肇「あの一件と反響から、ギャップって大事なんだなぁと学びを得ました」

涼「お、おう……まぁ肇はオシャレしてみたりとか意外と大食いだったりわりと普段からギャップ出してるけどな…」

肇「ちょっとオシャレな格好すると私だとバレないから便利なんですよ」

肇「先日街を歩いていた時、丁度プロデューサーさんをお見かけしたので声をかけたんですけれど、プロデューサーさんも私が藤原肇だとわからなかったらしくて、これはもう効果覿面と言っていい領域かと」

涼「肇はそれでよかったのか…？」

肇「で、話が逸れましたけどご飯の話です」

涼「本題だな」

肇「つまるところ世間がイメージする藤原肇的な行動さえしなければ私だとバレる事はないわけですよね」

涼「話戻ってないか？」

肇「ですので、一人焼肉とか！」

涼「この流れで一人で行こうとするか？」

肇「ああ、でもどうでしょう、私って作務衣のイメージが強いから、お店によってはバレてしまう可能性も…」

涼「この話はどこに向かってんだ…」

肇「私はどこに向かえば良いと思いますか、涼さん」

涼「よし、わかった、適当にラーメン屋にでも行こう、な？」

肇「麺はマズイです！！うどんの近縁種じゃないですか！！」

涼「うどんとラーメンに謝れよ」

おわれ。

同級生男子達にトンカツチェーン店でカツ丼食ってるとこ目撃されるけどまさか藤原がこんなとこで食うわけねえよなってひそひそ話されてくれ。

お目汚し、失礼をば。