未央「え、どっち！？　私の事からかってるんですか！」」

楓「Yes, No !」

未央「どっちだよ……」

楓「こら！」

未央「え？」

楓「どっちどっちどっちどっちって、そのくらい自分で考えなさい！」

未央「メチャクチャだ……」

楓「あなた、不人気だからお客さんが来ないんでしょ」

未央「不人気言うな！　残念とか不憫とかよく言われるけど……」

楓「あなたは～可愛いも～ん　マット・デイモ～ン」

未央「マット・デイモン！？」

楓「ふてくされるのはやめようよ～　それ、にょわー！　にょわー！　Say !」

未央「にょ、にょわー」

楓「オーケー　にょわにょわ～　童話」

未央「！？」

楓「にょわにょわ～童話～　赤ずきんビール瓶」

楓「赤ずき～んビール瓶　ムーミン永眠」

未央「縁起悪いよ！」

楓「ムーミ～ン永み～ん　渋谷凛タンバリン　イェイ！」ｷﾒﾎﾟｰｽﾞ

未央「おぉぉ……って、感動してる場合じゃない、何なんです、渋谷凛タンバリンって」

楓「オーケー　渋谷凛タンバリン　レーニンスターリン」

楓「レーニ～ンスターリン　チェ・ゲバラ自腹」

楓「ゲバラ～自腹～　アナスタシア飯屋 Say !」

未央「セイじゃないですー！！　こっちは本気で悩んでるのに、ふざけないでくださいよ！」

楓「その意気よ」

未央「え？」

楓「今日のステージ、あなたのお友達が手作りの横断幕で応援していた。あなたもそこに感じるものはあったのでしょう？」

未央「それは……」

楓「本気で悩んでいるって今言ったわね。きちんと答えを出しなさい。ただし、応援してくれてる友達や仲間、あと一生懸命仕事をとったプロデューサーのことを考える」

未央「やっぱり楓さん、私を止めに」

楓「Yes, No !」

未央「どっちだよ！」

おわり