1: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:10:58.05 ID:P0C+HwBC0
モバマス×地球特捜隊ダイバスターネタです
キャラ崩壊注意
2011年
地球にやって来た知的生命体ドン・サウザンドリバー
彼女からの質問に備え組織されたのが
アイドル特捜隊デレマスターである
第1話「走れ! デレマスター」
キャラ崩壊注意
2011年
地球にやって来た知的生命体ドン・サウザンドリバー
彼女からの質問に備え組織されたのが
アイドル特捜隊デレマスターである
第1話「走れ! デレマスター」
2: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:12:28.15 ID:P0C+HwBC0
のあ『……』ズルズル

のあ『……』
のあ『これでいいかしら?』
美玲「乃々、この映像は一体なんだ?」

乃々「これを見て、何に気付きましたか?」

輝子「い、1kgの物体に……1m/s^2の加速度を生じさせる力を、与えていた……」

幸子「あの物体には、ちょうど1N(ニュートン)の力が加わりましたね」

小梅「えっ……えっ……?」キョトン

美玲「小梅には、ちょっと早いかもな」
幸子「この映像がどうしたんですか?」
3: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:13:16.49 ID:P0C+HwBC0
乃々「この運動量は、卯月の『頑張ります』何個分だと思いますか?」
美玲「!?」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「デレマスター出動!!」
4人「「はっ!!」」
/)/)
(・ω・`)⌒ヽ〇 キュラキュラ...
(〇(〇〇〇〇) )))
デレマスター1号(兎型高速装甲車)
美玲「!?」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「デレマスター出動!!」
4人「「はっ!!」」
/)/)
(・ω・`)⌒ヽ〇 キュラキュラ...
(〇(〇〇〇〇) )))
デレマスター1号(兎型高速装甲車)
スポンサーリンク
4: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:14:11.78 ID:P0C+HwBC0
幸子「最初の指令が卯月さんネタなんて、幸先がいいですよ!」
幸子「なんてったって、デレマスの顔ですからね!」
美玲「いや、凛という対立候補を忘れたらダメだぞ?」
幸子「デレマスの顔にふさわしいのは卯月さんか、それとも凛さんか――」
幸子「この争いに、終止符を打つべきだと思いませんか?」
美玲「……」
美玲「また今度な」
幸子「ですね!」
果たして、1Nは何頑張りますなのか――!?
幸子「なんてったって、デレマスの顔ですからね!」
美玲「いや、凛という対立候補を忘れたらダメだぞ?」
幸子「デレマスの顔にふさわしいのは卯月さんか、それとも凛さんか――」
幸子「この争いに、終止符を打つべきだと思いませんか?」
美玲「……」
美玲「また今度な」
幸子「ですね!」
果たして、1Nは何頑張りますなのか――!?
5: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:15:01.32 ID:P0C+HwBC0
CGプロ、レッスンスタジオ――
美玲「失礼するぞッ! デレマスターだッ!」
卯月「……え?」

美玲「デレマスターだッ!」
卯月「……はい、何ですか?」
幸子「ちょっとこの1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力を与えてくれませんか?」
卯月「……良いですけど」
幸子「お願いします」
卯月「分かりました」
美玲「失礼するぞッ! デレマスターだッ!」
卯月「……え?」

美玲「デレマスターだッ!」
卯月「……はい、何ですか?」
幸子「ちょっとこの1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力を与えてくれませんか?」
卯月「……良いですけど」
幸子「お願いします」
卯月「分かりました」
6: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:16:03.85 ID:P0C+HwBC0
卯月「せーの……」
卯月「よっと」ズルズル
美玲「1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力を与えている……!」
幸子「間違いなく1Nですね」
卯月「よっと」ズルズル
美玲「1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力を与えている……!」
幸子「間違いなく1Nですね」
7: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:16:42.22 ID:P0C+HwBC0
幸子「今、頑張りましたか?」
卯月「はい」
幸子「頑張りました何個分ですか?」
卯月「えっと……1個分、でしょうか」
幸子「つまり1頑張りますですか?」
卯月「うーん……それはちょっと違うような……」
美玲「じゃあ何なんだ?」
卯月「えっとですね……」
卯月「100%の力で頑張ったので、頑張ります100%です」ダブルピース
幸子「分かりました」
美玲「ありがとうな!」
卯月「はい」
幸子「頑張りました何個分ですか?」
卯月「えっと……1個分、でしょうか」
幸子「つまり1頑張りますですか?」
卯月「うーん……それはちょっと違うような……」
美玲「じゃあ何なんだ?」
卯月「えっとですね……」
卯月「100%の力で頑張ったので、頑張ります100%です」ダブルピース
幸子「分かりました」
美玲「ありがとうな!」
8: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:17:23.06 ID:P0C+HwBC0
本部――
幸子「ただいま戻りました!」
乃々「どうでしたか?」
幸子「1頑張りますでした」
美玲「精度を上げて計測すれば、『頑張ります』が国際単位系の1つになる日も近いな」
乃々「そうですか」
幸子「ただいま戻りました!」
乃々「どうでしたか?」
幸子「1頑張りますでした」
美玲「精度を上げて計測すれば、『頑張ります』が国際単位系の1つになる日も近いな」
乃々「そうですか」
9: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:18:16.92 ID:P0C+HwBC0
美玲「乃々! 次の指令を!」
乃々「これをご覧ください」
凛『蒼の剣を受けよ!アイオライト・ブルー!』ブゥンッ!!

輝子「凛だな」モグモグ
美玲「蒼いなぁ」
幸子「蒼いですね」
小梅「私は、あまり違和感ないけど……」
乃々「私もです」
輝子「クールアイドルは、大体こんな感じ……フヒ……」モグモグ
乃々「これをご覧ください」
凛『蒼の剣を受けよ!アイオライト・ブルー!』ブゥンッ!!

輝子「凛だな」モグモグ
美玲「蒼いなぁ」
幸子「蒼いですね」
小梅「私は、あまり違和感ないけど……」
乃々「私もです」
輝子「クールアイドルは、大体こんな感じ……フヒ……」モグモグ
10: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:19:20.34 ID:P0C+HwBC0
美玲「乃々、凛がどうしたんだ?」
乃々「凛さんと言えば蒼、蒼と言えば凛さん」
幸子「ですね」
乃々「凛さんは、蒼に囲まれて生きている……そうですね?」
輝子「乃々はちょっと……と、遠まわしに喋りすぎ……」
小梅「もっと、分かりやすく言って……」ムゥ
幸子「分かりました……!」
美玲「何が分かったんだ幸子?!」
幸子「蒼い割には、凛さん自身は思った以上に蒼くないんですよ!」
乃々「そうなんです」
乃々「凛さんと言えば蒼、蒼と言えば凛さん」
幸子「ですね」
乃々「凛さんは、蒼に囲まれて生きている……そうですね?」
輝子「乃々はちょっと……と、遠まわしに喋りすぎ……」
小梅「もっと、分かりやすく言って……」ムゥ
幸子「分かりました……!」
美玲「何が分かったんだ幸子?!」
幸子「蒼い割には、凛さん自身は思った以上に蒼くないんですよ!」
乃々「そうなんです」
11: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:20:01.79 ID:P0C+HwBC0
乃々「次の指令はこれです!」
『しぶりんはどれだけ物理的に蒼いのか?』
美玲「!?」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「デレマスター出動!!」
4人「「はっ!!」」
,_
<l・ヽ/彡 ≡=
`(_ミ彡 三ニ ゴオォー!!
ヾ
デレマスター2号(鳥型ジェット機)
『しぶりんはどれだけ物理的に蒼いのか?』
美玲「!?」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「デレマスター出動!!」
4人「「はっ!!」」
,_
<l・ヽ/彡 ≡=
`(_ミ彡 三ニ ゴオォー!!
ヾ
デレマスター2号(鳥型ジェット機)
12: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:21:07.71 ID:P0C+HwBC0
小梅「ねぇ、輝子ちゃん……」
輝子「なんだ?」モグモグ
小梅「さっきから食べてるキノコって……」
輝子「昨日採れたシイタケだ……」
輝子「小梅も……た、食べるか?」
小梅「いいの?」
輝子「ホラ」
小梅「ありがとう……」
輝子「……」モグモグ
小梅「……」モグモグ
輝子「……」モグモグ
小梅「……」モグモグ
果たして、しぶりんはどれだけ物理的に蒼いのか!?
輝子「なんだ?」モグモグ
小梅「さっきから食べてるキノコって……」
輝子「昨日採れたシイタケだ……」
輝子「小梅も……た、食べるか?」
小梅「いいの?」
輝子「ホラ」
小梅「ありがとう……」
輝子「……」モグモグ
小梅「……」モグモグ
輝子「……」モグモグ
小梅「……」モグモグ
果たして、しぶりんはどれだけ物理的に蒼いのか!?
13: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:22:36.16 ID:P0C+HwBC0
CGプロ、談話室――
輝子「し、失礼します」
小梅「デレマスターです……」
凛「えっ……あ、うん……」
小梅「調査に、来ました」
輝子「凛の荷物……見せてくれ」
凛「荷物を?」
凛「これって……アイドルの私物チェックとか、そういう企画?」
小梅「うん、それ的なあれ」
輝子「見せてくれ」
凛「まぁ、それなら良いよ」
輝子「し、失礼します」
小梅「デレマスターです……」
凛「えっ……あ、うん……」
小梅「調査に、来ました」
輝子「凛の荷物……見せてくれ」
凛「荷物を?」
凛「これって……アイドルの私物チェックとか、そういう企画?」
小梅「うん、それ的なあれ」
輝子「見せてくれ」
凛「まぁ、それなら良いよ」
14: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:23:24.06 ID:P0C+HwBC0
カバン「ばさばさ」
小梅「いろんなものが入ってるね」
輝子「ハンカチ、携帯、手帳、リップクリーム……」
小梅「……えっ!?」
輝子「こ、これは……!?」
小梅「蒼いものが……1つも無い……!?」
凛「……あ、そういう企画なんだ……」
小梅「いろんなものが入ってるね」
輝子「ハンカチ、携帯、手帳、リップクリーム……」
小梅「……えっ!?」
輝子「こ、これは……!?」
小梅「蒼いものが……1つも無い……!?」
凛「……あ、そういう企画なんだ……」
15: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:26:22.34 ID:P0C+HwBC0
輝子「凛、蒼いものはないのか?」
凛「蒼いものって言われても……」
凛「……」ガサゴソ
凛「本当だ……フフッ、全然ない……」
小梅「なんで笑うの?」ムッ
凛「ご、ゴメン……」
凛「蒼いものって言われても……」
凛「……」ガサゴソ
凛「本当だ……フフッ、全然ない……」
小梅「なんで笑うの?」ムッ
凛「ご、ゴメン……」
16: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:27:17.62 ID:P0C+HwBC0
凛「蒼いもの……蒼いもの……」
凛「あ、ネクタイ!」
小梅「それは、碧じゃない?」
凛「そっか、そうだね……」
凛「……あ、これ! 蒼ボールペン!」
輝子「蒼い」
小梅「蒼い」
凛「蒼いでしょ」
小梅「これ何に使うの?」
小梅「リアルに」
凛「……」
凛「あ、ネクタイ!」
小梅「それは、碧じゃない?」
凛「そっか、そうだね……」
凛「……あ、これ! 蒼ボールペン!」
輝子「蒼い」
小梅「蒼い」
凛「蒼いでしょ」
小梅「これ何に使うの?」
小梅「リアルに」
凛「……」
17: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:28:09.86 ID:P0C+HwBC0
凛「あっ制服! この制服!」
輝子「これは……紺じゃないか?」
凛「ギリギリ蒼いよ!」
小梅「それは、凛さんにとっての、蒼なの?」
凛「……」
凛「違うね」キリッ
輝子「……あ、髪留め」
小梅「これは蒼いね」
凛「今日はこれくらいかな」
輝子「これは……紺じゃないか?」
凛「ギリギリ蒼いよ!」
小梅「それは、凛さんにとっての、蒼なの?」
凛「……」
凛「違うね」キリッ
輝子「……あ、髪留め」
小梅「これは蒼いね」
凛「今日はこれくらいかな」
18: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:30:18.38 ID:P0C+HwBC0
小梅「あとは、アレしか……」
輝子「アレを調べるしかないか……」
凛「アレって?」
小梅「アレって言うと、その……」
小梅「……見えないおしゃれ……」
凛「……」
凛「あ~」
凛「……」
小梅「お願い」ウル...
輝子「頼む」ウル...
凛「」キュン
輝子「アレを調べるしかないか……」
凛「アレって?」
小梅「アレって言うと、その……」
小梅「……見えないおしゃれ……」
凛「……」
凛「あ~」
凛「……」
小梅「お願い」ウル...
輝子「頼む」ウル...
凛「」キュン
19: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:31:00.16 ID:P0C+HwBC0
凛「それじゃ、カメラはここに置いて、あっちの部屋に行こうか」
小梅「ありがとう」
凛「その代わり、私たちの秘密だからね?」
あっちの部屋「ぱたん」
2人「「おぉー!!」」
小梅「ありがとう」
凛「その代わり、私たちの秘密だからね?」
あっちの部屋「ぱたん」
2人「「おぉー!!」」
20: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:31:47.76 ID:P0C+HwBC0
本部――
小梅「ただいま、帰りました……!」
乃々「おかえりなさい」
乃々「どうでしたか?」
小梅「髪留めとボールペンと、素敵な上下セットが蒼かったですっ」
乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」
小梅「はい」
乃々「そうですか」
乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」
乃々「……」
乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」
美玲「なんで3回も言ったんだ?」
乃々「大事なことなので」
幸子「大事すぎですよ……」
小梅「ただいま、帰りました……!」
乃々「おかえりなさい」
乃々「どうでしたか?」
小梅「髪留めとボールペンと、素敵な上下セットが蒼かったですっ」
乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」
小梅「はい」
乃々「そうですか」
乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」
乃々「……」
乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」
美玲「なんで3回も言ったんだ?」
乃々「大事なことなので」
幸子「大事すぎですよ……」
21: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:32:36.52 ID:P0C+HwBC0
美玲「乃々! 次の指令は!?」
幸子「ちょっと待ってください!」
幸子「なんだか喉が渇きませんか?」
美玲「確かに」
乃々「そんな時はスタドリチャージです」
小梅「露骨な宣伝……」
輝子「スポンサーは大事……フヒ」
乃々「」ゴクゴク
4人「」ゴクゴク
幸子「ちょっと待ってください!」
幸子「なんだか喉が渇きませんか?」
美玲「確かに」
乃々「そんな時はスタドリチャージです」
小梅「露骨な宣伝……」
輝子「スポンサーは大事……フヒ」
乃々「」ゴクゴク
4人「」ゴクゴク
22: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:33:13.12 ID:P0C+HwBC0
23: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:34:01.01 ID:P0C+HwBC0
美玲「未央は元気いっぱいだよな」
小梅「この間……小学生組と追いかけっこして、遊んでたよ」
輝子「それ……私も見た」
輝子「へ、部屋中をグルグル走り回ってた……」
美玲「元気だなぁ」
幸子「まってください……!」
幸子「そのままグルグル走り回り続けたら……バターになってしまいませんか?!」
小梅「えっ……幸子ちゃん何言ってるの……?」ドンビキ
小梅「この間……小学生組と追いかけっこして、遊んでたよ」
輝子「それ……私も見た」
輝子「へ、部屋中をグルグル走り回ってた……」
美玲「元気だなぁ」
幸子「まってください……!」
幸子「そのままグルグル走り回り続けたら……バターになってしまいませんか?!」
小梅「えっ……幸子ちゃん何言ってるの……?」ドンビキ
24: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:35:18.56 ID:P0C+HwBC0
乃々「次の指令はこれです!」
『ちゃんみおは走り回り続けるとバターになるのか?』
美玲「!?」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「デレマスター出動!!」
4人「「はっ!!」」
_____
/〇 \/| ~ ゴウンゴウン...
\_ノ∋__/\| ~
デレマスター3号(魚型原子力潜水艦)
『ちゃんみおは走り回り続けるとバターになるのか?』
美玲「!?」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「デレマスター出動!!」
4人「「はっ!!」」
_____
/〇 \/| ~ ゴウンゴウン...
\_ノ∋__/\| ~
デレマスター3号(魚型原子力潜水艦)
25: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:36:10.77 ID:P0C+HwBC0
幸子「未央さんがバターになるのかならないのか……」
幸子「すごく気になりますね」
美玲「……これは由々しき事態だぞ……!」
幸子「美玲さん?」
美玲「もし未央がバターになったら、その時はこの手で……!」ギリッ
幸子「美玲さん……」
果たして、未央はバターになるのか?!
幸子「すごく気になりますね」
美玲「……これは由々しき事態だぞ……!」
幸子「美玲さん?」
美玲「もし未央がバターになったら、その時はこの手で……!」ギリッ
幸子「美玲さん……」
果たして、未央はバターになるのか?!
26: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:37:12.74 ID:P0C+HwBC0
CGプロ、休憩室――
美玲「失礼するぞッ!!」バァン!!
未央「おぉう!? だ、誰?!」ビクッ
未央「……なんだ、さっちーとさかみーじゃん」
美玲「未央! ちょっとそこを走り回るんだ!!」
未央「えっ」
幸子「美玲さん、落ち着いてください」
幸子「とりあえず、走り回ってもらえますか?」
未央「あ、うん……」
未央「????」
美玲「失礼するぞッ!!」バァン!!
未央「おぉう!? だ、誰?!」ビクッ
未央「……なんだ、さっちーとさかみーじゃん」
美玲「未央! ちょっとそこを走り回るんだ!!」
未央「えっ」
幸子「美玲さん、落ち着いてください」
幸子「とりあえず、走り回ってもらえますか?」
未央「あ、うん……」
未央「????」
27: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:38:52.87 ID:P0C+HwBC0
未央「……」トテトテ
幸子「もっと早くお願いします」
未央「……」タッタッタッ
幸子「楽しそうにお願いします」
未央「わーい」タッタッタッ
美玲「もっと楽しそうに!」
未央「わーいわーい」タッタッタッ
幸子「……」
美玲「……」
未央「いやっほーい」タッタッタッ
幸子「……」
美玲「……」
幸子「もっと早くお願いします」
未央「……」タッタッタッ
幸子「楽しそうにお願いします」
未央「わーい」タッタッタッ
美玲「もっと楽しそうに!」
未央「わーいわーい」タッタッタッ
幸子「……」
美玲「……」
未央「いやっほーい」タッタッタッ
幸子「……」
美玲「……」
28: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:41:36.09 ID:P0C+HwBC0
幸子「……はい、止まってください」
幸子「どうですか?」
未央「いやぁ、目が回るねぇ」
美玲「そうじゃなくて! バターになったか?!」
未央「え、バター??」
未央「いや、バターにはならないけど……」
美玲「もういいッ! 邪魔したなッ!」プンスカ
幸子「あ、ご協力ありがとうございました」
未央「え、うん……??」
幸子「どうですか?」
未央「いやぁ、目が回るねぇ」
美玲「そうじゃなくて! バターになったか?!」
未央「え、バター??」
未央「いや、バターにはならないけど……」
美玲「もういいッ! 邪魔したなッ!」プンスカ
幸子「あ、ご協力ありがとうございました」
未央「え、うん……??」
29: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:42:06.76 ID:P0C+HwBC0
本部――
美玲「ただいま帰ったぞッ!!」
乃々「お帰りなさい、どうでしたか?」
美玲「バターにならなかったぞッ!!」
小梅「なんで怒ってるの?」
美玲「ならないならならないで、寂しいだろッ!!」
輝子「無茶苦茶だな……」
幸子「良いじゃないですか、これも調査です」
幸子「『未央さんはバターにならない』――」
幸子「こんなに大切な事実が分かっただけでも、十分じゃないですか」
美玲「そうだな……」
美玲「うん、そうだなッ!」
美玲「ただいま帰ったぞッ!!」
乃々「お帰りなさい、どうでしたか?」
美玲「バターにならなかったぞッ!!」
小梅「なんで怒ってるの?」
美玲「ならないならならないで、寂しいだろッ!!」
輝子「無茶苦茶だな……」
幸子「良いじゃないですか、これも調査です」
幸子「『未央さんはバターにならない』――」
幸子「こんなに大切な事実が分かっただけでも、十分じゃないですか」
美玲「そうだな……」
美玲「うん、そうだなッ!」
30: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:47:56.11 ID:P0C+HwBC0
美玲「乃々! 次の指令を!」
乃々「次の指令は――と、いきたいところですが……」
乃々「ゆっくり連載していきたいので、今日はこのあたりで――」
美玲「なあ乃々、ちょっと話があるんだけど……」
乃々「どうしましたか?」
美玲「ウチらのこの活動……本当に正しいことなのか?」
幸子「ちょ、ちょっと美玲さん?!」
美玲「CGプロの皆は、ウチらの仲間なんだぞ」
美玲「そんな皆を売るような真似をして、それで本当に良いのかッ?!」
乃々「馬鹿者!!!!」ボゴー!!
美玲「ごふっ!!!!」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
乃々「次の指令は――と、いきたいところですが……」
乃々「ゆっくり連載していきたいので、今日はこのあたりで――」
美玲「なあ乃々、ちょっと話があるんだけど……」
乃々「どうしましたか?」
美玲「ウチらのこの活動……本当に正しいことなのか?」
幸子「ちょ、ちょっと美玲さん?!」
美玲「CGプロの皆は、ウチらの仲間なんだぞ」
美玲「そんな皆を売るような真似をして、それで本当に良いのかッ?!」
乃々「馬鹿者!!!!」ボゴー!!
美玲「ごふっ!!!!」
幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」
31: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:49:43.47 ID:P0C+HwBC0
乃々「良いですか美玲さん!」
乃々「私たちは! 私たちアイドルたちは!」
乃々「売れるときに、売れるものを売るものなんです!」
乃々「売られてナンボなんですよ!!」
美玲「売られて……ナンボ――!」
美玲「乃々、ゴメン……ウチが間違ってたぞッ……!」
乃々「分かればそれでいいんです」
美玲「はい」
乃々「私たちは! 私たちアイドルたちは!」
乃々「売れるときに、売れるものを売るものなんです!」
乃々「売られてナンボなんですよ!!」
美玲「売られて……ナンボ――!」
美玲「乃々、ゴメン……ウチが間違ってたぞッ……!」
乃々「分かればそれでいいんです」
美玲「はい」
32: ◆ag9TZfREZs 2016/04/23(土) 00:50:59.15 ID:P0C+HwBC0
乃々「さあ! 今日は5人で、晩御飯を食べに行きましょう!」
輝子「お、良いな……!」
乃々「ただし! お金は各自払ってくださいね?」
幸子「別に、乃々さんに奢ってもらおうだなんて、思っていませんよ」
5人「アハハハハ……!!」
我々の地球にはまだまだ分からない謎がある
あらゆる謎を調査解明!
頼むぞデレマスター!
終わり
輝子「お、良いな……!」
乃々「ただし! お金は各自払ってくださいね?」
幸子「別に、乃々さんに奢ってもらおうだなんて、思っていませんよ」
5人「アハハハハ……!!」
我々の地球にはまだまだ分からない謎がある
あらゆる謎を調査解明!
頼むぞデレマスター!
終わり
コメント
コメント一覧
博士のバッカモーンは
絶対音感を持つ人には「ラドドーシラ」だったのが未だに覚えてる