P「いや、スマン、原因はおおむね予想できた」

響子「たまにはちゃんと診て貰わないと後が怖いですからね…」

P「いつもお疲れ様だ」

響子「プロデューサーさんもお疲れ様です…」

看護師「次の方～、診察室へどうぞ～」

P「呼ばれたな、行ってくる」

響子「はーい」

～～～

医師「レントゲン、採血、血圧や心拍数、体温…あらゆる要素を総合的に分析した結果、とりあえずひとつだけわかりました」

P「何ですか、そのひとつだけってのは」

医師「それは………」ﾄﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

P「………ｺﾞｸﾘ」

医師「………」ﾄﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

P「………あの」

医師「正解はCMの後！」

ﾇｧｰﾇｧｰﾇｧ　ﾇｧｰﾇｧｰﾇｧｰﾇｧｰﾇｧｰ

P「ミリオネア！！？」

～～～

医師「…では、次の4つから選んでください」

P「あ、CM明けたんだ…」

医師「A、時空酔い」

P「時空酔いって何だ」

医師「B、疲れすぎ」

P「まあ普通に考えたら…」

医師「C、栄養不足」

P（…は、ないな…響子がバランスとってくれるし）

医師「D、お前はもう死んでいる」

P「そこまでいく！？」

医師「ではお答えください…時間がかかるほど難しい問題でもないですけどね」

P「じっくり時間かけて心の準備したいんですが」

医師「なお、ライフラインはテレフォンが残っています、使いますか」

P「メンタルケアができるコールセンターとかに繋いで欲しい」

医師「因みに電話の相手は今日たまたま検査入院している北条加蓮さんです」

P「アイツ今度は何に罹ったんだよ」

医師「次のライブは病室からの中継を予定しているそうです」

P「休め」

～～～

「お大事にどうぞ～」

ｶﾞﾁｬﾘ ﾊﾞﾀﾝ

P「はあ……」

響子「あ、どうでした、検査結果」

P「さあ」

響子「えっ、聞かなかったんですか」

P「ああ、ちょっと勇気のパラメータが足りなくてな……ドロップアウトして賞金だけ貰ってきたよ」

響子「…ここ病院ですよね？？」

おわれ。