加蓮「……とりあえずさ、こういうの、仁美ちゃんとかじゃないの、専門は」

響子「いえ、前田慶次は関ヶ原本戦には参陣していないからと……まぁ、前田慶次の生涯も諸説あるみたいですけど」

加蓮「なるほどね……じゃあ藍子は？好きな教科は社会科だよあの子、こういうのの戦力にくらいなるでしょ」

響子「昨日落ち武者がアレしてこうなって以下略」

加蓮「連れてこないで大正解だわ」

響子「トリクロマティック・ナチュレの活動としては不正解極まりないですけどね……いつもより奮発して炊き込みご飯とか秋の味覚詰め込んだお弁当を押し付けて置いたので今頃どこかの山で紅葉狩りでもしてると思いますよ」

加蓮「空弁当とかじゃなくて」

響子「そんなもの押し付けた日には祟りが起きますよ」

加蓮「はぁ……ただでさえ秋ってちょっと憂鬱になりがちなのに、あれやこれや悩むこと多いと疲れるね」

響子「たまには二人で温泉でも……いえ、やめときましょう、各自でバラバラに行きましょう」

加蓮「それがいいね…二人で一緒になんて行ったら後が怖いもん」

響子「かと言って三人で行こうとは思えないという」

加蓮「疲れに行くようなもんだよ」

響子「はぁ……」

加蓮「はぁ……」

P「差し入れ持って様子見に来たら何だこの空気」

響子「あ、プロデューサーさん」

加蓮「おつかれー」

P「どこからどう見ても疲れてるのお前らだがな」

響子「秋って疲れるんですよ…本当に」

加蓮「女心と秋の空って言うじゃん」

P「いやそれ使い方も意味も間違ってるからな」

加蓮「男には耐えられない痛みでも女なら耐えられます強いからって言うじゃん」

P「耐えられてないじゃんよ」

響子「で、差し入れって言いましたけど、その袋の中身ですか？」

P「おう、正確には預かりものだけどな……ほれ」ﾄｻｯ

加蓮「…これ、バスケット？…中身は……わ、サンドイッチがいっぱい入ってる」

P「何か今月発売のポケモン、作中でサンドイッチ作れるんだってな、色んなタイプの。それでいつでも作れるように練習したら、食べきれないくらい作っちまったんだと、藍子と紗南が」

響子「……どう思います？」

加蓮「まぁ、作りすぎたのは本当になんだろけど……普通に私達にくれるつもりで作ってもくれたんじゃないかな…ほら、このポテサラとか結構手間だよ」

P「ああ、それはゆるふわで圧力鍋がどうとか…」

響子「ぬぁ（小声）」ｶﾀﾃﾏｴ

P「一度鍋が爆発して巻き戻したりとか」

響子「ぬぁ！（中声）」ﾘｮｳﾃﾏｴ

P「そして鍋の蓋が金獅子のシキの舵輪よろしく落ち武者の頭に刺さって治療に巻き戻すのが大変で」

響子「ぬんぁーーー！！！（大声）」ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ!!

加蓮「あ、柿も入ってる」ｶﾞｻｯ

P「ああ、それはちょうど通り道でたまたま安いの見かけてな………よく考えたらまあまあ縁起が悪かったな……関ヶ原で柿は……」

おわれ。

早く最新作遊びたい。

とりあえずSwitchONLINEに加入するなどしました（期限とっくに切れてた。）

お目汚し、失礼をば。