいね、ルキトレちゃん」
ルキトレ「にへへ……」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:06:48.30 ID:HzUQepbZ0
数週間後
ルキトレ「うー、トンネルがほれない……」
「トンネルつくりたいの?」
ルキトレ「うん……」
「えっとね、ふたりで同時にあけてみる?」
ルキトレ「わかった。いくよー」
「せーのっ」
ルキトレ「あ、やった! できたぁ!」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:08:59.95 ID:HzUQepbZ0
数ヵ月後
ルキトレ「ふう、のどかわいちゃった……」
「えっとね、これあげる」
ルキトレ「ぼとる?」
「うん。好きな飲み物もちあるけるんだ」
ルキトレ「……これ、すぽーつどりんく?」
「そう。ぼく、それがすきなんだ」
ルキトレ「ふーん。へんなの」
「へんじゃないよ。すぽーつどりんくおいしいからね」
ルキトレ「えー、そう?」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:13:17.08 ID:HzUQepbZ0
「じゃあ、そのぼとるあげるから、これからも飲んでみて!」
ルキトレ「いいの?」
「ぼくはもういらないから、ルキトレちゃんにあげる」
ルキトレ「あ、ありがとう……」
「どういたしまして」
ルキトレ「……えへへ」
「あとちょっとで完成するから、ばんばろう!」
ルキトレ「おー!」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:16:36.59 ID:HzUQepbZ0
マストレ「最近、ルキトレはいつもスポーツドリンクを飲んでいるな」
ルキトレ「んー?」
ベテトレ「そんなに美味しいのか」
ルキトレ「あんまり……」
トレーナー「なのに飲んでるの?」
ルキトレ「えっとね、ひみつ」
ベテトレ「ふむ。なら私も、新作のドリンクを作ってあげよう!」
トレーナー「胃薬用意しておこう……」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:22:42.80 ID:HzUQepbZ0
マストレ「お、私に対抗する気かな?」
ベテトレ「今日こそ姉さんを超えてみせる!」
マストレ「フフフ、いいだろう。さっそく材料調達だ!」
ベテトレ「分かった!」
トレーナー「あ、二人とも! 晩御飯までには帰ってきてねー!」
ルキトレ「……ごくごく」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:25:45.63 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「……この公園、人があんまり来ないのかな」
ルキトレ「…………」
ルキトレ「もう夕方……」
ルキトレ「……今日も来なかったな」
ルキトレ「まだお城、残ってるのに」
ルキトレ「……帰ろう」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:29:12.43 ID:HzUQepbZ0
数年後
ルキトレ「さてと、そろそろ面接の時間かな」
ルキトレ「あ……へー、ここにも公園が出来るんだ」
ルキトレ「あの公園も懐かしくなっちゃったなー」
ルキトレ「もう、お城も無いよね……」
ルキトレ「っと。スポーツドリンク補充してかないと」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:35:33.70 ID:HzUQepbZ0
ちひろ「ルーキートレーナーさん、ですね」
ルキトレ「はい! アイドルの子達が一人前になれるよう、頑張ります!」
ちひろ「ふむふむ……わかりました。トレーナーとしての経験は?」
ルキトレ「ありません。でも、やる気は誰にも負けません!」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:42:16.73 ID:HzUQepbZ0
ちひろ「ふふ、自分がアイドルになっちゃうぐらいの意気込みですね」
ルキトレ「もちろんです!」
「採用!」
ちひろ「わっ! プロデューサーさん、いきなり現れないで下さい!」
「キミ、今日からよろしく!」
ルキトレ「え? あ、は……はいっ!」
ちひろ「もー、また勝手に……まあいいですけど。これから、うちのトレーナーとして宜しくお願いしますね?」
ルキトレ「ありがとうございます! 頑張ります!」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:49:53.64 ID:HzUQepbZ0
───その後
ルキトレ「ふー……あ、プロデューサーさん! お疲れ様です!」
P「あ、ルキトレさんお疲れ様ー」
ルキトレ「仕事帰りですか?」
P「ええ。まあ、この後また、出ないといけませんけどね」
ルキトレ「大変ですねー……」
P「アイドルたちのためですから。苦じゃありませんよ……ところで」
ルキトレ「はい?」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:51:29.88 ID:HzUQepbZ0
P「たとえば、ルキトレさんが彼女だとするじゃないですか」
ルキトレ「はい! 生産性と創造性に溢れつつ現実味を帯びた建設的な意見です! ぜひ続けてください!」
P「えっ!?」
ルキトレ「さあ早く!」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 17:58:28.38 ID:HzUQepbZ0
P「……えっと、毎日が楽しそうかなって」
ルキトレ「なるほど! それで!?」
P「……それだけです」
ルキトレ「それだけですか!?」
P「す、すみません」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 19:48:36.85 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「もっとあるじゃないですか!」
P「いや、ふと思っただけなんで」
ルキトレ「ふと私を彼女にしたくなったんですか!?」
P「そういうわけではないですけど」
ルキトレ「残念です……」
P「残念なんですか?」
ルキトレ「はっ! な、なんでもないです!」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 19:51:10.49 ID:HzUQepbZ0
P「ちょっと気になりますね。何が残念なんですか?」
ルキトレ「なんでもないですってば!」
P「あー、気になって仕事に手がつかないかもしれないなー」
ルキトレ「忘れてください!」
P「気になるなぁ……気になるなぁ!」
ルキトレ「忘れてくださいよぉ!」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 19:54:59.01 ID:HzUQepbZ0
P「教えてくれないと……これを貰う!」
ルキトレ「あっ……!?」
P「ルキトレさん、いつもこのボトル持ち歩いてますよね。使い勝手悪そうなのに」
ルキトレ「いいじゃないですか! か、返してください!」
P「はいはい、教えてくれたらね」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 19:58:59.18 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「うー……あ、あと5センチ……!」
P「もうちょっと牛乳飲んだ方がいいですね、ルキトレさん」
ルキトレ「余計なお世話です!」
P「結構古くから使ってるんですか、これ。買い換えたらいいのに」
ルキトレ「それは嫌です!」
P「そんな愛着あるんですか?」
ルキトレ「すごく!」
P「そ、そんなに?」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 20:01:50.79 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「だから返してくださいよー!」
P「教えてくれたら返します」
ルキトレ「……っていうか、なんで私とだったら、楽しそうだと思ったんですか?」
P「ん? ああ。俺、スポーツドリンクが大好きなんですよ」
ルキトレ「スポーツドリンクが?」
P「ええ。子供の頃から、そればっか飲んでて」
ルキトレ「変な子ですねー」
P「変じゃないですよ。っていうか、ルキトレさんだっていつも飲んでるじゃないですか」
ルキトレ「私はトレーナーですし」
P「まあ、ドリンク好きに悪い人はいませんからね。それでです」
ルキトレ「ふーん……」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 20:06:27.21 ID:HzUQepbZ0
P「……」
ルキトレ「……」
P「あの……俺の顔になんか付いてます?」
ルキトレ「い、いえ。べつにっ」
P「……おっと。もう出ないといけない時間ですので。はいこれ」
ルキトレ「あ、はい……」
P「じゃあ、また」
ルキトレ「お気をつけて……」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/26(火) 20:18:54.64 ID:HzUQepbZ0
ルキトレ「ごくごく……」
ちひろ「あ、ルキトレさん。プロデューサーさんはもう出ましたか?」
ルキトレ「はい、ついさっき」
ちひろ「……そういえば。ルキトレさんって、よくスポーツドリンク飲んでますね」
ルキトレ「そうですか?」
ちひろ「ええ、ボトルまで携帯して。お好きなんですか」
ルキトレ「あー、あんまり」
ちひろ「あれ? じゃあどうして飲んでるんですか?」
ルキトレ「ふふ、知りたいですか?」
ちひろ「むむむ。気になります」
ルキトレ「それはですね……」
ルキトレ「……秘密です」
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