藍子「仕事があがるのとポテトが揚がるのとをかけているんですねぇ、これで年末商戦は勝ちも同然です、早速プロデューサーさんに直訴してみましょうよ、勝訴確定ですよ」

加蓮「誘わないでよ」

響子「勝てるわけがないじゃないですか」

藍子「やる前から諦めてる者に勝利の二文字は降りて来ませんよ！ちょっとじゃあそこで見ててください！」ﾄﾃﾃ

ｶﾞﾁｬﾘ ﾊﾞﾀﾝ!

藍子「プロデューサーさん！」

P「んー」ｶﾀｶﾀ

藍子「ポテトが揚がり」

P「全部聞こえてたよ壁が薄いから」ｶﾀｶﾀ

藍子「話が早くて助かりますねえ！さあ！」

P「………」ｶﾀｶﾀ

藍子「さあ！！！」

P「師走って言葉知ってる？忙しいの」ｶﾀｶﾀ

藍子「えっ、あ、じゃあ師走すっ飛ばします？」ﾕﾙ…ﾌﾜ…

P「すっ飛ばした結果仕事だけ残ってたら悲惨だからいい」ｶﾀｶﾀ

藍子「むぅ……最近キャラクターの声付き家電って妙に人気じゃないですか、ちょっとは助けになれそうだと思ったんですけどね」ﾑｽ

P「…まぁ、もうちょっとしたら手が空くからそしたら雑談くらいは」

聖「お疲れ様です……」ｶﾞﾁｬﾘ

藍子「ひじ→り↓ちゃん！！」

聖「ひゃ…！？」

藍子「見てくださいプロデューサーさん！！金のなる木ですよ！なるちゃんの声ですし！」

P「上手いこと言ったつもりか」

藍子「やるなら今しかありません、聖ちゃん体組成計や聖ちゃんアラーム、聖ちゃん餅つき器に聖ちゃん卒塔婆プリンターを！」

聖「卒塔婆プリンター…？…戒名を歌うんですか…？」

P「乗っからなくていいから聖も」

藍子「今しかないんですよプロデューサーさん、クリスマスで緩みきった財布に打撃を与えて聖ちゃんで一儲k………」ﾓｶﾞｶﾞ

加蓮「壁の向こうから全部聞こえてやってきた私だよ」ｸﾁﾌｻｷﾞ

藍子「むぁーっ！！ふぉふぉはらがいいろころなのにー！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｽﾞﾘｽﾞﾘ

響子「ごめんね、せっかくの記念日に……」

聖「い、いえ…気にしてないです…むしろ、楽しいので…」

P「楽しいと言える距離感羨ましいぞ」

加蓮「聖ちゃんには後でグラコロバーガー奢るから楽しみにしててね、エビ入りだよ」

聖「エビ入り！」ﾊﾟｱｱ

P「…まぁ、何にしても今日くらいは、真面目なオチも許されるだろ」

※ボイス実装、おめでとう、聖。

おわれ。

このシリーズの良心の一人、聖。
国をあげて祝わないと。

お目汚し、失礼をば。