※三日月型の短剣を手元でくるくると旋回させる…
その軌跡に光の盾が浮かび上がった…

奏「じゃあ、お返ししておくわ」ｷｨﾝ!

悪魔雑兵2「ひっ、俺のイービルフレイム！」

ﾄﾞｵｵﾝ!

奏「…まだ戦うつもり？」

悪魔雑兵4「増援に来たぜ！丁度いい人質もいたしなあ！」

加蓮「きゃー！覗き見してたら捕まっちゃったヨー！タスケテー」

奏「貴女ね…」

悪魔雑兵「どうやら丸腰みたいだな、手土産に丁度いい！さあ、手を出してみろ！もっとも、その場合は人質の命は…」

加蓮「じゃあ脚なら出していい？」

悪魔雑兵「は？」

奏「加蓮、貴女まさか…」

加蓮「肇に頼んでこっそり作って貰ったんだよね、私だけの武器。ちょうどいいから練習台になってよ、ねぇ」ﾆｯｺﾆｺ

悪魔雑兵「バカが！脚だと？ただの人間の蹴りごときで俺達悪魔がやられり」ﾊﾞｷｯ

加蓮「武器の名前は…【サンドリヨン】」ｸﾞｸﾞｯ

悪魔雑兵「むがごご……」ｷｭｲｲﾝ

加蓮「ハイ、1名様ご案な～い」ﾆﾔｯ

加蓮「【フェイト・レジスタンス】！！」

ﾄﾞｯﾊﾟｱｱｱﾝ!

悪魔達「ぐっひゃあああ！！！」

加蓮「………ふう、一網打尽っと」

奏「蹴った相手に爆発属性の追加攻撃…えげつない事するわね、何がサンドリヨンよ」ｸｽｯ

加蓮「いいでしょ、このガラスの靴。私専用サイズだからね。」

灰まみれの悪魔達「えほっ！うえーっほ！げほごほ、ぎぇっほ！！」

加蓮「帰って寝た方がいいよー、その灰、しつこくてしぶとくてトラウマになるくらいにはきっつい発作出るから」

奏「死神が引くレベルの事を平気でやるわよね」

加蓮「大丈夫大丈夫、私が打ち克ってきた程度の苦しみしか与えないから」

奏「じゃあ下手したら死ぬじゃない」

加蓮「加減はしたもん、後は襲ってくるほうが悪いよねって。学習装置での普段の練習はこの技使えないんだけどね、危ないし」

奏「…ご愁傷様と言えばいいかしら、それとも冥府まで送っていきましょうか？」

悪魔達「おぼえれ、ごほ、おぼへてやが、えっほ、ごほぉ！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

加蓮「おだいじに～」ﾌﾘﾌﾘ

奏「同情するわ…」

加蓮「死なない死なない、子供の頃の私より体丈夫でしょあの悪魔達」

奏「死ななきゃいいってものでもない気がするけど……まぁ、放置するとこちら側の誰かが犠牲になる可能性もあったことだし、大目に見ておいてあげるわね」

加蓮「は～い。……でもそっか、次からは靴に発作止めの薬も仕込んだほうが拷問とかに使えるかな…」

奏「殺意が高すぎるわよ」

加蓮「大事な人狙われてはいそうですかって聞き分けるほど人間捨ててないからね」

奏「……あの人も大変ね……」

～事務所～

P「えっきし！！」ｸｼｭﾝ

あやめ「P殿、風邪ですか？薬草茶なら作れますが」ｼｭﾀｯ

P「いや、何かそういうのじゃない気がする……が、お茶は貰っとくよ」

※武器設定解説・サンドリヨン

シンデレラの名を冠するガラスの靴。
加蓮のソロ、薄荷に「靴」というワードがあることから靴を武器に。文字通り「発火」します。炎の色は加蓮のイメージに近い透明感のあるブルー。普段は普通の靴を履いていますが、ノーモーションで靴だけ早替えして戦
闘態勢になることができたりします。アイドルなら早着替えは基本ですからね。

因みに、単純な戦闘力ならぷちかれの方が強いです。

～魔界～

悪魔兵「伝え聞いたところによると、向こうを襲った途端に新たな戦力が増えたとか」

ルシファー「も、やだ、寝る」ﾌﾃﾈ

悪魔兵「あの、新たに判明したその敵幹部の女ですが、異名は『灰被り』でいいですかね」ﾌﾝｽﾌﾝｽ

ルシファー「すきにして」

つづく。

アイマス無双とかやりたいんですよ。
コエ○クさんお願い。

お目汚し、失礼をば。