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トップページCu > 双葉杏「れ、恋愛とか、興味、ないし……」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:37:18.468 ID:swt70nYa0.net

双葉「杏はアメのほうが好きだし、そういうので動くやすい女じゃないし……」ドキドキ

はい



5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:43:48.867 ID:swt70nYa0.net

双葉「………」

双葉「ねえ、きらり」

諸星「ん〜? 杏ちゃんどうしたにぃ〜?」

双葉「プロデューサー、最近なんか変わった」

諸星「そ〜ぉ?」

双葉「うん……。なんか、変わった」


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:46:27.179 ID:swt70nYa0.net

諸星「ん〜、きらりはぁ、いつものPちゃんだと思うにぃ〜」

双葉「……」

諸星「うゆ〜? 元気ないにぃ〜?」

双葉「……そんなことない」


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:48:19.610 ID:swt70nYa0.net

諸星「杏ちゃん、具体的にどんなところが変わったと思うにぃ?」

双葉「んん……」

双葉(わかんない)

双葉(でも最近、杏たちのプロジェクトは他の人が関わってくることも多くなったし)

双葉(遠くから見てるのが前より増えた)

双葉(……だからかな)

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9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:50:57.441 ID:swt70nYa0.net

諸星「ん〜、でも杏ちゃん、ステージでは、ハピハピ☆しないとダメだゆ〜」

双葉「わかってるって。もう、きらりはすぐにそうやって子供扱いするんだから。
   杏はプロだからね。まあ見てなさいって」

双葉(……)

双葉(きらりに相談するようなことじゃなかったかな)

双葉(もやもやする……)


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:54:26.544 ID:swt70nYa0.net

-- ステージ上手 --

緒方「うう……何回やってもライブ前は緊張するよぉ……」

双葉「ふぁ〜、眠い……」

緒方「あ、杏ちゃん……」

双葉「なに?」

緒方「杏ちゃんって、緊張しないの?」

双葉「しない」

緒方「ど、どうしてぇ……? すごいね……」

双葉「だって緊張してもいいことないじゃん。疲れるだけだよ」

緒方「……………」


12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 21:58:20.433 ID:swt70nYa0.net

武内P「緒方さん、双葉さん。お疲れ様です」

双葉「!?」

緒方「プロデューサーさん!? わざわざ見に来てくれたんですか……?」

武内「最近忙しくて現場に顔を出せていなくて申し訳ありません。
   私も本来であれば、自分がプロデュースした方々の現場はすべて回りたいのですが、
   なにぶん体はひとつでして……。しかし、時間があるときは少しでも皆さんのそばにいるようにします」

双葉「……」

双葉(……やっぱ、なんか違う)

緒方「で、でも……今はもうプロデューサーさん、ずっと上のほうの立場になられたって……」

武内「そんなことはありません。単純に裁量が増えただけです。……双葉さん?」

双葉「! な、なに……」

武内「どうしました。顔色があまりよくありませんね」

双葉(……前はそんなところに気づくようなキャラじゃなかったくせに)

双葉「別に……、普通だよ」

武内「そうですか」


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:03:09.330 ID:swt70nYa0.net

武内「しかし、お二人もメジャーになられましたね」

武内「もちろんお二人の実力があってこそですが、私としても誇らしいです。
   これだけのお客様を集められるアイドルはそうそういません」

双葉「そういうの、おべっかっていうんだよ」

緒方「あ、杏ちゃん!」

武内「失礼しました。……では、本番は関係者席から見守っています」

双葉「え」

武内「どうしました?」

双葉「ソデから見るんじゃないの」

武内「ああ。私としてもそうしたいのですが、今回はテレビ関係やスポンサーの方々ともお話がありまして。
   ステージが終わったらまた来ますよ」

双葉(……)

双葉(プロデューサー、出世したんだ)

双葉(……)


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:08:01.393 ID:swt70nYa0.net

-- ライブ終了後 --

裏方スタッフ「おつかれしたー! お二人! テレビのインタビューはいってるんで、
       楽屋に衣装おいたらすぐ出てください!」

緒方「はぁ……はぁ……」

双葉「……」

緒方「あ、杏ちゃんお疲れ様……えへへ、楽しかったね……」

双葉「うん」

双葉(……)キョロキョロ

双葉(……プロデューサー、いないじゃん)

双葉(口ばっかり)

裏方「すいませーん! ちょっと時間おしちゃってるんで、なるはやでお願いしまーす!」

緒方「はーい。杏ちゃん、行こ?」

双葉「うん」タッタッタッタッ


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:13:11.890 ID:swt70nYa0.net

インタビュアー「お二人は、今こうやってメディアに注目されていることについてはどう思われますか?」

緒方「えっ、あっ、えと……う、嬉しいと思います……」

インタビュアー「………」

インタビュアー「……他には?」

緒方「えっ? そ、その……恥ずかしいとも思います……」

インタビュアー「…………」ハァ

双葉「結局、周りのスタッフの力なんだよね」

インタビュアー「! と、もうしますと?」

双葉「アイドルの語源は偶像でしょ。偶像っていうのはみんなの前に飾られる置物で、愛されてなんぼなんだよ。
   でも偶像を作るにも人がいるし、偶像を置く場所は慎重に選ばなきゃ。そういうのをやってくれる人に恵まれてると思うよ」

インタビュアー「なるほど……。すると杏さんは、完全にご自身のことは商品だと?」

双葉「そんなの当たり前じゃん。だってお金もらってるんだよ。姿を見せるだけで。
   プロってそういうことでしょ」

インタビュアー「よ、よく考えてらっしゃるんですね……」

インタビュアー(おい、今のコメントおさえたか)コソコソ

カメラマン(バッチリです!)コソコソ

インタビュアー(よし!)コソコソ


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:16:29.615 ID:swt70nYa0.net

緒方「あ、杏ちゃん……」

双葉「ちえりは頭で考えすぎだよ。パパッて答えればこういうのは後で編集でつないでくれるんだから。
   言葉数増やして話せばいいんだよ。ね?」

インタビュアー「はは。ここは使えませんね」

双葉「別に助けたわけじゃないからね。次からは自分でやるんだよ」

緒方「あ、ありがと……」

双葉「ドヤッ☆」

インタビュアー「あはははは」

双葉(………はぁ)

双葉(テレビの人っててきとーだなー)

双葉(思ってもないこと言っても平気で流しちゃうんだもんな)


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:19:46.928 ID:swt70nYa0.net

双葉「これ、番組なんだっけ」

インタビュアー「灼熱大陸ですね」

双葉「ああ。あれってちょっと誇張してるよね。現場でとりあえず撮れたやつを使って作ってるっていうより、
   あらかじめ筋書きを決めておいてそれにコメントをのせてるみたいな」

インタビュアー「………はは……仰るとおりで……」

双葉「台本あるならそれくれたらそのとおりにやってもいいよー」

インタビュアー(……これは)

インタビュアー「杏さん的にはそちらのほうが、やりやすいですか?」

双葉「うん。方向性わかってたら合わせるのは超カンタン。杏こう見えても頭いいからね」

インタビュアー&カメラマン&緒方(((それはみてりゃわかる)))


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:28:15.702 ID:swt70nYa0.net

-- 某テレビ局、会議室 --

局P「…はい、はい。なるほどね。方向転換したいと」

武内「……」

局P「んー、その杏って子はちゃんとできそうなの?」

局P「ああ、うん。それなら現場に合わせていいんじゃない。……うん。話はこっちで通しておくから」

局P「はーいお疲れー。……武内さん、急な電話ですいません」

武内「いえ。弊社のタレントのことで?」

局P「そうなんですよ。「灼熱大陸」の企画、緒方さんと双葉さんの二人を追うって本だったんですが、
   ちょっと現場の話だと杏さん一本にしぼったほうがいいんじゃないかって話が出ていまして」

武内「それは現場の方が判断したんですか?」

局P「と、いうより、杏さんご本人からの提案みたいです。その……いいにくいのですが、緒方さんはちょっとしゃべりの方が……」

武内「彼女は少し内向的なところがありますからね。ただ、私としては緒方さんは緒方さんで取り上げてもらいたいというのが本音です。
   彼女も弊社の立派なタレントですから」

局P「んー……、そしたら今回の「灼熱大陸」に関しては杏さんを推す方向で、緒方さんに関しては別件の企画を出させてもらってもいいですか」

武内「ぜひ、その方向でお願いします」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:32:18.159 ID:swt70nYa0.net

武内(……以前なら真っ先に緒方さんのケアに入ったところだが)

武内(さすがに手が回らない。マネージャーをつけてしばらく様子を見させるか)

武内(双葉さんに関しては私が直接アプローチしてもいいかもしれない)

武内(「灼熱大陸」は人気番組……。リソースを割くならこっちだな)

武内「台本を共有させてもらってもよろしいですか?」

局P「え? ホンをですか?」

武内「私が近いところで関わる方向でいこうかと」

局P「た、武内さんがですか。しかし武内さんは今や346プロダクション全体のプロデュースに関わりの方ですし……」

武内「今回限りです。それに、現場から遠ざかると見えるものも見えなくなってしまいます」

武内(ライブ前の双葉さんのあの顔……)

武内(どうしてもあれがひっかかりますね)


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:38:34.953 ID:swt70nYa0.net

局P「まあ……シンデレラプロジェクトを立ち上げたのも武内さんですし」

局P「私どもとしては、企画に携わっていただくのはありがたいのですが」

武内「いえいえ。私どもとしても「灼熱」に関わる初めてのタレントですので」

武内「この企画でドライブをかけて、全体に波及させていきたいですね」

局P「ははは。武内さんならお一人でもやってしまいそうだ」

武内(……)

武内(出世、か)

武内(……みなさん、元気にしていますかね……)


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:43:11.306 ID:swt70nYa0.net

-- 346プロダクション、オフィス --

双葉「はぁ〜〜〜」

双葉「疲れた」ボフッ

双葉「やっぱ取材ってだるいよね〜」パクパク

前川「あああああ!! それ! みくのプリンにゃー!」

双葉「うまい」

前川「もお! ちゃんとみくの名前書いてあったはずだにゃ! どうしてそういうことするのー!?」

双葉「うまいから」パクパク


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:46:34.815 ID:swt70nYa0.net

番組ディレクター(以下D)「いつもこんな感じなんですか」

双葉「んー? なにがー?」

D「いやその、自由奔放というか」

双葉「うん」

前川(ちょっと、杏ちゃん! こっちくるにゃ!)コソコソ

双葉(……なに)コソコソ

前川(あれって「灼熱大陸」の取材でしょ? いいの、杏ちゃんの素を見せちゃって)

双葉(別に隠してないし。あと今回の企画は杏の素顔を追うみたいな感じらしいよ〜。
   だからみくもキャラつくらなくていいんじゃないの)

前川(みっ、みくはバレないようにするもん!)

D「あの〜、前川さんちょっといいですか」

前川「!! は、はーいにゃ!」


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:49:17.267 ID:swt70nYa0.net

D「……で、みくさんから見て杏さんはどんな方ですか?」

前川「うーん、そうだにゃあ〜、かわいい妹キャラ? っていってもみくの方が年下なんだけどぉ、
   みんなから愛されてるキャラにゃ!」

D「愛される」

前川「うん。普段からこういう感じなんだけど、どうしても憎めないのが杏ちゃんのすごいところだにゃ!
   あ、ちなみにみくは……」

D「ありがとうございました」

前川「……………………」

双葉「なーにやってんだか」


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:54:48.030 ID:swt70nYa0.net

双葉「他は? 疲れるから端的に質問して〜」ゴローン

D「そうですね……。お仕事をされる上で、その、杏さんは様々な面というか……」

双葉「裏表が激しい?」

D「と、いうか、なんというか……いろんな側面をファンの方は見ていると思うのですが」

双葉「うーん」

双葉(ここは冷静に答えたほうがよさそうかも)

双葉「結局そういうところも含めたキャラクターをみんなが求めてたのかもね。
   杏の場合はダメ人間っていうキャラがあったから、そこにアイドルっぽさをミックスした感じ。
   ショートケーキの上にイチゴがのってなかったら、それって商品にならないでしょ。
   杏はそのイチゴの部分に「ダメ人間」っていうのをのせてみたんだよね。そしたらウケがよくて」

D「は、はあ……」

D(すごい洞察力と客観性だな……)

双葉「みんなが求めてるっていうのも語弊があるかもね。
   たまたまだよ。今までにいなかったタイプのアイドル。あと当面の問題はどうやって杏ブランドを持続させるかかな。
   とかいってるけど基本働きたくないからいまだに印税生活夢見てるんだよね〜」

D(……自然体……いや、確かに自然体ではある……)

D(だけどこの子はその自分のキャラクターすらも計算に入れて活動している)

D(そりゃ売れるわな……)


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 22:58:04.385 ID:swt70nYa0.net

双葉「はぁー疲れた。あとは?」

D「今日はこの辺で……」

双葉「次はいつ来るの?」

D「武内プロデューサーとの対談に密着しようかと思っています」

双葉「え」

D「?」

双葉「た、対談?」

D「ええ」

双葉「なにそれ」

前川「あれ、杏ちゃん聞いてない? みくのところにも来たにゃ。シンデレラプロジェクトを振り返るっていう企画で、
   シンデレラガールズ一人一人とPチャンが話すって番組」

双葉(やば……見過ごしてた)

双葉(まずい……)


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:00:08.469 ID:swt70nYa0.net

D「あの、どうしました?」

双葉「ふぁっ!?」

D「!?」

双葉「あ……い、いやなんでもないよ。おーけー、た、対談ね。よゆーでやるからよろしく」

D「はい。では失礼します」

双葉(……やばい)

双葉(もやもや、消えてないし……)


33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:09:27.799 ID:swt70nYa0.net

-- 某収録スタジオ、楽屋 --

AD「武内さんと双葉さん、間も無くですー!」

武内「……」

双葉「……」

武内(……双葉さん、やっぱり様子が……)

武内(楽屋を一緒にさせてもらったのはまずかったか)

双葉(……やばい)

双葉(……なに話していいかわかんない)

武内「…………」

双葉「…………」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:12:02.242 ID:swt70nYa0.net

武内「あ、あの、すいません。普通なら楽屋は別なんですが、今回は私服で撮影とのことだったので」

双葉「う、うん……」

武内「邪魔なようでしたら、私は前室に移動しますが」

双葉「い、いいよ別にここにいて」

武内「そ、そうですか」

双葉「……」

武内「あの、この前のライブのことですが……」

双葉「……」

武内「とてもよかったです。もちろん双葉さんの実力ですが、はっきりと成長が……」

双葉「……じゃん」

武内「え?」

双葉「終わったあと、来てくれなかったじゃん」

武内「……あ」

双葉「…………」


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:15:55.455 ID:swt70nYa0.net

武内「すいません。あのあとすぐに局の方で打ち合わせが入ってしまって。今回の「灼熱」の話もありまして。
   しかし、ライブはちゃんと最後まで……」

双葉「プロデューサーは、偉くなったんだね」

武内「えっ……」

双葉「すごいと思うよ。これから346の社長も任されるんじゃない」

武内「………」

双葉「それで、杏とか、現場からはどんどん離れていくんだね」

武内「そ、そんなことはありません! 私は……、私がプロデュースしたアイドルのみなさんは、最後まで責任をもって……」

双葉「最後っていつ?」

武内「え」

双葉「杏たちが引退するとき? それともプロデューサーが偉くなったとき?」

武内「………」

双葉「同じだよ。どちらにせよ杏たちとプロデューサーはもう立場が違う。
   どんどん遠ざかっていくんだよ」

武内「私は……」

AD「すいません! そろそろ準備のほう、お願いします!」

双葉「ほら、本番だよ」

武内「………」


38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:17:56.939 ID:swt70nYa0.net

双葉(……ばか)

双葉(なんであんなこと)

双葉(……でも、来てくれなかったし)

双葉(でも、プロデューサーは、仕方ないのもわかるし)

双葉「うう〜〜〜!!!!!」

AD「!? どうしました?!」

双葉「あ」

双葉「な、なんでもない」

双葉(仕事モードか)

双葉(………対談ね)


44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:22:09.411 ID:swt70nYa0.net

-- 収録スタジオ --

D「一応、台本はあるんですが、基本武内さんに進行してもらう方向で」

武内「はい」

D「で、打ち合わせのときも話したんですが、杏さんのルーツを探りつつ、
  シンデレラプロジェクトの立ち上げからの経緯を二人で振り返るっていうスジで」

武内「わかりました」

双葉「杏は答えてればいいの?」

D「そうですね。基本は武内さんの質問に答えるっていう感じで」

D「今回は「灼熱」のスタッフも入れてるんで、あっちの文脈も読み取ってもらえると」

双葉「ふぅ〜、面倒くさいなあ」

D「あはは……」


46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:24:59.277 ID:swt70nYa0.net

D「じゃ、カメラまわしまーす。本番五秒前!」

双葉「……こうやって二人で番組出るの、初めてだね」

武内「そうですね」

双葉「てゆーか、あんましプロデューサーと話したことないかも」

武内「………」

武内(いけない、カンペが出ている)

武内「久しぶりに会いますね」

双葉(もう本番か……)

双葉「そうだね」

武内「どうですか、正直最初の頃はここまで来ると思っていましたか」

双葉「それはこっちのセリフだよね」

武内「…………」

双葉「…………」


47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:29:07.104 ID:swt70nYa0.net

武内(いけない、会話を……)

武内「わ、私としてはシンデレラガールズの選抜にはかなり頭を使いました。
   その中で双葉さんはひときわキャラクターが立っていましたよね」

双葉「ただの数合わせじゃないの」

武内「そんなことはありませんよ。重要なメンバーでした」

双葉「えー。だって杏超やる気ないし。っていうか今でもやる気ないし。
   ていうかもう帰りたいし」

武内「ははは。そのキャラクターも変わっていませんね」

双葉「まあね」

武内「それで、今回は二人でシンデレラプロジェクトを振り返るということなんですが」

双葉「…………」

双葉(なんでだろう)

双葉(心が、落ち着かない)

双葉(ムカついてるのか、イラついてるのか、誰に対してなのか、全然わかんない)

双葉「……面倒くさい」

武内「え?」

双葉「なんか、面倒くさい! ストップ!」


49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:31:24.109 ID:swt70nYa0.net

D「おい、カメラとめろ」

武内「双葉さん……」

双葉「ねえ、これって本当にやる意味あんの? 全員分なくてもいいんじゃないの」

武内「いえ、これはウェブでも公開することになっていますし、
   初期メンバーは必ず全員必要です。それにもう今日のためにスタッフも集めてしまっています。
   ……というか双葉さん、あなたはそれがわからないような方ではないはずです」

双葉「わかってるよ、もちろん」

武内「………」

D「……武内さん、ちょっと……」

武内「……はい」


52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:38:16.125 ID:swt70nYa0.net

D「その〜……なにかお二人の間であったんですか?」

武内「いや、まあ、その……ちょっとしたことなんですが……」

D「ふぅ………」

D「ちょっと、あれですね。ギスギスした雰囲気が画に出ちゃってまして。
  これだと双葉さんが一時期のエ○カ様みたいな感じでうつっちゃうかと。
  今人気ある方なんで、炎上リスクもありますし」

武内「はい……承知しております」

D「リスケってセンでもいいので、なんとかなりませんかね?」

武内「…………」

武内(この場の進行で、双葉さんを誘導するスキルは私にはない……)

武内(リスケ……スケジュールはタイトになるが仕方がないか……)

武内「すいませんが、今日はバラしでお願いできますか」

D「その方がよさそうですね」

武内「双葉には私から話を通しておきます」

武内(……とはいいつつ)

武内(本田さんのときのようにはいきそうにないですね……)


54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:44:13.333 ID:swt70nYa0.net


灼熱D「武内さん」

武内「はい」

灼熱D「今回のところ、どうします……?」

武内「………」

灼熱D「現場としては、貴重なシーンなので使いたいのですが……」

武内「当然そうでしょうね……。しかし、すいません、とりあえずNGでお願いできますか」

灼熱D「ですよね……印象が悪いことは悪いです」

武内「お手数おかけします。編集には私も立ち会うので」

灼熱D「じゃあ、今日のところはこれで……」

武内「ええ。お疲れ様でした」

武内(……)

武内(「灼熱」のコンセプトは素顔の双葉杏を撮るということ)

武内(しかし……今回の双葉さんのあれは、アイドルとしての素顔ではない)

武内(もっとプライベートな……私との関係の話だ)

武内(それはテレビで流すものではないはず……やはり保留だな……)


56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:48:45.063 ID:swt70nYa0.net

武内「双葉さん」

双葉「……何」

武内「今日のところはバラします」

双葉「そう」

武内「ですが後日再収録します。……それでいいですか?」

双葉「いいけど、杏がそれでやる気出すかどうかは知らないよ」

武内「……」

武内「家まで、お送りします」

双葉「え?」

武内「今日は私が家まで送ります」

双葉「は? い、いいよ。今は杏にも専属マネージャーいるし。別に……」

武内「話もあります。私の車に乗ってください」

双葉「……!」

双葉(……そ、そんなじって見られると)

双葉(………なに、これ)

双葉(………)


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 23:53:00.990 ID:swt70nYa0.net

-- 武内PのBMW、車内 --

双葉(BMW……)

双葉(なんか、ムカつく)

武内「夜風が気持ちいいですね」

双葉「そう? なんかぬるいよ」

武内「エアコンにしますか?」

双葉「いい。っていうか、プロデューサーはもう「エライヒト」なんだから、
   杏にへこへこしてちゃダメなんじゃないの」

武内「……」

武内「対談の件ですが」

武内「進行が私だから、あのような態度を?」

双葉「………」

武内「100歩譲って、進行役を変えることはできると思います。そのほうがやりやすいですか?
   たとえば、諸星さんとか」

双葉「……わかってないなあ」

武内「えっ」

双葉「なんでもない」


61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:05:03.485 ID:9NhrfvH+0.net

武内(なぜ、双葉さんはこんなに心を閉ざしてしまったんだ?)

武内(私は現場には顔は出している……だが、確かに、以前より触れ合う機会はなくなった……)

武内(! ふれあい……!)

武内「双葉さん」

双葉「もー、何? 一度にきいてよ面倒くさいなあ」

武内「すいません。双葉さんは現在、一人暮らしをされていますよね?」

双葉「そうだよ」

武内(これだ)

武内(頭が賢いとはいっても、心はまだ17歳の子供……)

武内(ホームシックになるときもあるだろう。それに)

武内(さっき撮り逃した「灼熱」のビデオの埋め合わせもしなくては局Pにメンツが立たない)

武内(つまり……これは……私が……)

武内(双 葉 さ ん に 手 料 理 を 作 っ て ご 馳 走 す る と こ ろ を 撮 る !!!!!)


62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:07:21.735 ID:9NhrfvH+0.net

武内(これなら双葉さんとの距離も縮められるし、画も撮れる)

武内(なかなかのアイデアじゃないか?)

武内「双葉さん、夕食はまだですよね」

双葉「んー? そうだけど、アメ食べるから別に……」

武内「では、私が料理を作ります」

双葉「え?」

武内「近くにスーパーはありますか?」

双葉「は?」

武内「そこで食材を調達しましょう」

双葉「な、何を言って……」

武内「飛ばしますよ」キキーーーーーーッ!!!!


63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:09:56.659 ID:9NhrfvH+0.net

-- 杏家 --

双葉「……」

双葉(本当に来た……)

武内「少し散らかっていますね。ちょうどいいので掃除もしてしまいましょう。
   この広さなら夕飯を作りながらでもできます」

双葉「あ、ちょ、待って!」

武内「はい」

双葉「め、目つぶってて! 絶対開けちゃダメだから」

武内「え、ええ……」

双葉(パンツが転がってる…………)


64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:12:20.719 ID:9NhrfvH+0.net

双葉「い、いいよもう」

武内「はい」

双葉「部屋の掃除は杏がやるから、プロデューサーは料理、作って」

武内「わかりました」

武内(少しですが、トゲトゲした感じはなくなりましたかね?)

双葉(……もう、わかっちゃった。やっぱ杏頭いいな)

双葉(杏、プロデューサーのこと……)

双葉(………)


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:15:32.233 ID:9NhrfvH+0.net

-- 一時間後 --

武内「双葉さん、テーブルの上を片付けてください」

双葉「もう片付いてるよ」

武内「わかりました。ちょっと運ぶものが多いので手伝っていただけますか?」

双葉「しょうがないなあ」

武内「すいません」

双葉「だからあ。もうすいませんとか言っちゃダメだよ。プロデューサーはえらいひとなんだから」

武内「……」

双葉「あ……」

双葉(また変なこと言っちゃった)

双葉(なにこれ……みんなこうなるとこうなっちゃうのかな……)


69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:18:24.310 ID:9NhrfvH+0.net

双葉「手料理って、カレーじゃん」

武内「お気に召しませんでしたか?」

双葉「いや、そうじゃないけどさ。なんか、プロデューサーらしいっていうか」

武内「?」

双葉「……くす。よおし、食べよ!」

武内「どうぞ、召し上がってください」


70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:21:17.115 ID:9NhrfvH+0.net

双葉「ん」

武内「いかがでしょう」

双葉「おいしい」

武内「それはよかったです」

双葉「……それ、「灼熱」に出すようのビデオでしょ」

武内「はい」

双葉「今日の対談のところ、全然撮れなかったもんね。代わりに自宅に入ってくるとか、
   どんだけ」

武内「大切なお仕事ですから。シンデレラガールズで初の出演です。光栄なことですよ」

双葉「いまいち実感がわかないよ。杏、ふつーにしてるだけだし」

武内「それが双葉さんの素敵なところです」

双葉「ぶっ!?」

武内「どうしました?!」

双葉「ど、どうもしない……」

双葉(……)

双葉(えらくなると、女の子口説くのもうまくなるのかな……)


72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:23:43.099 ID:9NhrfvH+0.net

武内「それで、ここまで自分が売れるとは正直計算外だったんじゃないですか?」

ビデオを回しながら

双葉「あー、もう仕事モード?」

武内「……すいません」

双葉「別にいいけど。そうだなあ。私個人の力だけじゃないっていうのは前もいったけど。
   やっぱりプロデューサーの力は大きかったよ」

武内「……というと?」

双葉「なんていうんだろう」

双葉「……安心感、っていうか」

双葉(あれ?)

双葉(顔、あつい)

双葉(私、照れてる?)


73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:26:52.003 ID:9NhrfvH+0.net

双葉「裏方の人だから、みんなはあんまり知らないかもしれないけど、すごい人だと思うよ。
   自分のこと考えないで突っ走って、杏たちのために動いてくれるとことか」

双葉「アイドルもけっこー辛いときあるから、そういうときのケアとか、マネージャーでもないのにやってくれてたし」

双葉「……最初の頃は気づかなかったけど」

武内「………」

双葉「今考えると、支えられてたんだなって思う人は多いんじゃない」

武内「それは……つまり……」

武内(これは私が聞くことだろうか? いや、しかし……番組上仕方がない)

武内「双葉さんにとっても、プロデューサーの存在は大きかったと?」

双葉「うん」

双葉「すごく……大きいよ」


76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:28:38.783 ID:9NhrfvH+0.net

武内「双葉さん」

双葉「えっ……」

双葉(な、なに)

双葉(なんでそんなまっすぐみてくるの)

武内「撮れ高、十分です」

双葉「…………」


78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:33:12.071 ID:9NhrfvH+0.net

武内「では、私はそろそろ帰ります」

双葉「えっ……」

武内「洗い物は洗浄機があるようなので、平気ですよね」

双葉「う、うん。まあ、うん」

武内「今日はここに来られてよかったです。それと、双葉さん」

双葉「な、なに」

武内「これだけは伝えたかった。私は、確かに現場から離れる運命にあるかもしれません。
   双葉さんたち以外にも、私を必要としてくれている方々はいます。ですが……」

武内「私にとってシンデレラプロジェクトのメンバーは、やはり特別です。私の最高のアイドルたちです。
   それだけはわかっていただきたいです。だから、双葉さんが困ったときや、さみしいときや、悩んだときは」

武内「いつでも電話をしてくださって構わないんですよ。これは他のメンバーの方にも……」

双葉「………」

武内「双葉さん?」

双葉「……プロデューサー」

武内「は、はい」

武内(いけない、また地雷を踏んでしまったか……?)

双葉「……後ろ、向いて」

武内「後ろ?」

双葉「絶対、振り返っちゃだめ。それからこれからいうことも、忘れなきゃだめ」

武内「?」


79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:34:49.199 ID:9NhrfvH+0.net

武内「こう、ですか……?」

双葉「………」

双葉(杏は頭がいいから、していいこととしちゃダメなことくらいわかる)

双葉(これは……しちゃダメなことだって、わかる)


双葉「………」ぎゅーーーーーーー


武内「!!」


82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:38:01.000 ID:9NhrfvH+0.net

武内「ふ、ふたb……」

双葉「しゃべっちゃだめ」

武内「………」

双葉「今度は杏が質問する番だよ」

武内「………」

双葉「プロデューサーは、その……みんなのこと、平等に好き?」

武内「………」

双葉「………」

双葉「私はね」

双葉「いま、さみしい」

武内「双葉さん……」

双葉「……対談するのも、現場に来るのも、プロデューサーがいい。
   あとね……帰ってほしくない。だって」

双葉「杏、プロデューサーのこと」

双葉(………いいの?)

双葉(……面倒くさいなあ)

双葉(まあいっか……)


双葉「好き」


85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:43:50.210 ID:9NhrfvH+0.net

武内「……」

双葉「……みたいな?」

武内「えっ」

双葉「あー! 回してなかったの。いまの。杏の迫真の演技だよ」

武内「双葉さん……」

双葉「……うそ」

双葉「もう大丈夫だよ。リスケの日程わかったら教えて」

双葉「……いろいろありがと」

武内「……じゃあ、私はこれで」

双葉「うん」


87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:47:06.854 ID:9NhrfvH+0.net

ガチャン……(扉が閉まる音)

武内(………)

双葉(………)

武内(私は、気づかないうちにいろんなところで失敗を重ねていたんだな)

双葉(言っちゃった……もう、後戻りできない)

武内(双葉さんの言葉は、忘れなくてはならない)

双葉(プロデューサーに言った言葉、忘れられない)

武内(どちらにせよ、私の仕事はアイドルをプロデュースすること)

双葉(仕事だって割り切ることなんてできない。素顔の私で勝負するんだ!)

武内(私は)

双葉(杏は)

武内&双葉(自分の意志は曲げない!)


89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:49:23.727 ID:9NhrfvH+0.net

-- 後日、某収録スタジオ --

D「武内さん」

武内「お疲れ様です。先日は申し訳ありませんでした」

D「いえ、大丈夫ですよ。双葉さんクラスならスポンサーも予算を惜しみませんしね。
  それより」

武内「例の件なら大丈夫です。解決しました」

D「そうですか。武内さんがそうおっしゃるなら」

武内「本日はよろしくお願いします」

D「こちらこそ」


90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:51:45.270 ID:9NhrfvH+0.net

双葉「はぁ〜、疲れたーだるいーねむいー」

マネージャー(以下、マネ)「そろそろ出番ですよ。そう言わないでください」

双葉「こんなの印税生活とほど遠いよ〜。だいたいプロデューサーとなんていつだって話せんじゃん〜」

マネ「そんなことはないですよ。武内さんはいまや大物Pですからね」

双葉(……)

双葉(そんなの、知ってるもん)

AD「すいませーん! 双葉さん、本番お願いしまーす!」

マネ「ほら、出番ですよ」

双葉「しっかたないなあ。やってやるかあ」

双葉(…………)


91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:53:28.853 ID:9NhrfvH+0.net

武内「……あ」

双葉「お! プロデューサー様だー! 本日はご機嫌うるわしゅう〜」

武内「やめてください」

武内(すっかり元どおりになりましたね)

武内(これなら問題なさそうだ)

双葉「今日はよろしく」

武内「こちらこそ」

D「ハイ演者さんスタンバイオーケー! 本番いきまーす! 五秒前!」


92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:56:03.404 ID:9NhrfvH+0.net

当時のVTRを見ながら

武内「……この頃の双葉さんは、本当にやる気がなかったですね」

双葉「そんなことないよー。杏はやるときはやるんだから」

武内「正直、ステージに立つ直前まで双葉さんのことをずっと見ていたこともありました。
   裏と表でスイッチがあるみたいですね」

双葉「あったりまえじゃん。いつもオンにしてたら疲れちゃうよー」

双葉(……あっちのスイッチは、もうオフにできないけど)


95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/03(日) 00:59:00.375 ID:9NhrfvH+0.net

武内「双葉さんは、今後どうやって活動していこうとかあるんですか」

双葉「私?」

双葉「うーん」

双葉「そうだなあ」

カンペ(そろそろまとめてください)

武内「……」

双葉「……」

双葉「……これからは、ちょっと真面目になるところはなろっかな」

武内「え?」

双葉「いままでが手を抜いてたわけじゃないよー。でもアイドルって、結構面白いし。
   あとは、そうだなー」

双葉(…………)

双葉「カレーライス」

武内「はい?」

双葉「カレーライス、食べようかな」

武内「それは、どうしてですか?」

双葉「教えないー♪」


双葉(そんなの、決まってるじゃん)







双葉(いつだって、あのときのこと、思い出せるからだよ、ばか)





転載元:双葉杏「れ、恋愛とか、興味、ないし……」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1467463038/



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