千早「貴女達の……」

響「あっ」

春香「またかぁ」

千早「貴女達のバストは何ｃｍだぁぁああああっ！！」←72

響「ホントに一ヶ月後に一悶着起こしたぞ」←89

春香「その努力を他の事に費やせばいいのにね」←89

千早「何でよ！　何で私は1ミリも成長せず、着いてきた貴女達だけ成長するのよぉぉおおお！！」

響「それは……」

春香「何でだろうね？」

千早「だいたい、何で貴女たちは未だに毎回成長してるのよ！　もういいじゃないの！　私に分けなさいよ！」

春香「千早ちゃん、1ｃｍなんて誤差だよ」

千早「私には誤差すら許されないと言うの！？」

響「また春香は火に油を注いじゃって……」ﾔﾚﾔﾚ

千早「他人事みたいに言ってるけど、我那覇さんも同罪なんだからね！　そうよ、胸が73ｃｍ以上ある人たちなんてみんな天に裁かれれば良いんだわ！」

響「そんなこと言い出したら、７６５プロのメンバーは皆裁かれなきゃいけなくなるぞ……」

春香「かつては千早ちゃんと並んでたやよいも今や85だしね」

響「アイドルとして成功しだしてから急に大きくなったよね。やっぱり栄養が大事なのかなぁ」

春香「765プロの双『壁』の片割れだった真も、すっかりオトナの女になってるし」

響「あの真がまさかの91だもんね。本人は動きにくいって愚痴ってたけど」

千早「正直、あの時真に殴りかからなかった私の忍耐力を褒めて欲しいわ」

春香「殴りかかったら痛い目を見たのは千早ちゃんだったろうけどね」

響「むしろいっぺん痛い目見た方が良いんじゃないか？」

千早「周りから板板言われて、その上痛い目まで見ろって言うの！？」ﾌﾞﾌｫｯ

響「自分でキレて自分でウケてるぞ」

春香「情緒不安定にも程があるね」

千早「とにかく、７６５プロの皆ばかり成長して、私だけ成長しないのはおかしいわ！」

春香「そんなこと言われても……」

響「何が悪いんだろうな？」

千早「72ですって！」ｷﾞﾛｯ

響「な、何も言ってないだろ！？」

千早「また言った！　7272言うのはこの口かぁあああっ！！」ｷﾞｭｰ

響「いっ、いひゃいいひゃい！」

春香「あはは、響ちゃん面白い顔！」ｹﾗｹﾗ

響「ぶはっ……春香、笑ってないで助けてよ！」

春香「だって面白いんだもん」

響「悪魔のような回答だな」

千早「そうね。我那覇さん、さっきの顔とっても素敵だったわよ」

響「えっ！？　そ、そうかな////」ﾃﾚﾃﾚ

春香「扱いやすくて助かるね、千早ちゃん」

千早「そうね、春香」

響「こらそこ、聞こえてるぞ！」

千早「うふふ、やっぱり我那覇さんを弄ると落ち着くわね。いつもありがとう、春香」

春香「ううん、おやすい御用だよ」

響「自分はおやすくないんだけど……」ﾑｩ

千早「あらあら、我那覇さんがむくれてしまったわ」

春香「ほらほら、響ちゃん！　そんなにほっぺをふくらませてると、そのうち全身まんまるになっちゃうよ」

千早「それだわ！」ｶｯ

春香「あれ、また何か碌でもないこと思いついたみたい」

響「懲りないを通り越してもうお約束になりつつあるな」

千早「とにかく一度太れば良いのよ！　太ってから部分ダイエットでバストアップ……完璧だわ、我那覇さんくらい完璧よ！」

響「お、何か今回はちょっと理にかなってるかも」

春香「まぁオチは見えてるけどね」

千早「さぁ、そうと決まれば今からス○パラに行くわよ！」ｶﾞｼｨｯ

春香「えっ！？」

響「じ、自分たちもか！？」

千早「当たり前じゃない！　だって私達！」

響「仲間！」

春香「だもんげ！」

千早「言質はとれたわね。さ、行くわよ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

春香「しまった！　ついノリで」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

響「嫌だー！　カ口リーがー！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

千早「よぉし、今日は思い切り食べるわよ！　待ってなさい、私のバスト！」

おわり