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トップページ水瀬伊織 > 伊織「ふーんやよい人形ねぇ・・・」 ζ*'ヮ')ζ

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:43:43.35 ID:mitD1TTz0

伊織「いいんじゃない。あんたが作ったにしてはうまくできてると思うわ」

P「そ、そうか?いやぁ我ながらうまくできたとは思ってたんだ」

伊織「で、これどうするの?まさか捨てるんじゃないわよね!」

P「それが作ったわいいんだけどどうしようか困ってるんだ。流石に俺が飾るのはどうかと思うから誰か
貰ってくれそうな人を探してるんだけど・・・」

P「なぁ。もしよかったら伊織が貰ってくれないか?」

伊織「ざーんねん。私の左手には先客がいるもの」

伊織「ねー、ウサちゃん」

(・x・)



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:49:43.28 ID:mitD1TTz0

P「そっか・・・じゃあ次は千早辺りに声をかけてみようかな」

伊織「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!そこはもう少し粘ってみるところでしょ!!」

P「いやでも無理強いはよくないからな。それに千早もさっきから物欲しそうにこっちを見てるし・・・」

千早「・・・」わさわさ

伊織「いやでもあんたがどうしてもっていうなら・・・」

P「うーんでもやっぱり欲しがってる人を優先しないとなぁ。おーい千早ー」

千早「は、はい!!是非私にそのお人形・・・」

伊織「わ、わかったわよ!!その人形私が貰うわよっ!!!!」

ζ*'ヮ')ζ



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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 01:55:34.21 ID:mitD1TTz0

伊織自室

伊織「はぁ。結局貰ってきちゃったわ。千早には申し訳ないことしたわね」

伊織「それにしてもこれ」

ζ*'ヮ')ζ

伊織「ほんとよくできてる・・・まるでやよい本人みたい・・・」

ζ*'ヮ')ζ

伊織「か、かわいい///・・・って何やってるのよ私!!も、もう寝たほうがいいかも・・・」

伊織「いつもどおりウサちゃんをベットに入れてと・・・やよいの人形は・・・ここに飾っとこっと」

ζ*'ヮ')ζ・・・


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:02:30.12 ID:mitD1TTz0

伊織「すぅ・・・すぅ・・・」zzz
(・x・)

ζ*'ヮ')ζ・・・

伊織「すぅ・・・ちょ、ちょっと真・・・あんたその格好だと男みたいね・・・」zzz
(・x・)

ζ*'ヮ')ζ・・・スクッ

伊織「ちょ、ちょっと真・・・顔・・・近いって・・・」zzz
Σ(・x・)
ζ*'ヮ')ζ・・・トコ・・・トコ・・・


ζ*'ヮ')ζ・・・・ポイッ

ヒュー

(・x・)ポテッ


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:06:58.75 ID:mitD1TTz0

伊織「んー・・・よく寝た・・・あら?ウサちゃんは・・・?」
ζ*'ヮ')ζ

伊織「毛布の中にも無いし・・・てかなんで私の横にやよいの人形があるのよ!?昨日そこの置いたはずじゃ・・・」

伊織「ああもう!早く支度しないと送れちゃうのに・・・でもウサちゃん左手に持ってないとなんとなく体のバランスが悪いし・・・」

ζ*'ヮ')ζ

伊織「・・・しょうがない。今日はウサちゃんの代わりにやよいの人形持って行こっと。
どうせ今日は一人の仕事だから誰にも見られること無いし」

伊織「よしっとじゃあそろそろ行こうかしら。・・・それにしても私のウサちゃんどこいったのかしら・・・」



(・x・)・・・


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:15:14.26 ID:mitD1TTz0

スタッフ「はいカットー!伊織ちゃん。お疲れ様ー」

伊織「お疲れ様でしたー」

P「すごいな伊織!今日は全部一発オッケーじゃないか!!」

伊織「ふん!とーぜんよ!!私を誰だと思ってるの?」
ζ*'ヮ')ζ

P「それにしてもその人形、気に入ってもらえて嬉しいよ。まさか今日も持ってきてくれるなんて
思ってなかったからな」

伊織「こ、これは今朝たまたまウサちゃんが見つからなかったから代わりに持ってきただけよ」

P「なんだあの人形無くしちゃったのか?早く見つかるといいな」

伊織「ほんとどこいっちゃったのかしら・・・」

ζ*'ヮ')ζ・・・


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:24:36.03 ID:mitD1TTz0

数日後

スタッフ「はーいじゃあ竜宮小町のみなさん写真とりまーす」

あずさ「はぁい」

亜美「いおりんはやくはやくー!」

伊織「ちょ、ちょっと待ってよ・・・はいっ!それじゃあお願いします」

スタッフ「はいじゃあ撮りますよー伊織ちゃんもうちょっとお人形あげてー・・・そう
3,2,1」

伊織「にひっ」
ζ*'ヮ')ζ


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:28:26.67 ID:mitD1TTz0

律子「お疲れ様ー今日もバッチリだったわよー」

亜美「わー今日もっと遅くまで撮影の予定だったのにまだこんな時間だよ!」

あずさ「伊織ちゃんが全部一回でおっけーだったおかげね」

伊織「にひひっなんだか最近すこぶる調子がいいのよ」

律子「ほんとここ数日の伊織はすごいわー・・・ねぇ、何かあったの?」

伊織「うーん・・・そうね・・・強いて言うならこの子のおかげかしら」
ζ*'ヮ')ζ


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:35:19.34 ID:mitD1TTz0

あずさ「そういえば最近伊織ちゃんずっとそのお人形持ってるわね」

亜美「やよいっちのお人形とはなんだか意味深ですなぁ」

伊織「ばっバカちがうわよ!これはウサちゃんの代わりに持ってるだけで別にそんな意味じゃ///」

亜美「ふーん・・・ねぇねぇそれ亜美にも触らせてー!!」

伊織「いいけどあんまり乱暴に扱わないでね」

亜美「わーい!・・・ほほう・・・これは見れば見るほどやよいっちですな・・・
ん?ねぇねぇいおりん。やよいっち人形のお腹になんか入ってるよ?」
ζ*'ヮ')ζ

伊織「ああそれね。そこを押すと・・・」

カチッ

ζ*'ヮ')ζ<うっうー!


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:42:21.50 ID:mitD1TTz0

亜美「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!!!」

伊織「にひひっビックリしたでしょ?あいつこんなのまで仕込んでたのよ」

あずさ「まぁ、プロデューサーさんったらこんなこともできたのねー」

亜美「わーわー」そわそわ

カチッ

ζ*'ヮ')ζ<うっうー!

亜美「キェェェェェェアァァァァァァマタシャァベッタァァァァァァァ!!!!!」

律子「はいはい遊んでないでそろそろ帰るわよー」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 02:54:59.11 ID:mitD1TTz0

伊織自室

伊織「すぅ・・・すぅ・・・」zzz
ζ*'ヮ')ζ・・・

伊織「う~ん・・・デコちゃんいうなぁ~」zzz
ζ*'ヮ')ζ・・・ムクッ

伊織「・・・だからぁ、デコちゃんじゃなくて伊織だってばぁ・・・」zzz
ζ*'ヮ')ζ・・・キョロキョロ・・・

伊織「・・・なによぉ・・・文句あるわけ?・・・」zzz
ζ*'ヮ')ζ・・・イナイ・・・




(・x・)・・・


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 03:01:59.96 ID:mitD1TTz0

数ヶ月後

伊織「さてと。そろそろ私も仕事に行かなきゃね」

春香「もうそんな時間?じゃあ伊織、がんばってね・・・ってもう行っちゃった」

真「それにしても最近の伊織の人気はすごいよねーなんていうかさ、伊織が中心っていうかさ」

亜美「ほーんと。最近竜宮小町じゃなくていおりんだけにオファーが来るんだよねー」

美希「みんなおはよー・・・あれ?デコちゃんもう行っちゃったの?最近デコちゃんと
おしゃべりしてないから寂しいの」

響「自分ももう何週間も伊織と話してないぞー」

あずさ「そういえば最近。伊織ちゃんとお話してないわ」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 03:09:07.03 ID:mitD1TTz0

貴音「確かに、近頃伊織が誰かと話しているところを見ていません」

雪歩「え?でも確かさっき隅っこで誰かとお話してたよ?」

千早「それはおかしいわ。だっ向こうには誰もいないはずだし、それに全員
ここにいるじゃない」

真美「うーむ誰も居ない場所で誰かとの話し声・・・謎が深まりますな・・・」

亜美「なぁに謎はすでに解けているよ真美君。ズヴァリ!やよいっち人形に搭載された
"おしゃべり機能"なのだよ!!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 03:15:09.09 ID:mitD1TTz0

春香「おしゃべり機能?」

亜美「前にいおりっちが教えてくれたんだけど最近にーちゃんによる大改造が行われたみたいで
突然やよいっち人形が喋りだしたんだって!それでお話してたんだよ!」

真美「なるほどさすがにーちゃん。ブラジャーからミサイルまでなんでも作ってくれる技術は流石だね!!」

P「おいおい何の話だ?俺はミサイルなんか作れないぞ」

亜美「おっ!うわさをすれば!!ねぇねぇにーちゃんあのやよいっち人形についてる
おしゃべり機能どーやって作ったの?」

P「?おしゃべり機能ってなんのことだ?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 03:22:42.75 ID:mitD1TTz0

亜美「まったまたぁ!にーちゃんがやよいっち人形に付いてたお喋りボタンを進化させて
作ったスペシャル機能じゃーん!!」

P「ボタン?おいおい何言ってるんだよ。あの人形にボタンなんか付いてないだろ?
外見を似せるのだけで精一杯だったんだから」

響「ど、どういうことだ?そんな機能付いてないって・・・」

雪歩「じゃ・・・じゃあ伊織ちゃんは誰と喋って・・・」


伊織「それでね。そこであいつが・・・」

ζ*'ヮ')ζ<うっうーそれほんとですかー?


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/12(土) 03:32:08.84 ID:mitD1TTz0

数日後

P「・・・あっもしもし伊織!お前最近どうしたんだ?仕事には来ないし部屋から出てこないみたいじゃないか!?」

伊織「・・・」

P「みんな心配してるんだ・・・なぁ。一度顔だけでも見せてくれないか・・・?」

伊織「・・・」

P「・・・そうか、俺とは話したくないか・・・じゃあ今からやよいに代わるからな」

やよい「うぅ伊織ちゃん。どうしたの?早く出ておいでよ!!」

伊織「・・・誰?」

やよい「誰って・・・私だよ、高槻やよいだよ!!」

伊織「・・・やよい?あんた何言ってるの?あんたがやよいなわけないじゃない」

やよい「・・・え?」

伊織「だってやよいは・・・」
ζ*'ヮ')ζ<うっうー!

伊織「・・・ここにいるもの」


おわり


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