1: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:05:02 ID:7SBH
高坂海美「ねぇ、莉緒ねぇ。私、なんでプロデューサーに何も言えなかったと思う?」
百瀬莉緒「プロデューサーくんに何か言いたいことがあったの?」
海美「うん……結婚おめでとう、って」
莉緒「ええっ! プロデューサーくん、結婚するの!?」
2: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:05:47 ID:7SBH
海美「あっ、ちょっと待って! 勘違いだったの。本当はしないから」
莉緒「そうなの……びっくりした」
海美「でも……プロデューサーが本当に結婚するってなった時も、言えない気がする……」
莉緒「どうして?」
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3: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:06:17 ID:7SBH
海美「なんだか……プロデューサーがどこかに行っちゃうような……素直に喜べないような……」
莉緒「ふぅん」
海美「前に家に呼ぼうとして、お姉ちゃんにとられちゃうかも、と思った時もあったし……うう、モヤモヤする」
莉緒「……!」
4: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:06:53 ID:7SBH
莉緒「海美ちゃん、それは恋よ♪」
海美「……へ? こ、恋!?」
莉緒「海美ちゃんは、プロデューサーくんに恋しちゃってるのよ♪」
海美「うええっ!//」
5: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:07:48 ID:7SBH
莉緒「懐かしい、年上に憧れる気持ち、わかるぅ♪」
海美「恋……//」
莉緒「私も経験あるのよ。中学の時、教育実習に来てた先生がかっこよくて、優しくって」
海美「恋……//」
莉緒「授業中に、大きな三角定規を渡してくれた時に手が触れて、ドキドキしちゃった♪」
海美「そっか、これが恋……//」
6: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:08:20 ID:7SBH
莉緒「結局、その先生とは何もなかったけど」
海美「よし! 莉緒ねぇ、ありがとう!」
莉緒「え?」
海美「プロデューサーにアタックしてくる!」
莉緒「ちょ、ちょっと待って!」
7: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:09:13 ID:7SBH
莉緒「海美ちゃん、告白しちゃうの?」
海美「告白!?// 無理無理! まだ私には早いよ!」
莉緒「そ、そう……ちょっと安心ね」
海美「まずはプロデューサーに気に入ってもらうことからしなくちゃ!って。だから、女子力をアピールしようと思うの!」
莉緒(あら、かわいい)
8: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:10:03 ID:7SBH
海美「やっぱり焼きそばがいいかな?」
莉緒「え? 女子力?」
海美「うん。それとも、うどん? チャーハン? オムライス?」
莉緒「えっと、食べ物から離れない? お昼ご飯の時間、過ぎたところだし」
海美「んー……あっ、じゃあ、これなら行けるかも! 私、行ってくる!」
莉緒「えっ、ちょ、ちょっと、海美ちゃ~ん」
9: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:10:34 ID:7SBH
莉緒(はぁ、はぁ……海美ちゃん、急に走り出すから……)
莉緒(えっと、多分、ここね)
海美『ねぇ、プロデューサー、見て』
P『え? う、海美?』
莉緒(へ?)
10: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:11:02 ID:7SBH
海美『これが、私の、究極の女子力、だよ』
P『ちょっ、なんて格好を……』
莉緒(え? え?)
莉緒(海美ちゃん、どんな格好を?)
莉緒(ドアの向こうで、何が起こってるの?)
11: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:12:04 ID:7SBH
海美『さわっても、いいよ』
莉緒(ええっ!)
P『い、いや、それは……』
海美『ほら、ねぇ、やわらかい、でしょ?』
P『それはそうだが……』
莉緒(あわわ//)
12: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:12:34 ID:7SBH
莉緒(プロデューサーくんが、海美ちゃんを……//)
莉緒(というか、海美ちゃんがプロデューサーくんを誘惑して……//)
莉緒(と、というか、止めないと!)
莉緒「ダ、ダメー!」
13: 名無しさん@おーぷん 23/07/02(日) 22:13:44 ID:7SBH
転載元:高坂海美「これが恋?」
https://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1688303102/
https://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1688303102/
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