436: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:33:58 ID:ZL4l
ぷちかれ魔界編第一章・【乙女の裏切り】
更新最新話、魔界の話をシメにいくターン始動。
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ぷちシリーズ
ぷちかれシリーズキャラクター名鑑
前回
モバP「ぷちかれ事務所の華麗なる休日」
437: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:34:12 ID:ZL4l
ーー神話になんて詳しくはないし、事実は小説より奇なりとも言うように、あんな奴らやこんな奴らが歌って踊る世界なら、そういう廻り逢わせだって、あるのかもしれない。
可能性とか、運命だとか、未来とか。
何に喩えるべきかも悩ましい。
そうだな……まぁ。
ちょっとだけ面倒が重なった日。
案外、そんなもんなのかもしれない。
~ぷちシリーズ魔界編・第一章~
【乙女の裏切り】
可能性とか、運命だとか、未来とか。
何に喩えるべきかも悩ましい。
そうだな……まぁ。
ちょっとだけ面倒が重なった日。
案外、そんなもんなのかもしれない。
~ぷちシリーズ魔界編・第一章~
【乙女の裏切り】
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438: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:34:25 ID:ZL4l
~810プロにPが入社するよりほんの少し前・魔界~
ルシファー「……そうか、御苦労」
兵士「御苦労って……良いのですか、野放しにしていては……」
ルシファー「だが、私が出向く必要もあるまい…下がれ」
兵士「は……はぁ…」
兵士(魔王様のお考えが…さっぱりわからん…)
ルシファー「………そこにいるのだろう、ロキ」
ロキ「ひぃふぅみ……はい?」
ルシファー「……そうか、御苦労」
兵士「御苦労って……良いのですか、野放しにしていては……」
ルシファー「だが、私が出向く必要もあるまい…下がれ」
兵士「は……はぁ…」
兵士(魔王様のお考えが…さっぱりわからん…)
ルシファー「………そこにいるのだろう、ロキ」
ロキ「ひぃふぅみ……はい?」
439: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:34:38 ID:ZL4l
ルシファー「こそこそ何をしているのかと思えば……また国の金に手を付けるつもりか」
ロキ「手をつけるも何も、これは私が汗水垂らして稼いだへそく……お小遣いですよ」
ルシファー「金の亡者めが…」
ルシファー「まぁ良い、金ならくれてやる、好きに持っていくがいい」
ロキ「えっ全部!?」ガバア
ルシファー「限度を知れ」
~~~
ロキ「手をつけるも何も、これは私が汗水垂らして稼いだへそく……お小遣いですよ」
ルシファー「金の亡者めが…」
ルシファー「まぁ良い、金ならくれてやる、好きに持っていくがいい」
ロキ「えっ全部!?」ガバア
ルシファー「限度を知れ」
~~~
440: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:34:53 ID:ZL4l
ロキ「炙り出す?」
ルシファー「そうだ、長年魔王の座に就いて来たが、この数年は特に各地の小競り合いが多い…裏で何者かが扇動しているとしか思えん」
ロキ「はぁ…力のない悪魔は色々小細工を思いつきますからねぇ」
ルシファー「ひと思いに力で征す、それもまた良かろうが…」
ルシファー「根を抜かねば芽はまた生える、乱とはそういうものだ」
ロキ「で、どうするおつもりですか、反乱軍みたいな軍勢が出来上がるまで放置して叩き潰すとかですか」
ルシファー「気の長い話だ…それまで終始気を張るのも面倒極まりない」
ルシファー「私が負けるとは露にも思わぬが」
ルシファー「そうだ、長年魔王の座に就いて来たが、この数年は特に各地の小競り合いが多い…裏で何者かが扇動しているとしか思えん」
ロキ「はぁ…力のない悪魔は色々小細工を思いつきますからねぇ」
ルシファー「ひと思いに力で征す、それもまた良かろうが…」
ルシファー「根を抜かねば芽はまた生える、乱とはそういうものだ」
ロキ「で、どうするおつもりですか、反乱軍みたいな軍勢が出来上がるまで放置して叩き潰すとかですか」
ルシファー「気の長い話だ…それまで終始気を張るのも面倒極まりない」
ルシファー「私が負けるとは露にも思わぬが」
441: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:35:09 ID:ZL4l
ルシファー「犠牲は出る、争いになればな」
ロキ「で……味方全員を守り切るには流石に頭数が足りないと」
ルシファー「私は完璧主義者でな」
ロキ「どの口が言うんでしょうね、私がいないと何にもできないくせして」
ルシファー「いいか、金は持っていって構わぬ、その代わり…任務をひとつだけ果たして貰う」
ロキ「はぁ、まぁ1つくらいなら」
ルシファー「長期に渡って少しずつ人間界に侵攻するフリをするので、折を見て気付かれずに悪魔達を制し、纏め上げ、適当な軍勢にしておいてくれ、有事の際に使うから」
ロキ「任務1つどころか大役なんですが」
ロキ「で……味方全員を守り切るには流石に頭数が足りないと」
ルシファー「私は完璧主義者でな」
ロキ「どの口が言うんでしょうね、私がいないと何にもできないくせして」
ルシファー「いいか、金は持っていって構わぬ、その代わり…任務をひとつだけ果たして貰う」
ロキ「はぁ、まぁ1つくらいなら」
ルシファー「長期に渡って少しずつ人間界に侵攻するフリをするので、折を見て気付かれずに悪魔達を制し、纏め上げ、適当な軍勢にしておいてくれ、有事の際に使うから」
ロキ「任務1つどころか大役なんですが」
442: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:35:23 ID:ZL4l
~~~
~事務所~
ロキ「…それで、何やかんやあってどうするか悩んでたらたまたま死期の近い権力者を見つけて、ならここの資産とか分捕れるしついでに仮の住処も見つかるかなーと、そういうアレでして」
P「そういうアレでしてじゃねえよ緑の魔王」
加蓮「ちひろさんはロキソニンだったかぁ」
ちひろ「誰が解熱鎮痛剤ですか誰が」
~事務所~
ロキ「…それで、何やかんやあってどうするか悩んでたらたまたま死期の近い権力者を見つけて、ならここの資産とか分捕れるしついでに仮の住処も見つかるかなーと、そういうアレでして」
P「そういうアレでしてじゃねえよ緑の魔王」
加蓮「ちひろさんはロキソニンだったかぁ」
ちひろ「誰が解熱鎮痛剤ですか誰が」
443: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:35:36 ID:ZL4l
P「で、結局打算で近付いた社長に絆されて、悪魔を集める前にアイドルを集めちまったと」
ちひろき「集めたのはPさんですけどね」
P「やめろその【ちひろき】とかいう適当すぎる名前欄」
P「で……何か外が凄い雷なんですけど」
ゴロゴロゴロチャアン!!!
P「真島吾朗のラジオネームみてえな雷なんすけど」
ちひろ「いやー、魔界で何かありましたねこれは」
P「となると……」
ガチャリ
ちひろき「集めたのはPさんですけどね」
P「やめろその【ちひろき】とかいう適当すぎる名前欄」
P「で……何か外が凄い雷なんですけど」
ゴロゴロゴロチャアン!!!
P「真島吾朗のラジオネームみてえな雷なんすけど」
ちひろ「いやー、魔界で何かありましたねこれは」
P「となると……」
ガチャリ
444: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:35:50 ID:ZL4l
沙理奈「ちょっと!外の雷ただごとじゃないんじゃないの!?」
千枝「魔界に何かあったんじゃ…」
ミレイ「ヤバそうだな…ウチに何かできることないかッ?」
涼「…何か都合よく踊らされてるみたいな話が聞こえたが、アタシは自分の意志でこっちに流れてきたつもりだ、やるもやらぬも自分で選ぶけどな」
ちひろ「まぁ、涼ちゃんは出奔してたまたまこっちに流れてきただけですからねぇ………というか、肝心要の方がいませんけど」
TV『ニュースをお伝えするわね!』
P「あ、川島さんのニュース速報だ、カンパンマンなのにないつもこの時間」
千枝「魔界に何かあったんじゃ…」
ミレイ「ヤバそうだな…ウチに何かできることないかッ?」
涼「…何か都合よく踊らされてるみたいな話が聞こえたが、アタシは自分の意志でこっちに流れてきたつもりだ、やるもやらぬも自分で選ぶけどな」
ちひろ「まぁ、涼ちゃんは出奔してたまたまこっちに流れてきただけですからねぇ………というか、肝心要の方がいませんけど」
TV『ニュースをお伝えするわね!』
P「あ、川島さんのニュース速報だ、カンパンマンなのにないつもこの時間」
445: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:36:08 ID:ZL4l
TV『突如として現れた黒の軍勢…』
P「よく映画の予告とポケモンやディズニーの映画で聴く声流れてきた」
TV『迫りくる脅威に、立ち向かう一人の姫と一輪の花』
P「劇場版か?」
TV『この夏!』
P「もう冬だよ」
TV『キミは激動の瞬間を目の当たりにする!!』
TV『劇場版ぷちシリーズ最新作!』
P「初だろ劇場版」
P「よく映画の予告とポケモンやディズニーの映画で聴く声流れてきた」
TV『迫りくる脅威に、立ち向かう一人の姫と一輪の花』
P「劇場版か?」
TV『この夏!』
P「もう冬だよ」
TV『キミは激動の瞬間を目の当たりにする!!』
TV『劇場版ぷちシリーズ最新作!』
P「初だろ劇場版」
446: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:36:25 ID:ZL4l
TV『タイトルは君の目で確かめてくれ!!』
P「ファミ通の攻略本か!!!!」
加蓮「…大丈夫…?」
P「大丈夫じゃねえ、疲れた」
ちひろ「これはアレですね、拐われましたね、シホ様とアイヴィーローズ様」
P「これ……行かないとダメなやつか…?」
加蓮「何か自力で何とかしそうな気もするけど…」
チヒーンチヒーンチヒーン
ちひろ「指令端末に緊急通信…?ここ何年も繋がることなかったのに」ポチー
P「ファミ通の攻略本か!!!!」
加蓮「…大丈夫…?」
P「大丈夫じゃねえ、疲れた」
ちひろ「これはアレですね、拐われましたね、シホ様とアイヴィーローズ様」
P「これ……行かないとダメなやつか…?」
加蓮「何か自力で何とかしそうな気もするけど…」
チヒーンチヒーンチヒーン
ちひろ「指令端末に緊急通信…?ここ何年も繋がることなかったのに」ポチー
447: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:36:44 ID:ZL4l
ルシファー『魔王だが』
ちひろ「自分で魔王とか恥ずかしくないんですか切りますね」ピッ
プーップーッ
P「切るなし」
ちひろ「あ、いつものクセで」
加蓮「いつもその漫才やってるんだ…」
チヒーン ピッ
ルシファー『マジのガチに緊急事態』
ちひろ「何なんですか、もうそっちでどうにかできないんですか」
P「できてないから色々起きてんだろ」
ルシファー『できてないからこの惨状なんだが』
ちひろ「……おお、何か…ハモってましたね今」
P「嬉しくも何ともないわ」
ちひろ「自分で魔王とか恥ずかしくないんですか切りますね」ピッ
プーップーッ
P「切るなし」
ちひろ「あ、いつものクセで」
加蓮「いつもその漫才やってるんだ…」
チヒーン ピッ
ルシファー『マジのガチに緊急事態』
ちひろ「何なんですか、もうそっちでどうにかできないんですか」
P「できてないから色々起きてんだろ」
ルシファー『できてないからこの惨状なんだが』
ちひろ「……おお、何か…ハモってましたね今」
P「嬉しくも何ともないわ」
448: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:36:59 ID:ZL4l
ルシファー『手短に伝える、暴徒の輩は制圧した』
ちひろ「なら私が行く必要も、こっちのみんなを危険に巻き込む心配もないじゃないですか、雷止めて下さいよ」
ルシファー『世界のマナの均衡が危ういのだ、この雷は世界と世界が結合しようとして落ちる境雷震だぞ』
ちひろ「マナが…え、まさか」
ルシファー『油断していた……奴らは魔花蜜を……例の…花に』ザザー
ちひろ「アイヴィーローズ様が真の力に覚醒めてしまったんですか!!??」
加蓮「アイヴィーローズって確か…」
P「ユミラウネだな」
ちひろ「なら私が行く必要も、こっちのみんなを危険に巻き込む心配もないじゃないですか、雷止めて下さいよ」
ルシファー『世界のマナの均衡が危ういのだ、この雷は世界と世界が結合しようとして落ちる境雷震だぞ』
ちひろ「マナが…え、まさか」
ルシファー『油断していた……奴らは魔花蜜を……例の…花に』ザザー
ちひろ「アイヴィーローズ様が真の力に覚醒めてしまったんですか!!??」
加蓮「アイヴィーローズって確か…」
P「ユミラウネだな」
449: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:37:15 ID:ZL4l
P「要するにユミラウネが暴れてるとかそういうノリか…?」
加蓮「魔界がジャングルか樹海にでもなってんじゃないの」
ちひろ「あ、端末に映像送られてきました、出します」ブオン
P「……は?」
加蓮「えと……これ、ユミラウネ、なんだよね」
ちひろ「まぁ、魔花蜜モードと言いますか…」
アイヴィーローズ『アハハっ!お前も養分にしてやろうかぁ!!』シュルルル
悪魔『アアアアア…』シュウウウ
P「何か吸ってる…まさか、アレがそのマナなのか…?」
加蓮「魔界がジャングルか樹海にでもなってんじゃないの」
ちひろ「あ、端末に映像送られてきました、出します」ブオン
P「……は?」
加蓮「えと……これ、ユミラウネ、なんだよね」
ちひろ「まぁ、魔花蜜モードと言いますか…」
アイヴィーローズ『アハハっ!お前も養分にしてやろうかぁ!!』シュルルル
悪魔『アアアアア…』シュウウウ
P「何か吸ってる…まさか、アレがそのマナなのか…?」
450: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:37:31 ID:ZL4l
ちひろ「そうです、あのまま放置しておくと…」
加蓮「え、まさか死……」
P「おいおいウチの事務所から前科持ちが…」チラッ
沙理奈「何」
P「前科持ちならここにいるわ」
沙理奈「失礼ね!ちゃんと選んでヤッてるわ!!」
加蓮「ヤッてることには変わらないじゃんね…まぁ、それ言ったら奏とかもそうだし…」
加蓮「え、まさか死……」
P「おいおいウチの事務所から前科持ちが…」チラッ
沙理奈「何」
P「前科持ちならここにいるわ」
沙理奈「失礼ね!ちゃんと選んでヤッてるわ!!」
加蓮「ヤッてることには変わらないじゃんね…まぁ、それ言ったら奏とかもそうだし…」
451: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:37:44 ID:ZL4l
ちひろ「とにかくあのままにしておくと魔界のマナが枯渇して、均衡を失いマナが足りなくなった魔界がこちらの世界に引きずり込まれます」
P「RPGにありがちなやつ!」
加蓮「魔界がこっちとくっついたらどうなるの?」
ちひろ「数歩歩くとエンカウントします」
加蓮「だるっ」
ちひろ「アイヴィーローズ様にマナを吸い込まれた悪魔達は……否応なしに彼女の虜にされてしまいます。そして……3日以内に」
P「やっぱり……そうなっちまうのか」
P「RPGにありがちなやつ!」
加蓮「魔界がこっちとくっついたらどうなるの?」
ちひろ「数歩歩くとエンカウントします」
加蓮「だるっ」
ちひろ「アイヴィーローズ様にマナを吸い込まれた悪魔達は……否応なしに彼女の虜にされてしまいます。そして……3日以内に」
P「やっぱり……そうなっちまうのか」
452: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:38:17 ID:ZL4l
ちひろ「頭の中がお花のことでいっぱいになります!!」
P「そいつは一大事だ!?!?」
~魔界~
アイヴィーローズ「アハハハハッ!!みんなもお花畑になってしまえ~っ♪」シュルルル!!シュルルル!!
ぷちかれE「ナニココ」ボコッ
アイヴィーローズ「あぇ?」
ぷちかれE「ハナダ」ユビサシ
P「そいつは一大事だ!?!?」
~魔界~
アイヴィーローズ「アハハハハッ!!みんなもお花畑になってしまえ~っ♪」シュルルル!!シュルルル!!
ぷちかれE「ナニココ」ボコッ
アイヴィーローズ「あぇ?」
ぷちかれE「ハナダ」ユビサシ
453: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:38:36 ID:ZL4l
アイヴィーローズ「そう、私はお花!!悪魔の花だよっ!お前も養分に」
ぷちかれE「ポテェ?」
ユミラウネ意識「ダメーッ!」ギシッ
アイヴィーローズ「うぎっ」ギシッ
ぷちかれE「ポテェ…ナンカヘンダヨ」
ミレイ「ぷちかれーッ!!」ダダダ
ぷちかれE「ミレチャン? ナマニク ナイヨ?」
ミレイ「肉のために来たんじゃないしッ!!!」
ぷちかれE「ポテェ?」
ユミラウネ意識「ダメーッ!」ギシッ
アイヴィーローズ「うぎっ」ギシッ
ぷちかれE「ポテェ…ナンカヘンダヨ」
ミレイ「ぷちかれーッ!!」ダダダ
ぷちかれE「ミレチャン? ナマニク ナイヨ?」
ミレイ「肉のために来たんじゃないしッ!!!」
454: ◆6RLd267PvQ 22/10/20(木) 20:38:51 ID:ZL4l
P「あー……ちひろさんの力でどうにかこっちに来れたけど……コレ、どうにかなるのかね…」
加蓮「え、周りの悪魔達は倒れてるんじゃ……あ、そっか」
P「このユミラウネもどきに諸々吸われて倒れてるんだろ、ってことはだ」
悪魔花兵A「御明察!!!」ビュオッ!
加蓮「……っ!【ブルームミラージュ】!!」パキィン!
悪魔花兵A「……ほう、鏡で作った花の盾か……だが」
加蓮「……う…」クラッ
加蓮「え、周りの悪魔達は倒れてるんじゃ……あ、そっか」
P「このユミラウネもどきに諸々吸われて倒れてるんだろ、ってことはだ」
悪魔花兵A「御明察!!!」ビュオッ!
加蓮「……っ!【ブルームミラージュ】!!」パキィン!
悪魔花兵A「……ほう、鏡で作った花の盾か……だが」
加蓮「……う…」クラッ
457: ◆6RLd267PvQ 22/10/21(金) 00:25:06 ID:mxHp
悪魔花兵A「盾で防いだつもりだろうが、その棘は特別製でなぁ、魔力の根源、使用者の肉体を毒に……」
加蓮「…だとしたら、運が悪かったね」ギロッ
悪魔花兵A「……は?」
P「……げほっ……油断したろ…ご愁傷サン…」ガクン
悪魔花兵A「どうして……ダメージを与えたのはたしかにこっちの女の魂のハズ…何故こっちにダメージが」
加蓮「人を呪わば…っての、わかるよね」
ドッパアアン…
加蓮「…だとしたら、運が悪かったね」ギロッ
悪魔花兵A「……は?」
P「……げほっ……油断したろ…ご愁傷サン…」ガクン
悪魔花兵A「どうして……ダメージを与えたのはたしかにこっちの女の魂のハズ…何故こっちにダメージが」
加蓮「人を呪わば…っての、わかるよね」
ドッパアアン…
458: ◆6RLd267PvQ 22/10/21(金) 00:25:24 ID:mxHp
~~~
加蓮「サンドリヨンの死の灰を煙幕にしてとりあえず落ち延びたけど……どうしようね、あの子」
P「げほ……ふぅ……中々に、厄介な毒かもな……これ、【もどき】の毒なのか…?」
ぷちかれE「オカユ タベル?」
P「解毒作用があるなら欲しいが…げほっ…」
加蓮「解熱作用くらいかなぁ」
P「……」パチン
あやめ「ここに…!」シュタッ
にんはま「ニニニンタイ」
加蓮「もう2の段ですらない…」
加蓮「サンドリヨンの死の灰を煙幕にしてとりあえず落ち延びたけど……どうしようね、あの子」
P「げほ……ふぅ……中々に、厄介な毒かもな……これ、【もどき】の毒なのか…?」
ぷちかれE「オカユ タベル?」
P「解毒作用があるなら欲しいが…げほっ…」
加蓮「解熱作用くらいかなぁ」
P「……」パチン
あやめ「ここに…!」シュタッ
にんはま「ニニニンタイ」
加蓮「もう2の段ですらない…」
459: ◆6RLd267PvQ 22/10/21(金) 00:25:40 ID:mxHp
あやめ「本当なら私が盾になれば済む話だと言うのにP殿は…」
加蓮「役目があるって事でしょ、あやめには」
P「この広い魔界だ…お前の脚なら手っ取り早く毒や何かの情報も集められる」
P「…そうだな?」
加蓮「大丈夫、ぎりぎりのトコで今度は私に毒がスイッチするようにしておくから、私達がこの中で一番長持ちするって思ったし」
あやめ「全て計算のうち、と……なら、何も言わずに従うのみですね…」
加蓮「役目があるって事でしょ、あやめには」
P「この広い魔界だ…お前の脚なら手っ取り早く毒や何かの情報も集められる」
P「…そうだな?」
加蓮「大丈夫、ぎりぎりのトコで今度は私に毒がスイッチするようにしておくから、私達がこの中で一番長持ちするって思ったし」
あやめ「全て計算のうち、と……なら、何も言わずに従うのみですね…」
460: ◆6RLd267PvQ 22/10/21(金) 00:25:52 ID:mxHp
P「ユミラウネを助けて…志保も助けて……話はまあ、それからだ」
加蓮「……やりますか、魔界大冒険」
P「最悪の幕開けだけどな……しんど…」クラクラ…
【第一章・乙女の裏切り】
完。
【第二章へ続く】
加蓮「……やりますか、魔界大冒険」
P「最悪の幕開けだけどな……しんど…」クラクラ…
【第一章・乙女の裏切り】
完。
【第二章へ続く】
転載元:ぷちかれ魔界編第一章・【乙女の裏切り】
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