350: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:04:31 ID:WuR2
ヒロミ「昔の話?」聖來「そ、アレはね…」
無から設定を生やすスタイル。過去編だよ。
無から設定を生やすスタイル。過去編だよ。
ぷちシリーズ
ぷちかれシリーズキャラクター名鑑
前回
加蓮「丁度いいから練習台にしちゃおっと」奏「貴女ねぇ」【ぷちかれ】
351: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:04:55 ID:WuR2
【Side P】
人間、何きっかけで誰とどうなるかなんてわかったモンじゃない。
意外と無駄だと思った事が、後になってみると意味をもったりする。
人生の伏線回収だ。
だから例えばその日俺が何となしに夜の公園でうろ覚えのステップを踏んでいた時に、いきなり後ろから声をかけられたのも、或いは。
人間、何きっかけで誰とどうなるかなんてわかったモンじゃない。
意外と無駄だと思った事が、後になってみると意味をもったりする。
人生の伏線回収だ。
だから例えばその日俺が何となしに夜の公園でうろ覚えのステップを踏んでいた時に、いきなり後ろから声をかけられたのも、或いは。
352: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:05:10 ID:WuR2
「お兄さん、もしかして経験者?」
P「ん、ああ……昔、ちょっとな。アンタは?」
「あ、ごめんね、いきなり声かけたりして。大丈夫、アタシ別に不審者とかじゃないから」アハハ
P「いや、そういうの普通男の方の台詞だろ」
「あー、いけないんだ、最近はそういうのよくないんだよ、決めつけとか」
初対面なのに、気さくに話しかけてきて、一体何なんだ、ともまぁ思いはしたが。
P「ん、ああ……昔、ちょっとな。アンタは?」
「あ、ごめんね、いきなり声かけたりして。大丈夫、アタシ別に不審者とかじゃないから」アハハ
P「いや、そういうの普通男の方の台詞だろ」
「あー、いけないんだ、最近はそういうのよくないんだよ、決めつけとか」
初対面なのに、気さくに話しかけてきて、一体何なんだ、ともまぁ思いはしたが。
353: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:05:28 ID:WuR2
不思議と悪い気分もしなかったし、業界にいた頃からこの手の相手に対してはそこそこ鼻が効いた。
楓の時もそうだったしな、なんて。
「アタシ、水木聖來。この辺でよく踊ってるんだ」
P「その聖來さんが俺に一体何の用なんだ」
聖來「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれました」
P「まさかとは思うが……カネならないからな?」
聖來「へ?」
P「夜の街に連れ込もうってんじゃないだろうな」
聖來「……?」
聖來「……」ボフン
楓の時もそうだったしな、なんて。
「アタシ、水木聖來。この辺でよく踊ってるんだ」
P「その聖來さんが俺に一体何の用なんだ」
聖來「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれました」
P「まさかとは思うが……カネならないからな?」
聖來「へ?」
P「夜の街に連れ込もうってんじゃないだろうな」
聖來「……?」
聖來「……」ボフン
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354: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:05:41 ID:WuR2
聖來「せ、セクハラ!セクハラされたっ!出会い頭に!!やばい人じゃん!!どうしよ、どうしよ!」ワー!ワー!
P「あ、違うのか……いや、その手の奴も結構いたから…むしろセクハラされてきたっつか…」
聖來「あ、な、何だ、逆の意味かぁ…それならまぁ」
P「いいのかよ」
聖來「よくない!?」
P「あ、違うのか……いや、その手の奴も結構いたから…むしろセクハラされてきたっつか…」
聖來「あ、な、何だ、逆の意味かぁ…それならまぁ」
P「いいのかよ」
聖來「よくない!?」
355: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:05:56 ID:WuR2
P「結局一体何の用で声をかけてきたのかはわかんねぇけど、こんな夜中に女一人で軽々しく野郎に声なんかかけたら、そりゃそんなケの一つもあるって思われても普通だろ」
聖來「だいーぶ歪んでると思いますが」
P「そうか?」
聖來「そうだよ!」
聖來「って、そんなことは良くて……あのさ、さっきのステップ、もしかして、こんな感じだったりする?」タタン タタタン
P「…いや、ちょっと違うんじゃないか?」
聖來「ホントに?」パァッ
P「何だ、妙に目を輝かせて」
聖來「だいーぶ歪んでると思いますが」
P「そうか?」
聖來「そうだよ!」
聖來「って、そんなことは良くて……あのさ、さっきのステップ、もしかして、こんな感じだったりする?」タタン タタタン
P「…いや、ちょっと違うんじゃないか?」
聖來「ホントに?」パァッ
P「何だ、妙に目を輝かせて」
356: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:06:11 ID:WuR2
聖來「じゃ、じゃあお手本!お手本見せてよ!お願い!」
……犬みたいに純真な目をしてくる。
犬系アイドルとかアリかもしれない。
未だ事務所は人手不足だしなぁ…。
……待てよ?
P「じゃあ、俺がステップを教えたら、聖來さんとやらは言うこと代わりに聞いてくれたりする?」
物凄く強引にダメ元。
どうせ行きずりの関係だ、ダメならまたやり直せばいい。
それに、何となく自分の技術を安売りするのも……じゃあ何でこんな時間にこんな場所で踊ってるんだ俺は。
……犬みたいに純真な目をしてくる。
犬系アイドルとかアリかもしれない。
未だ事務所は人手不足だしなぁ…。
……待てよ?
P「じゃあ、俺がステップを教えたら、聖來さんとやらは言うこと代わりに聞いてくれたりする?」
物凄く強引にダメ元。
どうせ行きずりの関係だ、ダメならまたやり直せばいい。
それに、何となく自分の技術を安売りするのも……じゃあ何でこんな時間にこんな場所で踊ってるんだ俺は。
357: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:06:25 ID:WuR2
聖來「いいよ、1個だけね!すけべなの以外なら大丈夫、多分!」
P「食い気味」
聖來「いいから見せてよ早く~!」
何なんだ一体……
そうして俺はステップを何となしに踏んだ。
踏みながら思い出したんだが。
P「食い気味」
聖來「いいから見せてよ早く~!」
何なんだ一体……
そうして俺はステップを何となしに踏んだ。
踏みながら思い出したんだが。
358: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:06:36 ID:WuR2
聖來「やっぱり【ピーターステップ】!!?」
P「しまった俺のオリジナルだこれ」
ステップで身バレとか何やってんだ俺は。
~~~
P「しまった俺のオリジナルだこれ」
ステップで身バレとか何やってんだ俺は。
~~~
359: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:06:49 ID:WuR2
ちひろ「で、口封じに事務所に連れ込んで来た、と」
久美子「うわぁ……やることやってるわね……Pも…」
楓「………全くです、プロデューサーはプロのデューサーの自覚を持つべきだと思いますが」
P「プロのデューサーって何ですか」
聖來「へぇ~っ、ここ、ダンススタジオもちゃんとあるんだ…っていうか、アイドル事務所?ピーターさん今プロデューサーさんなの?わーっ、わー、どうしよ、わー!」
P「大興奮かよ」
久美子「うわぁ……やることやってるわね……Pも…」
楓「………全くです、プロデューサーはプロのデューサーの自覚を持つべきだと思いますが」
P「プロのデューサーって何ですか」
聖來「へぇ~っ、ここ、ダンススタジオもちゃんとあるんだ…っていうか、アイドル事務所?ピーターさん今プロデューサーさんなの?わーっ、わー、どうしよ、わー!」
P「大興奮かよ」
360: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:07:03 ID:WuR2
聖來「そりゃそうだよ!!」ダンッ
P「うお、近い近い近い」
聖來「ピーターステップ、あれ私小さい頃に頑張って真似しようとしてさ…けど、肝心のピーターさんが障害罪で訴えられて…」
楓「濡衣ですけどね、ピーく……プロデューサーさんは」ニコォ
久美子(あー。ちょっとピリついてるわコレ)
聖來「へ、そうなんですか?…やっぱりそうですよね!?」
楓「えっ」
P「うお、近い近い近い」
聖來「ピーターステップ、あれ私小さい頃に頑張って真似しようとしてさ…けど、肝心のピーターさんが障害罪で訴えられて…」
楓「濡衣ですけどね、ピーく……プロデューサーさんは」ニコォ
久美子(あー。ちょっとピリついてるわコレ)
聖來「へ、そうなんですか?…やっぱりそうですよね!?」
楓「えっ」
361: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:07:15 ID:WuR2
聖來「良かったあ!あんなステップで踊れるダンサーが悪人だなんて絶対に信じたくなくて……それでアタシ、公園でプロデューサーさん見かけた時にカマかけてみたっていうか…」
P「カマかけてたのアレ」
聖來「と、とにかく!アタシ、今日からこの事務所でお世話になっちゃうからね!ちゃんと面倒見てくれないとスネちゃうからね!」
P「押しかけ弟子ができた……」
楓「よかったですね!!!!ふんだ!!!!」
久美子「キャラ忘れてますよ~おーい」
ちひろ「無自覚ハーレムマンめ…」
P「カマかけてたのアレ」
聖來「と、とにかく!アタシ、今日からこの事務所でお世話になっちゃうからね!ちゃんと面倒見てくれないとスネちゃうからね!」
P「押しかけ弟子ができた……」
楓「よかったですね!!!!ふんだ!!!!」
久美子「キャラ忘れてますよ~おーい」
ちひろ「無自覚ハーレムマンめ…」
362: ◆6RLd267PvQ 22/09/28(水) 02:07:28 ID:WuR2
~~~
聖來「って事がそこそこ前にあったんだよね、もういつだったか忘れちゃったけど」
ヒロミ「へぇ…何ていうか、プロデューサーさんの昔の話って、事務所ができていく物語って感じで、何かワクワクするね」
泰葉「…私はちょっとヒヤヒヤしたけどなぁ…」
ぷちやす「ハレパ…」
つづく。
聖來「って事がそこそこ前にあったんだよね、もういつだったか忘れちゃったけど」
ヒロミ「へぇ…何ていうか、プロデューサーさんの昔の話って、事務所ができていく物語って感じで、何かワクワクするね」
泰葉「…私はちょっとヒヤヒヤしたけどなぁ…」
ぷちやす「ハレパ…」
つづく。
転載元:ヒロミ「昔の話?」聖來「そ、アレはね…」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1657949582/
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1657949582/
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