3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 00:40:56.99 ID:pqOwypAKo
紗代子「問題だわ…」
奈緒「そうなん?」
紗代子「そうなんですよ、奈緒さん。最近プロデューサーさんのお腹まわりが凄い事になってるの、気付きませんか?」
奈緒「いやー、気ぃ付かへんかったわ。あんまりジロジロ見るもんや無いし、そんなに腹でてるかなぁ?ウチのお父さんのがだらしないから気にせんかったわ」
百合子「…紗代子さん、奈緒さん、コレは事件の匂いがしますよ!」
奈緒「事件とか大袈裟な…」
奈緒「そうなん?」
紗代子「そうなんですよ、奈緒さん。最近プロデューサーさんのお腹まわりが凄い事になってるの、気付きませんか?」
奈緒「いやー、気ぃ付かへんかったわ。あんまりジロジロ見るもんや無いし、そんなに腹でてるかなぁ?ウチのお父さんのがだらしないから気にせんかったわ」
百合子「…紗代子さん、奈緒さん、コレは事件の匂いがしますよ!」
奈緒「事件とか大袈裟な…」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 00:47:56.68 ID:pqOwypAKo
紗代子「いいえ、私もコレは事件だと思います。」
百合子「紗代子さんもそう思いますか?出会った当初、あんなにスマートだったプロデューサーさんが、あんな姿になってしまうなんて…」
奈緒「あんな姿て、ちょっと貫禄出たぐらいちゃうか?」
百合子&紗代子「…でぶは嫌」
奈緒「さ、さよか…」
百合子「紗代子さんもそう思いますか?出会った当初、あんなにスマートだったプロデューサーさんが、あんな姿になってしまうなんて…」
奈緒「あんな姿て、ちょっと貫禄出たぐらいちゃうか?」
百合子&紗代子「…でぶは嫌」
奈緒「さ、さよか…」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 00:58:04.23 ID:pqOwypAKo
紗代子「私が思うに、恐らくプロデューサーさんに誰か餌付けしてるんじゃないかと思うんです」
奈緒「餌付けって、ハム蔵とちゃうんやから…」
紗代子「プロデューサーさんを食べ物で釣って…」
百合子「自分に仕事を回して貰うよう根回しする。カンペキなトリックだわ!」
奈緒「カンペキでもトリックでもあらへん!」
百合子「よーし、こうなったら調査開始ですよ!」
紗代子「幸い今日はシアターで合同練習の日。犯人の尻尾を掴む絶好のチャンス!」
百合子「絶対犯人を、捕まえます!じっちゃんの名に賭けて!」
奈緒「…いや、プロデューサーに直接痩せてって頼めばええやん」
奈緒「餌付けって、ハム蔵とちゃうんやから…」
紗代子「プロデューサーさんを食べ物で釣って…」
百合子「自分に仕事を回して貰うよう根回しする。カンペキなトリックだわ!」
奈緒「カンペキでもトリックでもあらへん!」
百合子「よーし、こうなったら調査開始ですよ!」
紗代子「幸い今日はシアターで合同練習の日。犯人の尻尾を掴む絶好のチャンス!」
百合子「絶対犯人を、捕まえます!じっちゃんの名に賭けて!」
奈緒「…いや、プロデューサーに直接痩せてって頼めばええやん」
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6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:09:31.87 ID:pqOwypAKo
765プロライブ劇場 関係者室
紗代子「なんとか忍び込めましたね」
奈緒「何も無い部屋やけど、鍵閉めへんとか不用心やわ」
百合子「あ、プロデューサーさん来ましたよ…」
P『ふぁー、昨日遅くまで残業してたから眠いわ…』ボリボリ
紗代子(うわぁ、いきなりお腹掻きながらの登場)
奈緒(た、確かによく視るとだらしない腹やなぁ…プロデューサーおっさんやんかぁ)
百合子(プロデューサーさん、あなたをこんなのに変えてしまった犯人、必ず捕まえてみせます!)
紗代子「なんとか忍び込めましたね」
奈緒「何も無い部屋やけど、鍵閉めへんとか不用心やわ」
百合子「あ、プロデューサーさん来ましたよ…」
P『ふぁー、昨日遅くまで残業してたから眠いわ…』ボリボリ
紗代子(うわぁ、いきなりお腹掻きながらの登場)
奈緒(た、確かによく視るとだらしない腹やなぁ…プロデューサーおっさんやんかぁ)
百合子(プロデューサーさん、あなたをこんなのに変えてしまった犯人、必ず捕まえてみせます!)
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:15:13.37 ID:pqOwypAKo
奈緒(てか、無人の部屋で一人事はなんかヤバいな…)
紗代子(誰もいないのに)
百合子(コレはコレでまた別の事件の可能性がありますね)
P『なんだ?誰か居るのか?』
3人(?!)
紗代子(や、ヤバイ、バレちゃう!)
百合子(し、小説ならこのあとミラクルが起こるから大丈夫!)
奈緒(ゆりゆり…それ全然大丈夫ちゃうわ…)
紗代子(誰もいないのに)
百合子(コレはコレでまた別の事件の可能性がありますね)
P『なんだ?誰か居るのか?』
3人(?!)
紗代子(や、ヤバイ、バレちゃう!)
百合子(し、小説ならこのあとミラクルが起こるから大丈夫!)
奈緒(ゆりゆり…それ全然大丈夫ちゃうわ…)
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:21:20.12 ID:pqOwypAKo
ガチャ
春香『おはようございます!プロデューサーさん!』
P『あ、春香。おはよう。今日も元気だな』
紗代子(た、助かった…)
百合子(ほ、ほらね)ドヤァ
奈緒(ドヤ顔やめい)
P『む、春香、その手に持っているのは…』
春香『エヘヘ、またお菓子作ってきました!』
3人(!!!)
春香『おはようございます!プロデューサーさん!』
P『あ、春香。おはよう。今日も元気だな』
紗代子(た、助かった…)
百合子(ほ、ほらね)ドヤァ
奈緒(ドヤ顔やめい)
P『む、春香、その手に持っているのは…』
春香『エヘヘ、またお菓子作ってきました!』
3人(!!!)
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:27:39.23 ID:pqOwypAKo
紗代子(は、犯人は春香さん、だったなんて…)
百合子(謎は全て解けた…)ドヤァ
奈緒(いやいや、大体予想できたやろ?あとドヤ顔やめーや)
P『春香のお菓子美味しいから楽しみだなー』
春香『プロデューサーさんの分はありませんよ。』
3人(なにい!)
P『なにい!』
百合子(謎は全て解けた…)ドヤァ
奈緒(いやいや、大体予想できたやろ?あとドヤ顔やめーや)
P『春香のお菓子美味しいから楽しみだなー』
春香『プロデューサーさんの分はありませんよ。』
3人(なにい!)
P『なにい!』
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:35:58.11 ID:pqOwypAKo
春香『プロデューサーさん、このお肉、何ですかー?』サワサワ
P『オウフ、は、春香、腹肉に触るな…』
春香『全く、いつの間にかこんなにしちゃって…ちゃんとダイエットしないとあげませんよー』
P『あ、明日、明日から始めるから…』
春香『だーめーでーすーよー』
P『そ、そんなぁ…』
春香『もう、はい、アーン』
P『?』ヒョイパク
モグモグ
P『う、ウマーーイ!やっぱり春香のお菓子は最高だぜ!』
P『オウフ、は、春香、腹肉に触るな…』
春香『全く、いつの間にかこんなにしちゃって…ちゃんとダイエットしないとあげませんよー』
P『あ、明日、明日から始めるから…』
春香『だーめーでーすーよー』
P『そ、そんなぁ…』
春香『もう、はい、アーン』
P『?』ヒョイパク
モグモグ
P『う、ウマーーイ!やっぱり春香のお菓子は最高だぜ!』
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:45:29.45 ID:pqOwypAKo
春香『エヘヘ、プロデューサーさん、ちゃんとダイエットしないと、本当にお菓子あげませんからね!』
P『オウ!頑張るぜ!』
紗代子(なんだかプロデューサーさんかわいかったな…)
奈緒(ホンマに餌付けやないか)
百合子(さて、後は崖の上で犯人を問い詰めなきゃ)
奈緒(ドラマか!)
ガチャ
朋花『ご機嫌よう、プロデューサーさん』
P『やあ、天空橋さん、おはよう』
P『オウ!頑張るぜ!』
紗代子(なんだかプロデューサーさんかわいかったな…)
奈緒(ホンマに餌付けやないか)
百合子(さて、後は崖の上で犯人を問い詰めなきゃ)
奈緒(ドラマか!)
ガチャ
朋花『ご機嫌よう、プロデューサーさん』
P『やあ、天空橋さん、おはよう』
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:49:24.35 ID:pqOwypAKo
奈緒(朋花ちゃんか…)
百合子(朋花さん、なにか両手に持ってますね…)
紗代子(嫌な予感がする)
朋花『はい、プロデューサーさん、アーン』
P『アーン』
3人(ほ、ほあああああああ!?)
百合子(朋花さん、なにか両手に持ってますね…)
紗代子(嫌な予感がする)
朋花『はい、プロデューサーさん、アーン』
P『アーン』
3人(ほ、ほあああああああ!?)
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 01:58:13.40 ID:pqOwypAKo
朋花『ふふふ、どうですプロデューサーさん、有名な和菓子屋の大福餅ですよー』
P『もぐもぐもぐもぐ…う、ウマーーイ!天空橋様!最高でございます!』
朋花『うふふふ、喜んで貰えてなによりです。』
スッ
天空騎士団員『天空橋さま、そろそろお着替えの時間です』
朋花『あら、そうですか。ではプロデューサーさん、また後で』
ガチャン
紗代子(朋花ちゃんまで犯人だなんて…)
百合子(あの天空騎士団とか、いいなぁ、私も欲しいな)
奈緒(アカン、アタシもお腹すいてもうた…)
P『もぐもぐもぐもぐ…う、ウマーーイ!天空橋様!最高でございます!』
朋花『うふふふ、喜んで貰えてなによりです。』
スッ
天空騎士団員『天空橋さま、そろそろお着替えの時間です』
朋花『あら、そうですか。ではプロデューサーさん、また後で』
ガチャン
紗代子(朋花ちゃんまで犯人だなんて…)
百合子(あの天空騎士団とか、いいなぁ、私も欲しいな)
奈緒(アカン、アタシもお腹すいてもうた…)
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 02:08:45.11 ID:pqOwypAKo
ガチャ
茜『パンパカパーン!プロちゃん、お待たせ!茜ちゃんの登場だよー!』
P『おう、茜、社会人はまず「おはようございます」だろ』
茜『もープロちゃんたら、相変わらず堅いんだから…おはようございます。あ、そうそう、プロちゃん、このプリン冷蔵庫に閉まっておいて!茜ちゃんのプリン!』
P『はぁ?何でだよ、自分達の控え室にも冷蔵庫あるだろ?』
茜『あんなとこに置いといたら最後、たまきんの胃袋に吸い込まれちゃうもん。コレは茜ちゃんのぶんなの!』
P『まったく、環には困ったもんだ。…にしてもうまそうなプリンだな』
茜『パンパカパーン!プロちゃん、お待たせ!茜ちゃんの登場だよー!』
P『おう、茜、社会人はまず「おはようございます」だろ』
茜『もープロちゃんたら、相変わらず堅いんだから…おはようございます。あ、そうそう、プロちゃん、このプリン冷蔵庫に閉まっておいて!茜ちゃんのプリン!』
P『はぁ?何でだよ、自分達の控え室にも冷蔵庫あるだろ?』
茜『あんなとこに置いといたら最後、たまきんの胃袋に吸い込まれちゃうもん。コレは茜ちゃんのぶんなの!』
P『まったく、環には困ったもんだ。…にしてもうまそうなプリンだな』
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 02:22:15.72 ID:pqOwypAKo
茜『…いいよ。』
P『ほぇ?』
茜『茜ちゃんのプリン、プロちゃんにあげる!でも、全部はやだから、ハイ!プロちゃん!アーンして!』
P『あ、アーン…』もぐもぐ
P『う、ウマーーイ!茜のプリンプルプルして最高に美味いぜ!』
茜『ほ、本当?あ、茜ちゃんの用意したプリンが美味しく無いわけないじゃーん!パク!もぐもぐ…うん!美味しい!』
紗代子(茜ちゃんがプリンを他人に?信じられない…)
百合子(そ、そうだ!あの茜さんは偽者で、本物の茜さんは、もう、恐らく…)
奈緒(んなわけあるかい!)
P『ほぇ?』
茜『茜ちゃんのプリン、プロちゃんにあげる!でも、全部はやだから、ハイ!プロちゃん!アーンして!』
P『あ、アーン…』もぐもぐ
P『う、ウマーーイ!茜のプリンプルプルして最高に美味いぜ!』
茜『ほ、本当?あ、茜ちゃんの用意したプリンが美味しく無いわけないじゃーん!パク!もぐもぐ…うん!美味しい!』
紗代子(茜ちゃんがプリンを他人に?信じられない…)
百合子(そ、そうだ!あの茜さんは偽者で、本物の茜さんは、もう、恐らく…)
奈緒(んなわけあるかい!)
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 02:33:59.08 ID:pqOwypAKo
1時間後
紗代子「結局…ほぼ全員がプロデューサーに餌付けしていきましたね」
百合子「まさか貴音さんがラーメンをプロデューサーさんに分けるなんて…」
奈緒「いや、分けたっちゅうか、何故かラーメン2つ用意しとったな」
紗代子「まだ来てない子もいるけど」
百合子「恐らく、プロデューサーさんに餌付けするでしょうね」
奈緒「そんな事より、私もお腹がペコちゃんやわ…ん?なんかいい匂いが」
ジュー!
紗代子「なんだろ?中華料理の匂い?」
紗代子「結局…ほぼ全員がプロデューサーに餌付けしていきましたね」
百合子「まさか貴音さんがラーメンをプロデューサーさんに分けるなんて…」
奈緒「いや、分けたっちゅうか、何故かラーメン2つ用意しとったな」
紗代子「まだ来てない子もいるけど」
百合子「恐らく、プロデューサーさんに餌付けするでしょうね」
奈緒「そんな事より、私もお腹がペコちゃんやわ…ん?なんかいい匂いが」
ジュー!
紗代子「なんだろ?中華料理の匂い?」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 02:51:20.73 ID:pqOwypAKo
美奈子「ふふふん、今日もプロデューサーにご馳走用意したよ!」
志保「プロデューサー、ちゃんと食べてくれるかしら…」
紗代子「あれは、志保ちゃんと美奈子ちゃん」
百合子「な、なんだか怪しいです」
奈緒(あー分けて欲しいなー)
紗代子「おはようございます。志保ちゃん、美奈子ちゃん」
志保「あら、おはようございます」
美奈子「あ、おはようございます!」
奈緒「う、うまそうな匂いやないかい…」グー
美奈子「あ、奈緒ちゃん、コレはダメだよ、プロデューサーさんの分だから」
百合子「美奈子さん、実はプロデューサーさん、もう、食べ過ぎなんです。」
紗代子「皆がプロデューサーさんに食べ物をあげるから、プロデューサーさん太っちゃってるの」
奈緒「どの道プロデューサーは食べすぎで今日はもう入りそうにないでー、せやから私にちょうだい!」グー
志保「ダメよ」
紗代子「へ?」
志保「プロデューサー、ちゃんと食べてくれるかしら…」
紗代子「あれは、志保ちゃんと美奈子ちゃん」
百合子「な、なんだか怪しいです」
奈緒(あー分けて欲しいなー)
紗代子「おはようございます。志保ちゃん、美奈子ちゃん」
志保「あら、おはようございます」
美奈子「あ、おはようございます!」
奈緒「う、うまそうな匂いやないかい…」グー
美奈子「あ、奈緒ちゃん、コレはダメだよ、プロデューサーさんの分だから」
百合子「美奈子さん、実はプロデューサーさん、もう、食べ過ぎなんです。」
紗代子「皆がプロデューサーさんに食べ物をあげるから、プロデューサーさん太っちゃってるの」
奈緒「どの道プロデューサーは食べすぎで今日はもう入りそうにないでー、せやから私にちょうだい!」グー
志保「ダメよ」
紗代子「へ?」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 02:57:39.95 ID:pqOwypAKo
志保「プロデューサーが太っちゃいけないの?」
紗代子「え?」
美奈子「それに、プロデューサーさんはまだ太っていません。全然足りないです」
志保「あなた達には話しておきましょうか、私達の計画を」
百合子「け、計画!まさか!あの帝都破壊計画では!」
奈緒「プロデューサーが太るんと帝都破壊計画にはなんも因果関係ないやろ」
紗代子「え?」
美奈子「それに、プロデューサーさんはまだ太っていません。全然足りないです」
志保「あなた達には話しておきましょうか、私達の計画を」
百合子「け、計画!まさか!あの帝都破壊計画では!」
奈緒「プロデューサーが太るんと帝都破壊計画にはなんも因果関係ないやろ」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 03:05:50.60 ID:pqOwypAKo
志保「美奈子さんはね、太ってる人が好きなの」
美奈子「か、貫禄がある人って言ってよ!」
紗代子「わ、分かり合えないわ…」
百合子「は!まさか!肥満男性をめぐる痴情のもつれ!」
奈緒「なあ?ゆりゆり?それはボケなんやな?」
志保「そして私はひょろひょろの頼りがい無さそうなプロデューサーが嫌いだった」
美奈子「か、貫禄がある人って言ってよ!」
紗代子「わ、分かり合えないわ…」
百合子「は!まさか!肥満男性をめぐる痴情のもつれ!」
奈緒「なあ?ゆりゆり?それはボケなんやな?」
志保「そして私はひょろひょろの頼りがい無さそうなプロデューサーが嫌いだった」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 03:20:40.47 ID:pqOwypAKo
志保「美奈子さんがプロデューサーを太らせようとしてるのはすぐにわかった。
私、思ったの、プロデューサーが太れば、逞しくなって、もっと頼りがいあるようにみえるかもって、プロデューサーの事、嫌いなままでいなくて済むようになるかもしれないって。」
紗代子「プロデューサーさんが嫌い?なの?」
志保「もちろん、人として、パートナーとしては好きよ、でも、やっぱり頼りがいのある人がプロデューサーがいいのよ。
だから、美奈子さんに確認を取って、2人でプロデューサーの食事量を増やす事にしたの」
美奈子「最初は順調だと思ったの。でも、2人掛かりでも無理だったわ…」
志保「だから私達は次の作戦を考えた」
百合子「それが、オペレーション765…」
奈緒「ゆりゆり…いいとこなんやから黙ってて!」
私、思ったの、プロデューサーが太れば、逞しくなって、もっと頼りがいあるようにみえるかもって、プロデューサーの事、嫌いなままでいなくて済むようになるかもしれないって。」
紗代子「プロデューサーさんが嫌い?なの?」
志保「もちろん、人として、パートナーとしては好きよ、でも、やっぱり頼りがいのある人がプロデューサーがいいのよ。
だから、美奈子さんに確認を取って、2人でプロデューサーの食事量を増やす事にしたの」
美奈子「最初は順調だと思ったの。でも、2人掛かりでも無理だったわ…」
志保「だから私達は次の作戦を考えた」
百合子「それが、オペレーション765…」
奈緒「ゆりゆり…いいとこなんやから黙ってて!」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 09:02:04.96 ID:dFfNgJD2o
志保「2人で駄目なら3人で、それでもだめなら…」
美奈子「プロデューサーさんに食べものをあげよう。日頃の感謝のしるしとして。」
志保「嬉しい誤算だったわ…765プロ内でちょっとしたブームになった」
美奈子「食べてるプロデューサー、かわいいからね…。」
志保「いつの間にか、みんなこぞってプロデューサーにプレゼントするようになった。だからプロデューサーが太った。そしてこれからもみんなプロデューサーに食べ物を与え続けるわ。」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 09:14:29.82 ID:dFfNgJD2o
百合子「それが、プロデューサーさんが太ってしまった真相」
奈緒「そらみんながプロデューサーに食わしとったら太るわ」
志保「わかったでしょ。さぁ、美奈子さん、いきましょ…」
美奈子「目指せ!胴回り100センチ!ってあれ?」
志保「紗代子さん、どういうつもりかしら」
紗代子「理由はわかったけど、ここを通す訳には行かないわ。美奈子さん、志保ちゃん、こんなやり方間違ってる」
美奈子「間違い?」
百合子「美奈子さん、志保さん、こんなやり方はプロデューサーさんの良心に漬け込んだ卑怯なやり方です!」
志保「卑怯ですって?」
奈緒「プロデューサー、めっちゃ美味しそうに食うてんけど、多分相当無理してんで。多分、持ってきた子の気持ちとか、そんなん考えて顔や言葉に出さないだけやねん」
奈緒「そらみんながプロデューサーに食わしとったら太るわ」
志保「わかったでしょ。さぁ、美奈子さん、いきましょ…」
美奈子「目指せ!胴回り100センチ!ってあれ?」
志保「紗代子さん、どういうつもりかしら」
紗代子「理由はわかったけど、ここを通す訳には行かないわ。美奈子さん、志保ちゃん、こんなやり方間違ってる」
美奈子「間違い?」
百合子「美奈子さん、志保さん、こんなやり方はプロデューサーさんの良心に漬け込んだ卑怯なやり方です!」
志保「卑怯ですって?」
奈緒「プロデューサー、めっちゃ美味しそうに食うてんけど、多分相当無理してんで。多分、持ってきた子の気持ちとか、そんなん考えて顔や言葉に出さないだけやねん」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 09:22:20.79 ID:dFfNgJD2o
紗代子「いかなる理由があれ、これ以上事態を静観できません。だから、プロデューサーさんに全てを話します。」
志保「な!余計な事は止めなさい!」
美奈子「奈緒ちゃん、百合子ちゃん、お願い。後少しでいいから…」
奈緒「すません、美奈子さん。アタシ、痩せてる方が好きなんで」
百合子「美奈子さん、私、あなた達を止めてみせます」(後は崖っぷちで最終決戦ね!)
志保「な!余計な事は止めなさい!」
美奈子「奈緒ちゃん、百合子ちゃん、お願い。後少しでいいから…」
奈緒「すません、美奈子さん。アタシ、痩せてる方が好きなんで」
百合子「美奈子さん、私、あなた達を止めてみせます」(後は崖っぷちで最終決戦ね!)
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 09:38:36.65 ID:dFfNgJD2o
タタタタタタタタタタタタ
未来「た、たたたた大変大変!みんな!プロデューサーさんが、プロデューサーさんがぁ…あぁぁ…」
紗代子「未来ちゃん、落ち着いて。プロデューサーさんがどうしたの?」
未来「プロデューサーさんが、倒れちゃったの!わぁぁぁん!プロデューサーさあああん!」
志保「プロデューサーが?」
美奈子「倒れた?」
百合子「未来ちゃん、場所は、プロデューサーさんは今どこなの?」
未来「ううう…、衣装部屋の入り口付近…今さっき…う、うわぁぁぁん!」
紗代子「な、泣かないで、とにかく落ち着いて、奈緒さん!救急車!119番!」
奈緒「よ、よし!わかった!」
美奈子「そ、そんな…プロデューサーさんが…」
志保「一体なんで…」
未来「た、たたたた大変大変!みんな!プロデューサーさんが、プロデューサーさんがぁ…あぁぁ…」
紗代子「未来ちゃん、落ち着いて。プロデューサーさんがどうしたの?」
未来「プロデューサーさんが、倒れちゃったの!わぁぁぁん!プロデューサーさあああん!」
志保「プロデューサーが?」
美奈子「倒れた?」
百合子「未来ちゃん、場所は、プロデューサーさんは今どこなの?」
未来「ううう…、衣装部屋の入り口付近…今さっき…う、うわぁぁぁん!」
紗代子「な、泣かないで、とにかく落ち着いて、奈緒さん!救急車!119番!」
奈緒「よ、よし!わかった!」
美奈子「そ、そんな…プロデューサーさんが…」
志保「一体なんで…」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 10:00:07.63 ID:dFfNgJD2o
百合子「恐らく、急に太った事による弊害。高血圧症」
志保「そ、そんな、倒れるほどなんて…」
百合子「プロデューサーさんはもともと太りにくい体質の人、そんな人が急に太る程の食事量を得て、正常な健康状態であるはずがないわ…」
美奈子「そ、そんな、私、そんな、ただプロデューサーさんに…プロデューサーさんに…う、うううぅ…」
志保「プロデューサー…ご、ごめんなさいプロデューサー!ごめんなさい!ごめ…なさ…グス…あ、あ、うう、ぁぁぁ…」
百合子「悲しい…とても悲しい事件だったわ…」
奈緒「あ、あのー、皆さん…」
紗代子「どうかしましたか?奈緒さん?」
P「な、なんでみんな泣いてるの?」
一同「プロデューサー!」
志保「そ、そんな、倒れるほどなんて…」
百合子「プロデューサーさんはもともと太りにくい体質の人、そんな人が急に太る程の食事量を得て、正常な健康状態であるはずがないわ…」
美奈子「そ、そんな、私、そんな、ただプロデューサーさんに…プロデューサーさんに…う、うううぅ…」
志保「プロデューサー…ご、ごめんなさいプロデューサー!ごめんなさい!ごめ…なさ…グス…あ、あ、うう、ぁぁぁ…」
百合子「悲しい…とても悲しい事件だったわ…」
奈緒「あ、あのー、皆さん…」
紗代子「どうかしましたか?奈緒さん?」
P「な、なんでみんな泣いてるの?」
一同「プロデューサー!」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 10:12:13.35 ID:dFfNgJD2o
P「がっはっはっは!だからみんな最近何か持ってきてくれてたのか!まんまとしてやられた!」
紗代子「もう!笑い事じゃ無いですよ!大体何ですか!ズボンの裾踏んずけて転んで気絶するとか…何かのギャグですか!」
P「このズボン、新調したばかりで裾合わせしてなかったんだよな。動きにくいったらありゃしない。」
志保「プロデューサー…」
P「ん?どうしたの?」
志保「ごめんなさい…」
P「な、なんで謝るのさ…」
志保「私、プロデューサーさんが倒れたって聞いたとき、頭が真っ白になった…」
紗代子「もう!笑い事じゃ無いですよ!大体何ですか!ズボンの裾踏んずけて転んで気絶するとか…何かのギャグですか!」
P「このズボン、新調したばかりで裾合わせしてなかったんだよな。動きにくいったらありゃしない。」
志保「プロデューサー…」
P「ん?どうしたの?」
志保「ごめんなさい…」
P「な、なんで謝るのさ…」
志保「私、プロデューサーさんが倒れたって聞いたとき、頭が真っ白になった…」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 10:23:14.59 ID:dFfNgJD2o
志保「正直、私にはプロデューサーは必要無いって思ってた…、でも違ってたみたい。倒れたって聞いたとき、本当に悲しかった。
心が張り裂けて、深い闇に引きずり込まれるように、音の無い漆黒の宇宙に放り出されたみたいに…
だから、上手く言えないけれど、プロデューサーがやっぱり必要なんだなって、自分だけじゃなくみんなにとっても…」
P「…そうか」
美奈子「わ、私も…プロデューサーさんの身体の事考えずに、無理やり太らせようとして、ごめんなさい」
P「うん、うん…でもな、美奈子の料理さ、本当に美味しいから、お腹いっぱいでも食べれちゃうんだよな」
心が張り裂けて、深い闇に引きずり込まれるように、音の無い漆黒の宇宙に放り出されたみたいに…
だから、上手く言えないけれど、プロデューサーがやっぱり必要なんだなって、自分だけじゃなくみんなにとっても…」
P「…そうか」
美奈子「わ、私も…プロデューサーさんの身体の事考えずに、無理やり太らせようとして、ごめんなさい」
P「うん、うん…でもな、美奈子の料理さ、本当に美味しいから、お腹いっぱいでも食べれちゃうんだよな」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 10:32:01.67 ID:dFfNgJD2o
P「ちゃんとダイエットして、元の体型に戻ったら、また料理食べさせてくれよな」
美奈子「は、ハイ!」
P「志保、俺は志保の料理も食べたいからな!ちゃんと食べさせてくれよ」
志保「え、ええ?」
紗代子「な、なんかみんなズルイ!わ、私はプロデューサーさんの健康のため、野菜ジュースを用意しますから!」
奈緒「ほなわたしはたこ焼き、お好み焼きにするわ!」
未来「プロデューサーさん!食べきれないなら私が一緒に食べてあげますね!」
美奈子「は、ハイ!」
P「志保、俺は志保の料理も食べたいからな!ちゃんと食べさせてくれよ」
志保「え、ええ?」
紗代子「な、なんかみんなズルイ!わ、私はプロデューサーさんの健康のため、野菜ジュースを用意しますから!」
奈緒「ほなわたしはたこ焼き、お好み焼きにするわ!」
未来「プロデューサーさん!食べきれないなら私が一緒に食べてあげますね!」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/05(金) 10:42:12.90 ID:dFfNgJD2o
百合子「こうして、事件は幕を閉じた。わだかまりは消え去った。後は雪解けを待つようにプロデューサーさんの脂肪が無くなるのを待つばかりだった…」
美奈子「プロデューサーさん、痩せちゃう前にお腹さわらせてください」ブヨブヨブヨブヨ
志保「あ、私も」ブヨブヨブヨブヨ
紗代子「せっかくだから私も!」
未来「あ、ズルイです!なら私は二の腕!」
奈緒「しゃーない、顎で我慢しとくわ」
百合子「あ!みんな!私にもさわらせてください!」
P「うわぁ!や、やめろぉ!ひやぁぁぁ!」
おしまい
美奈子「プロデューサーさん、痩せちゃう前にお腹さわらせてください」ブヨブヨブヨブヨ
志保「あ、私も」ブヨブヨブヨブヨ
紗代子「せっかくだから私も!」
未来「あ、ズルイです!なら私は二の腕!」
奈緒「しゃーない、顎で我慢しとくわ」
百合子「あ!みんな!私にもさわらせてください!」
P「うわぁ!や、やめろぉ!ひやぁぁぁ!」
おしまい
転載元:【グリマス】紗代子「最近プロデューサーがだらしない体になった」【スマリグ】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372952334/
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