ぷちかれ「ﾎﾟﾃﾃﾃﾃ」ｹﾗｹﾗ

ヒロミ「ワイバーンに乗るより大迫力だった…」

ぷちかれ「ﾀｸｻﾝ ｵｯｺﾁﾀ! ﾎﾟﾃﾃﾃﾃ」ｹﾗｹﾗ

ヒロミ「む…練習すればうまくなるもん、次は落ちないでやるからね！」

ぷちかれ「ﾃｰ…」ｶﾞｰﾝ

ヒロミ「『えー…』じゃなくて」

ぷちかれ「ｵｯｺﾁﾃ ﾓｯﾄ」

ヒロミ「ダメ、もう落ちない」ﾌﾟｸ

ぷちかれ「ﾓｰ」ｸｲｸｲ

ヒロミ「あ……ねぇぷちかれちゃん、アレ、やってみない？」

ぷちかれ「ｱﾚ? ﾄﾞﾚﾖ」

ヒロミ「これ、プリントシール機」

ぷちかれ「ﾌﾟﾘﾝ?」ｼﾞｭﾙﾘ

ヒロミ「プリンじゃなくてシールね…ほら、こんな感じで可愛くシール作れるんだよ」

ぷちかれ「ﾎﾟﾃｪ…」ｼﾞｰｯ

ヒロミ（食い入るように画面見てる……なんだかんだでこういう可愛いの好きなんだよね）ｸｽｯ

～～～

ぷちかれ「ｺﾚ ｵﾋﾒｻﾏ! ｺﾚｽｷ!」

ヒロミ「白のドレスかぁ……ふふっ、ぷちかれちゃんがこの加工使うと身長だけ大きくて変な感じだね」

ぷちかれ「ﾆﾝｹﾞﾝﾉ ｵｵｷｻ」

ヒロミ「じゃあこれに、後はラクガキして……」ｷｭｯｷｭ

※ヒロミは自分のサインをすみっこにラクガキした…

ぷちかれ「ﾌﾟﾁｶﾚﾓ! ﾁｮﾀﾞ!」

ヒロミ「何て描くの？」

ぷちかれ「ｴｰﾄﾈ」ｷｭｯｷｭ

※ぷちかれはヒロミのサインを真似して反対側に描いた…

ぷちかれ「ｺﾚ?」

ヒロミ「あー…よくわかってなかったんだ、サイン……ぷちかれちゃんの名前でいいんだよ」

ぷちかれ「ｵﾅﾏｴ!」ｷｭｯｷｭ

画面端『ﾌﾟ干ｶV』

ヒロミ「何これ」ｷｮﾄﾝ

ぷちかれ「ｵﾅﾏｴﾀﾞﾖ」ﾌﾝｽ

ヒロミ「う～ん……味があってまぁ、良いのかな…これ……」

ぷちかれ「ｵｲｼｲﾖ??」

ヒロミ「違う違う、そういう意味じゃない！」

ヒロミ（ぷちかれちゃん、真似してラクガキするのは上手なのに文字として書くと途端にへたっぴになるんだよね…不思議だなぁ）

～～～

～事務所～

ぷちかれ「ﾐﾃﾐﾃ!」ﾊｲｯ

P「お……こりゃまた、何とも妙ちきりんなプリントシールだな」

加蓮「端っこのやつ、ぷちかれの字だよね…？…そういえば、アイドルなんだからサインくらい描ける様に教えないとかぁ…」


P「シリーズも4年目だし、そろそろ本格的に色々しっかり教えたらいいのかもな」

加蓮「ちょこちょこお勉強の時間はとってるんだけどね、昔に比べるとだいぶ喋るでしょ」

P「昔はポテェーしか言わなかったからな、確かに」

ぷちかれ「ｺﾚ ﾀｶﾗﾓﾉ ﾄﾞｳｼﾖ」

加蓮「シールなんだし、どこか好きなとこに貼り付けるのはどう？」

P「そんな事言うとまたとんでもないとこに貼ろうとすると思うが」

ぷちかれ「ﾌﾟﾁｶﾚﾉ ｵｳﾁ?」

加蓮「ぷちかれハウスに貼ろうとしてる」

P「雨と日差しですぐ劣化するぞ、やめとけ」

ぷちかれ「ﾎﾟﾃｪ」

※この後ちゃんと大事にしてました。

～～～

～ヒロミのねぐら～

ヒロミ「……どう思う？」

飛竜「ｸﾞﾙ……」

ヒロミ「……やっぱり変な顔になってるよね……う～……自分で誘っといてちょっと恥ずかしい……」

※まだまだ笑顔一年生。
頑張れヒロミ。負けるなヒロミ。



つづく。

ここでほっこりをひとつまみ、なデート回でした。

ぷちかれのサイン（？）がいつ初出か調べずにわかった人はかなりのぷちかれフリーク。

お目汚し、失礼をば。