～ファストフード店～

加蓮「お月見デートだね～」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


P「月見バーガー美味いな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

加蓮「それにしてもさ、トリクロで活動するようになってからこうして二人での時間ってあんまり取れなかったよね」

P「そうだなー、何やかんやでドタバタ忙しかったしな」

加蓮「たまにはこうして羽根を伸ばす日も必要だよね～」ﾆｺﾆｺ

P「………思ったんだけど、やはり家でぼーっと休むよりアイドルといたほうが癒やされる気がするな」

加蓮「そう？時間巻き戻したり破裂したりおかしな絵描いたりするのに」

P「一人の時間も悪くはないが、やっぱり何かイベントがあった方が退屈はしないからな……」

加蓮「ふ～ん……じゃ、じゃあさ……」

P「ん」

加蓮「お休みの時もその……一緒に……どこか旅行とか……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

P「そうだな、スキャンダル対策に藍子を酷使する必要もありそうだが」

加蓮「ホントに？いいの？」

P「お前もアイドル頑張ってるんだし、遠慮なんかしないでいいんだぞ、温泉日帰りくらいなら…」

加蓮「それってつまり混浴ってこと」ｷｭｳ

P「何でそこまで飛躍するんだ…」

加蓮「ね、いいでしょプロデューサーさん…」

P「加蓮……」

ちひろ「ぬぁーっ！！！」ﾋﾞﾘｯ!!!

P「あ、ちょっと、人の幸せな妄想を」

ちひろ「妄想なら妄想らしく頭の中でやってて下さいよ！聞かされる方はたまったもんじゃないんですよ！」

P「たまには脳内アイドルに癒やされるくらいいいでしょ、俺結構頑張ってますよ、あいつらの尻拭い」

ちひろ「いい歳した男の人が加蓮ちゃんのものまねして一人二役劇場見せられる私のきもちになるですよ」

P「…確かにまあまあきもちわるいな」

ちひろ「かなりきもちわるいです」

おわれ。