梨沙「あんな予告全国に流れちゃって恥ずかしいって言ってんのよ！！！　何よあれただのバカップルじゃない！？　客観的に見たらアタシと晴ってああいう風に見えてるの！？？　さいあく！！　恥ずかしくてもうありえないわよ！！！！」

ありす「それはこっちのセリフです！！　あんな羨まし破廉恥なのは良くないと思います！！！！
アイドルですよ！！　アイドルが特定の誰かとか許されるわけないじゃないですか！！　パパの次は普通ファンの皆さんですよ！！　何が大好きなパパの次に好きなんですか！！？？」

梨沙「ぐわああああああ恥っっっず！！　何よその歌詞！！　告白してるようなモンじゃない！！？？？？　バカなの！！！？？」

ありす「なんですかあのu149master04のCDジャケットも！　あんなの梨沙さんの彼氏の結城晴じゃないですか！！！？？？　ふざけてるんですか晴さんと小春さんのソロ曲収録なのに梨沙さん...ん？」

梨沙「...なによこの写真。こんなの彼女（小春）が眠そうにしてるのを背中で預けて友達と遊んでる結城晴の図じゃない！！？？」

ありす「は？は？は？」

梨沙「思い出したわ！　何よ7話のいつもの小春もお姫様って！！？？？？　何普通に口説いてるのよ晴！！？？」

晴「なんだよ急に。途中から何言ってんのかうるさくて聞いてなかったんだけど？」

ありす「言い訳はやめてください！！　何人もたぶらかして！！！！　この浮気者！！」

梨沙「ありす、そうじゃないのよ。気づいたんだけど晴に6話でスカートの衣装を無言の笑顔で差し出したのは誰？」

ありす「小春さんです...」

梨沙「その昔結城晴が思う可愛いアイドルに唯一同学年で選ばれていたのは？」

ありす「小春さんです...」

梨沙「晴が同級生で1番最初にユニットを組んだのは？」

ありす「梨沙さんでは？」

梨沙「小春よ...ひつじさんとうさぎさんなのよ」

ありす「そんな....では小春さんの王子様って」

梨沙「晴の可能性が高いってこと、いや、それしか考えられないわね。ここまで巧妙に隠してたことの方がガチ感があるわ」

ありす「ちょっと晴さんどういうことでしょうか！？」

梨沙「アンタが小春と付き合ってたくせにアタシのこと弄んでどういうつもりよ！！」

晴「2人して何意味わからねえこと言ってんだよ勘弁してくれって」

ありす「とぼけても無駄です！　早く認めて吐いてください」

梨沙「そうよ！　さっさと謝罪して別れなさい！」

晴「2人もめんどくせえ、何がどうなってるんだよ...助けてくれ桃華ー」

遠くの方で静観していた桃華「全くこんな時に頼りにされても困りますわ...お二人とも落ち着きませんこと？」

ありす「落ち着けるわけないですけど！？　浮気で更に三股ですよ！」

梨沙「は？　ありすは勝負の土台にも立ててないのに三股はないでしょ！？　アタシの晴が小春に寝取られたのよ！」

晴「こいつら何言ってるのかさっぱりなんだか」

桃華「そうは仰いますがお二人はまだいいじゃありませんか？　梨沙さんは勿論ビートシューター、ありすさんだって唯一の名字呼びからの名前呼び。小春さんに至っても桜舞隊だったり色々あって...わたくしに関しては殆どなにもないのですよ？？」


ありす梨沙「「あ」」

桃華「ユニットも組んだことありませんし、u149のアニメでも漫画でもなかなか接点が描かれず、挙げ句の果ては12歳小学生組のカップリングでpixiv百科に唯一晴さん関係で記事がないんですわ！　唯一は公演で梨沙さんの使用人にとして出ただけですわ！　梨沙さんの！！」

梨沙「ほらももべあべりーはあるじゃない」

ありす「ももありはいっぱいありますし、小春さんとも原作漫画でのあの喧嘩回もあったので仲間外れではないですよ？」

桃華「桜舞隊、レッドベリーズwith晴、晴さんのSSRプレイ?ウィズ?ミーとわたくしより巴さんの方が12歳キュートアイドル枠にピッタリではありませんの！？」

梨沙「そ、そんなことあるわけないじゃない、ももべあべりーはどうするのよ」

ありす「ももありが1番多いと言っても過言ではないんですよ？」

梨沙「そうよポップンベリーもあったし！　桃華は私たちの年代よ！」

晴「それオレだけいないやつじゃん」

梨沙「晴は黙ってて」

ありす「あと、巴さんは可愛いですがパッションですね。可愛いですが」

桃華「結局わたくしだけ晴さんとの共演が少ないのは変わらないではありませんか？？」

梨沙「ぐぬぬ」

ありす「それはそうですが」

晴「あー、じゃあプロデューサーに言って今後増やしてもらおうか」

桃華「え？」

晴「せっかく5人の同学年なのに共演少ないのは寂しいだろ？　オレも桃華のこともっと知りたいしな。執事の格好もしたことあるし桃華お嬢様とのユニットとか歓迎だ世話」

梨沙「出たわねすけこまし」

ありす「堂々とナンパとは最低です」

桃華「晴さん素晴らしいですわ！　今すぐPチャマのところに向かいましょう、ご機嫌ようありすさん梨沙さん」

ありす「素直に通すとでも？」ｼｭｯｼｭ　

梨沙「覚悟はできてるんでしょうね」ｶﾞｼｶﾞｼ

桃華「愛のためでしたらワタクシ負けませんわ」ﾎﾟｷﾎﾟｷ

ﾔﾝﾔﾔﾝﾔ

晴「おーい...置いてきぼりなんだけど何やってんだか」

ドア君「ガチャガチャ」

小春「おはよーございますー」


晴「お、小春うーす」

小春「晴ちゃん挨拶はちゃんとしないとだめですよー。ももべあべりーの3人は何やってるんです？」

晴「3人で仲良く遊んでるな。小春オレたちも2人であっちで話でもしてようぜー」

小春「もちろんいいですよー」

梨沙「っていいわけあるかーーー！！！」ﾐｼﾞｳﾃﾞｶﾞｼｯ

桃華「ワタクシとはどうなさるおつもりで？？」ﾋﾀﾞﾘｳﾃﾞﾂｶﾐ

晴「おい、急に掴むなって！」

小春「ふふ、晴ちゃんモテモテですー」ﾆｯｺﾘ

ありす「晴さんは誰ともイチャイチャ禁止です！！！！」


終わり