1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:16:18.59 ID:IkZkzDnM0
環「あかね一緒に行こう!」
茜「行きたいのはやまやまなんだけどねー。ほら、茜ちゃん今新しい茜ちゃん人形のデザイン考えてるからさ?」
環「でも、せっかくライブで地方に来てるんだから出かけないと損だよ!」
茜「一人で行くのはダメなの?」
環「おやぶんが一人は危ないからって……」
茜「ふんふん、なるほどね。じゃあプロちゃんと一緒に行ってきたらいいんじゃない?」
環「おやぶんは今倒れたかれんを介抱してるから無理だよ……」
茜「えっ!?可憐ちゃんどうしたの!?」
環「香水と間違えて化学薬品を嗅いでエンッ!!!ってなって鼻血だして倒れたみたい」
茜「何やってんの可憐ちゃん……」
茜「行きたいのはやまやまなんだけどねー。ほら、茜ちゃん今新しい茜ちゃん人形のデザイン考えてるからさ?」
環「でも、せっかくライブで地方に来てるんだから出かけないと損だよ!」
茜「一人で行くのはダメなの?」
環「おやぶんが一人は危ないからって……」
茜「ふんふん、なるほどね。じゃあプロちゃんと一緒に行ってきたらいいんじゃない?」
環「おやぶんは今倒れたかれんを介抱してるから無理だよ……」
茜「えっ!?可憐ちゃんどうしたの!?」
環「香水と間違えて化学薬品を嗅いでエンッ!!!ってなって鼻血だして倒れたみたい」
茜「何やってんの可憐ちゃん……」
スポンサーリンク
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:17:47.05 ID:IkZkzDnM0
環「だから一緒に行こう!」
茜「また今度じゃダメ?」
環「今がいいの!」
茜「んーでもなぁ……」
環「じゃああかねが行きたくなるようになればいいんだね!」
茜「まぁ、そうだけどね。何か作戦があるの?」
環「この前つばさが誰もが言うことを聞く魔法の言葉を教えてくれたんだ!」
茜(あぁ、ダメぇ?のことかな?)
環「ほ?」
茜「……環ちゃん、それは言う人が威圧感があるからで――」
徳川まつり「ほ?今姫のことを話してましたか?ねぇ、茜ちゃん……?」
茜「あれぇ!?茜ちゃん急にお出かけしたくなっちゃたなー!!さぁ、行こう環ちゃん!この世の果てまで!」ダッ
環「あっ、待ってよ茜ー!」
まつり「……ほ?」
茜「また今度じゃダメ?」
環「今がいいの!」
茜「んーでもなぁ……」
環「じゃああかねが行きたくなるようになればいいんだね!」
茜「まぁ、そうだけどね。何か作戦があるの?」
環「この前つばさが誰もが言うことを聞く魔法の言葉を教えてくれたんだ!」
茜(あぁ、ダメぇ?のことかな?)
環「ほ?」
茜「……環ちゃん、それは言う人が威圧感があるからで――」
徳川まつり「ほ?今姫のことを話してましたか?ねぇ、茜ちゃん……?」
茜「あれぇ!?茜ちゃん急にお出かけしたくなっちゃたなー!!さぁ、行こう環ちゃん!この世の果てまで!」ダッ
環「あっ、待ってよ茜ー!」
まつり「……ほ?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:19:04.27 ID:IkZkzDnM0
茜「さぁて、出てきちゃったもんはしょうがないね。環ちゃんどこ行くの?」
環「たまき河川敷行ってみたいぞ!」
茜「河川敷?見るもの何もないんじゃないの?」
環「でも力一杯走り回れるよ!」
茜「うーん、そうだね。じゃあ河川敷に行こう!」
環「たまき河川敷行ってみたいぞ!」
茜「河川敷?見るもの何もないんじゃないの?」
環「でも力一杯走り回れるよ!」
茜「うーん、そうだね。じゃあ河川敷に行こう!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:20:25.06 ID:IkZkzDnM0
環「うわぁ~広いぞ~」
茜「そうだね~。う~ん、風も気持ちいい!来て良かったね!」
永吉昴「あれ?環と茜、こんなところで何をしてるんだ?」
茜「すばるん?すばるんこそこんなところで何してるの?」
昴「ああ、オレは壁当てにきたんだよ」
茜「壁当て!?」
昴「ちょうどいい橋脚があってな。見てみろよ!凄いぜこの橋脚は!近年は壁当てができる場所が少なくなってきたけど、まだこんな場所があるなんてすげえな!」
茜「いや、昨今の壁当て事情なんか知らないよ!!」
茜「そうだね~。う~ん、風も気持ちいい!来て良かったね!」
永吉昴「あれ?環と茜、こんなところで何をしてるんだ?」
茜「すばるん?すばるんこそこんなところで何してるの?」
昴「ああ、オレは壁当てにきたんだよ」
茜「壁当て!?」
昴「ちょうどいい橋脚があってな。見てみろよ!凄いぜこの橋脚は!近年は壁当てができる場所が少なくなってきたけど、まだこんな場所があるなんてすげえな!」
茜「いや、昨今の壁当て事情なんか知らないよ!!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:21:44.25 ID:IkZkzDnM0
環「ねぇねぇ、すばる」
昴「ん?どうした環」
環「たまきもキャッチボールしたい!」
昴「そうか!よーし、じゃあ少し離れて」
環「うん!」
昴「じゃあいくぞ!そーら、とってこーい」ポーイ
環「くふふ、待て~!」タッタッタッ
茜「あのすばるん?環ちゃんは犬か何かなの?キャッチボールじゃないよね?」
昴「ん?どうした環」
環「たまきもキャッチボールしたい!」
昴「そうか!よーし、じゃあ少し離れて」
環「うん!」
昴「じゃあいくぞ!そーら、とってこーい」ポーイ
環「くふふ、待て~!」タッタッタッ
茜「あのすばるん?環ちゃんは犬か何かなの?キャッチボールじゃないよね?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:23:07.12 ID:IkZkzDnM0
昴「だってしょうがないだろ。グ口ーブも持ってないしさ」
茜「ゆっくり投げるなりできるんじゃないの?」
昴「でも硬球だからな。ゆっくりでも痛いんだよ」
茜「硬球ってそんなに痛いの?」
昴「石を投げてるようなもんだからな。少なくとも素手キャッチするようなものじゃねーよ」
環「すばる、取ってきたぞ~」
昴「おぉ、そうか!じゃあこっちに投げてくれ!茜、危ないから離れてな」
茜「了解!」
環「くふふ、いくぞ~。それっ!」ビシュッ
昴「バカ!環、どこに投げてんだよ!あっ、茜!危ない!」
茜「ん?どうしたすばる――めちゃくちゃ痛い!!??」
茜「ゆっくり投げるなりできるんじゃないの?」
昴「でも硬球だからな。ゆっくりでも痛いんだよ」
茜「硬球ってそんなに痛いの?」
昴「石を投げてるようなもんだからな。少なくとも素手キャッチするようなものじゃねーよ」
環「すばる、取ってきたぞ~」
昴「おぉ、そうか!じゃあこっちに投げてくれ!茜、危ないから離れてな」
茜「了解!」
環「くふふ、いくぞ~。それっ!」ビシュッ
昴「バカ!環、どこに投げてんだよ!あっ、茜!危ない!」
茜「ん?どうしたすばる――めちゃくちゃ痛い!!??」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:25:33.30 ID:IkZkzDnM0
昴「おいおい、茜大丈夫か?」
茜「す、すばるん……に、鈍い……鈍い痛みがお尻に……っ!」
昴「なっ?当たったらめちゃくちゃ痛いだろ?」
茜「これは……たしかにそうだね……ぐふっ」
環「ごめんねあかね……大丈夫?たまきが変なとこに投げちゃったからあかねが怪我しちゃったんだよね……」
茜「た、環ちゃん……だ、だいじょーぶ!茜ちゃんはこれでも鍛えてるから!むしろもっと当てて欲しいくらいだよ!」
環「ホント?」スッ
茜「あ、当てて欲しいというのは言葉のあやで……でも全然平気だから気にしないで!」
茜「す、すばるん……に、鈍い……鈍い痛みがお尻に……っ!」
昴「なっ?当たったらめちゃくちゃ痛いだろ?」
茜「これは……たしかにそうだね……ぐふっ」
環「ごめんねあかね……大丈夫?たまきが変なとこに投げちゃったからあかねが怪我しちゃったんだよね……」
茜「た、環ちゃん……だ、だいじょーぶ!茜ちゃんはこれでも鍛えてるから!むしろもっと当てて欲しいくらいだよ!」
環「ホント?」スッ
茜「あ、当てて欲しいというのは言葉のあやで……でも全然平気だから気にしないで!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:26:59.36 ID:IkZkzDnM0
昴「まぁ、見てなかった茜も少しは悪いしな。ちょっとは注意しとくべきだったな」
茜「いやー、そうだね。茜ちゃん失敗失敗!だから環ちゃんは気にしないでね?」
環「うん、ありがとあかね!」
昴「じゃあオレはまた壁当てでもするよ」
環「分かった!ありがとうすばる!」
昴「あぁ、今度はちゃんとグ口ーブと軟球持ってくるからまたキャッチボールしようぜ!」
環「うん!」
昴「あっ、茜もだぞ」
茜「おやおやぁ?茜ちゃんに投げさせてもいいの?全日本のエースが誕生しちゃうかもしれないよ?」
昴「じゃあ茜は硬球でキャッチボールするか」
茜「ぜひ軟球でお願いします!」
茜「いやー、そうだね。茜ちゃん失敗失敗!だから環ちゃんは気にしないでね?」
環「うん、ありがとあかね!」
昴「じゃあオレはまた壁当てでもするよ」
環「分かった!ありがとうすばる!」
昴「あぁ、今度はちゃんとグ口ーブと軟球持ってくるからまたキャッチボールしようぜ!」
環「うん!」
昴「あっ、茜もだぞ」
茜「おやおやぁ?茜ちゃんに投げさせてもいいの?全日本のエースが誕生しちゃうかもしれないよ?」
昴「じゃあ茜は硬球でキャッチボールするか」
茜「ぜひ軟球でお願いします!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:28:14.88 ID:IkZkzDnM0
環「うーん、野球って面白いね!」
茜「そうだね。茜ちゃんは危機管理の大切さを思い知ることができたよ」
環「あっ、あれゆりこじゃない?」
茜「ユリッチ?あっ、本当だ何してるんだろ?」
環「ねぇねぇ、後ろから近づいて驚かせちゃおうよ!」
茜「環ちゃん、ナイスアイディアだね!ゆっくりと音をたてずに行こう!」
環「くふふ、うん!」
茜「そうだね。茜ちゃんは危機管理の大切さを思い知ることができたよ」
環「あっ、あれゆりこじゃない?」
茜「ユリッチ?あっ、本当だ何してるんだろ?」
環「ねぇねぇ、後ろから近づいて驚かせちゃおうよ!」
茜「環ちゃん、ナイスアイディアだね!ゆっくりと音をたてずに行こう!」
環「くふふ、うん!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:29:38.65 ID:IkZkzDnM0
茜「環隊長、真後ろ五メートルの位置まで来ました」
環「よーし、もうちょっと近づいて驚かせるぞ~」
茜「了解」
七尾百合子「……か…………な」ボソボソ
茜「環隊長、なにやらつぶやいているようです」
環「そうなの?なんて言ってる?」
茜「えーっとね……」
百合子「今日は……風がさわがしいな……」
茜「うわぁ……」
百合子「えっ、誰!?」
茜「ユリッチ……」
百合子「ちょっ、ちょっとそんな憐れみの目で見ないで!」
環「よーし、もうちょっと近づいて驚かせるぞ~」
茜「了解」
七尾百合子「……か…………な」ボソボソ
茜「環隊長、なにやらつぶやいているようです」
環「そうなの?なんて言ってる?」
茜「えーっとね……」
百合子「今日は……風がさわがしいな……」
茜「うわぁ……」
百合子「えっ、誰!?」
茜「ユリッチ……」
百合子「ちょっ、ちょっとそんな憐れみの目で見ないで!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:31:00.04 ID:IkZkzDnM0
環「風がさわがしい?」
茜「環ちゃん、人類には踏み込んじゃいけない領域があるんだよ?」
百合子「人類が踏み込んじゃいけない領域……なんて神秘的な響き!」
茜「ユリッチ、その反応でいいの?」
百合子「神?悪魔?いやいや、それは名をつけられるものではなく、人類が目にすることも――」
茜「ダメだ。聞いてないや」
茜「環ちゃん、人類には踏み込んじゃいけない領域があるんだよ?」
百合子「人類が踏み込んじゃいけない領域……なんて神秘的な響き!」
茜「ユリッチ、その反応でいいの?」
百合子「神?悪魔?いやいや、それは名をつけられるものではなく、人類が目にすることも――」
茜「ダメだ。聞いてないや」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:32:36.99 ID:IkZkzDnM0
環「ゆりこはここで何をしてたの?」
百合子「果たして勇者は――ハッ!……え、ええとね。私はここで本を読んでたんだ」
茜「外で本読むのってすっごいね。さっきからページがばっさばっさ暴れちゃってるよ」
百合子「でも外で本を読むのって何かかっこいいですよね!」
茜「まぁ、否定はしないよ。ところでさユリッチ、今日お仕事入ってなかったっけ?」
百合子「確か3時から入ってたはず……」
茜「環ちゃん、今何時?」
環「今は2時50分!」
百合子「……」
茜「ユリッチ、遅刻確定だね……」
百合子「果たして勇者は――ハッ!……え、ええとね。私はここで本を読んでたんだ」
茜「外で本読むのってすっごいね。さっきからページがばっさばっさ暴れちゃってるよ」
百合子「でも外で本を読むのって何かかっこいいですよね!」
茜「まぁ、否定はしないよ。ところでさユリッチ、今日お仕事入ってなかったっけ?」
百合子「確か3時から入ってたはず……」
茜「環ちゃん、今何時?」
環「今は2時50分!」
百合子「……」
茜「ユリッチ、遅刻確定だね……」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:34:05.06 ID:IkZkzDnM0
環「ゆりこ大丈夫?一緒について行こうか?」
百合子「いや、ありがとう環ちゃん。これは私の問題だから」
環「ゆりこ……」
百合子「こうして心配してくれる仲間がいる。そのとき一陣の風が吹いた。まるで私の背中を後押ししているように。現在を変えることはできない。遅刻の事実は変えられない。でも未来なら変えられる。――急ごう、風が止む前に」
茜「しょーもないナレーションしてないで早く行きなよ!!」
百合子「アイルビーバック」b
茜「いやホント早く行きなって!」
百合子「いや、ありがとう環ちゃん。これは私の問題だから」
環「ゆりこ……」
百合子「こうして心配してくれる仲間がいる。そのとき一陣の風が吹いた。まるで私の背中を後押ししているように。現在を変えることはできない。遅刻の事実は変えられない。でも未来なら変えられる。――急ごう、風が止む前に」
茜「しょーもないナレーションしてないで早く行きなよ!!」
百合子「アイルビーバック」b
茜「いやホント早く行きなって!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:35:24.29 ID:IkZkzDnM0
環「たまたまゆりこに会ってよかったね」
茜「そうだね。茜ちゃんたちが通らなかったらどうなってたことやら」
環「くふふ、それだけでも河川敷に来た意味あったね!」
茜「でもせっかく河川敷に来たのに河川敷っぽいこと何もしてないのはちょっともったいないね」
環「でも、たまきはこうしてあかねとお散歩してるだけでも楽しいぞ!」
茜「環ちゃん!何て嬉しいことを言ってくれるんだい!よしよし、なでなでしてあげるからこっち来て~」
環「あっ、あそこに可奈がいる!」ダッ
茜「環ちゃん!?茜ちゃんをガン無視したね!?」
茜「そうだね。茜ちゃんたちが通らなかったらどうなってたことやら」
環「くふふ、それだけでも河川敷に来た意味あったね!」
茜「でもせっかく河川敷に来たのに河川敷っぽいこと何もしてないのはちょっともったいないね」
環「でも、たまきはこうしてあかねとお散歩してるだけでも楽しいぞ!」
茜「環ちゃん!何て嬉しいことを言ってくれるんだい!よしよし、なでなでしてあげるからこっち来て~」
環「あっ、あそこに可奈がいる!」ダッ
茜「環ちゃん!?茜ちゃんをガン無視したね!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:36:52.03 ID:IkZkzDnM0
矢吹可奈「八宝菜~♪チンゲン菜~♪温野菜~♪」
環「可奈ちゃん!」
可奈「ん?あっ、環ちゃん!」
茜「ちょっと待ってよ環ちゃ~ん!」
可奈「はれっ!?茜ちゃんまで!」
茜「やあやあ、元気でやっておるかね?」
可奈「うん、元気いっぱい~♪ 青汁もう一杯~♪」
茜「な、中々独創的な歌だね……」
環「可奈ちゃん!」
可奈「ん?あっ、環ちゃん!」
茜「ちょっと待ってよ環ちゃ~ん!」
可奈「はれっ!?茜ちゃんまで!」
茜「やあやあ、元気でやっておるかね?」
可奈「うん、元気いっぱい~♪ 青汁もう一杯~♪」
茜「な、中々独創的な歌だね……」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:38:22.55 ID:IkZkzDnM0
環「可奈ちゃんはここで何してるの?」
可奈「私は歌を歌ってたんだよ」
環「そうなんだ!だから魚がプカプカ浮いてるんだね!」
茜「ち、近頃は工場汚水が問題視されてるよね!いや~、困った困った!!」
可奈「あぁ、それは――」
北上麗花「捕ったポヨ~♪」
可奈「麗花さんが魚を捕ってるんだ~」
茜「げぇっ!麗花ちゃん!?」
可奈「私は歌を歌ってたんだよ」
環「そうなんだ!だから魚がプカプカ浮いてるんだね!」
茜「ち、近頃は工場汚水が問題視されてるよね!いや~、困った困った!!」
可奈「あぁ、それは――」
北上麗花「捕ったポヨ~♪」
可奈「麗花さんが魚を捕ってるんだ~」
茜「げぇっ!麗花ちゃん!?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:39:52.12 ID:IkZkzDnM0
麗花「ふぅ~、大漁大漁♪そろそろあがろうかな~?」
茜「た、環ちゃん!可奈ちゃんのお歌の邪魔しちゃ悪いからそろそろ行こうよ!」
環「えぇ~、たまきもうちょっと可奈ちゃんと喋りたいぞ~」
茜「あっ、あそこに石投げによさそうな石が!」
環「えっ、どこどこ?」
茜「あっちだよあっち!さぁ行こう!」タッタッタッ
環「うん!」タッタッタッ
可奈「ばいば~い♪」
茜「あっ、麗花ちゃんに身体を念入りに洗うように言っといてー!ここ、普通にきれいな川じゃないからねー!」
可奈「えっ?何て言ったのー?遠くて聞こえなかったよー!」
麗花「あれ、可奈ちゃんどうしたの?」
可奈「いや、さっきまで茜ちゃんと環ちゃんがいて……」
麗花「そうなんだ。私があがるのもうちょっと早かったらシラスウナギの踊り食いさせてあげられたのにな……」
可奈「あっ、それで茜ちゃんが麗花さんにえーと……たしか『きれいな身体のままでいてね』って言ってました!」
麗花「……へぇ~、次に会うのが楽しみになってきちゃった♪」
茜「た、環ちゃん!可奈ちゃんのお歌の邪魔しちゃ悪いからそろそろ行こうよ!」
環「えぇ~、たまきもうちょっと可奈ちゃんと喋りたいぞ~」
茜「あっ、あそこに石投げによさそうな石が!」
環「えっ、どこどこ?」
茜「あっちだよあっち!さぁ行こう!」タッタッタッ
環「うん!」タッタッタッ
可奈「ばいば~い♪」
茜「あっ、麗花ちゃんに身体を念入りに洗うように言っといてー!ここ、普通にきれいな川じゃないからねー!」
可奈「えっ?何て言ったのー?遠くて聞こえなかったよー!」
麗花「あれ、可奈ちゃんどうしたの?」
可奈「いや、さっきまで茜ちゃんと環ちゃんがいて……」
麗花「そうなんだ。私があがるのもうちょっと早かったらシラスウナギの踊り食いさせてあげられたのにな……」
可奈「あっ、それで茜ちゃんが麗花さんにえーと……たしか『きれいな身体のままでいてね』って言ってました!」
麗花「……へぇ~、次に会うのが楽しみになってきちゃった♪」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:41:13.01 ID:IkZkzDnM0
茜「ヘックション!」
環「あかね大丈夫?風邪?」
茜「大丈夫だよ!きっと誰かが茜ちゃんは可愛いなって噂してるんだよ!」
環「そんなことより石投げによさそうな石はどこにあるの?」
茜「そんなことよりって……よさそうな石はたぶんこっちの河原に――」
伴田路子「ふっふっふっ、もう少しでロコズタワーがアカンプリッシュメントです!」
茜「何やってんのロコちゃん……」
ロコ「あっ、アカネ!タマキ!グットな時に来ましたね!ほら見てください!ロコズタワーがこんなにもブレスを――」
ガラララララ
ロコ「ノオオオオ!!ロコズタワーがブロークンです!!!!」
茜「環ちゃん、ロコズタワー何に見えた?」
環「ん?ただ石が積んであるだけじゃなかったの?」
ロコ「何でそんなこと言うんですか!」
環「あかね大丈夫?風邪?」
茜「大丈夫だよ!きっと誰かが茜ちゃんは可愛いなって噂してるんだよ!」
環「そんなことより石投げによさそうな石はどこにあるの?」
茜「そんなことよりって……よさそうな石はたぶんこっちの河原に――」
伴田路子「ふっふっふっ、もう少しでロコズタワーがアカンプリッシュメントです!」
茜「何やってんのロコちゃん……」
ロコ「あっ、アカネ!タマキ!グットな時に来ましたね!ほら見てください!ロコズタワーがこんなにもブレスを――」
ガラララララ
ロコ「ノオオオオ!!ロコズタワーがブロークンです!!!!」
茜「環ちゃん、ロコズタワー何に見えた?」
環「ん?ただ石が積んであるだけじゃなかったの?」
ロコ「何でそんなこと言うんですか!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:42:32.98 ID:IkZkzDnM0
ロコ「あぁ、ロコの努力のクリスタルが……」
茜「傍から見たら賽の河原で石積みしてるようにしか見えなかったけどね……」
ロコ「2時間もファイトしたのに……」
茜「2時間も!?」
ロコ「アカネ、タマキ……ヘルプしてくれますよね?」
茜「いや、さすがにそれは――」
環「なんだか面白そう!環はやるぞー!」
ロコ「グッド!さすがはタマキです!それに比べてアカネは……」
茜「あぁ、もう!分かったよ!茜ちゃんも手伝うよ!茜ちゃんが手伝うからには過去最高のロコズアートにしてよね!」
ロコ「オフコースです!」
茜「傍から見たら賽の河原で石積みしてるようにしか見えなかったけどね……」
ロコ「2時間もファイトしたのに……」
茜「2時間も!?」
ロコ「アカネ、タマキ……ヘルプしてくれますよね?」
茜「いや、さすがにそれは――」
環「なんだか面白そう!環はやるぞー!」
ロコ「グッド!さすがはタマキです!それに比べてアカネは……」
茜「あぁ、もう!分かったよ!茜ちゃんも手伝うよ!茜ちゃんが手伝うからには過去最高のロコズアートにしてよね!」
ロコ「オフコースです!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:44:00.03 ID:IkZkzDnM0
――――3分後――――
環「たまきなんだか飽きちゃった……」
茜「そう?じゃあまたお散歩でもする?」
ロコ「ちょ、ちょっと待ってください!まだ3分しか経ってませんよ!?ロコズタワーはどうするんですか!」
茜「ノープロブレムだよ。もうそのロコズタワーは世界に一つだけのオンリーワンだよ」
ロコ「テキトーなこと言わないでください!」
茜「それに一応助っ人も呼んどいたからなんとかなると思うよ」
ロコ「助っ人ですか?」
環「あかね!早く行こう!」
茜「はーい!じゃあねロコちゃん」タッタッタッ
ロコ「ちょっと助っ人とは誰のこと――もう!茜はファーストですね。もうあんなアウェイまで」
二階堂千鶴「コロちゃん……」
ロコ「あっ、チヅル!助っ人はチヅルのことだったんですね!」
千鶴「罰ゲームでこんなことをさせられてますの……?」
ロコ「ち、違います!そんなアイで見ないでください!これはとてもクリエイティブでパッションのあふれる――」
環「たまきなんだか飽きちゃった……」
茜「そう?じゃあまたお散歩でもする?」
ロコ「ちょ、ちょっと待ってください!まだ3分しか経ってませんよ!?ロコズタワーはどうするんですか!」
茜「ノープロブレムだよ。もうそのロコズタワーは世界に一つだけのオンリーワンだよ」
ロコ「テキトーなこと言わないでください!」
茜「それに一応助っ人も呼んどいたからなんとかなると思うよ」
ロコ「助っ人ですか?」
環「あかね!早く行こう!」
茜「はーい!じゃあねロコちゃん」タッタッタッ
ロコ「ちょっと助っ人とは誰のこと――もう!茜はファーストですね。もうあんなアウェイまで」
二階堂千鶴「コロちゃん……」
ロコ「あっ、チヅル!助っ人はチヅルのことだったんですね!」
千鶴「罰ゲームでこんなことをさせられてますの……?」
ロコ「ち、違います!そんなアイで見ないでください!これはとてもクリエイティブでパッションのあふれる――」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:45:27.15 ID:IkZkzDnM0
環「うーん、やっぱり環は身体を動かすほうが好き!」
茜「そうだね。正直よく3分もったと思ったもん」
環「あ~あ、でももう夕方か。そろそろ帰らないと……」
茜「だね。プロちゃんもそろそろ心配する頃だろうし」
環「おやぶんは寂しがりやだからね!環がいないとダメなんだ!」
茜「ふふふ、そうだね。じゃあ早く帰ってあげようか」
環「うん!」
茜「そうだね。正直よく3分もったと思ったもん」
環「あ~あ、でももう夕方か。そろそろ帰らないと……」
茜「だね。プロちゃんもそろそろ心配する頃だろうし」
環「おやぶんは寂しがりやだからね!環がいないとダメなんだ!」
茜「ふふふ、そうだね。じゃあ早く帰ってあげようか」
環「うん!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 19:47:15.26 ID:IkZkzDnM0
環「それにしても今日は楽しかったぞ~」
茜「そう?それなら良かったよ。やっぱり環ちゃんは外が好きなんだね」
環「うん!あ、後それとね――」
茜「うん?」
環「あかねと一緒に遊べたのが一番大きいぞ!」
茜「た、環ちゃん……!おいで!なでなでしてあげるから!!」
環「くふふ、うん!」
茜「環ちゃんはかわいいな~」ナデナデ
環「くふふ♪」
茜「それじゃ手でもつないで帰ろう!」
環「うん!」
END
茜「そう?それなら良かったよ。やっぱり環ちゃんは外が好きなんだね」
環「うん!あ、後それとね――」
茜「うん?」
環「あかねと一緒に遊べたのが一番大きいぞ!」
茜「た、環ちゃん……!おいで!なでなでしてあげるから!!」
環「くふふ、うん!」
茜「環ちゃんはかわいいな~」ナデナデ
環「くふふ♪」
茜「それじゃ手でもつないで帰ろう!」
環「うん!」
END
転載元:【ミリマスSS】大神環「探検に行きたい!」野々原茜「うん」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457604978/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457604978/
コメント