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トップページPa > 【デレマス】モバP「光と麗奈との二股がバレてしまった」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:43:12.84 ID:0ISE/jSSP


ちひろ「死んだらいいと思いますよ、というか私が引導をくれてやりましょう」

P「待って下さい」

ちひろ「二股って何ですか?そもそも何アイドルに手を出してるんですか?それ以前に二人の年齢知ってますか?」

P「話は最後まで聞いて下さい、それから判断しても遅くはありません」

ちひろ「犯罪者の弁明何て聞かされても困りますよ」

P「酷い言われ様ですね…まずちひろさんが考えている様な二股ではないですって」

ちひろ「はい?と言うと?」

P「ええ、どういう事か言うと」



少し離れた場所

光『プロデューサーはアタシの相棒だ!』

麗奈『アイツはアタシの相棒兼下僕よ!』



ちひろ「ああ、そういう…」

P「そういう事です、月9にあるような話じゃありませんよ」




2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:44:19.47 ID:0ISE/jSSP

P「初めは他愛無い言い合いだったらしいんですが、だんだんヒートアップしてきたみたいで」

ちひろ「どちらとも引けなくなったと」

P「はい、どうしたものか…」


麗奈『ちょっと!何そっちでダベってんの!』

光『そうだぞ!プロデューサーも見てないでこっちきて!』


P「っと呼ばれたので言ってきます」

ちひろ「面白そうなので私も」


3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:45:19.17 ID:0ISE/jSSP



P「なあ二人ともそれくらいにしてくれないか?喧嘩は良くないって」

光「プロデューサーはアタシの相棒だよな!」
nnjhkr26

P「おう勿論」

麗奈「アタシの相棒でしょ!」
kskrin39

P「そりゃ勿論」

光・麗奈『どっちなのさ(よ)!!』

P「どっちとも」

光「優柔不断なのは良くないぞ!」

麗奈「男らしくどちらかを選びなさい!」
 
P「そう言われてもな、相棒って誰か一人に限定できるもんじゃないだろ」

光・麗奈『ぐぬぬぬぬぬぬぬ』

P「うーむ」

ちひろ「あら微笑ましい」



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4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:46:11.13 ID:0ISE/jSSP


ちひろ「光ちゃんも麗奈ちゃんもあまりプロデューサーさんを困らせちゃ駄目ですよ?」

P「ああ、二人ともそんくらいにしてくれないか、俺も悲しいぞ」

光「ちひろさん…プロデューサー…でもアタシ」

麗奈「っはアタシはお断りよ、絶対譲れないわそれも光が相手なら尚更ね!」

光「…どうしてアタシをそんな目の敵にするんだ?」

麗奈「アンタみたいないい子ちゃんにだけは負けられないのよ、おまけにPが絡むなら尚の事、絶っっ対渡さない!」

光・麗奈『…………………』
バチバチバチバチ

ちひろ「(あれ、何か予想以上にシリアスなような)」


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:47:04.82 ID:0ISE/jSSP

光「麗奈、譲れないのはアタシだって同じだよ、プロデューサーは譲れない」

麗奈「…だったら何だって言うの?」

光「アタシとプロデューサーの絆を見せてやるさ、秘密にしておきたかったけどね」

ちひろ「絆?」

麗奈「へえ?面白いじゃない、何があるか知らないけど見せてみなさいよ」

光「言われなくても!さあこの写真を見るんだ!!!」
バーン

麗奈「え…こ、これって」

ちひろ「プロデューサーさんとの2ショットですね、二人ともいい笑顔して…あら?光ちゃんはともかく…プロデューサーさんも私服、これって何の時の写真ですか?」

P「この間のデートの写真ですね」

ちひろ「は?」


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:49:31.67 ID:0ISE/jSSP


ちひろ「あの、その…いや…デート…光ちゃん、と?」

P「そんなに驚かないでくださいよ、俺だって人間ですからデートくらいします」

ちひろ「そっちじゃありません」

麗奈「光…アンタ…」

光「ふっふっふ、そうさ、コレはアタシとプロデューサーとのデート記念の写真だっ!」

光「そしてこの日は一日中ずーっと一緒だったんだからな!」

麗奈「っ!!」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「ちゃんと夜には家まで送りましたよ、安心して下さい」

ちひろ「解ってて言ってるんですよね?」


7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:50:16.18 ID:0ISE/jSSP



P「いいじゃないですかお休みに一緒に遊ぶくらい、それとも俺と光がそんな関係に見えますか?」

ちひろ「…まあそう言われたら仲のいい兄妹くらいにしか見えませんけど」

光「むっ」

麗奈「ぷぷっ」

ちひろ「あっ、ごめんね光ちゃん、そういうつもりで言ったんじゃ」

光「いやいいよちひろさん、実はデートの時も同じような事言われちゃったしさ」

ちひろ「そ、そうなの…」

光「でも」

ちひろ「ん?」

光「その時プロデューサーは─」


8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:50:57.52 ID:0ISE/jSSP



~回想~


光「はあ」

P「光?ため息何て珍しいな」

光「…プロデューサーもそう思う?」

P「ああ、さっきの…気にしてるのか?」

光「うん…」

P「まー歳もそうだけどこんだけ身長差があればな、そう見えるかもな」

光「ぐっ…背の事は言わないでくれ…!アタシは小さくないぞ、プロデューサーがおおきいだけで…!」

P「成人の男としていたって平均的な身長だけどな俺、それでも30センチ以上の差があるのはお前がちっこい…」

光「それ以上言うなー!」

P「ふはははははは」


9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:57:03.44 ID:0ISE/jSSP



光「女の子相手にデリカシーがないぞプロデューサー!」

P「すまんすまん、でも少しは元気でたろ?」

光「…むう、そうだけどさ」

P「元気のないお前は見てて辛いからな、許してくれよ」

光「………あ、うん、アタシは元気でいなきゃな」

P「ん?いや違うぞ光、そういう意味じゃない、元気でいないといけないのは違う」

光「え?でもプロデューサーはあたしに元気でいろって」

P「…そうじゃない」
スッ

光「っ…?」


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:57:49.56 ID:0ISE/jSSP


P「お前は元気でいる時が一番ってだけだ、無理はしなくていいんだ」
ポフポフ

光「うぅ…プロデューサーこんな子供みたいなのは」

P「子供扱いじゃないぞ?」
ナデナデ

光「ぐぅ…こ、こんなの子供扱いだろ!アタシは誤魔化されないぞ!」

P「違うぞ?これはちゃんとした女の子扱いだ」」

光「あ…」

P「他の誰がどんな目で見ても、俺はそう思わない」

P「お前は兄妹何かじゃなくて、一人の女の子だからな、そういうつもりで今日はデートしてるからな?」

光「…………っ!うん!!そうだよなプロデューサー!!」
ギュウッ

P「っと、いきなり飛びついてくるなよ」

光「これくらい普通だろ!デートなんだから!」

P「それもそうか」

光「へへへ、しばらくはこのままでいてよね!」

P「おうとも」


11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:58:41.41 ID:0ISE/jSSP


~回想終了~


光「みたいにさ…えへ…えへへへ……」

麗奈「………………」

ちひろ「…………………」

P「せっかくのデートなんですから、これくらいは当然ですよ、そんなやましいとかそんなんじゃないですって」

ちひろ「歳が10は違う相手にかける様な言葉とは思えませんが」

光「どうだ!これを聞いたらPが誰の相棒か解るだろ!」

ちひろ「相棒ってこんな甘々な関係でしったけ?」


12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:59:10.62 ID:0ISE/jSSP


麗奈「…っは、温いわ、温すぎるわ、タイミングを逃して入り損ねて夜遅くに入るお風呂より温いわ!」

光「何っ!?」

P「追い炊きは勿体無いから、冬は沸かしたらすぐ入らないとな」

ちひろ「ええ、この季節のガス代は馬鹿になりません」

麗奈「アタシも隠しておきたかったけど…この際仕方ないわ、コレを見なさい!」
バーン

光「こ、これは!?」

ちひろ「あらこれはプロデューサーさんとの2ショットで以下略」

P「あ、この間のデートの以下略」


13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/17(木) 23:59:40.51 ID:0ISE/jSSP



ちひろ「………………で?」

P「何ですか?案外プレイボーイだなーって思ってるんです?俺だってお休みくらいはワイルドなんですよ」

ちひろ「これやっちゃいけない方向のワイルドだと思うんですけどねえ」

光「な、なんだと…?」

麗奈「Pと休みに出かけてたのが自分だけだと思ってたの?くくく…」

光「く…!で、でも麗奈はあんなかっこいい言葉は言われなかっただろ!」

麗奈「そうね、ああいう事は言われなかったわ」

ちひろ「へえ?」

P「そりゃ、誰にも彼にも言う様な事じゃありませんよ」

麗奈「ただ、アタシもアンタと同じでね、兄妹みたいですねーってのは言われたの」

麗奈「だけど、その時─」


14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:01:18.49 ID:GPip56ccP



~回想~

麗奈「あーもう腹立つわね!!」

P「…いつまで怒ってんだよ」

麗奈「これが怒らずにいられるの!?何処をどう見たらそんな風に見えるのよッ!」

P「俺が言うのもなんだが、そりゃ見えなくもないというか普通はそう思うんじゃ…」

麗奈「あ゛あ゛ん?」

P「なんでもない」

麗奈「ったく凡夫ってのは失礼よね、このレイナサマとPを兄妹扱い…むぎぎぎ」

P「あんまイライラするなよ、凄い顔になってるぞ」

麗奈「知らないわよ!」

P「うーん怖いってばさ」


15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:03:05.54 ID:GPip56ccP


麗奈「…ねえP、アンタはあんな言われ方されて悔しくないの?!」

P「悔しくって…そんだけ仲がいいって見られてるんだからそうは思わんよ」

麗奈「…………………」

P「ど、どうした」

麗奈「アンタも、本当はそう思ってんの?兄妹程度だって」

P「そうじゃない、それだけ仲が良いってだけでそう思ってるわけじゃ」

麗奈「だったら何でそんな冷静なのよ!!アタシの相棒で下僕でしょ!!」

P「麗奈、その、落ち着け、俺は兄妹何て思ってないしちゃんとデートのつもりだから」


16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:04:53.55 ID:GPip56ccP


麗奈「……………ふん、どうかしらね、信じられないわ」

P「しかしな…」

麗奈「口では何とでも言えるんだから」

P「あー、ほら、行動で示すよそれなら、せっかくのデートだから楽しまないと損だぞ?」

麗奈「…まあ、それはそうね、こんな事で腹立ててたら勿体無いわ」

P「お、解ってくれたか、じゃ機嫌も直ったところで」

麗奈「でもP…その前に、誠意を見せなさい」
スッ

P「………………」

麗奈「そう思ってるなら…この手にできるわよね?」

P「今ここでか?」

麗奈「行動で示すんでしょ?」


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:06:35.64 ID:GPip56ccP


P「………………」

麗奈「………………」
プラプラ

P「………………」

麗奈「………………」
プラプラ

P「ったく、しょうがないな麗奈様は」
スッ

麗奈「ふん、下僕として当然で…んっ」

チュッ


麗奈「…っ……ふ、ふふふ…ふふ、そうよ、アンタはそれでいいのよ…っ…ふふふ」


~回想終了~


麗奈「…っ、ふっふ…ははは!あーっはっはっは!!どう?!どうなの光!!」

光「キ、キス……だって?!」

麗奈「アーッハッハッハッハ!お子様の光じゃあり得ないわよねえ!!ックククアハハハハハ!!」

P「と、流石に恥ずかしいのか、普段以上なハイテンションで誤魔化してる麗奈可愛い」

ちひろ「そろそろ言い訳も苦しいんじゃないですか?」

P「手の甲ですから、セーフですよセーフ、意味としては【敬愛・尊敬】ですしね」

ちひろ「キスの位置の意味とか知ってるんですね」

P「こういうお仕事ですから、この類の知識も知ってて損はしませんよ」

ちひろ「成る程」


18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:11:44.27 ID:GPip56ccP


麗奈「ふふふアンタじゃ兄妹扱いされてもあの程度…いい子ちゃんな理屈でごまかされる程度が関の山…アタシとは違うのよッ!」

光「そん、な…」

麗奈「さあ光?観念したらどう?これでどっちかPの相棒なのか良く解ったでしょ?」

光「…違う!違う違う違う!!!」

光「なあプロデューサー…さっきの話は…?」

P「本当の事だな」

光「っ!!!…ア、アタシだって…まだそんな事された事ないのに…」

ちひろ「(まだ光ちゃんにしてなかったのは驚きですね)」


19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:20:23.17 ID:GPip56ccP

光「アタシじゃ…プロデューサーの相棒に…成れ、ない…?」

麗奈「ふん、決まったわね」

P「……………」

麗奈「さ、言う事はまだあるかしら?」

光「…無いよ……」

P「…光、ちょっとこっちこい」
グイッ

光「…プロデューサー、いいよもう、やっぱりアタシじゃ…?え、ちょっと近─」

チュッ

Pうん、これでいい」

光「っ!?!?」

麗奈「んなっ!?」

ちひろ「頬へのキスですか、意味は【親愛・厚意・満足感】ですね」


20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:33:24.04 ID:GPip56ccP



P「ちひろさんも詳しいですね」

ちひろ「こういうお仕事ですから」

麗奈「アンタ…一体何してるのよ!」

P「何って、相棒の麗奈にもしたのに相棒の光にしてないなら、そりゃしないといけないかなって」

光「……………ぁ………ぅ…」

P「おっと光、大丈夫か?ふらふらしてるみたいだけど…」

光「…あ、うん、平気だよ、平気平気」
ボーッ

P「…光にはまだ早かったか?まあしょうがないか」
ナデナデ

光「そ、そんな事はないぞ…あはは」

麗奈「P!今光にした事あたしにもしなさい!命令よ!」

P「えぇ…んなキス魔じゃないんだしホイホイするのはちょっとな」

光「うん、そうだな、プロデューサーのはアタシのだし…」

麗奈「光も調子に乗らないでッ!」


21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 00:47:25.81 ID:GPip56ccP


P「参ったな収集つけるつもりだったのに」

麗奈「アンタ…アタシの目の前でこんな事してただで済むと思ってんの?」

P「いやだから光も相棒だからな」

麗奈「そんなんで納得いく訳…!」

P「…麗奈、お前は光が嫌いか?」

麗奈「そりゃ嫌い………じゃないけど、だからって」

P「光はどうだ?」

光「え?アタシ?うん、麗奈の事は好きだよ」

麗奈「…アンタ良く今の状況でそんな事平気で言えるわね」

光「だってそれとこれとは違う話じゃないか、麗奈は大事な仲間で」

麗奈「あーはいはいはい!背筋がかゆいから止めてよねもう…それ以上言わないで」


22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/18(金) 01:01:06.90 ID:GPip56ccP





P「うんうん仲良き事は美しきかな」

麗奈「…はあ、まだ言いたい事あるけど、もういいわ、白けちゃった」

P「そうか良かった、二人が喧嘩してるのは見ていて辛いからな、相棒として」

光「そうだね、皆で相棒で仲良くできてたらいいんだもんな!」

麗奈「いい子ちゃんすぎて言葉も出ないわ、てか明らかに誤魔化されてるのにアンタは…」

P「それでこそ光だーお前はいい子だなー」
ナデナデ

光「えへへ…」

麗奈「む、ちょっとアンタ、光だけじゃなくてアタシも撫でなさいよ!」

P「喜んで」
ナデナデ

麗奈「…うん」











ちひろ「あ、もしもし?警察ですか?たぶん変態だと思うんですけど」

おしまい





転載元:モバP「光と麗奈との二股がバレてしまった」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382020992/



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