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トップページシャニマス > 【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】CHAPTER 02

419: ◆zbOQ645F4s 2021/03/07(日) 20:06:00.55 ID:2e2GeyIj0

再開前に自由行動について詳細な部分を確定させたので説明させていただきます。
スキル習得のためには自由行動で信愛度を高める必要があるとは以前も申しあげましたが、
スキルを獲得できるのは『親愛度』が12に到達したときになります。
親愛度は【交流】で選択する際に1上昇、【プレゼントを渡す】ことで0.5上昇。
【良いプレゼント】を渡した時に更に0.5上昇することとします。
つまり最短で六回選択することで信愛度が12に到達し、スキル獲得となるわけです。
学級裁判でたびたびかち合うコンマの壁もスキルがあればなんなく突破できるかもしれません。
親愛度の高いアイドルから優先的に狙ってみるのもよいでしょう。

【現段階での親愛度】
櫻木真乃……1 【DEAD】
八宮めぐる……0
田中摩美々……0
白瀬咲耶……0
幽谷霧子……0
西城樹里……1
杜野凛世……0
園田智代子……1
大崎甘奈……1
大崎甜花……0
和泉愛依……0
浅倉透……0 【DEAD】
樋口円香……0
福丸小糸……1 
市川雛菜……1

関連スレ
【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】CHAPTER 01



421: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:02:16.54 ID:DKwoH+sK0






スタッフ「はいっそれじゃ収録5秒前ー!5、4、3…………」





422: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:03:07.29 ID:DKwoH+sK0

芸人「赤裸々スタジオー!今日もゲストをお招きして、根掘り葉掘りとことん詳しく聞いちゃいますよー!」

芸人「本日のゲストはこの方!【超高校級のアイドル】、舞園さやかさんでーす!」

舞園「よろしくお願いします!」

芸人「いやぁほんと可愛らしい……これでボクと同じ人間ってのが信じられませんわ」

舞園「ふふっ、そうですね!実は私、宇宙人なんですよ?」

芸人「やっぱり!可愛すぎると思うたわ!」

舞園「もー、冗談ですよー!」

芸人「舞園さんが超高校級のアイドルに選ばれてから結構経ちましたけど、どうです?反響とか」

舞園「ええ……周りの方はそれで改めて評価してくださる機会も増えたので、とても光栄なことだと思っています」

舞園「でも、私のやるべきことはステージの、目の前のお客さんを喜ばせること。これはずっと変わりませんから!」

芸人「はえー立派ですねぇ……流石!アイドル業界ダントツ人気なだけありますわ!」


423: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:03:38.16 ID:DKwoH+sK0


芸人「もう他のアイドルなんか目じゃないでしょ?」

舞園「そんなこと……同世代でも私よりももっとすごいアイドルの子なんてたくさんいますよ!」

芸人「ないない!そんなわけない!」

舞園「もー!本当ですよ!最近は他のアイドル事務所もメキメキ力をつけてるんですから!」

芸人「えー?」

舞園「【283プロ】の方々なんか、ご一緒した時に圧倒されちゃって……!みなさんすごい熱意を持ってるんです」

芸人「283……イルミネとかか、確かに最近人気よね」

舞園「彼女たちは、自分の芯にしっかりとした希望を持っているんです。だから折れないし、常に磨かれ続ける……まさにアイドルの鑑ですよ」

芸人「舞園さんがそこまで言うか……」

舞園「はい、彼女たちから……次の超高校級のアイドルが出ますよ!間違いないです!」

芸人「おっ、言い切った!」

舞園「私、未来が見えるんです」

芸人「おいおい今のアイドルは超能力も身につけてんのか!」

舞園「ふふっ、冗談ですよ」



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424: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:04:15.42 ID:DKwoH+sK0

-------------------------------------------------

CHAPTER02

存在証明を、この悲鳴を、或いは絶望を

(非)日常編

-------------------------------------------------


425: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:05:13.74 ID:DKwoH+sK0

【灯織の部屋】

裁判終了後は努めて明るく振舞っていたけれど、部屋に入るなり我慢していた感情が一気にあふれ出し、枯れるまで泣いた翌朝。
気が付けば夜時間の終わりを告げるチャイムが鳴る。

灯織「朝礼……いかないと」

個室の扉を開ける時ですら、どうしても真乃のことが頭をよぎる。
ここに来てからの数日間、毎朝一緒に食堂に行っていたのに……

(いやいや!センチメンタルになっていてばかりじゃダメ!)

顔を両手でパン、と叩いて無理やり元気を引き出す。
裁判場で大見栄切ったのは私。こんなところで止まってちゃダメだよね。

(……こういうとき、いつもならめぐるが勇気づけてくれるんだけどな)

今日はめぐるのモーニングコールもない。
めぐるも思うところがあるんだろうし、そっとしておこう。


426: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:06:04.57 ID:DKwoH+sK0

【食堂】

咲耶「やあ、灯織」

灯織「おはようございます……」

咲耶「昨日は……寝れなかったみたいだね」

灯織「……はい、真乃のためにも頑張らなくちゃいけないんですけどね」

咲耶「大丈夫、私たちがついているんだ。そう気負わなくていいよ」


出迎えてくれた咲耶さん。
いつものようにふるまってはいたものの、さすがに元気がないことが伝わってくる。


灯織「みんな辛いだろうに、こんなに早くから集まって……私も負けてられませんね」

樹里「おいおい、灯織が言ったんだろ?二人との絆をアタシたちで守り続けるって」

灯織「……うん、必ず」

灯織「……あれ?」


そこでようやく食堂の違和感に気が付いた。
いつもなら、私やめぐる、そして今は亡き真乃が着く頃には咲耶さんと霧子さん、樹里と凛世が待っているはずなのに……


灯織「……どうして?」


427: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:07:50.85 ID:DKwoH+sK0


小糸「お、おはようございます……」


その場所には、福丸さんの姿があった。


灯織「福丸さん……?」

小糸「あ、あの……き、今日から早めに朝礼に参加したいなって……ご、ごめんなさい!」

灯織「あ、謝らなくても!」

咲耶「しかし驚いたね……昨日までは透と円香、雛菜と四人で同時に来ていたよね?」

小糸「……ぁ……あう……すみません」

咲耶「いやいや、むしろ歓迎さ。小糸とこんなに早くから会えたなら、一日を気持ちよく走り出せそうだよ」

霧子「小糸ちゃん、来てくれて……嬉しいな……」

(昨日の事件、裁判……それを経たことで福丸さんの中で、何かが変わったのかな……?)

灯織「福丸さん、その……昨日の事件で、何か思うところが……?」

小糸「ぴぇっ……あ、その……」

灯織「あ、いえ!すみません、言葉足らずで……えっと……」

小糸「いえ…………あの、ええっと……と、透ちゃんが……し、し、死んじゃったから……」


428: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:09:36.39 ID:DKwoH+sK0

小糸「わたし、わたし……みんながいなくてもやっていかなくちゃって……いつまでも、わたしを守ってくれる人を頼りにしてちゃ、いけないんだって……」

小糸「わたしの力で円香ちゃんと雛菜ちゃんを守りたいから!な、なーんて……」

樹里「小糸……へへっ、知らなかったよ。小糸がそこまで強いなんてな」

小糸「ぴゃっ?!わ、わ、わたしが……つよい……?」

樹里「昨日の事件で誰よりも深い傷を負ったのは円香に雛菜に小糸だ。それなのに、アタシなんかよりよっぽど前を向いてるんだもんな」

小糸「……え、えへへ……」

樹里「……よしっ!負けてらんねえな!」

樹里「アタシみんな呼んでくる!朝礼はしっかり全員でやらねーとな!」


福丸さんの強さ、勇気に焚きつけられてか樹里は食堂からとび出していった。遠くに樹里のパワフルな叫びが聞こえる。


霧子「小糸ちゃん、ありがとう……小糸ちゃんの希望で、みんなが前を向ける……小糸ちゃんは、おひさまみたい……!」

小糸「お、おひさま……」

凛世「一人一人の希望はたとえ小さくとも……その希望が集えば、いずれ闇を掃う光明にもなることでしょう……」

(そうだ。真乃の死も、浅倉さんの死も決して無駄になんかならない。私たちが前に進むための力になるんだ)


429: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:11:12.92 ID:DKwoH+sK0


福丸さんの姿からそんな教訓をかみしめていると、樹里が他のみんなを引き連れて戻ってきた。


樹里「おしっ!それじゃあ朝礼始めるぞ!」

智代子「うぅ……樹里ちゃん、もうちょっと優しく起こしてよ……」

円香「……」

めぐる「灯織、おはよう」

灯織「めぐる……大丈夫?」

めぐる「……うん!大丈夫、真乃と約束したから!」

モノクマ「うんうん、みんな早起きで感心感心!」

小糸「ぴゃっ?!」

灯織「も、モノクマ……!」

摩美々「何か用ですかぁ?」

樹里「よく顔出せたもんだな、おい」

モノクマ「うぅ……女子高生とは思えない剣幕に正直ブルっちまいそうだぜ」

モノクマ「でもオレは負けないんだぜ!なぜなら届けたい情報があるからなんだぜ!」

円香「……情報?」

モノクマ「皆さんは、この合宿生活はどこかせま苦しいな、あと一フロアでも行ける範囲が広ければ開放感があるのになぁ……」

モノクマ「そんな風に感じたことはありませんか?」

愛依「いやいやどこの通販だし……」


430: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:14:01.00 ID:DKwoH+sK0


モノクマ「そんなかゆいところに手の届かないあなたに!新エリアを開放いたしました!」

灯織「新エリア……?」

モノクマ「これまで行けなかったところを一部ボクの裁量で開放しておきました!」

霧子「これまで行けなかったところ……学校エリアの二階、とかかな?」

甘奈「二階って廊下の突き当りの階段?!」

愛依「あっこの階段が使えるようになんの?!」

摩美々「そういえばここに来る途中、お風呂と倉庫の封鎖が解かれてるのを見た気がしますー」

霧子「お風呂……みんなで一緒に、入れるかな……?」

智代子「倉庫……新しいお菓子とか、無いかな?!」

モノクマ「百聞は一見に如かず、ぜひ一度お立ち寄りください!」

甜花「行っちゃった……」

雛菜「本当に今の情報を伝えるためだけだったみたいですねー」

甘奈「……どうしよっか」

樹里「行くしかねーだろ、そりゃ」

凛世「はい、一階にはなかった手掛かりが見つかるやもしれません……」

めぐる「うん!それじゃあまた、探索だね!」

咲耶「ああ、今日は一日探索にあてて、夕食会で情報共有を行おうか」

小糸「は……はい!」


431: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:15:34.33 ID:DKwoH+sK0


円香「…………」

樹里「お、おい円香!」

円香「……何?探索、行くんでしょ?」

樹里「あ、いや……夕食会も、できれば来てほしいからさ、頼む」

円香「…………」


返事をしないまま、樋口さんは食堂を後にした。


愛依「やっぱまだ割り切れない系みたいだね……」

小糸「ま、円香ちゃん……昨日の裁判以降まだわたしとも話相手にすらなってくれなくて……」

雛菜「円香先輩、ちょっと心配ですよね~」

咲耶「すぐにどうこう何かするようなことはないと思うけれど、観察はしておいた方がいいかもしれないね」

摩美々「真乃が透を殺したこと、まだ呑み込めてないみたいだよねー」

灯織「……はい、致し方ないですが」

小糸「あ、あの……わたし、円香ちゃんのところに行ってきます!……せ、せ、説得……頑張ってみます!」

樹里「お、おい小糸……!……行っちまった」

霧子「小糸ちゃん……張り切りすぎないか、心配……」

樹里「雛菜、小糸たちのこと頼めるか?」

雛菜「……まあ、雛菜がやるしかないですよねー」


市川さんは渋々といった感じで福丸さんの後を追った。



432: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:17:00.27 ID:DKwoH+sK0


智代子「……私たちもそろそろ行こっか!」

めぐる「うん!頑張ろう!」

咲耶「探索する場所は寄宿舎エリアの倉庫、浴場、学校エリアの二階だったね」

凛世「はい……確認しに参りましょう……」

智代子「まだ見ぬお菓子を求めて……!」

甘奈「甜花ちゃん、甘奈たちも行こ?」

甜花「今日も一日、がんばるぞい……!」

こうして私たちは、新エリアとやらの探索を開始した。

-------------------------------------------------
【探索について】
今章より探索時にモノクマメダルが回収できるようになります。
場所指定の安価と同時にコンマを判定し、末尾の数字と同じ枚数だけモノクマメダルが獲得できます。
-------------------------------------------------

めぐる「灯織、どこから行こっか?」

灯織「うん、はじめは……」

めぐる「灯織、どこから行こっか?」

灯織「うん、はじめは……」

-------------------------------------------------
1.【学校エリア2F】図書室
2.【学校エリア2F】プール
3.【寄宿舎エリア1F】倉庫
4.【寄宿舎エリア1F】大浴場

↓1


433: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 22:18:55.69 ID:oAzTcjsM0

3


434: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:21:46.11 ID:DKwoH+sK0

3 選択

【寄宿舎エリア 倉庫】

寄宿舎の二階は封鎖されたままだけど、その階段の手前、倉庫は解放されていた。
さっきの食堂の話でも出たとおり、多分既にチョコが……

智代子「あっ灯織ちゃんだ!」

いた。しかも両手に何か箱を持っている。

灯織「それ……何持ってるの?」

智代子「え?!あー、えへへ……これ、私が外の世界で大好きだったチョコ菓子なんだよね」

めぐる「え?!なになに!?見せて見せて!」

智代子「えへへ……こちら、普段ならセーブしちゃうからそんなにいっぱい食べれないんだけど、ここなら夏葉ちゃんがいないから……!」

(夏葉さんが聞いたらチョコ用のジャージをすぐさま持ってきそうな話だ……)

智代子「……うう……でも、夏葉ちゃんを裏切るわけにはいかないし……うう……」

(謎の葛藤を始めてしまった)

【コンマ69】

【モノクマメダル9枚獲得しました!】

【現在のモノクマメダル…43枚】

-------------------------------------------------
1.【学校エリア2F】図書室
2.【学校エリア2F】プール
3.(選択不可)【寄宿舎エリア1F】倉庫 
4.【寄宿舎エリア1F】大浴場

↓1


435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 22:22:43.90 ID:6xsiukgE0

2


436: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:26:55.14 ID:DKwoH+sK0

2 選択

【更衣室前】

円香「……」

(……樋口さん!?)


二階階段上がってすぐの扉を開くと、仏頂面の樋口さんが待ち構えていた。


灯織「ひ、樋口さんも調査中ですか……?」

円香「……」

灯織「あの、その……」

円香「……はぁ」

円香「別に灯織が謝る必要はないから」

円香「いくら謝っても透は帰ってこない、そっちも。罪を雪いだところで真乃も帰ってこない、そうでしょ?」

灯織「それはそうですが……」

円香「真乃のことを許すことはない。けどそれだからって残った人間にもどうこうとかは無いから」


そういった樋口さんの口元には力がこもっていて。
必死に何かをかみつぶそうとしているように見えた。
自分自身の感情と向き合うのに、私以上の葛藤をしている、そんな風に思える。


めぐる「灯織、わたしたちはわたしたちのやるべきことをやろうよ」

灯織「うん、そうだね……」


樋口さんとも、以前のように話せる日がきっとまた来る。
今はそれを信じるしかない。


【コンマ90】

【末尾0は10として扱います】

【モノクマメダル10枚を獲得しました!】

【現在のモノクマメダル…53枚】


437: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:27:52.00 ID:DKwoH+sK0


【更衣室の扉】


灯織「トイレと同じく……一応男女には別れてるんだね」

めぐる「もともと希望ヶ峰学園は共学だったってことだよね!」

灯織「にしても……」

(この扉の真ん前のいかついマシンガンは一体……?!)

モノクマ「はぁ……はぁ……」

めぐる「出た!モノクマ!」

モノクマ「はぁ……はぁ……ぶっぱなしてえ……マシンガンを、ぶっぱなしてえよぉ……」

めぐる「わわ!ダメだよ!ぜったい!」

モノクマ「はぁ……はぁ……このマシンガンは、神罰のガトリング……」

モノクマ「性別を無視して更衣室に入る不埒な輩のみを裁くんだ……だから抑えろ、抑えるんだパトス……」

灯織「消えた……」

めぐる「ぽかーんだね」

灯織「要は更衣室の性別は守れ……ってことだよね」

めぐる「心配しなくても男子の方には入らないよー!」

灯織「電子生徒手帳を使って入室するみたいだね。行ってみようか」

めぐる「うん!」


438: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:31:23.79 ID:DKwoH+sK0


【女子更衣室】

プールの前の部屋……ここで更衣をしろってことなのかな?
更衣目的に加えてトレーニングルームとしての利用もできそうな部屋。
ダンベルとか腹筋マシーンとか……夏葉さんがいれば喜んだのかな。

めぐる「灯織みて!ポスターが貼ってあるよ?」

灯織「ポスター……?」


めぐるが指さした先には男性アイドルのポスターが。
トレーニング中に眺めろとでも言いたいんだろうか。


灯織「見たことあるアイドルグループだね……たしか元先生のユニットアイドルじゃなかったっけ?」

めぐる「灯織、詳しいんだね」

灯織「い、いや別に!お仕事でいつかご一緒する機会もあるかと思って、下調べをしていただけで!」

めぐる「ふふふ、さすがだね!準備はいつでも万全ってところかな?」

灯織「もう……めぐる、からかわないで」


439: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:33:54.74 ID:DKwoH+sK0


【プール】

めぐる「すっごーい!プールめちゃくちゃ広―い!」


めぐるの興奮も納得の規模のプール。
25mのコースはもちろんのこと、横幅も広くとられていて、それこそ記録会の一つや二つぐらいいつでも開けそう。


めぐる「灯織!プールだよ!プール!」

灯織「め、めぐる……わかったからそんなにはしゃがないで……」

めぐる「いい?灯織、水泳は全身を使う運動なんだよ!」

めぐる「そして運動をすると気持ちを前向きにする物質が作られる……つまり、水泳をすれば全身ポジティブになるんだよ!」


目をらんらんと輝かせてる……
エネルギッシュなめぐるだもん、少しでも発散先が増えるなら喜ばしいことなんだろう。


めぐる「今度灯織も一緒に泳ごうよ!」

灯織「……うん、せっかくだし一緒に泳ごうか」

めぐる「やったー!どうしようかな、10000mメドレーとか、どうかな……?」

(……やっぱり、やめようかな)

-------------------------------------------------

(さて、次はどこを調べよう)

1.【学校エリア2F】図書室
2.(選択不可)【学校エリア2F】プール
3.(選択不可)【寄宿舎エリア1F】倉庫 
4.【寄宿舎エリア1F】大浴場

↓1


440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 22:35:38.33 ID:oAzTcjsM0

1


442: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:38:06.42 ID:DKwoH+sK0

【図書室】

凛世「…………!!」

凛世「樹里さん……!!こちら、こちらの一冊は……!!」

樹里「お、おう……すげーのか、それ?」

凛世「すげーでございます……いえ、すげーで済まぬほど……国立図書館で禁帯出になっていたはずの一冊……!」

凛世「蔵書のラインナップが、超すげーのでございます……!」


図書室に入るなり目に入ったのは、本棚を嘗め回すように確かめては目をらんらんと輝かせる凛世の姿。
一緒に調査をしているだろう樹里の袖を引いてあちらこちらへと動き回っている。

-------------------------------------------------
【本棚】


私の背丈の倍近くありそうな本棚。
端から端までギチギチに詰まった本の数々が目を引く。
……全部読むってなったら何年かかるんだろう。


灯織「素人目に見ても本の数はすごいかも……」

めぐる「うわぁ……文庫本から図鑑まで、すごいいっぱいあるよ!」

樹里「……漫画とかはないみたいだな」

めぐる「みたいだねー、学校の図書館だしね!」

灯織「学校の図書館なら、戦時中に裸足で奮闘した少年の漫画とかあってもおかしくないけど……そういうのもなさそう」

樹里「っておい!凛世気をつけろ!梯子を使うなら先に言えって!アタシが支えるから!」

凛世「ああ……!これは、『磯の香りの消えぬ間に』……!凛世にとっても、思い出の一冊でございます……!」

樹里「へー、面白いのか?それ」

凛世「恋愛文学に革命を引き起こしたともされる一冊でございます……樹里さん、ぜひ一度ご覧になってみては……?」

樹里「凛世がそこまで言うなら……読んでみるか」

-------------------------------------------------

【コンマ33】

【モノクマメダルを3枚獲得しました!】

【現在のモノクマメダル…56枚】


443: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:40:41.61 ID:DKwoH+sK0


【ノートパソコン】


めぐる「あれ?受付コーナーに置いてあるこれって、パソコンだよね?」

灯織「……パソコン?!パソコンなら何か使える情報とかあるかも!?」


インターネットを使えば外部の情報も手に入るかも!
そう思いかじりつくようにパソコンの前に座ったけど……


灯織「……ダメだ」

めぐる「電源はつくけど、壊れてるみたいだね……」

樹里「あ、アタシが壊したんじゃねーからな?!」

灯織「ふふっ、樹里焦りすぎ」

めぐる「大丈夫だよ!」

樹里「お、おう……下手に触って壊すのが、怖くてオチオチ触れねーからな……」

凛世「樹里さんに代わって凛世が調べましたが、きーぼーども反応している様子すらございませんでした……」

(まあそりゃそう簡単に情報を渡したりしないよね……)

-------------------------------------------------

【書庫】

灯織「けほっ!けほっ!狭いうえに埃っぽい……!」

めぐる「この部屋も本がいっぱいだけど、図書室の本棚と何か違うのかな……?」

灯織「あんまり長居はしたくないね……一冊だけ手に取って様子見たら出よう……!」

そう言ってすぐそこにあった一冊を手に取った。

灯織「ええっと……?……『世界の殺人鬼図鑑』」

めぐる「これ、モノクマの趣味なのかな……?」

(……最悪の気分)
-------------------------------------------------

(よし、あとはあそこだけだね……)

【選択肢が最後の一つとなったので、残った探索先の大浴場へ向かいます】

【コンマ判定でモノクマメダル獲得枚数の判定を行います】

↓1


444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 22:44:29.09 ID:6xsiukgE0

ぴゃ


445: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:46:31.81 ID:DKwoH+sK0

【大浴場】


寄宿舎エリア、食堂と向かい合う形で設けられているエリアが開放されていた。
これまでは自分の個室でシャワーだけだったけど、ここでなら足を広げて入浴できるのかな?


摩美々「灯織とめぐるじゃーん、早速お風呂―?」

灯織「い、いえ……とりあえずは調査を……」

霧子「お風呂はすごく広くて、気持ちよさそうだったよ……」

めぐる「わー!せっかくだしみんなで一緒に入ったりしたいね!」

咲耶「浴場奥にはサウナもあった……汗を流すこともできるようだよ」

灯織「無駄に充実した設備ですね……」

摩美々「ま、お風呂もいい発見なんだけどさー」

摩美々「この部屋だけの特徴、あるみたいだよねー」

(この部屋だけの特徴……?)

めぐる「あっ!この脱衣所、カメラがないよ!」

灯織「えっ……ほんとだ!監視カメラがない!」

咲耶「どこまで信用していいものかはわからないけど、黒幕の目が他の場所よりは届きにくいつくりになっているようだ」

霧子「なにか、使えるかもしれないね……!」

(監視カメラのない部屋、か……何か隠すときに使えるかもしれない……!)

-------------------------------------------------

【コンマ09】

【モノクマメダル9枚を獲得しました!】

【現在のモノクマメダル…65枚】


(さて、調査はこんなものかな)


446: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:48:08.29 ID:DKwoH+sK0


【食堂】

咲耶「さて、いつもの報告会だね。どうだろう、大きな発見はあったかな?」

甘奈「脱出の決め手になるようなものはなかったね……」

甜花「あぅ……二階も、窓は全部鉄板がついてた……」

摩美々「まぁそんな簡単な話なわけないよねー」

凛世「図書室には数え切れぬほどの蔵書がございました……」

樹里「凛世いわく掘り出し物もたくさんあったってよ」

小糸「そ、そういえば……ノートパソコンも置いてありましたよね!」

凛世「はい、ですが……壊れて使い物にならず……」

摩美々「樹里、今時のパソコンは精密だから叩くとかえってよくなかったりするんだよー」

樹里「ちげーよ!アタシが壊したんじゃなくて元から壊れてたんだよ!」

めぐる「二階にはプールがあったから、運動できるよ!今度みんなで一緒に泳ごうよ!」

愛依「おっ!いいじゃんいいじゃん!泳ごう泳ごう!」

霧子「愛依ちゃん……その、脱臼がまだ完治してないから……」

愛依「あー……ごめんね!マッハで治すから!」


447: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:49:21.89 ID:DKwoH+sK0


智代子「倉庫にはお菓子以外にも生活用品・日用品があったから……学校生活の助けになりそうだったね!」

霧子「うん……!救急グッズとか、お薬もいくつか数があったよ……」

咲耶「有事の際には霧子を頼るといいよ」

樹里「倉庫といえばよ、なんか箱が二、三個持ち出されたみたいな痕があったんだけど、誰か知らねーか?」

智代子「え?あー……モノクマもうっかりだなー、ハハ……」

(あの後結局お菓子を持ち去ったのか……)

摩美々「新しく解放された大浴場、使い勝手は良さそうだから一度行ってみたらいいと思いますよー」

甘奈「やった☆こっち来てからシャワーだけだったから、お風呂に入りたかったんだよねー!」

甜花「にへへ……お風呂、楽しみ……」

めぐる「奥にはサウナもあったんだよね!」

咲耶「フフ、サウナでみんなでデトックスというのも乙なものじゃないかな?」

摩美々「ふふー、それもいいですねー」

灯織「摩美々さん、脱衣所の……」

摩美々「灯織―?」

灯織「……あっ」

(大浴場、その前の脱衣所には監視カメラが無かったこと……は監視カメラのある食堂で共有はできないよね)


448: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:50:41.48 ID:DKwoH+sK0


咲耶「残念ながら、脱出の糸口は見つからなかった……」

摩美々「ま、元から期待してなかったけどねー」

咲耶「しかし、気を落とすことはない。私たちの間には絆があるから、ね」

灯織「……!そうですね、諦めなければ必ず道は開けるはずです!」

めぐる「うんうん!落ち込んでる暇はないよー!」

小糸「……は、はい!明日からも……が、が、頑張りましょう!」

愛依「……おっし、そんじゃもうちょいで夜時間だし……早速、お風呂とかどうよ!」

咲耶「フフ、大浴場で決起集会……といったところかな?」

摩美々「えー、準備とかしてないんですけどー」

愛依「まあまあ!ゼンは急げっていうじゃん!」

摩美々「それ、使い方あってるー?」


449: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:51:38.02 ID:DKwoH+sK0


円香「……」

愛依「……ほーら、円香ちゃんも!」

円香「……私も?」

愛依「いいじゃんいいじゃん!せっかくだしさ!」

雛菜「円香先輩、どうする~?」

円香「……はぁ、わかった。行く。行くからその手離して」

愛依「あっ、ごめん!重かった?!」

円香「重かった、いろんな意味で」

愛依「……どゆこと?」

円香「……はぁ」

智代子「そうだ、凛世ちゃん!お風呂上りに着物を着るわけにもいかないから、倉庫にあったジャージを着るといいよ!」

凛世「智代子さん……ご忠告、痛み入ります……」

めぐる「よーし、それじゃあ後でみんな大浴場に集合だね!」

(みんなでお風呂、か……こんな状況下ではあるけど、合宿生活らしい催しで気分が高揚しちゃうな)


450: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:53:15.36 ID:DKwoH+sK0


【大浴場】

愛依「うーわ咲耶ちゃんマジでスタイルお化けだわー……」

咲耶「ふふっ……そうマジマジと見られると流石に照れてしまうね」

摩美々「そういう愛依もスタイルえげつないですけどねー」

霧子「摩美々ちゃんも、素敵だよ……!」

摩美々「霧子も肌白いしスレンダーですごいよね、スキンケア何使ってるのー?」

小糸「……ぁ……ぁぁ……」

円香「……小糸には小糸の魅力があるから」

雛菜「小糸ちゃ~ん、ここの浴槽深いよ~?一緒に泳ご~?」

小糸「だ、ダメだよ雛菜ちゃん!」

灯織「やっぱりみんなスタイルに気を使ってるんだろうな……私ももっと食生活を見直すべきかもしれない」

灯織「ここに来てから炭水化物の摂取量が多いような気はしていたし、明日からはお茶碗に盛る量も……」

めぐる「灯織―!何考え込んでるの?せっかくのお風呂なんだしリラーックスリラーックス!」

灯織「め、めぐる……めぐるは普段何を食べてるの……?」

めぐる「へ?何って……普通だけど?」

樹里「かぁ~……やっぱり湯船は格別だよな~……」

智代子「ふふふ、樹里ちゃんお父さんみたいになってるよ!」

樹里「しょうがねえだろ……あー、最高……」

凛世「はい……極楽、です……♪」

甘奈「痒いところはございますかー?」

甜花「大丈夫、です……!」

甘奈「はーい☆次はお背中流しますねー?」

甜花「にへへ……あ……くすぐったい……なーちゃん……!ふふ……!」

甘奈「ほれほれー!」

甜花「もう……次は甜花の番……なーちゃんを、天国に連れて行ってあげるからね……!」


451: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:55:19.65 ID:DKwoH+sK0


【灯織の部屋】

キーン、コーン…カーン、コーン

モノクマ『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより、“夜時間”になります。間もなく、食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す』

モノクマ『ではでは、いい夢を。おやすみなさい…』

みんなで入ったお風呂は最高に気持ちよくて、最高に楽しいひと時だった。
この学園に来てから、ここまでの満足感、幸福感を味わえたのは初めて。
冷え切った心が、だんだんと溶かされていくような、体の芯からあったまる感覚。

そう、私たちは仲間なんだ。
同じ夢を追いかけた仲間たち。信頼しあえる仲間たち。コロシアイなんかに屈しない仲間たち。
この絆がある限り、私たちは大丈夫。

(……よし、明日からも頑張ろう!)

ベッドに横になる。
体がまるでベッドにとろけていくような心地よさ。

この日私は、この学校に来て以来一番の熟睡をした。



452: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:57:29.61 ID:DKwoH+sK0

___

_____

_______

キーン、コーン…カーン、コーン

モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

これまでで一番すっきりとした目覚め。もちろん問題は山積みだけど、私たちの中に感じる確かな絆が前向きな気持ちにさせてくれる。

(よし、まずは朝礼!)

私は颯爽として個室を後にした。

-------------------------------------------------

【食堂】

小糸「お、おはようございます!」

灯織「福丸さん!おはようございます!」


今日も福丸さんは私より先に食堂についていた。
ずっと内向的な側面ばかり見て来た福丸さんが、こうやって自分から変わろうと努力しているさまは見ていて私も力がもらえる……


小糸「円香ちゃんと雛菜ちゃんにも一緒に来てほしいんですけど……ふ、二人とも起きる時間がばらばらだから……」

咲耶「フフ、それでも結局二人しっかり参加はしてくれるから気に病むことはないよ」

めぐる「うんうん!みんな八時までに来てくれるからね!」

小糸「え、えへへ……」


このコロシアイ合宿生活のおかげで親しくなったって言うのは語弊があるけど、結束は深まったんじゃないかな。


今日の朝礼も何事もなく終わり……自分の部屋に戻った。


453: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 22:59:03.13 ID:DKwoH+sK0


【灯織の部屋】

(まだ時間はあるな……せっかくだし他の誰かと過ごそうかな?)

【自由時間開始】

灯織「さて、どうしようかな……」

-------------------------------------------------
1.購買でモノモノマシーンに挑戦する(現在モノクマメダル65枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:00:20.00 ID:6xsiukgE0

1


455: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 23:07:54.11 ID:DKwoH+sK0


【購買】

(よし、モノクマメダルもだいぶ溜まったし、ここでアイテムを集めておくのはありだよね)

(なにか実用的なものが手に入ればいいけど……)

-------------------------------------------------
ここでアナウンスです。
探索でのコンマ数値が思った以上にはねたので枚数が過多気味になってしまいました。

そこで購買での選択肢に次回更新時より【自動販売機】を追加しようと思います。
モノクマメダルを数十枚単位で消費することにより、強力な効果を持ったアイテムを入手できるように調整します。
プレゼントとは別枠ではたらく、スキル的なものとお考え下さい。

-------------------------------------------------

(さて、どれぐらい回そうかな?)

【モノクマメダルを何枚消費するか安価で指定してください】

【消費した枚数分だけコンマ判定を行い、番号に応じたアイテムが獲得できます】

↓1


456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:11:45.19 ID:oAzTcjsM0

15


457: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 23:13:34.49 ID:DKwoH+sK0


【モノクマメダルを15枚消費します】

【現在のモノクマメダル…50枚】

【直下より15回のコンマ判定を行います】

【消費した枚数分だけコンマ判定を行い、番号に応じたアイテムが獲得できます】

↓1~15 ※連投OKです


458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:13:54.18 ID:6xsiukgE0

ふふー


459: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:15:41.59 ID:oAzTcjsM0

やあー


460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:15:56.70 ID:6xsiukgE0

おー


461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:16:30.59 ID:oAzTcjsM0

てー


462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:17:07.32 ID:6xsiukgE0



463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:17:22.68 ID:Dy+HDmOf0

ガチャが、ガチャが回せるゥゥ


464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:17:39.93 ID:6xsiukgE0

もうダブってて草


465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:17:50.17 ID:oAzTcjsM0

びゃ


466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:19:17.94 ID:6xsiukgE0

ていやー!


467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:19:34.66 ID:oAzTcjsM0

せいやー


468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:21:50.79 ID:6xsiukgE0

11連目?


469: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:22:10.67 ID:oAzTcjsM0

もうちょい


470: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:23:49.13 ID:6xsiukgE0

25って書き込むのやめといてよかった


471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:24:32.49 ID:oAzTcjsM0

15でも結構多かったかも


472: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:26:55.22 ID:Dy+HDmOf0

15連目GET


473: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 23:34:45.86 ID:DKwoH+sK0

【これくらいのお弁当】
【永遠のミサンガ】
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【アンティークドール】
【アンティークドール】
【ミレニアム懸賞問題】
【携帯ゲーム機】
【プロジェクトゾンビ】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を獲得しました!

-------------------------------------------------

93.無銘の巾着
〔だれが作ったのかも不明の巾着。ほとんど値段もつかぬほどの商品だが、よく似た特徴の品がオークションに出た際にはすさまじい金額の金が飛び交ったとの噂がある〕

-------------------------------------------------

94.ジャスティスV変身ベルト
〔戦隊ヒーロージャスティスファイブの人気グッズ。刺したカードリッジによって返信の時の効果音とボイスが変わる(カートリッジは別売り)。〕

-------------------------------------------------

灯織「わわっ、すごいいっぱい出てきちゃった……」

灯織「なんだか見覚えのある品もあるし……これならプレゼントにも使えるかも?」

-------------------------------------------------

【灯織の部屋】

(まだ今日は時間があるな……)

灯織「さて、どうしようかな……」

-------------------------------------------------
1.購買でモノモノマシーンに挑戦する(現在モノクマメダル50枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:35:10.19 ID:oAzTcjsM0

2 小糸


476: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 23:41:45.22 ID:DKwoH+sK0

途中送信すみません……

2 小糸選択

【図書室】

灯織「あ、福丸さん……こんにちは」

小糸「え、あ……こ、こんにちは!」

(福丸さん……挨拶の返しはいつも通りたどたどしいけど、前とは違って目を見て返してくれるようになった)

(前回の事件を経て福丸さんの中には確かな変化があったんだ)

小糸「あ、あの……その、もしよかったら、一緒に……なにか」

灯織「……!はい、ぜひ!」

小糸「……!!わぁ、よかった!そ、それじゃあこっちでき、気になった本があるんですけど……!」


福丸さんと同じ本を読んで過ごした……

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【これくらいのお弁当】
【永遠のミサンガ】
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【アンティークドール】
【アンティークドール】
【ミレニアム懸賞問題】
【携帯ゲーム機】
【プロジェクトゾンビ】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:48:40.69 ID:6xsiukgE0

1【ミレニアム懸賞問題】


479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/08(月) 23:53:13.11 ID:Dy+HDmOf0

あれ、壊れかけのレイディオだかなんだか持ってなかったっけ?


480: ◆zbOQ645F4s 2021/03/08(月) 23:58:10.38 ID:DKwoH+sK0


【ミレニアム懸賞問題】を渡した……

小糸「これは……?」

灯織「いまだ世界中の誰も解いたことのない難問、みたいです。解いたら多額の報酬がもらえるみたいですよ!」

小糸「へ、へぇ……そうなんだ……」

灯織「どうでしょう、福丸さんは聡明ですし、もしかして……」

小糸「い、いやいや!わ、わたし、さすがにこんな問題に手が届くほどじゃないから……えっと、その……ごめんなさい!」

灯織「さ、流石にそうですよね……」

小糸「……」

灯織「福丸さん?そ、そんなに眺めてどうしたんですか?」

小糸「や、やっぱり無理そうです……」

(解こうとはしたんだ……)

-------------------------------------------------

小糸「ご、ごめんなさい!」

灯織「え、ええっ?!と、突然どうしたんですか?!」

小糸「あ、あの……円香ちゃんに、みんなと一緒に仲良くしてもらえるよう頼んでるんですけど……なかなかうまくいかなくて……」

(ああ、そういえば福丸さんは事件の翌日からずっと樋口さんにつきっきりで私たちとの仲を取り持ってくれようとしているんだった)

灯織「い、いえ……仕方ないですよ、私たちは恨まれて当然だとも思いますから」

小糸「ち、違うんです!円香ちゃんは皆さんを恨んだりなんか……えっと、その……」

小糸「今はまだ、気持ちの整理に時間がかかるってだけで……恨みとか、そういうのじゃ……」

灯織「福丸さん……」

小糸「だから、か、か、風野さんたちも……円香ちゃんを、悪く思わないで挙げて下さい……!」

灯織「そ、それはもちろんです!はい!」

灯織「私たちはみんな仲間なんですから……樋口さんだけ邪険にするなんて無いですよ、大丈夫です」

小糸「え、えへへ……!」

小糸「わたし、頑張りますね!絶対円香ちゃんが皆さんとしっかりお話できるようにしてみせますから!」


1.福丸さん、ありがとうございます
2.今度私も一緒について行ってもいいですか?
3.自由安価

↓1


481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/09(火) 00:05:56.97 ID:yrd3PexC0

1


483: 時間的に次の自由行動を選択したら終了します ◆zbOQ645F4s 2021/03/09(火) 00:11:34.34 ID:jRx96E3t0

>>479
【昭和ラジオ】が完全に抜け落ちてましたね……すみません
もしも小糸に今回で渡したい方がいらっしゃったなら申し訳ないです、次回以降でお願いします!

-------------------------------------------------

1 選択

灯織「福丸さん、ありがとうございます」

小糸「ぴぇっ?!」

灯織「私たちからは何もできないですから……福丸さんのおかげですごく助かってるんです」

灯織「霧子さんも言ってましたが、福丸さんのおかげで私たちはみんな勇気づけられてるところもあるんですよ」

小糸「そ、そんな……えへ、えへへ……」

灯織「今度私たちからなにかお礼でもさせてもらえたらと……」

小糸「お、お礼……?!」

灯織「はい、何がいいでしょうか……福丸さんの好きな料理があればぜひ……」

小糸「そ、そんな大丈夫ですって!」

灯織「いや、料理を私がふるまったところで福丸さんの舌に合うかどうか……」

小糸「え、え……?」

灯織「何か形として残るものを渡した方がいいのかな?」

小糸「か、風野さん……?」

灯織「それなら金額としてはどれくらいがいいのかな、あんまり高額なものを渡して気を使わせてはいけないし……」

小糸「ぴゃっ……」

【親愛度が上昇しました!】

【福丸小糸の現在の信愛度…2.5】



484: ◆zbOQ645F4s 2021/03/09(火) 00:13:39.92 ID:jRx96E3t0


(福丸さんと福丸さんにするお礼について考えて過ごした……)

【灯織の部屋】

(さて、もう少しぐらいは行動する時間があるかな?)

-------------------------------------------------
1.購買でモノモノマシーンに挑戦する(現在モノクマメダル50枚)
 ※次回更新時には【自動販売機】も追加予定
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


485: ◆zbOQ645F4s 2021/03/09(火) 00:19:58.84 ID:jRx96E3t0

すみません、もう時間的に厳しくなってきたのでここで中断します

先ほども述べた通り、次回までに購買で一度にメダルを複数枚消費することで入手可能なアイテムを【自動販売機】の枠で考えておきます。
今回の安価選択で購買を選んでいたら次回開始時に即時【自動販売機】でアイテム購入も可能なようにする予定です。
安価を出して終わっておくので選択いただけたら幸いです。

まだ数日準備期間を頂きます、それではおやすみなさい……


-------------------------------------------------
【灯織の部屋】

(さて、もう少しぐらいは行動する時間があるかな?)

-------------------------------------------------
1.購買でモノモノマシーンに挑戦する(現在モノクマメダル50枚)
 ※次回更新時には【自動販売機】も追加予定
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/09(火) 00:22:52.14 ID:1IJrTbT20

2.樹里


497: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 21:01:25.55 ID:czw+ipLf0

完全に自己管理の怠慢さからの発熱でしたが、温かい言葉ありがとうございました
以後気を付けます…

-------------------------------------------------
2 樹里選択

【女子更衣室】

灯織「樹里、トレーニング中?」

樹里「おー、灯織。まあな、こうも室内にいると体がなまっちまうからな」

樹里「出た時に夏葉に小言言われたらたまんねーしな」

灯織「樹里なら心配ないんじゃない?」

樹里「まあどこぞのチョコアイドルよりは心配はないけどな」

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【これくらいのお弁当】
【永遠のミサンガ】
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【アンティークドール】
【アンティークドール】
【携帯ゲーム機】
【プロジェクトゾンビ】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 21:03:26.11 ID:mO1gBNi00

1 【これくらいのお弁当】


499: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 21:11:49.58 ID:czw+ipLf0


【これくらいのお弁当】を渡した……

灯織「樹里、これ購買のガチャガチャから手に入れたんだけど……」

樹里「ん?なんだ?……弁当、か?」

灯織「ほ、ほら、樹里って料理とか割とやるイメージだから何かに使えたりしないかなって……」

樹里「んー?……へー、結構これ凝ってんだな」

灯織「え?」

樹里「肉類を一切使わずにこのボリューム、案外気使って作られてるみたいだぜ?」

灯織「ほんとだ……すごい」

樹里「ありがとな、灯織。ちょっと参考にしてみる、明日からの朝ご飯期待してくれていいからよ!」

灯織「え、そ、そんなつもりじゃ……」

樹里「ははは、いいんだよ。アタシが勝手に閃いただけだからな。ナイスチョイスだぜ、灯織!」

【PERFECT COMMUNICATION】

【親愛度がいつもより多めに上昇します】

-------------------------------------------------

樹里「灯織、大丈夫か?」

灯織「え……?」

樹里「いや、その……みんなの前ではああは言っても、やっぱり気になってんじゃねーかなって」

(樹里……こそばゆそうにしながらも私のことを気遣ってくれてる)

(樹里が言ってるのは多分、真乃の事……)

灯織「うん、大丈夫。心配してくれてありがとう」

樹里「……ほんとか?ほんとだよな?」

灯織「もう、樹里……心配しすぎだよ」

樹里「嘘ついてたら許さないからな!」

灯織「え、えぇ……」

樹里「あのな、アタシたちは今生き残りをかけた敵同士なんかじゃねー」

樹里「"生き残る"って共通の目的を持った仲間だ。その中で嘘とか隠し事とかは絶対ダメだからな」

灯織「樹里……」

1.樹里も辛いときは隠したりなんかしちゃだめだよ
2.樹里は心配性だね
3.自由安価

↓1


500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 21:17:32.17 ID:gYTSXSS40

1


501: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 21:31:52.54 ID:czw+ipLf0


1 選択

灯織「だから、樹里も辛いときは隠したりなんかしちゃだめだよ」

樹里「……へへ、なんか前も似たようなことあったよな」

灯織「あれ、そうだった、かな」

樹里「あんときは事件が起きる前。……灯織、その時と同じこと言ってるぜ」

灯織「ええっ?!ご、ごめん!!」

樹里「だから謝んなって。アタシは灯織の事信頼してるんだからさ。遠慮なく頼らせてもらうぜ」

灯織「う、うん!どんとこい!」

樹里「ははっ、なんだよそれ」

灯織「うぅ……」

樹里「……あのさ、アタシには何かできなかったことはないのか、真乃と透をどうにか止める方法はなかったのか」

樹里「そんぐらいにはアタシも悩んでんだ」

灯織「樹里……」

樹里「……嘆いても仕方ないってのによ」

灯織「……ううん、そんなことない」

樹里「灯織……?」

灯織「樹里が後悔してるってことは、ずっと二人のことを想い続けてるってことだから……」

灯織「えっと、言葉にするのは難しいんだけど、すぐに諦めたり気持ちを切り替えたりすることが必ずしもいいってわけではなくて……」

灯織「思い悩む時間こそが大きな意味を持つときもありやなしや……」

樹里「……ああ、そうだよな」

灯織「頼って、って言ったのに口下手でごめん……」

樹里「だー!だから謝んなくていいって、アタシが勝手に相談したんだから!」

樹里「それに、灯織もアタシと同じこと考えてんだってわかっただけでうれしいよ」

灯織「樹里……」

樹里「また、相談に乗ってくれよな。今日はありがとう、じゃあな!」

(私でも相談に乗ることができた、のかな……)

【親愛度が上昇しました!】

【西城樹里の現在の親愛度…3.0】

-------------------------------------------------

【スキル:一番星の魔法を発動できます】

【モノクマメダルを10枚消費することにより、本日の自由行動をもう一度だけ追加することができます】

【現在のモノクマメダル 50枚】

【スキル:一番星の魔法】を使用しますか?
↓1


502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 21:34:19.86 ID:mO1gBNi00

使う


503: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 21:37:08.75 ID:czw+ipLf0


【スキル:一番星の魔法を使用しました】

【現在のモノクマメダル…40枚】

-------------------------------------------------
【灯織の部屋】

(樹里からも今回は少し本音を聞けたし、私も成長してるのかな)

(……うん、絶対にみんなで生きて帰るんだもの)

(私も強くならないと……!)

(さて、もう少しぐらいは行動する時間があるかな?)

-------------------------------------------------
1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル40枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 21:52:59.35 ID:gYTSXSS40

2.摩美々


506: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 21:57:30.01 ID:czw+ipLf0


2 摩美々選択

【図書室】

灯織「摩美々さん……?」

摩美々「灯織じゃーん、読書ー?」

(摩美々さんが図書室にいるとは……)

(根はまじめな方だし、案外そういう趣向があるのかな……)

灯織「ええ、何か外の世界の手掛かりになるものでもあればと思い……」

摩美々「それじゃここ座りなよー、今面白い本見付けたんだよねー」

灯織「え、ええ……それじゃあご一緒させていただきます……」

摩美々「……座らないのー?」

灯織「な、なにか仕掛けてませんよね……?」

摩美々「ヒドー、何もしてませんよ?」

(摩美々さんにブーブークッションでからかわれて過ごした……)

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【永遠のミサンガ】
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【アンティークドール】
【アンティークドール】
【ミレニアム懸賞問題】
【携帯ゲーム機】
【プロジェクトゾンビ】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


507: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 21:58:21.76 ID:mO1gBNi00

1【プロジェクトゾンビ】


508: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:14:37.29 ID:czw+ipLf0


【プロジェクトゾンビ】を渡した……

灯織「摩美々さん、こういうのお好きじゃないですか?」

摩美々「んー?……ひぃっ?!」

灯織「摩美々さん方アンティーカのゴシックな感じと似たりしていませんか?」

摩美々「いや、灯織……悪気はないんだろうケド、ちょっとこれはロックが過ぎるんじゃない……?」

灯織「え、ええっ?!あ、その!すみません!」

摩美々「……別に大丈夫だよ、パッケージもよく見たらイカしてるじゃーん」

(驚かせてしまったかな……?)

-------------------------------------------------

(摩美々さん……前回の事件で真相にたどり着く最後の証拠)

(『ネイルチップ』のもともとの持ち主……)

(真乃のことについて、一度話をしておきたかった)

灯織「摩美々さん……」

摩美々「あれー?……今日はいつになく真面目な顔だね」

灯織「ええ……その……」

摩美々「真乃のコト、だよね?」

灯織「お気づきでしたか……」

摩美々「そりゃね、灯織に真乃を指名させようとしたわけだし」

(そう、前回の裁判で摩美々さんは真相にただひとり最初っから気づいていた)

(そのうえで私自身に、私の手で謎を解かせるという選択をした)

灯織「……どうして、だったんですか?」

摩美々「んー?」

灯織「……どうして摩美々さんははじめっから真実を語らなかったんですか?」

摩美々「灯織が解かなきゃあの事件は意味がなかったでしょ?」

灯織「……」

1.私を試したってことですか?
2.真乃の気持ちに摩美々さんは気づいていたんですか?
3.自由

↓1


509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 22:21:30.47 ID:gYTSXSS40

2


510: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:32:15.95 ID:czw+ipLf0


2 選択

灯織「真乃の気持ちに摩美々さんは気づいていたんですか?」

摩美々「さあ、どうでしょうかねー」

灯織「さあって……」

摩美々「私にわかってたのは事件の顛末だけ……でも、この謎を解くべきなのは"田中摩美々"じゃないってことはわかったんだよねー」

灯織「……そういう、ものなのでしょうか」

摩美々「私たちは誰もまだ、この合宿生活に適応できてない、わかってない未知の段階だからちゃんとステップは踏まないとー」

灯織「……よく、わかりません」

摩美々「事件の謎にはそれぞれ意味があって、それに気づくべき人がいるんだよ」

摩美々「そうじゃなきゃ、真乃も灯織もめぐるも、みーんな本音は隠したまま、だったんじゃない?」

灯織「そういう、ものでしょうか……」

摩美々「消化不良だっただろうし、それこそ円香に真乃は刺されてたかもねー」

灯織「……!」

摩美々「小糸があの時動けたのも真乃の想いを引き継いだからだって、摩美々は解釈してるんですケド」

灯織「福丸さんは、確かに事件の前後で大きく変わりました……」

摩美々「それが全てなんじゃないですかー?」

灯織「摩美々さんは、お強いんですね」

摩美々「別にー?やるしかないから、やってるっていうかー?」

灯織「それができるだけ、強い心を持っていらっしゃると思います」

摩美々「……ふぁぁぁぁ。眠くなっちゃいました、じゃあねー」

灯織「えっ?!ま、摩美々さん?!急にどうして?!」

(行ってしまった……)

(摩美々さん……相変わらず真意の読みづらい人だ)

【親愛度が上昇しました!】

【田中摩美々の現在の親愛度…1.5】


511: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:34:45.72 ID:czw+ipLf0


【灯織の部屋】

(昨日は広々とした浴槽に疲れたおかげで熟睡できたし……)

(今日もまだ時間があるから、お風呂に行こうかな)

(せ、せっかくだしめぐるも誘って……)


-------------------------------------------------
【めぐるの個室前】


インターホンを鳴らすとものの数秒で扉が開いた。


めぐる「はいはーい!何か用ですかー?……あれ、灯織?どうしたの?」

灯織「めぐる、せ、せっかくだから……お風呂一緒にどうかな?」

めぐる「わあ!うんうん!いいよ、一緒に入ろう!ちょっと待ってて……準備してくるから!」


案の定めぐるは快諾。そのまま風呂支度をしに部屋の奥へと走っていった。
……怪我しなきゃいいけど。


甘奈「あれ?灯織ちゃん……どうしたの?」


めぐるを待っているとそこに大崎姉妹がやってきた。
甘奈と甜花さんの手にはちょうど入浴具が万全の状態で抱えられている。


灯織「あ、今めぐると一緒にお風呂に入ろうかって話をしてて……せっかくだし、甘奈と甜花さんも一緒に……ど、どうかな?」

甘奈「もちろんオッケーだよ☆」

甜花「うん、風野さん……一緒に、入ろう……!」

めぐる「灯織お待たせー!……あれ?甘奈に甜花?」

灯織「あ、うん……二人も一緒にお風呂に入ろうって話に成ったんだけど……いいかな?」

めぐる「もちろん!一緒に行こう!」


512: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:36:14.92 ID:czw+ipLf0

___

_____

_______


【食堂】


お風呂あがり、まだ夜時間にはなっていないこともあり食堂であったかい飲み物を淹れることにした。
リラックスして寝るのには、気持ちを落ち着かせるのが一番だから。


甜花「気持ちよかった……にへへ……」

甘奈「うん!大浴場が解禁されてホントに良かったね☆」

灯織「甜花さんもホットミルクで良いですか?」

甜花「え!あ、うん……ありがとう……」

めぐる「コロシアイ合宿生活自体は嫌だけどこうやってみんなでのんびりするのは好きだなぁ~」

甘奈「ねー、もともとの合宿に行けてたらこんな感じだったのかなー?」

ホットミルク片手にのんべんだらりとしていたら、食堂の扉が開いた。

円香「……あれ」

めぐる「円香!どうしたの?」

円香「……いや、眠れないから。これでも飲もうかと」



513: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:37:13.79 ID:czw+ipLf0


樋口さんの手には【睡眠薬】が握られていた。確か倉庫にあったものだ。
はじめギョッとしたけど、その目元は確かにクマが出来ている。
……私もまだ真乃については割り切れないところがあるし、
浅倉さんを被害者として失ってしまった樋口さんは私以上に思うところがあるのは当然だ。


めぐる「そっか……コップも厨房にあるよ、場所分かる?」

円香「大丈夫、邪魔した」

甘奈「あっ……円香ちゃんも一緒にどう?」

灯織「は、はい!せっかくですし……あ、ホットミルク樋口さんの分も淹れましょうか?」

円香「……いい、すぐ部屋戻るから」


樋口さんはどこか申し訳なさそうに厨房に入っていき、すぐに食堂を後にした。


めぐる「う~ん、やっぱりまだ元気ないね……」

灯織「うん……変に考え込まないといいんだけど」

甘奈「円香ちゃんはしっかりしてる……けど、この状況だとちょっと心配だよね」

灯織「今日も朝礼にはしっかり出席してたから今すぐどうってことはないと思うんだけど……」


しばらく樋口さんのことについて話し合ったのち、私たちは個室に戻った。
結束が以前より強まった来た中、樋口さんの存在がどうしても気にかかる。
……私にも何か、できることはないのかな。


514: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:38:21.93 ID:czw+ipLf0


【灯織の部屋】

キーン、コーン…カーン、コーン

モノクマ『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより、“夜時間”になります。間もなく、食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す』

モノクマ『ではでは、いい夢を。おやすみなさい…』

(もう夜時間……何も進まなくても時間はすぐに過ぎてしまう……明日も頑張らないと)

そう決意を胸に私は眠りについた。


515: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:40:35.95 ID:czw+ipLf0

___

_____

_______

【灯織の部屋】

キーン、コーン…カーン、コーン

モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

(……朝)

(とりあえず朝礼に行かないとね)

-------------------------------------------------

【食堂】


今日も食堂に入ると福丸さんが出迎えてくれた。


小糸「か、風野さん……お、おお……おはよう!」

灯織「お、おはようございます!」

小糸「え、えへへ……き、き、今日も頑張ろうね!」

咲耶「灯織、今日はサプライズがあるんだ」

灯織「え?サプライズ……ですか?」

めぐる「今日の朝ご飯は小糸が作ったんだよー!」

凛世「はい……凛世と樹里さんも今日は休暇をいただきました……」

小糸「た、大したものじゃないですけど……わたしも、なにかしてみたくて……」

樹里「いや、照れなくていーぞ!うまいこと出来てたし……家で料理とかやるのか?」

小糸「た、たまに……」

灯織「福丸さん……ありがとうございます」

小糸「い、いえ!そんな……」


今日の朝礼は福丸さんが作ってくれたごはんとお味噌汁を食べながら過ごした。
福丸さんもみんなに料理をほめてもらって嬉しそう。

樋口さんのところにも福丸さん、感想を伺いに行ってたけど……どうだったんだろう?

ほんとに福丸さんは頑張ってる。


516: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:42:22.75 ID:czw+ipLf0

-------------------------------------------------
【灯織の部屋】

(……福丸さん、ほんと表情が明るくなったな)

(気がかりなのは、樋口さんと市川さんだけど……)

(……今の私にできることをやろう、ただそれだけ)

(さて、今日はどうしようかな?)

【自由時間開始】

-------------------------------------------------

灯織「さて、どうしようかな……」

1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル40枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 22:48:23.97 ID:mO1gBNi00

2 小糸


518: コピペして投稿してる部分の修正忘れがちょくちょくありますね、すみません ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 22:53:46.00 ID:czw+ipLf0


2 小糸選択

【小糸の部屋】

ピンポーン

灯織「あ、福丸さん……今お時間大丈夫ですか?」

小糸「え、あ、はい!大丈夫です!」

灯織「せっかくですし、何か一緒に時間を過ごすことが出来たらなと……」

小糸「そ、そうですね……ええっと……風野、さんは……何が好きですか……?」

灯織「わ、私ですか……?そうですね、占いを見るのは好きですね……あとは料理もたまに……」

小糸「う、占い……あ、あの……図書室で占いの本でも、読みますか……?」

(図書室で福丸さんと占いの本を読んで過ごした……)

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【永遠のミサンガ】
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【アンティークドール】
【アンティークドール】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 22:55:53.99 ID:gYTSXSS40

1【永遠のミサンガ】


520: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 23:02:16.52 ID:czw+ipLf0


【永遠のミサンガ】を渡した……

小糸「み、ミサンガ……」

灯織「ミサンガ、ご存じでしょうか……?」

小糸「は、はい!切れたら……願いが、適うんですよね……?」

灯織「はい!そのミサンガです!ですから、福丸さんも何か大切なお願い事をそれに込めていただけたらなと……」

小糸「あ、あの……えっと……」

灯織「……ど、どうかしましたか?!」

小糸「このミサンガ、絶対に切れないって書いてるんですけど……」

灯織「えっ」

小糸「え、えへへ……ぶ、ブレスレット代わりにしますね!」

(気を使わせてしまった……)

-------------------------------------------------

灯織「福丸さん、今朝は朝ごはん、おいしかったです。普段からお料理はされるんですか?」

小糸「え、ええっと……た、たまに、お母さんの手伝いとか……」

灯織「なるほど、でしたら味付けはお母さんから教えてもらったり、でしょうか」

小糸「そ、そんな感じです……」

小糸「え、えっと……か、風野さんも料理するんですよね……?」

灯織「はい……私もたまに、ですが」

小糸「そ、そうですか……」

灯織「……」

小糸「……あ、あの!風野さんは、占いはどうして好きなんですか?!」

灯織「ど、どうして……」

小糸「あ、む、無理だったら大丈夫です!」

(ふ、福丸さん……今日はよく話してくれる……)

(むしろ話そうとしてくれてるんだよね、それならちゃんと返さないと……)


1.占いを見るのが日々のルーティンでして……
2.私の背中を押してくれるんです
3.自由安価

↓1


521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 23:05:10.82 ID:0kmmc2QJ0

2


522: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 23:13:40.95 ID:czw+ipLf0


2 選択

灯織「占いは私の背中を押してくれるんです」

小糸「えっと……それって……?」

灯織「私、あまり打たれ強い方ではないので……大きな仕事のある日なんかは、ちょっと気後れしてしまう時もあって……」

灯織「そんな中で、朝に見る運勢がよかったら、『私は大丈夫、頑張ろう』なんて励ましをもらった気になって……」

灯織「占いに心酔しすぎるのはよくないですけど、ゲン担ぎみたいな形なら、楽しいですよ」

小糸「で、でも……運勢がよくなかったら……?」

灯織「そ、そういう時もありますよね……」

小糸「ぴぇっ……ご、ごめんなさい!」

灯織「前までなら、それで輪をかけて気分が沈むこともありましたが……」

灯織「最近では、イルミネのみんなもいるんだから悪い運勢も寄ってこない!なんて都合のいい解釈をするようになっちゃいました」

小糸「わぁっ……す、すごく仲良しなんですね!」

灯織「ノクチルの皆さんほどではないですよ……あ!」

(し、しまった……浅倉さんを思い出させるような発言を……)

小糸「え、えへへ……そうですね」

小糸「わ、わたしたちも、風野さんたちと一緒で、いつまでも、どこまでも……仲良しですから!)

(福丸さん……)

(その笑顔に偽りはなかった。福丸さんもまた、私たちと同じく、浅倉さんから引き継いだ絆を信じている)

(遺されたもの同士、この想いは共通だ)


【親愛度が上昇しました!】

【福丸小糸の現在の親愛度…4.0】


523: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 23:16:40.82 ID:czw+ipLf0


【灯織の部屋】

(福丸さんと占いについて話をした……)

(福丸さんにも、私にも確かな絆というよりどころがある)

(私たちは、負けない)

(……そのためにも、今できることをやらないと)

【自由時間開始】

-------------------------------------------------

灯織「さて、まだ時間があるけどどうしようかな……」

1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル40枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 23:20:41.36 ID:gYTSXSS40

2.小糸


525: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 23:25:05.60 ID:czw+ipLf0


2 小糸選択

【食堂】

灯織「福丸さん……料理の準備中でしたか?」

小糸「え、あ……は、はい……晩御飯、手伝うから……」

灯織「私も手伝いますよ、二人でやった方が早く終わりますよね」

小糸「あ、ありがとう……ございます!」

灯織「礼には及びませんよ、ふふ」

(福丸さんと晩御飯の準備をして過ごした……)

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【アンティークドール】
【アンティークドール】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 23:35:10.88 ID:mO1gBNi00

1 【アンティークドール】


528: ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 23:41:47.33 ID:czw+ipLf0


【アンティークドール】を手渡した……

小糸「わぁっ……すごくかわいい……!」

灯織「ど、どうでしょう、骨とう品の様でしたが」

小糸「い、いえ!むしろそんな貴重なものを頂いていいんですか?!」

灯織「わ、私よりも、喜んでいただける方が持っていた方が、そのアンティークドールも嬉しいと思いますから」

小糸「お人形さん、すごくかわいいです!え、えへへ!ありがとうございます!」

(ここまで喜んでいただけると、渡した甲斐がある……!)

【PERFECT COMMUNICATION】

【親愛度がいつもより多めに上昇します】

-------------------------------------------------

【倉庫】


灯織「……あれ?」

(何か物音が聞こえたような……誰かいるのかな?)

灯織「す、すみませーん……誰かいらっしゃいますかー……?」

???「ぴぇっ?!ご、ごめんなさい!!」

灯織「ひゃぁっ?!……ふ、福丸さん……?」

小糸「……あ、あれ?か、風野さん……?」

灯織「どうしたんですか……?そんな大きな箱を抱えて……」

小糸「……ご、ごめんなさい!」

灯織「え、ええっ?!あ、謝られてもこ、困ります!別に怒ってませんし……!」

小糸「ほ、ほんとですか……?」

灯織「はい……大丈夫ですよ、落ち着いてください」

小糸「お、落ち着いて……すぅ……はぁ……」

小糸「あ、あの……わたし、この飴が、すごく、大好きで」

灯織「飴……?」

(福丸さんは大量の飴玉の袋が収められた箱を大事そうに抱えている)

小糸「これ、わたしが持って帰っても……ダメ、です、よね……あ……ごめんなさい……」

灯織「え、ええっ?!」


1,大丈夫だと思いますよ?!
2.私にも一つ分けてください
3.自由安価

↓1


529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 23:50:11.53 ID:jwghC95k0

2


530: もう少ししたら区切りをつけていったん終了します ◆zbOQ645F4s 2021/03/13(土) 23:55:35.17 ID:czw+ipLf0


2 選択

灯織「私にも一つ分けてください」

小糸「ぴ、ぴぇっ?!」

灯織「これで、共犯です」

小糸「え、え……?」

灯織「共犯になっちゃったからには、私もばれたら怒られちゃうかもしれませんね」

灯織「だから、お互い黙っておきましょうか?……ど、どうでしょう」

小糸「……」

(な、慣れないキザな真似をしてしまった……)

(うぅ……福丸さん、きょとんとしていらっしゃる)

小糸「……」

小糸「……はい!」パァァァァ

(よかった……!)

小糸「か、風野さんとわたしは、お仲間……ですから!」

小糸「な、内緒ですよ!」

灯織「はい!仲間ですから!」

(福丸さんと心の距離がぐっと近づいたのを感じる……)


【親愛度が上昇しました!】

【福丸小糸の現在の親愛度…6.0】

-------------------------------------------------

【スキル:一番星の魔法を発動できます】

【モノクマメダルを10枚消費することにより、本日の自由行動をもう一度だけ追加することができます】

【現在のモノクマメダル 40枚】

【スキル:一番星の魔法】を使用しますか?
↓1


531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/13(土) 23:57:26.38 ID:gYTSXSS40

使用する


532: この選択で最後にします ◆zbOQ645F4s 2021/03/14(日) 00:01:38.98 ID:ZxWL6/Is0

【スキル:一番星の魔法を使用しました】

【現在のモノクマメダル…30枚】

-------------------------------------------------

【灯織の部屋】

(福丸さんと秘密の共有をした……)

(飴玉をあんなに抱えて、ほんとに好きなんだな……)

(……チョコとかとも好みが合うのかも?)

【自由行動開始】

(さて、もう少しぐらいは行動する時間があるかな?)

-------------------------------------------------

1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル30枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/14(日) 00:02:25.40 ID:kRbsOeAi0

2 小糸


536: この選択で最後にします ◆zbOQ645F4s 2021/03/14(日) 00:09:47.30 ID:ZxWL6/Is0


そろそろ自分用のメモの意味もかねて情報を整理しておきます。

主人公:風野灯織
・習得スキル
〔一番星の魔法〕
〔自由行動二回目終了時にモノクマメダル10枚を消費することで、その日の自由行動を一回プラスすることができる〕

・所持アイテム
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【アンティークドール】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】

・モノクマメダル…30枚

・現段階での親愛度
櫻木真乃……1 【DEAD】
八宮めぐる……0
田中摩美々……1.5
白瀬咲耶……0
幽谷霧子……0
西城樹里……3.0
杜野凛世……0
園田智代子……1.0
大崎甘奈……1.0
大崎甜花……0
和泉愛依……0
浅倉透……0 【DEAD】
樋口円香……0
福丸小糸……6.0
市川雛菜……1.0


それでは今度こそおやすみなさい……


544: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:01:42.95 ID:8YjB0g7C0

2 小糸選択

【ランドリー】

灯織「あれ、福丸さん?」

小糸「ぴゃっ?!こ、こんばんは」

灯織「今日はなんだかよく会いますね」

小糸「え、えへへ……そうですね」

灯織「私も洗濯するものがあるので、待ち時間少しお話でもどうですか?」

小糸「は、はい!ぜひ!」

(福丸さんと洗濯の待ち時間にお話をして過ごした……)

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【アンティークドール】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 22:08:48.98 ID:thyuxw360

1でアンティークドール(一度パフェ出たアイテムならもう一度パフェなるよね?)


546: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:14:57.38 ID:8YjB0g7C0


【アンティークドール】を手渡した……

灯織「福丸さん、こちらをどうぞ」

小糸「あっ、こ、これ……この前もらったお人形とそっくりですね!」

灯織「はい、以前とても喜んでいただけたようだったので……あ、不要でしたら破棄していただいても……」

小糸「そ、そんな……!捨てたりなんかしませんよ!」

灯織「そうですか……良かったです……!」

小糸「これ、すごくかわいくて……それに、部屋で見てると風野さんのことを思い出して……」

灯織「私、ですか……?」

小糸「い、いえ!なんでもないです……!」

小糸「え、えへへ……ありがとうございます、大切にしますね!」

【PERFECT COMMUNICATION】

【親愛度がいつもより多めに上昇します】

-------------------------------------------------

小糸「あ、あの……そういえば、あ、あの時は……すみませんでした」

灯織「あ、あの時……?な、なんのことでしょうか……」

小糸「え、えっと……クリスマスの……せ、聖歌隊の時……」

灯織「えっと……?」

(そういえば、事務所のみんなで聖歌隊を組んで商店街の皆さんに披露した時があった……)

(その時に福丸さんとは初めてご一緒したんだった)

灯織「な、なにも謝ることは……」

小糸「わ、わたし……今みたいに風野さんとお話しすることが、で、できなくて……」

灯織「いえ、そんな……!わ、私こそ慣れていらっしゃらない福丸さんのことに気が回らず、息詰まるような思いをさせてしまい……!」

小糸「わ、わたしがもっと、お話……できてたら……!」

灯織「い、いえ……私こそ……!」

小糸「わたしが……!」

1.私たち似たもの同士ですね
2.これじゃキリがありませんね
3.自由安価

↓1


547: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 22:24:32.35 ID:b/Jng8rc0

1


548: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:28:03.15 ID:8YjB0g7C0


1 選択

灯織「私たち似たもの同士ですね」

小糸「ぴぇっ……?」

灯織「ふふ、お互い譲らないんですから」

小糸「え、えへへ……お互い、謝ってばっかりですね」

灯織「もう口癖みたいになっちゃってますから」

小糸「た、たしかに……」

灯織「たまにめぐるに怒られるんですよ、一人で責任感を感じすぎだよーって。なかなか難しいんですけどね」

小糸「……わたしも、そうなのかな」

灯織「私たち二人とも、もう少し肩の力を抜いてみてもいいのかもしれませんね」

小糸「そ、そうですね!みんな……優しい人がたくさんですし!」

灯織「そうですよ、皆さんを頼っちゃいましょう」

小糸「は、はい!……頑張ります!」

灯織「もう、福丸さん、肩に力が入ってますよ」

小糸「ぴぇっ……!え、えへへ……」

【親愛度が上昇しました!】

【福丸小糸の現在の親愛度…8.0】


549: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:30:34.16 ID:8YjB0g7C0


【灯織の部屋】

(そろそろ夜時間……)


ピンポンパンポーン

だけど、鳴り響いたのは夜時間のチャイムとは異なる聞きたくなかったあの音。
モノクマのたくらみが動き出したことを告げる最悪のチャイムだ。


『ようオマエラやってる?飯食って寝てるだけの家畜と変わらない生活楽しんでる?』

『そんな退屈な生活に飼いならされてたらオマエラの牙も抜け落ちちゃうよね!だから今日はオマエラに喝を入れるプレゼントをご用意しました!』

『そう!恒例の動機提供の時間だよ!視聴覚室に夜時間までに集合だよ!拒否権はもちろんないからねー!』

(……は?)


動機、提供……?
前回の事件で言う【他の人の秘密】のこと?あれ自体は意味を持たない秘密だったけど、それをモノクマが持ってきたことで私たちの間に疑心暗鬼の種が撒かれ、結果として事件は起きてしまった。
まさか、今回も……?

頭の中がぐるぐるする。

『もう私たちは大丈夫、絆を信じて立ち向かえる』

そう誓ったはずなのに、芯が揺らぐような音が脳内に響く。


(……行くしか、ないんだよね)


550: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:32:59.84 ID:8YjB0g7C0


【視聴覚室】

視聴覚室にはすでにみんなの姿、そしてモノクマの姿があった。

めぐる「あっ、灯織……」

灯織「めぐる、もう来てたんだ」

モノクマ「集まったみたいだね!」

摩美々「なんなんですかぁ?プレゼントって」

モノクマ「欲しがりさんだなぁ、そう焦らなくてもちゃんとプレゼントするから落ち着きなよ!」

モノクマ「……ほら、これだよ!『モノクマビデオ』~!」


そう言って掲げられたモノクマの手には私たちの名前だけがラベリングされたDVD。
パッケージも何もないそれからは、他の情報は一切得られない。


モノクマ「一人一枚ずつ、しっかりご用意させていただきました!備え付けのビデオデッキでご覧くださいね!」


前回の【秘密】は私たちの自主性に任せられていたけど今回は違う。
拒否権はない、その言葉は文字通りらしい。
仁王立ちするモノクマからはこれまでにない圧を感じる。

……どうせ見なくちゃいけないんだ。

私たちはモノクマからそのDVDをひったくるようにして、それぞれの席についた。


551: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:34:50.55 ID:8YjB0g7C0

-------------------------------------------------

DVDをビデオデッキに差し込むと、
しばらくの無音と暗闇の後、プツンと音を立てて映像が流れ始めた。

その映像は私たちイルミネーションスターズのライブ映像だった。
センターで笑顔を輝かせるのは、今は亡き友達の真乃。
その横で私とめぐるがステップをとり、三人の演技は完成する。


『大人気のアイドルユニット、イルミネーションスターズ。かわいらしく、華やかな彼女たちにはアイドルのステージが本当によく似合いますね』

『ここにたどり着くまで、彼女たちは絶え間ない努力を積み重ねてきました』


モノクマのわざとらしいナレーションで台無しだけど。


『しかし、彼女たちの仲間はこの三人だけではありません!彼女たちを裏でサポートしていた、いわば四人目のイルミネーションスターズともいうべき人がいますよね!』

(……四人目?)


552: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:35:21.33 ID:8YjB0g7C0






……プロデューサーだ。





553: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:36:16.40 ID:8YjB0g7C0


そこにいたのは私たちイルミネーションスターズを担当しているプロデューサー。
私たちをここまで連れてきてくれた、これ以上ない恩人のプロデューサー。

だけど、その目は黒布で塞がれ、両の手足は手術台のようなものに縛り付けられている。
拘束されていないその口は必死に画面の前の私に何か叫びかけているように見えるが、その音声は届かない。
編集でつけられた、悪趣味なBGMにかき消されている。


灯織「な、なんで……!?」


思わず画面にかじりついて声をあげてしまう。

カメラアングルが差し代わる。
プロデューサーの顔を画面全体でとらえていた映像は、横向きの俯瞰映像に。

_______そこで私は、この映像の本当の意味を知った。


554: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:37:42.99 ID:8YjB0g7C0


手術台に横たえられていたプロデューサー、その眼前には回転する鋸が迫っていた。
目隠しされているものの、その音は聞こえているらしく、プロデューサーの絶叫はその勢いを増す。


灯織「やめて……やめて……!!」


クレーンは徐々に下がっていき、プロデューサーと回転鋸の距離は近づいていく。


灯織「なんで……?なんでプロデューサーが?!やめて!!」


プロデューサーの体に鋸が重なりかけたその瞬間……停止。

流れていた映像そのものが止まり、浮かび上がる文字。


555: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:38:17.11 ID:8YjB0g7C0






【真実は卒業のあとで!】


『うぷぷぷぷ……みんな大好きプロデューサークンは一体どうしちゃったんですかね?もう職場復帰はできないのかな?』

『……でもでも、それを知るには卒業するしかないんだよね!』





556: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:39:20.85 ID:8YjB0g7C0

-------------------------------------------------

映像が、終わった。


灯織「……は?」


心臓の鼓動がとてつもなく早くなる一方で、全身の血の気が引いていく。
視界はぐらぐらとゆらぎ、自分の目の前の画面すら、捉えることは困難になっていた。


モノクマ「お、風野さん終わったかな?どうだった?ボクの秘蔵の隠しビデオ(秘)!」

灯織「どういう……ことですか……?!」

モノクマ「どういうこと?あー中身の事ね!それが気になるなら……」

モノクマ「コロシアイをまた始めるしかないよね!」

(……!?)


モノクマの狙いはそれだ。
前回は私たちの絆を破壊しようとして、今回は私たち個人に対する攻撃。
身近な人の生死不覚という絶望の淵に急に立たされた私たちを一気に揺さぶりにかけている。


557: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:40:23.62 ID:8YjB0g7C0


ガタガタという音が鳴っていることに気づいた。
それはほかならぬ私自身から発せられた音。奥歯が震えて打ち鳴らす音。

……出なきゃ、出てプロデューサーの無事を確かめないと!


モノクマ「いいねえ、いいねえ!その顔その顔!自分だけでなく、自分の大切な人まで窮地に立たされていることを知ったとき、人はすごいいい顔になるんだ」

モノクマ「怒り憎しみ悲しみ戸惑い不安……全部持ってる美しい顔になるんだよ」


視聴覚室に響き渡るみんなの声はモノクマの言うとおり、様々なものを孕んでいた。
それは学級裁判で味わった……あの絶望の声だ。


円香「……心外ですね」

モノクマ「ん?」

円香「動揺したことは否定しませんが、私がわざわざあの人のために外に出ようとするとでも?」

モノクマ「うーん……まあ樋口さんはそうかもね!」

円香「は?」


558: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:41:30.77 ID:8YjB0g7C0


甘奈「千雪さん……?!」

(……!?)

咲耶「恋鐘……結華……!?」

樹里「果穂っ!!夏葉っ!!おい、どうなったんだよ!二人は、どうなったんだよ!?」

愛依「あ、ああ……あさひちゃん……!?冬優子ちゃん……どうして……?!」

(ほかのみんなは、見ている映像が違ったの……?!)

モノクマ「うぷぷぷぷ……283プロのユニットは女子高生以外も在籍するユニットがあるからね!せっかくだからユニットアイドルの方が絶望感が増すかなって!」

モノクマ「そういうわけで、イルミネとノクチルのみなさんにはプロデューサーさんの映像、他のユニットはアイドル仲間の映像をご提供させていただきました!」

灯織「なんで……なんでこんな酷いことをするんですか……?!」

モノクマ「なんでって言われてもなー、それはボクがモノクマだからとしか言いようがないよね!」

灯織「……どういう意味なんですか!」

モノクマ「オマエラが呼吸するのと一緒!ボクは生きると同時に絶望を振りまいているからね!オマエラが望もうが望むまいが、ボクは絶望をもたらし続けるんだよ!」

モノクマ「気になるならやるしかないよね!ユー、さっさと殺っちゃいなよ!気になるあの子の生死を知るには生きたままここを卒業するしかないんだよ!」


私たちは無言でモノクマの言葉を聞くことしかできなかった。
この学園から完全に脱出することが頭の中を支配していた。
早まる鼓動が思考を遮る。

疑心暗鬼じゃない……

自分自身を信用できるかどうかの闇に放り込まれたんだ。
私はこの衝動を……本当に抑え込めるのかな……


559: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:42:33.94 ID:8YjB0g7C0

___

_____

_______


【灯織の部屋】


キーン、コーン・・・カーン、コーン


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


昨晩の動機発表。
あのビデオで見た光景が目に焼き付いて離れなかった。
前回の動機とは異なる直接的な揺さぶり。
仲間との協力で押さえつけられるような衝動ではない何かが、自分の中で湧き出しているのを感じる。

でも、その一線を越えるわけにはいけない。
それをしてしまえば、真乃を、みんなを裏切ることになる……だから今は堪えるしかない。
大丈夫、プロデューサーは無事。


(……行こう)


ベッドの傍らに置いてあったモノクマビデオをゴミ箱の中に放り込んだ。


560: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:43:26.85 ID:8YjB0g7C0


【食堂】


咲耶「……やあ、灯織」


今日も変わらず咲耶さんは出迎えてくれる。
だが真乃の事件の直後とはまた違った意味合いで元気がない。


摩美々「おはよう灯織―」

灯織「摩美々さん?!き、今日はお早いんですね!?」

摩美々「昨日の今日だしね、早めに手は打っておかないとー」

灯織「ど、どういう意味でしょう……?」

摩美々「わかってるでしょ?前回の動機とはわけが違う、今回は直接的な動機……」

摩美々「既に誰かが別の誰かを殺す計画を立てててもおかしくないんだよねー」

灯織「……っ!?」


摩美々さんの口ぶりは、重たかった。
冗談なんかじゃない……
私自身その言葉が真実味を帯びていることはいやでも感じている。

______否定は、できない。


摩美々「今日の朝礼は何があっても全員参加してもらう、灯織たちも呼び出し手伝ってくれるー?」

灯織「は、はい……」


561: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:44:50.26 ID:8YjB0g7C0


摩美々さんの指示に従い、いつも通りの朝礼一番乗り組で他の全員を食堂へと呼びだした。
幸い誰もまだ危害を加える加えられたの関係性ではないようだったけど、
集まった全員が全員。その瞳に不安と動揺と携えていることが見て取れた。


咲耶「すまないね、今日は早めに全員に集まってもらった」

めぐる「ううん!しょうがないよ!」

愛依「うん……むしろこうやってみんなで集まってる方が安心できるし……」

円香「……昨日の件でしょ?」

甘奈「昨日の……ビデオ……」

智代子「……か、果穂……」

樹里「……くそっ」

摩美々「……あのビデオ、信じる信じないは別にしろ、かなり悪趣味なものだったよねー」

凛世「……いまだに凛世は、受け入れられません」

愛依「許せない……絶対許せないよ」


怒り、憎しみ、焦燥……
みんなの顔には同じ表情が浮かぶ。


562: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:45:20.85 ID:8YjB0g7C0


摩美々「でも、間違っても誰かを殺そうなんて考えない方がいいよー」

灯織「……はい」

愛依「そりゃそうだけど……!」

雛菜「みんなそれは思ってますよ~?」

雛菜「でも、事件は既に一度、起きちゃいましたよね~」

めぐる「そ、それは……!」

摩美々「具体的に抑止する方法はない、それは確か」

霧子「ま、摩美々ちゃん……」

咲耶「……残念だがその通りだよ、この合宿生活で制限を賭けようにもある程度の限界はある」

咲耶「かえってそれを犯行に利用される恐れもあるところだ」

小糸「ぴぇっ……!」

摩美々「口約束なんて守らなかったらそれまで、事実真乃と透は守らなかったわけだしー」

円香「……結局何が言いたいの」


563: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:46:28.57 ID:8YjB0g7C0





摩美々「人を殺すリスクを考えてほしいんだよねー」

摩美々「真乃と透の事件でわかったよね、出ようとしたところで失敗すれば待っているのは最悪のおしおき」

摩美々「普通に死ぬ方が楽だろうねー」





564: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:47:28.86 ID:8YjB0g7C0


今でも、目を閉じれば浮かび上がる。
あの時の真乃の惨状。
いつも一緒にいた真乃の可愛らしい、元気な笑顔は一瞬の間に無機質な死体へと変えられてしまった。

そう、学級裁判に勝つことが出来なければクロになったところで待っているのは最悪の結末。

摩美々さんは、不安に恐怖を上塗りすることで抑止力にしようとしているんだ。


凛世「筆舌に尽くしがたい、苦痛を味わうやもしれません……」

愛依「想像しただけで吐きそう……」

樹里「あいつ、人の死をなんとも思っちゃいねー。むしろショーみたいに楽しんでやがる」

霧子「どうして、そんなことができるんだろう……」

摩美々「それにもし仮に卒業に成功したとしても、その先に待っているのはまた別の地獄だよ」

摩美々「誰かをその手で殺した、それに加えて私たち全員を犠牲にしたっていう罪悪感を抱えてこの先何十年と生きていくわけでしょ?」

摩美々「そんなの、死よりも辛そうだよねー」


そうだ、人を殺すということはこの学園から離れても重い十字架を背負い続けるということ。
どんなに勇気があっても、それを乗り越えることは、耐え抜くことは容易じゃない。
そんなことができる人間は、もはや人間とすらいえないのかもしれない。


めぐる「……わたしなら、耐えれないよ」

小糸「……そう、です……ね……」

摩美々「それだけ言いたかったので、集まってくれてありがとうございましたー」


摩美々さんは語り終えるとどっしりと椅子に腰かけた。


565: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:48:29.10 ID:8YjB0g7C0


智代子「人を殺す、覚悟……」

樹里「そんなもの、できなくていいんだよ」

灯織「……樹里」

樹里「そんな覚悟ができることが強くなることなら、アタシは弱いままでいい。そんな強さはでたらめだ」

凛世「はい……理に背く強さは、蛮勇に過ぎません……」

めぐる「……うん!そうだよ!それにまだあのビデオが本当かどうか決まったわけでもないんだし!」

灯織「……めぐる」

めぐる「だってそうでしょ?わたしたちを監禁してるだけじゃなくあんなことまでしてたら大犯罪者だよ!?」

愛依「……そうだよ、ね。うん……あさひちゃんも冬優子ちゃんも、うちよりよっぽどすごいんだし……あんなの嘘に決まってる、そうだよね!」

甜花「なーちゃん、みんなの言う通りって……甜花も思うよ」

甘奈「甜花ちゃん……?」

甜花「千雪さんは、甜花となーちゃんの、二人のお姉ちゃん、だから……絶対無事……!」

霧子「そうだよね……恋鐘ちゃんも結華ちゃんも無事だよね……」

咲耶「ああ、二人を捕らえることなんて魔法使いでもない限りは不可能さ」

めぐる「うん!みんなを信じよう!みんなもきっと頑張ってるんだよ!」

めぐる「だからわたしたちも頑張ろうよ、ね!」

摩美々「……ふふー」

(摩美々さん……まさかこの流れも計算して……?いや、まさか……)


でも、摩美々さんとめぐるのおかげでみんなの表情はぐっと変わった。
食堂に入ってきたときの不安げな色はだいぶやわらぎ、視線も自然と上向きになっていた。
私の心も、少しばかり軽くなった気がする。

これなら大丈夫……かもしれない。


566: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 22:49:08.59 ID:8YjB0g7C0

-------------------------------------------------

【灯織の部屋】


食堂での励まし合いを終え自分の部屋に戻ってきた……

昨日の動機発表で一時はどうなることかと思ったけど、この調子なら協力も出来そう。
交流も滞りなく行えるかな。
むしろ今だからこそ交流は大事になるかも、私にできるところから始めよう。


【自由行動開始】


灯織「さて、どうしようかな……」

-------------------------------------------------

1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル30枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 22:58:41.90 ID:thyuxw360

2.小糸
(どうせだからスキル拾いに行きたいけど交流が偏るのはスレ的にどうなのだろう)


568: まあスキル取りにいくために一人のキャラ連続は原作でもよくあるので… ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 23:04:07.88 ID:8YjB0g7C0

2 小糸選択

【小糸の部屋】

(……今回の動機を見た時から、福丸さんのことが気にかかっていた)

(大丈夫、かな……?)

ピンポーン

小糸「あ、風野さん……」

灯織「こんにちは、その……大丈夫ですか?」

小糸「え、あ……は、はい!大丈夫です、ありがとうございます」

小糸「田中さんも、八宮さんも……言ってたことを、私も信じるしかないかなって……思う、から……」

灯織「福丸さん……」

(福丸さんと静かに時を過ごした……)

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【水笛】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 23:06:21.11 ID:b/Jng8rc0

1 【水笛】


570: そういえばアナウンスを入れ忘れましたが事件発生前最終日の自由行動です ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 23:10:38.99 ID:8YjB0g7C0


【水笛】を渡した……

灯織「福丸さん、これどうぞ」

小糸「……こ、これって?可愛い形ですね……」

灯織「水笛と言って、笛の一種です。試しに吹いてみてください」

小糸「は、はい……」

ピーヒョロロ……

小糸「わぁ……可愛い音……」

灯織「どうでしょう、この音色で少しでも気持ちが休まれば……」

小糸「ありがとうございます……大事にしますね、すごくかわいいです……!」

【PERFECT COMMUNICATION】

【親愛度がいつもより多めに上昇します】

-------------------------------------------------

灯織「福丸さん……大丈夫、ですか?」

(福丸さん、昨日までの溌溂とした表情とは異なり、どこか沈んだ表情だ……)

(昨日モノクマに見せられたビデオが気にかかっているんだろう……)

小糸「だ、大丈夫ですよ!か、風野さんこそ!」

灯織「わ、私ですか?……正直、気になりはしています。プロデューサーは私にとってかけがえのない恩人ですし、今すぐにでも無事を確かめたいと思っています」

小糸「そ、そうですよね……」

灯織「ですが、摩美々さんも仰っていた通り……ここは堪えるしか」

小糸「う、うぅ……」

(福丸さん、震えている……)

小糸「わたしも、プロデューサーさんの無事が気になって……でも、それ以上に……」

小糸「こわい……」

1.ノクチルの皆さんがいるじゃないですか
2.私も支えますから
3.自由安価

↓1


571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 23:17:34.05 ID:thyuxw360

2


572: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 23:21:31.55 ID:8YjB0g7C0

2 選択

灯織「福丸さん、前も言いましたよね。皆さんを頼っちゃいましょうって」

小糸「……!!」

灯織「怖いなら、誰かを頼るのもいいんじゃないでしょうか」

灯織「その恐怖に正面から一人で向き合う必要は必ずしもない、と思います」

灯織「その、もしよろしければ……私もいることですから」

小糸「か、風野さん……?」

灯織「わ、私も……支えますから……!」

小糸「あ、ありがとう……ちょっと気が楽になりました……」

灯織「そ、そうですか?なら良かったです」

小糸「え、えへへ……また、励まされちゃった……」

灯織「福丸さん……」

小糸「あの……ま、また!話に来てくれると、嬉しいです……!」

灯織「もちろんですよ!ぜひ!」

小糸「や、約束ですよ!」

(福丸さんとまた一緒にお話しする約束をした……)


【親愛度が上昇しました!】

【福丸小糸の現在の親愛度…10.0】


573: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 23:23:42.94 ID:8YjB0g7C0


【灯織の部屋】

(福丸さん、最後には明るい表情になってよかった)

(……だいぶ、仲を深めることができているんじゃないかな)

(い、いや……私だけがそう感じている可能性もあるし、慎重に接するようにしないとだめだよね、うん……)

【自由行動開始】

【事件発生前最終日の自由行動です】

灯織「さて、どうしようかな」

-------------------------------------------------

1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル30枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 23:25:59.29 ID:b/Jng8rc0

2 小糸


575: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 23:29:01.11 ID:8YjB0g7C0


【小糸の部屋】

ピンポーン

小糸「あ、か、風野さん!えへへ、会いに来てくれたんですか?」

灯織「はい、福丸さん……ぜひ一緒に過ごせればと」

小糸「も、もちろんです!どうぞ!」

灯織「ありがとうございます……お邪魔します」

(福丸さんと楽しくおしゃべりして過ごした……)

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【無銘の巾着】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 23:46:36.72 ID:b/Jng8rc0

1 無銘の巾着


577: ◆zbOQ645F4s 2021/03/15(月) 23:51:28.31 ID:8YjB0g7C0


【無銘の巾着を渡した……】

灯織「福丸さん、これをどうぞ……」

小糸「巾着、ですか……?わぁ、すごくかわいいですね」

灯織「はい、手作りで、作った人の気持ちがすごく籠ってるんです」

小糸「……ですよね、その、風野さん」

灯織「福丸さん……?」

小糸「その、だ、だからこそ……もっとこの巾着袋は、その人と強いつながりがある人が受け取るべきなんじゃないかなって思うんです」

小糸「ご、ごめんなさい……別にいらないとかそういうわけでは、すごく嬉しいんですけど!」

小糸「わ、わたしよりもっと渡すべき人がいるんじゃないかなって……」

-------------------------------------------------

灯織「福丸さん、元気が出たようで良かったです」

小糸「えへへ、か、風野さんのおかげですよ!」

小糸「み、見て下さい!風野さんにもらったプレゼントもしっかり飾ってるんですよ!」

灯織「わぁ……本当ですね、ありがとうございます」

小糸「そ、その……それで、いつももらってばかりだから……」

灯織「福丸さん?」

小糸「こ、これ……!もらってください!」

(福丸さんが渡して来たのは……【アンティークドール】?)

灯織「あ……ふ、福丸さん……不要、でしたよね……」

灯織「そうですよね、一個ならまだしも二つは、流石に邪魔になりましたよね……」

小糸「ああいえ、違うんです!これ、せっかく二つ頂いたので私なりの気持ちをこめて、服をお裁縫道具で作ってみたんです……!」

(そういえば、それぞれの個室にはモノクマ曰く犯行にも使える裁縫道具セットがあったんだっけ……)

灯織「これを福丸さんが……?たしかに、私が渡した時とは布地も違う……」

小糸「い、いらなかったですか……?」

灯織「そ、そんな……!大変ありがたいです……!」

小糸「えへへ……よかった」

1.これでお揃いですね
2.家宝にします
3.自由安価

↓1


578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/15(月) 23:56:02.47 ID:thyuxw360

1


580: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:02:34.99 ID:08s1xuh70


灯織「そ、その……福丸さん、これでお揃い……ですね」

小糸「……!そ、そうですね……!」

灯織「福丸さんの人形と私がいただいたお人形で、まるで姉妹みたい……」

小糸「姉妹……」

灯織「福丸さん?」

小糸「あ、いえ!なんでも、ないです!」

灯織「?……そうですか」

灯織「私も自分の部屋にいるときでも福丸さんのことが、この人形を見ればいつでも思い出せそうです」

灯織「すごく嬉しいです……本当にありがとうございます」

小糸「い、いや……もともと、風野さんが私に何度も話しかけてくれたおかげですし……」

小糸「あ、あの……本当に、いつもありがとうございます!」

灯織「こちらこそ、福丸さんにはいつも救われてますから」

小糸「か、風野さんって大人ですね……」

灯織「そ、そうですか?」

【親愛度が上昇しました!】

【福丸小糸の現在の親愛度…11.5】

-------------------------------------------------

【スキル:一番星の魔法を発動できます】

【モノクマメダルを10枚消費することにより、本日の自由行動をもう一度だけ追加することができます】

【現在のモノクマメダル 30枚】

【スキル:一番星の魔法】を使用しますか?

【事件発生前最終日の自由行動です】

↓1


581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 00:04:49.36 ID:6ACb8ive0

使う


582: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:07:04.85 ID:08s1xuh70

【スキル:一番星の魔法を使用しました】

【現在のモノクマメダル…20枚】

-------------------------------------------------

【灯織の部屋】

(福丸さんにプレゼントを頂いてしまった……)

(思いがけない一品、実際もらってみるとこんなにうれしいものなんだな)

(さて、今日ももう少しだけ頑張ってみよう)

【自由行動開始】

【事件発生前最終日の自由行動です】

灯織「さて、どうしよう……?」

-------------------------------------------------

1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在モノクマメダル20枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩

↓1


583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 00:15:27.58 ID:RpJRJqfg0

2.小糸


584: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:18:08.46 ID:08s1xuh70

2 小糸選択

【食堂】

灯織「あ、福丸さん……こんばんは」

小糸「こ、こんばんは……」

灯織「晩御飯ですか?……ご一緒してもいいでしょうか」

小糸「は、はい!ぜひ……!」

灯織「ありがとうございます、隣、失礼しますね」

小糸「え、えへへ……」

-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?

現在
【色恋沙汰リング】
【スカラベのブローチ】
【新品のサラシ】
【斬鉄剣】
【昭和ラジオ】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【ジャスティスV変身ベルト】
を所持しています。

1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない

↓1


585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 00:19:13.26 ID:RpJRJqfg0

2


587: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:21:36.70 ID:08s1xuh70


【プレゼントを渡しませんでした】

灯織「ふふっ、福丸さんよく笑うようになりましたね」

小糸「そ、そうですか?」

灯織「あ、す、すみません……私個人の見解なのですが、ここにくる以前より福丸さんの笑顔を多く見かけるようになったような気がします」

小糸「た、多分それは……風野さんのおかげだと思います」

灯織「わ、私ですか……?」

小糸「は、はい……透ちゃんの事件の裁判で、か、風野さんが言ってた【絆】……わ、わたしも考えてみて」

小糸「透ちゃんがいなくなっても、わたしの中で透ちゃんは生き続けてるんだって思うようになって……」

灯織「福丸さん……」

小糸「それに、風野さんはわたしに何度も話しかけてくれて……そのたびにわたし、嬉しくて……次に会えるのはいつかなって、楽しみになってて」

灯織「そこまで思ってくれていたんですか……?」

小糸「あ、す、すみません!」

灯織「いえ、そんな、謝らないでください!私も同じですから!」

小糸「ぴぇっ?!」

灯織「私も、次にお会いしたら何を話そうか、何をしようか。そうやって思いを巡らせるようになってて……」

小糸「か、風野さん……」

灯織「その、だから……」

1.福丸さんのこと、小糸って呼んでもいい……かな?
2.もう、友達ってことで、いいのかな……?
3.自由安価

↓1


588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 00:24:13.85 ID:vfoJ7LHG0

1


590: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:25:54.86 ID:08s1xuh70

1 選択

灯織「福丸さんのこと、小糸って呼んでもいい……かな?」

小糸「え……?」

灯織「あ、いや……もし嫌でしたらお断りしていただいても!」

小糸「だ、大丈夫だよ!……灯織ちゃん!」

灯織「……!」

小糸「え、えへへ……灯織ちゃんとわたしはもう、と、と、友達……だからね!」

灯織「……はい!ありがとうございます」

小糸「も、もう灯織ちゃん!敬語になってるよ!」

灯織「あ、いや……つい……」

小糸「も、もう……灯織ちゃんはうっかり屋さんだなぁ!」

灯織「あはは……ごめん、小糸」

小糸「そうだ、せっかく友達になれたんだし……こ、これ灯織ちゃんに!」

灯織「こ、これって……?」

小糸「あ、飴玉だよ!実は、この学校に入ったとき既にポケットに入ってたもので……わ、わたしのお気に入りなんだ!」

灯織「そんな貴重なものを……」

小糸「もう、と、と、友達だからトーゼンでしょ!」

灯織「……うん、ありがとう小糸」

小糸「えへへ……」

(小糸との間に確かな絆を感じる……)

(心の内側からじんわりと広がっていく温かさ、確かな友情がここにある)

(この絆は、絶対に切れない)

【親愛度が上昇しました】

【親愛度MAX!】


591: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:26:33.23 ID:08s1xuh70


【アイテム『お気に入りの飴玉』を手に入れました】
〔外にいた時、普段小糸が口にしていた飴玉。口に入れるだけで頬が蕩けるほど甘い〕

【スキル『ポシェットの中には』を習得しました】
〔自由行動のある日に限り一日の終わりにコンマ判定を行い、末尾の数字の枚数分だけのモノクマメダルを獲得できる〕


-------------------------------------------------

おめでとうございます。福丸様との親愛度が最大限に到達いたしました。
自由行動での目標は到達いたしましたが、以降も交流で福丸様を選択いただくことは可能です。
その際にはモノクマメダルをコンマ値に応じて獲得できるイベントが発生いたします。
必要に迫られることがあれば、ご活用くださいませ。

-------------------------------------------------


592: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:27:41.72 ID:08s1xuh70


【灯織の部屋】

キーン、コーン…カーン、コーン

モノクマ『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより、“夜時間”になります。間もなく、食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す』

モノクマ『ではでは、いい夢を。おやすみなさい…』

(一日が、終わってしまった)

今日も日中は皆さんと交流した。
そのおかげで私自身気も楽になったし、他の皆さんも昨晩ほどの沈みようは感じなくなった……と思う。

大丈夫、何も心配することなんかない。

……あのビデオも、嘘っぱちなんだから。

そう自分に言い聞かせながら、私は目をつむった。


593: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 00:28:09.23 ID:08s1xuh70



……でも、思えばそんな虚勢ははじめから意味なんて無かったのかもしれない。

理不尽は、そんなもの関係なしにやってくるからこそ、理不尽なんだ。





___________もう、絶望は迫っていた。





599: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:07:17.14 ID:08s1xuh70


___

_____

_______


【灯織の部屋】


キーン、コーン・・・カーン、コーン


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

(……朝だ)

昨日は結局何事もなく一日が終わった、けど……
みんなはどう思っているんだろう。

朝礼ではみんな前向きになっていたし、
その後の交流でもそこまで思い詰めた人はいなかった、ように思う。

でも、私の視点からそう見えるだけで、実際のところはわからない。

楽観的になんて、なれないよ……


600: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:09:36.55 ID:08s1xuh70


【食堂】


食堂の扉を開けると、出迎えてくれたのは咲耶さんだった。


灯織「おはようございます」

咲耶「やあ、おはよう」


ああ、よかった。いつもと変わらない朝だ。
咲耶さんの笑顔はいつも通り華やかで、卓には既に温かい飲み物と一緒にくつろいでいるみんな。


霧子「おはよう、灯織ちゃん……」

凛世「おはよう、ございます……」


霧子さんに、凛世。


(……あれ?)


______『みんな』は、欠けていた。


灯織「凛世?樹里と小糸は?」

凛世「はい、今朝呼び鈴を鳴らしても返事がなく……食堂に先にいらしているものかと思っていたのですが……」


601: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:12:25.69 ID:08s1xuh70


咲耶「珍しいね、樹里が寝坊とは……」

凛世「こちらに来てからも、生活習慣を崩されているご様子はなかったのですが……」

霧子「疲れが、出ちゃったのかな……?」

灯織「こ、小糸もですか……?」

咲耶「二人同時に寝坊……」

咲耶「…………」

咲耶「…………であって欲しいけれど」

霧子「……!!まさか、何かあったんじゃ……」

凛世「……まさか」

(……嫌な予感がする)


昨日の動機がよみがえる。

モノクマに見させられた悪趣味な映像。
阿鼻叫喚というほかない地獄の光景。

私の脳内に常に流れ続けているこの映像……

もし、万が一。
誰かがこの衝動に飲み込まれたんだとしたら。


灯織「わ、私、樹里の部屋に行ってみます!」


_______いてもたってもいられなかった。


咲耶「私たちは小糸を探そう!霧子、凛世!」

凛世「はい、参りましょう……!」


602: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:14:07.29 ID:08s1xuh70


【樹里の部屋前】

ドンドンドンドンッ!


灯織「樹里?起きてる?返事して!」


インターホンを何度鳴らしても、扉を乱暴に叩いても、廊下で声を張り上げても……返事はない。

脳裏によぎる浅倉さんの事件。
……いや、そんなわけない。
私たちはあの時裁判上で誓ったんだ

……殺しなんて、事件なんか起きてるはずがない!


灯織「樹里!樹里!」

めぐる「あれっ灯織!?どうしたの!?」

灯織「め、めぐる!樹里の姿が見えなくて……」

めぐる「樹里が?!いっつもあんなに早く集合してるのに?!」

灯織「そう……だから妙だなって思って……でもこうやって部屋を訪ねても反応がないの!」

めぐる「よし、みんなで探そう!大丈夫、どこかにいるはずだよ!」

灯織「あ、めぐる!樹里だけじゃなくて小糸も朝礼に来てないの……小糸も探してもらえる?」

めぐる「うん、もちろん!今からみんなの部屋のインターホンを鳴らして叩き起こして捜索開始!」

(そ、それはそれで困るけど……)


603: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:16:53.41 ID:08s1xuh70


めぐるの協力もあり、すぐに樹里と小糸を除く全員が集まった。

智代子「じゅ、樹里ちゃんがいないの?!」

灯織「うん……いつも朝礼に早くから集まってるのに、今日はまだ二人とも……」

愛依「どうしたんだろ……誰か見た人もいない系?」

甘奈「ううん、甘奈たちは見てないよ……」

甜花「どうしちゃったんだろう……」

円香「…………」ギリッ


めぼしい目撃情報もなし。
明らかな異常事態に、すぐさまに二人の捜索が始まった。


灯織「ダメ、いない……!」


倉庫、ランドリー、大浴場……
教室、視聴覚室、購買……

片っ端から覗き込んでも二人の姿はない。


604: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:17:58.71 ID:08s1xuh70






_____焦燥が体の震えに変わりだした頃、学校中に響き渡る、それが聞こえた。

「わああああああ!!!」






605: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:20:55.08 ID:08s1xuh70


(今の声は……チョコ?!玄関ホールから?!)

私はすぐさま調べていた教室を抜け出し、声の方へと駆けつけた。

玄関ホール。学校エリア一階の正面に位置する場所からチョコの声は聞こえた。

普段から開け放たれた玄関ホールからは心なしか冷たい空気が漂っている。

事実を確認しようとするその足取りは重たい。
まるで足枷をつけられているかのように、一歩を踏み出すのが苦しい。

______違う、そんなわけはない。
もう私たちの間でコロシアイなんか起きるはずない。
そう確信していたし、今も頭の中で何度も何度も叫び続けている。






でも、この……血の匂いだけは……
ただ一つの認めたくない現実を表している。


606: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:23:03.10 ID:08s1xuh70



大きな唾を一つ、呑み込んで、私は玄関ホールに踏み込んだ。


そして、私は【それ】を見た。


それを見て……


それを見て……


見、て…………


…………………………


……………………………………………………


…………………………………………………………………………………………………………


607: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:23:48.83 ID:08s1xuh70






【玄関ホールの中央に胸部に深々と包丁を突き刺され絶命している福丸小糸の姿があった】






608: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:25:40.49 ID:08s1xuh70

-------------------------------------------------


CHAPTER02

存在証明を、この悲鳴を、或いは絶望を

非日常編


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609: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:26:39.38 ID:08s1xuh70


ピンポンパンポーン!

「死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!」




………………
………………………………
………………………………………………え?

しばらくしてから絶叫している自分に気がついた。
目の前で広がる赤々とした惨状。
完全に力の抜けた小糸の遺体。

誰よりも小さなその身体で、誰よりも一生懸命現実に立ち向かい、自分の中の殻を破った小糸。
私たちがモノクマにもう一度立ち向かうそのきっかけをくれた小糸。

______そして、ここでの生活で本当の友達になれた小糸。

そんな彼女は、もう動かない。


610: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:28:21.76 ID:08s1xuh70


他のみんなが集まるまでそう時間はかからなかった。


めぐる「こ、小糸?!」

咲耶「……なんてことだい」

雛菜「こ、小糸……ちゃん……?」

円香「…………」

灯織「……なんで、なんでまた」

灯織「コロシアイが起きてしまうんですか!」


絶叫虚しく、その答えが返ってくるはずもない。


モノクマ「てやんでいてやんでい!」

めぐる「も、モノクマ!」

モノクマ「天下の往来の玄関ホールで殺したぁ肝の座った犯人でねぇか!」

凛世「今回も、犯人は凛世たちの中に……?」

モノクマ「タリメェよ!おみゃーらん中に犯人はいるんでい!っちゅーわけで」

モノクマ「ザ・モノクマファイル2!渡しておくでい!」


611: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:34:55.68 ID:08s1xuh70


甘奈「うぅ……また、始まるの……」

甜花「もう、やだよ……学級裁判なんて……」

モノクマ「いやもへったくれもねー、もうおみゃーらは現実に向き合うしかないんじゃ!」

灯織「……っ!」


……悔しいけど、こればかりはモノクマの言う通り。
私たちがこうして嘆いていても小糸は帰らない。

自然と、そのことを自分が理解するのにそう時間は要さなかった。


(……真乃の事件で、慣れてしまっているんだ)

(このいかれた状況に)


灯織「……モノクマ、ファイルを頂けますか」

めぐる「ひ、灯織……?」

灯織「めぐる……小糸のためにも、今は動くしかない……そうでしょ?」

めぐる「……そうだけど!」

モノクマ「風野の嬢ちゃんは立派だね、もうこの状況に慣れつつあるんじゃな」

モノクマ「他のおみゃーらも見習うように!」

愛依「んなこと言ったって……」


612: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:40:22.39 ID:08s1xuh70


摩美々「モノクマ、私にもファイルくださーい」

霧子「ま、摩美々ちゃん……」

摩美々「昨日も確認したでしょ?学級裁判にかかってるのは私たちのおしおき」

摩美々「私は死にたくないのでー」

智代子「う、うぅ……」

円香「……それじゃあ私も、ファイルいただきます」

雛菜「……雛菜も」

モノクマ「ほっほっほっ、いいのういいのう、後ろ向きな前向きじゃのう!」

愛依「……あーもう!しょうがない、うちにもちょうだい!」


みんないやいやながらも私たちの後に続いてファイルを受け取っていき、
やがて全員の手に行き届いた。


摩美々「……灯織、今回は切り替え早かったね」

灯織「別に切り替えたわけではありません……」

灯織「小糸の遺志を継ぐこと、それは真乃と約束したことでもある」

灯織「……それなら向き合うことから逃げてる時間はないんです」


613: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:45:30.76 ID:08s1xuh70


摩美々さんに返した言葉は本心だった。
半ばやけくそなところもあったとは思う。
それでも、私の心の中には臆病な自分をふっとばして無理やり振るい建てようとする心があった。

それが残されたものに課せられた義務だと知っていたから。

生き残らないと、それに報えない……!


ファイルを配り終えたモノクマは、大きく一つ伸びをするとそそくさとその場を去ろうとする。


モノクマ「じゃ、せいぜい頑張りな!わしは江戸仕込みのワインでも飲みながらおみゃーさんらのことを眺めとくけーの!」

摩美々「ストップ」


だが、それを摩美々さんが制止した。


モノクマ「べらんめぇ?!」

摩美々「……樹里がこの場にいないけどいいの?ていうか樹里は無事なんですかぁ?」


そう、一瞬の間小糸の死で忘れてしまっていたが、この場所にはもう一人、樹里がいない。
まだ緊急事態は終わってなどいないんだ。


モノクマ「クックック……それはわしの口からは言えんからの……おみゃーさんらでどうにかせんかい」

咲耶「自分の目で確かめろってことかい……」

モノクマ「そういうこと、教師が干渉しすぎるのは教育的に良くないって偉い人も言ってるからね!」

モノクマ「もういい?行っていいよね?やかんのお湯が沸騰してるころだしもう行くよ!」


モノクマはそれだけ言うと、すぐにその姿を消した。


614: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:51:59.73 ID:08s1xuh70


智代子「えーっと、どうしよっか……」

めぐる「ど、どうするも何も、樹里を見付けなきゃだよね?!」

咲耶「それもそうだけど、捜査も進めないと学級裁判で勝つことはできない」

凛世「ならば、分担いたしましょう……」

凛世「現場で小糸さんの死を究明するチーム……樹里さんの無事を確認するチーム……」

凛世「分かれて行えば倍々でお得、でございます……」

摩美々「それが一番だねー」

愛依「ならうち、樹里ちゃん探すよ!推理はやっぱり苦手だし……任せた!」

咲耶「私も手伝おう、樹里が気がかりで頭が働きそうにない……」


自然と樹里の捜索班と事件の調査班とに分かれていき、事件現場には数人が残された。


灯織「めぐるはどうする?」

めぐる「わたしはやっぱり樹里を探しに行こうかな……頭を使うのより、こっちの方がやっぱり得意だし!」

めぐる「だから灯織、推理は任せたよ!」

灯織「うん、こっちこそ。樹里は任せたよ」

めぐる「まっかせてー!必ず樹里の無事の知らせを、届けて見せるから!」


めぐるもすぐに捜索班の後を追い、私と別れることになった。

……残された私も、役目を果たさないとね。

逃げてばっかりじゃいられない……!
小糸……あなたの遺志は絶対に受け継ぐから……!


【捜査開始】



615: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 22:55:44.93 ID:08s1xuh70


さて、まずは事実確認のモノクマファイルから。
モノクマに手渡された封筒を開封する。

『被害者は福丸小糸。胸部を包丁で人差しにされている。切り傷、刺し傷といった外傷はない。犯行現場には血文字で『成敗』と残されている』

(……これだけ?)

今回のモノクマファイルの情報は目で見てもわかる情報に限られている……あまり使えそうにないかも。
前回の事件でも肝心記述がなかったり、モノクマが意気揚々と持ち出す割には大した代物じゃない。

……どこがフェアなんだか。

コトダマゲット!【モノクマファイル2】
〔被害者は福丸小糸。胸部を包丁で一刺しにされている。切り傷、刺し傷といった外傷はない。犯行現場には血文字で『成敗』と残されている〕

-------------------------------------------------

(……さて、どこから捜査しよう)

1.小糸の死体を調べる
2.智代子の話を聞く

↓1


616: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 22:57:32.22 ID:RpJRJqfg0

2


618: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:01:04.28 ID:08s1xuh70


2 選択

灯織「チョコ……第一発見者はチョコだったんだよね……?」

智代子「うん……見た瞬間、声を上げちゃって……」

(そりゃ、これだけ凄惨な死体を突然目にしたら叫びたくもなる……)

智代子「私の声を聴いて、灯織ちゃんが遅れてやってきたんだよね」

灯織「うん、その後私の声を聞いてだんだんみんなが集まってきて……今に至ると」

智代子「……ん?うーん……」

灯織「あれ?チョコ、どうかした?」

智代子「いや、大したことじゃないんだけど……前回の透ちゃんの事件の時は、灯織ちゃんたちより先に愛依ちゃんが死体を発見してたよね?」

灯織「え?……うん、そうだったよ」

智代子「今回は、私が先に目撃して……その後灯織ちゃんがやってきた」

灯織「それがどうしたの?」

智代子「モノクマの『死体発見アナウンス』がなったタイミングっていっつも第一発見者じゃないんだよね」

灯織「……それは確か校則にも書いてあったよね、クロ以外の三人が死体を確認した場合に鳴らすアナウンスだって」

智代子「そう!で、それだったら今回の事件ではアナウンスが鳴ったタイミングって私と灯織ちゃんで……二人だよね?」

灯織「ほんとだ……これって、どういうことなんだろう……」

智代子「うっかり……じゃあないよね」


コトダマゲット!【死体発見アナウンス】
〔クロ以外の三人以上が死体を発見した時に鳴るアナウンス。智代子と灯織が死体を発見した直後に今回のアナウンスが鳴った〕


619: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:04:07.04 ID:08s1xuh70


-------------------------------------------------

【選択肢が一つなので自動進行します】

-------------------------------------------------

(小糸の死体だ……この小さな身体で、彼女は絶望に争い続け、私たちを励ましてくれたんだよね……)

(心臓が止まり、冷え切った身体に触れるとどうしても彼女との思い出が蘇ってくる)

(でも、泣いてる場合じゃない……よし!)


小糸の死体に向き合った。
冷静に見返してみると今回の事件は異様だ。


モノクマファイルの記述にも会ったように
小糸の死体はただ包丁を突きさされているだけではなく、
大きな血文字の上に横たえられている。

誰かの意思がそこには大きく絡んでいる。
ここも含めて検討しないと。

-------------------------------------------------

1.小糸の死体を触って調べる
2.小糸に突き刺さっている包丁を調べる
3.血文字をよく見てみる
4.死体のそばに落ちている紙を調べる

↓1


620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 23:04:45.64 ID:6ACb8ive0

4


621: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:07:19.88 ID:08s1xuh70


4 選択

……あれ?小糸の遺体のそばに何か紙が落ちている。
そういえば愛依さんが事件に巻き込まれた時も、メモ用紙で呼び出されたんだった……もしかして!

『二人っきりで話したいことがあります。深夜2時に図書室に一人で来てください』

……!!
これって!

コトダマゲット!【小糸の持っていた手紙】
〔小糸の遺体のそばに落ちていた手紙。『二人っきりで話したいことがあります。深夜2時に図書室に一人で来てください』と書いてある〕

-------------------------------------------------

1.小糸の死体を触って調べる
2.小糸に突き刺さっている包丁を調べる
3.血文字をよく見てみる

↓1


622: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 23:08:02.35 ID:RpJRJqfg0

3


624: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:09:20.38 ID:08s1xuh70


3 選択

血文字……小糸の血を使って書かれたものだ。


智代子「ううっ……小糸ちゃん、最後の力を振り絞ったんだね……」

灯織「チョコ……?それってどういう意味?」

智代子「え?これってダイイングメッセージじゃないの?」

灯織「ダイイングメッセージ……被害者が死の間際に犯人を指し示す証拠を残したメッセージのことだよね?」

(うーん、確かにドラマとかだとよくあるけど……)

(小糸の死体はあおむけで、血文字はその遺体の両脇にでかでかと書かれている)

(これを被害者本人が書いたとは考えづらい、よね)

灯織「チョコ、状況からみてダイイングメッセージじゃないんじゃないかな?」

智代子「え?」

灯織「ほら、血文字は背中側だし、小糸はあおむけ。それにこの血文字……『成敗』って書いてあるよ?」

智代子「『成敗』……何の意味があるのかな?」

灯織「むしろ犯人が残して、その犯行声明みたいな感じだったりするのかな?」


コトダマゲット!【血文字】
〔小糸の背中側にでかでかと書かれた『成敗』の二文字。小糸の死体はあおむけで、その文面からしても小糸のダイイングメッセージだとは考えづらい。犯人の犯行声明のようなものだと思われる。〕


625: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:11:16.56 ID:08s1xuh70

-------------------------------------------------

成敗の2文字……犯人は一体なんのために……?


凛世「灯織さん、もし宜しければ一緒に図書館までいらしていただけませんか……?」

灯織「凛世?……う、うん、いいけど……図書館が何か関係してるの?」

凛世「はい、こちらの血文字……凛世には心当たりがございます……」

灯織「え?」

凛世「殺人鬼【ジャスティスブラック】でございます……」

(ジャスティスブラック……?)


そういえば、以前黒幕の話になった時智代子が言っていた……
確か果穂も大好きな戦隊ヒーロー【ジャスティスV】のお面をつけた連続殺人鬼、だったっけ。

________それが、どうしてここで?


(現場での捜査がひと段落したら凛世に話を詳しく聞いてみようかな)

-------------------------------------------------

1.小糸の死体を触って調べる
2.小糸に突き刺さっている包丁を調べる

↓1


626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 23:11:41.12 ID:6ACb8ive0

2


627: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:13:33.92 ID:08s1xuh70


2 選択

胸に正面から突き立てられた包丁……これが凶器と見て間違いはないのかな?

霧子「小糸ちゃん、苦しまずに死ねたのかな……」

灯織「霧子さん……?」

霧子「あ……えっとね……この包丁って、真正面から突き立てられてて……そのまま一直線に突き抜けてるみたい……」

灯織「真正面から……?」

(確かに言われてみればそうだ……今回の凶器も、まるで垂直に包丁が突きたてられたかのように、真正面から突き刺さっている)

灯織「胸部に真正面からって……不自然ですよね」

霧子「うん……胸のあたりは、肋骨もあるから……殺害を目的にするなら、普通狙うのはお腹なんじゃないかな……」

灯織「そう、ですよね……」

霧子「これが死因なら、即死だったと思うよ……」


コトダマゲット!【包丁】
〔小糸の死体に突き刺さっていた包丁。胸部に真正面から包丁を突き立てられているため、これが死因なら即死だったものと思われる〕


628: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:14:30.35 ID:08s1xuh70


灯織「……あれ?そういえばこの包丁ってどこから来たものなんでしょう?」

智代子「あ!それなら多分食堂の包丁だよ!ほら、厨房の!」

灯織「厨房の……?」

凛世「はい、凛世や樹里さんが料理をする際に用いていたものになります……」

凛世「ちょうど5日ほど前から、厨房の包丁は一本歯抜けの状態でございます……」

智代子「うんうん、それは私も見たよ!包丁が消えてから……一度も戻ったのは見てないなぁ……」

凛世「今朝の朝礼の段階で、朝餉の支度はしておりましたから包丁の数は確認しております……」

凛世「犯行に使われたのは、その消えていた一本で間違いないです……」


コトダマゲット!【包丁の出どころ】
〔今回の事件に用いられた包丁は食堂の厨房のもの。5日前から消えていた一本が、そのまま犯行に用いられたとみられる〕




629: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:15:10.52 ID:08s1xuh70

-------------------------------------------------

【選択肢が一つなので自動進行します】

-------------------------------------------------


……もう私は、逃げないと決めた。
なら遺体の調査も、自分の手でしっかりと終える……

灯織「小糸、ごめんね……いくよ!」

意を決して小糸の遺体に手を触れる。指先から伝わってくる冷たい死の感覚……気を抜くと当てられてしまう瘴気だ。
それでも決意が揺るがないように、必死に自分に抗いながら触診する。

ぱっと見でもわかるとおり、この包丁で負った傷は致命的。
刃先が半分肉体沈むほど深々と刺さっている……
モノクマファイルの情報にも矛盾はない。

他に外傷としては見当たらない、ような……
いや、切り傷とかにはなって無いってだけかな……?

もうすこし体を念入りに触ってみると、胸部当たりの感触に違和感を感じる。
触ってみるとわかるけど、これは……肋骨が折れている……?


コトダマゲット!【小糸の死体】
〔心臓を包丁で一差しにされている他、肋骨が折れてしまっている〕


630: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:16:33.67 ID:08s1xuh70


(よし、玄関ホールで気になるところは一通り調べ終わったかな)

灯織「ねえ、凛世。さっき血文字に心当たりがあるようだったけど」

凛世「はい、灯織さんが都合がよろしければ……今すぐにでも、図書室へ……」

灯織「うん、大丈夫。教えてもらえるかな?」

凛世「こちらへ……」

-------------------------------------------------

【図書室 書庫】

ここに来たのははじめの探索以来。
相変わらず埃っぽい空間……だけど凛世はそれに怯むことなくずいずいと突き進み、棚から一冊の本を手に取った。


凛世「こちら、でございます……」

凛世が手渡してきた本、そのタイトルは……

灯織「世界殺人鬼名鑑?!」

凛世「はい、左様でございます……かつて世間を賑わかせたジェノサイダー翔はもちろん、海外の殺人鬼キラキラちゃんまで……古今東西和洋折衷の殺人鬼が収められております……」

(凛世がこんな本を読んでたなんて意外だな……)

凛世「こちらのページを、ご覧になってくださいませ……」


というと凛世はページ角が折られた1ページを開いた。


灯織『ジャスティスブラック……新進気鋭の殺人鬼。現場には必ず【成敗】の血文字を残すことで知られる。彼がその目に映すのは正義か、それとも狂気か』

灯織「……これって!」

凛世「はい、現場の血文字と一致しております……」

灯織「わ、私たちの中にジャスティスブラックの正体が……?!」


コトダマゲット!【世界殺人鬼名鑑】
〔古今東西時代を問わず殺人鬼が収められた一冊。ジャスティスブラックについての記述もある。『現場には必ず【成敗】の血文字を残す』〕



631: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:17:49.46 ID:08s1xuh70


凛世「……凛世も、一瞬そう思ったのですが」

灯織「……え?」

凛世「こちらの一冊もご覧になってください……」

灯織「えーっと……『日本殺人鬼大観』、これまた物騒なタイトルだね……」

凛世「こちらは日本の殺人鬼に絞って記載がされております……時代の流れに合わせて新旧入り混じった殺人鬼が……」

灯織「すごい……猟銃と日本刀で三十人殺した青年……こんな人もいたんだ……」

凛世「ご覧になっていただきたいのはこちらのページです……」


凛世が開いた1ページ。
そこには先ほどの名鑑よりもはるかに大々的にジャスティスブラックが取り上げられていた。
しかもある程度のボカシは入っているものの、被害者の写真付き。


凛世「これと世界殺人鬼名鑑とを比べ読むと、凛世の感じる違和感も理解していただけるものかと……」

灯織「う、うん……わかった」


『ジャスティスブラックは近年登場した連続殺人鬼だ。
彼の名前の由来にもなったジャスティスVはXX年より放映が開始されており、彼が登場したのはその一年後の△△年になる。

彼の特徴は、殺人が正義のためのものであるということ。
彼が殺害する対象は元服役囚ばかりで、その胸に正面から刃物を突き立てることが共通している。
その死体は死体自身の血で猟奇的に彩られるのも特徴だ。血でできたVの字の上に横たえられた死体、その脇には成敗の2文字。

ジャスティスブラック本人にとっては、まさに悪の組織の一味を討ち取ったような感覚なのだろう。そんな子供じみた狂気を我々は感じてならない』


凛世「小糸さんのご遺体と、相違点があることに……お気づきになられましたか……?」

灯織「うん……この情報は使えると思う、ありがとう。凛世」


コトダマゲット!【日本殺人鬼大観】
〔日本に絞って殺人鬼の情報が集められた一冊。ジャスティスブラックについての記述もこちらの方が濃密〕


632: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:18:54.17 ID:08s1xuh70


【図書室】

埃っぽい図書室での捜査を終え、図書室に出てくると、数人が図書室を調査中だった。

甘奈「あれ?灯織ちゃん?!ありゃりゃ、甘奈たちより先にもう来てたんだ」

灯織「うん……もしかして、樹里を探してるところ?」

甜花「書庫なら、いるかなって思った……けど……」

灯織「はい、ここにはいませんでした……」

甘奈「まあ、樹里ちゃんが図書室って感じでも無いかなぁ?」

灯織「あんまり関係ないと思うけど……」

甜花「西城さん、どこだろう……」

(どうせだし図書室も少し調べてみようかな……?)

-------------------------------------------------

1.本棚を調べる
2.脚立を調べる
3.床に落ちているゴミを調べる

↓1


633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 23:19:24.78 ID:RpJRJqfg0

1


634: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:20:49.01 ID:08s1xuh70


1 選択

(相変わらず夥しい数の本がギチギチに詰め込まれている……)

凛世「どなたか、凛世たちより先に入られたのでしょうか……」

灯織「え?」

凛世「こちらの本棚……凛世が以前覗いた時と、並びが異なっております……」

灯織「ホント?!ど、どの棚?!」

凛世「入口向かって正面の棚……ご覧になってください、五十音の並びがめちゃくちゃになっております……」

灯織「ホントだ……めちゃくちゃだ、しかも本棚全体だよ」

凛世「一度全ての本を出して……適当に入れ直すほどの労力を、要したものと思われます……」

(何か事件に関係あるかもしれない、覚えておこう……)


コトダマゲット!【凛世の証言】
〔図書室の本棚の並びが事件前後でめちゃくちゃになっている。〕

-------------------------------------------------

1.脚立を調べる
2.床に落ちているゴミを調べる

↓1


635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/16(火) 23:21:55.26 ID:kpw+QLhV0



637: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:22:49.55 ID:08s1xuh70


(図書室の隅、あれはなんだろう……)

灯織「アルミ製の、ゴミ……あ、これって!」

凛世「PTPシート、でございますね……」

灯織「え?」

凛世「錠剤を入れるアルミ製のシートをそう呼ぶと、以前お聞きいたしました……」

灯織「へぇ……でもなんでこんなところに錠剤のシートが……?」

凛世「裏面に薬の名前の記載がございます……」

灯織「……『スグネムール』、直球なネーミングだね」

凛世「『あったらいいな』をカタチになさる製薬会社の薬なのでしょうか……」

灯織「名前からしても、これは睡眠薬みたいだね」

(それにしてもこの薬、どこかで見覚えがあるんだけどな……)


コトダマゲット!【睡眠薬】
〔図書室に落ちていた睡眠薬のシート。既に薬はなくなっており、何者かが使用したものと思われる〕


638: 少し早いですがもう少しで一つの区切りになるのでそこで終わります ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:24:04.90 ID:08s1xuh70

-------------------------------------------------

【選択肢が一つなので自動進行します】

-------------------------------------------------

甘奈「あれ?このハシゴ、壊れてる……?」

灯織「甘奈、それはハシゴじゃなくて脚立だよ。ほら、ハシゴだったら何かに立てかけて使ったりするけど、脚立は自立するから」

甘奈「そうかな……?ハシゴも脚立も結局登るから一緒なんじゃないの?」

灯織「えっ」

甜花「風野さん、もっとホンシツを見るのが大事……!!」

甘奈「そういうこと☆」

灯織(な、なんか釈然としない……!!)

凛世「妙でございますね……昨夜、凛世は本棚の上段にある本を取る際に、使用したばかりです……」

灯織「そうなの?」

凛世「はい、図書館に備えつきの足場です……凛世は毎日図書室に通っていたので、頻繁に活用していたのですが……」

甘奈「この壊れ方、危ない……足場がガタガタになってるよ!」

甜花「気付かずに使ったら、大怪我しちゃう……!」

凛世「モノクマさんに、交換のお申し付けをしておかなければ……」


コトダマゲット!【脚立】
〔図書室に備え付けの脚立。凛世が昨日使用した段階では故障していなかった。事件後は足場がガタガタになっており大変危険な状態になっていた〕


639: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:25:37.55 ID:08s1xuh70


(図書室でもまさか情報が得られるとは……一度小糸さんの遺体のある玄関ホールに戻ろうか……?)

そう思って移動しようとした矢先。
図書室の扉は乱暴に開かれた。

愛依「ちょいちょい!灯織ちゃんたち!こっち来て!」

灯織「め、愛依さん?!どうしたんですか、そんなに慌てて!」

愛依「じゅ、樹里ちゃんが……見つかった、見つかったんだけど……マジでやばいから急いで!」

灯織「樹里が見つかったんですか?!」

愛依「現場はプールサイドだから、早く向かって!うちは他のみんなも呼んでくる!」

樹里がプールサイドに……?
なんでこんな朝早くから?別に樹里にそんな運動習慣は無かったはず。
それに愛依さんの慌てっぷり……まさか!?


640: 小糸さんになってますね→小糸です ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:27:06.54 ID:08s1xuh70


心臓の鼓動がはち切れんばかりに早まる。
嘘だ、そんな……ついさっき、絶望を味わったばかりなのに……
そんなこと、あるはずがない!あっちゃならないんだ……!


-------------------------------------------------

【プール】

我も忘れて廊下を駆け抜け、更衣室も走り抜け、そしてプールサイドへ到着。

既に対岸の方には摩美々さんたちの姿が見える。
ざわめきが遠目にもわかる……間違いない、【何か】が起きている。


頼むから、その【何か】が私の思っているものとは違っていて……!


641: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:27:39.70 ID:08s1xuh70





__________でも、この学園ではそんな願いなんて無意味だ。






642: ◆zbOQ645F4s 2021/03/16(火) 23:28:42.54 ID:08s1xuh70






【プールサイドのロッカーには頭部が自身の血に染め上げられた西城樹里が押し込められていた】






650: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:03:47.10 ID:RLtFVL/p0


灯織「樹里!!」

(そんな、そんな……!?)


集まっているみんなには構う余裕もなく、思わず樹里のそばに駆け寄る。
誤解されやすい見た目だけど、すごく面倒見が良くて、気さくで……
心許しあえる仲間だった彼女の手は、かつての温もりを…………






__________失ってはいなかった。


灯織「え?」

咲耶「灯織、落ち着くんだ。樹里はまだ息がある……死んではいないんだ」


樹里の口元に耳を寄せる。

スーッ……スーッ……

微かだが、呼吸が聞こえる。
苦悶の中絞り出すような呼吸ではあったが、確かに彼女の生存を物語るものだった。


摩美々「今霧子が倉庫に応急処置の道具を取りに行ってるとこー、とりあえずは安心していいってー」

灯織「ほ、ホントですか……良かった……」

樹里「……当たり……まえ……だろ?」

灯織「樹里!?」

樹里「アタシが……こん……なとこで……死ぬわけ……ねー……」

灯織「でも、ひとまずは安心しました……樹里が無事で何よりです」

摩美々「まぁ無事じゃないですけど、犠牲者の数は増えなくて良かったですよねー」


651: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:05:04.03 ID:RLtFVL/p0


しばらくするとすぐに他のみんなも集まってきた。


めぐる「うわっ?!樹里?!大丈夫なの?!」

円香「……」

凛世「樹里さん……!樹里さん……!」

甘奈「えっ……大丈夫なんだよね?!これ、大丈夫なんだよね?!」

甜花「西城さん……踏ん張って……!まだ、死んじゃダメだよ……!」

樹里「こんなの……大したことねーよ……」

霧子「救急セット、持ってきたよ……!止血はこれで済むし、大丈夫……!」


霧子さんの治療は手早く、あっとういう間に樹里の頭は包帯でぐるぐるまきになってしまった。
布越しに浮かび上がる血の跡がなんとも痛ましい。


霧子「あと、鎮痛剤も持ってきたから……」

樹里「おう、悪いな……いってて……」


樹里はそう言ってヨロヨロと体を起こして……


樹里「痛っ!!」


その途中で勢いよく転んでしまった。


652: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:05:33.80 ID:RLtFVL/p0


愛依「わああああああああ!!?!?樹里ちゃん?!?!?!」

甜花「あわわわわわ……西城さんが、死んじゃった……!!!!!」

摩美々「スペランカーじゃないしそんな簡単に死なないでしょー……」

樹里「いって……くそっ、右脚が……右脚が……」


樹里が痛みに喘いで身を捩りながら指さしたのは右脚。素人目にもわかるぐらい腫れ上がっている。


霧子「これは……骨折……?ごめんね、樹里ちゃん……ちょっと触るよ……」

樹里「ガッ……!!痛っ……!!」

霧子「…………うん、右脚が骨折してるみたい……犯人に襲われた時に、折れたのかな……」

樹里「ま、マジかよ……」


コトダマゲット!【樹里の骨折】
〔ロッカーに押し込められていた樹里は、右脚を骨折していた〕


653: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:07:28.00 ID:RLtFVL/p0


めぐる「き、霧子……どうにかならないの?!」

霧子「……私も、そこまでできるわけじゃないから……どうしよう……」

咲耶「このままじゃ裁判どころじゃないね……」

愛依「どうすんの……まだ捜査も終わってないよね?!」

摩美々「……モノクマー」

モノクマ「はいはい!お呼びでしょうか!」

灯織「ま、摩美々さん?!」

摩美々「樹里の怪我の治療、お願いできませんかー?」

樹里「はぁ……?!摩美々、ふざけんな……!んなもん、アタシはやだかんな……!」

モノクマ「いいっすよ!」

智代子「快諾?!」

モノクマ「まあ放っておいても別に死ぬ怪我でもないしね!これで西城さんが死ぬんなら事件が面白くなるかもしれないし放っておくところだけど!」

咲耶「最低の理由を語ってくれてありがとう」

モノクマ「ま、この様子だと西城さんは生きてる方が面白そうだし助けてあげるよ!」

円香「……それ、どういう意味?」

モノクマ「おっと、喋りすぎたかな!」

樹里「アタシはモノクマになんか治療される気ないからな……」

モノクマ「はいはい、我が儘が許されるのはママの子宮の中までだよ!」


……と、モノクマが適当に樹里を宥め、指を鳴らすと。


654: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:10:35.63 ID:RLtFVL/p0


_____ピーポー……


めぐる「……あれ?何か聞こえない?」

灯織「……え?」

モノクマ「聞こえるかい……自然の呻きが」


_____ピーポーピーポー……



咲耶「微かに……サイレンのような音が聞こえるね」

霧子「救急車さん……?」


_____ピーポーピーポー……



愛依「え?なんか……近づいてきてるくない?!」

灯織「……えっ?」


_____ピーポーピーポー!


愛依さんの言葉通り、サイレンはどんどん大きくなっていき、


_____ズガドーン!!


プールの壁をぶち破って救急車が姿を現した!


655: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:12:22.39 ID:RLtFVL/p0


智代子「えええええええええ?!?!」

灯織「きゅ、救急車がなんで……学校の壁から……?」

甘奈「ここここここ、二階だったよね?!」

モノクマ「あとはドクター・デスの異名を欲しいままにするボクにお任せ!」

咲耶「不吉極まりない異名だね……」

モノクマ「至急!この患者をモノクマ救命センター24時に搬送します!」

めぐる「ど、どこにそんなところがあるの?!」

樹里「おい、こら!離せ!」

モノクマ「あーもう!暴れない暴れない!」

霧子「じゅ、樹里ちゃん……暴れると、怪我によくないよ……!」

モノクマ「ボクの医師人生を賭けて、西城さんを救ってみせるよ!免許はないけどね!」


呆気にとられる私達を他所にモノクマはそそくさと樹里を救急車に乗せ、どこかへ走り去ってしまった。


656: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:15:23.47 ID:RLtFVL/p0


愛依「今何が起きたん……?」

めぐる「ぽかーんだよ……」

摩美々「……ひとまずはモノクマに任せるしかないよー」

甘奈「だ、大丈夫……だよね?」

智代子「信じるしかないよ……大丈夫、奇しくもモノクマは世界一の外科医とカラーリングが一緒だから……」

咲耶「……関係あるのかい?」


……理解は追いつかない、けど
とりあえずは喜んでいいんだよね?
あそこまで言うからには樹里はきっと助かるんだよね?
大丈夫なんだよね?

……はぁ、考えても無駄だよね。
仕方ない、樹里は行ってしまったけど、残された証拠から得られる情報もあるはず。
ここで調査を行おう。


-------------------------------------------------

1.樹里の入っていたロッカーを調べる
2.ロッカーの中に落ちている紙を調べる
3.愛依に話を聞く

↓1


657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/17(水) 22:16:08.14 ID:MgUxpfI00

2


658: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:20:08.00 ID:RLtFVL/p0


樹里が入っていたロッカーを隅々まで見てみると、一枚のメモ用紙がロッカー内に落ちていることに気が付いた。

『二人っきりで話したいことがあります。深夜1時に図書室に一人で来てください』

あれ?これって……
そうだ、さっき小糸の遺体の近くで見つけた手紙と同じ紙で同じ内容になっている。
違うのは、集合時間だけ……

同じ犯人が書いたものとみて間違いない……のかな?


コトダマゲット!【樹里の持っていた手紙】
〔樹里の押し込められていたロッカー内に落ちていた手紙。『二人っきりで話したいことがあります。深夜1時に図書室に一人で来てください』〕

-------------------------------------------------

1.樹里の入っていたロッカーを調べる
2.愛依に話を聞く

↓1


659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/17(水) 22:20:45.56 ID:hYw8pQFI0

2


660: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:23:03.05 ID:RLtFVL/p0


2 選択

灯織「そういえば、愛依さんが樹里さんの第一発見者なんですか?」

愛依「うん……うちだよ」

愛依「あ、今回もマジでうち何もしてないかんね!ロッカーの扉を開けた瞬間に机も降ってこなかったし!」

(相当浅倉さんの事件がトラウマになってるみたいだ……)

愛依「学校中隅々まで探してたら見つけたってだけだし……特に手掛かりになる心当たりとかは無いかな~、ごめん!」

灯織「いえ……」

(そうだ、愛依さんが第一発見者なら樹里から何か話を聞いてるかもしれない)

灯織「あ、では愛依さんじゃなくて樹里は何か言ってませんでしたか?私は大して樹里と話す間もなかったので……」

愛依「あー、おっけ!任せて任せて!確か……」


661: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:24:34.15 ID:RLtFVL/p0


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

愛依「樹里ちゃーん!おーい!いたら返事してー!」

______ガタガタ

愛依「……あり?あっこのロッカー、今動いた?」

愛依「……んしょっと」ガチャ……

樹里「……あ……?」チミドロ

愛依「うわあああああああ!?!?!?!?じゅ、樹里ちゃんが、死んでる?!?!?」

樹里「め、愛依か……死んでねーよ、静かにしてくれ……」

愛依「……え?じゅ、樹里ちゃん、無事なん?!」

樹里「無事……じゃなさそうだけどよ……」

樹里「へへっ、犯人は……アタシを殺し損ねたみてーだ」

愛依「は、犯人?!犯人知ってんの?!」

樹里「…………いや……不意打ち食らったから、生憎な。顔も……見てねー……」

樹里「あー……くそ……図書室に呼び出されてから……記憶があいまいだ……」

愛依「わー!無理しないで!すぐにみんな呼んでくっから!死なないで!」

樹里「……任せとけ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

愛依「頭打ってる状態で頭使わせんのはアレかなって……でもマジで記憶ソーシツ?みたいな感じだったよ!」

灯織「……大丈夫です、樹里の記憶も重要なところはしっかり残っているようですし」

(ただ、本人は何があったのかすらよくわかってなかったんだ……)


コトダマゲット!【樹里の証言】
〔樹里は昨晩の夜時間に図書室に呼び出され、そこで犯人の不意打ちを受けた。殴られた衝撃でそれ以外の記憶は曖昧になっている〕


662: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:25:22.29 ID:RLtFVL/p0

-------------------------------------------------

【選択肢が一つなので自動進行します】

-------------------------------------------------

樹里が押し込められていたロッカーだ。
内側にはベッタリと血が付着している。


霧子「その血痕は、樹里ちゃんの血だよ……後頭部の頭皮が裂けてたから……」

灯織「後頭部が、ですか?」

霧子「うん、なにかで強く頭を一度殴られたみたい……」

灯織「ってことは……樹里は不意打ちをうけたということなんでしょうか」

霧子「かも……それで、一撃で意識を失っちゃったみたい……」

(樹里の意識を飛ばすほどの衝撃……犯人はかなりの勢いで殴りつけたに違いない)


コトダマゲット!【後頭部の怪我】
〔樹里の後頭部に出血を伴う強い打撲痕がある。樹里は不意打ちでこれを食らったようで、その衝撃で意識を失ってしまった〕


663: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:27:04.13 ID:RLtFVL/p0


……大体調べるべきところの調査は終わった。
ただ、今回の被害者が被害者だけに、あの人に話を聞いておくべき、私は逃げるべきじゃない。


-------------------------------------------------

【小糸の部屋前】

灯織「やっぱり、ここにいましたね」

円香「……何?」

灯織「……っ!」

(冷ややかな目……私のすべてを見透かしているかのよう……)

(でも、樋口さんの視線からは……真乃の時に感じたような敵意は、感じない)

円香「……別に話すこととか、ないから」

灯織「いや、あの……樋口さんは、小糸のこと見かけたりとかは」

円香「してない」

灯織「……そんなわけないですよね?!だって幼馴染なんですよね?!」

円香「……関係ない」

灯織「小糸のこと、何か少しでも知っていることがあれば!」

円香「……ごめん」

(どうしてしまったんだろう……!?のれんに腕押し……話していてもまるで響いている感覚がない……!)


664: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:27:58.06 ID:RLtFVL/p0


(死体発見の時にも、透さんの時のような錯乱の色が全く見えなかった……)

(何も感じていないわけがないのに……)

雛菜「円香先輩……」

(……市川さん!)

雛菜「雛菜、今の円香先輩こわくてきらい~……」

円香「……そう」


市川さんに話しかけられても樋口さんはおざなりな返事でその場を去ってしまった。


雛菜「……」

灯織「い、市川さん……あの」

雛菜「なんですか~……?」

灯織「その、ショックだとは思うんですが……その……事件を解決することが小糸のためにもなるといいますか……」

雛菜「……わかってますよ、雛菜もそれぐらい~」

雛菜「でも、ごめんなさい……今は、雛菜も……円香先輩とおんなじだから……」


市川さんも、そのまま樋口さんのあとを追ってどこかに行ってしまった。

二人は私たちに証言を提供しないどころか、協力を拒んでいる……そんな態度だ。
私たちに彼女たちの気持ちがすべてわかるわけない。けど……どうしてここまで?

樋口さんも市川さんも、【絆】を信じてはくれなかったの……?


665: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:31:45.14 ID:RLtFVL/p0


_______キーンコーンカーンコーン……

『お疲れ様です、進捗のほどいかがでしょうか!』

『そろそろ裁判の時刻が迫って参りました!学校エリア一階、赤い扉の前に集合くださいね!裁判場でボクと握手!』

『……あ、そうそう!お友達は無事応急処置が終わったから、しっかり裁判にも参加してもらうから安心してね?』

『みんな揃って学級裁判をしないとだめだよね、それが平等な教育って奴だから!法令を遵守する、ボクって立派なクマだなぁ……!』

(……時間だ)


今のモノクマの口ぶりからして、樹里は本当に助かったみたい。
ただ、そのまますぐ裁判に連れて行くんだ……
樹里には苦しい時間を過ごさせることになってしまう……

結局樋口さんにも協力は得られなかったし、今回の事件には不安材料が多い。

……でも、やるしかない。進むしかない。
なんとしても生き残る……そのために、行くんだ。


666: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:34:14.16 ID:RLtFVL/p0


【学校エリア エレベーター前】

モノクマ「いらっしゃい!裁判場は天国と地獄の一歩手前!三途の川クルーズへようこそ!」

既にエレベーターホールにはみんなが揃っていた。
もちろん、樋口さんも市川さんも。

そして、樹里も。


灯織「樹里……!大丈夫なの?!」

樹里「まあな、みんなに裁判まかせっきりってわけにもいかねーし……頑張るよ」

めぐる「無茶はしちゃだめだからね!」


怪我をしながらも私たちと一緒に戦おうとしてくれる樹里。


円香「……」

雛菜「……」


その一方でだんまりを決め込む樋口さんと市川さん。

二人の協力は多分この裁判でも得られない。
私たちは決して一枚岩じゃないかもしれない。

……でも、共に生きる仲間なんだ。私たちは絶対に生き残る。
この裁判でも……死ぬわけにはいかない!


めぐる「灯織……頑張ろうね」

灯織「……うん」


私がエレベーターに乗り込むとドアは締まり……
エレベーターは動き出す。


667: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:35:28.55 ID:RLtFVL/p0


エレベーターの立てる機械音は大きな音だけど……不思議と気にならなかった。
福丸さんの死、樹里の大けが、モノクマに渡された動機ビデオ……

気になるものはもっと他にある。

今の私の胸の動悸はそのどれかに向けられたものなのか。
もう自分の感情がわからない、戸惑いや恐怖なんて一言じゃ表せない……
ただ唯一確かなのは、死にたくないということだけ。

_______だから私は、もう一度戦わなくちゃいけないんだ。




エレベーターが停止した。

裁判場は浅倉さんの事件の時とは様変わりしていた。
青色だったカーテンは今から命のやり取りをするとは思えないパステルなピンク色。
そんな色彩の中で裁判の設備が備えられてるのが異様なミスマッチで不気味だ。


モノクマ「どうせなんで福丸さんに合わせてキュートでポップなレイアウトに変えてみました!背景もずっと一緒じゃマンネリ化しちゃうしね!」

めぐる「一体どこからそんなお金が出てるんだろう……」


けど、そんなことにかかずらっている場合じゃない。

私たちは現実に向き合わなきゃいけないんだ。
私たちの中にいる殺人犯、クロを見つけ出さなきゃならない!


668: ◆zbOQ645F4s 2021/03/17(水) 22:36:58.38 ID:RLtFVL/p0


________超高校級の学級委員、福丸小糸。

学級委員の名にふさわしい責任感、そして誰よりも強い心の芯を持っていた。

彼女は浅倉さんの死を乗り越え、強く、大きくなろうとしていて……
そんな彼女に私たちは希望をもらっていた。
それなのに、そんな彼女を殺した人間がいる。

二度目だろうが何だろうが、慣れることはない。

学級裁判……


________それは仲間たちを疑いあう私たちの戦い。


________それは仲間たちを犠牲にして生き残る私たちの戦い。


________それは仲間たちを信じるための私たちの戦い。


戦うんだ!私の全力をかけて……!


676: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 21:53:20.18 ID:TyhsjsHe0


【コトダマ】

‣【モノクマファイル2】
〔被害者は福丸小糸。胸部を包丁で一刺しにされている。切り傷、刺し傷といった目に見える争った外傷はない。犯行現場には血文字で『成敗』と残されている〕

‣【死体発見アナウンス】
〔クロ以外の三人以上が死体を発見した時に鳴るアナウンス。智代子と灯織が死体を発見した直後に今回のアナウンスが鳴った〕

‣【包丁】
〔小糸の死体に突き刺さっていた包丁。胸部に真正面から包丁を突き立てられているため、これが死因なら即死だったものと思われる〕

‣【包丁の出どころ】
〔今回の事件に用いられた包丁は食堂の厨房のもの。5日前から消えていた一本が、そのまま犯行に用いられたとみられる〕

‣【小糸の死体】
〔心臓を包丁で一差しにされている他、肋骨が折れてしまっている〕

‣【小糸の持っていた手紙】
〔小糸の遺体のそばに落ちていた手紙。『二人っきりで話したいことがあります。深夜2時に図書室に一人で来てください』と書いてある〕

‣【世界殺人鬼名鑑】
〔古今東西時代を問わず殺人鬼が収められた一冊。ジャスティスブラックについての記述もある。『現場には必ず成敗の血文字を残す』〕

‣【日本殺人鬼大観】
〔日本に絞って殺人鬼の情報が集められた一冊。ジャスティスブラックについての記述もこちらの方が濃密〕


677: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 21:55:31.45 ID:TyhsjsHe0


‣【血文字】
〔小糸の背中側にでかでかと書かれた『成敗』の二文字。小糸の死体はあおむけで、その文面からしても小糸のダイイングメッセージだとは考えづらい。犯人の犯行声明のようなものだと思われる。〕

‣【凛世の証言】
〔図書室の本棚の並びが事件前後でめちゃくちゃになっている。〕

‣【脚立】
〔図書室に備え付けの脚立。凛世が昨日使用した段階では故障していなかった。事件後は足場がガタガタになっており大変危険な状態になっていた〕

‣【睡眠薬】
〔図書室に落ちていた睡眠薬のシート。既に薬はなくなっており、何者かが使用したものと思われる〕

‣【樹里の骨折】
〔ロッカーに押し込められていた樹里は、右脚を骨折していた〕

‣【後頭部の怪我】
〔樹里の後頭部に出血を伴う強い打撲痕がある。樹里は不意打ちでこれを食らったようで、その衝撃で即座に意識を失ってしまった〕

‣【樹里の持っていた手紙】
〔樹里の押し込められていたロッカー内に落ちていた手紙。『二人っきりで話したいことがあります。深夜1時に図書室に一人で来てください』〕

‣【樹里の証言】
〔樹里は昨晩の夜時間に図書室に呼び出され、そこで犯人の不意打ちを受けた。殴られた衝撃でそれ以外の記憶は曖昧になっている〕


678: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 21:56:52.81 ID:TyhsjsHe0

-------------------------------------------------

【学級裁判 開廷!】


モノクマ「まずは学級裁判のルールの確認から始めます」

モノクマ「学級裁判では皆さんの中に潜むクロを探していただきます」

モノクマ「議論の結果指摘されたクロが正解ならクロのみがおしおき、不正解ならクロ以外の全員がおしおきとなります」

モノクマ「さあ議論の果てに生き残るのは、どっちなんだーっ!?」

智代子「じゅ、樹里ちゃん……本当に大丈夫なの?」

樹里「おう……まあ頭がガンガンして、脚の骨が折れてるだけだからな」

めぐる「大変だ!全然大丈夫じゃないよ!」

樹里「まあアタシは万全じゃねーけど……それより議論のが大事だろ?忘れてねーよな、この議論には全員の命が懸かってる」

灯織「もちろん……私たちはこの学級裁判も絶対に生き残って見せるよ」

凛世「はい……小糸さんは、透さんの死を経て……克己心を人一倍持っておりました……」

凛世「凛世たちは、小糸さんのためにも……この裁判を乗り越えねばなりません……」

智代子「もちろんだよ!」



679: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 21:58:32.51 ID:TyhsjsHe0


摩美々「じゃあそろそろ議論を始めよっかー」

摩美々「今回の被害者は小糸だったわけだけど……明らかに普通の殺人じゃなかったよねー」

円香「……」

(樋口さん、どうしたんだろう……小糸の遺体を見つけた時からずっとそう……)

(本来ならもっと取り乱しそうなものだけど……)

円香「……」

雛菜「……円香先輩」

(単純に気が沈んでいるだけ……じゃないよね)

摩美々「まずは小糸の遺体の特徴、そこから議論を始めよっかー」

めぐる「よーし!絶対犯人、見付けるぞー!」

智代子「うん……!絶対、負けないよ!」

(ううん、今は議論に集中しなきゃ!……なんとしても、小糸を殺した犯人を見つけ出す!)


680: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:00:03.89 ID:TyhsjsHe0

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【血文字】
‣【死体発見アナウンス】
‣【脚立】
‣【凛世の証言】


めぐる「小糸は胸を刺されて死んじゃってたんだよね……」

甘奈「凶器には【包丁】を使ってたよね!」

智代子「ぐっさりと刺さっておりました……」

霧子「あそこまで深く刺されると……【即死だった】んじゃないかな……」

樹里「くそ……えげつねーことしやがる……」

摩美々「それに加えて現場には……」

摩美々「【犯人を指し示す証拠】があったよねー」

めぐる「えっ?!いきなり犯人?!」

めぐる「じゃあ裁判ももうおしまい?!」

甜花「勝った……!第三部、完……!」


【正しいコトダマもしくは議論中の発言で正しい発言に同意しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:03:25.52 ID:+2phJeWE0

【血文字】


682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:04:13.42 ID:+2phJeWE0

>>681
犯人を指し示す証拠にこれで


683: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:07:02.12 ID:TyhsjsHe0


灯織「それに賛成です!」

【BREAK!】

灯織「摩美々さんの言う犯人を指し示す証拠……それって現場に残されていた【血文字】の事ですよね?」

めぐる「血文字?」

灯織「うん、めぐるたち樹里捜索班はすぐに現場を離れて捜索を再開したから、ちゃんと見てなかったかもしれないけど……」

灯織「現場には小糸の血を使って『成敗』の二文字が残されていたんです……」

智代子「成敗……武士っぽいね!」

樹里「誰かさんのツイスタみたいだな」

愛依「で、その成敗の血文字で犯人がわかんの?」

智代子「そうか!筆跡だね!」

智代子「成敗のとめ・はね・はらい……そこから犯人を割り出すんだよ!」

摩美々「私たちは素人だよー?筆跡鑑定なんかできないでしょー」

摩美々「それに指で書いた文字なんか……勝手も違うんじゃなーい?」

めぐる「えー?じゃあどうやって犯人を特定するの?」

(血文字から見る犯人の特定……それにはあれを使えばいいに違いない!)


684: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:08:10.16 ID:TyhsjsHe0

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【世界殺人鬼名鑑】
‣【死体発見アナウンス】
‣【脚立】
‣【樹里の骨折】


智代子「血文字で犯人が分かるの?!」

智代子「まさか……【筆跡鑑定】?!」

摩美々「素人には無理でしょー」

甘奈「愛依ちゃんとか凛世ちゃんとかぐらい【達筆】ならわかるんだけどねー」

霧子「【文字を書いた方法】で特定するのかな……」

樹里「【書いてある文字自体】が犯人の証拠だったりしねーか?」

甜花「【暗号で書いてあった】、とか……!」

めぐる「実は【小糸が書いたダイイングメッセージ】だったりするのかな?」

凛世「灯織さん……犯人は、ご存じのはず……」

凛世「凛世とともに確認した、あの方でございます……」

愛依「だ、誰なん誰なん?!」


【正しいコトダマもしくは議論中の発言で正しい発言に同意しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


685: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:11:00.53 ID:O70Recga0

【書いてある文字自体】に【世界殺人鬼名鑑】


686: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:13:47.16 ID:TyhsjsHe0


灯織「それに賛成です!」

【BREAK!】

灯織「樹里の言う通り、書いてある『成敗』の二文字……あれこそが犯人を示す証拠だったんだよ」

樹里「でも、成敗なんて普段は使わねーけど、みんな知ってる言葉だろ?」

灯織「いや、今回の犯人はこの『成敗』の言葉を決まって現場に残す犯人なんだ」

樹里「……武士っぽい言葉を使うやつなら約一名心当たりがあるな」

智代子「樹里ちゃん?さっきからそれ誰の事?まさか私じゃないよね?」

樹里「安心しろ、チョコアイドルのコトだ」

智代子「チョコアイドル……へぇ……世間にはそんなアイドルがいるんだ……」

凛世「智代子さん、記憶が……!?」

灯織「……そういうことじゃなくて、この本を見てほしいの」

霧子「世界、殺人鬼名鑑……?」

甜花「ひぃん……!!さ、殺人鬼……?!」

摩美々「灯織、そういうの好きだったんだー」

灯織「いや、そういうわけでは……!」

咲耶「灯織、気にせず話してくれ」


687: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:15:04.72 ID:TyhsjsHe0


灯織「えっと……この本にも記されているんですが、『ジャスティスブラック』という連続殺人鬼は決まって現場に『成敗』の血文字を残すことで知られているんです」

甘奈「そっか、小糸ちゃんの死体も、同じ血文字があったから……」

樹里「ジャスティスブラック……!?アイツか!」

智代子「そういえばこの学園に来たときに、黒幕を考えるときに私が持ち出した殺人鬼もジャスティスブラックだったね!」

樹里「ジャスティスブラック……果穂の大好きなジャスティスファイブの評判を落とす、許せねーやつだ」

智代子「そ、そのジャスティスブラックがこの中にいるの?!」

灯織「本人……とまではわからないけど、犯人はジャスティスブラックのことを知る人物なのは確かだよ」

愛依「つってもあんだけテレビでやってたら知らない人なんかいないんじゃん?」

灯織「……まあ、そうですね」

咲耶「じゃあ、いったんジャスティスファイブのことは置いておいて、犯人がどのように小糸を殺害したのかを検討しようか」

めぐる「そうだね!血文字に気を取られていて周りの情報の議論がまだだったもんね!」

(小糸がどのように殺害されたか……まずはそこからだ)

(小糸が殺害された状況も併せて考えてみよう……)


688: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:16:57.72 ID:TyhsjsHe0

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

‣【世界殺人鬼名鑑】
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【包丁】
‣【モノクマファイル2】


樹里「【犯人はジャスティスブラック】……」

樹里「そんなことが本当にあるのかよ?」

摩美々「賛同するにも否定するにもまずはそれ以外のところからじゃなーい?」

咲耶「そもそもどうして【小糸は玄関ホールで死んでいた】のかな?」

凛世「玄関ホールには、そうそう立ち寄りません……」

甘奈「【誰かに玄関ホールに呼び出された】んだよ!」

甘奈「透ちゃんが真乃ちゃんを呼び出した時みたいに!」

智代子「今回は、そのまま呼び出した人が犯人になった……ってこと?」

甘奈「そう、小糸ちゃんは【そのまま包丁で刺されちゃった】んだよ!」

愛依「甘奈ちゃんスゲーわ!天才じゃん!」

甜花「なーちゃんの推理力は世界一……にへへ」


【正しいコトダマもしくは議論中の発言で矛盾する発言を論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:22:59.94 ID:5EBWzglu0

小糸の持っていた手紙 → 誰かに玄関ホールに呼び出された


690: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:26:46.10 ID:TyhsjsHe0


灯織「それは違います!」

【BREAK!】

灯織「確かに小糸は、誰かに呼び出されていたはずです」

灯織「ただ、呼び出された先は、玄関ホールじゃなかった。図書室だったんです」

甘奈「え……?でも、小糸ちゃんは玄関ホールで死んじゃってたんだよね?」

灯織「小糸の持ってた手紙……よく見てみて」

霧子「深夜二時に、図書室……ほんとだ……」

咲耶「犯人と移動した、と考えるのが自然だろうね」

智代子「でもどうして移動する必要があったのかな?」

智代子「凶器が包丁なら……別に図書室でもよかったんじゃないのかな」

(いや、図書室だと……犯人にとって都合が悪かったんだ。それはきっと……現場に残っていたあれのため)

-------------------------------------------------

・包丁を持ってくるため
・現場に血文字を残すため
・死体が発見されやすくするため
・小糸の遺言を守るため

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


691: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:29:52.77 ID:O70Recga0

現場に血文字を残すため


693: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:32:45.65 ID:TyhsjsHe0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「血文字……あれを書くには図書室は勝手が悪かったんだと思う」

智代子「そっか!図書室には机もあるし……床もタイルだから血文字を書こうとしたら、溝にハマったりしてやりづらいもんね!」

甘奈「それってつまり……そこまでして血文字を残したかったってことになるよね」

甘奈「でも、なんで?血文字がそんなに大事なの?」

摩美々「連続殺人鬼の思考なんてわかんなぁい」

灯織「いわゆる自己顕示欲の一種なんじゃないかな、自分が殺したっていうことを見せびらかしたりとか……」

甜花「そのために、福丸さんは移動させられて……玄関ホールで殺されちゃったんだよ、ね……」

樹里「ちっ……小糸のやつ、どんな気持ちで移動してたんだろうな……」

樹里「深夜の呼び出しに応じて、場所を変えるっていう提案にも乗って……よっぽど信頼してたんだろうに、裏切られて殺されて……胸糞悪い話だな」

霧子「小糸ちゃん、最近変わろうとして……すっごく頑張ってた……」

霧子「透ちゃんが亡くなって……誰よりもつらかったはずなのに、朝礼にも毎日出席して……必死に、変わろうとしてたのに……」

円香「……」

雛菜「……」

(本当に、どうしてしまったんだろう……樋口さんも市川さんも、うつむいて黙り込んで……)

(議論を進めることしかできないけど、さすがに気になるな……)


694: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:35:56.67 ID:TyhsjsHe0


摩美々「玄関ホールに移動して、犯人に刺殺されることになったわけだけどー」

摩美々「普通の刺殺だったのかな?」

樹里「……ん?どういう意味だ?」

智代子「そりゃ、成敗!なんて書かれて普通の殺され方じゃないけど、それ以外にも何か気になるところがあるの?」

摩美々「犯人はわざわざ小糸の胸部を狙って刺してたんだよねー」

愛依「……ん?普通の刺殺と、何が違うん?」

咲耶「……そうか、刺し殺すならむしろ胸部は不適切なんだね。胸部には肋骨があるから刃先が通りにくいし、殺すだけなら臓器の多い腹部を突きさした方が手っ取り早いはずだ」

智代子「そっか!途中で刃が引っ掛かったら殺し損ねちゃうんだ!」

摩美々「まぁ犯人がジャスティスファイブなら何かしらの考えがあってのことなのかもしれないけど、不自然に感じちゃうよねー」

摩美々「で、気になるところはもう一つあるんだけど……灯織はわかるー?」

(摩美々さんが言っていることは、多分あれだ)

・ななめ上から刺されている
・真正面から刺されている
・ななめ下から刺されている

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:36:45.06 ID:eMFQ7zCOo

真正面から刺されている


697: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:41:00.60 ID:TyhsjsHe0

灯織「これです!」

【解!】

灯織「刺し傷が、一直線だったことですか?」

愛依「えーっと……二度目でキョウシュクなんだけど……」

灯織「先ほど咲耶さんがおっしゃっていた通り、胸部を突き刺すのは大変なんです。骨があって刃先は通りにくいし、何より立っていた場合高さがありますから」

摩美々「小糸は私たちの全員より身長が低いとはいえ、まあ狙いやすい高さじゃないよー」

めぐる「むむむ……確かにどうあれ包丁を刺すってなると角度がついちゃいそうだよね!」

めぐる「人を刺すなら普通包丁を振り下ろすか、下から突き上げるよね……?」

灯織「うん、だと思う……」

樹里「おいおい!それじゃあもしかして……透の時と同じようにまた包丁を垂直に落下させたとでも言うつもりかよ?!」

霧子「ううん……多分、それは違う……と思うよ……」

霧子「包丁さんは、刃こぼれしてなかったし……人の体に突き刺すなら、落下させただけじゃ無理だと思う……皮膚とか肉とかの弾力があるし……」

愛依「え?それじゃ……どういうことなん?」

摩美々「【普通に】は刺さなかったんだろうねー」

(胸部に真正面に突き刺さった包丁……それが意味するのは、事件当時の犯人と福丸さんの姿勢だ……)

(立っていたわけじゃないなら……)

(二人の姿勢は事件当時はああなっていたはず……)

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【ひらめきアナグラム開始!】


り う ま の


【正しい順番に並べ替えろ!】

↓1
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698: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:42:13.63 ID:+2phJeWE0

馬乗り


699: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:44:56.96 ID:TyhsjsHe0


灯織「そうか……わかりました!」

【解!】

灯織「……馬乗り、だったんじゃないでしょうか」

樹里「馬乗りぃ?!」

摩美々「小糸が犯人に対して上半身を無防備にさらした状態……常識的に考えるとそういうことだよねー」

甜花「ってことは……福丸さんは、犯人に乗られて……動けなくなったところに、とどめの一撃を食らっちゃったってこと……?」

愛依「うわ……考えただけで怖いわ……」

凛世「包丁を振り下ろす犯人の形相を、その視界に収めながら絶命……その恐怖感たるや、想像を絶します……」

愛依「だよね……しかも信頼してついていった相手、裏切られたって気持ちもあるからヨケーに辛いわ……」

咲耶「そういえば小糸の遺体の下の血痕もそれを表しているね」

霧子「うん、立った状態で刺されたなら……もっと滴った血痕になると思う……」

甜花「でも、なんで馬乗りになっちゃったのかな……福丸さんが眠くなっちゃったわけじゃ、ないよね……?」

樹里「透の事件の時でもちょっと話題になったけど、個室の外での故意の睡眠は校則違反だからな。寝ちまった可能性はないだろ」

(そうだ……状況からみて犯人が小糸に馬乗りになっていたのはほぼ間違いない。でもどうして馬乗りにまでなったんだろう……?)


-------------------------------------------------

ノンストップ議論の追加説明
これよりノンストップ議論に論破する【矛盾点】と同意する<賛同点>が同時に出現することがあります。
回答する際は論破するべきか同意するべきかを見極めて回答するようにしてくださいませ。
【論破】と<同意>の区別は見ての通り、【】と<>の違いでございます。
それでは健闘を祈ります。

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700: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:46:57.33 ID:TyhsjsHe0

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【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【モノクマファイル2】
‣【包丁】
‣【小糸の死体】
‣【後頭部の怪我】


摩美々「犯人は小糸に【馬乗り】になってたんだよー」

甜花「福丸さんが眠くなったわけじゃないなら、どうして……?」

智代子「犯人が急に包丁を持ち出して小糸ちゃんは相当焦っちゃったんだよ!」

智代子「だから必死に抵抗して、【バトル状態に】……!」

智代子「その結果≪興奮状態の犯人が馬乗りになって≫……グサッ!」

智代子「ドラマとかでもよくあるよね?」

愛依「あー!確かによく見るかも!」

樹里「それ昼ドラとかのやつじゃねーか……?」

甜花「動機は、≪痴情のもつれだった≫……?」


【正しいコトダマか議論中の発言で論破もしくは同意しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


701: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:47:59.77 ID:+2phJeWE0

【バトル状態に】に【小糸の死体】


702: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:50:34.95 ID:TyhsjsHe0


灯織「それは違います!」

【BREAK!】

灯織「いや、多分小糸は犯人と格闘状態にはなってなかったんじゃないかな」

灯織「包丁を持った犯人と格闘状態になったなら、もっと全身に切り傷とか刺し傷とかがないとおかしいよね?」

甜花「全部避けちゃった、とか……?」

凛世「でしたら、殺されることもなかったかと……」

摩美々「そもそも包丁には目立った刃こぼれがなかったから、胸に刺す目的以外ではあんまり使われてなかったと思うんだよねー」

甘奈「んー……?甘奈、よくわからないんだけど……」

甘奈「小糸ちゃんは突然襲われて、そのまま馬乗りになって……そのまま刺されちゃったってこと?」

甜花「犯人の、超絶早業……!」

灯織「それも、不自然なんですよね……」

凛世「普通なら、包丁を振り下ろそうとする犯人に対し……何らかの抵抗を施すものかと……」

咲耶「小糸の服にも目立った乱れはなかった……馬乗りになられても小糸は抵抗すらしていないように見える」

めぐる「もしかして……小糸は意識がなかったんじゃないかな?」

愛依「……マジ?」

樹里「おいおい!また透の事件と重なるじゃねーか!」

灯織「小糸が包丁を刺されたときに死んでいたかはわからないけど、意識はなかったかもしれない……」

咲耶「教えてくれるかい?」

(その証拠を私は持っている……)


【>>675>>676より正しいコトダマを指摘しろ!】

↓1


703: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:51:53.33 ID:+2phJeWE0

【睡眠薬】


704: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:53:58.42 ID:TyhsjsHe0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「図書室に落ちていた使用済みの睡眠薬……もしかして、小糸を連れ出す際に用いたものなんじゃないでしょうか」

咲耶「深夜の呼び出しに応じる相手なんだ……そこまでの信頼を受けていれば何かと理由をつけて睡眠薬を飲ませることは容易だろうね」

樹里「……で、寝ちまった小糸をそのまま玄関ホールに連れてったのか」

めぐる「それなら馬乗りになったのも納得だね!」

霧子「……あれ?」

(……そう、この睡眠薬、霧子さんなら見覚えがあって当然)

摩美々「あれー?その睡眠薬って倉庫にあった奴ですかぁ?」

霧子「うん……わたしが、おくすりは一通り見たけどその中にあったよ……」

智代子「わ、わたしは倉庫には頻繁に出入りしてたけど、違うよ!?」

甘奈「あれ?そのパッケージ……なんだか見たことあるよ!?」

甜花「甜花も、見たことある……多分……!!」

めぐる「わたしもだ!?あれれ、どこで見たんだろう……」

(そう、あの人は、私たちの目の前で、これを服用していた……あの人なら、これを持っていてもおかしくないんだ……!)

-------------------------------------------------

【怪しい人物を指名しろ!】

↓1


705: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 22:55:14.79 ID:+2phJeWE0

樋口


707: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:56:44.14 ID:TyhsjsHe0


灯織「あなたしか……いません!」

【解!】

灯織「樋口さん……この睡眠薬を服用していましたよね……?」

円香「……は?」

樹里「ここに来ての第一声がそれかよ!?」

智代子「ていうか円香ちゃん?!円香ちゃんが犯人なの?!」

灯織「甘奈と甜花さん、めぐると四人でお風呂に入った後に食後のお茶を飲んでいたとき……樋口さんがやってきましたよね?」

めぐる「うん、わたしたちが証人だよ!」

灯織「あの時樋口さんは眠れないからと言って……一杯の水とともに睡眠薬を口にしていました。その時のパッケージと図書室に落ちていた睡眠薬は同じなんですよ!」

円香「……ふーん」

愛依「ふーんって……どうなん?!円香ちゃん?!」

円香「呆れた……私が睡眠薬を使ってたのを見たから何?」

円香「その目に映るのがこの世のすべて?別に私以外が倉庫から持ち出した可能性もあるでしょ?」

灯織「そ、それは……」

円香「霧子とかなら、薬は一通り集めてそうだけど……」

霧子「倉庫には、あんまり行ってなかったから……睡眠薬があることは、知らなかったよ……?」

円香「後でならなんとでも言えるでしょ」

摩美々「確かに睡眠薬だけなら、円香と直結はしないかもねー」

円香「……だけなら?」

凛世「しかし……円香さんが、小糸さんを殺めるとはさすがに思い難く……」

円香「そう、何より私たちは幼馴染。何があっても裏切るなんてありえない」

雛菜「……円香先輩」

(樋口さんはあくまでも認めないつもりだ……それなら、ずっと抱いていたあの疑問を樋口さんに突きつける!)


708: 思ったより早めですが、そろそろ区切りがつきそうなのでそこでいったん終了します ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 22:58:40.71 ID:TyhsjsHe0

-------------------------------------------------

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【世界殺人鬼名鑑】
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【血文字】
‣【包丁の出どころ】


円香「確かに私はあの睡眠薬を服用してた」

円香「けど【それだけで事件への関与を問われても】困る」

円香「私以外にも≪持ってた人はいる≫んじゃないの?」

雛菜「……」

めぐる「【他にも睡眠薬を持っていた人がいた】のかな……?」

智代子「ここに来てからぐっすり寝れた日の方が少ないよね……」

樹里「そんなのよっぽど神経が図太いやつぐらいだろ……」

甜花「……ぁぅ……」

甘奈「甜花ちゃん?!」

樹里「あーいや!!別に悪く言ってるわけじゃねえからな?!」



【正しいコトダマか議論中の発言で論破もしくは同意しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


709: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/19(金) 23:04:32.85 ID:O70Recga0

【それだけで事件への関与を問われても】に【包丁の出どころ】


711: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:06:32.65 ID:TyhsjsHe0


灯織「それは違います!」

【BREAK!】

灯織「樋口さん……樋口さんが事件に関与してる可能性は睡眠薬だけじゃないです」

灯織「小糸の遺体に刺さっていた包丁。あの出所を考えるとおのずと樋口さんが浮上するんです」

円香「……え?」

凛世「凛世と樹里さんは、毎日のように厨房を出入りしておりましたが……ちょうど五日前、透さんの事件の前夜から包丁の数が一本足りていないのです……」

咲耶「確かその包丁は透が真乃に会う際に護身用に持ち出した一本だったね」

愛依「そうそう!で、事件現場には包丁は無くって、確か円香ちゃんが裁判場に持ち込んだんだよね」

モノクマ「あれには困ったよねー、だってボクに代わって櫻木さんを殺そうとするんだもん!」

灯織「その時の包丁……どうしたんですか?」

円香「…………!」

灯織「答えてください!」

モノクマ「ちなみに言っておくと、ボクはその包丁に関しては完全ノータッチだったからね!」

モノクマ「樋口さんの鎮静には福丸さんが一役買ってくれたから、出る幕すらなかったんだよね」

モノクマ「ただでさえ画面の前の奥様のハート泥棒なのに、ギャラ泥棒属性まで増えちゃうよ!」

摩美々「あの時円香以外に持ち帰った人はー?」

全員「……」

摩美々「いないよねー?」


712: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:07:05.41 ID:TyhsjsHe0






円香「…………潮時」

灯織「……え?」

(……認、めた……?)






713: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:07:41.20 ID:TyhsjsHe0


雛菜「……ま、円香先輩……?」

円香「そう、小糸を刺したのは私。深夜に小糸を呼び出してね」

樹里「はぁ?!ほ、本気で言ってんのかよ?!」

甘奈「な、なんで?!小糸ちゃんは円香ちゃんたち幼馴染の一員で、すっごく仲が良かったよね?!」

円香「なんで……?理由を聞いてるの……?」

樹里「当たり前だろ?!納得いかねえよ!なんで、なんで幼馴染を裏切るような真似しちまったんだよ!」

円香「……私は、裏切ってなんかない」

灯織「……え?」

円香「私は小糸を裏切ったわけなんかじゃない、むしろその逆。幼馴染として、仲間として、友達として……小糸を救ったの」

甜花「樋口、さん……?」

円香「いい?友情も大事だけど、それより優先されるものがある。そのぐらいわかるでしょ?」

樹里「は、はぁ?!何言ってんだよ?!」


714: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:08:34.19 ID:TyhsjsHe0






円香「……正義」

灯織「……え?」






715: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:10:49.58 ID:TyhsjsHe0


円香「正義は何よりも優先される、何よりも崇高な理念」

円香「正義があるからこそ私たちは平和を手にできるし、正義があるからこそ理想を追い求めることができる。人類には正義が必要なの」

甘奈「なになになに?!ど、どうしたの?!」

智代子「き、急にキャラ崩壊がすさまじいよ円香ちゃん?!」

摩美々「文字数一人で稼ぎすぎじゃなーい?」

灯織「な、なんの話をしているんですか……?」

円香?「……戸惑うのを恥じる必要はない。凡庸な君たちが、絶対的な正義を目の前にしたときの反応は私の想像にも容易い」

愛依「く、口調まで変わってない……?」

智代子「だ、誰が凡庸だよ!」

樹里「……そうだな、凡庸なやつなんていないよな」

円香?「……清聴せよ」


716: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:11:33.46 ID:TyhsjsHe0


(樋口さんはそのまましばらくうつむいて……)



円香?「正義を叫べ……心で叫べ……」




円香?「そう、私こそが正義を守る……最強・アイムヒーロー……」




円香?「……ジャスティスブラック」




(顔を上げた時には、黒いジャスティスファイブのお面をつけていた)



717: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:12:53.57 ID:TyhsjsHe0


樹里「はあああああああああああ?!?!」

甘奈「じゃ、ジャスティスブラック?!」

摩美々「……ま、円香ぁ?」

円香?「聞こえなかったか?……私は樋口円香ではない。ジャスティスブラックだ」

雛菜「円香先輩……本当に……?」

愛依「いやいやいや?!意味分からんって!!」

(な、なにが起きてるの……?)

円香?「どうした?悪の怪人がジャスティンソードを食らったような顔をして……」

円香?「そんなにお友達がジャスティスブラックだったことが衝撃?」

甜花「甜花、キャパオーバー……」

円香?「君たちも幼いころは、正義の味方に憧れたものだろう?……むしろ喜ぶべきじゃないか?」

めぐる「じゃ、ジャスティスブラックって殺人鬼だよね?!」

円香?「ほう……そういう風な言われ方をするのか。困ったな……私はただ正義を遵守しているだけなのだがね」

咲耶「その正義とやらのために、小糸を手にかけたっていうのかい……?」

円香?「その通り、なぜなら私はジャスティスブラックだからな」

樹里「や、やべえ……頭痛くなってきた……」

(こんなの、悪い冗談すぎる……)

(樋口さんが、小糸さんを刺した犯人で、ジャスティスブラック……?)

(そんなことが、そんな悪夢が、あっていいの……?)



718: ◆zbOQ645F4s 2021/03/19(金) 23:13:28.75 ID:TyhsjsHe0

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【学級裁判中断!】





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728: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:03:22.25 ID:xH1wq64w0


円香?「君たちは正義というものを考えたことはあるか?」

円香?「テレビに出ているヒーローが悪役をやっつけることだけが正義じゃないだろう?」

円香?「人が人として、誇り高く生きていくことこそが正義」

円香?「そこに一点の曇りもあっちゃならない……人の心は常に正義で満たされていなければいけない」

(悪夢だ……こんなの、悪夢だ……)

(私たちの間に、連続殺人鬼ジャスティスブラックがいるなんて……)

樹里「なぁ、頼むから冗談だって言ってくれよ……」

樹里「円香、お前だってアタシたちと一緒にアイドルとして上り詰めていく夢を追ってここまで来たんじゃなかったのかよ?!」

愛依「円香ちゃんは……その裏でずっと、人を殺してたん……?」

円香?「……正義を下すことを殺しというなら否定はできない」

咲耶「その一環で、小糸にも手をかけたというのかい?」

円香?「君たちが思うほど彼女も善性だったわけじゃない……なにせ彼女は公文書の偽造だってやっていたのだからな」

摩美々「……ぎ、偽造……っ?!」

めぐる「そ、そんなの嘘だよ!」

円香?「こればかりは、本当だ……」


729: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:04:54.98 ID:xH1wq64w0


智代子「だ、だとしても……なんで殺す必要があるの?!」

円香?「まあ偽造なんてものが殺害の理由になったわけじゃない……落ち着きたまえよ」

円香?「いいかい、人は生まれた時が一番美しい……悪を知らない、そのすべてが正義で満たされた状態で生まれる……」

円香?「だけど、どうあがいても人は年を取り、余計なものに触れてしまう……悪に侵されてしまう……」

円香?「だから、その前に殺した」

灯織「……それがあなたの正義、なんですか……?」

凛世「行き過ぎた性善説……凛世は、理解に苦しみます……」

円香?「私だって胸が苦しいさ……幼馴染だったからな……だけど、彼女たちが社会に毒され、悪に侵され続けていくのを見る方が私には耐えがたい……」

樹里「……もういい」

円香?「……は?」

樹里「もうさっさと終わりにしよう、モノクマ投票タイムだ」

灯織「……じゅ、樹里?!」


730: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:05:54.21 ID:xH1wq64w0


樹里「もう……見てらんねえんだよ、こんなの……」

樹里「なんで、なんで……仲間を疑うどころか、憎しまなきゃなんねーんだよ!」

円香?「憎む……それは言葉がおかしいな、正義には憧憬を向けられこそすれ、憎悪を向ける対象ではないぞ」

樹里「アタシはな、この状況下だ……殺しが起きても、その気持ちを少しは理解してやれると思ってた」

樹里「でも……こいつはなんなんだ!」

樹里「人を殺しておいて罪悪感を抱くこともなく、ただ自分の理想だなんだを語って……!くそっ……なんで、なんで!」

樹里「なんで仲間に死んでくれなんて思わなきゃなんねーんだよ!」

(……!!)

(樹里がここまで言うなんて……でも、樹里の言うこともわかる……)

(仲間だと思っていた相手が、頭のねじのとんだ殺人鬼で、別の仲間を殺してしまったなんて……認められるわけがない)

モノクマ「はい!それじゃあ投票タイムと行きましょうか!」

モノクマ「オマエラはお手元のスイッチで投票してくだ……」


731: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:07:10.83 ID:xH1wq64w0







めぐる「待って!!」







732: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:07:46.78 ID:xH1wq64w0


(……めぐる?)

めぐる「もうちょっと……もうちょっと議論をしてみようよ!」

めぐる「ほら、今回の事件は小糸と樹里が襲われた事件でしょ?樹里の方はまだ話すらしてないし……まだ決めるには早いよ!」

甘奈「で、でも……ジャスティスブラックは連続殺人鬼なんだよね?」

甘奈「それなら、どっちもジャスティスブラックが襲ったんじゃないの……?」

咲耶「いや、そう考えるのは危険かもしれない。同じタイミングでたまたま別の事件が起きた可能性も、考慮する必要があるんじゃないかい?」

円香?「それはない、と私から言っておこうか」

霧子「え……?」

円香?「私はそちらの金髪の少女を撲殺した後、幼馴染の少女を刺殺したよ」

智代子「こ、声高らかに自白?!」

樹里「本人がこう言ってるんだ、決まりじゃねえか」

めぐる「本人が言ってても!だって、そうじゃないと……真乃の言ってたこと、守れないから……!」

(そうだ……こんななし崩しに結論を決めてちゃダメだ)

(私たちは、負けられないんだ……!)


733: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:08:29.43 ID:xH1wq64w0


灯織「皆さん、もう少し議論を続けましょう!」

樹里「ひ、灯織まで……」

摩美々「たとえ円香が犯人でもー」

円香?「ジャスティスブラックだ」

摩美々「たとえ円香」

円香?「ジャスティスブラックだ」

摩美々「……たとえジャスティスブラックが犯人でも、疑問が残ったままなのは気持ち悪いですよねー」

灯織「ジャスティスブラック、あなたが犯人だというなら……事件の説明をしてもらえませんか?」

円香?「……は?」

灯織「事件の最初っから最後まで……説明できるはずですよね?」

円香?「……いいだろう。それならばよく耳を傾けることだ……」

円香?「私が二人の女子高生に正義を執行する物語、その全貌を!」

(樋口さんが本当に犯人なのかどうか……その真実に自分の手でたどり着くまでは、結論は下せないし、下すべきじゃない……!)

(わずかな矛盾でも見つけ出して、指摘しよう……!)


734: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:10:31.93 ID:xH1wq64w0

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

‣【モノクマファイル2】
‣【包丁の出どころ】
‣【樹里の骨折】
‣【脚立】


円香?「ご清聴願おう、我が正義の物語……その一幕を」

摩美々「さっさと喋ってくれますー?」

円香?「始まりは深夜一時……まずは【西城クンを図書室に呼び出した】」

円香?「そして彼女を【背後から一撃】……不意打ちで撲殺した」

円香?「まあ……殺し損ねたんだがな」

円香?「その半死体を【プールのロッカー】に隠しておいて次の正義だ」

円香?「次に呼び出したのは福丸クン、彼女をまずは図書室に呼び出して」

円香?「【睡眠薬】で寝かせたらそのまま玄関ホールに連れて行き」

円香?「そこで【胸に正義の包丁を振りかざした】」

円香?「……これで事件はおしまいだよ」


【正しいコトダマか議論中の発言で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


735: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:17:38.76 ID:YHtAE3tm0

【背後から一撃】に【樹里の骨折】


736: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:22:03.47 ID:xH1wq64w0


灯織「それは違います!」

【BREAK!】

灯織「……ジャスティスブラック、一つ聞いてもいいですか?」

円香?「なにがだ?」

灯織「あなたは樹里を一発殴った以外に、何かしましたか?」

円香?「……いや、特にはしていないが。私は彼女は死んだものだと思っていたからな」

樹里「あの時はありがとよ、いい一撃だったぜ」

灯織「……だとしたらおかしいんですよ、樹里の骨折の説明がつきません」

霧子「あ……!」

灯織「皆さんも目撃したはずです、樹里がモノクマの救急車に運ばれる直前」

灯織「樹里は脚の骨が折れていたがゆえに転倒していた……歩くこともままならないほどの大けがを負っていたんです!」

樹里「モノクマの治療で、なんとか裁判に出れるくらいには回復したけどまだ自分じゃ歩くこともできねーな」

智代子「そういえばモノクマ、どんな治療をしたの?」

樹里「ばっ……そんな……こんなところで、言えるかよ……」

智代子「な、なにその赤面……?!何をされたの、樹里ちゃん?!何をシたの、樹里ちゃん?!」



737: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:23:04.01 ID:xH1wq64w0


灯織「いまのジャスティスブラックの話ではそんな怪我を負う場面はなかった……これはおかしいですよね?」

円香?「……むぐっ!」

咲耶「頭を殴ったときに転んで骨折……にしても足の骨がそこまで折れるのは変だね」

灯織「説明してもらえますか?」

円香?「……ああ、思い出した。そうだ、私は頭を殴った後脚もついでに殴っておいたんだった」

円香?「すまない、言い忘れていただけだ。言葉のあやというやつだよ」

霧子「わ、忘れてたってこと、なのかな……」

摩美々「そんなことふつう忘れますー?」

円香?「正義の味方にとって正義を執行することなんて日常茶飯事だからね」

円香?「そんな些細なこと、とるに足らないミスさ」

樹里「……てめぇ……!」

(……いや、おかしい!ジャスティスブラックの言動はやっぱり変だ!)

(小糸の件はジャスティスブラックの主張でおかしくはないけど……樹里の方は説明がつかないところがある!)


738: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:24:51.10 ID:xH1wq64w0

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【樹里の証言】
‣【後頭部の怪我】
‣【血文字】
‣【モノクマファイル2】


円香?「すまない、うっかり忘れていた」

円香?「不意打ちを食らわせた後に、【西城クンの足も殴りつけておいた】んだった」

円香?「だってただ【頭を殴っただけ】だからな」

円香?「私は正義の戦士だが、ごらんの通りの≪女子高生≫……」

円香?「自分の力にはいささか疑問が残る」

霧子「円香ちゃんは、腕力が強いわけでもないよね……」

智代子「わかんないよ、脱いだら実はすごいのかも……!」

樹里「おい、チョコ……おっさんくせーぞ」

円香?「【逃げられて私が犯人だと言いふらされたら】たまったもんじゃない」

円香?「身動きが取れないように、脚にジャスティン追撃を食らわせたんだ」

甜花「どこか、矛盾があるのかな……?」

円香?「ふん……【正義に矛盾などあるはずもない】」


【正しいコトダマか議論中の発言で論破しろ!】

↓1
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739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:29:04.46 ID:f5euCnVO0

【逃げられて私が犯人だと言いふらされたら】に樹里の証言


740: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:34:13.43 ID:xH1wq64w0


円香?「……どういうことだ?」

円香?「やはりキミもすでに悪に侵されている……そんな詭弁では正義は砕けないぞ」

(しまった……みんなの心証が悪くなってしまったみたい……)


(確かに樹里は結果として記憶を失っているから、そういう意味では言いふらすような心配はない……)

(でも、それを当事者であるジャスティスファイブが事件当時に知っていたとは考えづらい……)

(頭を殴った後で下骨折させた……そんな必要はなかったことを示せないかな……?)

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【樹里の証言】
‣【後頭部の怪我】
‣【血文字】
‣【モノクマファイル2】


円香?「すまない、うっかり忘れていた」

円香?「不意打ちを食らわせた後に、【西城クンの足も殴りつけておいた】んだった」

円香?「だってただ【頭を殴っただけ】だからな」

円香?「私は正義の戦士だが、ごらんの通りの≪女子高生≫……」

円香?「自分の力にはいささか疑問が残る」

霧子「円香ちゃんは、腕力が強いわけでもないよね……」

智代子「わかんないよ、脱いだら実はすごいのかも……!」

樹里「おい、チョコ……おっさんくせーぞ」

円香?「【逃げられて私が犯人だと言いふらされたら】たまったもんじゃない」

円香?「身動きが取れないように、脚にジャスティン追撃を食らわせたんだ」

甜花「どこか、矛盾があるのかな……?」

円香?「ふん……【正義に矛盾などあるはずもない】」


【正しいコトダマか議論中の発言で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:34:32.82 ID:V2BjkvEH0

【逃げられて私が犯人だと言いふらされたら】に【後頭部の怪我】


742: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:39:14.11 ID:xH1wq64w0


灯織「それは違います!」

【BREAK!】

灯織「……樋口さん、逃げられる可能性を考慮して脚を折った、ということですか?」

円香?「ああ、その通りだ」

灯織「あなたは頭から血を流して気絶した人間を見て、まだ逃げるかもと思ったんですか?」

愛依「あっ……!」

霧子「樹里ちゃんを殴った衝撃はかなり強かったみたいで……後頭部の皮膚が裂けてたみたい……」

愛依「その一撃で意識を失ったってのはうちも聞いた話だよ!」

摩美々「死体をいたぶるのが趣味だっていうなら話は別だケド」

摩美々「小糸の死体に目に見える傷はないし、そうじゃないですよねー?」

円香?「なるほど……そう来たか、それならお答えしよう」

咲耶「……なんだって?」

円香?「もともと西城クンはそこまでの傷ではなかったんだよ、ロッカーに押し込む際に、力が入ってしまってな」

円香?「たまたま殴られた痕と全く同じ場所を打ち付けてしまったらしくそこで出血をしたんだ」

円香?「だからそれまでは、意識の有無に確信はなかったんだ」

凛世「一応は、理屈は通ります……」

甜花「血が出てなかったら、甜花もわかんないかも……」

(流石に無茶な話ではあるけど、否定できる材料はない……?)

円香?「どうだ?これでも私の物語にケチをつけるか?」

(でも、あのジャスティスブラックにもほころびが見えて来た!)

(あとはあの仮面の裏に隠れた真相を暴くだけ……!)


743: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:39:55.79 ID:xH1wq64w0

-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】

コトダマ
‣【モノクマファイル2】
‣【包丁】
‣【小糸の死体】
‣【小糸の持っていた手紙】


円香?「西城クンを殴った際は出血もしていなかったので気絶の確信がなかった」

円香?「だからその前に【私が彼女の足を折った】のは何の矛盾もない」

円香?「ロッカーに西城クンを押し込む際に彼女は頭を打って出血をした」

円香?「【その出血があればやがて絶命するだろう】と思い、私はそこで正義が完了したと判断したんだ」

円香?「【そのままその場を離れたら】次の正義の時間」

円香?「そしてその後図書室に呼び出した福丸クンを玄関ホールで殺害した」

円香?「君たちも見ただろう、あの【血文字】を」

円香?「あれこそが私の正義の証だ」


【正しいコトダマか議論中の発言で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:46:44.34 ID:U2nNtoGC0

【そのままその場を離れたら】に【血文字】


745: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:50:12.73 ID:xH1wq64w0


灯織「それは違います!」

【BREAK!】

灯織「そうだ……ずっと疑問に思っていたことがあります!」

めぐる「なになに!?教えて、灯織!」

灯織「犯人がジャスティスブラックなら……どうして樹里の方には成敗の血文字がなかったんですか?!」

円香?「……っ!」

灯織「犯行現場には必ず成敗の血文字を残す……それは当然知っていたはずなのに、ロッカーにはそんな血文字はなかった……」

霧子「ほんとだ……!」

灯織「これはどういうことなんですか?!」

摩美々「例えば……その時はジャスティスファイブじゃなかった、とかね」

愛依「ど、どゆこと……?まるで話が分からんけど……」

摩美々「樹里を殴ったのは衝動的で、とっさにロッカーに隠しただけとか?まぁあくまで可能性の一つですケド」

円香?「……ぐっ!」

灯織「……図星、ですか?」

めぐる「あれ?衝動的な犯行だったら……おかしくない?樹里も小糸も……どっちも犯人に呼び出されてたんだよね?」

灯織「そう……それが連続殺人鬼のジャスティスブラックなら、なおさら」

灯織「殺害にポリシーを感じるような殺人鬼が、こんな杜撰な真似をするわけない……!」


746: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:50:44.36 ID:xH1wq64w0


円香?「ふぅん……あくまでキミは正義に抗うんだな」

灯織「……え?」

円香?「愚かだ……悪に侵されると人はここまで愚かになるのか」

円香?「正義の光がなければ、進むべき道もわからないのか。同情するな」

摩美々「わけのわからないことをまた捲し立てて時間稼ぎでもするつもりですかー?」

円香?「ちがう!これは正義だ!」

円香?「この世界の秩序……社会正義を守るため、私はその責務を全うした」

円香?「なぜそれがわからない?正義のいろはもわからないのか?」

摩美々「こんなの聞き流すとしてー」

摩美々「……灯織、今しかないよねー?相手が猛攻に走ってるときは、防御がおろそか」

摩美々「今なら、この似非殺人鬼も止められるんじゃなーい?」

灯織「……はい!」

めぐる「灯織、頑張ろう!もうちょっとだよ!」

円香?「いいだろう、それなら私がキミに、引導を渡してやろう!」

灯織「……望むところです、私も受けて立ちます!」

灯織「この場所で……樹里の事件の真実を、暴き出します!」

(私たちは真実を突き止めなきゃならない……だから)

(こんな茶番……終わらせないと!)


747: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:51:51.38 ID:xH1wq64w0

-------------------------------------------------

【パニックトークアクション開始!】


円香?「正義を執行する!」【防御力20】
円香?「ジャスティンソード!」【防御力25】
円香?「正義を叫べ!」【防御力30】
円香?「心で叫べ!」【防御力35】
円香?「絶対正義!」【防御40】


【盾の防御力をコンマで削り取れ!】

↓直下から五回コンマで判定

-------------------------------------------------


748: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:52:47.77 ID:V2BjkvEH0

せい


749: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:53:14.98 ID:EV1WKVmy0

ていやー


750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:53:42.07 ID:YHtAE3tm0

偽物?


751: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:55:13.49 ID:V2BjkvEH0

もっかい


752: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:58:40.29 ID:U2nNtoGC0

(´・ω・`)


753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 21:59:15.76 ID:OC6NX8Fm0

とうっ


754: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 21:59:31.61 ID:xH1wq64w0

-------------------------------------------------

【パニックトークアクション開始!】


円香?「正義を執行する!」【BREAK!】
円香?「ジャスティンソード!」【BREAK!】
円香?「正義を叫べ!」【残り防御力23】
円香?「心で叫べ!」【BREAK!】
円香?「絶対正義!」【残り防御力11】


【盾の防御力をコンマで削り取れ!】

(くっ……まだ届かない……)

(あと少し……あと少しで文字通り……)

(化けの皮を剥がすことができるはず……!)

↓直下から2回コンマで判定

-------------------------------------------------


755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:00:06.55 ID:1dAIh8Gz0

そい


756: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:00:30.79 ID:f5euCnVO0

にへへ…


757: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:02:12.54 ID:xH1wq64w0


【ALL BLEAK!】

-------------------------------------------------

【円香?「私はジャスティスブラックだ!今回も正義を執行したんだ!」】


大/殺人鬼/日本/観


【正しい順番に並び替えて、コンマ値40以上でぶつけろ!】

↓1
-------------------------------------------------


758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:03:59.66 ID:1dAIh8Gz0

日本殺人鬼大観


759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:04:05.29 ID:f5euCnVO0

日本殺人鬼大観


760: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:05:49.87 ID:xH1wq64w0


灯織「これが真実です!」

【BREAK!】

灯織「……ジャスティスブラック、あなたは本物のジャスティスブラックなんですか?」

円香?「……は?な、なにを……」

灯織「あなたの行動はジャスティスブラックとしては不十分なんですよ!」

樹里「は、はぁ?!血文字だってそうだし、何よりコイツ本人が自白してるじゃねーか!」

摩美々「逆に言えばそれだけなんだよねー」

摩美々「やたら喋るからその圧に負けてるだけで、円香がジャスティスブラックであることの決定的な証拠は別に出てないんだよねー」

灯織「そう……むしろ落ち着いて考えてみると、樋口さんがジャスティスブラックであるわけがないんです」

灯織「そうだよね、凛世」

凛世「はい……ジャスティスブラックさまの行動は、矛盾まみれでございます……」

円香?「せ、正義を愚弄するつもりか……?」

灯織「今回の事件と、ジャスティスブラックの事件とでは矛盾があるんです……その証拠ももちろんあります」

(日本殺人鬼大観に書いてあったジャスティスブラックの特徴と、福丸さんの遺体の違いを指摘するんだ!)

-------------------------------------------------

‣血文字の内容が違う
‣血文字の書き方が違う
‣血文字の書体が違う
‣血文字の大きさが違う

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


761: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:09:34.17 ID:V2BjkvEH0

血文字の内容が違う


762: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:12:58.41 ID:xH1wq64w0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「あなたが血文字を残した方……福丸さんの方もそもそも血文字が不十分なんです」

智代子「……え?でも現場には成敗の血文字があったよね?」

凛世「本物の事件では、遺体は【Vの血文字】の上に横たえられているのです……」

円香?「……V?」

灯織「ジャスティスファイブの、ローマ数字の5です……」

灯織「これも踏まえてただの殺人鬼にジャスティスブラックなんてたいそうな名前がつくことになったんですから、これが本来外れるわけないんですよ!」

円香?「ま、待て……それはおかしい……!」

円香?「そんなもの、私は……!」

灯織「それだけじゃないです……もう一つ、決定的な矛盾があるんですよ」

(そう、そもそも福丸さんが殺されている……このことこそが矛盾なんだ!)

-------------------------------------------------

・被害者は全員前科者
・被害者は全員男性
・被害者は全員高身長
・被害者は全員高収入

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


763: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:15:51.13 ID:YHtAE3tm0

被害者は全員前科者


764: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:18:05.83 ID:xH1wq64w0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「被害者……ジャスティスブラックが犯人なら、それが小糸であるはずがないんですよ!」

円香?「ば、馬鹿を言え!私は悪に染まりかけた少女に正義を執行したまで!そこに何ら矛盾など……」

灯織「確かにジャスティスブラックは、悪人を罰する殺人鬼です……ですが、その殺人対象は『元服役囚』に限られているんです」

円香?「な、なんだと……?」

灯織「小糸に前科があるなら話は別ですが……そんなことはないですよね?!」

円香?「…………」

甘奈「黙っちゃった……」

灯織「本物のジャスティスブラックなら、この説明をしていただけますか」

円香?「…………」

愛依「で、でもなんでそんな矛盾が発生すんの?!」

愛依「円香ちゃんって……ジャスティスブラックじゃなかったの?!」

(今ならわかる……この矛盾の原因が!)

-------------------------------------------------

・犯人は片方の本しか読んでいなかった
・犯人は二重人格だった
・犯人は記憶喪失だった
・犯人は二人いた

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:19:16.98 ID:U2nNtoGC0

犯人は片方の本しか読んでいなかった


767: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:21:47.21 ID:xH1wq64w0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「今提示したとおり、ジャスティスブラックについて書かれた本は二冊あったんです」

甘奈「世界殺人鬼名鑑と……日本殺人鬼大観だったよね☆」

凛世「両者は、書庫内でもおかれたコーナーが異なりました……」

凛世「今回、円香さんは世界殺人鬼名鑑の方しか確認しなかったため……再現が成敗の血文字を残すにとどまったのではないか、と……」

灯織「実際凛世以外にもあの本を読んでいたみたいなんだよね」

灯織「ページ角につけられた折り目……ほかの誰かが開いた証拠だよ」

凛世「凛世がつけたものでは、ございません……」

円香?「…………」

灯織「樋口さんなんじゃないですか?この折り目を付けたの」

円香?「…………」

灯織「お願いです……仮面越しじゃない、あなた自身の言葉で教えてくれませんか」

円香?「…………」

灯織「本当は、何があったんですか?」

円香?「…………」


768: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:22:45.19 ID:xH1wq64w0






円香?「……………………………………」


円香?「……………………………………………………………」


円香?「……………………………………………………………………………………」






円香「……はぁ」


769: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:23:55.85 ID:xH1wq64w0


大きなため息を一つつくと、樋口さんはゆっくりとその仮面を外し、あの憂い気な表情をあらわにした。


円香「……やるんじゃなかった、黒歴史確定」

樹里「……お、終わったのか?」

円香「……灯織の指摘通り、私は本物のジャスティスブラックなんかじゃない。ジャスティスブラックの名前を借りれば事件の攪乱がうまくいくと思っただけ」

樹里「か、攪乱って……!?」

樹里「なんで攪乱なんかしたんだよ?!そんなことしたって……アタシたちが死んじまうだろ?!」

円香「さあ?」

樹里「さあって……」

円香「攪乱のためとはいえ、最悪の演技をしなくちゃいけなくなったし最悪の気分」

智代子「だ、だいぶノリノリに見えたけど……」

(やっぱり……私たちの中に連続殺人鬼なんかいなかったんだ!)


770: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:24:59.39 ID:xH1wq64w0


摩美々「もう、円香って呼んでいいんだよね?」

円香「……お好きにどうぞ」

摩美々「ジャスティスブラック状態の話、どこまで信じていいのー?」

円香「樹里の脚の骨を折ったこと以外はすべて本当ですよ」

円香「樹里の頭を殴ったのも私だし、小糸の胸に包丁を突き立てたのも私です」

甜花「……あれ?結局、樋口さんが犯、人……?」

咲耶「円香……本当に小糸を刺したのかい?」

円香「はい、そうですね」

咲耶「なんでそんなことをしたんだい……?!二人の間に、何があったんだい……?!」

円香「……私はこれ以上情報を出すつもりはありません」

(……!!)

円香「あなた方に協力するつもりはありませんので」

樹里「くそっ、何考えてるのかわけわかんねーよ!」

(仮面を取ったのに、そこにあった樋口さんの本当の表情は……敵意?)

(私たちと協力しない、その言葉には強い圧を感じる……)

(樋口さんの本当の狙いは、なんなんだろう……)

摩美々「ここまで言ってるんだし、円香の言ってることは信用していいと思うー」

摩美々「だからあとは樹里の脚の骨折を突き詰めるべきなんじゃなーい?」

樹里「お、おう……」

甘奈「円香ちゃんが折ったんじゃないなら、誰が折っちゃったんだろうね?」

愛依「う~ん……」

(樋口さんが樹里の脚の骨を折ったんじゃないなら……樹里が骨を折ったのはあの時なんじゃない……?)


771: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:25:51.60 ID:xH1wq64w0

-------------------------------------------------

【ロジカルダイブ開始!】

Q.1 樹里が脚の骨を折ったのはいつ? 
   A.円香に襲われる前 B.円香に襲われたとき C.円香に襲われた後

Q.2 樹里が脚の骨を折ったのはどこ?
   A.プール B.図書室

Q.3 樹里は誰に骨を折られた?
   A.円香 B.小糸 C.誰にも折られていない


【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】

↓1
-------------------------------------------------


772: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:28:03.23 ID:V2BjkvEH0

c,b,c


773: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:30:41.37 ID:xH1wq64w0


(いや、違う……樹里は樋口さんに殴られてそのまま気絶して、ロッカーに閉じ込められた……)

(それ以降の樹里にまつわる話は出てないし、樹里が骨折するタイミングはないんじゃないかな……?)

-------------------------------------------------

【ロジカルダイブ開始!】

Q.1 樹里が脚の骨を折ったのはいつ? 
   A.円香に襲われる前 B.円香に襲われたとき C.円香に襲われた後

Q.2 樹里が脚の骨を折ったのはどこ?
   A.プール B.図書室

Q.3 樹里は誰に骨を折られた?
   A.円香 B.小糸 C.誰にも折られていない


【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】

↓1
-------------------------------------------------


774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:32:08.91 ID:1dAIh8Gz0

a→b→c


775: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:35:16.49 ID:xH1wq64w0


灯織「そうか、わかりましたよ!」

【COMPLETE!】

灯織「樹里の骨折……そういうことだったんだ」

樹里「わ、わかったのか?!」

灯織「……うん、樋口さんの話も含めて考えると可能性が見えて来た」

灯織「樋口さんは証言通り樹里を一発殴っただけ……それは物的証拠から見ても明らか」

灯織「そうなると樹里が脚の骨を折るタイミングは、樋口さんに襲われる前しかない……」

智代子「円香ちゃんに襲われる前……?でも、樹里ちゃんって図書館にいたんだよね?」

摩美々「だから図書館で骨折したんでしょー?」

愛依「図書室で骨折?円香ちゃんと戦ったとか?」

灯織「いや……小糸と同様に樹里にも体に目立った傷はなかったですし、なにより図書室自体がそこまで荒らされているわけでもなかったです」

咲耶「誰かに脚を折られたわけではない、ということかな?」

めぐる「うーん、誰かにおられたわけじゃないならなんで樹里は骨折したの?」

灯織「おそらく、【事故】だったんじゃないでしょうか」

霧子「……事故?」

灯織「樋口さんが脚を折った本人でない以上可能性はそれしかないかと……事実、図書室内で脚を折りかねない事故が発生していた証拠があります」

(樹里が事故で脚の骨を折ったとき、あれを使っていたんだ……)

-------------------------------------------------

【正しいコトダマを指摘しろ!】

↓1


776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:36:11.74 ID:V2BjkvEH0

【脚立】


777: 選択肢が続きますがお付き合いください ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:38:26.65 ID:xH1wq64w0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「現場に残っていた脚立……これが証拠です」

めぐる「本棚の上の方にある本をとるための脚立……だよね」

凛世「凛世は図書室を頻繁に利用しておりましたが、昨日の事件の後……足場が急にガタガタになっておりました……」

凛世「もとより不安定な足場ではありましたが……ここまでのものでは無かったかと……」

智代子「じゃあ樹里ちゃんはその脚立を使って、脚立から落ちたから脚の骨を折ったの?」

咲耶「……いや、脚立から落下するなら着地はお尻から。それで脚の骨を折るとは思えない」

灯織「……そう、樹里はただ脚立から落ちただけじゃなかったんだよ」

樹里「ど、どういうことなんだ!?教えてくれ!」

摩美々「まぁ脚立を使う状況を考えればおのずと見えてくるんじゃないかなー」

(樹里が脚立から落ちたってことは……事故当時樹里がやっていたことはあれしかない)

-------------------------------------------------

・犯人と格闘していた
・背比べをしていた
・本棚の本を取ろうとしていた
・本棚を掃除していた

↓1


778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:40:23.30 ID:1dAIh8Gz0

本棚の本を取ろうとしていた


779: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:42:58.71 ID:xH1wq64w0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「樹里は事故当時、本を取ろうとしていたってことですよね?」

摩美々「そうなるよねー」

樹里「ん?なんでアタシは呼び出された先で、相手を放っておいて本を取ろうとしてるんだ?」

灯織「どんなやり取りがあったのかはわからないけど、呼び出し相手がそれを要求したんじゃないかな。背が足りなくて届かない本がある、とか言って」

摩美々「樹里のことだから安請け合いしちゃったんじゃなーい?」

灯織「高いところにある本を取ろうとして、脚立を使う……でもその脚立は不安定だから樹里はそこから落ちてしまった」

灯織「とっさに樹里がつかんだのは本棚だったんです」

愛依「え?ってことは……」

樹里「アタシが落下するときに、【そのまま本棚ごと倒しちまった】ってことか?!」

めぐる「でも、それなら納得だよ!」

めぐる「わたしでも急に足元がガクガクって壊れちゃったら手に取れる範囲で掴んじゃうかも!」

灯織「そう、それで樹里の体は本棚の下敷きになって……その勢いのまま骨折になったんじゃないかな!」

【霧子「その推理は傷だらけ……」反論!】


780: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:43:56.82 ID:xH1wq64w0

灯織「き、霧子さん……?」

霧子「図書室はわたしも調査したけど……図書室の本棚は倒れてなかったし、乱れてもなかったよ……!」

霧子「樹里ちゃんは、本当に事故で骨折したのかな……?」

(そうだ、私がこの可能性に気づいた根拠を教えてあげないと……!)

-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【樹里の骨折】
‣【凛世の証言】
‣【脚立】
‣【樹里の持っていた手紙】


霧子「樹里ちゃんは本当に事故で骨折したのかな……?」

霧子「わたしも、詳しいわけじゃないけど……」

霧子「なにか、すごくつよい力で殴られて骨折になってて……」

霧子「確かにあれだけの本が詰まった本棚が落ちてきたら、折れるかもしれないけど……」

霧子「その証拠は現場には残って無かったよね……?」

-------------------------------------------------

【発展!】

灯織「確かに捜査のタイミングでは……」

灯織「そっくりそのまま倒れた本棚はなかったですけど……」

灯織「本棚が倒れた可能性は否定できません!」


-------------------------------------------------

霧子「本棚が倒れた可能性……」

霧子「どうやったらそれがわかるのかな……」

霧子「たとえ【倒れていても本棚に証拠は残らない】よね……」

霧子「脚立の故障は、事件には無関係じゃないかな……」

霧子「円香ちゃんがやっぱりクロで……」

霧子「樹里ちゃんは、その前に骨折してたんだよ……」

【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1


781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:45:23.29 ID:U2nNtoGC0

【凛世の証言】


783: 11時目安でいったん終了します ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:48:47.20 ID:xH1wq64w0


霧子「灯織ちゃん……刃先がぶれてるよ……」

霧子「ちゃんと、正面から斬らないと……」

(ダメ、切れ味が足りていない……!)

(指摘は間違ってないはず……)

(コトノハを砥いで、今度こそ正面から叩き切る!)

-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【樹里の骨折】
‣【凛世の証言】
‣【脚立】
‣【樹里の持っていた手紙】


霧子「樹里ちゃんは本当に事故で骨折したのかな……?」

霧子「わたしも、詳しいわけじゃないけど……」

霧子「なにか、すごくつよい力で殴られて骨折になってて……」

霧子「確かにあれだけの本が詰まった本棚が落ちてきたら、折れるかもしれないけど……」

霧子「その証拠は現場には残って無かったよね……?」

-------------------------------------------------

【発展!】

灯織「確かに捜査のタイミングでは……」

灯織「そっくりそのまま倒れた本棚はなかったですけど……」

灯織「本棚が倒れた可能性は否定できません!」


-------------------------------------------------

霧子「本棚が倒れた可能性……」

霧子「どうやったらそれがわかるのかな……」

霧子「たとえ【倒れていても本棚に証拠は残らない】よね……」

霧子「脚立の故障は、事件には無関係じゃないかな……」

霧子「円香ちゃんがやっぱりクロで……」

霧子「樹里ちゃんは、その前に骨折してたんだよ……」

【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1


784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:50:21.68 ID:1dAIh8Gz0

【凛世の証言】


785: ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:51:33.26 ID:xH1wq64w0


灯織「その矛盾、切らせてもらいます!」

【BREAK!】

灯織「いえ……図書室の本棚は間違いなく一度倒れていたんです」

霧子「えっ……?!」

灯織「事件後、本棚は一見元通りになっていましたが……」

灯織「図書室に通い詰めていた凛世いわく、事件の前後で本棚の並びが滅茶苦茶になっていたんです」

凛世「はい……もともと作者ごとに固めて並べられていたのが、事件のあとは無秩序な並びになっておりました……」

摩美々「誰かが本棚を起こして、あとから本棚を適当に詰めたんだろうねー」

摩美々「事件が起きたのは深夜だから、時間はたっぷりあったし、他の人が来る心配もなかったんでしょ」

樹里「それも、アタシがやったのか?」

灯織「いや、樹里は違うと思う……本棚の下敷きになって骨折してたわけだから、本棚を起こすなんてことは不可能だったんじゃないかな」

甜花「じゃ、じゃあ……誰が本棚を、直したの……?」

灯織「それは……おそらくあの人です」

-------------------------------------------------

【怪しい人物を指摘しろ!】

↓1


786: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 22:52:55.38 ID:e1OpRb5e0

樋口円香


787: 次の安価で最後にします ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 22:59:28.87 ID:xH1wq64w0


灯織「あなたしか……いません!」

【解!】

灯織「樋口さん、ですよね?」

円香「……」

樹里「って、結局円香かよ!」

摩美々「樹里を襲ったのが円香なんだしー、他の誰も本棚のことを話してなかったんだしねー」

凛世「凛世も、事件の後になってようやく、本棚の異変に気付きました……」

咲耶「それに、あれほどの重量のある本棚……この中で立たせることができるような人間は限られているだろうね」

めぐる「そうだね……身長がある程度ないと力も出なさそうだし……」

めぐる「円香はなんだか強そうだもんね!」

智代子「な、なんかわかるかも……!」

智代子「特に決まった武術を使いこなすわけじゃないけど、日々の生活の中で力を身に付けているタイプだね!」

愛依「地下闘技場のダークホース的なやつ!」

(男兄弟が居る組がなんか盛り上がってしまった……)


788: この安価で最後です ◆zbOQ645F4s 2021/03/20(土) 23:00:48.88 ID:xH1wq64w0


愛依「……ねえ、それだったらもうよくない?結局小糸ちゃんを殺した犯人も、円香ちゃんなんでしょ?」

愛依「投票タイムじゃ……ダメなん?」

甘奈「……ちょっとストップ愛依ちゃん!」

愛依「んん?」

甘奈「本棚を起こしたのも円香ちゃんなら、樹里ちゃんに本を取るように要求したのも円香ちゃんってことになるよね……?」

甜花「あ、あれ……?西城さんも、樋口さんも身長……あんまり、変わらない……」

灯織「そう、樋口さんが樹里と待ち合わせていたなら脚立を使う状況は不自然なんです。咲耶さんぐらい身長差がある相手を選ぶはずです」

摩美々「咲耶ならノーガードだからいつでもどこでも呼べそうだしねー」

咲耶「こらこら」

樹里「アタシとそんな身長差がある相手……」

摩美々「一人いるじゃーん?」

灯織「……そうか、やっぱり樹里は樋口さんに呼び出されたわけじゃなかった!樹里を呼び出したのはあの人だったんだ!」

-------------------------------------------------

【怪しい人物を指摘しろ!】

↓1


789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/20(土) 23:01:54.85 ID:1dAIh8Gz0

福丸小糸


798: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 21:54:13.65 ID:pEV0iz4B0


灯織「あなたしか、いない……!」

【解!】

灯織「樹里と身長差がある相手、小糸なんじゃないでしょうか」

めぐる「こ、小糸が?!」

愛依「いや、待って!確か小糸ちゃんって犯人に呼び出されてたよね?」

愛依「ほら、死体のそばにあった手紙……樹里ちゃんより一時間も後に呼び出されてんじゃん!」

摩美々「別の誰かが偽造したんじゃない?それこそさっきの連続殺人鬼さんが、あたかも自分が二人を襲ったように見せかけるため、とか」

円香「……」

摩美々「ほら、偽造しちゃえば犯行順序の偽装なんかもできるわけじゃないですかー」

智代子「いやいや!円香ちゃんは小糸ちゃんを刺したって自白してたよね?!犯人は、円香ちゃんなんじゃないの?!」

摩美々「刺した、とは言ったけど殺した、とは言ってないよねー」

円香「……」

【甘奈「ちょっと待ったー☆」】反論!

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんと身長差がある子が樹里ちゃんを呼んだのはわかったよ?」

甘奈「でも小糸ちゃんが呼び出したってのはやっぱりおかしいよ!」

甘奈「他にも樹里ちゃんより背の低い女の子はいるわけだし……

甘奈「灯織ちゃんの推理はどこかで決定的に間違ってるんじゃないかな?!」

(確かに今ある情報では、小糸に絞り込めないかも……)

(ただ、小糸の発見当時のあれで、もっと絞り込めるんだ……)


799: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 21:55:04.64 ID:pEV0iz4B0

------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【死体発見アナウンス】
‣【日本殺人鬼大観】
‣【脚立】


甘奈「樹里ちゃんの骨折は」

甘奈「ガタガタの脚立を使ったせいで落ちちゃって」

甘奈「とっさに掴んだ本棚が倒れたせい」

甘奈「それだけなら呼び出した人は別に小糸ちゃんじゃなくてもいいよね?!」

甘奈「だって小糸ちゃんは被害者なんだよ?!」

甘奈「別の誰かがいたんじゃないかな?」

-------------------------------------------------
【発展!】

灯織「でも、樹里を頼るほどの身長差があるんだよ……?」

灯織「そんなの10cm以上の身長差がある相手じゃないとおかしいよね?」

灯織「候補は福丸さん以外にいない……!」

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんは160cm」

甘奈「小糸ちゃんは148cm」

甘奈「確かに身長の上では自然だけど」

甘奈「樹里ちゃんと身長差が10cm以上ある候補は小糸ちゃんだけじゃないよ?!」

甘奈「【智代子ちゃんだって犯人候補】だよ!」

甘奈「もっと他に疑う人がいるよね?!」


【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


800: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 21:58:17.11 ID:/Yv7LF+t0

【智代子ちゃんだって犯人候補】に【死体発見アナウンス】


801: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 21:59:29.67 ID:pEV0iz4B0


甘奈「小糸ちゃんが呼び出したなんて考えられないよ……!」

甘奈「灯織ちゃん、考え直して……!」


(くっ……手ごわい……)

(反論をねじ伏せるには、あと少し、力が足りない……!)

------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【死体発見アナウンス】
‣【日本殺人鬼大観】
‣【脚立】


甘奈「樹里ちゃんの骨折は」

甘奈「ガタガタの脚立を使ったせいで落ちちゃって」

甘奈「とっさに掴んだ本棚が倒れたせい」

甘奈「それだけなら呼び出した人は別に小糸ちゃんじゃなくてもいいよね?!」

甘奈「だって小糸ちゃんは被害者なんだよ?!」

甘奈「別の誰かがいたんじゃないかな?」

-------------------------------------------------
【発展!】

灯織「でも、樹里を頼るほどの身長差があるんだよ……?」

灯織「そんなの10cm以上の身長差がある相手じゃないとおかしいよね?」

灯織「候補は福丸さん以外にいない……!」

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんは160cm」

甘奈「小糸ちゃんは148cm」

甘奈「確かに身長の上では自然だけど」

甘奈「樹里ちゃんと身長差が10cm以上ある候補は小糸ちゃんだけじゃないよ?!」

甘奈「【智代子ちゃんだって犯人候補】だよ!」

甘奈「もっと他に疑う人がいるよね?!」


【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


802: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:02:34.19 ID:hxj2+utY0

【智代子ちゃんだって犯人候補】に【死体発見アナウンス】


803: コンマェ…… ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:04:37.68 ID:pEV0iz4B0

【コンマ19】

甘奈「小糸ちゃんが呼び出したなんて考えられないよ……!」

甘奈「灯織ちゃん、考え直して……!」


(くっ……手ごわい……)

(反論をねじ伏せるには、あと少し、力が足りない……!)

------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【死体発見アナウンス】
‣【日本殺人鬼大観】
‣【脚立】


甘奈「樹里ちゃんの骨折は」

甘奈「ガタガタの脚立を使ったせいで落ちちゃって」

甘奈「とっさに掴んだ本棚が倒れたせい」

甘奈「それだけなら呼び出した人は別に小糸ちゃんじゃなくてもいいよね?!」

甘奈「だって小糸ちゃんは被害者なんだよ?!」

甘奈「別の誰かがいたんじゃないかな?」

-------------------------------------------------
【発展!】

灯織「でも、樹里を頼るほどの身長差があるんだよ……?」

灯織「そんなの10cm以上の身長差がある相手じゃないとおかしいよね?」

灯織「候補は福丸さん以外にいない……!」

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんは160cm」

甘奈「小糸ちゃんは148cm」

甘奈「確かに身長の上では自然だけど」

甘奈「樹里ちゃんと身長差が10cm以上ある候補は小糸ちゃんだけじゃないよ?!」

甘奈「【智代子ちゃんだって犯人候補】だよ!」

甘奈「もっと他に疑う人がいるよね?!」


【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


804: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:08:37.18 ID:Kq0lX80H0

【智代子ちゃんだって犯人候補】に【死体発見アナウンス】


805: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:11:04.99 ID:pEV0iz4B0


コンマが振るいませんね……
正直謎の難易度が易しい分、コンマで厳しめに判定とって調整させてくださいね


【コンマ18】

甘奈「小糸ちゃんが呼び出したなんて考えられないよ……!」

甘奈「灯織ちゃん、考え直して……!」


(くっ……手ごわい……)

(反論をねじ伏せるには、あと少し、力が足りない……!)

------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【死体発見アナウンス】
‣【日本殺人鬼大観】
‣【脚立】


甘奈「樹里ちゃんの骨折は」

甘奈「ガタガタの脚立を使ったせいで落ちちゃって」

甘奈「とっさに掴んだ本棚が倒れたせい」

甘奈「それだけなら呼び出した人は別に小糸ちゃんじゃなくてもいいよね?!」

甘奈「だって小糸ちゃんは被害者なんだよ?!」

甘奈「別の誰かがいたんじゃないかな?」

-------------------------------------------------
【発展!】

灯織「でも、樹里を頼るほどの身長差があるんだよ……?」

灯織「そんなの10cm以上の身長差がある相手じゃないとおかしいよね?」

灯織「候補は小糸以外にいない……!」

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんは160cm」

甘奈「小糸ちゃんは148cm」

甘奈「確かに身長の上では自然だけど」

甘奈「樹里ちゃんと身長差が10cm以上ある候補は小糸ちゃんだけじゃないよ?!」

甘奈「【智代子ちゃんだって犯人候補】だよ!」

甘奈「もっと他に疑う人がいるよね?!」


【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


806: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:11:28.32 ID:hxj2+utY0

コンマ弱過ぎて正論ぶつけられても絶対意見を曲げない甘奈が誕生してしまった


807: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:12:19.72 ID:N/HLS2lJ0

【智代子ちゃんだって犯人候補】に【死体発見アナウンス】

逆にすごい()


808: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:13:44.10 ID:pEV0iz4B0


惜しい……
甘奈めーっちゃ手ごわい……

【コンマ32】

甘奈「小糸ちゃんが呼び出したなんて考えられないよ……!」

甘奈「灯織ちゃん、考え直して……!」


(くっ……手ごわい……)

(反論をねじ伏せるには、あと少し、力が足りない……!)

------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【死体発見アナウンス】
‣【日本殺人鬼大観】
‣【脚立】


甘奈「樹里ちゃんの骨折は」

甘奈「ガタガタの脚立を使ったせいで落ちちゃって」

甘奈「とっさに掴んだ本棚が倒れたせい」

甘奈「それだけなら呼び出した人は別に小糸ちゃんじゃなくてもいいよね?!」

甘奈「だって小糸ちゃんは被害者なんだよ?!」

甘奈「別の誰かがいたんじゃないかな?」

-------------------------------------------------
【発展!】

灯織「でも、樹里を頼るほどの身長差があるんだよ……?」

灯織「そんなの10cm以上の身長差がある相手じゃないとおかしいよね?」

灯織「候補は小糸以外にいない……!」

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんは160cm」

甘奈「小糸ちゃんは148cm」

甘奈「確かに身長の上では自然だけど」

甘奈「樹里ちゃんと身長差が10cm以上ある候補は小糸ちゃんだけじゃないよ?!」

甘奈「【智代子ちゃんだって犯人候補】だよ!」

甘奈「もっと他に疑う人がいるよね?!」


【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


809: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:16:30.10 ID:N/HLS2lJ0

【智代子ちゃんだって犯人候補】に【死体発見アナウンス】


811: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:17:23.94 ID:pEV0iz4B0

ひぃん……

【コンマ10】

甘奈「小糸ちゃんが呼び出したなんて考えられないよ……!」

甘奈「灯織ちゃん、考え直して……!」


(くっ……手ごわい……)

(反論をねじ伏せるには、あと少し、力が足りない……!)

------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】

コトノハ
‣【小糸の持っていた手紙】
‣【死体発見アナウンス】
‣【日本殺人鬼大観】
‣【脚立】


甘奈「樹里ちゃんの骨折は」

甘奈「ガタガタの脚立を使ったせいで落ちちゃって」

甘奈「とっさに掴んだ本棚が倒れたせい」

甘奈「それだけなら呼び出した人は別に小糸ちゃんじゃなくてもいいよね?!」

甘奈「だって小糸ちゃんは被害者なんだよ?!」

甘奈「別の誰かがいたんじゃないかな?」

-------------------------------------------------
【発展!】

灯織「でも、樹里を頼るほどの身長差があるんだよ……?」

灯織「そんなの10cm以上の身長差がある相手じゃないとおかしいよね?」

灯織「候補は小糸以外にいない……!」

-------------------------------------------------

甘奈「樹里ちゃんは160cm」

甘奈「小糸ちゃんは148cm」

甘奈「確かに身長の上では自然だけど」

甘奈「樹里ちゃんと身長差が10cm以上ある候補は小糸ちゃんだけじゃないよ?!」

甘奈「【智代子ちゃんだって犯人候補】だよ!」

甘奈「もっと他に疑う人がいるよね?!」


【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】

↓1
-------------------------------------------------


812: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:17:59.95 ID:/Yv7LF+t0

【智代子ちゃんだって犯人候補】に【死体発見アナウンス】


815: 乙です……コンマスレの妙ですね ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:20:26.03 ID:pEV0iz4B0


灯織「その矛盾、切らせてもらいます!」

【BREAK!】

灯織「甘奈、チョコは犯人候補にはなりえないんだよ」

甘奈「えっ?な、なんで……?」

灯織「死体発見アナウンスだよ……あれはもともと、【犯人以外の三人が】死体を目撃した瞬間に鳴るものなんだけど」

灯織「チョコの叫び声を聞いた私が駆け付けた時点でアナウンスが鳴ったの」

樹里「ってことは灯織とチョコはクロになることはありえねーのか」

灯織「そもそも樋口さんの話にチョコは全く登場してないし、やっぱり呼び出したのは小糸だったんだよ」

凛世「お待ちください……!」

灯織「凛世?どうしたの?」

凛世「死体発見アナウンスは犯人以外の三人が死体を目撃した際に鳴るのでしたよね……?」

凛世「だとすれば、残り一名はどなたなのですか……?」

めぐる「確かに!チョコと灯織より先に小糸の死体を見つけてた人がいるってこと?!」

摩美々「……そういうことかぁ」

灯織「それならもうわかってるよ」

めぐる「……えっ?!」

-------------------------------------------------

(今までの議論の流れからしても、私たちより先に小糸の遺体を目撃していた可能性があるのは、あの人しかいない……!)

【怪しい人物を指摘しろ!】

↓1


816: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:21:10.57 ID:b6MKWW0bo

樋口


817: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:22:40.05 ID:pEV0iz4B0


灯織「あなたしか……いません!」

【解!】

灯織「樋口さん、ですよね?」

円香「……」

智代子「相変わらずのだんまりでいらっしゃる……」

灯織「あなたは犯行を自白したのに、樹里の骨折については説明もできなかった……しかし、それ以外の情報は正確なものだった」

灯織「となると、事件現場にいた、加害者でも被害者でもない第三者だったということになるんです!」

樹里「ど、どうなんだよ!円香!」

灯織「あなた以外の人間が小糸の遺体を目撃していたなら既に名乗り出ているはずです……認めてください」

円香「……はぁ」

円香「……ご明察。私は犯人じゃない」

愛依「……ま、マジ?!」

咲耶「……つまり円香は、樹里を殴って小糸の死体に包丁を刺しはしたが、直接その命を奪ってはいないということかい?」

円香「……はい、私がしたのはそこまで。私に投票しても得は何一つないですよ」

甘奈「な、なんでこんな攪乱なんか……?!」

円香「……」

(多分、樋口さんの目的はあれだ……)

-------------------------------------------------

・間違った結論にもっていくため
・犯人をかばうため
・真犯人をあぶりだすため
・自己満足

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:23:57.20 ID:/Yv7LF+t0

間違った結論にもっていくため


819: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:25:27.58 ID:pEV0iz4B0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「もしかして、心中するつもりだったんじゃないですか?」

霧子「し、心中……?!」

灯織「樋口さんは明らかなミスリードをいくつも設けて、自分に投票させようとしていた……」

灯織「裁判中の豹変も、殺人鬼を演じることで票を集めやすくしていたんですよね?」

愛依「確かにうちは、連続殺人鬼っていうイメージに引っ張られて投票しようとしてたしね……」

めぐる「じゃあ円香はこの裁判に負けようとしてたの……?!」

甜花「樋口さんは、死にたがってたの……?」

甘奈「学級裁判を使っての自殺ってこと……?」

円香「そんなんじゃない……私がやりたかったのは」


820: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:26:03.89 ID:pEV0iz4B0






円香「全員をこの場で殺すこと」





821: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:27:39.46 ID:pEV0iz4B0


(……!!)

樹里「な、なに言ってんだよ……」

円香「この学園に来てから……私は透と小糸、二人の幼馴染を失った……しかも、あなたたちのお仲間に殺されて」

灯織「……っ!」

めぐる「で、でも!透の裁判では一緒に進もうって、前に向かって頑張ろうって誓ったよね!?」

円香「その誓いを踏みにじったのはどちらですか?」

灯織「……ふ、踏みにじるって……!」

円香「確かに私もあなたがたの妄信する【絆】とやらを一度は信じようとしました、それは小糸と雛菜も同じ」

円香「実際小糸は私たちの誰よりも早く立ち直り、あなたがたと一緒に希望を持つことを望んだ……」

円香「朝礼にも自分から顔を出し、交流も積極的になった」

円香「それなのに、小糸は殺された……!【絆】なんてものを信じたせいで、小糸は殺された……!」

(……!!)

円香「許せるわけない……憎しみしかない……」

円香「美徳を掲げることだけに執着して、他の人間の事なんか蔑ろにして……」

円香「それでも生に縋る、醜いあなたたちに反吐が出た」

円香「だから、殺そうとした」

(そうだ……樋口さんは、誰よりも優しいから……誰よりも強く、裏切りを感じてしまったんだ……)

円香「理解してもらおうとは思いませんし、あなた方に理解ができるとは思えません」

円香「だってこの場で私たちだけが、『奪われ続けた人間』なんですから」

(続けざまに幼馴染二人を失って……彼女は、殺意を抱いてしまったんだ……!)


822: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:29:16.98 ID:pEV0iz4B0


雛菜「もう……やだ……」

灯織「……え?」

(市川さん……?)

雛菜「……円香先輩なんか……円香先輩なんか……」

雛菜「円香先輩なんか、大っ嫌い!!!!」

円香「……は?」

雛菜「雛菜はずっと気づいてたよ、円香先輩が何をしたのかも……何を思ってたのかも」

咲耶「え?ひ、雛菜は全部知っていたのかい?」

雛菜「わかりますよ、だって他のアイドルと違って雛菜は円香先輩と幼馴染ですから!」


そう言って裁判場に響き渡る絶叫する市川さんの眼もとには、うるうると涙が滲んでいた。
……私たちの前で、はじめて市川さんが感情をあらわにしていた。


雛菜「小糸ちゃんの死体発見の時、円香先輩は透先輩の時と反応が明らかに違ったもん!」

雛菜「小糸ちゃんの死を知って……憎むんじゃなくて、もうすでに何かを決意した目をしてた!」

円香「……」

雛菜「それ見た瞬間、円香先輩は……犯人なんかどうでもよくなってたのがわかったよ」

雛菜「だって幼馴染だったんだもん……一目でそれぐらいの事わかるもん……」


823: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:31:19.42 ID:pEV0iz4B0


雛菜「それなのに、円香先輩は透先輩の気持ちも、小糸ちゃんの気持ちもまるでわかってないじゃん!」

円香「……ちょっと、雛菜うるさい」

雛菜「小糸ちゃんが殺されたからってみんなを恨みながら死んでいったと本当に思ってるの?!円香先輩のバカ!バカバカ!バ~~~~~~~~~~カ!」

灯織「い、市川さん、落ち着いて……」

雛菜「雛菜決めたよ、もう円香先輩のことなんか知らな~い!絶交だから!」

めぐる「ぜ、絶交なんて……ダメだよ雛菜!」

雛菜「円香先輩のこと許せないよ……勝手にみんな殺そうとして、そのために小糸ちゃんの死体を傷つけて……もう幼馴染なんかじゃないから!」

円香「好きにすれば?……雛菜こそ、まるで現実を理解してない。この人たちは仲間なんかじゃない、絆なんて耳触りがいいだけの言葉を妄信する愚鈍な人たち」

円香「私が、本当の【絆】を教える……絶対、この合宿生活で私が勝利して透と小糸の無念を晴らすから」


それだけ言うと樋口さんはまたしても押し黙る形となり、しばらく市川さんの泣きじゃくる声だけがこだましていた。
幼馴染の絶交……私たちのどのユニットよりも深い縁だったであろう縁が、
目の前でぷっつりと切れてしまったことに、私たちも言葉を挟めずにいた。


雛菜「……うぅ……ひっぐ……」

モノクマ「えーっと……すっごくボク気まずいんだけど、オマエラどうにかしてくんない?」

モノクマ「ボクってさ、事なかれ主義だからさ。人が揉めてたりしたら席移動するタイプだからさ、酔っ払いがいたら車両変えるタイプだからさ」

智代子「え、えーっと……じゃあ……議論、再開、する?」

雛菜「雛菜も協力しま~す……もう円香先輩のことなんか知らないから」

灯織「え、ええっと……」


(樋口さんと市川さんが仲違いした形になったけど……これで、よかったのかな)

(今の二人の話に嘘はないだろうけど……)


824: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:31:59.98 ID:pEV0iz4B0


摩美々「でも、もうほとんどすべてのピースは揃ってるんだよねー、あの図書室で何が起きたのか、あとはピースをつなぎ合わせるだけ」

愛依「え?!そうなん?!」

摩美々「ここまでやったから円香の話は信用していいと思うしねー」

灯織「はい……あとは論理でそれらを合わせるだけ、ですよね……」

摩美々「本当の犯人にたどり着くまであと少し……灯織、あとはそのロジックを完成させてー」

灯織「はい……私たちは私たちで……絆を証明して見せます!」

(よし……考えるんだ……あの図書室、本当の事件現場でなにがあったのか……!)


-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
Q.1 図書室に樹里と小糸がやってきた順序は?
  A.樹里が先 B.小糸が先 C.同時

Q.2 樹里が本棚の下敷きになったとき側にいたのは?
  A.円香 B.小糸

Q.3 小糸はいつ死んだ?
  A.樹里が殴られる前 B.樹里が殴られた後


【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】

↓1
-------------------------------------------------


825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:36:52.55 ID:hxj2+utY0

c→b→a


826: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:38:38.52 ID:pEV0iz4B0


(あれ……?樹里は確か小糸に呼び出されてたはずだったよね……)

(だったら二人の間には到着までのタイムラグがあったはず……)

-------------------------------------------------

【ロジカルダイブ開始!】

Q.1 図書室に樹里と小糸がやってきた順序は?
  A.樹里が先 B.小糸が先 C.同時

Q.2 樹里が本棚の下敷きになったとき側にいたのは?
  A.円香 B.小糸

Q.3 小糸はいつ死んだ?
  A.樹里が殴られる前 B.樹里が殴られた後


【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】

↓1
------------------------------------------------


827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:39:36.73 ID:b6MKWW0bo

bbaかな?


829: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:41:07.80 ID:pEV0iz4B0


灯織「推理はつながりました!」

【COMPLETE!】

灯織「……そうか、わかりましたよ!あの日、図書室で何が行われていたのか、その全貌が!」

愛依「マジで?!」

灯織「樹里に小糸が本棚の本を取ってもらったということは、二人は同時に図書室にいたことになりますよね」

灯織「ということは、樹里が本棚に下敷きになったときも小糸は側にいたはずです」

灯織「となると、樹里が図書室で樋口さんに襲われたときにも、その場に小糸も居合わせていた……普通ならその段階で樋口さんのことを止めますよね?」

咲耶「ああ、幼馴染ならなおさらね」

雛菜「小糸ちゃんならそうしたと思います~、小糸ちゃん優しくて正義感が強かったから~」

灯織「だけど、小糸はそんなことをしていないし、樋口さんもそんな証言はしていない……その段階で小糸は命を落としていたと思われます」

甘奈「ってことは……樹里ちゃんと二人で図書室にいるときに、小糸ちゃんは死んじゃったってこと……?」

甜花「あ、あれ……?それって、つまり……」

摩美々「灯織、犯人は分かったよねー?」

灯織「……はい」

(そう、この事件の登場人物はもともと少なかった)

(樋口さんの大胆な偽装工作、その目撃者がいなかった時点であの場にいた人間は限られる)

(……嫌だ、認めたくない……)

(けど、ここで止まるわけにはいかない!)

(小糸のためにも……私たちのためにも!)

-------------------------------------------------

【怪しい人物を指摘しろ!】

↓1


830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:43:49.47 ID:hxj2+utY0

西城樹里


832: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:45:03.53 ID:pEV0iz4B0


灯織「犯人は……あなたです!」

【解!】

灯織「犯人は、樹里なんじゃないかな……?」

樹里「なっ……あ、アタシ……?ちょ、ちょっと待てよ、アタシそんなの知らねー……」

灯織「うん……樹里は覚えてない、忘れちゃったんだよ……」

智代子「ちょっ、ちょっと待ってよ灯織ちゃん!樹里ちゃんは骨折してるし、殴られてるし……こ、殺すなんて!」

摩美々「殴られたのは事件が終わった後、円香がやったことでしょー?事件には関係しないでしょー」

凛世「なら、骨折はどうなるのですか……?骨を折った後に、小糸さんを殺害したというのですか……?」

灯織「確かに、骨を折った状態では殺害は難しい……」

灯織「けど、この方法なら、樹里の骨折は殺害を否定できなくなる!」

-------------------------------------------------

・樹里の骨折と小糸の死は同時だった
・樹里がトリックをつかって小糸を殺害した
・樹里の骨折は演技だった

【正しい選択肢を選べ!】

↓1


833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:45:40.24 ID:b6MKWW0bo

樹里の骨折と小糸の死は同時だった


834: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:47:35.51 ID:pEV0iz4B0


灯織「これです!」

【解!】

灯織「樹里が骨折したのと、小糸が殺されたのが同時だったなら……どうでしょう?」

樹里「は、はぁ?!」

灯織「つまり、小糸は樹里と同時に本棚の下敷きになっていたんです」

灯織「足場がガタガタになっていた脚立を使用していた以上、その支えに小糸はついていたんじゃないでしょうか……?」

灯織「そうなると倒れてくる本棚を避けることもできない……」

樹里「な、なに言ってんだよ……」

灯織「私たちの中で一番小柄な小糸なら、身動きも取れずそのまま圧死……というのも考えられませんか?」

摩美々「小糸は死後包丁を突き立てられたのが確定していて、ずっと本当の死因が謎だったんですよねー」

摩美々「切り傷や刺し傷をつけず、後も残りにくい死に方……圧死ならあてはまるんじゃない?」

霧子「本棚くらい重たいものなら……内臓が圧迫されて、死んじゃうこともあるかも……」

めぐる「確かに……地震が起きた時の死因に家具に押しつぶされちゃうのが多いってのは聞いたことがあるよね」

智代子「い、いや!そんなわけないよ!だって樹里ちゃんだよ!?」

智代子「あんなに面倒見もいいし、面白いし、かっこいいし……人を殺すなんてないない!」

灯織「それは、わかってる……だから、この殺人は……事故、だったんだと思う」

凛世「事故……」


835: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:48:24.31 ID:pEV0iz4B0


灯織「小糸に促されるまま、本棚の本を取ってあげてるのは……私たちもよく知る樹里の人柄からして想像できる」

灯織「たまたま、偶然にもその時脚立が破損したがゆえに起きてしまった事件だったんだよ……」

樹里「……ま、マジかよ……」

灯織「そのことも……樋口さんに殴られたときに、記憶を失ってしまったんだと思う」

めぐる「そ、そんな……」

摩美々「ねぇモノクマー、被害者が事故死だった場合ってクロはどうなるのー?」

モノクマ「浅倉さんの時にも話したけど、クロの判定は被害者が死ぬことになった直接の原因を引き起こす行動を起こした人がクロになるんだよ?」

モノクマ「だから本棚が倒れて福丸さんが死んだなら、本棚を倒した人……脚立から落ちた人がクロになるんじゃないですかね!」

智代子「……違う!違う!樹里ちゃんが犯人なわけないよ!」

智代子「本棚が倒れてたからって……本当にそれに小糸ちゃんが巻き込まれた証拠もないよね?!」

智代子「た、多分……図書室にはもう一人犯人がいたんだよ!それで小糸ちゃんを殺して……」

灯織「そうなると、死体発見アナウンスの説明が……」

智代子「じゅ、樹里ちゃんは目隠ししてたんだよ!」

樹里「チョコ……」

智代子「だ、だから!絶対に樹里ちゃんは犯人なんかじゃない!」


(……心苦しいけど、ここは退けない)

(チョコに……小糸が本棚の下敷きになったその証拠を突き付ける!)

(それでこの事件に……決着をつける!)


836: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:49:40.77 ID:pEV0iz4B0

-------------------------------------------------

【パニックトークアクション開始!】

智代子「違う違う違う!」【防御力25】
智代子「精進が足りないよ!」【防御力30】
智代子「糖分が足りてないんじゃない?」【防御力35】
智代子「樹里ちゃんはすっごく優しいんだから!」【防御力40】
智代子「灯織ちゃん!聞いてよ!」【防御力45】


【盾の防御力をコンマで削り取れ!】

↓直下より5回連続でコンマ判定

-------------------------------------------------


837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:50:19.24 ID:b6MKWW0bo

はい


838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:50:22.00 ID:hxj2+utY0



839: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:50:47.29 ID:hyZLlh/No



840: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:51:48.68 ID:Kq0lX80H0

それ


841: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:52:22.96 ID:/Yv7LF+t0



842: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:53:54.04 ID:pEV0iz4B0

コンマ00は100とみなす最高値です

-------------------------------------------------

【パニックトークアクション開始!】

智代子「違う違う違う!」【残り防御力1】
智代子「精進が足りないよ!」【BREAK!】
智代子「糖分が足りてないんじゃない?」【残り防御力6】
智代子「樹里ちゃんはすっごく優しいんだから!」【BREAK!】
智代子「灯織ちゃん!聞いてよ!」【BREAK!】


【盾の防御力をコンマで削り取れ!】

(あと少し……)

(チョコにも、真実を届けないと……)

(この事件は、終われない……!)

↓直下より2回連続でコンマ判定

-------------------------------------------------


843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:54:24.53 ID:b6MKWW0bo

うん


844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:54:48.66 ID:/Yv7LF+t0

ほい


845: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:55:42.55 ID:pEV0iz4B0


【ALL BLEAK!】

-------------------------------------------------

【智代子「小糸ちゃんが本棚の下敷きになった証拠なんかないよね?!樹里ちゃんとは別の事件だったんだよ!」】

折/肋骨/の/骨


【正しい順番に並び替えて、コンマ値50以上でぶつけろ!】

↓1
-------------------------------------------------


846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/21(日) 22:56:15.66 ID:b6MKWW0bo

肋骨の骨折


847: 以上で安価とコンマは終了になります、お疲れ様でした。 ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 22:59:07.05 ID:pEV0iz4B0


灯織「これで証明する!」

【BREAK!】

灯織「チョコ……小糸の死体には、もう一つ謎が残ってたんだ」

智代子「……えっ?」

灯織「肋骨の骨折……樋口さんの証言でも、これを解決する要素はなかったんだ」

智代子「で、でも外傷はないって……」

灯織「切り傷や刺し傷といった目に見える外傷は、なんだよ……骨折はこれに含まれてなかったんじゃない?」

モノクマ「ギクゥ!?」

めぐる「肋骨の骨折なんて普通じゃありえないよね……押さえつけられるみたいな力がないと……」

智代子「そんな……」

灯織「間違いない、小糸は本棚に下敷きになってたんだよ!」

灯織「……これが、私たちの推理。私たちの結論……どうかな、樹里……」

樹里「…………」



848: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 23:00:34.36 ID:pEV0iz4B0




樹里「_______そっか、多分間違いねえよ」



智代子「樹里ちゃん!」

樹里「チョコ、凛世、ありがとな。嬉しかったぜ、最後まで庇ってくれてさ」

凛世「最後なんて言わないでください……凛世は、凛世は……」

樹里「灯織、アタシはみんなのことを信じてる……だからみんなで導き出した納得できる結論なら、それに間違いはないと思うぜ」

灯織「樹里……」

樹里「だからさ、最後にこの事件の全貌を教えてくれねーか?今から処刑されちまうアタシに、納得させてくれよ……」

凛世「樹里さん……」

智代子「うぅ……うぅ……」

灯織「わかった……事件をはじめから全部振り返って……これでこの事件を終わらせるから!」

樹里「……おう!頼んだぜ!」


(……やるしかない)

(それが樹里のため、私たちのためだから……!)


849: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 23:01:13.65 ID:pEV0iz4B0

-------------------------------------------------

【クライマックス推理開始!】

【act.1】

灯織「今回の事件はもともとは単純な事故でした。それに第三者の樋口さんの介入があって、複雑になってしまった事件……。それをはじめから振り返ります」

灯織「事件は、小糸が今回の犯人を図書館に呼び出したことに始まります。夜時間にわざわざ呼び出して二人で……そこで何があったのかはわかりませんが、おそらく血なまぐさいやりとりはなかったものと思われます。だって小糸には争った痕跡は微塵もありませんでしたから」

灯織「小糸は浅倉さんの事件を経て、変わろうとしていた。そのために、男勝りな性格で、他のみんなにも頼られている……そんな強いイメージのある犯人に会っていたのかもしれません」

【act.2】

灯織「小糸は呼び出した犯人に、本棚の上段にあった本を自分の代わりに撮ってもらうように頼みました。二人の身長差は約12cm、小糸では届かないところにも犯人なら届くと考えたんでしょう」

灯織「その時に用いたのが図書室に備え付けの脚立。ただ、この選択が結果として不幸にも事件を引き起こすことになったんです」

灯織「足場がガタガタになっていた脚立から犯人が落下。とっさに掴んだ本棚はその勢いのまま二人側に倒れこんだんです!」

灯織「その際に脚立を支えていた小糸は避けることもできず、結果として犯人よりも抜け出しづらい体制のままプレスされることになったんです。あんなにギチギチに詰め込まれた本棚……その重量はすさまじく、人ひとり押しつぶすには十分だったでしょう」

灯織「一方で犯人も右脚が下敷きになり骨折。そんな状態の犯人では本棚を立て直すことは不可能……おそらくそのまま、小糸の救出は間に合わず……死んでしまったんだと思います」


850: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 23:01:52.43 ID:pEV0iz4B0


【act.3】

灯織「その後、遅れて図書室にやってきた樋口さんはその場で小糸の死を知りました。記憶を失う前の犯人に直接聞いたのかもしれません。だって犯人は殺意があって小糸を殺したわけではないんですから」

灯織「でも、樋口さんはそれを許しませんでした。激昂した樋口さんはその場で犯人を後頭部が出血するほどの勢いで殴りつけたんです!そのまま昏倒した犯人をプールサイドのロッカーに押し込んだところで、樋口さんの偽装工作が始まったんです」

灯織「もしかすると、この段階で樋口さんは犯人のことを殺したと思い込んでいたのかもしれませんね。だってそうでもないと、わざわざ自分を連続殺人鬼だなんて偽る理由がないですから。いかれた殺人鬼の連続殺人が今ここに始まったように思わせようとしたのかもしれません」



【act.4】

灯織「図書室に戻ってきた樋口さんは本棚を起こし、散らばった本を手当たり次第に適当に戻しました……凛世が感じた本棚の並びの違和感は、おそらくここで生じたんだと思います。樋口さんも錯乱状態にあっただろうし、並びなんて些細な事、そこまで気が回らなかったんでしょうね」

灯織「樋口さんは本棚により圧死した小糸の死体を玄関ホールまで連れて行き、その場で包丁を胸に突き刺しました。これは連続殺人鬼、ジャスティスブラックの犯行だと思わせ、捜査を攪乱する狙いがあったんです」

灯織「しかし、樋口さんの知識は世界殺人鬼名鑑にとどまっていたので、日本殺人鬼大観にあった【Vの血文字】、被害者の法則などは抜け落ちてしまっていた。その結果犯人はジャスティスブラックではないということが分かったんですがね」

灯織「樋口さんの偽装工作に加え、本人自体が殺害を忘れていてしまったことから、ここまで闇に隠れ続けていた犯人……」




灯織「……それは、樹里だったんだよ」



【COMPLETE!】

-------------------------------------------------


851: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 23:03:18.64 ID:pEV0iz4B0


灯織「どうかな、これが樹里の失われた記憶……小糸の事件のすべてだよ」

樹里「……へっ、へへっ」

樹里「そっか……本当に、アタシだったんだな……」

樹里「ったくよ……みんなのことを守るだのなんだの息まいておいて……むしろ小糸のこと殺してんじゃねーか……」

樹里「世話ねーよな、ほんと」

智代子「じゅ、樹里ちゃん……」

樹里「もう、いいよ……もう、終わりにしてくれ……」

咲耶「なんてことだい……」

円香「……」

モノクマ「どうやら議論が終わったようですね!」

モノクマ「それではオマエラはお手元のスイッチで、犯人と思う生徒に投票してください!」

モノクマ「裁判の結果導き出したクロは正解なのか、不正解なのかー!さあ、どっちなんでしょうかね?」


852: ◆zbOQ645F4s 2021/03/21(日) 23:04:24.39 ID:pEV0iz4B0

-------------------------------------------------
   
     【VOTE】

〔樹里〕〔樹里〕〔樹里〕

  CONGRATULATIONS!!!!

    パッパラー!!!

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【学級裁判 閉廷!】


862: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:01:29.79 ID:NYbaCknc0


モノクマ「というわけで、福丸さんを殺した”不運”と”踊”っちまったクロは西城さんなのでしたー!」

樹里「……」

(……これで、よかったんだ)

(樹里がクロだった、それなら私たちは……樹里に投票する)

(これしか、選択肢は無かったんだ……)

智代子「そんな……そんな……おかしいよ……」

凛世「凛世は、信じません……」

モノクマ「しかしつまんない事件だったね!結局のところ事故じゃん!コロシアイとしては消化不良なんだよね!」

モノクマ「それでも攪乱を図ってくれた円香さんのおかげで学級裁判を開けるぐらいにはなったから、樋口さんにはモノクマポイントを進呈しようかな!」

円香「……生きてたんだその設定」


863: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:03:52.01 ID:NYbaCknc0


智代子「も、モノクマ!」

モノクマ「ん?どうしたの?」

智代子「今言った通り樹里ちゃんの事件は完全に事故だったんだしさ……」

智代子「おしおきはしなくていいよね?!ね?!だってクロじゃないんだよ?」

モノクマ「何言ってるの?西城さんがクロじゃない?」

モノクマ「そんなわけないでしょ!西城さんは立派なクロ!殺人犯ですよ!」

智代子「なんで……?だって樹里ちゃんは記憶もなくて……事故の記憶もないんだよ!そんなんでおしおきなんて……理不尽だよ!」

モノクマ「理不尽?なにそれ、意味わかんないんですけど!」

モノクマ「あのねぇ……覚えてないから無罪?それだったら園田さんは百万円貸した友達も、借りたことを忘れてたら返済免除するの?違うよね?」

モノクマ「それに事故って言ってもしっかり西城さんの行動が原因で本棚が倒れてるんだから見方によっては立派な殺人だよ!」

モノクマ「そもそもここでの生活において事故死なんかないんだよ!殺人以外の死なんて病死か衰弱死ぐらいのものなんだよ!」

凛世「そんなの……あんまりでございます……」

樹里「……悪い、チョコ」

智代子「じゅ、樹里ちゃんが謝ることなんてないよ……!」


864: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:05:41.47 ID:NYbaCknc0


モノクマ「それにさぁ……ほんとに西城さんはまるっきり覚えてなかったのかな?」

(……!?)

灯織「ど、どういう意味ですか……?!」

モノクマ「西城さんはしっかり覚えてて嘘ついたんじゃないかっていうこと!そう簡単に人の記憶が飛ぶと思う?そうじゃないよね?」


違う。絶対に樹里は覚えてなかったんだ。
そうじゃないと……この裁判でのやり取りは……!?


凛世「違います……樹里さんは、いつもと変わらぬ樹里さんでした……もし記憶が健在ならば、凛世は必ず……気づきました……!」

モノクマ「オマエラとしてはそう思いたいよね?でも実際のところは西城さん以外分かんないんだよね!」

樹里「…………」

モノクマ「ほら、素直になっちゃえよ!」

智代子「違う!樹里ちゃんは!」

樹里「……覚えては、無かったよ」

灯織「そうだよね……樹里、だって」

樹里「途中までは、な……」

(……!?)


865: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:09:12.88 ID:NYbaCknc0


そう語る樹里の顔は、私たちを欺き生き残ろうとした人間としてはあまりにも悲しすぎた。
本当に他の人間を蹴落とそうとしていたなら、こんな表情はしない。


樹里「裁判の途中で、断片的に記憶が何度もよみがえったんだ。あのときの痛み、あのときの苦しみ、あのときの小糸の声……それはアタシの目の前で小糸が死んだことを表してて……」

樹里「言えなくて……悪かった」

モノクマ「ぷひゃひゃひゃひゃ!あんなに仲間意識の強かった西城さんが裏切ってたんだって!どう思う?みんな!」

灯織「……違う」

灯織「樹里は裏切ってなんかないです……!だって、樹里もこの裁判で、命を懸けていたんだから……これは裏切りなんかじゃなくて……!」

樹里「そう言ってくれると助かるよ、灯織」

モノクマ「ふぅ……見上げたお仲間意識ですなぁ!」

智代子「樹里ちゃん……私も灯織ちゃんと同じだよ!だから……」

智代子「私たちに悪いとか思わなくていいんだよ、樹里ちゃんは樹里ちゃんのやるべきことをやっただけだよ!」

樹里「……ああ」

モノクマ「しっかし事故とはいえ胸が痛みますなぁ……西城さんみたいに強い人間が福丸さんのように弱い人間を殺す!まさに弱肉強食!残酷な世界やで……」

樹里「小糸は弱くなんかねーよ!!」

灯織「……樹里?」

樹里「小糸が弱いわけないだろ……あん時だってよ……小糸は必死にモノクマ、てめーに立ち向かおうとしてたんだよ!」


866: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:11:14.64 ID:NYbaCknc0

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【図書室】

樹里「……おーい、誰だ?こんな時間に呼び出して」

小糸「あ、あの……西城さん……こんばんは」

樹里「小糸……?!どうしたんだよ、急に呼び出したりして」

小糸「あ、あの……ち、ち、力を……貸してもらいたくて」

樹里「力?」

小糸「あそこの本棚、気になる本があるんです……とってもらえませんか?」

樹里「そ、そんなんでいいのか……?なんでわざわざアタシなんだ?身長もそんな変わんねー円香とか、背なら雛菜の方がでけーだろ」

小糸「円香ちゃんも雛菜ちゃんも、今は透ちゃんのことで葛藤していて……これ以上、背負わせたくないんです……」

樹里「い、いや……だとしてもよ」

小糸「それに……西城さんに、あこ……あ……憧れて、ます……」

樹里「あ、憧れ?!あ、アタシに?!」


867: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:14:01.23 ID:NYbaCknc0


小糸「さ、西城さんは、皆さんの中でも……一番強そうで……」

小糸「モノクマにも立ち向かっていける勇気があるから……わ、わたしも……そうなりたくて!」

樹里「アタシは別にそんな……」

小糸「だ、だから……一緒にトレーニングとかも、できたらな……って」

樹里「でも、なんだってそんなに強くなろうとしてんだ……?アタシたち仲間だっているんだし、みんなを頼っても……」

小糸「それも確かにそうなんですけど……」

小糸「西城さんは、この前のモノクマの動機をどう思いますか……?」

樹里「……っ!……果穂と夏葉は無事だ、アタシはそれを信じることしかできねー」

小糸「そう……ですよね、わたしも……そう思うんですけど……」

小糸「やっぱり、プロデューサーさんが無事かどうか……気になって……」

樹里「おいっ!間違っても誰かを殺すなんて考えんじゃねーぞ!」

小糸「ぴぇっ?!い、いえ!だ、誰かを殺すなんかじゃなくて……その……」

樹里「あ、悪い……つい大きい声出しちまった」


868: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:15:49.37 ID:NYbaCknc0


小糸「自分の力で脱出して、実際どうなのか……自分の目で見てみたくて……!」

樹里「そりゃそれができれば一番いいけどよ……結局二階にも手掛かりなかっただろ?」

小糸「ま、まだ調査が終わってないのがありますよね……っ!」

樹里「え?」

小糸「そ、そこのノートパソコンです……詳しい人がいなかったから、おいてありますけど……」

小糸「わ、わたしがプログラミングを学んだり、もっと詳しくなったりしたら……どうにかならないかなって……!」

樹里「……!」

小糸「少しでも、外の世界のことが分かれば……みなさんの希望になるのかなって!」

樹里「小糸……それでこんな本棚の上にある分厚い本を……」

小糸「は、はい……まずは入門レベルから、ですけど……わたしも、何か役に立ちたくて……!」

樹里「……そっか。任せとけ!勉強もちょっとぐらいなら……付き合うぜ?」

小糸「ぴゃっ?!ほ、ほんとですか……!?」

樹里「ああ」


確かに小糸は体も小さくて……ちょっと臆病で……気も弱いかもしれない。
けど、自分にできることは何かないかって身近なところから希望を見出して……
嘆いてばかりのアタシたちなんかよりよっぽど強い奴だったんだよ。


869: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:17:00.54 ID:NYbaCknc0


樹里「……まあ、とりあえず本とりゃいいんだな?」

小糸「は、はい!」

樹里「……っしょっと!小糸、しっかり支えてくれよ」

小糸「は、はい!へーきです!」


だからアタシは小糸のことを応援してやりたくて、小糸のためにできることならやってやりたくて……
アタシは脚立に登ったんだ。

でも、それは突然だったんだ。


______バキッ!


樹里「……っ!?」


突然、足元が抜けた。
やばい、怪我しちまう……そう思うより早く手は本棚をつかんでいた。

けどその勢いは止まることなく、ぐるんと本棚は視界の外に消えた。

______そしてそのままアタシは、頭を床に強く打ち付けた。


870: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:18:31.97 ID:NYbaCknc0


とてつもない轟音とともに一気に埃が舞い上がり、事態を把握するにはしばらく時間がかかった。
アタシは必死に脚を本棚から引き抜いた後もしばらく痛みに悶えていた。


樹里「いってぇ……くそっ……脚が、下敷きに……」

樹里「……あれ?小糸は?」


微かに聞こえてくる喘ぎ声。
それは本棚の下から聞こえてくる。


樹里「まさか……おい!小糸!?無事か?!」

小糸「……ぁ……か……」

樹里「くそっ!待ってろ!今助ける!」


だけど、アタシの右脚は既に折れちまってて……


樹里「痛っ!!ダメだ……力が入らねえ!アタシ一人じゃ……助けらんねえのかよ!」


871: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:20:20.34 ID:NYbaCknc0


樹里「……チクショウ!小糸、もう少しだ……もう少しだけ待ってくれ!今すぐみんなを起こしてくる!」


けど、この時にはすでに円香はアタシのことを見ていたんだろうな。
円香の目には、アタシが小糸を見殺しにしたように映ったんだろ……
あの時の円香は、本気でアタシを殺す気だった。


樹里「とりあえずは咲耶とめぐるか……?インターホン鳴らせば起きるか……?」

樹里「待ってろよ……絶対、助けるからな……っ!」


_____ガララッ


円香「……許さない」


アタシはそのとき円香には気づいちゃいなかった。
だから振り下ろされた一撃は、完全に想定外で、無防備にアタシは後頭部にそれを食らっちまったんだ。


_____ガンッ!!


図書室の扉を開けた瞬間。
世界が砕けるような音がして、アタシは意識を手放した。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


872: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:22:01.45 ID:NYbaCknc0


樹里「小糸は、最後の最後までみんなの希望であり続けたんだ……だから、だから!」

樹里「小糸のことを弱いなんて言うんじゃねえ!」

灯織「……樹里」


樹里は私たちをいつも引っ張る立場にいて、常に私たちのことを支えてくれていた。
そんな彼女のことを私も強いヒトだと感じていたけど、それだけじゃない。

人の強さも弱さもわかってくれる、【強くて弱いヒト】だったんだ。


モノクマ「確かに他のオマエラよりは福丸さんは前向きだったかもね!あのパソコンなんて初日に調べて他のみんなはすぐ諦めちゃってたもんね!」

樹里「……ああ、小糸はアタシたちよりも未来のことを見据えて、それでなにができるか考えて……」






モノクマ「まあその福丸さんの着眼点もミスっちゃってるんだけどさ!」

樹里「……は?」


873: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:25:28.18 ID:NYbaCknc0


モノクマ「これだよね?そのノートパソコンってさ!」


モノクマがどこからか取り出したそれには強い既視感。
確かに図書室にあったものだ。


モノクマ「これさ……そもそもおもちゃなんですけど!」

樹里「……えっ?」

モノクマ「だから、ただのおもちゃだよ!キーボードなんか押したところで反応するわけないし、液晶もつくわけない!小学生が遊ぶためのなんちゃってパソコンなんだよ!」

モノクマ「それなのに福丸さんったら必死にプログラミングなんか覚えようとして……こんな世界でプログラミングなんか学んだところで意味ないのにさ!」


足元が抜け落ちたように、全身の血の気が引いた。
……最悪だ。モノクマがやっていることは単純な挑発じゃない、小糸が最後に掴もうとした希望を私たちの前で踏みにじる……

小糸の想いすらも粉々に砕こうとするようなそんな真似だった。

言い得も知れぬ喪失感で凍り付く中、彼女は全身の血を沸騰させるほど怒り狂っていた。


樹里「……ざけんな」

モノクマ「え?」

樹里「ふざけんな!お前は……お前はどこまで人を馬鹿にしたら気が済むんだよ!」


私たちが気が付いた時には樹里は声を張り上げるとともに、
血が出るほどに強く握りこんだ拳でモノクマのことを殴りつけていた。


874: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:28:19.32 ID:NYbaCknc0


智代子「じゅ、樹里ちゃん?!そんなことしたら!」

樹里「関係ねえ!どうせアタシはおしおきされるんだ!なら……なら……!」

樹里「死ぬその瞬間までこいつのことを殴らねえと!小糸の希望を馬鹿にしたこいつを殴らねえと!」

樹里「じゃないと小糸が……報われないだろ!」

(……!!)


泣いていた。モノクマを殴りつける樹里は泣いていた。
拳と金属がぶつかる鈍い音が響くたび、赤と無色の飛沫があたりに飛び散る。


樹里「小糸に謝れ!小糸に謝れよ!」

モノクマ「痛っ!痛いよっ!校則違反にも限度があるよ!」


樹里の校則違反、これが無数に湧き出るモノクマに対して無力なことであることは本人にもみている私たちにもわかっていた。

______でも、私たちはそれを止めようとはしなかった。

むしろ、心の中では樹里のことを応援する気持ちすらあった。


(樹里……負けないで……!頑張って……!)


875: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:30:16.09 ID:NYbaCknc0


樹里「どうなってもいい……アタシは、アタシの命と引き換えにしてでもぶん殴らねえと気が済まねえんだ!」

モノクマ「くそっ!離せ、離せよう!」


樹里が一発一発殴るたび、私たちの背中が押されているような気がしたから。
樹里の一発はむしろ私たちに向けられている。
一発一発がぶつけられる度、私たちの中でじんわりと広がっていくものがある。


モノクマ「あーもう!仕方ないな!余韻もボインもあったもんじゃないね!こうなったらおしおき強行だ!」

樹里「好きにしろ!アタシは殺されようがこの拳は止めねーぞ!」


樹里の死……それを目前にして、私たちは樹里から託される熱いものを感じていた。
_____それは【命】。絆よりももっと熱くて重くて、強いものだ。


私たちには、託される【命】を最後のその瞬間まで見届ける義務があるんだ……!


876: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:31:38.18 ID:NYbaCknc0




モノクマ「超高校級の……痛っ!【応援団長】痛っ!……の西城さんのために……痛っ!」



樹里「お前だけは……!お前だけは……!」



モノクマ「スペシャルなおしおきを用意しました!痛いよ!しつこいなぁ!」



樹里「みんなのために、アタシも爪痕を残す……【絆】をつなぐんだ……!」




877: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:32:16.14 ID:NYbaCknc0






モノクマ「痛っ!痛いよ!……あーもう、張り切って参りましょう!おしおきターイム!」



樹里「地獄の底まで一緒に殴り合おうぜ、モノクマ!」





878: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:33:54.83 ID:NYbaCknc0

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GAMEOVER

サイジョウさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。



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879: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:35:30.21 ID:NYbaCknc0


紅蘭偉魔空珠学園……
かつて伝説の不良たちが名を轟かせたこの学園も、今となっては一人の生徒会長による絶対統制により脅かされていた。

そんな腐った学校をぶっ壊すために……
金色の猛獣・ジュリが今、殴りこむ……!!


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【人生☆CLIM@X!!
 超高校級の応援団長 西城樹里 処刑執行】

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指をぽきっと鳴らせば臨戦態勢。

不良たちの喧嘩はステゴロが基本。
右脚が折られているものの、そんな怪我なんか気にしない……それがアタシたちのルール。


____アンタたちが何人いようが関係ねーよ。


たった一人でジュリは無数のモノクマたちに殴りかかった!
彼女の拳は的確に一撃一撃でモノクマたちを仕留め、破壊破壊破壊!


880: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:37:14.63 ID:NYbaCknc0


取り囲まれようと、不意打ちを食らおうとも、負傷した右脚を狙われようとも。

ジュリはひるまず、臆さず、ただ拳をふるい続けた。
全ては学園の自由のため、そして己の意地とプライドのため_____

貫き通すものがあるヤツは、強ェーんだ。

いつしか全身はボロボロ……
口にたまった血涎を吐き捨てる。


____どうやらアタシの勝ちみてーだな。


気が付けばジュリを取り囲んでいたはずのモノクマはもはやあと四人にまで減っていた。

喧嘩の終わりが見えてきて思わず口角が上がるジュリ。
滴る汗を拳で拭い、最後の闘争に向かって駆けだした!


____オラァッ!


881: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:41:42.46 ID:NYbaCknc0


最後の戦い、振り上げた拳!!




……は空中でそのまま静止した。
ジュリにはその拳を振り下ろすことなんかできなかった。


______果穂?


このまま拳をふるえば、ジュリは何よりも大切な仲間の顔を殴ることになる。

残りのモノクマは、ユニットの仲間たちのお面をつけていたのである……!!


まさに外道!
ジュリの優しき心に付け込んだ非道な戦法!


その一瞬の心の揺らぎ、それをモノクマたちは見逃しませんでした。


……悲しいけどこれおしおきなのよね。
まあ、生き残るだなんだの瀬戸際で、
お仲間の顔が見えただけで拳をふるえなくなっちゃうようなもやしじゃ、この先も生き残れないってことで!


伝説の不良とやらはお仲間のお面をつけたモノクマにリンチでミンチにされちゃいましたとさ、おしまい。

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882: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:43:28.82 ID:NYbaCknc0


モノクマ「ヒャァーホォウッッ!やっと終わった!なんだよあのDV女!ボクのプリチーな体を傷めつけやがって!」

モノクマ「ま、スペアは無限なんで意味はないんですがね!」


樹里が死んだ。彼女の死にざまが目に焼き付いて離れない。

命の灯が消えるその瞬間まで、モノクマに…黒幕に…彼女は拳をふるい続けた。
目は血走り、唇をかみちぎりそうなほど食いしばり、その手は自分の血にまみれていた。
その光景だけ見れば彼女は修羅のようだった。

でも、私たちにはおしおきという言葉を出されても一切ひるまない樹里の姿は、強く気高く見えた。
血を流そうが何があろうがひるまない……それは一つの、【希望】の姿だったんだ。
最後まで絶望に抗い続けたんだ。


だからおしおきが終わった後でも私たちは……


めぐる「泣かない……泣かないから、樹里……!」

モノクマ「……はれ?」


883: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:45:36.45 ID:NYbaCknc0


悲しみに飲まれるんじゃなく、その胸には火をともしていた。
樹里から受け継いだ【命】……それはモノクマに対する反逆の火。


咲耶「みんな、帰ろう」

モノクマ「あれ?随分とあっさりしてるんだね、もしかして西城さんってハブられてた?」

甘奈「樹里ちゃんは私たちのかけがえのない仲間だよ!でも、だからこそ」

甜花「西城さんのために、甜花たちは泣かない……!」

愛依「……うん、樹里ちゃんと小糸ちゃんの想いを絶対無駄にしちゃだめだもんね」

智代子「ここで泣いちゃってたら、樹里ちゃんに怒られちゃうよね!」

凛世「はい……樹里さんのことです、天国より叱責されてしまいます……」

灯織「うん、樹里ならそれぐらいやっちゃいそうだよね……!」

摩美々「まずは帰ってしっかり休んで……明日から頑張るんでしょー?」

霧子「うん……立ち止まってちゃ、ダメだよね……!」

めぐる「樹里、見守っててね……モノクマなんかに負けないから!」


そう、私たちは戦い続ける……

樹里と一緒に、戦うんだ……!


884: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:47:04.94 ID:NYbaCknc0


摩美々「その前に、一つだけいいですかぁ?」

(……摩美々さん?)

摩美々「樹里のおしおきの直前、モノクマが言ってた『プログラミングなんてこの世界では意味ない』ってやつ……あれってどういう意味なんですかぁ?」

モノクマ「ん?」

摩美々「だっておかしいでしょー、私たちにとって【世界】なんてこの学校だけで完結してるのに、なんでわざわざそんな言い方する必要があるわけー?」

モノクマ「細かいこと気にするんだね、さては文系だね?」

摩美々「答えてもらえますー?」

モノクマ「深い意味はないよ、文字通りこの世界ではプログラミングなんか意味ないってだけ!」

モノクマ「それ以上でもそれ以下でもない!」

摩美々「だから聞きたいのはそんなことじゃ……」


モノクマをつなぎとめようとする摩美々さんを無視して、モノクマはそのまま姿を消してしまった。


885: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:48:54.56 ID:NYbaCknc0


咲耶「ふぅ……やはり私たちにとって得になることはしてくれないようだね」

摩美々「あしらうにしてももっと上手にやってほしいんだケド」

摩美々「まぁ考えても仕方ないですねー」

めぐる「うんうん、とりあえずはこれからに向けて頑張らないと!」


私たちはそのまま涙を流さずに、裁判場を後にした。
その足のまま、食堂で私たちは食事会を開いた。

樹里と小糸は、きっと私たちが落ち込むことをよしとしないから。
少しでも前を向くために、少しでも絆を深めるために。
いっぱいご飯を食べて、いっぱい笑って、いっぱい泣いた。
生きる……生きるんだ。
それが生き残った私たちの義務なんだから。





……でも、この私たちの絆の輪とも言うべき結束には、そもそも前提として欠落がある。

【彼女】は食堂にはいなかったから。


886: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:50:24.43 ID:NYbaCknc0


【???】

円香「……モノクマ」

モノクマ「はいはい!およびですか?……ってなんだ樋口さんじゃん、裁判お疲れ様!キミのおかげで今回の裁判もよかったよ?」

円香「……そう」

モノクマ「今回の事件ってさ、キミがいないとすっごい退屈なものだったと思わない?」

モノクマ「やっぱりこうやってかき乱してくれる存在がいないと、予定調和になっちゃうからさ!」

円香「……」

モノクマ「で?なんの用なの?」

円香「……単刀直入に聞きます」

円香「もし仮に……」


887: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:50:50.10 ID:NYbaCknc0






円香「私が全員を皆殺しにする計画を立てるから協力してほしいってなったらモノクマは協力してくれるの?」





888: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:54:10.30 ID:NYbaCknc0


モノクマ「うぷぷぷ……そんなことを言ってくるなんて変わってるねキミは」

円香「できるかできないかで答えて」

モノクマ「できないよ!」

円香「……ふーん」

モノクマ「ボクは別にシリアルキラーでもないんだ。みんなに死んでほしいんじゃなくて、みんなに絶望してほしくてこのコロシアイ合宿生活を始めたんだから、皆殺しなんて許せないよ」

モノクマ「むしろコロシアイにおいてメインなのはほら、学級裁判なわけじゃん!」

円香「やっぱりそうなんだ」

モノクマ「そういうこと!……面白い相談だけど、今回は断らせてもらうよ!ごめんね!」

円香「……まあ、だろうと思ったけど」

モノクマ「でも、キミのおかげで校則の抜け目を見つけられたよありがとうね!」


【校則が追加されました】

【コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは、2人までとします】


モノクマ「これでよしっと!」

円香「……なるほどね」


889: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:55:06.72 ID:NYbaCknc0


円香(別に今すぐ全員を殺そうなんて本気で思ってるわけじゃない)

円香(ただ私は……透と小糸を裏切ってものうのうと生きてる連中に)

円香(詭弁の【絆】なんてものをありがたがってる連中に)

円香(死者の想いを引き継ぐこと、【絆】を守るということの本当の意味を)

円香(傷を刻み付けることで教えてやるだけ)

円香(その心をズタズタのぼろぼろに引き裂くまで、私は止まらない)

円香(それが私にとっての【絆】になる)

円香(偽善者たちに、思い知らせてやるだけ)






モノクマ「うぷぷぷ……いいねえ、いい顔してるよ」

モノクマ「ボクのゲームに乗ってくれる奴はこれまでにも何人もいたけど、キミは中でもいい顔してるよ」

モノクマ「絶望を生み出せる……選ばれた人間だけができる顔だよ」

モノクマ「キミがそうやって絶望を振りまいて振りまいて……」

モノクマ「みんなが絶望に沈み切ったときにこそ」


890: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:55:56.86 ID:NYbaCknc0






モノクマ「________きっと美しい希望は生まれるんだろうね」






891: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:56:52.02 ID:NYbaCknc0

-------------------------------------------------


【CHAPTER 02 存在証明を、この悲鳴を、或いは絶望を】


END


残り生存者数 12人


To be continued...


-------------------------------------------------


892: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 22:57:47.45 ID:NYbaCknc0



【CHAPTER02をクリアしました!】


【学級裁判クリア報酬としてモノクマメダル49枚を入手しました!】


【CHAPTER02クリア報酬としてアイテム『紅蘭偉魔空珠』を手に入れました!】
〔CHAPTER02を生き抜いた証。ドラマで演じた不良と、彼女の最期には共通したものを感じさせる。熱い命がそこで燃やされたことを決して忘れてはいけない〕


【CHAPTER02クリア報酬としてスキル『意地っ張りサンセット』を習得しました!】
〔反論ショーダウン・PTAのコンマ値の基礎値が+10される〕


893: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 22:59:20.63 ID:/UnYgk+i0

乙です

悲しい・・・・・・


894: ◆zbOQ645F4s 2021/03/23(火) 23:04:19.74 ID:NYbaCknc0


というわけで2章が完結したところまで更新はここまで。
正直小糸の親愛度がカンストまで行くとは思っていなかったので事件発生過程が若干ぎこちない感じになってしまいましたね。
まあそこは肉体派アイドルのお膝元の放クラの方が【強そう】に見えたってことで……

3章までは書き溜めがある程度あるのでまた数日~一週間程度お休みをいただいてから3章から再開するつもりです。

3章は新しくスレ立てをしてから再開した方がいいですかね?
残り書き込めるレス数も100ちょいと心もとないですし……

そして今後についてなのですが、4月からはリアルが多忙になるので、もしかすると更新自体滞ることがあるかもしれません。
4章以降はまだ構想も十分に練れておらず、書き溜めする時間も取りづらくなってくるので……
数か月単位で空くときもあるかもしれませんが、完結までしっかり完走はしたいと思っていますのでどうかお付き合いいただけると幸いです。


ひとまず今回もお付き合いいただきありがとうございました、またよろしくお願いします。


897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/23(火) 23:12:41.85 ID:8kLQLJFW0

シリアルキラー化しそうな樋口はともかくとして今回ひなななの姿がまったく見えてないのが超気になる





転載元:【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1613563407/



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