のり子「でさ、ライブ前は緊張で寝不足、ライブ後は興奮で寝不足で」

のり子「今日収録、しかも運転だからやばい！ってなったから」

のり子「昨日は大学をサボ……自主休講しちゃった」

のり子「それで何とかある程度は睡眠時間確保できたんだけど」

のり子「単位、大丈夫かなぁ……」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ……

のり子「さて、もうすぐ目的地……あっ」

のり子「あははは、わかりやすっ」

のり子「いやもう、すっごいオーラ出てるね」

のり子「衣装はいつもより地味に見えるけど、やっぱり目立つなー」

のり子「あの髪色」

……

のり子「本日のゲストはこちらっ」

徳川まつり「はいほー！　徳川まつりなのです！」


のり子「拍手！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

のり子「さあ、それじゃ早速行こうか」

まつり「のり子ちゃん、姫のエスコート、よろしくなのです♪」

のり子「……お姫様、おヘルメットでございます」

まつり「……」

まつり「普通でいいのです」

のり子「アタシも無理だって思ったよ」

のり子「準備はいい？」

まつり「もちろんなのです」

のり子「それじゃ、レディ、ゴー！」

まつり「ほー！」


ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ……

のり子「どう？　乗り心地は」

まつり「風の感覚が心地いいのです」

のり子「それは良かった」

まつり「でも、これより風が強くなると、姫はふわふわーっと、飛んで行っちゃいそうなのです」

のり子「あははっ、大丈夫だって」

のり子「ところでさ、まつりは昨日大学行った？」

まつり「のり子ちゃんは行かなかったのです？」

のり子「いやさ、ライブ終わって興奮して寝付けなくて、今日の運転のために休んだんだよね」

まつり「なるほどなのです。姫は問題ないのですよ」

のり子「おお、そうなんだ。まつりは寝られなくなることはないの？」

まつり「と言うより」

まつり「姫はライブ一日目でしたから」

のり子「あっ、そっか」

まつり「ちょうどライブの話が出ましたし、トークテーマ読みます？」

のり子「あ、やっぱり。よろしく」

まつり「『7thライブの感想は？』ですね。のり子ちゃん、どうだったのです？」

のり子「アタシから？　そうだなあ……やっぱりミラソニかな」

まつり「ワンダホー！でしたよ」

のり子「ありがと。実は、去年開催だと、そのライブで初出しの予定だったんだよね」

まつり「たしかに、海美ちゃんが言ってたのです。HANABI団以来で楽しみ！って」

のり子「アタシは結構緊張でバクバクだったよ。ステージに立ったら全然平気なんだけど」

まつり「今年になったから、のり子ちゃんは安心したのです？」

のり子「たしかに、そういう面もあるけど……その分、歩が出られなくなっちゃったのが残念で残念で……」

まつり「仕方ないのです。歩ちゃんはみんなの心の中にいたのです」

のり子「それ○んじゃってるみたいじゃん」

まつり「ほ？」

のり子「まぁ、劇場の外での完全版はまた今度ってことで。アタシもだけど、みんなも期待して待ってて欲しいな」

まつり「姫も待つのです」

のり子「はい、それじゃあ次。まつりの感想は？」

まつり「姫はとーっても楽しかったのです！」

のり子「それはそうだね」

まつり「6thと違って主役じゃなかったので、その分フリーダムにやらせてもらったのです」

のり子「……え？主役？」

まつり「6thでは姫が主役だったのですよ」

のり子「……そんなシステムあったっけ？」

まつり「わからなかったのです？」

のり子「……うーん？」

まつり「説明するのです。6thは姫の持ち曲『フェスタ・イルミネーション』で締めたのですよ」

のり子「ああ！そういうことね」

まつり「そうなのです。スポットライトが姫に当たって、フェスタの終演！　正に姫が主役だったのです」

のり子「たしかに、そう言われると目立ってたよね」

まつり「7thでは、姫は持ち曲を歌わなかったので、どちらかというとサポートなのです」

のり子「え？　ユニット曲もなかったの？」

まつり「そうなのです。その分、いろんな曲を楽しく歌えたから、大満足なのです」

のり子「たしかに、そういう面はあるね」

まつり「特に『SUPER SIZE LOVE!!』は楽しかったですよ」

のり子「わかる！」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ……

まつり「次は、『765プロで一番強いのは誰？』なのです」

のり子「強いって、身体的？　それとも精神的？」

まつり「それぞれ決めます？」

のり子「じゃあそうしようか。まず、身体的だと、まつりだよね」

まつり「ほ？　姫はか弱いのです。のり子ちゃんの方が強いのですよ」

のり子「でも、漏れ聞く話を総合すると」

まつり「のり子ちゃんです。　ね？」

のり子「いや、でも」

まつり「ね？」

のり子「そんなk、いたたた」

まつり「ね？」

のり子「……はい、アタシの方が強いです」

まつり「わかってくれたなら良かったのです」

のり子「うん、でも武力行使はやめて。流石に運転中は危ないから」

まつり「ほ？　なんのことです？」

のり子「……なんでもない」

のり子「次は精神的……誰になるかな？」

まつり「姫は麗花ちゃんを推すのです」

のり子「ああ、わかる。ちょっとやそっとでは動揺しなさそう」

まつり「取り乱してるところとか、見たことないのです」

のり子「なるほど。じゃあアタシはまつrいたた、ごめんごめん」

まつり「もう、のり子ちゃん。姫はか弱いお姫様なのです。冗談は1回だけにするのですよ」

のり子「……じゃあ美也かな」

まつり「たしかに！　わかるのです！」

のり子「2人ともさ、敵に回したら絶望感ハンパなさそうだよね。『あれー、もう終わり？』とか、『本気を出してもいいんですよ～』とか」

まつり「なるほど。それで、王子様が、とらわれの姫を助けに来るのですね？」

のり子「もしそうなら、その時のお姫様は桃子が適任かな……と、着いたよ」

まつり「キャンプ場なのです？」

……

のり子「さて、たき火も作ってもらったところで、マシュマロ焼こうか」

まつり「……わーい……やったー、なのです……」

のり子「串にさして……まつりは10個くらいつける？」

まつり「……や、焼きマシュマロは奥深いのです。一個ずつ丁寧に仕上げるのですよ」

のり子「へぇ……ちなみに、うまく焼くコツとかある？」

まつり「……！」

まつり「しょうがないのです。姫が焼いてあげるのです！」

のり子「本当？」

まつり「スタッフの皆さんにもご馳走してあげるのですよ！　美奈子ちゃんの曲を歌った姫に任せるのです！」

のり子「あははっ、よし、じゃあ先に締めちゃおう」

のり子「はい、ということで、『のり子のツーリングー！第９Ｒ』これにておしまいです」

のり子「出て欲しいゲストや、やって欲しいトークテーマがあれば、メールフォームからどうぞ」

まつり「よろしくなのです」

のり子「それではまたお会いしましょう」

のり子まつり「バイバイッ」

おまけ

のり子「これはまつりの分だね。ほら、あーん」

まつり「……ほ？」

おわり

ゲストやトークテーマは引き続き募集中。順番はリクエストがあったアイドルの中から抽選となっておりますので、気長に待っていただけると幸いです。

完結報告してきます。