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トップページCo > 水木聖來「わんこの散歩に行こう」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:11:46.11 ID:hGu9spBei


聖來「最近忙しくて、あまり構ってあげられなかったからねー」ナデナデ
mzksir9



わんこ「わふっ」



聖來「遊び道具も持って行こうかな」ゴソゴソ



聖來「よし、行こっか!」スッ



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:16:26.40 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

聖來「うー、さぶさぶ」ブルッ


聖來「流石にこの時期は冷えるなぁ」


聖來「わんこは暖かそうでいいねー」


わんこ「……」ピタッ


聖來「ん?どうしたの?」


わんこ「……」ジーッ


凛「……」テクテク
sbyrn36


ハナコ「……」テクテク


聖來「あ、凛ちゃんとハナコだ!」


聖來「凛ちゃーん!」ブンブン


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:17:56.85 ID:hGu9spBei

凛「あ、聖來さんもお散歩ですか?」

聖來「うん、最近構ってあげられなかったから、今日はたっぷり遊んであげようと思って」

凛「確かに最近、聖來さんは引っ張りだこですしね」

聖來「USAツアーから、一気にお仕事が入ってくるようになったんだよ」

凛「主役でしたしね」

聖來「ここまで来れたのも、Pさんのおかげだよ」

凛「私も…今の私があるのはプロデューサーのおかげだから」

ハナコ「キャンキャン」ダバダバ

わんこ「ワフワフ」ダバダバ

聖來「あっ…ふふ、うちのわんこ、ハナコと久しぶりに会えて嬉しいみたい」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:20:27.19 ID:hGu9spBei

聖來「あっ…ふふ、うちのわんこ、ハナコと久しぶりに会えて嬉しいみたい」

凛「仲いいですよね」

聖來「そうだねー」

ハナコ「キャンキャン」スリスリ

わんこ「ワフ」ダバダバ

聖來「あー…可愛い…癒されるー」ウットリ

凛「本当ですね…」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:24:17.07 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

凛「…あ!」

聖來「どうしたの?」

凛「聖來さん、私そろそろ家に帰らないと…」

聖來「お店番あるの?」

凛「はい、せっかく会えたのにもったいないですけど…」

聖來「別に良いよ~、事務所で会えるしさ。引き止めちゃってごめんね」

凛「いえ、それでは失礼します」ペコリ

聖來「うん、バイバイ」

凛「ほら、ハナコ、帰るよ」グイッ

ハナコ「クーン…」

わんこ「ワフゥ…」

聖來「今度会いに行こうねー」ナデナデ

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10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:29:48.13 ID:hGu9spBei

・ ・ ・
聖來「それじゃ、行こっか」

わんこ「わふ」

聖來「あ、そういえばドッグフード少なくなってきたし、ついでに買いに行こう」

聖來「ペットショップなら、わんこと一緒に入れるもんね」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:31:38.82 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

聖來「久しぶりに街なかまで来た気がする」

聖來「ん…?あれは…」

P「……」テクテク

聖來「Pさんだ!」ダッ

P「…ん?」

聖來「Pさんおっはよー」

P「聖來か、おはよう」

聖來「Pさん、一人寂しく何してんのー?」

P「……」

P「デートの待ち合わせ」

聖來「……えっ……」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:35:18.07 ID:hGu9spBei

P「どうした聖來」

聖來「…だ、誰と?誰となの!?」ガシィ

P「うわっ!?聖來、近い!離れろって!」

聖來「そんなことはどうでもいいの!誰とデートなの!?」

P「い、一旦落ち着け聖來、落ちt…」

聖來「これが落ち着いていられるわけないでしょっ!誰となの!?」

P「落ち着け聖來、嘘だから!」

聖來「…………はっ……?」

P「嘘、冗談」

聖來「………えっ……?」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:38:10.67 ID:hGu9spBei

聖來「……」ムッスー

P「ホントはただ街をぶらぶらしてただけなんだよ」

P「でもなー、聖來が『一人寂しく』とか言ってくるから、見栄を張ってつい、な」

聖來「全く!Pさんは全く!」プンプン

P「悪いな。でも、聖來だって一人だろ?人のこと言えな…」

聖來「アタシにはわんこがいるから、一人じゃないよ」

P「一人と一匹じゃないか」

聖來「むぅ…」

聖來「!」

聖來「そうだ!じゃあPさんが二人目になってよ!」

P「…え?」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:40:12.52 ID:hGu9spBei

聖來「Pさんヒマなんでしょ?だったら、わんこの散歩に付き合ってよ」

P「うーん…まあ、特にやることもないし、別にいいか」

聖來「やった!それじゃあ早速出発しよっ!」

P「ああ、まずはどこに行く?」

聖來「まずはペットショップに行くよ」

P「何か買うものでもあるのか?」

聖來「ドッグフード切れかかってるから、それを買いにね」

P「そっか、それじゃあ出発しようか」

聖來「うん!」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:42:18.88 ID:hGu9spBei

・ 
・ 


P「聖來」テクテク

聖來「何?」テクテク

P「俺にもリード握らせて」

聖來「良いよー、はい」スッ

P「サンキュ。久しぶりに犬の散歩するなー」

聖來「飼ってたの?」

P「飼ってないよ、凛とこのハナコの散歩に付き合ったことがあってな」

聖來「そうなんだ」

P「凛と俺のオフが重なった時は、ハナコに会いに凛の家に行ったりしてな」

聖來「…そ、そうなんだ……」

聖來(アタシの家には来てくれないのに…)シュン


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:43:53.85 ID:hGu9spBei

P「ハナコと遊び過ぎて、気付いたら夕方になっててさ、夕飯までご馳走になったこともあって……」

聖來(Pさんと一緒に家でご飯…アタシとは一度も…)

聖來「不公平だよ…」ボソッ

P「ん?どうした聖來?」

聖來「不公平だよ、凛ちゃんばっかり!」

P「え…?」

聖來「アタシとオフが重なった時はアタシの家に来てくれないのに、凛ちゃんの家には行くなんて不公平だよ!」

P「あ、いやそれはさ…」

聖來「なに?」

P「ほら、凛はまだ未成年じゃないか、だから定期的に親御さんにご報告に行っててな、そのついでにハナコと戯れてたってだけで…」

聖來「ハナコに会いにって言ってたよね?」

P「まぁ…それはほら、俺、犬好きだし」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:46:06.35 ID:hGu9spBei

聖來「……」

P「そういう訳だから、別に聖來の家に行きたくないとか、そういう訳じゃないからな」

聖來「……」

P「わかってくれたか?」

聖來「…うん、わかった。…ごめんなさい、急に大きな声出して」

P「別に気にしてないよ」

聖來「あの…!調子いいかもしれないけどさ、お願い、聞いてくれる?」

P「ああ」

聖來「たまに…たまにでいいから、ウチに…遊びに来てくれないかな…」

P「なんだ、そんなことか。もちろん良いよ」

聖來「良いの!?ご飯食べに来てくれる!?」

P「作ってくれるのか?」

聖來「うん!ご馳走するよっ!」

P「それは楽しみだな」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:48:11.89 ID:hGu9spBei

グゥー

P「あっ…」

聖來「ふふっ、お腹空いちゃった?」

P「聖來の料理が楽しみでな」

聖來「んー…じゃあウチ来る?」

P「夕飯をご馳走になっていいかな?昼はどっかで食べよう」

聖來「ん、わかった♪」

P「まず買い物済ましてからでいいだろう、行こうか」

聖來「うん♪」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:50:18.72 ID:hGu9spBei

・ ・ ・
聖來「このペットショップだよ」

P「入ろうか」

ペットショップ内

P「へえ~」キョロキョロ

聖來「色々あるでしょ」

P「これ、犬のおもちゃか?」

聖來「うん、そうだね」

P「色んなのがあるなぁ」

聖來「おやつもいっぱいあるんだよ」

P「お、ホントだ。なんか買ってやろうか?」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:52:08.11 ID:hGu9spBei

聖來「えー悪いよー」

P「良いから良いから」

聖來「んー…じゃあ、この骨型のお菓子を…」

P「よしわかった。後はドッグフードだな」

聖來「うん」

P「ドッグフードも色々あるのなー」

聖來「いつも買ってるのはこれだよ」

P「これか…」ガサッ

P「…って、おお。結構重いな」ズシッ

聖來「ちょっと歩いて持ち帰るのはキツイから、もっと量少ないの買おうかな」

P「そうしてくれると助かる」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:53:52.45 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

P「ドッグフード持つぞ、少なめのを買ったとはいえ、重いだろ?」

聖來「うん、ありがと!」

P「…しかし、腹が減ったなぁ」グゥゥ

聖來「ここら辺にペットも入れるレストランあったかな?」

P「そう都合良くないだろ…」

聖來「どうしよっか…」

P「…そうだ、そこらの店で何か買ってくるよ。待っててくれ」

聖來「そうしよっか。アタシは何でも大丈夫だよ」

P「わかった、じゃあ行ってくるなー」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:56:02.51 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

P「お待たせー。ホットドッグとコーヒーにしたぞ」

聖來「ありがと、どこで食べよっか?」

P「そこのベンチで良いだろ、行こう」

聖來「うん」

ぱくっ

聖來「うん、おいし♪」

P「うんうん」モグモグ

わんこ「クゥーン…」ジーッ

聖來「ん?ダメだよ、食べちゃだ~め!」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 00:58:13.95 ID:hGu9spBei

わんこ「クゥーン…」ショボン

テクテク

P「ん?」

わんこ「クゥーン…」ジーッ

P「今度は俺かい」

聖來「こら!ダメだって!」

P「この子にはエサあげなくて良いのか?」

聖來「わんこは一日二回で十分なんだよ」

P「そうなのか」ゴクゴク


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:00:16.62 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

聖來「ごちそうさまでした」

P「たまには外で食べるのも良いもんだな」

聖來「そうだね」

P「次はどうする?食品買いに行くか?」

聖來「んー…二度手間になっちゃうけど、一旦家にわんことドッグフードを置いてからが良いかな」

P「ま、そうした方が良さそうだな。買い物してる間にこの子を放置しとかないといけなくなるしな」

聖來「うん、ちょっとそれは迷惑になるかもしれないしね」

P「じゃあ、一旦聖來の家に向かうか」

聖來「うん!」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:02:41.04 ID:hGu9spBei







聖來「Pさん、夕飯何が食べたい?」テクテク

P「んー?別に何でもいいぞ」テクテク

聖來「そういう答えはダメ。アタシがPさんの好きなものを作ってあげたいの」

P「んー…そうだなぁ…じゃあハンバーグで」

聖來「ハンバーグだね、わかった。楽しみにしててね!」

P「おう、楽しみにしておくよ」

聖來「あ、Pさん。ちょっとリード持ってて」スッ

P「ん、別にいいけど」スッ

聖來「隙あり!」

ぎゅっ


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:05:03.21 ID:hGu9spBei

P「え…!?」

P(俺がリードを掴んでる手を、聖來が握ってきた…!?)

聖來「んふふ~、これで二人でわんこの散歩ができるねー」

P(これ…結構恥ずかしい…)

聖來「ん?どうしたの?」

P「恥ずかしいからやめてくれないかな…」

聖來「別にいいじゃん、Pさんとアタシの仲だしさ!」

P「でもなぁ…」

聖來「お願い♪」ムニュ

P「うひゃあ!」

聖來「あははは!うひゃあって!」ゲラゲラ

P「笑うなよー…」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:07:02.62 ID:hGu9spBei







ガチャ

聖來「それじゃ、上がってー」キィィ

P「お邪魔しまーす」

P「…ほー」キョロキョロ

聖來「女の子の部屋をジロジロ見るのは失礼だよ」

P「すまんな」

聖來「それじゃ、お夕飯作るから適当にくつろいでて」

P「ん、わかった」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:09:31.52 ID:hGu9spBei







P「ほれほれー」ナデナデ

わんこ「……」スリスリ

P「可愛いなーお前はー」ギュー

わんこ「……ワフ」

聖來「……」ジーッ

聖來(いいなぁ…アタシもわんこみたいに…)

P「もふもふ~…って、どうした聖來」

聖來「!」

聖來「ううん、何でもないよ!お料理に戻るね!」

P「……」

P「ちょっと見に行ってみるか」スクッ


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:12:34.81 ID:hGu9spBei

台所

聖來「……」トントン

聖來(ああもう!わんこに嫉妬するとか何やってるのアタシ!)

P「……」ソロリソロリ

P(おお…!)

聖來「……」トントン

P(エプロン姿の聖來か…新鮮だなぁ)

P「…かわいい」ボソッ

聖來「!?」クルッ

P「お、気付いたか」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:15:29.09 ID:hGu9spBei

聖來「あ、あれ?なんでPさん台所に来たの?」

P「ん、特にやることなくて暇だったからこっち来た」

聖來「でも台所でやることもないでしょ?」

P「料理してる聖來を観察するわ」

聖來「ちょ、ちょっとそれは恥ずかしいかな…」

P「少しだけならいいだろ?」

聖來「…まあ、少しだけなら」

P「よし、じゃあ料理続けて」

聖來「う、うん」

トントン

P「……」ジーッ

聖來「……」トントン

聖來(うぅ…落ち着かない…)


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:18:17.68 ID:hGu9spBei

P「…聖來ってさ」

聖來「なに?」

P「エプロン結構似合うんだな」

聖來「そ、そうかな」テレテレ

P「いつもはカジュアルな服装だから、家庭的なエプロン姿は新鮮だよ」

聖來「そう?」

P「ああ、すごい可愛いぞ」

聖來「……っ!!」ボッ

聖來「~~っ!!」カァァ

聖來「…え…えへへ…ありがと」テレテレ

聖來(Pさんに、か、可愛いって…!わー!わー!)ブンブン


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:21:50.56 ID:hGu9spBei







聖來「……」コネコネ

P「…手伝おうか?」

聖來「いいの?」

P「ああ」

聖來「じゃあひき肉こねてくれる?」

P「わかった」

こねっ

P「うわ…冷た」

聖來「ははは、ちょっとつらかったよ」

P「うおお…」コネコネ

聖來「頑張れ~」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:23:57.14 ID:hGu9spBei







聖來「よし、後は焼くだけだからPさんは戻ってていいよ」

P「そうさせてもらうよ」

聖來「…それじゃ、焼くとしますか!」

ジューッ

聖來「あとは…つけあわせのサラダを…っと」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:27:04.13 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

聖來「お待たせ、できたよー」

コトッ

P「おお、美味しそうにできてるな」

聖來「ふふーん。ありがと」

P「よし、それじゃあ…」

P・聖來「いただきます」

ぱくっ

P「うん、美味しいぞ」モグモグ

聖來「ありがと」

聖來(…よし!)ガッツポ


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:30:00.20 ID:hGu9spBei

P「しっかし、久しぶりに食べたなぁ…手料理」

聖來「ん…?Pさんはお料理できないの?」

P「チャーハンぐらいならなんとか…」

聖來「じゃあ、普段は外食?」

P「そうだな。外食とか弁当買うとかしてる」

聖來「それじゃあ栄養が偏っちゃうよ」

P「…だよなぁ。聖來ぐらい料理できれば良いんだがな。どうも不器用で…」

聖來「…だったらさ」

P「うん?」

聖來「アタシが…Pさん家に作りに行ってあげよっか?」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:31:50.71 ID:hGu9spBei

P「え!?いいのか!?」

聖來「う、うん!毎日だっていいよっ!」

P「…あ、でもちょっと待て…それはマズイか…」

聖來「なんで?」

P「いや、プロデューサーの家にご飯作りに行くアイドルとか、格好のネタじゃないか」

聖來「あっ…」

P「逆に俺が聖來の家に行くってのも…ダメだろうな…」

聖來「じゃ、じゃあさ、たまにならどう?それなら大丈夫じゃない?」

P「…まあ、たまになら大丈夫かな」

聖來「やた!」グッ


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:34:33.63 ID:hGu9spBei

聖來「あ…でもさ、たまにしか手料理食べれないなら、結局ほとんど外食になっちゃうんだよね…」

P「ああ、そうなるな」

聖來(Pさんにはアタシの手料理をできるだけ食べてもらいたいし…どうすれば…)

聖來(……そうだ!)

聖來「ねえPさん、お昼も外食だよね?」

P「ん、まあそうだな。忙しい時はコンビニのパンかな」

聖來「じゃあさ、アタシがお弁当作ってきたげる!」

P「お!いいのか!?」

聖來「もちろんいいよ」

P「じゃあ、悪いけど頼むよ」

聖來「『悪いけど』なんていらないよ、アタシがやりたくてやるんだから」

P「…そうか。ありがとう聖來」

聖來「ふふ、どういたしまして♪」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:36:40.29 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

P・聖來「ごちそうさまでした!」

P「ふぅ…美味かったー」

聖來「ふふっ、良かった♪」カチャカチャ

P「あ、洗い物手伝うよ」

聖來「ん、ありがと」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:38:40.40 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

P「じゃあ、そろそろ帰るな」

聖來「え…!?」

P「どうした?」

聖來(あ…そっか…もう遅いもんね…)

聖來(でも…やだな…)

聖來(……もっと…Pさんと一緒にいたいな)

P「聖來?」

聖來「あ…あの!Pさん!」

P「なんだ?」

聖來「きょ、今日はさ………と、泊まって…かない?」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:42:19.46 ID:hGu9spBei

P「………」

P「……え!?」

聖來「///」プルプル

P「…う…う~ん…でもなぁ!流石にプロデューサーがアイドルの家に泊まるわけにはなぁ!」アセアセ

聖來「……」ガシッ

P「ん…?」

聖來「……ダメ?」ウルウル

P「うぅっ…!」

P(涙目+上目遣いのコンボは反則だろ!!)

P「わかった。泊まるよ」

聖來「…!や、やったぁ!」

P「……もぅ…」ハァ


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:44:49.96 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

聖來「Pさん、お風呂湧いたから入っていいよ」

P「ああ、じゃあもらうよ」







カポーン

P「ふぅ…まったく聖來は…」

P「…聖來は自分のエ口さを自覚してないだろ!?」

P「手を出さずにいられる自信ないぞ俺!」

ガララッ

P「!?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:46:54.86 ID:hGu9spBei

聖來「お、お邪魔します…」カァァ

P「うぇあ!!聖來!?」

聖來「あの…背中…流しに来たよ」

P「い、いいって!自分でできるから!」

聖來「むぅ…Pさんはお客さんなんだから、背中を流される義務があるんだよ!」

P「そんなのないから!」

聖來「水木家ルールだよ」

P「今決めただろ!」

聖來「……チガウヨ」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:49:10.96 ID:hGu9spBei

P「嘘つくな!」

聖來「いいからほら!背中向けて!」

P「……わかったよ…」

聖來「いいの!?」

P「ああ、どうせ抵抗しても無駄だしな」

P(どうせまた涙目+上目遣いコンボが来るし…)

聖來「…じゃあ、失礼して…」

P「いつでもいいぞ」

聖來「い、いくよー」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:51:07.54 ID:hGu9spBei

ゴシゴシ

聖來「かゆいところある?」

P「背骨の真ん中辺り」

聖來「わかった」ゴシゴシ

聖來(やっぱりおっきい背中だなぁ…)

聖來(…あ…なんだろこの感覚…)

聖來(……だ、抱きつきたい…!)

P「どうした?手が止まってるぞ?」

聖來「あっ…ご、ごめん」ゴシゴシ

聖來(少しぐらい…良いかな?)

聖來(……良いよね?)


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:52:25.91 ID:hGu9spBei

P「洗い終わったか?」

聖來「ん、最後に仕上げだけさせて」

P「仕上げ?」

聖來「…えいっ!」

むにゅ

P「!?」

聖來「///」ギューッ

P「な、何を…!」

聖來「し、仕上げ…だよ?」カァァ

P「そんな仕上げがあるか!もう出るぞ!」ガタッ

聖來「あ…///」チラッ


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:54:41.28 ID:hGu9spBei

P「え…?」

P「あ……」

P(やば…勃ってた…)

聖來「///」チラッチラッ

P「~~っ!」カァ

P「もう上がるからな!」ガラッ

聖來「あ…!もぅ……」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:56:26.36 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

P「まったく…聖來のヤツは何考えてんだ…」

P「泊まるってのに、あんなことされたら抑えが効かなくなるかもしれんぞ…」

ガラッ

聖來「ふぅー…」

P「あ、聖來。上がったか」

聖來「あ…///」

聖來「う…うん」

P(湯上りで湿った髪に、朱がさした肌…)

P(これは…エ口いな…)


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:58:07.08 ID:hGu9spBei

P「よし!じゃあ寝ようか」

聖來「えー!?まだ早いよー」

P「明日仕事あるじゃないか、さっさと寝るぞ」

P(正直…あまり長く一緒に起きてると、手を出さない自信がないからな…)

聖來「…わかった。寝ようか」

P「あとは…えーっと、俺の布団は?」

聖來「あ…あの…それはね、Pさん」

P「ん?」

聖來「ベッド、一つしかないからさ…一緒に寝よ?」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:59:28.12 ID:hGu9spBei

P「……はっ!?」

P「待て待て待て!それはマズイ!」

P(主に俺の理性が!)

聖來「別に…アタシは気にしないよ…?」

P「いやいやいや!そういう問題じゃ…」

キュッ

聖來「お願い…」ウルウル

P(…っ!)

P(だから!袖をキュってやって涙目+上目遣いはヤメロォ!)


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:00:52.88 ID:hGu9spBei

P「……わかった。いいぞ」

聖來「ホント!?」

P「ああ」

聖來「…あとさ…Pさん」

P「ん?」

聖來「寝る前にさ…一つだけお願いがあって…」キュッ

P「…なんだ?」

聖來「腕枕…してくれる?」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:02:57.90 ID:hGu9spBei

・ ・ ・

P(ホントにどうしてこうなった)

聖來「んふふー」ゴロン

P(シングルベッドで2人寝るのは流石に狭い…腕枕もしてるし密着度が半端じゃない…)

聖來「…ふふっ」ニコニコ

P(俺…朝まで理性もつのかな…?)

聖來「んふふ、Pさーん」スリスリ

P「うわっ!あんまり擦り付けるな!」

聖來「いいじゃん別に」

P「良くない!」

聖來「好きな人に腕枕されたら身体を擦り付けるのも仕方ないでしょ?」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:05:24.71 ID:hGu9spBei

P「は…?」

P「……」

P「えっ!?ちょっと待て!冗談は…」

聖來「冗談でもなんでもないよ。アタシはPさんが好き」

P「……あのな、聖來」

聖來「うん」

P「俺はプロデューサーだ、聖來はアイドルだ」

聖來「…うん」

P「だから聖來の気持ちには答えられない」

聖來「…うん、そうだよね…」

P「すまない…」

聖來「謝ることないよ。当たり前だもんね…」

P「でもな…」

聖來「……あのさ、一つだけ聞かせて?」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:07:03.80 ID:hGu9spBei

P「なんだ?」

聖來「Pさんはさ、アタシのこと…どう思ってるの?あ、プロデューサーとしてじゃなくて、Pさんとしての気持ち、ね?」

P「……」

P「……俺は、な…」

聖來「うん」

P「聖來が…好きだよ…」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:08:55.33 ID:hGu9spBei

聖來「……」

聖來「……グスッ」

聖來「そっか…グスッ…うん…わかった…!」

聖來「本当に…グスッ…良かった…グスッ」

P「…聖來」

聖來「なに…?」グスッ

P「今は、さ、付き合うことはできないけど、トップを取って、それで何年後かにアイドルをやめたならさ…」

P「聖來の気持ちに答えること、できるからな」

聖來「……!」

聖來「うん!」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:10:40.90 ID:hGu9spBei

P「…それじゃ、寝ようか」

聖來「うん」ギュッ

P「…抱きつくのはやめてくれないかな…」

聖來「嫌なの?」

P「嫌じゃない、むしろ嬉しい」

聖來「ならいいじゃない」

P「我慢できなくなるかもしれないんだよ…」

聖來「あ…! …ふふ、興奮しちゃった?」

P「まあ…俺も男だしな」

聖來「我慢できなくなっても良いよ?」クスッ


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:11:20.38 ID:hGu9spBei

P「だから…そういうのはアイドルをやめてからだって…」

聖來「ふふ、わかってる。冗談だよ」

P「…まったくお前は」ハァ

聖來「抱きつくのがダメならさ、アタシが寝るまで腕枕して頭撫でてよ」

P「…まあ、そのぐらいなら」

聖來「やった!」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:12:57.72 ID:hGu9spBei

なでなで

聖來「んっ…」

P「変な声出すなよ…」ナデナデ

聖來「ふふ、気持ちよくってつい」

聖來「ん…ふぅ…」

P(抱きつかれるよりヤバイかもしれない)


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:14:20.34 ID:hGu9spBei







聖來「スー…スー…」

P「やっと寝たか」

聖來「…Pサン…ムニャ」

P「……おやすみ聖來、明日も頑張ろうな」ナデナデ

おわり





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コメント

コメント一覧

    • 1 名無し春香さん
    • 2022年11月10日 00:51
    • ペッパーくんとペッパーランチが何の関係がもないこと、最近知った
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