落ち武者「今際の際に……珍かなる物物の数たるや……」ﾖﾛﾌﾗｰ

P「いかんこのままだと事務所が事故物件になる」

藍子「プロデューサーさんも大概発想がひどいですよね」

P「とりあえずこの頭にブッ刺さって貫通してる矢は抜くべきなのか？というかまず脳天貫通して何で生きてんだ」

落ち武者「死のうとしているで御座ろう」ｹﾞﾌｯ

P「ああ、辻褄は合わせに行くスタイルの落ち武者なのか」

藍子「漫画とかでよく見る落ち武者のテンプレートみたいなフォルムしてますよね、資料としてどこかに高く売れ……」

響子「ぬぁ（小声）」ﾆｭｯ ｶﾀﾃﾏｴ


P「出来うる限り最小限の労力で割り込んできたぞ」

響子「本当は今日くらい休めるかなあとたかをくくっていたんですけど余りに非人道的発言だったので堪らず…」

P「いや、落ち武者喚んでる時点でそこはもう」

響子「そこは前例があったわけですよまだね」

P「それで静観もどうかと思う」

響子「静観というか諦観ですけどね」ｹﾞｿｯ

落ち武者「そろそろ限界が近う御座る……さらば、見知らぬ土地にていざ逝かん…」ﾌﾗｧ

藍子「かわいそうに」ﾕﾙﾌﾜﾋｰﾘﾝｸﾞﾁｶﾗｰ

落ち武者「ぬぁーっ！！」ｽﾞﾎﾞｵ

P「矢が頭から飛んでったが？」

藍子「時間を逆流させて矢を抜き、損傷箇所を逆行して戻すだけの作業です」ﾕﾙﾌﾜﾋｰﾘﾝｸﾞﾁｶﾗｰ

P「許される事なのかそれは」

藍子「目の前を見てください、よく粒子化した加蓮ちゃんを組み立てて生命の理念に反しているサイドポニーが見えることでしょう」

響子「生命の理念に即してないの加蓮さんなんですが？」

武者「御恩と奉公……この恩に報いるべし……」ﾋｼｯ

藍子「わあ、落ち武者さんに握手されました、歴史的瞬間です、今すぐ私の手形を売りましょう」

P「いや…多分紗南みたいにお前に仕えるハメになってないかその武者」

響子「ご愁傷様です」

藍子「生きてますよ」

響子「生き地獄なんですよ」

おわれ。

ゼノブレイド3のあのシーンすき。
個人的に冒険中は可能な限りミオを操作してました。

お目汚し、失礼をば。