亜利沙「松田亜利沙、ストーカー？」

亜利沙「アイドル松田亜利沙がmiraclesonic★expassionの握手会に変装して参加し」

亜利沙「その後にそのままの格好で劇場に向かったところ」

亜利沙「メンバーに怪しいストーカーと間違われ、怖がられた模様です」

亜利沙「その後、アイドル福田のり子に制裁という名の下、プロレス技をかけられたとのことです」

亜利沙「この時は盗撮もしてないのに……酷い仕打ちでした」

歩「本当に怖かったんですから、仕方ないと思います」

真「技をかけられてる瞬間を見ましたが、綺麗なキャメルクラッチでしたね」

亜利沙「すぐギブアップしたんですが、高坂海美さんが『ノー！まだ行けるよね！』と応援しだして……」

歩「名レフェリーでしたね」

亜利沙「……続いてのニュースです。菊地さん」

真「はい」

真「菊地真、女心をくすぐられる」

真「男心をくすぐる系の仕事が決まったアイドル秋月律子が、浮かない表情をしていました」

真「理由を聞くと、自信なさげに『そういうの似合わないじゃない、その……かわいい系とか……』と発言」

真「この発言に、アイドル菊地真の女心もくすぐられた模様です」

亜利沙「正に、『ﾘｯﾁｬﾝﾊｶﾜｲｲﾃﾞｽﾖ』ですね」

真「そうですね。正直、羨ましいです。ボクにはそのかわいさが出せないので……」

亜利沙「そんなことないですよ！」

歩「そうですよ。普段はイケメンですけど、すごくかわいい面もありますから」

真「そ、そうですか？……それなら、そういうお仕事ください！」

亜利沙「お待ちしております。続いてのニュースです。舞浜さん」

歩「はい」

歩「舞浜歩、アスリート仕様に」

歩「アイドル舞浜歩が劇場での身体検査で、腕の体脂肪率が1桁になったことがわかりました」

歩「趣味のダンスに加え、食事にも気を遣ったことから実現した模様です」

歩「舞浜歩は喜んだ反面、あと100gが埋まるのではないかとヒヤヒヤしているとのことです」

真「筋肉をつけると、体重は増えますからね」

歩「ですよね……あと、少しショックなことがありました」

亜利沙「何かありました？」

歩「その時来ていた看護師さんから、『何かスポーツをやられているのですか？』と聞かれてしまって……」

亜利沙「？　どういうことでしょう？」

歩「ピンクの髪で目立つのに、ダンスが得意と認知されてないということですよね」

亜利沙「なるほど」

歩「もっと有名にならないと、と思いました」

真「お互い頑張りましょう」

亜利沙「続いてのニュースです」

亜利沙「真壁瑞希、ガスマスク着用」

亜利沙「アイドル真壁瑞希が、ガスマスクを着用して劇場に来たことが明らかになりました」

亜利沙「フェイスガードの代わり、という主張でしたが」

亜利沙「担当プロデューサーらから、外すように言われた模様です」

歩「これは仕方ないですね」

真「そうですね。下手すると職質されますよね」

亜利沙「『これも真壁流セクシー』との主張でしたが、あえなく却下となりました」

歩「そりゃね」

真「どのあたりがセクシーなんでしょうね」

亜利沙「続いてのニュースです」

亜利沙「篠宮可憐に行列」

亜利沙「昨日から、アイドル篠宮可憐の前に行列ができています」

亜利沙「みんなのお目当ては、ネックレス状のアロマペンダントです」

亜利沙「みんなの首に、アイドル篠宮可憐が順番につけてあげて」

亜利沙「オシャレかつ優しい香りに、みんな癒されている模様です」

真「今日もみんな並んでましたね」

歩「昨日とはまた違った香りで、とても良かったです」

亜利沙「わたくしはその様子を撮影するのに忙しかったのですが、当番組の打ち合わせのため、泣く泣くその場を離れました」

真「仕事ですからね」

亜利沙「以降の撮影は木下ひなたさんに全てを託しましたので……楽しみにしています」

歩「そうですか」

亜利沙「続いてのニュースです」

亜利沙「所恵美、暴露」

亜利沙「アイドル所恵美が、同僚の下着の色を暴露しました」

亜利沙「全員一致を目指すクイズで、『なんで白じゃないの？　黒はKの下着だよ！』と熱弁」

亜利沙「思わぬ流れ弾が当たったアイドルKは、顔を真っ赤にした模様です」

亜利沙「なお、『私はピンクやで！』とフォローしようとして自爆した人もいたとのことです」

真「……奈緒？」

亜利沙「尚、です」

歩「このアイドルKって、もしかして真ですか？」

真「色はあながち間違ってないけど違います」

亜利沙「ちょ、ちょっと真さん！何言ってるんですか！？」

真「え？　だって黒の衣装が多いから、明るい色だとチラッと見えた時に目立つし」

亜利沙「そういうことじゃないですよぉ！」

亜利沙「……以上でニュースを終わります。ここまでのお相手は、キャスターの松田亜利沙と」

真「アシスタントの菊地真と」

歩「同じくアシスタントの舞浜歩でした」

亜利沙「それでは皆様、また会う日まで。ご機嫌よう」ﾍﾟｺｯ

…………
ﾊｲ、ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ

真「お疲れ様でし」

ｸﾗｯｶｰ「ﾊﾟﾝｯ!ﾊﾟﾊﾟﾝｯ!ﾊﾟﾝｯ!」

真「うわぁぁ！」

亜利沙「お誕生日おめでとうございますぅ！」

歩「ハッピーバースデー！」

真「ああ、びっくりした……打ち合わせから全然触れないから、そういうスタンスかと思って油断してたよ」

歩「サプライズ大成功だな！」

真「そうだね。スタッフのみなさんもありがとうございます！嬉しいです！」



高坂海美「まこっちゃん！おめでとう！ケーキだよ！」

真「あ、海美、ありがとう！」

海美「えへへ、ダッシュで買いに行ってきたよ！」

歩「……中身大丈夫か？」

亜利沙「あはは……でもまぁ、ちゃんとしたケーキっていいですね」

海美「あ！　そういえば、ありりん！　ばらさないでよ！」

亜利沙「ああ……いや、そのですね……ありさもまさか採用されるとは思ってなかったので……というか、ばらしたのは恵美ちゃんですよね？」

海美「たしかにめぐみーも悪いけど！　みんな思い出しちゃうじゃん！」

歩「アイドルKって海美のことか」

真「みたいだね」

海美「またのりさんに技かけてもらうよ！」

亜利沙「か、勘弁してくださいよぉ！」

歩「お、また名レフェリーが見られるのか？」

亜利沙「やめてください！　あれ、ご褒美にしては痛すぎるんですよ！」

おわり

真、誕生日おめでとう！

アシスタントリクエストは常時募集中です。
次回は茜ちゃんとロコを迎えてお送りします。

完結報告してきます。